JP2016151907A - コアi/oフェールオーバー制御システムおよびコアi/oフェールオーバー制御方法 - Google Patents

コアi/oフェールオーバー制御システムおよびコアi/oフェールオーバー制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 コンピュータサーバ内に複雑かつ大規模なハードウェアを具備することなく、また、コアI/O機能を利用していないアプリケーションを一時停止させることなくコアI/O機能のフェールオーバーを実現する。【解決手段】 複数のコアI/O部を有するシステム制御部とBMCとを有するコンピュータのコアI/Oフェールオーバー制御システムにおいて、システム制御部は、コアI/O部を切り替えるコアI/O切替回路と、コアI/O部の内容を一時的に記憶するメモリとを有し、BMCは、コアI/O部が障害を検出した場合に障害情報を収集する障害検知部と、障害情報を基にコアI/O切替回路を制御するコアI/O制御部とを有する。【選択図】 図1

Description

本発明は、コアI/O(Input/Output)フェールオーバー制御システムおよびコアI/Oフェールオーバー制御方法に関し、特にコアI/Oの信頼性向上のためにコアI/Oを二重化しているコンピュータサーバにおけるコアI/Oフェールオーバー制御システムおよびコアI/Oフェールオーバー制御方法に関する。
コアI/Oを2つ搭載することで、コアI/Oの信頼性を向上させているコンピュータサーバ(以降、コアI/O二重化サーバと称す)がある。このうち、運用系コアI/Oにて軽障害が起きた際は、コンピュータサーバの運用を継続したまま、待機系コアI/Oを運用系に切り替える制御方法を採用している。現在のほとんどのコンピュータサーバは、コアI/Oを1つだけ具備しており(以降、コアI/O単一サーバと称す)、コアI/O二重化サーバは数少ない。そのため、ほとんどのOS(Operating System)は、コアI/O二重化サーバを想定していない。このようなOS対応状況下において、コアI/O二重化サーバでのコアI/Oフェールオーバーを実現するためには、サーバに非常に複雑かつ大規模なハードウェアを具備する必要があった。或いはアプリケーション性能を犠牲にしてシステムファームウェア層で実現しなければならない場合があった。なお、本明細書内で言う“フェールオーバー”とは、稼働中のシステムに障害が発生した場合、障害発生した箇所の機能を代替機能に引き継がせて処理を続行させることである。
コアI/O二重化サーバの関連技術として、例えば、特許文献1には、パーティションを再起動することなく使用するコアI/Oデバイスを切り替えるため、各プロセッサノードにおけるメモリ空間に、使用中コアI/O用空間と、予備コアI/O用空間とをマップするマップ部を備えているものがある。また、それは、使用コアI/Oデバイス変更指示に応じて、複数のプロセッサノードによる新規トランザクションの発行を抑止する抑止部と、抑止された後に、使用中コアI/Oデバイスに含まれるコピー元レジスタに格納されたデータを、予備コアI/Oデバイスに含まれるコピー先レジスタにコピーするコピー部とを備えている。そして、コピー完了後に、使用中コアI/Oデバイスに対するトランザクションが予備コアI/Oデバイスに転送されるようにルーティング設定を変更するルーティング設定変更部と、変更後に新規トランザクションの発行の抑止を解除する、解除部とを備える技術が開示されている。
また、特許文献2には、ハードウェア・レベルでI/Oデバイスの二重化を実現すると共に、マスターデバイスの動的縮退を可能とするため、トランザクションルーティングコントローラが、トランザクションを受信し、ルーティングし、送出する。そして、ルーティングテーブルは、I/Oデバイスの二重化が有効であることを示す有効情報とマスターデバイス識別情報とスレーブデバイス識別情報とを有し、サービスプロセッサは、トランザクションルーティングコントローラとルーティングテーブルとを制御する技術が開示されている。
特開2012−168650号公報 特開2008−225534号公報
特許文献1に記載の技術では、システムファームウェアがコアI/Oデバイス切り替えの制御を司るので、コンピュータサーバ内の全てのプロセッサを一時停止させなければならないという課題があった。また、コアI/Oデバイス切り替え期間中、コンピュータサーバ上の全てのアプリケーションが一時停止してしまうという課題があった。また、使用コアI/Oデバイス内情報を予備コアI/Oデバイス内にコピーするために、予備コアI/Oアクセス制御回路というハードウェアが必要であるという課題があった。
特許文献2に記載の技術では、二重化されているI/Oデバイス内情報を常に同一にしておくために、メモリコントローラ内のトランザクションルーティングコントローラ及びルーティングテーブルが非常に複雑かつ大規模になってしまうという課題があった。
本発明の目的は、上述した課題を解決し、コンピュータサーバ内に複雑かつ大規模なハードウェアを具備することなく、コアI/O機能を利用していないアプリケーションを一時停止させることなくコアI/O機能のフェールオーバーを実現することである。
本発明は、上記課題を解決するために、複数のコアI/O部を有するシステム制御部とBMCとを有するサーバのコアI/Oフェールオーバー制御システムにおいて、システム制御部は、コアI/O部を切り替えるコアI/O切替回路と、コアI/O部の内容を一時的に記憶するメモリとを有し、BMCは、コアI/O部が障害を検出した場合に障害情報を収集する障害検知部と、障害情報を基にコアI/O切替回路を制御するコアI/O制御部とを有することを特徴としている。
また、本発明は、上記課題を解決するために、複数のコアI/O部を有するシステム制御部とBMCとを有するサーバのコアI/Oフェールオーバー制御方法において、システム制御部は、コアI/O部を切り替えるステップと、コアI/O部の内容を一時的に記憶するステップとを有し、BMCは、コアI/O部が障害を検出した場合に障害情報を収集するステップと、障害情報を基にコアI/O切替回路を制御するステップとを有することを特徴としている。
本発明によれば、コンピュータサーバ内に複雑かつ大規模なハードウェアを具備することなく、また、コアI/O機能を利用していないアプリケーションを一時停止させることなくコアI/O機能のフェールオーバーを実現することができる。
本発明の実施形態におけるコアI/Oフェールオーバー制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態におけるシステム制御部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態におけるBMCの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態におけるコアI/O制御部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態におけるコアI/Oフェールオーバー制御システムの動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施形態)
図1は、本発明の実施形態におけるコアI/Oフェールオーバー制御システムの構成を示すブロック図である。図1を用いて、本実施形態におけるコアI/Oフェールオーバー制御システムの構成について説明する。
図1において、コンピュータサーバ100は、システム制御部101とBMC102を有している。
システム制御部101は、コンピュータサーバとして動作するために必要なハードウェア部品群であり、CPU、メモリ、I/Oデバイス等を含んでいる。
BMC(Base Management Controller)102は、システム制御部101を管理・制御するコントローラであり、システム制御部101と3つのインターフェースBMI150、BCI151及びBHI152を介して接続されている。
OS103は、システム制御部101上で動作するオペレーティングシステムであり、各種ドライバを起動或いは停止させる機能を有する。コアI/O切替ドライバ104とコアI/Oドライバ105は、OS103上で動作する。
コアI/O切替ドライバ104は、システム制御部101からの割り込みを契機にシステム制御部101上で動きだし、OS103を介してコアI/Oドライバ105を停止または起動させる。また、システム制御部101内の運用系コアI/Oの情報を待機系コアI/O内にコピーする。
図2は、本発明の実施形態におけるシステム制御部101の構成を示すブロック図である。図2を用いて、システム制御部101の構成について説明する。
ホストブリッジ206は、CPU200〜202、メモリ205、I/Oデバイスを接続するI/Oブリッジ210及びコアI/O切替回路209とインターフェース250〜252、255、260、259を持ち、これら部品間のデータ転送を司るものである。また、BMC102とのインターフェースであるBHI152を有する。このBHI152は、例えば、『PCI Express Base Specification Revision 3.0』にて規定されているPCI Expressインターフェースである。
コアI/O部A207及びコアI/O部B208は、コンピュータサーバのコアI/O機能を有する部品であり、双方とも全く同じ機能を提供する。コアI/O機能とは、コンピュータサーバとして稼働するために必須なI/O機能を有するものであり、コアI/O機能に含まれる機能の一例としては、CMOS/NvRAM(Non volatile
Random Access Memory)等のメモリ、シリアルコントローラ、タイマ、USB(Universal Serial Bus)コントローラ、割り込みコントローラ等がある。
また、コアI/O部A207及びコアI/O部B208は、BMC102とのインターフェースであるBMI150を有する。BMC102は、当該BMI150を介して、コアI/O部A207及びコアI/O部B208の障害を監視する。
コアI/O切替回路209は、BMC102とのインターフェースであるBCI151を有し、BCI151によりコアI/O部A207とコアI/O部B208を切り替える部品である。コアI/O切替回路209は、インターフェース257、258を経由してコアI/O部A207とコアI/O部B208に接続されている。コアI/O切替回路209にて選択された一方のコアI/O部A207或いはB208が運用系となり、他方のコアI/O部B208或いはA207が待機系となる。
図3は、本実施形態に係るBMC102の構成を示すブロック図であり、図4は、本実施形態に係るコアI/O制御部300の構成を示すブロック図である。図3、図4を用いて、BMC102の詳細な構成について説明する。
図3において、BMC102は、コアI/O制御部300を有し、障害予兆検知部301を有している。コアI/O制御部300は、コアI/O切り替えに伴う各種割り込みを挙げる機能を有する。また、BHI152とホストブリッジ206を通して、BMC102とコアI/O切替ドライバ104とが通信できる機能を有している。当該コアI/O制御部300の例としては、『PCI Express Base Specification Revision 3.0』にて規定されているPCI Express Endpointに準拠した構成が考えられる。
障害予兆検知部301は、コアI/O部A207及びコアI/O部B208の障害を監視・検知する機構である。ここで、コアI/O部A207或いはコアI/O部B208は、自身の障害を検知すると、BMI150を介してBMC102の障害予兆検知部301に障害検知を通知する。また、コアI/O部A207或いはコアI/O部B208は、自身の障害を検知すると、自身が持つステータスフラグをセットする。そのためBMC102の障害予兆検知部301は、BMI150を介して定期的にそのセットされたステータスフラグを読みこめば、障害有無を検知することができる。
コアI/O制御部300と障害予兆検知部301は、共にBMC102内のコントローラ(図示せず)で制御されるため、BMC102の内部に設置されているが、制御が可能であれば、他の場所にあってもよい。
図4は、本実施形態のコアI/O制御部300の構成である。ドライバ停止指示フラグレジスタ401、ドライバ起動指示フラグレジスタ402、ドライバ停止完了フラグレジスタ403及びドライバ起動完了フラグレジスタ404は、BMC102及びBHI152の両方からアクセス可能である。
割り込み制御部400は、ドライバ停止指示フラグレジスタ401のフラグがセットされると、ドライバ停止割り込みをBHI152に送信する。また、ドライバ起動指示フラグレジスタ402のフラグがセットされると、ドライバ起動割り込みをBHI152に送信する。当該割り込み制御部400の例としては、『PCI Express Base
Specification Revision 3.0』にて規定されているMSI
and MSI−X Capability Structuresに準拠した構成が考えられる。
図1、図2、図3、図4及び図5を用いて、本実施形態におけるコアI/Oフェールオーバー制御システムの動作について説明する。
図5は、本実施形態におけるコアI/Oフェールオーバー制御システムの動作を説明するためのフローチャートである。
図5において、まず、BMC102が、運用系コアI/O機能の軽障害を検知する(S101)。すなわち、コアI/O部A207を運用系として稼働しているコンピュータサーバ100において、BMC102内の障害予兆検知部301は、BMI150を介して運用系コアI/O部A207の軽障害を検知する。本実施形態では、システム運用の継続が可能でかつ復旧が可能な障害を軽障害としている。軽障害の例としては、訂正可能障害の頻発がある。
次に、BMC102は、コアI/Oドライバ停止指示を行う(S102)。BMC102は、障害予兆検知部301を介して運用系コアI/O部A207の軽障害を認知すると、コアI/O制御部300内のドライバ停止指示フラグレジスタ401のフラグをセットする。コアI/O制御部300では、ドライバ停止指示フラグレジスタ401のフラグがセットされると、割り込み制御部400に伝えられ、割り込み制御部400からドライバ停止割り込みがBHI152に送信される。BHI152に送信されたドライバ停止割り込みは、システム制御部101内のホストブリッジ206を介して、CPUx200、CPUy201或いはCPUz202に送られる。ここでは、CPUx200にドライバ停止割り込みが送られたとする。ドライバ停止割り込みを受信したCPUx200上では、OS103がドライバ停止割り込みを認知し、当該割り込みに対応付けされているコアI/O切替ドライバ104を起動する。
次に、コアI/O切替ドライバ104が、コアI/Oドライバ105を停止させる(S103)。OS103により起動されたコアI/O切替ドライバ104は、割り込み要因を認知するために、システム制御部101内のホストブリッジ206を介して、BMC102内に在るコアI/O制御部300内のドライバ停止指示フラグレジスタ401及びドライバ起動指示フラグレジスタ402を読む。このタイミングでは、ドライバ停止指示フラグレジスタ401のフラグがセットされているので、コアI/O切替ドライバ104は、まず、ドライバ停止指示フラグレジスタ401のフラグをクリアする。そして、OS103を介してコアI/Oドライバ105を停止させる。これにより、運用系コアI/O部A207へのアクセスが停止する。
そして、コアI/O切替ドライバ104は、コアI/O機能内情報を退避させる(S104)。すなわち、コアI/O切替ドライバ104は、システム制御部101内のホストブリッジ206を介して、運用系コアI/O部A207内の情報をメモリ205に一時退避させる。その後、コアI/O切替ドライバ104は、ドライバ停止完了フラグレジスタ403のフラグをセットする。
次に、BMCが、運用系コアI/O機能を切り替える(S105)。BMC102は、コアI/O制御部300内のドライバ停止完了フラグレジスタ403のフラグがセットされたことを検知すると、まず、ドライバ停止完了フラグレジスタ403のフラグをクリアする。そして、BCI151を介してコアI/O切替回路209に対し、コアI/O部B208を選択するように指示する。これにより、コアI/O部B208が運用系に切り替わる。
そして、BMC102は、コアI/Oドライバ105に対して再起動の指示を行う(S106)。すなわち、BMC102は、コアI/O部B208を運用系に切り替えた後、コアI/O制御部300内のドライバ起動指示フラグレジスタ402のフラグをセットする。コアI/O制御部300では、ドライバ起動指示フラグレジスタ402のフラグがセットされると、割り込み制御部400に伝えられ、割り込み制御部400からドライバ起動割り込みがBHI152に送信される。BHI152に送信されたドライバ起動割り込みは、システム制御部101内のホストブリッジ206を介して、CPUx200、CPUy201或いはCPUz202に送られる。ここでは、CPUx200にドライバ起動割り込みが送られたとする。ドライバ起動割り込みを受信したCPUx200上では、OS103がドライバ起動割り込みを認知し、当該割り込みに対応付けされているコアI/O切替ドライバ104を起動する。
コアI/O切替ドライバ104は、コアI/O機能内情報を復元する(S107)。OS103により起動されたコアI/O切替ドライバ104は、割り込み要因を認知するために、システム制御部101内のホストブリッジ206を介して、BMC102内に在るコアI/O制御部300内のドライバ停止指示フラグレジスタ401及びドライバ起動指示フラグレジスタ402のフラグを読む。このタイミングでは、ドライバ起動指示フラグレジスタ402のフラグがセットされているので、コアI/O切替ドライバ104は、まず、ドライバ起動指示フラグレジスタ402のフラグをクリアする。そして、システム制御部101内のホストブリッジ206を介して、上記(S104)にて、メモリ205に一時退避しておいたコアI/O機能内情報を新たな運用系コアI/O部B208に書き込む。これにより、I/O機能フェールオーバー前後のI/O機能内情報は同一になる。
そして、コアI/O切替ドライバ104が、コアI/Oドライバ105を再起動させる(S108)。コアI/O切替ドライバ104は、OS103を介してコアI/Oドライバ105を再起動させる。これにより、新たな運用系コアI/O部B208へのアクセスが開始される。その後、コアI/O切替ドライバ104は、ドライバ起動完了フラグレジスタ404のフラグをセットする。
最後に、BMC102は、コアI/Oドライバ105の再起動を確認する(S109)。BMC102は、コアI/O制御部300内のドライバ起動完了フラグレジスタ404のフラグがセットされたことを検知すると、ドライバ起動完了フラグレジスタ404のフラグをクリアし、一連のコアI/O機能フェールオーバー処理を終了する。
本発明の実施形態によれば、BMC102が中心となって、予兆障害発生を契機に、コアI/O切替ドライバ104がコアI/Oドライバ105の停止・再起動を制御する。コアI/Oドライバ105が停止すれば、コアI/O機能へのアクセスは無くなるので、コアI/O機能を利用していないアプリケーションは、フェールオーバーの影響を受けることはない。また、CPU等のハードウェアが、コアI/O機能へのアクセスを一時停止させてコアI/O機能のフェールオーバーを行おうとすると、CPUを使用している他のソフトウェアも停止してしまう。しかし本実施形態によれば、CPUを使用している他のソフトウェアへの影響はなくなる。
以上、述べてきたように、本実施形態によれば、コンピュータサーバ内に複雑かつ大規模なハードウェアを具備することなく、システム制御部内にコアI/O切替回路とBMC内にコアI/O制御部を追加すればいいだけで、これらは簡単な回路で規模も小さいので、コアI/O機能を利用していないアプリケーションを一時停止させることなくコアI/O機能のフェールオーバーを実現することが可能である。
尚、本願発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本願発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更、変形して実施することが出来る。
本発明は、コアI/Oの信頼性向上のためにコアI/Oを二重化している情報機器に利用可能である。
100 コンピュータサーバ
101 システム制御部
102 BMC
103 OS
104 コアI/O切替ドライバ
105 コアI/Oドライバ
150 BMI
151 BCI
152 BHI
200 CPUx
201 CPUy
202 CPUz
205 メモリ
206 ホストブリッジ
207 コアI/O部A
208 コアI/O部B
209 コアI/O切替回路
210 I/Oブリッジ
250 インターフェース
251 インターフェース
252 インターフェース
255 インターフェース
257〜260 インターフェース
300 コアI/O制御部
301 障害予兆検知部
400 割り込み制御部
401 ドライバ停止指示フラグレジスタ
402 ドライバ起動指示フラグレジスタ
403 ドライバ停止完了フラグレジスタ
404 ドライバ起動完了フラグレジスタ

Claims (6)

  1. 複数のコアI/O部を有するシステム制御部とBMCとを有するコンピュータのコアI/Oフェールオーバー制御システムにおいて、
    前記システム制御部は、前記コアI/O部を切り替えるコアI/O切替回路と、
    前記コアI/O部の内容を一時的に記憶するメモリと、
    を有し、
    前記BMCは、前記コアI/O部が障害を検出した場合に障害情報を収集する障害検知部と、
    前記障害情報を基に前記コアI/O切替回路を制御するコアI/O制御部と、
    を有することを特徴とするコアI/Oフェールオーバー制御システム。
  2. 前記システム制御部は、前記コアI/O制御部によって前記コアI/O切替回路を制御するコアI/O切替ドライバを有していることを特徴とする請求項1記載のコアI/Oフェールオーバー制御システム。
  3. 前記コアI/O切替ドライバは、前記コアI/O部を切り替える際に前記コアI/O部の内容を一時的に前記メモリに退避させることを特徴とする請求項1または2に記載のコアI/Oフェールオーバー制御システム。
  4. 前記コアI/O部は、自身の障害を検出することを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項に記載のコアI/Oフェールオーバー制御システム。
  5. 複数のコアI/O部を有するシステム制御部とBMCとを有するコンピュータのコアI/Oフェールオーバー制御方法において、
    前記BMCは、前記コアI/O部が検出した障害情報を検知するステップと、
    前記システム制御部は、前記コアI/O部を切り替えるステップと、
    前記障害が発生したコアI/O部の内容を一時的に待避させるステップと、
    前記BMCは、運用系コアI/O部を前記障害が発生したコアI/O部から正常なコアI/O部に切り替えるステップと、
    前記システム制御部は、前記一時的に待避したコアI/O部の内容を前記切り替えた正常なコアI/O部に復元させるステップと、
    を有することを特徴とするコアI/Oフェールオーバー制御方法。
  6. 前記システム制御部は、前記コアI/O制御部によって前記コアI/O切替回路を制御するステップを有していることを特徴とする請求項5記載のコアI/Oフェールオーバー制御方法。
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