JP2016147741A - エレベータの改修方法および改修されたロープ式エレベータ - Google Patents
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Abstract
【課題】この発明は、改修コストの増大を抑制できるとともに、巻上機の据え付け作業性を向上させることができる、既設の油圧式エレベータをロープ式エレベータにするエレベータの改修方法および改修されたロープ式エレベータを得る。【解決手段】油圧ジャッキおよび油圧パワーユニットを撤去し、かご4の昇降経路と隔壁3との間のスペースと油圧機械室2とを連通する連通穴15を隔壁3に形成した後、巻上機16の綱車17を連通穴15から突き出して該スペースに位置させるように巻上機16を油圧機械室2内に設置し、つり合いおもり14をスペースに設置して、既設の油圧式エレベータをロープ式エレベータに改修する。【選択図】図2
Description
この発明は、既設の油圧式エレベータをロープ式エレベータにするエレベータの改修方法および既設の油圧式エレベータから改修されたロープ式エレベータに関するものである。
従来の油圧式エレベータについては、例えば、特許文献1に記載されている。また、油圧ジャッキを含む油圧式エレベータ用駆動部が昇降路内に配置された既設の油圧式エレベータをロープ式エレベータにする従来のエレベータの改修方法が、例えば特許文献2に記載されている。この特許文献2に記載の従来のエレベータの改修方法では、油圧式エレベータ用駆動部を撤去することで、既設のかごの昇降経路と昇降路の壁との間に機器設置スペースを設け、このスペースに巻上機およびつり合いおもりを設置していた。しかしながら、大容量の油圧式エレベータの場合は、新規に設置される巻上機が大型であることや、新規制御盤の設置、荷重条件の変化による建築躯体側の補強などのため、新規機器の設置スペースを十分に確保することが難しい。
そのため、油圧ジャッキを撤去し、つり合いおもりをかごの昇降経路と昇降路の壁との間に形成される機器設置スペースに設置し、巻上機や制御盤を昇降路の下部に設置する方法や、かごサイズを既設のかごより縮小する方法が選択されていた。
しかしながら、昇降路の下部に設置される大型巻上機や制御盤の設置スペースを確保するために、昇降路のピット深さを深くする必要があり、改修コストが増大するという課題があった。また、かごサイズを縮小する方法では、既設油圧式エレベータより使用感が低下するおそれがあった。加えて、重量物である巻上機や制御盤を昇降路内に搬入するので、据付け作業性が低下するという課題もあった。
この発明は、上記課題を解決するためになされたもので、巻上機を既設の油圧機械室に設置して、昇降路のピットの深さを深くする追加工事を不要とし、改修コストの増大を抑制できるとともに、かごサイズの縮小を不要、あるいは縮小率を極力小さくし、重量物である巻上機を昇降路内に搬入する必要がなく、据え付け作業性を向上させることができる、既設の油圧式エレベータをロープ式エレベータにするエレベータの改修方法および既設の油圧式エレベータから改修されたロープ式エレベータを得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータの改修方法は、油圧機械室が隔壁を介して昇降路に並んで配設され、かごの昇降経路と昇降路壁との間のスペースに設置された油圧ジャッキおよび上記油圧機械室内に設置された油圧パワーユニットを含む駆動部により上記かごを昇降させる既設の油圧式エレベータから、巻上機の駆動力により上記かごを昇降させるロープ式エレベータに改修するエレベータの改修方法であって、上記駆動部を撤去する工程と、上記昇降路と上記油圧機械室とを連通する連通穴を上記隔壁に形成する工程と、上記巻上機の綱車を上記連通穴から突き出して上記昇降路内に位置させるように該巻上機を上記油圧機械室内に設置する工程と、つり合いおもりを上記スペースに設置する工程と、を備えている。
この発明によれば、油圧エレベータの駆動部を撤去し、昇降路と油圧機械室とを連通する連通穴を隔壁に形成した後、巻上機の綱車を連通穴から突き出して昇降路内に位置させるように巻上機を油圧機械室内に設置している。そこで、大型の巻上機をかごの昇降経路の下部に設置するための、昇降路のピットの深さを深くする追加工事が不要となり、改修コストを低減できる。また、巻上機の設置がかごの昇降経路に影響を及ぼさないので、かごサイズの縮小が不要、あるいは縮小率を極力小さくすることが可能となる。さらに、重量物である巻上機を昇降路内に搬入する必要がないので、巻上機の据え付け作業性を向上できる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る既設の油圧式エレベータを示す概略平面図、図2はこの発明の実施の形態1に係る改修後のロープ式エレベータを示す概略平面図、図3はこの発明の実施の形態1に係る改修後のロープ式エレベータのローピングを説明する概略縦断面図である。なお、図3では、説明の便宜上、かご等が省略されている。
図1はこの発明の実施の形態1に係る既設の油圧式エレベータを示す概略平面図、図2はこの発明の実施の形態1に係る改修後のロープ式エレベータを示す概略平面図、図3はこの発明の実施の形態1に係る改修後のロープ式エレベータのローピングを説明する概略縦断面図である。なお、図3では、説明の便宜上、かご等が省略されている。
まず、既設の油圧式エレベータの構成を図1を参照しつつ説明する。
既設の油圧式エレベータでは、昇降路1と、隔壁3を介して昇降路1の間口方向の一側に並んで設けられた油圧機械室2と、を備える。かご4が、昇降路1内に間口方向に離間して上下方向に設置された一対のかご用ガイドレール5a,5bに案内されて昇降可能に昇降路1内に配設されている。そして、一対のかご吊り車6a,6bが、かご4の下部の間口方向の両端に配設されている。油圧ジャッキ7が、ジャッキ台(図示せず)を昇降路1のピットに設置して、かご4の昇降経路と隔壁3との間のスペースの、かご用ガイドレール5bの奥行き方向の後方に配置されている。そして、一対の油圧ジャッキ用上部そらせ車8a,8bが油圧ジャッキ7の上部に設置され、油圧ジャッキ用下部そらせ車8cがジャッキ台に設置されている。さらに、一対の油圧ジャッキ用ガイドレール9a,9bが、油圧ジャッキ7の奥行き方向の両側に、上下方向に設置されている。なお、間口方向とは、かごの戸4aの開閉方向である。また、奥行き方向とは、水平面上で、間口方向と直交する方向である。
既設の油圧式エレベータでは、昇降路1と、隔壁3を介して昇降路1の間口方向の一側に並んで設けられた油圧機械室2と、を備える。かご4が、昇降路1内に間口方向に離間して上下方向に設置された一対のかご用ガイドレール5a,5bに案内されて昇降可能に昇降路1内に配設されている。そして、一対のかご吊り車6a,6bが、かご4の下部の間口方向の両端に配設されている。油圧ジャッキ7が、ジャッキ台(図示せず)を昇降路1のピットに設置して、かご4の昇降経路と隔壁3との間のスペースの、かご用ガイドレール5bの奥行き方向の後方に配置されている。そして、一対の油圧ジャッキ用上部そらせ車8a,8bが油圧ジャッキ7の上部に設置され、油圧ジャッキ用下部そらせ車8cがジャッキ台に設置されている。さらに、一対の油圧ジャッキ用ガイドレール9a,9bが、油圧ジャッキ7の奥行き方向の両側に、上下方向に設置されている。なお、間口方向とは、かごの戸4aの開閉方向である。また、奥行き方向とは、水平面上で、間口方向と直交する方向である。
油圧パワーユニット10と制御盤11が、油圧機械室2内に設置されている。そして、油圧パワーユニット10と油圧ジャッキ7が、隔壁3を貫通して配管された圧力配管12により接続されている。
駆動用ロープ(図示せず)は、一端を昇降路1の上部に設置された綱止め梁(図示せず)に固定されて下げられ、かご4の下部の間口方向の他側に配置されたかご吊り車6aに掛け渡されて間口方向の一側に延び、かご4の下部の間口方向の一側に配置されたかご吊り車6bに掛け渡されて引き上げられ、間口方向の他側に配置されている油圧ジャッキ用上部そらせ車8aに掛け渡されて下げられ、油圧ジャッキ用下部そらせ車8cに掛け渡されて引き上げられ、間口方向の一側に配置されている油圧ジャッキ用上部そらせ車8bに掛け渡されて下げられ、他端をジャッキ台に固定されている。ここで、油圧ジャッキ7、油圧パワーユニット10、油圧ジャッキ用上部そらせ車8a,8b、油圧ジャッキ用下部そらせ車8c、駆動用ロープなどが、油圧式エレベータの駆動部を構成する。
このように構成された油圧式エレベータでは、制御盤11により、油圧パワーユニット10から圧力配管12を介して油圧ジャッキ7に流入する油量が制御される。そして、油圧ジャッキ7に流入した油量に相当する長さだけ、油圧ジャッキ7のプランジャが油圧ジャッキ用ガイドレール9a,9bに案内されて送り出される。そして、プランジャが伸びると、かご4が上昇し、プランジャが縮むと、かご4が下降する。
つぎに、油圧式エレベータからロープ式エレベータへの改修方法を図2および図3を参照しつつ説明する。
まず、かご4を最上階または最上階付近に停止させる。ついで、チェーンブロック(図示せず)で、かご4とかご用ガイドレール5a,5bとを連結する。そして、チェーンブロックでかご4をつり上げる。これにより、駆動用ロープのテンションが解かれ、駆動用ロープに緩みが発生する。ついで、油圧パワーユニット10、制御盤11、圧力配管12を撤去する。さらに、油圧ジャッキ7、油圧ジャッキ用ガイドレール9a,9b、駆動用ロープを撤去する。
なお、上述の行程は、既設のかご4を残す場合に必要となるものであり、本改修に併せてかご4を新規のかごに更新する場合には、次の行程となる。つまり、かご4を撤去し、その後、油圧パワーユニット10、制御盤11、圧力配管12を撤去する。ついで、油圧ジャッキ7、油圧ジャッキ用ガイドレール9a,9b、駆動用ロープを撤去する。
ついで、図2に示されるように、一対のつり合いおもり用ガイドレール13a,13bを、かご4の昇降経路と隔壁3との間のスペースの、かご用ガイドレール5bの奥行き方向の前方(かごの戸4a側)に、奥行き方向に離間して、上下方向に設置する。さらに、つり合いおもり14を、一対のつり合いおもり用ガイドレール13a,13bに案内されて昇降可能に設置する。ついで、隔壁3の奥行き方向の後方に、昇降路1と油圧機械室2とを連通する連通穴15をあける。ついで、巻上機16を機械台20を介して油圧機械室2の床面に固定する。巻上機16は、綱車17、モータ18、ブレーキ19を一軸に直列に配列した胴長のギアレスタイプの巻上機である。そして、巻上機16の綱車17は、連通穴15から昇降路1内に突き出て、かご4の昇降経路と隔壁3との間のスペースの、かご用ガイドレール5bの奥行き方向の後方に配置される。また、巻上機16のモータ18やブレーキ19は油圧機械室2内に位置している。さらに、制御盤21が油圧機械室2内に設置される。
ついで、おもり綱止め梁22が、図3に示されるように、昇降路1の上部に設置される。また、第1から第3返し車23a,23b,23cが、おもり綱止め梁22に設置される。ついで、主ロープ24が、一端をおもり綱止め梁22に固定されて下げられ、おもり吊り車25に掛け渡されて引き上げられ、第1返し車23aに掛け渡されて奥行き方向の後方に延び、第2返し車23bに掛け渡されて下げられ、綱車17に掛け渡されて引き上げられ、第3返し車23cに掛け渡されて下げられ、かご4の下部の間口方向の一側に配置されたかご吊り車6bに掛け渡されて間口方向の他側に延び、かご4の下部の間口方向の他側に配置されたかご吊り車6aに掛け渡されて引き上げられ、他端を昇降路1の上部に設置されたかご綱止め梁(図示せず)に固定される。ついで、チェーンブロックによるかご4のつり上げをやめ、かご4とかご用ガイドレール5a,5bとの連結を解除して、油圧式エレベータからロープ式エレベータへの改修が完了する。なお、かご4を新規のかごに更新する場合は、主ロープ24を掛ける作業の実施前に、新規のかごを昇降路1内に設置する。
このように改修されたロープ式エレベータでは、巻上機16が制御盤21により駆動制御される。そして、巻上機16の綱車17の回転により、主ロープ24が走行され、かご4およびつり合いおもり14が昇降路1内を昇降する。
既設の油圧式エレベータでは、油圧パワーユニット10が油圧機械室2に設置され、油圧ジャッキ7がかご4の昇降経路と隔壁3との間のスペースに設置されているので、かご4の昇降経路と隔壁3との間のスペースは狭くなっている。そこで、既設の油圧式エレベータをロープ式エレベータに改修する際には、油圧ジャッキ7を撤去して形成されるかご4の昇降経路と隔壁3との間のスペースに大型の巻上機16を設置することはできないので、昇降路1のピットの深さを深くして、巻上機16をかご4の昇降経路の下部に設置することになる。
この実施の形態1による既設の油圧式エレベータからロープ式エレベータに改修する方法によれば、油圧式エレベータの駆動部を撤去した後、巻上機16の綱車17を油圧機械室2からかご4の昇降経路と隔壁3との間のスペースに突き出すための連通穴15を昇降路1と油圧機械室2との間の隔壁3に形成する工程を備えているので、巻上機16を既設の油圧機械室2に設置することができる。そこで、昇降路1のピットの深さを深くする追加工事が不要となり、改修コストを低減することができる。また、巻上機16の設置が、かご4の昇降経路に影響を及ぼさないので、かごサイズの縮小が不要、あるいは縮小率を極力小さくすることが可能となる。また、重量物である巻上機16を昇降路1内に搬入する必要がないので、巻上機16の据え付け作業性が向上される。さらに、昇降路1、油圧機械室2、場合によりかご4などを利用できるので、改修コストを低減できる。
この実施の形態1による改修されたロープ式エレベータでは、巻上機16と制御盤21が既設の油圧機械室2内に設置されているので、巻上機16や制御盤21の保守点検作業を油圧機械室2内で実施でき、保守点検作業の安全性が高められる。
なお、上記実施の形態1では、油圧ジャッキ7がかご4の昇降経路とその間口方向の一側の昇降路壁である隔壁3との間のスペースに配設されているが、油圧ジャッキ7は、かご4の昇降経路とその奥行き方向の後方の昇降路壁との間のスペースに配設される場合がある。この場合、巻上機16は、綱車17を連通穴15から突き出して昇降路1内に位置するように油圧機械室2内に設置され、つり合いおもり14は、油圧ジャッキ7を撤去して形成された、かご4の昇降経路とその奥行き方向の後方の昇降路壁との間のスペースに配設されることになる。
また、上記実施の形態1では、機械台20を介して油圧機械室2の床面に固定された巻上機16には鉛直上方の荷重がかかるので、巻上機16の油圧機械室2の床面に対する固定力を大きくする必要がある。そこで、巻上機16の浮き上がりを防止用の巻上機固定梁を設け、固定力を高めることが好ましい。
また、上記実施の形態1では、つり合いおもり14が、かご4の昇降経路と隔壁3との間のスペースの、かご用ガイドレール5bの奥行き方向の前方に設置され、綱車17が、かご4の昇降経路と隔壁3との間のスペースの、かご用ガイドレール5bの奥行き方向の後方に配置されているが、綱車17が、かご4の昇降経路と隔壁3との間のスペースの、かご用ガイドレール5bの奥行き方向の前方に設置され、つり合いおもり14が、かご4の昇降経路と隔壁3との間のスペースの、かご用ガイドレール5bの奥行き方向の後方に配置されてもよい。
また、上記実施の形態1では、既設の油圧式エレベータにおけるかご4、かご用ガイドレール5a,5b、かご吊り車6a,6bを改修されたロープ式エレベータで流用しているが、これらの機器を流用するか、新規の機器と取り替えるかは、ロープ式エレベータの仕様や機器の状態に応じて、適宜選択すればよい。
また、上記実施の形態1では、油圧機械室2と昇降路1のピットとの位置関係については論じていないが、冠水対策の観点から、油圧機械室2は昇降路1のピッチの底面より上方の位置、例えば最下階の位置にあることが好ましい。
また、上記実施の形態1では、油圧機械室2と昇降路1のピットとの位置関係については論じていないが、冠水対策の観点から、油圧機械室2は昇降路1のピッチの底面より上方の位置、例えば最下階の位置にあることが好ましい。
また、上記実施の形態1では、既設の油圧式エレベータが、油圧ジャッキがかごの昇降経路の間口方向の一側に配置されたサイドプランジャ方式の油圧式エレベータである場合について説明しているが、本発明は、既設の油圧式エレベータが、油圧ジャッキがかごの昇降経路の奥行き方向の後方に配置されたバックプランジャ方式の油圧式エレベータであっても、同様の効果が得られる。
また、上記実施の形態1では、2:1ローピングになっているが、他ローピングに関しても、レイアウトが成立する場合、同様の方法にて改修することができる。
1 昇降路、2 油圧機械室、3 隔壁、4 かご、7 油圧ジャッキ(駆動部)、8a,8b 油圧ジャッキ用上部返し車(駆動部)、8c 油圧ジャッキ用下部返し車(駆動部)、10 油圧パワーユニット(駆動部)、14 つり合いおもり、15 連通穴、16 巻上機、17 綱車、18 モータ、19 ブレーキ。
Claims (4)
- 油圧機械室が隔壁を介して昇降路に並んで配設され、かごの昇降経路と昇降路壁との間のスペースに設置された油圧ジャッキおよび上記油圧機械室内に設置された油圧パワーユニットを含む駆動部により上記かごを昇降させる既設の油圧式エレベータから、巻上機の駆動力により上記かごを昇降させるロープ式エレベータに改修するエレベータの改修方法において、
上記駆動部を撤去する工程と、
上記昇降路と上記油圧機械室とを連通する連通穴を上記隔壁に形成する工程と、
上記巻上機の綱車を上記連通穴から突き出して上記昇降路内に位置させるように該巻上機を上記油圧機械室内に設置する工程と、
つり合いおもりを上記スペースに設置する工程と、
を備えているエレベータの改修方法。 - 上記巻上機は、上記綱車とモータとブレーキを一軸に直列に配列したギアレス巻上機である請求項1記載のエレベータの改修方法。
- 油圧機械室が隔壁を介して昇降路に並んで配設され、かごの昇降経路と昇降路壁との間のスペースに設置された油圧ジャッキおよび上記油圧機械室内に設置された油圧パワーユニットを含む駆動部により上記かごを昇降させる既設の油圧式エレベータから改修されたロープ式エレベータにおいて、
上記隔壁に形成され、上記昇降路と上記油圧機械室とを連通する連通穴と、
綱車を上記連通穴から突き出して上記昇降路内に位置するように上記油圧機械室内に設置された巻上機と、
上記スペースに設置されたつり合いおもりと、
を備えている改修されたロープ式エレベータ。 - 上記巻上機は、上記綱車とモータとブレーキを一軸に直列に配列したギアレス巻上機である請求項3記載の改修されたロープ式エレベータ。
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