JP2016145632A - ガスホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】 排出するガスの圧力の変動を少なくする。
【解決手段】 ガスホルダX1は、筒状側壁12、底壁111および少なくとも一つのガス出入口部114を有する容器本体1と、外径が筒状側壁1の内径よりも小さいアジャスター筒部32、アジャスター天井部31およびアジャスター開口端部33を有し、アジャスター天井部31が上方を向きアジャスター開口端部33が下方を向くように容器本体1内に昇降可能に配設されたアジャスター3と、外周縁端部が筒状側壁12に固定され、内周縁端部がアジャスター筒部32の下端に固定された可撓性の環状ダイアフラムと、を備え、環状ダイアフラムは、アジャスターの垂直方向の上方には変位しない大きさに設定される。
【選択図】 図1

Description

この発明はガスホルダに関し、特に、排出するガスの圧力の変動を減少した可変容量式のガスホルダに関する。
製鉄所で排出されるコークス炉ガスなどの可燃ガスは、燃料として利用されている。この可燃性ガスの需要変動に対応するために、製鉄所から排出された可燃性ガスは、例えば可変容量式のガスホルダに一旦貯蔵される。このような可変容量式のガスホルダは、製鉄所のコークス炉ガスなどの貯蔵の他に、畜産廃棄物、し尿処理汚泥などから発生するバイオガスを貯蔵し、或いは、排出されたアルゴンやヘリウムなどの有用な工業用ガスを回収するのに際し、バッファタンクとして使用するといった用途が見込まれている。
特開昭57−22500号公報には、低温タンクの保冷層にパイプを介して接続され上下に昇降可能な可撓性ダイアフラムを張設したブリージングタンクにおいて、該ダイアフラムがその中央部に所定円盤状ウエイトを有するとともにセット前の自然形成状態でその断面が楕円の一部に沿って形成されることを特徴とする低温タンク保冷ガス用ブリージングタンクが記載されている。
この従来の低温タンク保冷ガス用ブリージングタンクにおいては、ダイアフラムがその中央部に所定円盤状ウエイトを有するとともにセット前の自然形成状態でその断面が楕円の一部に沿って形成されるので、所定円盤状ウエイトから楕円の一部に接するまでの面積が、所定円盤状ウエイトの高さによって変化する。このため、タンク内のガスを排出する際のガスの圧力を一定にすることができないといった問題がある。
特開昭57−22500号公報
この発明は、上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、排出するガスの圧力の変動を少なくしたガスホルダを提供することである。
この発明の他の目的は、ガスから所定の物質を除去することが可能なガスホルダを提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、ガスホルダは、筒状側壁、底壁および少なくとも一つのガス出入口部を有する容器本体と、外径が筒状側壁の内径よりも小さいアジャスター筒部、アジャスター天井部およびアジャスター開口端部を有し、アジャスター天井部が上方を向きアジャスター開口端部が下方を向くように容器本体内に昇降可能に配設されたアジャスターと、外周縁端部が筒状側壁に固定され、内周縁端部がアジャスター筒部の下端に固定された可撓性の環状ダイアフラムと、を備え、環状ダイアフラムは、アジャスターの垂直方向の上方には変位しない大きさに設定される。
この局面に従えば、環状ダイアフラムは、アジャスターの垂直方向の上方には変位しない大きさに設定されているので、アジャスターの位置に係わらず、環状ダイアフラムが筒状側壁の内面、アジャスター筒部の外周面のいずれにも接しない部分の面積を一定にすることができる。その結果、排出するガスの圧力の変動を少なくしたガスホルダを提供することができる。
好ましくは、環状ダイアフラムの筒状側壁に固定される部位からアジャスター筒部の下端に固定される部位までの長さは、アジャスター筒部の高さより長い。
この局面に従えば、アジャスターを容器本体内部で昇降する距離を長くすることができ、収容するガスの容積をできるだけ大きくすることができる。
好ましくは、筒状側壁の高さは、少なくともアジャスターが最上点に位置するときのアジャスター開口端部が位置する高さである。
この局面に従えば、アジャスターが上昇したときに環状ダイアフラムが筒状側壁の内面に接するので、環状ダイアフラムの水平方向の変位を規制することができる。
好ましくは、アジャスター、環状ダイアフラム、筒状側壁および底壁とで囲まれたガス室内に配置され、ガス出入口部から導入管を介して導入されるガスのうちから所定の物質を除去する分離手段を、さらに備える。
この局面に従えば、ガスから所定の物質を除去することが可能なガスホルダを提供することができる。
好ましくは、分離手段は、その水平方向の長さの最大値がアジャスター筒部の内径より小さい。
この局面に従えば、アジャスターが最下点にあるときに、アジャスター筒部の内部の空間に分離手段の一部が収まるようにできるので、アジャスター筒部の内部の空間を有効に利用することができる。
好ましくは、分離手段は、ガス出入口部から導入管を介して導入されるガスを冷却する冷却手段と、冷却手段の下流に配置されたデミスターと、を含む。
この局面に従えば、ガス中に含まれる物質をガスから有効に分離することができる。
好ましくは、アジャスターの位置の下限を規制する規制部材をさらに備える。
この局面に従えば、アジャスターが底壁にまで下降しないようにするので、底壁に蓄積された液体に環状ダイアフラムが接触するのを防止することができる。
好ましくは、環状ダイアフラムと、環状ダイアフラムの筒状側壁に固定される部位との間に配置された保護部材を、さらに備える。
この局面に従えば、環状ダイアフラムが、筒状側壁に固定される部位と接触して破損するのを防止することができる
第1の実施形態におけるガスホルダの概略構成を示す第1の縦断面図である。 第1の実施形態におけるガスホルダの概略構成を示す第2の縦断面図である。 図1の接続アングル部分190を拡大した断面図である。 アジャスターの上面図である。 第2の実施形態におけるガスホルダの概略構成を示す第1の縦断面図である。 第2の実施形態におけるガスホルダの概略構成を示す第2の縦断面図である。 図6のVII−VII線断面図である。 分離装置の断面図である。 第3の実施形態におけるガスホルダの概略構成を示す第1の縦断面図である。 第3の実施形態におけるガスホルダの概略構成を示す第2の縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
図1は、第1の実施形態におけるガスホルダの概略構成を示す第1の縦断面図である。図1は、ガス排出時に後述するアジャスター3が最下点に到達した時点の状態を示す。図2は、第1の実施形態におけるガスホルダの概略構成を示す第2の縦断面図である。図2は、後述するアジャスター3が最上点に位置する状態を示す。図1および図2を参照して、ガスホルダX1は、ホルダ本体1と、環状ダイアフラム2と、アジャスター3とを備える。
ホルダ本体1は、下部本体11および上部本体12を有し、これらが一体に組み合わされることにより、円筒容器状をなしている。下部本体11は、円盤状の底壁111と、底壁111の外周縁から上向きに延びる円筒状の側壁112とを有する。側壁112の上端部の外周には円環状のフランジ113が一体的に設けられており、フランジ113には複数のボルト孔113aが形成されている。側壁112に、円環状の接続アングル19が接続されている。接続アングル19は、外周側面が側壁112と接する状態で、側壁112の内面に溶接されることによって、側壁112と接続される。下部本体11の下端寄りの適所には、ガス導入口114およびガス排出口115が設けられている。なお、ガスの導入と、ガスの排出を同時に行わない場合等は、ガス導入口114およびガス排出口115を1つにすることができる。この場合には、ガス導入口114およびガス排出口115のいずれか一方は不要である。
上部本体12は、ドーム状の天井壁121と、天井壁121の周縁から下向きに延びる円筒状の側壁122とを有する。側壁122の下端部の外周には円環状のフランジ123が一体的に設けられており、フランジ123には、フランジ113のボルト孔113aに対応するボルト孔123aが形成されている。
フランジ113とフランジ123とは、それぞれのボルト孔113a,123aに挿入されるボルト13によって接合される。これにより、下部本体11と上部本体12とは、相互に固定されている。なお、本実施形態では、側壁112の内径と側壁122の内径とが同一の設計寸法とされており、フランジ113,123が接合された状態において側壁112の内周面と側壁122の内周面とは上下方向において同一面状となっている。
なお、第1の実施の形態において、下部本体11と上部本体12とは、相互に密封状態にて固定される必要はない。また、上部本体12は、側壁122を有していればよく、天井壁121はなくてもよい。

図3は、図1の接続アングル部分190を拡大した断面図である。図3を参照して、環状ダイアフラム2の外周縁端部は、接続アングル19と、固定用フランジ191とで挟んで側壁112に固定される。固定用フランジ191は、断面がL字形状の円環である。より具体的には、固定用フランジ191は、円環形状の円環部分191Aと、筒形状の筒部分191Bとを含み、円環部分191Aの内周縁端部に筒部分191Bの下端が接続される。接続アングル19は、ボルト穴を有し、そのボルト穴にボルト193Aがねじ込まれている。なお、ボルト193Aを接続アングル19に溶接することによって、ボルト193Aを接続アングル19に接続してもよい。固定用フランジ191の円環部分191Aは、ボルト193Aに対応する位置に、ボルト193Aを貫通させるための穴を有する。固定用フランジ191の円環部分191Aと接続アングル19とは、それらの間に環状ダイアフラム2の外周縁端部を挟んだ状態で、ボルト193Aとナット193Bとで固定される。換言すれば、また、ボルト193Aの上部に、保護部材5が被せられている。保護部材5は、例えば、ゴムで形成される。
図1および図2に戻って、アジャスター3は、例えば金属製であり、筒状のアジャスター筒部32、アジャスター天井部31及びアジャスター開口端部33を有する。アジャスター3は、アジャスター天井部31が上方を向き、アジャスター開口端部33が下方を向く方向で、側壁112と側壁122とからなるホルダ本体1の筒状側壁の内方側で昇降可能となるように配置される。このため、アジャスター筒部32の外径は、接続アングル19の筒部分191Bの内径より小さい。
なお、環状ダイアフラム2の外周縁端部を、フランジ113とフランジ123とで挟んで固定する場合は、接続アングル19、固定用フランジ191、ボルト193A、ナット193Bおよび保護部材5は不要である。この場合には、アジャスター筒部32の外径は、ホルダ本体1の筒状側壁の内径よりも小さくすればよい。
図4は、アジャスター3の上面図である。図4を参照して、アジャスター天井部31は、中央に円形の穴31Aを有し、その穴31Aは蓋材39で塞がれている。蓋材39は、ボルト39Aでアジャスター天井部31に固定されている。蓋材39は、アジャスター天井部31より厚さが薄い。
図1および図2に戻って、環状ダイアフラム2は、外周縁端部が接続アングル19と固定用フランジ191とで挟んで側壁112に固定され、内周縁端部がアジャスター3のアジャスター筒部32のアジャスター筒部32の下端(アジャスター開口端部33側)にシール部材37によって固定されている。このため、環状ダイアフラム2、アジャスター3、下部本体11とで囲まれたガス室が形成される。ガス室は、ガス導入口114およびガス排出口115を含む。
環状ダイアフラム2は、ゴム布を用いて構成されており、可撓性を有する。環状ダイアフラム2の外周縁端部は、接続アングル19と固定用フランジ191とに挟まれる部分であり、環状ダイアフラム2の内周縁端部は、アジャスター3のアジャスター筒部32とシール部材37とに挟まれる部分である。
環状ダイアフラム2は、図1に示すように、最下点にあるアジャスター3の垂直方向の上方には変位しない大きさに設定される。具体的には、環状ダイアフラム2は、それが側壁112に固定される外周縁端部からアジャスター3のアジャスター筒部32の最下部に接する内周縁端部までの長さが、最下点にあるアジャスター3の垂直方向の上方には変位しない長さに設定される。アジャスター3の垂直方向の上方とは、アジャスター3のアジャスター天井部31の垂直方向の上方の円柱状の空間を示す。
また、環状ダイアフラム2は、接続アングル19に固定される外周縁端部からアジャスター3のアジャスター筒部32の最下部に接する内周縁端部までの長さがアジャスター筒部32の高さより長くするのが好ましい。アジャスター3の昇降可能な距離を長くするためである。
環状ダイアフラム2は、ゴム布を用いて構成されており、このゴム布は、繊維からなる織物の両面に合成ゴム(例えばクロロプレンゴム)を積層して形成されたものである。織物は、例えば多軸の合成樹脂繊維からなり、例えば2軸織物、3軸織物等を挙げることができ、好ましくは、2軸織物の一種である平織物が用いられる。
<アジャスターと環状ダイアフラムとの位置関係>
ここで、アジャスター3および環状ダイアフラム2との位置関係を説明する。まず、図1を参照して、ガス排出時においてアジャスター3が重力によってホルダ本体1の底部に支えられる最下点に位置する状態を示している。
環状ダイアフラム2は、それが接続アングル19に固定される部位からアジャスター3のアジャスター筒部32の最下部に接する部位までの長さが次の2つの条件を満たす。
(1)アジャスター筒部32の高さより長い。
(2)最下点にあるアジャスター3の垂直方向の上方には変位しない長さ以下。アジャスター3の垂直方向の上方とは、アジャスター3のアジャスター天井部31の垂直方向の上方の円柱状の空間を示す。
アジャスター3が最下点にある状態で、ガス室の圧力は、大気圧以下である。ガス室を減圧する場合には、大気圧以下となる。ガス排出口115を閉じ、ガス導入口114からガスを注入すれば、ガス室の圧力が上昇する。ガス室の圧力が所定の圧力に到達すると、アジャスター3が上昇を開始する。アジャスター3が最上点に到達するまで、ガス室に所定の圧力でガスを注入することができる。
図2を参照して、アジャスター3が最上点に到達した時点において、ガス室の圧力が、アジャスター3より上の空間の圧力よりも高いので、環状ダイアフラム2は、下部本体11の側壁112の内面および上部本体12の側壁122の内面に押し付けられる。このようにして、環状ダイアフラム2の水平方向への変形が規制される。
環状ダイアフラム2は、下部本体11の側壁112の内面に押し付けられるが、保護部材5によって、環状ダイアフラム2がボルト193Aおよびナット193Bと直接接触するのが防止されるので、環状ダイアフラム2の耐久性を向上させることができる。また、固定用フランジ191の筒部分191Bの高さを、筒部分191Bの上端がボルト193Aおよびナット193Bの位置より上方になるようにすれば、環状ダイアフラム2がボルト193Aおよびナット193Bと直接接触しないようにすることができる。この場合には、保護部材5は、不要である。
また、アジャスター3が最上点と最下点との間にある場合、環状ダイアフラム2は、下部本体11の側壁112の内面およびアジャスター3のアジャスター筒部32の外周面に押し付けられる状態と、下部本体11の側壁112の内面、上部本体12の側壁122の内面およびアジャスター3のアジャスター筒部32の外周面に押し付けられる状態とのいずれかの状態となる。このため、環状ダイアフラム2の水平方向への変形が規制される。環状ダイアフラム2が、下部本体11の側壁112の内面、上部本体12の側壁122の内面およびアジャスター3のアジャスター筒部32の外周面のいずれとも接しない部分は、円環状の部分であり、ガス排出時においてアジャスター3の位置に係わらず、その面積および形状はほぼ一定である。本実施の形態においては、アジャスター筒部32の外径と、上部本体12の内径との差は、12cmとしている。上部本体12の内径を、3mとすれば、環状ダイアフラム2が上部本体12の側壁122の内面またはアジャスター3のアジャスター筒部32の外周面のいずれとも接しない部分の水平断面の面積は、アジャスター天井部31の面積の約18%である。
ガス室のガス排出時において、アジャスター3の重量がアジャスター天井部31に加わり、ガス室を加圧する。このため、ガスを排出するにしたがってガス室の体積が減少するにも係わらず、ガス室の圧力が変動するのを抑えることができる。
環状ダイアフラム2が下部本体11の側壁112に固定される外周縁端部からアジャスター3のアジャスター筒部32の最下部に接する内周縁端部までの環状ダイアフラム2の長さが上記条件(1)および(2)を満たすので、環状ダイアフラム2は、アジャスター3をホルダ本体1の内部で、最大でアジャスター3の高さの2倍の距離を昇降可能にすることができる。換言すれば、環状ダイアフラム2は、アジャスター3を、最大でアジャスター3の高さの3倍の高さまで移動させることができる。さらに、アジャスター3の位置に係わらず、環状ダイアフラム2の部分であって、下部本体11の側壁112の内面、上部本体12の側壁112の内面およびアジャスター筒部32の外周面のいずれにも接しない部分の面積および形状を一定にすることができる。
さらに、ガス室としてアジャスター筒部32の内部空間を利用することができ、ガス室の最大容量をできるだけ大きくすることができる。
また、アジャスター3の重量はアジャスター天井部32によって支えられるので、ガス排出時にはアジャスター天井部32の全体でガス室を加圧する。このため、アジャスター3の位置に係わらず、ガス室を加圧する際の圧力の変動を少なくすることができる。
さらに、ガス排出口115を減圧して、ガス室のガスを排出するようにしてもよい。この場合、ガス室の圧力が大気圧より所定の値だけ低くなると、アジャスター天井部31の蓋材39が破壊される。これにより、ガス室が過度に減圧されるのを防止することができる。
また、上部本体12は、天井壁121を有する必要はない。この場合、上部本体12の側壁122は、環状ダイアフラム2の水平方向の変位を規制するために、側壁122の高さは、少なくともアジャスター3が最上点に位置するときのアジャスター開口端部33が位置する高さであればよい。
以上説明したように、第1の実施の形態におけるガスホルダX1は、環状ダイアフラム2が、アジャスター3の垂直方向の上方には変位しない大きさに設定されているので、アジャスター3の位置に係わらず、環状ダイアフラム2の、上部本体12の側壁122の内面またはアジャスター3のアジャスター筒部32の外周面のいずれにも接しない部分の面積を一定にすることができる。このため、排出するガスの圧力の変動を少なくすることができる。
また、環状ダイアフラム2の外周縁端部から内周縁端部までの長さを、アジャスター筒部32の高さより長くしたので、アジャスター3を昇降する距離を長くすることができ、収容するガスの容積をできるだけ大きくすることができる。
また、上部本体12の側壁122の高さは、少なくともアジャスター3が最上点に位置するときのアジャスター開口端部33が位置する高さとする。このため、アジャスター3が上昇したときに環状ダイアフラム2が上部本体12の側壁122の内面に接するので、環状ダイアフラム2の水平方向の変位を規制することができる。
また、環状ダイアフラム2と、環状ダイアフラム2の外周縁端部との間に保護部材5を、さらに備えるので、環状ダイアフラム2が、外周縁端部を固定するボルト193と接触して破損するのを防止することができる
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態におけるガスホルダX2は、第1の実施の形態におけるガスホルダX1に、分離装置を追加したものである。以下、第2の実施の形態におけるガスホルダX2について、第1の実施の形態におけるガスホルダX1と異なる点を主に説明する。また、第1の実施の形態におけるガスホルダX1と同一または類似する部材には同一の符号を付し、重複する説明は繰り返さない。
図5は、第2の実施形態におけるガスホルダの概略構成を示す第1の縦断面図である。図5は、ガス排出時にアジャスター3が最下点に到達した時点の状態を示す。図6は、第2の実施形態におけるガスホルダの概略構成を示す第2の縦断面図である。図6は、アジャスター3が最上点に位置する状態を示す。図7は、図6のVII−VII線断面図である。
図5〜図7を参照して、第2の実施の形態におけるガスホルダX2は、第1の実施の形態におけるガスホルダX1に、分離装置50、導入管114A、排出管115Aおよび規制部材116を追加した構成である。
分離装置50は、ガスを冷却し、相移転して液化した物質をガスと分離する。本実施の形態においては、ガス中に気化した油が含まれている場合を例に説明する。分離装置50は、円柱形状であり、その外径は、アジャスター3のアジャスター筒部32の内径よりも短い。なお、分離装置50の形状は、円柱形状に限定するものではない。分離装置50は、水平方向のサイズの最大値が、アジャスター3のアジャスター筒部32の内径よりも小さければよい。分離装置50は、下部本体11の底壁111の中央付近に固定して配置される。分離装置50は、冷媒を導入および排出するための冷媒管55,56が接続されており、冷媒管55,56は、底壁111に沿った水平方向に側壁112まで延び、側壁112を貫通して下部本体11の外部に延びる。
導入管114Aは、中空の管であり、その一端がガス導入口114に接続され、他端が分離装置50に接続される。導入管114Aは、ガス導入口114から底壁111に沿った水平方向に、アジャスター3のアジャスター筒部32の下方の空間まで延び、アジャスター筒部32の下方の空間で湾曲して垂直方向の上方に延び、さらに、湾曲して水平方向に分離装置50まで延びる。
排出管115Aは、中空の管であり、その一端がガス排出口115に接続され、他端が解放されている。排出管115Aは、ガス排出口115から底壁111に沿った水平方向に、アジャスター3のアジャスター筒部32の下方の空間まで延び、アジャスター筒部32の下方の空間で湾曲して垂直方向の上方に延びる。
3つの規制部材116それぞれは、板状であり、下部本体11の側壁112に沿って等間隔で、底壁111に固定される。3つの規制部材116それぞれの垂直方向の高さは、導入管114Aおよび排出管115Aの外径よりも長く、側壁112の内周から側壁112の径方向内側に、アジャスター3のアジャスター筒部32の下方の空間まで水平方向に延びる。このため、アジャスター3の最下点が、3つの規制部材116によって定まるので、アジャスター3が、排出管115Aまたは導入管114Aと接触しない。
また、3つの規制部材116それぞれのアジャスター3下部のシール部材37と接する部分の垂直方向の高さは、下部本体11の側壁112の内径とアジャスター3のアジャスター筒部32の外径の差の1/2以上であることが好ましい。これにより、ガス室が減圧され大気圧以下になった場合に、環状ダイアフラム2が底壁111に接触しないようにすることができる。また、下部本体11に分離装置50によりガスから分離された液体が蓄積される場合には、環状ダイアフラム2が液体に接触しないように、下部本体11に蓄積される液体の最大量に応じて、3つの規制部材116それぞれのアジャスター3下部のシール部材37と接する部分の垂直方向の高さを決定するようにすればよい。例えば、下部本体11に分離装置50によりガスから分離された液体を、高さ10cmまで蓄積する場合には、3つの規制部材116それぞれのアジャスター3下部のシール部材37と接する部分の垂直方向の高さは、下部本体11の側壁112の内径とアジャスター3のアジャスター筒部32の外径の差の1/2に10cmを加算した高さにすればよい。また、3つの規制部材116を、下部本体11に蓄積される液体の最大量に応じて、アジャスター3下部のシール部材37と接する部分の垂直方向の高さを変動可能にするようにしてもよい。この場合には、下部本体11に分離装置50によりガスから分離された液体が蓄積されていない状態で3つの規制部材116それぞれの垂直方向の高さを、下部本体11の側壁112の内径とアジャスター3のアジャスター筒部32の外径の差の1/2に設定しておき、下部本体11に蓄積された液体が深さx(cm)を計測して、3つの規制部材116それぞれのアジャスター3下部のシール部材37と接する部分の垂直方向の高さを2×x(cm)上昇させればよい。
図8は、分離装置の断面図である。図8を参照して、分離装置50は、中空の円柱形状であり、円盤状の底壁と、底壁の外周縁から上向きに延びる円筒状の側壁112と、天板と、を含む。分離装置50は、熱交換器53と、デミスター51と、ガス排出口57と、液体排出口59と、を含む。熱交換器53は、分離装置50の底壁に固定され、冷媒管55,56と接続される。デミスター51は、分離装置50の内部空間を上方の排気室と、変換室とに区画する。デミスター51は、金属製のメッシュフィルターである。ガス排出口57は、排気室の上方に設けられ、分離装置50の側壁を貫通する複数の穴である。液体排出口59は、分離室の下方に設けられ、分離装置50の側壁を貫通する穴である。
導入管114Aは、分離装置50の側壁を貫通して、分離装置50の分離室に延び、下方に湾曲してその端部が熱交換器53に向かう。導入管114Aを通って分離装置50に供給されるガスは、熱交換器53に向かって吹き付けられ、熱交換機によって冷やされる。これにより、ガス中に含まれる油等が相転換してミスト状になる。ミスト状のガスは、デミスター51を通過して排気室を経由してガス排出口57から分離装置50の外部に排出される。したがって、デミスター51は、熱交換器53よりも下流に配置される。ミスト状のガスは、デミスター51を通過する際に、ガス中に含まれる油等の液体と分離される。ガスから分離された液体は分離装置50の底壁を経由して、液体排出口59から分離装置50の外部に排出される。
第2の実施の形態におけるガスホルダX2は、第1の実施の形態におけるガスホルダX1が奏する効果に加えて、以下の効果を奏することができる。図5に示すように、アジャスター3は規制部材116によって最下点が定まる。アジャスター3が最下点にある状態では、ガス室の圧力は、大気圧以下である。ガス室を減圧する場合には、大気圧以下となる。この状態で、アジャスター3に接続され、アジャスター3の下方に位置するシール部材37が、導入管114Aおよび排出管115Aより上に位置するので、シール部材37が導入管114Aおよび排出管115Aと接触して、導入管114Aおよび排出管115Aが損傷するのを防止することができる。
また、環状ダイアフラム2の最下点は、下部本体11の底壁111よりも所定の距離だけ上方にあるので、環状ダイアフラム2が、下部本体11に蓄積される液体につかることがない。このため、環状ダイアフラム2が、液体に浸って腐食するのを防止することができる。さらに、分離装置50の一部が、アジャスター筒部32の内部空間に位置する。このため、アジャスター筒部32の内部空間を有効に利用することができる。さらに、アジャスターの可動域をできるだけ大きくすることができる。
なお、第2の実施の形態におけるガスホルダX2は、3つの規制部材116を下部本体11の底壁111に固定する例を示したが、シール部材37を下方に延長するようにしてもよい。例えば、3つの規制部材116に代えて、3つの棒状の足をシール部材37の下方に、等間隔で配置するようにしてよい。3つの棒状の足の形状は限定しないが、長さは、3つの規制部材116の高さと同じである。ただし、この場合には、アジャスター3の重量が、3つの棒状の足の重量だけ増加する。なお、棒状の足は、3つに限定されず、3つ以上あればよい。
第2の実施の形態におけるガスホルダX2は、分離装置50を備えるので、ガスから所定の物質を除去することができる。また、分離装置50の外径がアジャスター筒部32の内径より小さいので、アジャスター3が最下点にあるときに、アジャスター筒部32の内部の空間に分離装置50の一部が収まるようにできる。このため、アジャスター筒部32の内部の空間を有効に利用することができる。
また、分離装置50は、熱交換器53と、熱交換器53の下流に配置されたデミスター51と、を含むので、ガス中に含まれる気化またはミスト化した油等の物質をガスから有効に分離することができる。
また、アジャスター3の位置の下限を規制する規制部材116をさらに備えるので、アジャスター3が下部本体11の底壁111にまで下降しないようにして、底壁111に蓄積された油等の液体に環状ダイアフラム2が接触するのを防止することができる。これにより、環状ダイアフラム2が劣化するのを防止することができる。
<第3の実施の形態>
第3の実施の形態におけるガスホルダX3は、第1の実施の形態におけるガスホルダX1に、第2の実施の形態におけるガスホルダX2が備える分離装置50を追加したものである。以下第3の実施の形態におけるガスホルダX3について、第1の実施の形態におけるガスホルダX1および第2の実施の形態におけるガスホルダX2それぞれが有する部材と同じ部材には同じ符号を付し、重複した説明を繰り返さない。
図9は、第3の実施形態におけるガスホルダの概略構成を示す第1の縦断面図である。図9は、ガス排出時にアジャスター3が最下点に到達した時点の状態を示す。図10は、第3の実施形態におけるガスホルダの概略構成を示す第2の縦断面図である。図10は、アジャスター3が最上点に位置する状態を示す。図9および図10を参照して、第3の実施の形態におけるガスホルダX3は、ホルダ本体1は、下部本体11Aおよび上部本体12を有し、これらが一体に組み合わされることにより、円筒容器状をなしている。下部本体11Aは、円盤状の底壁111と、底壁111の外周縁から上向きに延びる円筒状の側壁112と、側壁112を下方に延長した筒状の延長部112Aと、を有する。延長部112Aの適所で、導入管114Aおよび排出管115Aが貫通する。下部本体11の側壁112の上端部の外周には円環状のフランジ113が一体的に設けられている。上部本体12は、ドーム状の天井壁121と、天井壁121の周縁から下向きに延びる円筒状の側壁122とを有する。側壁122の下端部の外周には円環状のフランジ123が一体的に設けられている。フランジ113とフランジ123とがボルト13によって接合されることによって、下部本体11と上部本体12とは、相互に固定される。
導入管114Aは、その一端がガス導入口114に接続され、他端が分離装置50に接続される。導入管114Aは、ガス導入口114から底壁111の下面に沿った水平方向に、アジャスター3のアジャスター筒部32の下方の空間まで延び、アジャスター筒部32の下方の空間で湾曲して垂直方向の上方に延びて底壁111を貫通する。さらに、導入管114Aは、ガス室で垂直方向の上方に伸びて所定の高さで湾曲して水平方向に分離装置50まで延びる。
排出管115Aは、その一端がガス排出口115に接続され、他端が解放されている。排出管115Aは、ガス排出口115から底壁111の下面に沿った水平方向に、アジャスター3のアジャスター筒部32の下方の空間まで延び、アジャスター筒部32の下方の空間で湾曲して垂直方向の上方に延びて底壁111を貫通する。さらに、排出管115Aは、ガス室で垂直方向の上方に所定の高さまで伸びる。
アジャスター3、環状ダイアフラム2およびアジャスター3と環状ダイアフラム2との位置関係は、第1の実施の形態におけるガスホルダX1と同じである。
分離装置50は、下部本体11Aの底壁111の中央付近に固定して配置される。分離装置50は、冷媒を導入および排出するための冷媒管55,56が接続されており、冷媒管55,56は、底壁111を貫通してガス室の外部に延びる。また、分離装置50は、熱交換器53と、デミスター51と、ガス排出口57と、液体排出口59と、を備える点で、第2の実施の形態におけるガスホルダX2と同じであるが、液体排出口59は、下部本体11Aの底壁111を貫通し、ガス室の外部に延びる排出管と接続されており、分離装置50によってガスから分離された液体は、排出管を通って、ガス室の外部に排出される。このため、ダイアフラム2が液体にできるだけ接しないようにすることができ、ダイアフラム2が腐食するのを防止することができる。
第3の実施の形態におけるガスホルダX3は、第1の実施の形態の形態におけるガスホルダX1が奏する効果に加えて、次の効果を奏することができる。分離装置50を備えるので、ガスから所定の物質を除去することができる。また、分離装置50の外径がアジャスター筒部32の内径より小さいので、アジャスター3が最下点にあるときに、アジャスター筒部32の内部の空間に分離装置50の一部が収まるようにできる。このため、アジャスター筒部32の内部の空間を有効に利用することができる。
また、分離装置50は、熱交換器53と、熱交換器53の下流に配置されたデミスター51と、を含むので、ガス中に含まれる気化またはミスト化した油等の物質をガスから有効に分離することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
X1,X2,X3 ガスホルダ、1 ホルダ本体、2 環状ダイアフラム、3 アジャスター、5 保護部材、11,11A 下部本体、12 上部本体、19 接続アングル、31 アジャスター天井部、31A 穴、32 アジャスター筒部、33 アジャスター開口端部、37 シール部材、39 蓋材、39A ボルト、50 分離装置、51 デミスター、53 熱交換器、55,56 冷媒管、57 ガス排出口、59 液体排出口、111 底壁、112 側壁、114 ガス導入口、114A 導入管、115 ガス排出口、115A 排出管、116 規制部材、121 天井壁、122 側壁、191 固定用フランジ、191A 円環部分、191B 筒部分、192,193 ボルト。

Claims (8)

  1. 筒状側壁、底壁および少なくとも一つのガス出入口部を有する容器本体と、
    外径が前記筒状側壁の内径よりも小さいアジャスター筒部、アジャスター天井部およびアジャスター開口端部を有し、前記アジャスター天井部が上方を向き前記アジャスター開口端部が下方を向くように前記容器本体内に昇降可能に配設されたアジャスターと、
    外周縁端部が前記筒状側壁に固定され、内周縁端部が前記アジャスター筒部の下端に固定された可撓性の環状ダイアフラムと、を備え、
    前記環状ダイアフラムは、前記アジャスターの垂直方向の上方には変位しない大きさに設定された、ガスホルダ。
  2. 前記環状ダイアフラムの前記筒状側壁に固定される部位から前記アジャスター筒部の下端に固定される部位までの長さは、前記アジャスター筒部の高さより長い、請求項1に記載のガスホルダ。
  3. 前記筒状側壁の高さは、少なくとも前記アジャスターが最上点に位置するときの前記アジャスター開口端部が位置する高さである、請求項1または2に記載のガスホルダ。
  4. 前記アジャスター、前記環状ダイアフラム、前記筒状側壁および前記底壁とで囲まれたガス室内に配置され、前記ガス出入口部から導入管を介して導入されるガスのうちから所定の物質を除去する分離手段を、さらに備えた、請求項1〜3のいずれかに記載のガスホルダ。
  5. 前記分離手段は、その水平方向の長さの最大値が前記アジャスター筒部の内径より小さい、請求項4に記載のガスホルダ。
  6. 前記分離手段は、前記ガス出入口部から導入管を介して導入されるガスを冷却する冷却手段と、
    前記冷却手段の下流に配置されたデミスターと、を含む、請求項4または5に記載のガスホルダ。
  7. 前記アジャスターの位置の下限を規制する規制部材をさらに備えた、請求項4〜6のいずれかに記載のガスホルダ。
  8. 前記環状ダイアフラムと、前記環状ダイアフラムの前記筒状側壁に固定される部位との間に配置された保護部材を、さらに備えた請求項1〜7のいずれかに記載のガスホルダ。
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