JP2016158090A - ネットワーク監視システムおよびネットワーク監視方法 - Google Patents

ネットワーク監視システムおよびネットワーク監視方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016158090A
JP2016158090A JP2015034238A JP2015034238A JP2016158090A JP 2016158090 A JP2016158090 A JP 2016158090A JP 2015034238 A JP2015034238 A JP 2015034238A JP 2015034238 A JP2015034238 A JP 2015034238A JP 2016158090 A JP2016158090 A JP 2016158090A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
network
monitoring
network monitoring
monitored
devices
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015034238A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6503780B2 (ja
Inventor
利和 安藤
Toshikazu Ando
利和 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2015034238A priority Critical patent/JP6503780B2/ja
Publication of JP2016158090A publication Critical patent/JP2016158090A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6503780B2 publication Critical patent/JP6503780B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】 専用の装置を用いることなく、ネットワーク監視装置、ネットワーク、及びネットワーク装置に障害が発生しても定期監視を継続的に行うためにネットワーク監視装置を冗長化する。【解決手段】 複数のネットワーク装置を監視する複数のネットワーク監視装置を備えたネットワーク監視システムにおいて、ネットワーク監視装置は、監視するネットワーク装置を単位時間ごとに変更するよう制御する。【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワーク監視システムおよびネットワーク監視方法に関し、特に、ネットワーク監視システムおよびネットワーク監視方法の定期監視の冗長化に関する。
近年、ネットワーク装置の機能は多岐に渡り、また、ネットワーク装置の台数やネットワーク装置が管理する部位、さらには部位内での障害種類等、定期監視する内容は拡大する一方である。そのネットワーク装置を監視するネットワーク監視装置は、定期的、継続的、安全に保守を行うことが要求されている。
そのため、ネットワーク監視システムは、ネットワーク監視装置を複数台用意してネットワーク装置を監視するように考えられたが、複数台同時にネットワーク装置へのアクセスを行えばネットワーク装置に掛かる負荷が増大するという課題がある。したがって、ネットワーク監視装置からのネットワーク装置への定期監視は、特定の1台のネットワーク監視装置から行う必要があるが、特定のネットワーク監視装置とネットワーク装置を紐付けして監視させてしまうと、そのネットワーク監視装置に問題があった場合に救済を図れないという課題があった。また、紐付を行わず特定ネットワーク監視装置から交互にネットワーク装置を定期監視させると、ネットワーク監視装置が故障した場合の救済方法や処理能力に応じた定期監視の割り振りが煩雑になるという課題があった。
上記に関連する技術として、特許文献1には、複数の監視サーバのいずれかが停止したときにも、監視処理を停止した監視サーバが監視対象としていたネットワークエレメントの監視を途切れさせずに監視を続ける手法が記載されている。これは、監視対象を監視する複数の監視サーバは、複数のネットワークエレメントから自身の監視対象のネットワークエレメントを抽出する割り振り情報を受信して、割り振り情報に応じた監視対象のネットワークエレメントを監視する技術である。複数の監視サーバに接続された管理サーバは、複数の監視サーバのうち、いずれかの監視サーバによる監視処理が停止したことを検知すると、監視処理を停止した監視サーバ以外の監視サーバに、監視処理を停止した監視サーバが監視対象としていたネットワークエレメントを含むネットワークエレメントを監視対象として抽出する割り振り情報を送信している。
また、特許文献2には、適切なネットワーク監視を行えるネットワーク監視形態決定装置を提供するため、装置は回線1を通して複数の監視ノードにより監視される複数の被監視ノードを備え、各被監視ノードは自被監視ノード番号を各監視ノードに送信する送信手段を備える技術が示されている。また、中継回数算出手段は、送信手段からの自被監視ノード番号に基づき各監視ノード毎に各監視ノードから各被監視ノードまでに中継すべき被監視ノードの中継回数を算出し、監視形態決定手段は、各監視ノード間で同一の被監視ノードに対する中継回数同士を比較し中継回数が最小となる監視ノードに、その被監視ノードを分担するよう監視形態を決定する技術が示されている。
特開2010−087834号公報 特開平07−087088号公報
しかしながら、特許文献1は、予め定められた割り振り条件に応じた監視対象を監視するため、監視装置の処理能力に差がある場合には、監視装置の処理の進展に偏りが出てくるという課題があった。
また、特許文献2は、中継回数を算出する手段を有するネットワーク監視形態決定装置を用いて監視形態を決定するため、ネットワーク監視形態決定装置が必要になる、という課題があった。
本発明の目的は、この点を鑑みたものであり、専用の装置を用いることなく、ネットワーク監視装置、ネットワーク、及びネットワーク装置に障害が発生しても定期監視を継続的に行うためにネットワーク監視装置を冗長化することにある。
本発明では、上記課題を解決するために、複数のネットワーク装置を監視する複数のネットワーク監視装置を備えたネットワーク監視システムにおいて、ネットワーク監視装置は、監視するネットワーク装置を単位時間ごとに変更するよう制御することを特徴としている。
また、本発明では、複数のネットワーク装置を監視する複数のネットワーク監視装置を備えたネットワーク監視システムのネットワーク監視方法において、ネットワーク監視装置は、監視するネットワーク装置を単位時間ごとに変更するよう制御するステップを有することを特徴としている。
本発明によれば、専用の装置を用いることなく、ネットワーク監視装置、ネットワーク、および、ネットワーク装置に障害が発生しても定期監視を継続的に行うためにネットワーク監視装置を冗長化することが可能となる。
本発明の実施の形態におけるネットワーク監視システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態におけるネットワーク監視システムの動作を説明するシーケンスチャートである。 本発明の実施の形態における対象ネットワーク装置とその装置に対して実施すべき定期監視内容の例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるネットワーク監視装置の情報を示す図である。 本発明の実施の形態におけるネットワーク監視装置の状態を示す図である。 本発明の実施の形態における自身のネットワーク監視装置が監視できなかったネットワーク装置のリストを示す図である。 本発明の実施の形態における残時間が0となった定期監視項目がどのネットワーク監視装置で処理されるべきかを示す図である。 本発明の実施の形態におけるネットワーク装置が自ネットワーク監視装置からアクセスできた場合に作成する、救済を行うための図である。 本発明の実施の形態における動作を示すフローチャートである。 本発明における1つのネットワーク監視システムの構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1を用いて、本発明の実施形態の構成を説明する。図1は、実施形態におけるネットワーク監視システムの構成を示すブロック図である。
図1において、ネットワーク監視システム100は、複数のネットワーク監視装置と複数のネットワーク装置で構成されている。
ネットワーク1は、ネットワーク監視装置同士が互いに監視可能に接続されているネットワークである。すなわち、1番目のネットワーク監視装置2、2番目のネットワーク監視装置3、そして、n番目のネットワーク監視装置4まで監視している。5は、ネットワーク監視装置からネットワーク装置を監視するためのネットワークであって、それぞれのネットワーク監視装置から1番目のネットワーク装置8を監視するためのネットワークである。6は、ネットワーク監視装置からネットワーク装置を監視するためのネットワークであって、それぞれのネットワーク監視装置から2番目のネットワーク装置9を監視するためのネットワークである。7は、ネットワーク監視装置からネットワーク装置を監視するためのネットワークであって、それぞれのネットワーク監視装置からm番目のネットワーク装置10を監視するためのネットワークである。
このように、それぞれのネットワーク監視装置が、すべてのネットワーク装置を監視できるように接続されている。
次に、図2〜図8を用いて、本実施形態の構成を詳細に説明する。
図2は、本実施形態のネットワーク監視システムをシーケンスチャートとして表したものである。図2のうち図1と同じ構成のものは、同じ番号を付している。
保守者21は、定期監視を行うため、ネットワーク監視装置に対して指示28を行う。指示28は、1番目のネットワーク監視装置2、2番目のネットワーク監視装置3、・・・、n番目のネットワーク監視装置4までに対してネットワーク5、6、7に関する定期監視を行わせる指示を出す動作を示している。ここでは、後述する図3に示す定期監視する対象のネットワーク装置のリストと、図4に示すネットワーク監視装置の全てのリスト、および、定期監視の開始点t0の情報を展開する。開始点t0の情報以外はあらかじめ設定しておいても良い。
なお、開始点t0は、保守者21が、指示28を行った後の時刻を指定する。また、本実施形態では、ネットワーク監視装置の間で同時刻に処理を行うため時刻同期をする。時刻同期は、たとえばNTP(Network Time Protocol)を使用することが考えられるが、どのような方法でも時刻の同期が取れれば良い。
監視動作29は、ネットワーク監視装置2、3、・・・、4の間での死活を相互に監視する動作を示している。監視は、監視周期の最小単位である時間t以内に定期的に行ない、各ネットワーク監視装置のいずれかの死活に変更があった場合は、図5の(2)のネットワーク監視装置の生存可否情報を生存から停止または停止から生存に更新する。
図5は、ネットワーク監視装置の状態を示すリストである。この図5は、監視の都度に生成しても良いし、あらかじめ生成しておき、監視して得た生存可否状態に合わせて変更する形式としてもよい。この情報は、時間t毎に判定されて定期監視を行うネットワーク監視装置を確定するために使用される。死活監視は、たとえばUDP(User Datagram Protocol)のブロードキャストによる生存情報の一斉配布などが考えられるが、どのような方法でも死活を監視できれば良い。
また、監視動作29では、後述する図6に示すネットワーク監視装置が監視できなかった装置情報のリストを広告する。この広告を使ってネットワーク監視装置の生存状態の判定を行っても良い。広告とは、本明細書においては、同報通知と同様の意味である。ネットワーク監視装置が監視できない場合は、例えば、あるネットワーク監視装置が監視しようとするネットワーク装置との間で断線しているような場合である。
監視動作30は、時刻t0における、監視すべきネットワーク装置を決定し、定期監視を行う動作を示している。この内部動作の詳細は後述する図9の実施形態の動作を示すフローチャートに示す。監視動作31は、時刻t1における、監視すべきネットワーク装置を決定し、定期監視を行う動作を示している。この内部動作の詳細は後述する図9の実施形態の動作を示すフローチャートに示す。監視動作32は、時刻txにおける、監視すべきネットワーク装置を決定し、定期監視を行う動作を示している。この内部動作の詳細は後述する図9の実施形態の動作を示すフローチャートに示す。
図3は、対象ネットワーク装置とその装置に対して実施すべき定期監視の内容の例を示している。全てのネットワーク監視装置は、同じ図3の情報を共有している。
図3の(1)は、固定で割り振られた何番目の処理かを示す番号である。数値は1以上の整数である。ここでは処理内容iまで存在するとする。
図3の(2)は、定期監視の対象とすべきネットワーク装置情報である。たとえばネットワーク装置のIP(Internet Protocol)アドレスである。
図3の(3)は、定期監視する処置内容である。たとえば、障害情報の収集、特定コマンドの実行、パケットの廃棄率などの正常情報の収集、構成変更状態の収集などである。1台のネットワーク装置について、N_3_cとN_3_dのように、複数の定期監視の内容が設定できる。
図3の(4)は、処理重みである。1より大きくネットワーク監視装置より少ない整数を設定する。処理重みとは、監視項目の処理の最小単位を1としたときに、それの何倍重いのかを示す数値である。例えば、1回の監視項目の処理でOKとするところを2回同じ処理をしないとOKとしない場合に処理重み2とする。
図3の(5)は、収集周期である。最小時間単位であるtの何倍であるかで示す。
図3の(6)は、残時間である。時間tを経過するごとに、1t減算する。残時間が0になった場合は、定期監視処理を対象のネットワーク装置に対して、(3)の定期監視処理内容に沿って行なう。初期時刻は時間的に分散されるよう、保守者21が、指示28の要求を行う時に、1tから(5)の収集周期以内の時間に設定する。残時間が0になった処理は定期監視が行われ、定期監視終了後、再び収集周期を加算する。
図4は、ネットワーク監視装置の情報を示す。全てのネットワーク監視装置で同じ情報を有している。
図4の(1)は、固定で割り振られた何番目のネットワーク監視装置かを示す番号である。数値は1以上の整数である。ここでは、n台目まで存在するとする。
図4の(2)は、ネットワーク監視装置情報である。たとえばネットワーク監視装置と接続するためのIPアドレスなどである。
図4の(3)は、それぞれのネットワーク監視装置の処理能力を示す。数値は、1以上の整数である。
図5は、ネットワーク監視装置の状態を示すリストである。この図5は、監視の都度に生成しても良いし、あらかじめ生成しておき、生存可否状態に合わせて選択する形式としてもよい。
図5の(1)は、図4の(1)と連結するための図4の(1)と同じ、固定で割り振られた何番目のネットワーク監視装置かを示す番号である。
図5の(2)は、ネットワーク監視装置の生存可否情報である。図2の監視動作29の処理で死活監視情報が更新される。
図5の(3)は、重みを付けたインデックスの範囲番号である。この値は、後述する図7の(2)で示すインデックス番号が振られた場合に、どのネットワーク監視装置でその処理を行えば良いかどうかを示す範囲を表す。このインデックス範囲番号は、ネットワーク監視装置が停止している場合は付与を行わない。インデックス範囲番号の先頭つまりその処理を行うネットワーク監視装置が複数あるとして最も若いインデックス番号は、0≦インデックス番号<図4の(3)の処理能力加算値となり、次以降は付与されている上の欄の重み付きインデックス範囲の最大値≦インデックス番号<設定しようとしているネットワーク監視装置の番号に対応する図4(3)の処理能力値となる。
なお、全ネットワーク監視装置の生存可否が分かると、生存するネットワーク監視装置の全処理能力を計算することができる。この値を本実施形態では、wwとする。wwは、1以上の整数である。全てのネットワーク監視装置が生存している場合、wwの値は(W_1+W2+W3+・・・W_n)となる。この値は図7で使用する。
すなわち、本実施形態では、単位時間毎に適当な計算式で対象装置に番号を割り振り、その番号が割り当った監視装置が対象装置を単位時間で監視する。割り振られた番号が、インデックス番号で、監視装置の割り当てがインデックス範囲となる。
図6は、監視を割り振られたネットワーク監視装置が監視できなかったネットワーク装置のリストである。ネットワーク監視装置が、監視できないネットワーク装置を検出した場合、図2の監視動作29で他のネットワーク監視装置に広告する。この図6は、他ネットワーク監視装置からの情報を集約して加工され、図8を作成するために使用する。
図6の(1)は、ネットワーク監視装置の情報を示す。たとえば自身のIPアドレスである。
図6の(2)は、監視を割り振られたネットワーク監視装置がアクセスできなかったネットワーク装置の情報を示す。たとえば、アクセスできなかったネットワーク装置のIPアドレスである。
図7は、周期t毎に生成される、図3の(6)の残時間が0となった定期監視項目がどのネットワーク監視装置で処理されるべきかを示したリストである。つまりそのネットワーク装置の監視にどのネットワーク監視装置を割り振るかを指定するリストである。
図7の(1)は、図3の(6)の残時間が0となっている処理のリストである。
図7の(2)は、インデックス番号である。前項目のインデックス番号に前項目の図3(4)の処理重みを加算した数値に、図4で前述の全ネットワーク監視装置の処理能力wwで除算した余値とする。最初の項目のインデックス番号は、k(tx)を処理能力wwで除した余値とする。この余値は、modを用いて表している。ここで、txは時間経過(x=0以上の整数)、k()は非線形となる分散された数値を出力する0以上の整数とする。これは、ネットワーク監視装置がなるべく異なったネットワーク装置を監視するためで、この処理を線形値で行うと同一のネットワーク監視装置が同一のネットワーク装置を監視するパターンができるためである。k()は、たとえばx値に処理能力wwより大きな素数を乗算したものとすることが考えられるが、分散された非線形の値が得られるのであればどのような計算式を用いても良い。最初に指定したインデックス番号のネットワーク監視装置が起点となって、監視する前記ネットワーク装置を単位時間毎に変更する。
ここで線形となる値、たとえばtxと同じ値を与えることもできるが、その場合、ネットワーク監視装置が監視するネットワーク装置が固定的になる場合がある。たとえば、収集周期が4tで、ネットワーク監視装置が4台、かつ、ネットワーク監視装置の処理能力が同等の場合、図5の(3)で示される値範囲で掲載された対象ネットワーク監視装置が必ず同じになってしまう。上記のような場合、収集周期を必ずtにするなど留意する。これは、特定のネットワーク監視装置と特定のネットワーク装置間の監視ができなくなっている場合に救済を図るためである。
図7の(3)は、図7の(2)に設定したインデックス番号に、図5の(3)で示されるインデックス範囲から計算された対象ネットワーク監視装置情報を設定する。このネットワーク監視装置情報と同じ情報を持つネットワーク監視装置が、図7の(1)に示されるネットワーク装置へ定期監視を行う。このとき、図6のネットワーク監視装置がアクセスできなかったネットワーク装置に対して、アクセスを行って成功した場合、図8を更新する。
図8は、周期t毎に更新されて割り振られたネットワーク監視装置が、図6で示されたネットワーク装置にアクセスできた場合に作成する、救済を行うためのリストである。
図8(1)は、図6(1)で得られたネットワーク監視装置情報のリストである。このリストには、1〜複数台のネットワーク監視装置が含まれる。
図8の(2)は、図6の(2)で得られたネットワーク監視装置のリストで監視ができなかった定期監視不能なネットワーク装置情報である。ただし、割り振られたネットワーク監視装置から監視が行えなかったネットワーク装置は登録を行わない。
図8の(3)は、図7の(1)の定期監視動作を示す(図3の残時間が0になった処理)。ただし、図7の(3)の対象ネットワーク監視装置情報に、図8の(1)で作られたネットワーク情報が含まれない場合は登録を行わない。1つのネットワーク監視装置情報のリストには、複数の番号が設定され複数行になることもある。
図8の(4)は、インデックス番号である。図8の(1)の装置のリスト毎にインデックス番号は、図7の(2)と同じ手法で設定される。初期値は、図7の(2)と同じk(tx)をwwで除算した余値であり、ネットワーク監視装置情報のリストの内容が変わることにインデックス番号は初期値に戻る。ここで、ww値は生存するネットワーク監視装置情報の図4の(3)処理能力の合計値だが、さらにネットワーク監視装置情報のリスト値を減算する。
図8の(5)は、対象装置インデックス番号から求められる対象ネットワーク監視装置情報である。ここでは、図5の(3)の重み付きインデックス範囲を使わず、図5の(2)の生存可否情報にさらに、図8の(1)のネットワーク監視装置情報のリストに上がっているネットワーク監視装置が停止しているものとして再計算した重み付きインデックス範囲情報を使用する。
図2、図3、図5、図7〜図9を用いて、本願の実施形態の動作を説明する。
図9は、実施形態の動作として、図2の監視動作30〜32の動作を示すフローチャートである。
図2において、開始点t0で、定期監視を開始すると、まず、図3の残時間の項目において、1t分だけ減算を行って0になる項目を検出する(S101)。残時間で0になる項目をリストアップして、並べて他の項目を設定し、図7つまり残時間が0となった定期監視項目がどのネットワーク監視装置で処理されるべきかを示したリストを作成する(S102)。
図5の(2)のネットワーク監視装置の生存可否状態から、図5の(3)の重み付きインデックスの範囲を設定する(S103)。この図5は、監視の都度に生成しても良いし、あらかじめ生成しておき生存可否状態に合わせて選択する形式としてもよい。
図7の残時間で0になる項目と、図3の(4)の処理重み、時刻tx、を元に、図7の(2)のインデックス番号を付与する(S104)。図7(2)に設定された内容と、図5の(3)で設定された重み付きインデックス範囲から、図7の(3)の対象ネットワーク監視装置情報を設定する(S105)。図7の(3)の対象ネットワーク監視装置情報が、自ネットワーク監視装置である場合に、対象ネットワーク装置に定期監視を行わせる(S106)。ここで、図6にある定期監視不能と広告したネットワーク装置については、定期監視は行わず死活を監視するのみとする。これは、図8で述べたように、別のネットワーク監視装置が、該当ネットワーク装置を監視することがあるためである。
図2の監視動作29で得た各ネットワーク監視装置からの定期監視不能なネットワーク装置の情報(図6の情報)を元に、図8のネットワーク監視装置情報、定期監視不能なネットワーク装置情報を設定する(S107)。ただし、自ネットワーク監視装置からも監視出来ない場合はリスト上には載せないこととする。
図8の定期監視不能なネットワーク装置情報と図7の残時間が0になった項目の情報から図8の(3)の残時間が0になった項目の情報を設定する(S108)。ただし、図7の(3)が、図8の(1)のネットワーク監視装置情報のリストに含まれる場合はリスト上には載せないこととする。このとき図8の(1)、(2)の設定行は複数になる場合がある。
図8の(3)の残時間が0になった項目の情報から図8の(4)のインデックス番号を設定する(S109)。
図8の(4)の情報から、図8の(5)の対象ネットワーク監視装置を設定する(S110)。
図8の(5)の対象ネットワーク監視装置が自ネットワーク監視装置である場合に、対象ネットワーク装置に定期監視を行わせる(S111)。
次周期のために、図3の(6)の残時間が0になる項目に、図3の(5)の収集周期の時間を加算する(S112)。
以上のように、本実施形態では、所定の周期により、ネットワーク監視装置の処理能力や、ネットワーク装置の監視内容の重みを調べ、調べた結果に応じて、各ネットワーク監視装置に対し、監視するネットワーク装置を変更(決定)することができる。そのため仮に複数のネットワーク監視装置の間で処理能力に差があっても、特定のネットワーク監視装置に処理が偏るのを緩和できる。さらに、あるネットワーク監視装置からの監視ができないネットワーク装置がある場合、他のネットワーク監視装置にこのネットワーク装置の監視を行わせ、監視が可能な場合、監視のできなかったネットワーク監視装置を除外して、各ネットワーク監視装置に対して監視するネットワーク装置を再決定することができる。
図10は、1つのネットワーク監視システムの場合の構成を示すブロック図である。
本発明の実施形態では複数のネットワークから構成されているが、図10においては、1つのネットワーク204で構成している。
ネットワーク監視システム200は、1つのネットワーク構成であって、1番目のネットワーク監視装置201、2番目のネットワーク監視装置202、・・・、n番目のネットワーク監視装置を有している。また、1番目のネットワーク装置205、2番目のネットワーク装置206、・・・、m番目のネットワーク装置207を有している。そして、複数のネットワーク監視装置から複数のネットワーク装置を監視するために、ネットワーク204で接続されている。
この場合、あるネットワーク監視装置は監視できるが別のネットワーク監視装置は監視できないというネットワーク装置は存在しなくなるため、図6、図8の情報は不要となる。
また、本実施形態では、図8の表を更新するにあたり、定期監視不能なネットワーク装置で救済されるのは、図7で監視対象となったネットワーク装置としているが、図3の定期監視内容が少ないなど、監視対象とならなかったネットワーク装置がある場合に救済が行われない可能性がある。その場合は、各ネットワーク装置に死活監視を行って、接続が確認できたネットワーク装置を図8の対象としても良い。また、本実施形態では各ネットワーク監視装置間での死活監視が正常に行われないがネットワーク装置への定期監視が行える場合、ネットワーク監視装置からネットワーク監視装置に同時に複数個所から定期監視が行われる。この事象を避けるためネットワーク装置の実行ログを確認して同一時間帯に別のネットワーク監視装置から定期監視の要求があった場合は該当定期監視を行わないなど、2重の定期監視を防ぐ手立てを導入しても良い。
以上、説明してきたように、本実施形態によれば、単位時間毎に適当な計算式で対象装置に番号を割り振り、その番号が割り当ったネットワーク監視装置が対象となるネットワーク装置を単位時間で監視する。そのため、専用の装置を用いることなく、ネットワーク監視装置、ネットワーク、および、ネットワーク装置に障害が発生しても定期監視を継続的に行うためにネットワーク監視装置を冗長化することが可能となる。
尚、本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更、変形して実施することが出来る。
本発明は、回線の障害状況、処理負荷状況、消費電力などネットワーク装置の状態を定期的、継続的に監視するネットワーク監視システム分野に利用可能である。
1 ネットワーク
2 ネットワーク監視装置S_1
3 ネットワーク監視装置S_2
4 ネットワーク監視装置S_n
5 ネットワーク
6 ネットワーク
7 ネットワーク
8 ネットワーク装置N_1
9 ネットワーク装置N_2
10 ネットワーク装置N_m
21 保守者
28 指示
29 監視動作
30 監視動作
31 監視動作
32 監視動作
100 ネットワーク監視システム
200 ネットワーク監視システム
201 ネットワーク監視装置S_1
202 ネットワーク監視装置S_2
203 ネットワーク監視装置S_n
204 ネットワーク
205 ネットワーク装置N_1
206 ネットワーク装置N_2
207 ネットワーク装置N_m

Claims (9)

  1. 複数のネットワーク装置を監視する複数のネットワーク監視装置を備えたネットワーク監視システムにおいて、
    前記ネットワーク監視装置は、監視する前記ネットワーク装置を単位時間ごとに変更するよう制御することを特徴とするネットワーク監視システム。
  2. 前記ネットワーク監視装置は、全ての前記ネットワーク装置の情報を全ての前記ネットワーク監視装置の間で共有していることを特徴とする請求項1に記載のネットワーク監視システム。
  3. 前記ネットワーク監視装置は、最初に指定された前記ネットワーク監視装置が起点となって、監視する前記ネットワーク装置を単位時間ごとに別の前記ネットワーク装置に変更するよう制御することを特徴とする請求項1または2に記載のネットワーク監視システム。
  4. 前記ネットワーク監視装置は、一回当たりの監視にかかる時間を単位時間とすることを特徴とする請求項1から3のうち1項に記載のネットワーク監視システム。
  5. 前記ネットワーク監視装置は、同じ前記ネットワーク装置を複数回監視することで重みをつけて監視することを特徴とする請求項1から4のうち1項に記載のネットワーク監視システム。
  6. 前記ネットワーク監視装置は、監視する前記ネットワーク装置を単位時間ごとに変更する際は、非線形な順序で監視する前記ネットワーク装置を選択することを特徴とする請求項1から5のうち1項に記載のネットワーク監視システム。
  7. 前記ネットワーク監視装置は、監視不能な前記ネットワーク装置がある場合は、他の前記ネットワーク監視装置が監視するように制御し、監視不能な前記ネットワーク装置がある前記ネットワーク監視装置は、次に監視する場合、監視不能な前記ネットワーク装置を除外して監視するよう制御することを特徴とする請求項1から6のうち1項に記載のネットワーク監視システム。
  8. 複数のネットワーク装置を監視する複数のネットワーク監視装置を備えたネットワーク監視システムのネットワーク監視方法において、
    前記ネットワーク監視装置は、監視する前記ネットワーク装置を単位時間ごとに変更するよう制御するステップを有することを特徴とするネットワーク監視方法
  9. 前記ネットワーク監視装置は、監視不能な前記ネットワーク装置がある場合は、他の前記ネットワーク監視装置が監視するように制御するステップを有することを特徴とする請求項8に記載のネットワーク監視方法。
JP2015034238A 2015-02-24 2015-02-24 ネットワーク監視システムおよびネットワーク監視方法 Active JP6503780B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015034238A JP6503780B2 (ja) 2015-02-24 2015-02-24 ネットワーク監視システムおよびネットワーク監視方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015034238A JP6503780B2 (ja) 2015-02-24 2015-02-24 ネットワーク監視システムおよびネットワーク監視方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016158090A true JP2016158090A (ja) 2016-09-01
JP6503780B2 JP6503780B2 (ja) 2019-04-24

Family

ID=56826718

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015034238A Active JP6503780B2 (ja) 2015-02-24 2015-02-24 ネットワーク監視システムおよびネットワーク監視方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6503780B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10304020A (ja) * 1997-04-25 1998-11-13 Nec Corp 通信装置管理方式
JP2001282642A (ja) * 2000-03-30 2001-10-12 Mitsubishi Electric Corp ネットワーク管理装置
US20060026250A1 (en) * 2004-07-30 2006-02-02 Ntt Docomo, Inc. Communication system
JP2008077293A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Oki Electric Ind Co Ltd ネットワーク監視装置
US20130290527A1 (en) * 2011-01-28 2013-10-31 Bmc Software, Inc. System and method for stateless, fault tolerance and load balanced data collection using overlay namespaces

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10304020A (ja) * 1997-04-25 1998-11-13 Nec Corp 通信装置管理方式
JP2001282642A (ja) * 2000-03-30 2001-10-12 Mitsubishi Electric Corp ネットワーク管理装置
US20060026250A1 (en) * 2004-07-30 2006-02-02 Ntt Docomo, Inc. Communication system
JP2006048122A (ja) * 2004-07-30 2006-02-16 Ntt Docomo Inc 通信システム
JP2008077293A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Oki Electric Ind Co Ltd ネットワーク監視装置
US20130290527A1 (en) * 2011-01-28 2013-10-31 Bmc Software, Inc. System and method for stateless, fault tolerance and load balanced data collection using overlay namespaces

Also Published As

Publication number Publication date
JP6503780B2 (ja) 2019-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3371940B1 (en) System and method for handling link loss in a network
EP2493118B1 (en) Information processing system
JP2013030863A (ja) スイッチ装置の制御システム、その構成制御装置および構成制御方法
CN113254205A (zh) 负载均衡***、方法、装置、电子设备及存储介质
Mahjoubi et al. LBFT: Load Balancing and Fault Tolerance in distributed controllers
US11656609B2 (en) Detecting component degradation in industrial process plants based on loop component responsiveness
JP6294145B2 (ja) 監視方法、監視装置および監視制御プログラム
JP6503780B2 (ja) ネットワーク監視システムおよびネットワーク監視方法
JP2018056633A (ja) クラスタシステム、サーバ、サーバの動作方法、及びプログラム
Zhong et al. Dynamic lines of collaboration in CPS disruption response
JP2014229135A (ja) 制御装置、計算資源管理方法及び計算資源管理プログラム
JP5631285B2 (ja) 障害監視システムおよび障害監視方法
JP5653322B2 (ja) 障害検出装置、ネットワーク構成推定装置および障害検出方法
CN108234354B (zh) Sdn控制器与sdn交换机的连接控制方法以及sdn控制器***
JP2016057683A (ja) イベント監視コンピュータシステム及びイベント監視方法
Galshetwar et al. Energy efficient and reliable clustering algorithms HEED and ADCP of wireless sensor networks: A comparative study
JP5214685B2 (ja) 情報収集装置、情報収集プログラム、及びビル管理システム
JP5675555B2 (ja) 冗長装置を構成する装置
JP2018205960A (ja) 監視制御システム、分散サーバ及び監視制御方法
US9019964B2 (en) Methods and systems for routing application traffic
Rahdari et al. Fault Tolerant Message Efficient Coordinator Election Algorithm in High Traffic Bidirectional Ring Network
JP6367630B2 (ja) 冗長系システム、冗長機器及びその切替方法
JP6246115B2 (ja) 監視制御システムの保守装置
JP5653295B2 (ja) 機器監視システムおよび監視機器
JP2013228793A (ja) 情報処理装置、クラスタシステムおよびフェイルオーバ方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190311

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6503780

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150