JP2016160583A - ウオータータイトトンネル工事における鉄筋の固定具 - Google Patents

ウオータータイトトンネル工事における鉄筋の固定具 Download PDF

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善史 粂田
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Abstract

【課題】ウオータータイトトンネル工事において支保工を用いることなく鉄筋を固定するための鉄筋の固定具を提供する。【解決手段】板状体11の一面11aには接着手段13を備えさせ、板状体には雌ねじ部15を設け、雌ねじ部に棒状体17の一端17aを螺合させることにより棒状体を板状体の他面11bに立設し、棒状体には筒状体19を遊嵌し、筒状体の壁部19aには壁部を内外に貫く透孔を形成し、筒状体の外面には雌ねじ体を透孔に連通させた状態で固定し、雌ねじ体には頭部を備えたボルトを螺嵌し、ボルトを締め付けることにより筒状体を棒状体に固定するようにしてなり、板状体の一面を接着手段により防水シートに接着し、ボルトに鉄筋を固定手段により固定するようにしたウオータータイトトンネル工事における鉄筋の固定具。【選択図】図1

Description

本発明は、ウオータータイトトンネル工事における鉄筋の固定具に関するものである。
ウオータータイトトンネル工事においては、一例として、特開2010−24667号公報に示すように、掘削したトンネルの地山1の内面にコンクリートよりなる一次覆工3を形成し、該一次覆工3の内面に緩衝材5を介して防水シート7を敷設し、該防水シート7の内面に鉄筋を組んでコンクリートを打設してなる二次覆工9を形成している。図5参照。
このようなウオータータイトトンネル工事においては、防水シートにたわみが生じ、該防水シートの内面に組まれた段取り筋、補強筋等の鉄筋が不安定になりやすいため、該鉄筋を固定するために該防水シートの内面に支保工が等間隔で配設される。
特開2010−24667号公報
しかるに、鉄筋を固定するために防水シートの内面に支保工を等間隔で配設する場合には、該支保工に鉄筋を溶接ないし結束線により固定する必要があり、支保工の配設に要する人件費、及び支保工の材料費等が嵩むという問題がある。
本発明は、上記従来の技術におけるこのような問題を解決し、支保工を用いることなく鉄筋を固定するための鉄筋の固定具を提供しようとしてなされたものである。
上記課題を解決するために、本発明は、下記の鉄筋の固定具を提供するものである。
(1)板状体の一面には接着手段を備えさせ、該板状体には雌ねじ部を設け、該雌ねじ部に棒状体の一端を螺合させることにより該棒状体を該板状体の他面に立設し、該棒状体には筒状体を遊嵌し、該筒状体の壁部には該壁部を内外に貫く透孔を形成し、該筒状体の外面には雌ねじ体を該透孔に連通させた状態で固定し、該雌ねじ体には頭部を備えたボルトを螺嵌し、該ボルトを締め付けることにより該筒状体を該棒状体に固定するようにしてなり、
前記板状体の一面を前記接着手段により防水シートに接着し、前記ボルトに鉄筋を固定手段により固定するようにしたことを特徴とするウオータータイトトンネル工事における鉄筋の固定具(請求項1)。
(2)前記雌ねじ部は前記板状体の他面に備えさせたナットである(請求項2)。
本発明による鉄筋の固定具によれば、板状体の一面を接着手段により防水シートに接着し、該防水シートの内面の鉄筋を該固定具のボルトに固定手段により固定するようにしているため、ウオータータイトトンネル工事において支保工を配設する必要がない。したがって、支保工の配設作業に要する人件費、及び支保工の材料費等が不要になる。
鉄筋の固定具における棒状体は、板状体に設けた雌ねじ部に該棒状体の一端を螺合させることにより該板状体に立設させるようにしているため、該棒状体は該板状体と分離した状態で容易に保管、運搬することができ、工事現場で該棒状体を該板状体に容易に立設させることができる。
図1は、本発明による鉄筋の固定具の一例を示す斜視図である。 図2は、鉄筋の固定具の使用状態の一例を拡大して示す正面図である。 図3は、鉄筋の固定具の使用状態を示す別の正面図である。 図4は、筒状体と雌ねじ体とを示す断面図である。 図5は、ウオータータイトトンネルの一部を示す断面図である。
ウオータータイトトンネル工事においては、前述の如く、一例として図5に示すように、掘削したトンネルの地山1の内面にコンクリートよりなる一次覆工3を形成し、該一次覆工3の内面に緩衝材5を介して防水シート7を敷設し、該防水シート7の内面に鉄筋を組んでコンクリートを打設してなる二次覆工9を形成している。
次に、本発明による鉄筋の固定具について説明する。
符号11に示すものは板状体である。板状体11は、図1に示す事例においては、平面視略円形状であるが、平面視略正方形状、長方形状、楕円形状、多角形状等いかなる形状を備えたものであっても差し支えない。
板状体11の一面11aには接着手段13を備えさせる。接着手段13としては、一例として、両面接着シートを用いる。
板状体11には雌ねじ部15を備えさせる。雌ねじ部15は、一例として、ナットとし、該ナットを板状体11の他面11bに溶接等により固着する。
雌ねじ部15に棒状体17の一端17aを螺合させることにより該棒状体17を該板状体11の他面11bに立設する。すなわち、棒状体17は、少なくともその一端17aに雌ねじ部15の雌ねじ15aに対応する雄ねじ17bを備えている。図示の事例においては、棒状体17は、その一端17aのみならず、その全長にわたって雄ねじ17bを備えている。
棒状体17には筒状体19を遊嵌する。該筒状体19の壁部19aには該壁部19aを内外に貫く透孔21を形成する。該筒状体19の外面には雌ねじ23aを備えた雌ねじ体23を該透孔21に連通させた状態で固定する。該雌ねじ体23には頭部25aを備えたボルト25を螺嵌し、該ボルト25を締め付けることにより該筒状体19を棒状体17に固定するようにしてなす。
前記板状体11の一面11aを接着手段13により防水シート7に接着し、前記ボルト25に段取り筋、補強筋等の鉄筋27を固定手段29により固定する。該固定手段29としては、例えば、適宜の固定具、ワイヤ等が用いられる。
1 地山
3 一次覆工
5 緩衝材
7 防水シート
9 二次覆工
11 板状体
11a 一面
11b 他面
13 接着手段
15 雌ねじ部
15a 雌ねじ
17 棒状体
17a 一端
17b 雄ねじ
19 筒状体
19a 壁部
21 透孔
23 雌ねじ体
23a 雌ねじ
25 ボルト
25a 頭部
27 鉄筋
29 固定手段

Claims (2)

  1. 板状体の一面には接着手段を備えさせ、該板状体には雌ねじ部を設け、該雌ねじ部に棒状体の一端を螺合させることにより該棒状体を該板状体の他面に立設し、該棒状体には筒状体を遊嵌し、該筒状体の壁部には該壁部を内外に貫く透孔を形成し、該筒状体の外面には雌ねじ体を該透孔に連通させた状態で固定し、該雌ねじ体には頭部を備えたボルトを螺嵌し、該ボルトを締め付けることにより該筒状体を該棒状体に固定するようにしてなり、
    前記板状体の一面を前記接着手段により防水シートに接着し、前記ボルトに鉄筋を固定手段により固定するようにしたことを特徴とするウオータータイトトンネル工事における鉄筋の固定具。
  2. 前記雌ねじ部は前記板状体の他面に備えさせたナットであることを特徴とする請求項1に記載のウオータータイトトンネル工事における鉄筋の固定具。
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