JP2016156675A - 自動分析装置及び分析方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】生化学分析モジュールと免疫分析モジュールの間における検体キャリーオーバを防止しつつ、分析処理全体のスループットを向上することができる自動分析装置及び分析方法を提供する。【解決手段】分析対象の検体に対して免疫分析を行う少なくとも1つの免疫分析モジュール5と生化学分析を行う少なくとも1つの生化学分析モジュール6とを含む分析モジュール群を備えた自動分析装置100において、同一の検体が収容され互いに関連付けられた識別情報を有する複数の検体容器が投入された場合に、少なくとも1つの検体容器を免疫分析モジュール5の何れかに搬送して免疫分析を実施し、少なくとも1つの他の検体容器を生化学分析モジュール6の何れかに搬送して生化学分析を実施するように制御する。【選択図】 図5

Description

本発明は、血清や尿等の生体試料の定性・定量分析を行う自動分析装置及び分析方法に関する。
病院や臨床検査センターなどで実施される臨床検査では、検体に実施される分析項目全体における免疫分析項目の分析比率の高まりに応じた作業能率向上を目的として、生化学分析項目を分析する生化学分析モジュールと免疫分析項目を分析する免疫分析モジュールとを有する自動分析装置が広く普及している。
このような免疫分析モジュールで行われる免疫分析の分析項目には、生化学分析の分析項目よりも高感度な測定を要求される分析項目が多く、そういった分析項目では検体キャリーオーバが生じた場合の測定結果への影響が非常に大きいため、例えば、検体分注のための分注ノズルに使い捨てチップを装着し、検体ごとに使い捨てチップを交換することで、検体キャリーオーバの回避が図られる。
一方で、生化学分析モジュールで行われる生化学分析の分析項目では、検体キャリーオーバの影響は臨床上で問題になる程度ではないため、検体分注に際しても検体キャリーオーバを回避するために特別な手段が取られることは少なく、したがって、同じ検体について生化学分析モジュールでの生化学分析と免疫分析モジュールでの免疫分析の両方を行う自動分析装置では、生化学分析モジュールにおける検体キャリーオーバの免疫分析への影響の防止が求められる。
検体キャリーオーバの防止に関する技術として、例えば、特許文献1(特許第3609945号公報)には、免疫分析用の第1の分析ユニットと、生化学分析用の第2の分析ユニットと、検体を前記第1及び第2の分析ユニットに分注し分析するように搬送する搬送ラインとを含む自動分析装置であって、検体待機部と、前記検体を前記第1の分析ユニットに分注してその分注された検体を免疫分析すべく前記検体を搬送するように前記搬送ラインを制御し、前記第1の分析ユニットへの分注が終了した検体を前記検体待機部に待機させるべく搬送するように前記搬送ラインを制御し、前記分注された検体の分析に基づいて前記検体の再検査が必要かどうかを判断し、そしてその判断結果として再検査が必要なときは、前記待機している検体を、生化学分析のために前記第2の分析ユニットに搬送するのに先立って免疫分析のために前記第1の分析ユニットに戻すべく前記搬送ラインを制御するコンピュータとを含むことを特徴とする自動分析装置に関する技術が開示されている。
特許第3609945号公報
上記従来技術においては、同一の検体について生化学分析項目と免疫分析項目の両方の分析を行う場合、生化学分析モジュールからの検体キャリーオーバの影響を回避するために、免疫分析モジュールでの免疫分析項目を先に実施するとともに、初回の測定結果に基づいて自動的に再検査まで実行する(すなわち、自動再検を行う)構成のため、免疫分析項目の初回分析の分析結果が得られ、その結果に基づいて自動再検の要否の決定や自動再検の分注が完了するまで生化学分析項目の分注及び分析を実施せずに待機する。
しかしながら、免疫分析項目には比較的長い時間を要するものが多くあるため、免疫分析の少なくとも初回分析の分析結果が得られるまで待機して、その後に生化学分析モジュールによる生化学分析の分析を行うことは、分析処理全体に要する時間が非常に長くなり、スループットの著しい低下に繋がることが懸念される。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、生化学分析モジュールと免疫分析モジュールの間における検体キャリーオーバを防止しつつ、分析処理全体のスループットを向上することができる自動分析装置及び分析方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、分析対象の検体に対して免疫分析を行う少なくとも1つの免疫分析モジュールと生化学分析を行う少なくとも1つの生化学分析モジュールとを含む分析モジュール群と、分析対象の検体が収容され、1つ以上の検体容器を搭載する検体容器ラック又は1つの検体容器を搭載する検体容器ホルダに搭載された検体容器が投入される投入部と、前記投入部に投入された検体容器を、前記分析モジュール群の分析モジュールの何れかに搬送する搬送ラインと、前記投入部に投入された検体容器に収容された検体の識別情報を読み取る識別情報読取部と、同一の検体が収容され互いに関連付けられた識別情報を有する複数の検体容器が投入された場合に、少なくとも1つの検体容器を前記免疫分析モジュールの何れかに搬送して免疫分析を実施し、少なくとも1つの他の検体容器を前記生化学分析モジュールの何れかに搬送して生化学分析を実施するように制御する制御部とを備えたものとする。
生化学分析モジュールと免疫分析モジュールの間における検体キャリーオーバを防止しつつ、分析処理全体のスループットを向上することができる。
本実施の形態に係る自動分析装置の全体構成を概略的に示す図である。 分析処理に関する設定情報の設定画面を示す図であり、分割検体の分析に関する自動分析装置全体の設定を行う設定画面を示す図である。 分析処理に関する設定情報の設定画面を示す図であり、検体の依頼割付に関する設定を行う設定画面をそれぞれ示す図である。 分割検体を管理する分割検体管理テーブルの一例を示す図である。 自動分析装置に検体容器が投入された時の処理フローを示す図である。 検体のバッファ部における待機に係るタイマー監視の処理フローを示す図である。 自動分析装置において各分割検体の分析が完了した時の処理フローを示す図である。 本実施の形態における分析シーケンスの一例を示す図である。 比較例としての従来技術における分析シーケンスの一例を示す図である。
本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施の形態に係る自動分析装置の全体構成を概略的に示す図である。
図1において、自動分析装置100は、分析対象の検体に対して免疫分析を行う免疫分析モジュール5と生化学分析を行う生化学分析モジュール6とを少なくとも1つずつ含む分析モジュール群と、分析対象の検体が収容され、1つ以上の検体容器を搭載する検体容器ラック又は1つの検体容器を搭載する検体容器ホルダ(以降、特段の区別が不要な場合には、検体容器ラック及び検体容器ホルダを併せて単にラックと称する)に搭載された検体容器が投入される投入部1と、投入部1に投入された検体容器を、分析モジュール群の分析モジュール5,6の何れかに搬送する搬送ライン3と、投入部1に投入された検体容器に収容された検体の識別情報を読み取る識別情報読取部2と、搬送ライン3により搬送される検体容器の待機及び追い越しが可能なバッファ部4と、分析予定の無い検体容器を収納する収納部7と、自動分析装置100全体の動作を制御する制御部8と、各種操作を行う操作部9と、各種設定画面や分析結果等を表示する表示部10とを備えている。
本実施の形態において、ラックに搭載されて投入部1に投入される検体容器は、ある検体が収容された1つの検体容器(以降、単検体が収容された検体容器、又は、単検体と称する)であるか、同一の検体が収容され互いに関連付けられた識別情報を有する複数の検体容器(以降、分割検体が収容された検体容器、又は、分割検体と称する)である。なお、互いに関連付けられた識別情報を有する複数の検体容器(分割検体)は、同一の検体を予め複数の検体容器に分注することによって得られる。各分割検体は、分割検体管理テーブル401及び個別検体テーブル402によって、互いに関連付けられた識別情報(内部シーケンス番号)を有しており、制御部8は、識別情報に基づいて、その検体が分割検体であることや、関連する他の分割検体に関する情報(分割検体の数や分析項目、分析結果等)を検索することができる(後の図4等参照)。
なお、ここで言う検体とは、被検液である血清の他に、全血や希釈処理済みの液検体である。また、試料容器とは、試験管や採血容器など検体を収容することができ、ラックに搭載できるものであれば何でも良い。
分析モジュール群を構成する各分析モジュール5,6は、搬送ライン3に沿って配置されており、搬送ライン3に着脱可能に接続されている。なお、自動分析装置100に搭載する分析モジュールの数はそれぞれ1つ以上であれば任意で設定することができるが、本実施の形態においては、免疫分析モジュール5および生化学分析モジュール6をそれぞれ1つずつ搭載した場合を例示して説明する。
搬送ライン3は、投入部1に投入された検体容器ラック又は検体容器ホルダを予め設定されて分析依頼に従って分析モジュール5,6へ搬送し、分析モジュール5,6での分析が終了したラックをバッファ部4へ搬送する。また、搬送ライン3は、投入部1又はバッファ部4のラックのうち分析依頼の無いものを収納部7に収納する。
バッファ部4は、複数のラックを保持できるように構成されており、搬送ライン3によって搬送されるラックを任意の時間保持し、任意のタイミングで搬送ライン3を介して自動分析装置100の各部に供給することができる。
各検体容器には収容された検体の識別情報として属性情報(受付番号、患者氏名、依頼分析項目、など)を示す検体IDが設けられており、各ラックにはラックの識別情報としてラックの登録番号等を示すラックIDが設けられている。これらの識別情報(属性情報、ラック番号、など)は、ラックが投入部1から搬送ライン3に送り出された際に識別情報読取部2により読み取られて制御部8に送られる。
制御部8は、自動分析装置100全体の動作を制御するものであり、識別情報読取部2から得られる各検体容器の識別情報や、操作部9や表示部10を用いて予め設定されて記憶部8aに記憶された分析処理に関する設定情報(後に詳述)などに基づいて、各依頼分析項目を分析する分析モジュールを決定し、分析処理を実施する。各分析モジュールで分析された検体の分析状況及び分析結果は制御部8に送られ、依頼分析項目ごとに検体ID単位で統合されて記憶部8aに記憶されるとともに、表示部10に表示される。
図2及び図3は、分析処理に関する設定情報の設定画面を示す図であり、図2は分割検体の分析に関する自動分析装置全体の設定を行う設定画面を、図3は検体の依頼割付に関する設定を行う設定画面をそれぞれ示す図である。
図2において、分割検体の分析に関する自動分析装置全体の設定を行う設定画面200は表示部10などに表示されて自動分析装置において分割検体が投入された場合の分割検体の扱いに関する設定を行う設定画面であり、依頼割付モジュール優先順設定部201と、分割検体の搬送ルール設定部202と、分割検体の投入待ち時間設定部203と、OKボタン204と、キャンセルボタン205とを備えている。
依頼割付モジュール優先順設定部201(割付設定部)は、自動分析装置100に搭載されている複数の分析モジュール5,6を一覧形式で表示し、連続して投入される分割検体に対して割り付ける分析モジュールの優先順を設定するものであり、一覧のより上側に表示される分析モジュールが優先順の高い分析モジュールとなる。一覧に表示されている分析モジュールを選択し、右部に配置された上下の矢印201a,201bを押下することにより、分析モジュールの有線順を変更することができる。なお、本実施の形態では、免疫分析モジュール5と生化学分析モジュール6との2つの分析モジュールを搭載した場合を例示しており、例えば、分析モジュール1が免疫分析モジュール5、分析モジュール2が生化学分析モジュールとなる。
分割検体の搬送ルール設定部202(分析開始設定部)は、各分割検体に対して分析項目が割りつけられた後の搬送のルールについて、個別202aまたはグループ202bのどちらかを選択的に設定するものである。個別202aを選択した場合は、各検体容器が投入された順番で分析処理を即時開始する、すなわち、分割検体が投入部1に投入され、その分割検体を分析する分析モジュール及び分析項目が決定した時点で、該当する分析モジュールへの搬送及び分析処理を開始する。この場合は、自動再検も各分割検体単位で実施する。
また、グループ202bを選択した場合は、関連する複数の分割検体の全てが投入されたときに分析処理を開始する、すなわち、全ての分割検体が投入部1に投入されるまで、投入された分割検体をバッファ部4で待機させ、分割検体が全て投入されてから分析モジュールへ搬送し分析処理を開始する。この場合は、自動再検も分割検体の全ての分析が完了してから実施する。
分割検体の投入待ち時間設定部203(待機時間設定部)は、最初の分割検体が投入されてから、次の分割検体が投入されるまでの最大待ち時間を設定するものである。例えば、分割検体の搬送ルール設定部202において個別202aが選択された場合には、分割検体の投入待ち時間設定部203の設定時間を超過して投入された分割検体には分析を実施せずに、設定時間前に投入された分割検体に対する分析だけを実施する。また、分割検体の搬送ルール設定部202においてグループ202bが選択された場合、設定時間を超過しても全ての分割検体が投入されない場合は、バッファ部4で待機している分割検体を分析せずに収納部7に回収する。
OKボタン204が押下されると、分割検体の搬送ルール設定部202の設定内容が決定されて記憶部8aに記憶され、キャンセルボタン205が押下されると、分割検体の搬送ルール設定部202の設定内容が破棄される。
図3において、検体の依頼割付に関する設定を行う設定画面300は表示部10などに表示されて自動分析装置において分割検体が投入された場合の分割検体の依頼割付に関する設定を行う設定画面であり、検体ID入力部301と、使用検体数設定部302と、依頼項目選択部303と、OKボタン304と、キャンセルボタン305とを備えている。
検体ID入力部301には検体IDを入力する。検体ID入力部301に入力する検体IDは、識別情報読取部2で読み取られる識別情報(検体ID)と同一の識別情報を入力する。
依頼項目選択部303には、自動分析装置100で分析可能な全ての分析項目が表示されており、各検体の依頼分析項目を選択的に設定する。例えば、図3においては、依頼項目選択部303の分析項目303a(免疫Aの分析項目)、分析項目303c(免疫Cの分析項目)、及び分析項目303e(生化学Bの分析項目)が選択された場合を示している。
使用検体数設定部302は、分割検体の数を設定するものであり、依頼項目選択部303において異なる分析モジュールで分析する分析項目を選択した場合(本実施の形態では、免疫分析モジュール5における免疫分析の項目と生化学分析モジュール6における生化学分析の項目とを選択した場合)に有効となり、分析するために必要な分析モジュール数、または、「1」の選択が可能となる。使用検体設定部302で設定された値は、その検体を分析するために必要な分割検体数として登録される。すなわち、使用検体設定部302で「1」が設定された場合は、分割検体での分析は実施せず、依頼された全ての依頼分析項目を1つの検体容器(単検体)を用いて行う。
図4は、分割検体を管理する分割検体管理テーブルの一例を示す図である。
図4においては、分割検体管理テーブル401は、自動分析装置100に投入された分割検体の情報(検体ID、最終検体投入日時、投入予定検体数、投入検体数、など)によって構成されており、例えば、管理のキーとして検体ID401aを用いている。
また、個別検体情報テーブル402は、投入された個々の分割検体の情報(検体ID、内部シーケンス番号、搬送先モジュール、など)によって構成されている。個別検体情報テーブル402は、分割検体管理テーブル401に従属する構造、すなわち、分割検体管理テーブル401と関連付けられた構造となっており、分割検体管理テーブル401と個別検体情報テーブル402の関係は1:nとなる。
図5は、自動分析装置に検体容器が投入された時の処理フローを示す図である。
本処理フローは、検体容器が自動分析装置100の投入部1に投入された場合に、識別情報読取部2で読み取られた検体ID及び、検体の依頼割付画面300で登録した検体IDに対する依頼情報を付与し、投入された検体容器に分析項目を割りつけ、搬送先を決定し、分割検体管理テーブル401と個別検体テーブル402の更新を行うものであり。
図5において、制御部8は、検体容器が自動分析装置100の投入部1に投入されると、投入された検体容器単位に一意な内部シーケンス番号を付与する(ステップS501)。自動分析システム内に投入された検体容器の管理はこの値で行われる。次に、検体の依頼割付画面300の使用検体数設定部302の設定値が1か否かに基づいて、投入された検体を分割検体として扱うか単検体として扱うかを判定する(ステップS502)。ステップS502での判定結果がNOの場合は、投入された検体容器を単検体として扱い、全ての分析項目を割り付けて搬送を指示し(ステップS502a)、処理を終了する。
また、ステップS502での判定結果がYESの場合は、検体容器に付属する検体IDに基づいて分割検体管理テーブル401を検索し、分割検体管理テーブル401に登録されているかどうかを判定する(ステップS503)。また、ステップS503での判定結果がNOの場合は、分割検体管理テーブル401を新規に作成して検体IDや投入予定検体数等の情報を登録する(ステップS503a)。なお、新規に作成された分割検体管理テーブル401には、投入予定検体数として検体の依頼割り付け設定画面300で設定した使用検体数が登録され、搬入検体数として「0」が登録される。
また、ステップS503での判定結果がYESの場合、またはステップS503aに続いて、分割検体管理テーブル401に投入された検体の情報を登録する(ステップS504)。検体の情報の登録では、検体IDが一致する分割管理テーブル401の最終検体投入日時に現在日時を登録し、投入検体数にインクリメントした値(元の値に1を加えた値)を登録する。また、個別検体テーブル402を新規に作成し、検体ID及び内部シーケンス番号にはその検体容器に付属する情報を登録する。
次に、分割検体管理テーブル401の投入予定検体数と投入検体数とを比較することにより、分割検体の投入数は投入予定数の範囲内かどうかを判定し(ステップS505)、投入予定検体数のほうが小さい場合、すなわち、判定結果がNOの場合は、予定された分割検体以上の分割検体が投入されたと判断し、その検体の分析を実施せずに収納部7への回収を指示し、必要に応じて予定を超過した検体容器が装置に投入されたことを制御部8に報告し(ステップS505a)、処理を終了する。
また、ステップS505での判定結果がYESの場合は、分割検体の分析設定画面200で設定した依頼割付モジュール優先順に基づいて、分析モジュールを割り付ける(ステップS506)。このとき、分析項目としては、検体の依頼割り付け設定画面300で登録した分析項目から、特化した分析モジュールで分析可能な分析項目を抽出して割りつける。また、個別検体テーブル402の搬送先モジュールに特定した分析モジュールを登録する。
続いて、予め設定した分割検体の搬送ルールは「グループ」であるかどうかを判定し(ステップS507)、判定結果がNOの場合、すなわち、搬送ルールが「個別」である場合は、その検体の搬送を指示し(ステップS507a)、処理を終了する。
また、ステップS507での判定結果がYESの場合は、分割検体管理テーブル401の投入予定検体数と投入検体数とを比較することにより、現在の分割検体の投入数は予め設定した使用検体数と等しいかどうかを判定し(ステップS508)、判定結果がNOの場合、すなわち、投入検体数が小さい場合は、全ての分割検体が自動分析装置に投入されていないと判定した場合は、分割検体をバッファ部4で待機するように指示し(ステップS508a)、処理を終了する。
まが、ステップS508での判定結果がYESの場合は、個別テーブル402から、その分割検体の検体IDに該当する全ての内部シーケンス番号を抽出し、その分割検体及びバッファ部4に待機中の分割検体の分析モジュールへの搬送を指示し(ステップS509)、処理を終了する。
図6は、検体のバッファ部における待機に係るタイマー監視の処理フローを示す図である。
タイマー監視の処理フローは、自動分析装置が分析可能な状態の時に実行されるものであり、分割検体の投入待ち時間設定203で指定された時間内に分割検体が全て投入されたどうかを確認し、設定時間を超過しても全ての分割検体が投入されない場合は、対応する種々の処理を行うものである。
図6において、制御部8は、まず、分割検体管理テーブル401を検索し、該当する情報があるかどうか、すなわち、検体IDが「0」以外のデータがあるかどうかを判定し(ステップS601)、判定結果がNOの場合には、処理を終了する。
また、ステップS601での判定結果がYESの場合は、投入検体数は投入予定検体数未満であるかどうかを判定し(ステップS602)、判定結果がNOの場合は、ステップS601に戻る。
また、ステップS602での判定結果がYESの場合は、全ての分割検体が投入されていないと判定した場合は、最終検体投入時に投入待ち時間設定部203で設定した投入待ち時間を加えた値(時間)と現在日時を比較することにより、投入待ち時間を経過したかどうかを判定し(ステップS603)、判定結果がYESの場合は、ステップS601に戻る。
また、ステップS603での判定結果がNOの場合、すなわち、投入待ち時間の設定時間内に全ての分割検体が投入されていないと判定した場合は、分割検体管理テーブル401の投入予定検体数に投入検体数を代入する(ステップS604)。この処理により、分割検体の搬送ルール設定部202で「個別」が設定されている場合に、以降の処理において分析中の分割検体と同じ検体IDの分割検体が投入された場合に図5のステップS505で除外することができる。
続いて、分割検体の搬送ルールは「グループ」であるかどうかを判定し(ステップS605)、判定結果がNOの場合は、ステップS601に戻る。
また、ステップS605での判定結果がYESの場合は、個別検体テーブル402から、その検体IDに該当する全ての内部シーケンス番号を抽出し、バッファ部4の該当する検体容器に対して収納部7への搬送を指示する(ステップS606)。これは、その検体IDに属する分割検体の一部が、指定時間内に自動分析装置100に投入されなかったことに対する処理である。
続いて、その検体IDをキーに持つ分割検体管理テーブル401と個別検体テーブル402を初期化し(ステップS607)、ステップS601に戻る。これは、その検体IDを持つ分割検体が自動分析装置100から全て回収されたためである。
図7は、自動分析装置において各分割検体の分析が完了した時の処理フローを示す図である。
本処理フローは、分析中である各分割検体に対して割り付けられている分析項目の全ての分析が完了する実施されるものであり、分割検体以外のケースについては適用しない(適当な従来技術を適宜用いる)ものである。
図7において、制御部8は、まず、分割検体の搬送ルール設定部202で設定した搬送ルールは「グループ」であるかどうかを判定する(ステップS701)。
ステップS701での判定結果がYESの場合は、他の分割検体の分析が完了しているかどうかを判定する(ステップS711)。他の分割検体の特定は、その検体容器に付随する検体IDで個別検体テーブル402を検索し、該当する情報の内部シーケンス番号を抽出することで行い、抽出した内部シーケンス番号を持つ分割検体に割り当てられた分析項目の分析状況を確認する。
ステップS711での判定結果がNOの場合は、その検体容器をバッファ部4で待機させるよう指示し(ステップS711a)、処理を終了する。
また、ステップS711での判定結果がYESの場合は、その検体を分析するために使用した全ての分割検体に対する分析が完了したことを制御部8に報告する(ステップS712)。この報告を受けた制御部8は、帳票等に分析結果を出力したり、自動分析装置の図示しない上位ホストシステムに、このタイミングで分析結果を報告し、再検依頼の指示を受けたりしてもよい。
続いて、ステップS712で抽出した分割検体の全ての分析結果に対して再検が必要かどうかを判定し(ステップS713)、判定結果がYESの場合は、ステップS711で確認した全ての分割検体に対して再検の搬送を指示し(ステップS713a)、処理を終了する。
また、ステップS713での判定結果がNOの場合は、全ての分割検体に対して収納部7への回収を指示し(ステップS714)、その検体IDをキーに持つ分割検体管理テーブル401と個別検体テーブル402を初期化し(ステップS715)、処理を終了する。これは、その検体IDを持つ分割検体全ての分析が完了したためである。
また、ステップS701での判定結果がNOの場合は、その分割検体で行った分析が完了したことを制御部8に報告する(ステップS721)。この報告を受けた制御部8は、帳票等に分析結果を出力したり、自動分析装置の図示しない上位ホストシステムに、このタイミングで分析結果を報告し、再検依頼の指示を受けたりしてもよい。
続いて、その分割検体の全ての分析結果に対して再検が必要かどうかを判定し(ステップS722)、判定結果がYESの場合は、その分割検体に対して再検の搬送を指示し(ステップS722a)、処理を終了する。
また、ステップS722での判定結果がNOの場合は、その分割検体に対して収納部7への回収を指示する(ステップS723)。
続いて、他の分割検体の分析が完了しているかどうかを判定し(ステップS724)、判定結果がNOの場合は、処理を終了する。また、ステップS724での判定結果がYESの場合は、その検体IDをキーに持つ分割検体管理テーブル401と個別検体テーブル402を初期化し(ステップS725)、処理を終了する。これは、その検体IDを持つ分割検体全ての分析が完了したためである。なお、他の分割検体の特定は、その検体容器に付随する検体IDで個別検体テーブル402を検索し、該当する情報の内部シーケンス番号を抽出することで行い、抽出した内部シーケンス番号を持つ分割検体に割り当てられた分析項目の分析状況を確認する。
図8は、本実施の形態における分析シーケンスの一例を示す図であり、同一の検体に対して免疫分析項目と生化学分析項目を依頼し、自動再検があるという条件での分析シーケンスを例示している。
図8において、本実施の形態の分析シーケンスに示すように、同一の検体を別々の検体容器(検体容器1、検体容器2)に事前に分注して分析に用いるため、
分析モジュール間のキャリーオーバを考慮せずに分注が可能となる。このため、検体容器1への免疫初回分注と検体容器2への生化初回分注のタイミングを同時にできるため、免疫分析項目の初回結果出力まで生化学分析項目の測定を止める必要が無く、検体の投入から生化学分析項目の分析結果報告までのターンアラウンドタイムのロスが無い。また、各検体容器の回収タイミングは、各分析項目の自動再検の分注完了後に設定できるため、検体容器が投入されてから回収されるまでの滞在時間、すなわち、検体容器の自動分析装置100内における滞在時間が短い。
以上のように構成した本実施の形態における効果を説明する。
従来技術においては、同一の検体について生化学分析項目と免疫分析項目の両方の分析を行う場合、生化学分析モジュールからの検体キャリーオーバの影響を回避するために、免疫分析モジュールでの免疫分析項目を先に実施するとともに、初回の測定結果に基づいて自動的に再検査まで実行する(すなわち、自動再検を行う)構成のため、免疫分析項目の初回分析の分析結果が得られ、その結果に基づいて自動再検の要否の決定や自動再検の分注が完了するまで生化学分析項目の分注及び分析を実施せずに待機していた。しかしながら、免疫分析項目には比較的長い時間を要するものが多くあるため、免疫分析の少なくとも初回分析の分析結果が得られるまで待機して、その後に生化学分析モジュールによる生化学分析の分析を行うことは、分析処理全体に要する時間が非常に長くなり、スループットの著しい低下に繋がることが懸念される。
また、自動分析装置内に保持可能な検体容器ラック又は検体容器の数には物理的な上限ある。このため大量の検体を扱う自動分析装置においては、投入された検体の滞在時間が短いほど全体的なスループットが向上する。しかし、従来技術のように待機検体が多量に発生することが懸念される分析装置では、装置内に保持可能な上限数に達した場合は、システム内の検体が排出されるまで、次に分析を控えている検体を投入することができないため、以降に投入を予定している検体の分析結果の報告時間にも影響を与える。
これに対して本実施の形態においては、同一の検体が収容され互いに関連付けられた識別情報を有する複数の検体容器が投入された場合に、少なくとも1つの検体容器を複数の免疫分析モジュール5の何れかに搬送して免疫分析を実施し、少なくとも1つの他の検体容器を複数の生化学分析モジュール6の何れかに搬送して生化学分析を実施するように構成したので、分析モジュール間のキャリーオーバを考慮せずに分注が可能となる。すなわち、検体容器1への免疫初回分注と検体容器2への生化初回分注のタイミングを同時にできるため、免疫分析項目の初回結果出力まで生化学分析項目の測定を止める必要が無く、検体の投入から生化学分析項目の分析結果報告までのターンアラウンドタイムのロスを無くすことができ、したがって、生化学分析モジュールと免疫分析モジュールの間における検体キャリーオーバを防止しつつ、分析処理全体のスループットを向上することができる。
すなわち、図9に示すように、従来の技術の分析シーケンスでは、依頼した検体に対して1つの検体容器を用いて分析を実施する。この検体に対して、モジュール間キャリーオーバを回避するため、最初に免疫モジュールでの分析を行い、その分析結果が確定し、自動再検の分注が終わってから生化学分析項目の分注を実施し、投入された検体容器は生化学分析項目の自動再検分注が終了してから回収される。
なお、本実施の形態においては、免疫分析モジュールと生化学分析モジュールをそれぞれ1つずつ搭載した場合について説明したが、これに限られず、例えば、3つ以上の分析モジュールを搭載した自動分析装置においても同様の効果を得ることができる。
また、本発明は上記した各実施の形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施の形態は本願発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
1 投入部
2 識別情報読取部
3 搬送ライン
4 バッファ部
5 免疫分析モジュール
6 生化学分析モジュール
7 収納部
8 制御部
9 操作部
10 表示部
100 自動分析装置
200 分割検体の分析設定画面
201 依頼割付モジュール優先順設定部
202 分割検体の搬送ルール設定部
203 分割検体の投入待ち時間設定部
300 検体の依頼割付設定画面
301 検体ID設定部
302 使用検体数設定部
303 依頼項目選択部
401 分割検体管理テーブル
402 個別検体テーブル

Claims (5)

  1. 分析対象の検体に対して免疫分析を行う少なくとも1つの免疫分析モジュールと生化学分析を行う少なくとも1つの生化学分析モジュールとを含む分析モジュール群と、
    分析対象の検体が収容され、1つ以上の検体容器を搭載する検体容器ラック又は1つの検体容器を搭載する検体容器ホルダに搭載された検体容器が投入される投入部と、
    前記投入部に投入された検体容器を、前記分析モジュール群の分析モジュールの何れかに搬送する搬送ラインと、
    前記投入部に投入された検体容器に収容された検体の識別情報を読み取る識別情報読取部と、
    同一の検体が収容され互いに関連付けられた識別情報を有する複数の検体容器が投入された場合に、少なくとも1つの検体容器を前記免疫分析モジュールの何れかに搬送して免疫分析を実施し、少なくとも1つの他の検体容器を前記生化学分析モジュールの何れかに搬送して生化学分析を実施するように制御する制御部と
    を備えたことを特徴とする自動分析装置。
  2. 分析対象の検体に対して免疫分析を行う免疫分析モジュールと生化学分析を行う生化学分析モジュールとを少なくとも1つずつ含む分析モジュール群と、
    分析対象の検体が収容され、検体容器ラック又は検体容器ホルダに搭載された検体容器が投入される投入部と、
    前記投入部に投入された検体容器を、前記分析モジュール群の分析モジュールの何れかに搬送する搬送ラインと、
    前記投入部に投入された検体容器に収容された検体の識別情報を読み取る識別情報読取部と、
    免疫分析の分析項目と生化学分析の分析項目とを依頼された1つの検体に対して、同一の検体が収容され互いに関連付けられた識別情報を有する1つ以上の検体容器を用いて行う分割分析処理で実施するか、1つの検体容器で行う単体分析処理で実施するかを設定する分割設定部と、
    前記分割設定部で前記分割分析処理が設定された状態で、同一の検体が収容され互いに関連付けられた識別情報を有する複数の検体容器が投入された場合に、少なくとも1つの検体容器を前記複数の免疫分析モジュールの何れかに搬送して免疫分析を実施し、少なくとも1つの他の検体容器を前記複数の生化学分析モジュールの何れかに搬送して生化学分析を実施するように制御する制御部と
    を備えたことを特徴とする自動分析装置。
  3. 請求項1又は2記載の自動分析装置において、
    同一の検体が収容され互いに関連付けられた識別情報を有する複数の検体容器に対して、分析ユニットの割り付け優先順序を設定する割付設定部を備えたことを特徴とする自動分析装置。
  4. 請求項1又は2記載の自動分析装置において、
    前記搬送ラインにより搬送される検体容器の待機及び追い越しが可能なバッファ部と、
    同一の検体が収容され互いに関連付けられた識別情報を有する複数の検体容器の分析開始を、各検体容器が投入された順番で即時開始するか、複数の検体容器の全てが投入されたときに開始するかを設定する分析開始設定部を備えたことを特徴とする自動分析装置。
  5. 分析対象の検体に対して免疫分析を行う少なくとも1つの免疫分析モジュールと生化学分析を行う少なくとも1つの生化学分析モジュールと含む分析モジュール群を備えた自動分析装置の分析方法であって、
    分析対象の検体が収容され、1つ以上の検体容器を搭載する検体容器ラック又は1つの検体容器を搭載する検体容器ホルダに搭載された検体容器を投入部に投入するステップと、
    前記投入部に投入された検体容器を、前記分析モジュール群の分析モジュールの何れかに搬送するステップと、
    前記投入部に投入された検体容器に収容された検体の識別情報を読み取るステップと、
    同一の検体が収容され互いに関連付けられた識別情報を有する複数の検体容器が投入された場合に、少なくとも1つの検体容器を前記免疫分析モジュールの何れかに搬送して免疫分析を実施し、少なくとも1つの他の検体容器を前記生化学分析モジュールの何れかに搬送して生化学分析を実施するステップと
    を備えたことを特徴とする分析方法。
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