JP2016149609A - アクセス制御システム、アクセス制御方法、親局装置及び子局装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】それぞれ異なるPON(Passive Optical Network)システムが共存するアクセスネットワークの終端装置の保守運用の監視制御を統合的に行う。【解決手段】アクセス制御システムは、第1の受動光網システムの第1の子局装置200は、第2の受動光網システムの1又は複数の第2の子局装置700を接続可能であり、各第2の子局装置700から識別情報を取得した第2の親局処理手段の識別情報と、接続している第2の子局装置700の識別情報を、第1の受動光網システムの制御フレームの特定領域に挿入して第1の親局装置100に送信する。第1の親局装置100は第1の子局装置200からの受信フレームに含まれる、各第2の親局処理手段の識別情報及び第2の子局装置700の識別情報を、対応する第1の子局装置200の識別情報に対応付けて管理する。【選択図】図8

Description

本発明は、アクセス制御システム、アクセス制御方法、親局装置及び子局装置に関し、例えば、PON(Passive Optical Network)システムにおける制御方法に適用し得るものである。
近年、FTTH(Fiber To The Home)に使われているPONシステムは、IEEE(The Institute of E1ectrical and Electronics Engineers,Inc.)802.3ah標準のGE−PON(Gigabit Ethernet Passive Optical Network)システムが多く使われている。
また、より高速化かつ広帯域化を図るための光アクセスシステムとして、IEEE802.3av 10G−EPON、ITU−T G.987シリーズ規格 XG−PONが制定されており、更に現在ITU−TではG.989シリーズ規格として40G級の光アクセスシステムとしてNG−PON2(Next Generation−Passive Optical Network2)標準が議論中である。
非特許文献1には、ITU−T G.987.3標準規格技術が規定されており、XG−PONのOLTとONUとの間の通信に関するフレーム構造、OLTが未登録ONUを発見する仕組みであるディスカバリー方式、OLTとONUとの間でメッセージ交換を実施するためのPLOAM(Physical Layer Operations、Administration and Maintenance)の規格及び情報挿入位置が規定されている。
図2は、従来のGE−PONを採用した光アクセスネットワークの構成例を示す構成図であり、図3はGE−PONを構成するGE−PON OLT及びGE−PON ONUの機能ブロック図である。現在多く使用されているGE−PONシステムは、1Gbit/sの帯域を複数のONU(例えば、32ユーザ)の間で共有するものである。
また、図4は、従来のXG−PONシステムを採用した光アクセスネットワークの構成例を示す構成図であり、図5はXG−PONを構成するXG−PON OLT及びXG−PON ONUの機能ブロック図である。例えば、ネットワークサービスの高速化かつ広帯域化をするために、10Gbit/sの帯域を複数のONU(例えば32ユーザや64ユーザ)で共有するようなシステムを導入することが考えられている。
ところで、例えば、図6に例示するように、1Gbit/sの帯域を有するGE−PON OLTを10Gbit/sの帯域を有するXGPON ONUを介して収容することで、XG−PONとGE−PONとが共存する構成が考えられ得る。
このような構成において、XG−PON OLT800は、ITU−T G.987.3標準で規定されているディスカバリー方式を用いることで、XG−PON ONU900−1〜900−Mの登録やPLOAMを使用した情報交換が可能である。
しかしながら、XG−PON OLT900は、GE−PON OLT600や、GE−PON ONU700−1〜700−Nの装置登録やPLOAMを使用した情報交換ができない。
したがって、図6のようにGE−PON用の運用保守用の監視制御網やオペレーションシステム(OpS)15と、XG−PON用の運用保守用の監視制御網やオペレーションシステム(OpS)10とを個別に設置する必要があるという問題が生じ得る。それぞれ別個のオペレーションシステム(OpS)を備えることで、運用保守が複雑になり、又運用保守に係る費用負担も増大することに繋がる。
そのため、例えばGE−PON及びXG−PONのようにそれぞれ異なるPONシステムが共存するアクセスネットワークの終端装置の保守運用の監視制御を統合的に行うことができるアクセス制御システム、アクセス制御方法、親局装置及び子局装置が求められている。
かかる課題を解決するために、第1の本発明に係るアクセス制御システムは、第1の受動光網システムと第2の受動光網システムとが混在するネットワークで、第1の受動光網システムを構成する第1の子局装置と第2の受動光網システムを構成する第2の子局装置とのアクセス制御を行なうアクセス制御システムにおいて、(A)第1の受動光網システムを採用する第1の親局装置が、(A−1)第1の受動光網システムを構成する第1の子局装置、及び又は、第2の受動光網システムを構成する第2の子局装置の監視制御処理を行う監視制御手段と、(A−2)当該第1の親局装置と接続している第1の子局装置の識別情報を管理する第1の子局情報管理手段と、(A−3)第1の子局装置との間で授受される制御フレーム処理を行う第1の親局処理手段とを備え、(B)第1の受動光網システムを採用する第1の子局装置が、(B−1)第1の親局装置との間で授受される制御フレーム処理を行う子局処理手段と、(B−2)第1の親局装置から割り当てられた第1の子局装置の識別情報を管理する第2の子局情報管理手段と、(B−3)第2の受動光網システムを構成する1又は複数の第2の子局装置を接続可能であり、接続している各第2の子局装置との間で制御フレーム処理を行うものであり、各第2の子局装置の識別情報を取得する1又は複数の第2の親局処理手段と、(B−4)各第2の親局処理手段の識別情報と、各第2の親局処理手段により取得した各第2の子局装置の識別情報とを対応付けて管理する第3の子局情報管理手段とを備え、第1の子局装置の子局処理手段が、第3の子局情報管理手段により管理される各第2の親局処理手段の識別情報及び第2の子局装置の識別情報を、第1の受動光網システムで使用する制御フレームの特定領域に挿入して、第1の親局装置に送信し、第1の親局装置の第1の子局情報管理手段が、第1の子局装置からの受信フレームに含まれる、各第2の親局処理手段の識別情報及び第2の子局装置の識別情報を、対応する第1の子局装置の識別情報に対応付けて管理することを特徴とする。
第2の本発明に係るアクセス制御方法は、第1の受動光網システムと第2の受動光網システムとが混在するネットワークで、第1の受動光網システムを構成する第1の子局装置と第2の受動光網システムを構成する第2の子局装置とのアクセス制御を行なうアクセス制御方法において、(A)第1の受動光網システムを採用する第1の親局装置が、(A−1)第1の受動光網システムを構成する第1の子局装置、及び又は、第2の受動光網システムを構成する第2の子局装置の監視制御処理を行い、(A−2)第1の子局装置との間で授受される制御フレーム処理を行い、(A−3)当該第1の親局装置と接続している第1の子局装置の識別情報を管理し、(B)第1の受動光網システムを採用する第1の子局装置が、(B−1)上記第1の親局装置との間で授受される制御フレーム処理を行い、(B−2)第1の親局装置から割り当てられた第1の子局装置の識別情報を管理し、(B−3)第2の受動光網システムを構成する1又は複数の第2の子局装置を接続可能であり、接続している各第2の子局装置との間で制御フレーム処理を行い、各第2の子局装置の識別情報を取得し、(B−4)各第2の親局処理手段の識別情報と、各第2の親局処理手段により取得した各第2の子局装置の識別情報とを対応付けて管理し、第1の子局装置の子局処理手段が、第3の子局情報管理手段により管理される各第2の親局処理手段の識別情報及び第2の子局装置の識別情報を、第1の受動光網システムで使用する制御フレームの特定領域に挿入して、第1の親局装置に送信し、第1の親局装置の第1の子局情報管理手段が、第1の子局装置からの受信フレームに含まれる、各第2の親局処理手段の識別情報及び第2の子局装置の識別情報を、対応する第1の子局装置の識別情報に対応付けて管理することを特徴とする。
第3の本発明に係る親局装置は、第1の受動光網システムと第2の受動光網システムとが混在するネットワークで、第1の受動光網システムを採用する親局装置において、(1)第1の受動光網システムを構成する第1の子局装置、及び又は、第2の受動光網システムを構成する第2の子局装置の監視制御処理を行う監視制御手段と、(2)当該第1の親局装置と接続している第1の子局装置の識別情報を管理する第1の子局情報管理手段と、(3)第1の子局装置との間で授受される制御フレーム処理を行う第1の親局処理手段とを備え、第1の子局情報管理手段が、第2の受動光網システムを構成する1又は複数の第2の子局装置と接続している第1の子局装置から受信した受信フレームに含まれる、第1の子局装置の第2の親局処理手段の識別情報及び第2の子局装置の識別情報を、対応する第1の子局装置の識別情報に対応付けて管理することを特徴とする。
第4の本発明に係る子局装置は、第1の受動光網システムと第2の受動光網システムとが混在するネットワークで、第1の受動光網システムを採用する子局装置において、(1)第1の受動光網システムの第1の親局装置との間で授受される制御フレーム処理を行う子局処理手段と、(2)第1の親局装置から割り当てられた第1の子局装置の識別情報を管理する第2の子局情報管理手段と、(3)第2の受動光網システムを構成する1又は複数の第2の子局装置を接続可能であり、接続している各第2の子局装置との間で制御フレーム処理を行うものであり、各第2の子局装置の識別情報を取得する1又は複数の第2の親局処理手段と、(4)各第2の親局処理手段の識別情報と、各第2の親局処理手段により接続されている各第2の子局装置の識別情報とを対応付けて管理する第3の子局情報管理手段とを備え、子局処理手段が、第3の子局情報管理手段により管理される各第2の親局処理手段の識別情報及び第2の子局装置の識別情報を、第1の受動光網システムで使用する制御フレームの特定領域に挿入して、第1の親局装置に送信することを特徴とする。
本発明によれば、それぞれ異なるPONシステムが共存するアクセスネットワークの終端装置の保守運用の監視制御を統合的に行うことができる。
実施形態に係るXG−PON OLTの機能的な構成を示すブロック図である。 従来のGE−PONを採用した光アクセスネットワークの構成例を示す構成図である。 GE−PONを構成するGE−PON OLT及びGE−PON ONUの機能ブロック図である。 従来のXG−PONシステムを採用した光アクセスネットワークの構成例を示す構成図である。 従来のXG−PONを構成するXG−PON OLT及びXG−PON ONUの機能ブロック図である。 従来のGE−PONとXG−PONとが共存する場合のオペレーションシステムによる監視の仕方を説明する説明図である。 実施形態に係るXG−PON ONUの機能的な構成を示すブロック図である。 実施形態に係る光アクセスネットワークの全体的な構成を示す構成図である。 ITU−T G.987.3標準規格化されている下りフレームの構成を示す構成図である。 ITU−T G.987.3標準規格化されている上りフレームの構成を示す構成図である。 実施形態に係る光アクセスネットワーク1における処理動作を示すフローチャートである。
(A)主たる実施形態
以下、本発明に係るアクセス制御システム、アクセス制御方法、親局装置及び子局装置の主たる実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
この実施形態では、XG−PONとGE−PONとが混在する光アクセスネットワークに、本発明を適用する場合を例示する。
(A−1)実施形態の構成
(A−1−1)光アクセスネットワークの構成
図8は、実施形態に係る光アクセスネットワークの全体的な構成を示す構成図である。
図8において、実施形態に係る光アクセスネットワーク1は、XG−PONとGE−PONとが混在(共存)したものである。図8の例では、概ね通信事業者ネットワークとしてXG−PONシステムを適用し、加入者側ネットワークとしてGE−PONシステムを適用する場合を例示している。
通信事業者ネットワークとして利用されるXG−PONは、光スプリッタ50−1を介して光ケーブル接続されたXG−PON OLT100と、複数のXG−PON ONU200−1〜200−M(Mは整数)と、XG−PON オペレーションシステム(OpS)10とを有する。以下では、全てのXG−PON ONUに共通する機能を説明する際には、XG−PON ONU200と表現して説明する。
XG−PON OLT100と、XG−PON ONU200との間の通信方式は、ITU−T G.987シリーズで規格化されている技術や、今後のITU−T G.987シリーズの拡張技術等を適用することができる。
XG−PON OLT100からXG−PON ONU200への通信(下り通信)と、XG−PON ONU200からXG−PON OLT100への通信(上り通信)には、それぞれ異なる波長を用いたWDM(Wavelength Division Multiplexing)方式を利用している。また、1本の光ファイバを複数のXG−PON ONU200で共用しているため、XG−PON ONU200からXG−PON OLT100への上り通信は、例えばTDMA(Time Division Multiple Access)方式を用いて、上り通信信号の衝突を回避している。
光スプリッタ50−1は、XG−PON OLT100から送信される下り信号をXG−PON ONU200に分配したり、XG−PON ONU200から送信される上り信号を多重してXG−PON OLT100に与えたりするものである。光スプリッタ50−1は、波長分配多重器の一例である。
XG−PON OLT100は、XG−PONを採用した、局側に網けられた光信号終端装置(Optical Line Terminal)であり、光ファイバを通じて光スプリッタ50−1と接続すると共に、例えばインターネット等の上位網30と接続するものである。XG−PON OTL100は、各XG−PON ONU200のTDMAによるアクセス制御を行うために、ポイント・ツゥー・マルチポイント通信の制御を行なう。つまり、XG−PON OLT100は、各XG−PON ONU200との間で、制御フレームを授受することにより、ポイント・ツゥー・マルチポイント通信の制御を行なう。
ここで、XG−PON OLT100は、各XG−PON ONU200との間の通信に先立ち、未登録のXG−PON ONUを発見するディスカバリープロセスや、未登録のXG−PON ONUの識別情報(ONU−ID)の登録や、各XG−PON ONU200に収容されているGE−PON ONU700(700−1〜700−N)の識別情報(LLID:Logical Link ID)の登録、通信時間(送信タイミング及び送信時間)や帯域割当等を行なう。これらの処理は、ITU−T G.987.3標準規格化技術を適用することができる。
各XG−PON ONU200は、加入者側の光回線終端装置(Optical Network Unit)であり、光ファイバを通じて光スプリッタ50−1と接続すると共に、UNI(User Network Interface)で光スプリッタ50−2と接続を介してGE−PON ONU700と接続するものである。
各XG−PON ONU200は、XG−PON OLT100との間のディスカバリープロセスによりXG−PON OLT100との間のリンクを確立し、XG−PON OLT100により割り当てられた帯域及び通信時間で通信を行う。
ここで、各XG−PON ONU200は、光スプリッタ50−2を介して収容しているGE−PON ONU700との間でディスカバリープロセスを行い、リンクが確立したGE−PON ONU700から識別情報(LLID)を取得する。
そして、各XG−PON ONU200は、GE−PON ONU700から識別情報(LLID)及び自身の識別情報(ONU−ID)をPLOAM領域に挿入したフレームを、XG−PON OLT100に送信するようにする。これにより、各XG−PON ONU200に収容されているGE−PON ONU700から識別情報(LLID)を、XG−PON OLT100に通知することができる。
光スプリッタ50−2は、XG−PON ONU200から送信される下り信号をGE−PON ONU700に分配したり、GE−PON ONU700から送信される上り信号を多重してXG−PON ONU200に与えたりするものである。光スプリッタ50−2は、波長分配多重器の一例である。
GE−PON ONU700は、GE−PONを採用した、加入者側の光信号終端装置である。GE−PON ONU700は、XG−PON ONU200との間のディスカバリープロセスによりリンクを確立して、自身の識別情報(LLID)を通知する。なお、ディスカバリープロセスは、IEEE802.3ah等の規格化技術を適用できる。
端末40は、加入者端末であり、例えば、パーソナルコンピュータや、電話端末等を適用できる。
(A−1−2)XG−PON OLTの詳細な構成
図1は、この実施形態に係るXG−PON OLT100の機能的な構成を示すブロック図である。
XG−PON OLT100と、複数のXG−PON ONU200との間のアクセス制御は、ITU−T G.987.3標準規格技術を適用することができる。
なお、XG−PON OLT100のハードウェアの詳細な構成は、図示しないが、既存のOLTの構成と同様に、例えば、CPU、ROM、RAM、入出力インタフェース等を有する制御ボード(あるいはLSI等の専用のハードウェア)や、インターネット等の上位網30と信号の授受を行うインタフェース部、光信号インタフェース等を有するネットワークインタフェースボード等を有して構成される。
図1に示すXG−PON OLT100の機能ブロックは、主として、CPU等を有する制御ボードにより実行されるものであり、CPUがROMに格納された処理プログラムを実行することに実現されるものである。また、それぞれの処理プログラムが、XG−PON OLT100にインストールされることにより各種機能が実現されるものであってもよく、その場合でも、コンピュータを機能させる各処理プログラムは、図1に示す機能ブロックとして示すことができる。
図1において、この実施形態に係るXG−PON OLT100は、OLT上りフレーム処理部110、OLT下りフレーム処理部120、10G SNIMAC処理部130、PON光送受信部140、装置内監視制御部150を有する。
XG−PON OLT100は、光スプリッタ50−1を介して、複数(M個:Mは正の整数)のXG−PON ONU200と光ケーブルで接続されており、複数のXG−PON ONU200との間で授受される光信号を終端するものである。また、XG−PON OLT100は、インターネット等の上位網30と接続しており、上位網30との間で信号の授受を行う。さらに、XG−PON OLT100は、監視制御網20を介して、運用や保守を制御するオペレーションシステム(OpS)10と接続している。
PON光送受信部140は、OLT下りフレーム処理部120から送信信号(電気信号)を光信号に変換して光ケーブルを介して光スプリッタ50−1に向けて光信号を送信したり、又は光スプリッタ50−1からの光信号を受信信号(電気信号)に変換して、OLT上りフレーム処理部110に与えたりするものである。
OLT上りフレーム処理部110は、PON光送受信部140からの上りフレームの解析処理を行ない、上りフレームに含まれるデータ信号を10G SNIMAC処理部130に与えるものである。OLT上りフレーム処理部110は、基本的には、ITU−T G.987.3標準規格技術を適用することができる。OLT上りフレーム処理部110は、既存技術と同様に、PHYフレーム検出部111、XGTCフレーム検出部112、XGEMフレーム検出部113を有する。
PHYフレーム検出部111は、PON光送受信部140からの受信信号からPHYフレームを検出し、PHYフレームをXGTCフレーム検出部112に与える。
XGTCフレーム検出部112は、PHYフレーム検出部111から取得したPHYフレームからXGTCフレームを抽出して、XGTCフレームを、装置内監視制御部150及びXGEMフレーム検出部113に与える。
XGEMフレーム検出部113は、XGTCフレーム検出部112から取得したXGTCペイロードからXGEMフレームを抽出して、10G SNIMAC処理部130に与えるものである。
OLT下りフレーム処理部120は、10G SNIMAC処理部130からデータ信号を受け取り、このデータ信号を含む下りフレームを生成してPON送受信部140に与えるものである。OLT下りフレーム処理部120も、基本的には、ITU−T G.987.3標準規格技術を適用することができ、既存技術と同様に、XGEMフレーム生成部121、XGTCフレーム生成部122、PHYフレーム生成部123を有する。
XGEMフレーム生成部121は、10G SNIMAC処理部130から、上位層30から受信したデータ信号を含むXGEMフレームを生成して、XGTCフレーム生成部122に与える。
XGTCフレーム生成部122は、XGEMフレーム生成部121から取得したXGTCフレームを含むXGTCペイロードを生成し、又装置内監視制御部150から取得したXGTCヘッダをXGTCペイロードに付与してXGTCフレームを生成して、PHYフレーム生成部123に与えるものである。
PHYフレーム生成部123は、XGTCフレーム生成部122から取得したXGTCフレームにPHYヘッダを付与してPHYフレームを生成してPON光送受信部140に与えるものである。
10G SNIMAC処理部130は、OLT上りフレーム処理部110からのデータ信号を上位網30の通信プトロコルに変換して、上位網30に送信したり、又は上位網30からの信号をOLT下りフレーム処理部120に与えたりするものである。
装置内監視制御部150は、当該XG−PON OLT100の配下に位置しているXG−PON ONU200を監視し、各XG−PON ONU200の識別情報(ONU−ID)と、各XG−PON ONU200が収容しているGE−PON ONU700の識別情報(LLID)との管理や、各XG−PON ONU200に対する送信タイミングや帯域割当制御等を行なうものである。
また、装置内監視制御部150は、監視制御部151、ONU管理部152、XGTCヘッダ/PLOAM生成部153、XGTCヘッダ/PLOAM検出部154を有する。
XGTCヘッダ/PLOAM検出部154は、XGTCフレーム検出部112から取得したXGTCフレームからXGTCヘッダを抽出する。このとき、XGTCヘッダ/PLOAM検出部154は、抽出したXGTCヘッダに含まれているPLOAM領域の情報を抽出して、監視制御部151及びONU管理部152に通知する。
ONU管理部152は、XGTCヘッダ/PLOAM検出部154からのPOAM領域に含まれている情報を管理するものである。PLOAM領域には、XG−PON ONU200が収容しているGE−PON ONU700の識別情報(LLID)が含まれている。
ONU管理部152は、各XG−PON ONU200の識別情報(ONU−ID)と、それぞれ取得したGE−PON ONU700の識別情報(LLID)とを対応付けて管理するようにする。
XGTCヘッダ/PLOAM生成部153は、監視制御部151の制御を受けて、ONU管理部152に保持されている、XG−PON ONU200の識別情報(ONU−ID)と、GE−PON ONU700の識別情報(LLID)との対応情報に基づいてXGTCヘッダを生成して、XGTCフレーム生成部122に与える。
監視制御部151は、監視制御網20を介してXG−PON OpS10と接続しており、XG−PON ONU200との間のアクセス制御を行なうものである。監視制御部151は、XG−PON ONU200や、XG−PON ONU200の配下のGE−PON ONUに対する運用保守情報をOpS10から取得すると、その運用保守情報をXGTCヘッダ/PLOAM生成部153に与える。
(A−1−3)XG−PON ONUの構成
図7は、実施形態に係るXG−PON ONU200の機能的な構成を示すブロック図である。
なお、XG−PON ONU200のハードウェアの詳細な構成は、図示しないが、既存のONUの構成と同様に、例えば、CPU、ROM、RAM、入出力インタフェース等を有する制御ボード(あるいはLSI等の専用のハードウェア)や、光信号インタフェース等を有するネットワークインタフェースボード等を有して構成される。
図7に示すXG−PON ONU200の機能ブロックとは、主として、CPU等を有する制御ボードにより実行されるものであり、CPUがROMに格納された処理プログラムを実行することに実現されるものである。また、それぞれの処理プログラムが、XG−PON ONU200にインストールされることにより各種機能が実現されるものであってもよく、その場合でも、コンピュータを機能させる各処理プログラムは、図7に示す機能ブロックとして示すことができる。
図7において、この実施形態に係るXG−PON ONU200は、大別して、XG−PON ONU機能部210、GE−PON OLT機能部250、上りフォーマット変換回路310、下りフォーマット変換回路320、装置内監視制御部330を有する。
なお、GE−PON OLT機能部250が、1個の場合を例示しているが、複数個のGE−PON OLT機能部250を備えるようにしても良い。その場合、それぞれのGE−PON OLT機能部250を識別するために、GE−PON ONU番号を付与することで識別することができる。
GE−PON OLT機能部250は、GE−PONのOLTとして機能する部分であり、PON光送受信部290、SerDes(Serializer/Deserializer)部280、GE−PON OLT上りフレーム処理部260、GE−PON OLT下りフレーム処理部270を有する。
XG−PON ONU機能部210は、XG−PONのONUとして機能する部分であり、PON光送受信部220、XG−PON ONU上りフレーム処理部230、XG−PON ONU下りフレーム処理部240を有する。
すなわち、この実施形態に係るXG−PON ONU200は、XG−PON ONUとしての機能と、GE−PON OLTとしての機能とを兼ね備える。XG−PON ONU200は、GE−PONのIEEE802.3a標準規格技術を用いて、収容しているGE−PON ONU700のLLIDを取得して管理すると共に、XG−PONのITU−T G.987.3標準規格技術を用いて、自身のONU−IDと各LLIDとを含むフレームをXG−PON OLT100に通知する。
PON光送受信部220は、XG−PON ONU下りフレーム処理部240に接続され、下りフォーマット変換回路320に接続され、GE−PON OLT下りフレーム処理部270に接続され、SerDes部を介してPON光送受信部290に接続される。
また、PON光送受信部290は、SerDes部280を介してGE−PON OLT上りフレーム処理部250に接続され、上りフォーマット変換回路310に接続され、XG−PON ONU上りフレーム処理部210に接続され、PON光送受信部220を介して光スプリッタ50−1に接続される。
PON光送受信部220は、光ケーブルで光スプリッタ50−1と接続しており、光スプリッタから受信した光信号を電気信号に変換して、XG−PON ONU下りフレーム処理部240に与える。
XG−PON ONU下りフレーム処理部240は、受信信号からXGTCフレームを抽出して、そのXGTCフレームを装置内監視制御部330に与えたり、又XGEMフレームを抽出して下りフォーマット変換回路320に与えたりする。XG−PON ONU下りフレーム処理部240は、PHYフレーム検出部241、XGTCフレーム検出部242、XGEMフレーム検出部243を有する。
下りフォーマット変換回路320は、XG−PONフレームをGE−PONフレームのフォーマットに変換して、変換後のフレームをGE−PON OLT下りフレーム処理部270に与える。
GE−PON OLT下りフレーム処理部270は、下りフォーマット変換回路320から取得したフレームに、装置監視制御部330からのデータを付与して送信信号を生成して、SerDes部280に与えるものである。
GE−PON OLT下りフレーム処理部270は、OAM生成部271、MPCP生成部272、PONヘッダ生成部273、PCS生成部274を有する。
OAM生成部271は、下りフォーマット変換回路320によりフォーマット変換されたデータに、装置内監視制御部330から取得したOAMヘッダを付与してOAMフレームを生成するものである。また、OAM生成部271は、生成したOAMフレームをMPCP生成部272に与える。
ここで、OAMヘッダは、送信元情報及び宛先情報等を含むものである。送信元情報は、GE−PON OLTとして機能するときのアドレス情報となり、宛先情報は、収容しているGE−PON ONU700のアドレス情報となる。つまり、装置内監視制御部330では、後述するように、GE−PON OLTとして機能するときのアドレス情報を保持しており、そのアドレス情報を送信元情報としている。
MPCP生成部272は、OAM生成部271からのOAMフレームを含むMPCPフレームを生成するものである。
PONヘッダ生成部273は、MPCP生成部272により生成されたMPCPフレームに、装置内監視制御部33から取得したLLIDを含む情報を付与してPONヘッダを生成し、PONヘッダをPCS生成部274に与える。ここで、LLIDは、XG−PON ONU200が収容している各GE−PON ONU700のLLIDである。
PCS生成部274は、PONヘッダ生成部273からのPONヘッダをフレームに付与してPCSフレームを生成してSerDes部280に与える。
SerDes部280は、入力されたシリアル、パラレル変換を行うものである。
PON光送受信部290は、光ケーブルで光スプリッタ50−2を介して、GE−PON ONU700と接続しており、光スプリッタ50−2から受信した光信号を電気信号に変換してSerDes部280に与えたり、又はSerDes部280からの信号を光信号に変換して送信したりするものである。
GE−PON OLT上りフレーム処理部260は、SerDes部280から取得した受信信号(IEEE 802.3ah標準規格のフレームフォーマット)を解析して、OAMフレームを上りフォーマット変換回路310に与えるものである。
GE−PON OLT上りフレーム処理部260は、既存のGE−PON OLTと同様に、PCS検出部261、PONヘッダ検出部262、MPSP検出部263、OAM検出部264を有する。
PCS検出部261は、受信信号からPCSフレームを検出してPONヘッダ検出部262に与える。
PON検出部262は、PCS検出部261から取得したPCSフレームからPONヘッダを抽出し、そのPONヘッダをMPCP検出部263及び装置内監視制御部330に与える。
OAM検出部264は、MPCP検出部263から取得したMPCPフレームからOAMフレームを抽出し、そのOAMフレームを上りフォーマット変換回路310及び装置内監視制御部330に与える。
上りフォーマット変換回路310は、GE−PONフレームをXG−PONフレームのフォーマットに変換して、変換後のフレームをXG−PON ONU上りフレーム処理部230に与える。
XG−PON ONU上りフレーム処理部210は、上りフォーマット変換回路310により変換されたフレームからXG−PON上りフレームを生成してPON光送受信部220に与える。XG−PON ONU上りフレーム処理部210は、XGEMフレーム生成部231、XGTCフレーム生成部232、PHYフレーム生成部233を有する。
XGEMフレーム生成部231は、上りフォーマット変換回路310からのデータにXGEMヘッダを付与してXGEMフレームを生成するものである。
XGTCフレーム生成部232は、XGEMフレーム生成部231により生成されたXGEMフレームにXGTCヘッダを付与してXGTCフレームを生成するものである。
ここで、XGTCヘッダには、PLOAM領域が含まれており、このPLOAM領域に、当該XG−PON ONU200のONU−IDを挿入すると共に、当該XG−PON ONU200が収容しているGE−PON ONU700のLLIDを挿入する。
PHYフレーム生成部233は、XGTCフレーム生成部232により生成されたXGTCフレームにPHYヘッダを付与してPHYフレームを生成してPON光送受信部220に与える。
装置内監視制御部330は、OLT/LLID管理部331、ONU−ID管理部332、XGTCヘッダ/PLOAM生成部333、XGTCヘッダ/PLOAM検出部334を有する。
OLT/LLID管理部331は、GE−PONにおける自身のOLT識別情報と、GE−PON ONU700のONU−ID及びLLIDとを対応付けて管理するものである。
ONU−ID管理部332は、XG−PONにおいて、XG−PON OLT100により割り当てられたONU−IDを管理するものである。
XGTCヘッダ/PLOAM検出部334は、XGTCフレーム検出部242により検出されたXGTCフレームからXGTCヘッダを抽出し、XGTCヘッダに含まれているPLOAM領域から、XG−PON OLT100により割り当てられたONU−IDを、ONU−ID管理部332に保持する。
また、XGTCヘッダ/PLOAM検出部334は、XGTCヘッダのPOAM領域にLLIDが含まれている場合には、OLT/LLID管理部331を参照して、LLID及びONU(GE−PON)番号を検索して、そのLLID及びONU(GE−PON)番号をOAM生成部271に与える。
XGTCヘッダ/PLOAM生成部333は、OAM検出部264から上りフレームのOAMに含まれているONU−IDに基づいて、ONU−ID管理部332及びOLT/LLID管理部331を参照して、XGTCヘッダを生成して、XGTCフレーム生成部232に与えるものである。
(A−1−4)ITU−T G.987.3標準のフレームフォーマット
ここで、ITU−T G.987.3標準規格化されている、下りフレームの構成と上りフレームの構成とを図9及び図10を用いて説明する。
図9は、ITU−T G.987.3標準規格化されている下りフレームの構成を示す構成図であり、図10は、ITU−T G.987.3標準規格化されている上りフレームの構成を示す構成図である。
XG−PON OLT100が、未登録のXG−PON ONU200の登録処理や、XG−PON ONU200との間で情報の授受を行う等のときに、図9(B)及び図10(B)に示す構成のフレームを授受する。
図9(B)及び図10(B)に示すように、PHYフレームのpayloadには、XGTCヘッダとXGTCペイロードとが含まれている。また、XGTCペイロードには、XGEMペイロードが含まれている。
図9(B)に示すように、下りフレームのXGTCヘッダには、運用保守に関する情報であるPLOAMが含まれており、PLOAMには、ONU−ID、メッセージタイプID、シーケンス番号、メッセージコンテンツ、MICが含まれている。
図10(B)に示すように、上りフレームのXGTCヘッダには、ONU−ID、Ind、PLOAMが含まれており、このPLOAMには、ONU−ID、メッセージID、シーケンス番号、メッセージコンテンツ、MICが含まれている。
(A−2)実施形態の動作
次に、この実施形態に係る光アクセスネットワーク1における処理動作を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図11は、実施形態に係る光アクセスネットワーク1における処理動作を示すフローチャートである。
図11において、XG−PON OLT100は、G.987.3に規定されているディスカバリー方式を使用して、未登録状態のXG−PON ONU#1を発見して、図11に示すステップ(a)〜(g)の通信処理を実施する。
具体的には、XG−PON OLT100は、未登録XG−PON ONUのシリアル番号を取得するために、SN(Serial Number) Grantを含むフレームを送信する(ステップ(a))。XG−PON ONU#1では、XG−PON機能部210が、ランダム遅延の後、XG−PON ONUのシリアル番号要求を含むフレーム送信する(ステップ(b))。
そして、XG−PON OLT100は、XG−PON ONU#1のXG−PON機能部210に、ONU−ID=1を通知し(ステップ(c))、XG−PON機能部210がONU−ID=1を受信する。
このとき、XG−PON ONU#1では、XG−PON機能部210が、ONU−ID=1の登録をONU管理部332に完了する。また、XG−PON機能部210は、登録要求のため、XG−PON OLT100に対して、Ranging Grant応答(ONU−ID=1の登録要求を含む)を返信する(ステップ(d))。
そうすると、XG−PON OLT100は、帯域割当及び送信スタートタイムを計算するために、Round trip Equalization Delay(EqD)を行い、送信スタートタイムの通知(Ranging Grant)と割当帯域の通知(BW Grant)を行う(ステップ(e)、ステップ(f))。
そして、XG−PON ONU#1のXG−PON機能部210が、XG−PON OLT100にACKフレームを返信すると(ステップ(g))、XG−PON OLT100は、ONU管理部152に、ONU−ID=1の登録を完了する。
また、図11において、上記ステップ(a)〜(g)のディスカバリープロセスの途中で、XG−PON ONU#1のGE−PON OLT#1機能部250は、IEEE802.3ahの標準化技術のディスカバリー方式を用いて、配下にある未登録のGE−PON ONU#1を発見して、LLID=1を割り当てるなどのステップ(1)〜(5)の通信を実施して、LLID=1の登録を完了する。
具体的には、XG−PON ONU#1のGE−PON OLT機能部250は、未登録のGE−PON ONUに対して送信タイミング(Discovery Gate)を通知する(ステップ(1))。
このとき、XG−PON ONU#1のOLT/LLID管理部331には、GE−PON OLT機能部250がGE−PONのOLTとして機能するため、「OLT番号=1」が登録されており、配下のGE−PON ONU#1は未登録であるため、「LLID」及び「ONU(GE−PON)番号」はブランク(未登録)となっている。
GE−PON ONU#1は、ランダム遅延後、GE−PON OLT機能部250に対して登録要求(Register Request)を返信する(ステップ(2))。
これを受けて、GE−PON OLT機能部250が、GE−PON ONU#1に対してLLID=1を割り当て、LLID=1をGE−PON ONU#1に通知する(ステップ(3))。
そして、GE−PON OLT機能部250が、GE−PON ONU#1に割り当てた上り送信時刻及び送信時間をGateで通知し(ステップ(4))、GE−PON ONU#1が、GE−PON OLT機能部250にRegister ACKを返信する(ステップ(5))。
Register ACKが受信されると、GE−PON OLT機能部250は、LLID及びONU(GE−PON)を、OLT/LLID管理部331に登録する。つまり、XG−PON ONU#1のOLT/LLID管理部331には、「OLT番号=1」、「LLID=1」、「ONU(GE−PON)番号=1」が登録される。
XG−PON ONU#1では、上記のLLID=1登録完了をトリガとして、XG−PON ONU機能部210が、XG−PON OLTからの帯域割当グラントによる送信スタート時間、送信許可通知を受信後(ステップ(f))に、ITU−T G.987.3標準規定されているPLOAM領域を使用してLLID=1及びOLT=1をXG−PON OLT100に情報を送信する(ステップ(h))。
このとき、XG−PON OLT100では、XG−PON ONU機能部210に割り当てた「ONU−ID=1」、PLOAMから抽出した「LLID=1」及び「OLT番号=1」を対応付けてONU管理部152に登録する。
これにより、XG−PON OLT100は、ONU−ID=1のXG−PON ONU#1の、どのGE−PON OLT機能部250の配下に、GE−PON ONU台数(LLID数)が何台あるかを知ることができる。
また、XG−PON ONU#1が、複数のGE−PON ONU機能部250が追加されたり、又は削除(例えば加入者がサービスを解約して不要になった場合など)されたりした場合も、上記プロセスを通じて、自動的にXG−PON OLT100に通知及び管理することが可能となる。
上記に示したXG−PON OLT−ONU間の情報は、XGTCヘッダ/PLOAM生成部333がOLT/LLID管理部331及びONU−ID管理部332の情報に基づいて、XGTCヘッダ及びPLOAM領域の情報を生成する。そして、XGTCフレーム生成部232がXGTCフレームを生成して、XG−PON OLT100に送信する。
XG−PON OLT100では、上りXG−PON ONU#1からの上り信号からXGTCフレームを検出し、その中にあるXGTCヘッダ、PLOAM領域を検出し、「ONU−ID」、「LLID」、「OLT番号」をONU管理部152に保存する。
XG−PON OLT100からの下り信号は、XG−PON ONU#1のXGTCフレーム検出部242がXGTCフレームを検出し、XGTCヘッダ/PLOAM検出部334がXGTCフレームからXGTCヘッダ及びPLOAM領域の設定変更情報を抽出して、その抽出した設定変更情報をONU−ID管理部332に保存する。
次に、上述した処理により、XG−PON OLT100のONU管理部152に、「ONU−ID」、「LLID」、「ONU番号」の登録完了後に、遠隔のオペレーションシステム(OpS)10からの監視処理が可能となる。
遠隔のオペレーションシステム(Ops)10から、GE−PON ONU#1に対する設定変更発生する場合、その情報がXG−PON OLT100の監視制御部151に保存される(ステップ(11))。
この監視制御部151に保存された情報は、XGTCヘッダ/PLOAM生成部153に与えられる。XGTCヘッダ/PLOAM生成部153は、PLOAM領域に設定変更情報を挿入し、「ONU−ID=1」、「LLID=1」の宛先情報を含むXGTCヘッダを生成する。そして、XGTCフレーム生成部122により生成されたXGTCフレームが生成されて、下り信号として送出する(ステップ(12))。
XG−PON ONU#1に下りフレームが受信されると、XGTCフレームがXGTCフレームを検出する。XGTCヘッダ/PLOAM検出部334がXGTCヘッダに含まれている「ONU−ID=1」、「LLID=1」を検出する。そして、XGTCヘッダ/PLOAM検出部334は、OLT/LLID管理部331から、LLID=1に対応する「OLT番号=1」、「ONU番号=1」を検出し、検出した「OLT番号=1」、「ONU番号=1」をOAM生成部271に与える(ステップ(13))。
また、XG−PON ONU#1に受信された下りフレームは、下り変換フォーマット変換回路320により、ITU−T G.987.3標準規定フォーマットからIEEE802.3ah標準規定フォーマットにフォーマット変換される(ステップ(14))。
そして、OAM生成部271が、XGTCヘッダ/PLOAM検出部334からの「OLT番号=1」、「ONU番号=1」を宛先情報として、設定変更情報をOAM領域に挿入してOAMフレームを生成して、GE−PON ONU#1へ送信することで通知する(ステップ(15))。
GE−PON ONU#1は、下りフレームを受信し、この下りフレームに含まれる設定変更情報に基づいて、設定変更情報に応じた設定変更を行う。
なお、図11には図示していないが、GE−PON ONU#1は、XG−PON OLT#1のGE−PON OLT機能部250に対してOAM情報を送りたい場合は、上記と同じ方式で逆方向の上りフレームを送信することで、XG−PON OLT100への上りフレームのPLOAM領域を使って情報を伝送することができる。
(A−3)実施形態の効果
以上のように、実施例によれば図8に示すようにGE−PON ONUの情報を自動的にXG−PON OLT#1に通知・保存する機能を設けたことでXG−PON用オペレーションシステム(OpS)からGE−PON ONUの監視制御が可能になるため、GE−PONのオペレーションシステム(OpS)の削減等の運用保守費用の経済化が可能となる。
(B)他の実施形態
上述した実施形態においても種々の変形実施形態を言及したが、本発明は、以下の変形実施形態にも適用可能である。
(B−1)上述した実施形態では、ITU−TG.987シリーズのXG−PONに適用した例を説明したが、フレーム構成を修正する等で現在標準化が議論されているITU−TG.989シリーズのNG−PON2にも適応可能である。
1…光アクセスネットワーク1、100…XG−PON OLT、200(200−1〜200−M)…XG−PON ONU、700(700−1〜700−N)…GE−PON ONU、10…オペレーションシステム、50−1及び50−2…光スプリッタ、
110…OLT上りフレーム処理部、120…OLT下りフレーム処理部、130…10G SNIMAC処理部、140…PON光送受信部、150…装置内監視制御部、151…監視制御部、152…ONU管理部、153…XGTCヘッダ/PLOAM生成部、154…XGTCヘッダ/PLOAM検出部、
210…XG−PON ONU機能部、250…GE−PON OLT機能部、310…上りフォーマット変換回路、320…下りフォーマット変換回路、330…装置内監視制御部、331…OLT/LLID管理部、332…ONU−ID管理部、333…XGTCヘッダ/PLOAM生成部、334…XGTCヘッダ/PLOAM検出部。

Claims (7)

  1. 第1の受動光網システムと第2の受動光網システムとが混在するネットワークで、第1の受動光網システムを構成する第1の子局装置と第2の受動光網システムを構成する第2の子局装置とのアクセス制御を行なうアクセス制御システムにおいて、
    第1の受動光網システムを採用する第1の親局装置が、
    第1の受動光網システムを構成する第1の子局装置、及び又は、第2の受動光網システムを構成する第2の子局装置の監視制御処理を行う監視制御手段と、
    当該第1の親局装置と接続している第1の子局装置の識別情報を管理する第1の子局情報管理手段と、
    第1の子局装置との間で授受される制御フレーム処理を行う第1の親局処理手段と
    を備え、
    第1の受動光網システムを採用する第1の子局装置が、
    上記第1の親局装置との間で授受される制御フレーム処理を行う子局処理手段と、
    上記第1の親局装置から割り当てられた第1の子局装置の識別情報を管理する第2の子局情報管理手段と、
    第2の受動光網システムを構成する1又は複数の第2の子局装置と接続可能であり、接続している各第2の子局装置との間で制御フレーム処理を行うものであり、上記各第2の子局装置の識別情報を取得する1又は複数の第2の親局処理手段と、
    上記各第2の親局処理手段の識別情報と、上記各第2の親局処理手段により接続した上記各第2の子局装置の識別情報とを対応付けて管理する第3の子局情報管理手段と
    を備え、
    上記第1の子局装置の上記子局処理手段が、上記第3の子局情報管理手段により管理される上記各第2の親局処理手段の識別情報及び上記第2の子局装置の識別情報を、第1の受動光網システムで使用する制御フレームの特定領域に挿入して、上記第1の親局装置に送信し、
    上記第1の親局装置の上記第1の子局情報管理手段が、上記第1の子局装置からの受信フレームに含まれる、上記各第2の親局処理手段の識別情報及び上記第2の子局装置の識別情報を、対応する上記第1の子局装置の識別情報に対応付けて管理する
    ことを特徴とするアクセス制御システム。
  2. 上記第1の親局装置は、
    上記監視制御手段が、接続している監視端末から、上記第2の子局装置に対する運用保守情報を取得し、
    上記第1の親局処理手段が、
    上記第2の子局装置の識別情報に基づいて、対応する第1の子局装置の識別情報と、対応する親局処理手段の識別情報とを、上記第1の子局情報管理手段から検索し、
    検索した、上記対応する第1の子局装置の識別情報と、対応する親局処理手段の識別情報とを含む宛先情報とし、上記運用保守情報を含むフレームを送信する
    ことを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載のアクセス制御システム。
  3. 上記第1の受動光網システムが10ギガビットの受動光網システムであり、上記第2の受動光網システムが、1ギガビットの受動光網システムであることを特徴とする請求項1又は2に記載のアクセス制御システム。
  4. 上記第1の受動光網システムがITU−T G.987.3標準規格の受動光網システムであり、上記第2の受動光網システムがIEEE802.3ah標準規格の受動光網システムであり、
    上記各第1の子局装置の子局処理手段が、PLOAM領域に、上記各親局処理手段の識別情報と、上記第2の子局装置のLLID及び子局識別情報とを挿入したフレームを、上記第1の親局装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のアクセス制御システム。
  5. 第1の受動光網システムと第2の受動光網システムとが混在するネットワークで、第1の受動光網システムを構成する第1の子局装置と第2の受動光網システムを構成する第2の子局装置とのアクセス制御を行なうアクセス制御方法において、
    第1の受動光網システムを採用する第1の親局装置が、
    第1の受動光網システムを構成する第1の子局装置、及び又は、第2の受動光網システムを構成する第2の子局装置の監視制御処理を行い、
    第1の子局装置との間で授受される制御フレーム処理を行い、
    当該第1の親局装置と接続している第1の子局装置の識別情報を管理し、
    第1の受動光網システムを採用する第1の子局装置が、
    上記第1の親局装置との間で授受される制御フレーム処理を行い、
    上記第1の親局装置から割り当てられた第1の子局装置の識別情報を管理し、
    第2の受動光網システムを構成する1又は複数の第2の子局装置と接続可能であり、接続している各第2の子局装置との間で制御フレーム処理を行い、上記各第2の子局装置の識別情報を取得し、
    上記各第2の親局処理手段の識別情報と、上記各第2の親局処理手段により取得した上記各第2の子局装置の識別情報とを対応付けて管理し、
    上記第1の子局装置の上記子局処理手段が、上記第3の子局情報管理手段により管理される上記各第2の親局処理手段の識別情報及び上記第2の子局装置の識別情報を、第1の受動光網システムで使用する制御フレームの特定領域に挿入して、上記第1の親局装置に送信し、
    上記第1の親局装置の上記第1の子局情報管理手段が、上記第1の子局装置からの受信フレームに含まれる、上記各第2の親局処理手段の識別情報及び上記第2の子局装置の識別情報を、対応する上記第1の子局装置の識別情報に対応付けて管理する
    ことを特徴とするアクセス制御方法。
  6. 第1の受動光網システムと第2の受動光網システムとが混在するネットワークで、第1の受動光網システムを採用する親局装置において、
    第1の受動光網システムを構成する第1の子局装置、及び又は、第2の受動光網システムを構成する第2の子局装置の監視制御処理を行う監視制御手段と、
    当該第1の親局装置と接続している第1の子局装置の識別情報を管理する第1の子局情報管理手段と、
    第1の子局装置との間で授受される制御フレーム処理を行う第1の親局処理手段と
    を備え、
    上記第1の子局情報管理手段が、第2の受動光網システムを構成する1又は複数の第2の子局装置と接続している上記第1の子局装置から受信した受信フレームに含まれる、上記第1の子局装置の第2の親局処理手段の識別情報及び上記第2の子局装置の識別情報を、対応する上記第1の子局装置の識別情報に対応付けて管理することを特徴とする親局装置。
  7. 第1の受動光網システムと第2の受動光網システムとが混在するネットワークで、第1の受動光網システムを採用する子局装置において、
    第1の受動光網システムの第1の親局装置との間で授受される制御フレーム処理を行う子局処理手段と、
    上記第1の親局装置から割り当てられた第1の子局装置の識別情報を管理する第2の子局情報管理手段と、
    第2の受動光網システムを構成する1又は複数の第2の子局装置を接続可能であり、接続している各第2の子局装置との間で制御フレーム処理を行うものであり、上記各第2の子局装置の識別情報を取得する1又は複数の第2の親局処理手段と、
    上記各第2の親局処理手段の識別情報と、上記各第2の親局処理手段により取得した上記各第2の子局装置の識別情報とを対応付けて管理する第3の子局情報管理手段と
    を備え、
    上記子局処理手段が、上記第3の子局情報管理手段により管理される上記各第2の親局処理手段の識別情報及び上記第2の子局装置の識別情報を、第1の受動光網システムで使用する制御フレームの特定領域に挿入して、上記第1の親局装置に送信することを特徴とする子局装置。
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