JP2016166081A - 粉粒体供給装置及びこれを用いたボイラシステム - Google Patents
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Abstract
Description
また、上記後者の粉粒体供給装置Kaにおいては、排出口103が底壁101に設けられるとともに、ブレード108を板バネで形成してその弾性力による振動や衝撃付与により、前者の粉粒体供給装置に比較して排出機能は改善されるが、収納容器100へ収納される粉粒体の量が多くなると、その荷重によって、ブレード108間に入り込んだ粉粒体の密度が高くなって、ブレード108が撓みにくくなってしまい、駆動部107にも負荷がかかり、必ずしも、所望の効果が得られないという問題があった。そのため、収納容器100に収納する粉粒体の容量も制限されてしまう。
この場合、必要に応じ、上記回転盤上に、上記中心軸上に頂点を有する円錐面を有した笠部材を設け、上記暖気供給手段を、上記笠部材の下部に形成した中空部と、上記回転盤に設けられ上記中空部に連通する暖気の供給口と、上記笠部材に形成され中空部に供給された暖気を吹き出す吹出口と、上記収納容器の底壁に形成され暖気源から上記供給口に暖気を導入する導入口とを備えて構成している。笠部材の吹出口から暖気を吹き出すので、笠部材は回転盤とともに回転することから、暖気が粉粒体に満遍なく当たるようになり、乾燥ムラを低減することができる。
上記燃焼装置を、建屋に収納して該建屋ごとクレーンで搬送可能にし、
上記粉粒体供給装置を、上記の粉粒体供給装置で構成するとともにクレーンで搬送可能にし、
上記燃焼装置を収納した建屋及び粉粒体供給装置の収納容器を夫々クレーンで搬送して互いに隣接して設置し、該燃焼装置の燃焼炉に粉粒体を供給できるように上記のコンベアを設置した構成としている。
図1及び図2に示すように、実施の形態に係るボイラシステムSは、例えば本願出願人が先に提案し特許第4725712号公報に掲載されたシステムと原理的には共通し、木質チップ(木材チップ)からなる粉粒体Wを固形燃料として間欠的に供給し、これを燃焼させて熱を取り出すものであり、粉粒体Wを燃焼する燃焼炉2,燃焼炉2で生成される燃焼ガスと水との熱交換を行なう熱交換部3,燃焼炉2及び熱交換部3の制御を行なう制御部4を備えた燃焼装置1と、燃焼装置1の燃焼炉2に粉粒体Wを供給する実施の形態に係る粉粒体供給装置Kとを備えている。
更にまた、ブレード30の基端部31は、中心軸Pと平行な軸線を有した回動軸32を中心に回動可能なので、ブレード30の一般部30aの弾性変形のほかに、ブレード30自身が回動により動くことができ、それだけ、自由度が増し、回転を円滑に行わせることができる。また、回動によりブレード30の基端サイド部分38の基端側が回転盤22の円周側面22aに当接するので、この当接部位でブレード30が支持されて湾曲変形することから、支持が確実になる。
K 粉粒体供給装置
W 粉粒体
1 燃焼装置
2 燃焼炉
3 熱交換部
4 制御部
5 建屋
10 収納容器
11 底壁
11a 底壁内面
12 側壁
12a 側壁内面
15 排出口
15a 一端
20 回転移動体
21 回転駆動部
P 中心軸
22 回転盤
22a 円周側面
22b 上面
23 回転軸
27 笠部材
30 ブレード
30a 一般部
31 基端部
31a 管部材
31b 取付板
32 回動軸
34 突起
38 基端サイド部分
39 フランジ
e 空間
40 傾斜部材
50 暖気供給手段
51 中空部
52 供給口
53 吹出口
54 導入口
55 覆い板
60 コンベア
61 受部
Claims (13)
- 底壁及び側壁を有し粉粒体を収納するとともに上記底壁の中央部よりも上記側壁側に粉粒体を排出する排出口を形成した収納容器と、該収納容器の底壁内面に回転可能に設けられ該底壁内面上の粉粒体を上記排出口へ向けて移動させる回転移動体と、該回転移動体を回転駆動する回転駆動部とを備え、上記回転移動体を、上記収納容器の底壁内面の中央部に設けられ該底壁内面に直交する方向に沿う中心軸を中心に回転させられる回転盤と、該回転盤に基端部が支持され先端側が上記側壁側へ向けて延び該回転盤の回転によって上記排出口上を通過する複数のブレードとを備えて構成した粉粒体供給装置において、
上記ブレードの全部若しくは該ブレードの少なくとも基端部より先端側を板バネで形成し、上記回転盤に、上記ブレードの基端から所要長さ外側の基端サイド部分を上側から覆うフランジを設け、該フランジの下側に空間を形成したことを特徴とする粉粒体供給装置。 - 上記排出口を、上から見て、該排出口の上記回転盤側の一端側が、フランジに重なるように形成したことを特徴とする請求項1記載の粉粒体供給装置。
- 上記回転盤を、上記側壁内面に対面する円周側面を備えて構成し、上記ブレードを、所定幅(h)及び所定長さ(L)を有し幅方向下縁が上記底壁内面に対峙する細長い板状に形成し、該ブレードの長さ方向が上記回転盤の円周側面の接線方向に略沿うよう該ブレードの基端部を該回転盤の円周側面に取付けたことを特徴とする請求項1または2記載の粉粒体供給装置。
- 上記ブレードを、上記回転盤に対して等間隔で設けたことを特徴とする請求項3記載の粉粒体供給装置。
- 上記ブレードの基端部を、上記中心軸と平行な軸線を有した回動軸を中心に回動可能に上記回転盤の円周側面に支持し、回動により該ブレードの基端サイド部分の基端側が回転盤の側面に当接可能にしたことを特徴とする請求項3または4記載の粉粒体供給装置。
- 上記回転盤上に、上記中心軸上に頂点を有する円錐面を有した笠部材を設けたことを特徴とする請求項1乃至5何れかに記載の粉粒体供給装置。
- 上記収納容器を、矩形状の底壁及び該底壁の各辺から立設される4つの側壁とで矩形箱状に形成し、上記底壁内面を、上から見て、上記ブレードが最長のときの該ブレードの先端で形成され上記中心軸を中心とした回転軌跡円の直径よりも大きな一辺を有した矩形状に形成し、上記側壁内面を上記底壁内面の外周縁から立設される矩形筒状に形成したことを特徴とする請求項1乃至6何れかに記載の粉粒体供給装置。
- 上記側壁内面の底壁内面側のコーナー部に、該側壁内面に連続し上記回転軌跡円に向けて傾斜する傾斜内面を有した傾斜部材を設けたことを特徴とする請求項7記載の粉粒体供給装置。
- 上記収納容器内に暖気を供給する暖気供給手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至8何れかに記載の粉粒体供給装置。
- 上記回転盤上に、上記中心軸上に頂点を有する円錐面を有した笠部材を設け、上記暖気供給手段を、上記笠部材の下部に形成した中空部と、上記回転盤に設けられ上記中空部に連通する暖気の供給口と、上記笠部材に形成され中空部に供給された暖気を吹き出す吹出口と、上記収納容器の底壁に形成され暖気源から上記供給口に暖気を導入する導入口とを備えて構成したことを特徴とする請求項9記載の粉粒体供給装置。
- 上記収納容器の底壁に、該収納容器を地面に支持する脚部を設け、上記底壁の下側に上記排出口から排出される粉粒体を受ける受部を有し該受部で受けられた粉粒体を搬送駆動部で駆動して搬送するコンベアを付設したことを特徴とする請求項1乃至10何れかに記載の粉粒体供給装置。
- 上記回転駆動部及び搬送駆動部の始動及び停止を制御する制御部を備え、該制御部は、搬送駆動部の始動の後、所定時間遅れて回転駆動部を始動し、回転駆動部の停止の後、所定時間遅れて搬送駆動部を停止することを特徴とする請求項11記載の粉粒体供給装置。
- 固形燃料としての粉粒体を燃焼する燃焼炉,該燃焼炉で生成される燃焼ガスと水との熱交換を行なう熱交換部,該燃焼炉及び熱交換部の制御を行なう制御部を備えた燃焼装置と、該燃焼装置の燃焼炉に粉粒体を供給する粉粒体供給装置とを備えたボイラシステムにおいて、
上記燃焼装置を、建屋に収納して該建屋ごとクレーンで搬送可能にし、
上記粉粒体供給装置を、上記請求項1乃至10何れかに記載の粉粒体供給装置で構成するとともにクレーンで搬送可能にし、
上記燃焼装置を収納した建屋及び粉粒体供給装置の収納容器を夫々クレーンで搬送して互いに隣接して設置し、該燃焼装置の燃焼炉に粉粒体を供給できるように上記請求項11または12記載のコンベアを設置したことを特徴とするボイラシステム。
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JP2015047200A JP2016166081A (ja) | 2015-03-10 | 2015-03-10 | 粉粒体供給装置及びこれを用いたボイラシステム |
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- 2015-03-10 JP JP2015047200A patent/JP2016166081A/ja active Pending
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