JP2016144009A - スピーカユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】取付部位に対して取り付けや取り外しを容易且つ確実に行うことのできるスピーカユニットを提供する。【解決手段】スピーカユニット(1)であって、キャビネット部(2)の底面(2a)に設けたスピーカ面(4)と、キャビネット部(2)の側面(2c)に設けられる仮止機構(10)とを備え、仮止機構(10)には、スピーカユニット(1)を取付部位(60)に仮止め係合するための係合部(13)と、係合部(13)を介してスピーカユニット(1)を仮止め係合した状態で取付部位(60)の表側に露出する操作部(15)と、操作部(15)をスピーカ面(4)より表側から視認可能にするためスピーカ面(4)の周囲に形成される非遮蔽部(5a)と、を有する。具体的には、例えば、非遮蔽部(5a)を、キャビネット部(2)の底面(2a)の外周縁から径方向の外側へ突出するフランジ部(5)に開口または切欠とする。【選択図】図6

Description

本発明は、天井や側壁などの取付部位に形成した開口部に埋め込んで設置する埋込型のスピーカユニットに関する。
従来、例えば特許文献1に示すように、室内の天井などに形成した開口部に埋め込んで設置する埋込型のスピーカユニット(シーリングスピーカ)がある。このようなスピーカユニットは、略円筒状のキャビネット部と、キャビネット部の底面に設けたスピーカ面とを備える。そして、スピーカ面を天井の表面(下面)側に露出させた状態でキャビネット部を天井の取付孔に差し込み、その状態でボルトなどの締結によって固定する。このようなスピーカの取付構造には、ボルトなどの締結前や締結の解除後に重量物であるスピーカユニットが誤って落下することを防止するため、例えば特許文献1に示すような仮止機構が設けられている。
スピーカユニットは、メンテナンスや交換のために天井などの開口部から取り外す場合、複数の仮止機構それぞれの取付孔に対する仮止めをすべて解除する必要がある。ここで、特許文献1に記載の仮止機構は、スピーカ面側に対して側面から操作する構成であるため、スピーカ面側からは視認することができない。そのため、メンテナンス時に作業者は仮止機構の位置を手探りで探す必要があり、仮止めの解除に手間がかかる。また、仮止めされた状態からスピーカユニットを取り外すためには、スピーカユニットと天井との間の隙間に横から指を入れて仮止め片を操作し、仮止め状態を解除する必要があるが、天井板が所定の厚みより厚いと、仮止め状態でもスピーカユニットと天井面の間に隙間が狭いために指を十分に奥まで入れられずに仮止機構の操作が行い難いといった問題があった。
特開2014−017810号公報
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単な構成で、取付部位に対して取り付けや取り外しを容易且つ確実に行うことのできるスピーカユニットを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明にかかるスピーカユニット(1)は、取付部位(60)に形成した開口部(61)に取り付けるスピーカユニット(1)であって、側面(2c)及び底面(2a)を有するキャビネット部(2)と、キャビネット部(2)の底面(2a)に設けたスピーカ面(4)と、キャビネット部(2)の側面(2c)に設けられ、キャビネット部(2)の少なくとも一部を取付部位(60)の表側から開口部(61)に挿入した状態でスピーカユニット(1)を仮止め係合する仮止機構(10)とを備え、仮止機構(10)は、スピーカユニット(1)を取付部位(60)に仮止め係合するための係合部(13)と、係合部(13)を介してスピーカユニット(1)を仮止め係合した状態で取付部位(60)の表側に露出する操作部(15)と、操作部(15)をスピーカ面(4)より表側から視認可能にするためにスピーカ面(4)の周囲に形成される非遮蔽部(5a)と、を有する。一実施態様として、例えば、非遮蔽部(5a)を、キャビネット部(2)の底面(2a)の外周縁から径方向の外側へ突出するフランジ部(5)に開口または切欠とすることができる。
このように、スピーカ面(4)の周囲に非遮蔽部(5a)を形成したことで、操作部(15)がスピーカ面(4)より表側から視認可能となる。すると、作業者がスピーカユニット(1)の取り付け又は取り外しを行う際、仮止機構(10)をスピーカ面(4)より表側から視認しながら、操作部(15)の操作を行うことができる。これにより、スピーカユニット(1)の取り付け又は取り外し時に作業者が仮止機構(10)の位置を手探りで探す必要はなくなり、仮止めの解除を容易に行うことができる。また、作業者は、スピーカユニット(1)を取り外す際、非遮蔽部(5a)から操作部(15)にアクセスすることができ、スピーカ面(4)の表側から直接、操作部(15)の操作を行うことができるため、取付部位(60)の厚みによらず、操作部(15)を確実に操作することができる。よって、取付部位(60)に対して取り付けや取り外しを容易且つ確実に行うことのできるスピーカユニット(1)となる。
また、上記スピーカユニット(1)において、操作部(15)が、スピーカ面(4)よりも表側に突出するように構成してもよい。すなわち、係合部(13)の先端の操作部(15)がスピーカ面(4)よりも表側に突出するように構成することで、作業者が操作部(13)を操作しやすくなる。
一方、上記スピーカユニット(1)において、操作部(15)が、スピーカ面(4)よりも裏側に配置されるように構成してもよい。係合部(13)の先端の操作部(15)がスピーカ面(4)よりも裏側に配置されると、操作部(15)がスピーカ面(4)から突出しないため、スピーカ面(4)の周辺構造やデザイン性の自由度を高めることができる。
また、上記スピーカユニット(1)において、非遮蔽部(5a)に操作部(15)を保持する保持部(17)を形成し、係合部(13)が取付部位(60)に係合する係合位置と取付部位から退避して係合を解除する解除位置とに移動可能であり、保持部(17)は係合部(13)の解除位置にて操作部(15)を保持するように構成してもよい。このように、仮止機構(10)に保持部(17)を設けたことで、係合部(13)を解除位置に保持することができるため、スピーカユニット(1)の取付部位(60)に対する取り付けや取り外しの際の仮止及びその解除作業をより容易に行うことができる。
また、上記スピーカユニット(1)において、保持部(17)に、係合部(13)が解除位置にあるときに操作部(15)を保持する保持溝(17a)と、係合部(13)が係合位置から解除位置まで移動するときに操作部(15)が通るガイド溝(17b)と、を有する構成を採用してもよい。このような構成を採用すると、係合部(13)を解除位置まで円滑に導くことができ、スピーカユニット(1)の取り外しを容易に行うことができる。
また、上記スピーカユニット(1)において、ガイド溝(17b)が、操作部(15)の移動方向に対して傾斜する傾斜面(17b1)を有し、保持溝(17a)が、傾斜面(17b1)の端部から連続して操作部(15)の移動方向と直交する方向に形成されるように構成してもよい。このように、移動方向に対して傾斜する傾斜面(17b1)が構成されることで、作業者が、係合を解除すべく操作部(15)を移動させると、操作部(15)が傾斜面(17b1)に沿って移動方向に対して傾斜する方向に導かれる。ここで、保持溝(17a)が操作部(15)の移動方向と直交する方向に形成されるため、操作部(15)が移動方向から遷移した状態から移動方向と直交する方向に移動した位置で保持溝(17a)に保持される。このように、保持部(17)が操作部(15)を確実に保持するため、作業者が操作部(15)を保持する必要はなくなり、スピーカユニット(1)の取り外し作業をより容易且つ確実に行うことができる。
なお、上記の括弧内の符号は、後述する実施形態の対応する構成要素の符号を本発明の一例として示したものである。
本発明にかかるスピーカユニットによれば、簡単な構成で、取付部位に対しての取り付けや取り外しを容易且つ確実に行うことができる。
本発明にかかるスピーカユニットの一実施例を、それを取り付ける取付孔の一例と共に、概略的に説明する斜視図である。 スピーカユニットの概略平面図で、スピーカ面の表側から見た図である。 スピーカユニットを取付部位の取付孔に仮止めした状態を示す図であり、(a)は、仮止機構の側断面図、(b)は、(a)のX側から見た側面図、(c)は、(a)のY側から見た正面図である。 仮止機構をフランジ部の表側から見た斜視図であり、(a)は、操作部が取付部位に係合しうる係合位置にある状態、(b)は、操作部がガイド溝の傾斜面に当接した状態、(c)は、操作部が保持溝に到達した状態、(d)は、操作部が取付部位から退避して係合を解除した解除位置において保持溝に保持された状態を示す図である。 ストッパー機構の構成及び動作を説明するための概略の斜視図で、(a)は、ストッパー片が初期位置にある状態、(b)は、ストッパー片が初期位置から回動した状態、(c)は、ストッパー片が固定位置にある状態を示す図である。 スピーカユニットを取付部位から取り外す手順を示す図で、(a)は、係合部が係合位置にある状態、(b)は、係合部が解除位置にある状態、(c)は、キャビネット部を取付部位から離間させた状態、を示す図である。 スピーカユニットを取付部位へ取り付ける手順を示す図で、(a)は、キャビネット部を取付部位へ取り付ける前の状態、(b)は、係合部が解除位置にある状態、(c)は、係合部が係合位置に移動した状態、を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明にかかるスピーカユニットの一実施例を、それを取り付ける取付孔の一例と共に、概略的に説明する斜視図である。なお、以下の説明で、表側とは、スピーカユニット1を取付部位60に取り付けた状態で取付部位60の外側から視認しうる側(取付部位60の外部側)であり、裏側とは、スピーカユニット1を取付部位60に取り付けた状態で取付部位60の外側から視認し得ない側(取付部位60の内部側)である。また、以下の説明において、上又は上側というときはスピーカユニット1の裏側を、下又は下側というときはスピーカユニット1の表側を指すものとする。
本発明にかかるスピーカユニット1は、天井等の取付部位60に形成した取付孔(開口部)61に埋め込んで設置する埋込型のスピーカユニット(シーリングスピーカ)である。取付部位60の取付孔61は、取付部位60の表側60aから裏側60bに貫通する円形の貫通孔からなる。スピーカユニット1は、側面2c及び底面2aを有するキャビネット部2と、キャビネット部2の底面2aに設けたスピーカ面4と、スピーカ面4を保護するためにスピーカ面4の表側に取り付くスピーカカバー9を備える。
キャビネット部2の底面2a及びその近傍の外周には、底部カバー7が設けられる。底部カバー7は、キャビネット部2の底面2a及びその上側の一部の外周を囲む環状の部分であって、その外周面(外周縁)7cの径寸法は、取付孔61の内周縁61aよりも僅かに小さな径寸法であって、キャビネット部2の上端側の外径寸法よりも大きな寸法になっている。したがって、底部カバー7は、キャビネット部2の底面2a及びその近傍の外周面において外径側に突出する環状の突起として形成される。また、この底部カバー7は、スピーカユニット1を取付孔61に設置した状態で、その外周面7cが取付孔61の内周縁61aに沿って僅かな隙間を介して対向するように形成されている。なお、本実施形態では、底部カバー7は、合成樹脂製の部材であり、底部カバー7よりも上側のキャビネット部2も、合成樹脂製の部材である。ただし、これ以外にも、底部カバー7のみを合成樹脂製として、底部カバー7よりも上側のキャビネット部2を金属製とするなど、他の材質を選択することも可能である。
底部カバー7の下端には、キャビネット部2の底面2aの外周縁から径方向の外側へ突出する薄板状のフランジ部5が形成される。フランジ部5は、底部カバー7と一体に形成されており、キャビネット部2の底面2a(スピーカ面4)と略同一の高さ位置でその面が径方向の外側へ延びる環状の縁部として形成される。
また、キャビネット部2の側面2cには、スピーカユニット1を取付孔61内に仮止めするための仮止機構10が設けられる。仮止機構10は、キャビネット部2の側面2cに複数設けられ、キャビネット部2の少なくとも一部を取付部位60の表側60aから取付孔61に挿入した状態で、取付部位60に対してスピーカユニット1を仮止め係合する。仮止機構10は、弾性金属製の細板からなる仮止めタブ11に形成され取付部位60に仮止め係合する係合部13と、取付部位60の表側60aに露出する係合部13の先端側の一部である操作部15と、係合部13をその仮止め係合を解除する解除位置(図6(b)参照)で保持する保持部17と、を有する。仮止機構10の詳細構成は後述する。
更に、キャビネット部2の側面2cには、仮止機構10によって取付孔61内に仮止めしたスピーカユニット1を本固定するためのストッパー機構30が設けられる。ストッパー機構30は、キャビネット部2の側方で上下方向へ移動可能に設置したストッパー片31を備える。そして、フランジ部5とストッパー片31との間に取付孔61の内周縁61aを挟持することでスピーカユニット1を固定する構造である。
図2は、スピーカユニット1の概略平面図で、スピーカ面4の表側から見た図である。スピーカユニット1の表側はキャビネット部2の底面2aであり、スピーカ面4の周辺にフランジ部5が形成されている。フランジ部5には、係合部13の先端である操作部15を保持する保持部17が複数箇所形成されている。本実施形態では保持部17は、仮止機構10の数と位置に対応して、フランジ部5の周上に4箇所、均等に配設される。
保持部17は、フランジ部5に形成された開口(非遮蔽部)5aの縁に、操作部15を保持するための保持溝17aと保持溝17aから連通するガイド溝17bとが形成されて構成される。図2に示すように、フランジ部5に形成される開口5aからは、係合部13の先端である操作部15がスピーカ面4より表側から視認可能である。
なお、本実施形態では、4箇所の孔である開口5aをフランジ部5に形成することで操作部15を表側(下側)に対して遮蔽しない構造としたが、これに限るものではなく、作業者が表側から操作部15の視認が可能となるように構成されていればよい。例えば、スピーカ面4の周囲でフランジ部5の内周全域に連続的なドーナツ状の開口部を形成してもよい。また、フランジ部5の周囲に、仮止機構10と対応する数の複数の切欠を形成するものであってもよい。
次に、仮止機構10の詳細構成を説明する。図3は、スピーカユニットを取付部位60の取付孔61に仮止めした状態を示す図であり、(a)は、仮止機構10の側断面図、(b)は、(a)のX側から見た側面図、(c)は、(a)のY側から見た平面図である。なお、図3(a)の断面図は、仮止機構10の係合部13の位置での縦断面を示している。また、キャビネット部2は外形のみを図示しており、その内部構造は図示を省略している。
図3(a)及び(b)に示すように、仮止機構10は、キャビネット部2の天面2bに取り付けられ、側面2c側に突出した仮止めタブ(仮止め片)11を備える。仮止めタブ11は、キャビネット部2の天面2bにネジ12aの締結で取り付けられる取付部12と、取付部位60の裏側60bにおける取付孔61の内周縁61aに係合する段状の係合部13と、取付部12からキャビネット部2の径方向の外側且つ底面2a側に向かって斜め下方に延伸して係合部13の外径端13aに接続される傾斜部14と、係合部13の内径端13bからキャビネット部2の底面2a側に向かって縦方向に延伸したのちに係合部13の先端となる操作部15とを一体に備えて構成されている。本実施形態では、係合部13は取付部位60の裏側60bに対して直接係合するのではなく、予め取付部位60の取付孔61の内周縁61aに取り付けた取付用金具65を介して係合している。なお、本実施形態では、仮止めタブ11をキャビネット部2の天面2bに取り付けているが、これに限らず、キャビネット部2の側面2cに取り付けることとしてもよい。また、本実施形態では、仮止めタブ11のキャビネット部2に対する取り付けにネジ12aを用いたが、これに限らず、リベットを用いる締結でもよく、また接着や溶接等によって取り付ける構造でもよい。
図3(b)に示すように、操作部15の幅は、係合部13や傾斜部14の幅よりも狭く構成される。このため、作業者は、操作部15を操作しやすくなり、仮止めタブ11の操作性を向上させている。また、操作部15がスピーカ面4よりも表側に突出する本実施形態の構成においては、操作部15を小さく構成することで、開口5aや保持部17も小さく構成することができる。すると、スピーカ面4の周辺に形成される開口5aの面積を小さくすることができ、開口5aを形成することで音質に影響を与えることを最小限に抑えることができる。なお、本実施形態では、仮止めタブ11の先端の操作部15がスピーカ面4よりも表側に突出しているが、これに限るものではない。操作部15が裏側に配置される状態(操作部15が開口5aから表側に突出していない状態)であってもよい。
図3(c)に示すように、保持部17は、開口5aの周囲に、保持溝17aとガイド溝17bとが形成される構造であり、開口5aの表側から見て数字の「7」が左右逆転したものと似た形状となるように溝が形成される。具体的には、操作部15の移動方向D1に対して傾斜する傾斜面17b1を有するガイド溝17bと、傾斜面17b1の端部から連続して形成され操作部15の移動方向D1と直交する直交方向D2が長手になるように形成される保持溝17aとを有する。この構成により、作業者が操作部15を移動方向D1のキャビネット部2側に操作すると、操作部15は、ガイド溝17bの傾斜面17b1にガイドされつつ、図3(c)の上側に移動する。図中、保持部17の右端に操作部15が到達すると、操作部15が仮止めタブ11の弾性により直交方向D2の下方に移動し、保持溝17aで保持される。
図4を用いて、仮止機構10の仮止めタブ11全体の動きをより具体的に説明する。図4は、仮止機構10をフランジ部5の表側から見た斜視図であり、(a)は、係合部13が取付部位60に係合しうる係合位置にある状態、(b)は、操作部15がガイド溝17bの傾斜面17b1に当接した状態、(c)は、操作部15が保持溝17aに到達した状態、(d)は、係合部13が取付部位60から退避して係合を解除した解除位置において操作部15が保持溝17aに保持された状態を示す図である。なお、図4では、仮止機構10の構造及び動作を明示するために、取付部位60、取付孔61、取付用金具65等を省略している。
図4(a)に示すように、係合部13が取付部位60に係合しうる係合位置にある場合には、操作部15がガイド溝17bのフランジ部5の径方向の外側に位置している。図4(b)に示すように、操作部15をフランジ部5の径方向の内側へ操作すると、操作部15と一体的に形成された仮止めタブ11の係合部13がキャビネット部2側(径方向の内側、以下同様)に移動する。このとき、操作部15は、操作部15の移動方向に対して傾斜するようにガイド溝17bの側面に形成された傾斜面17b1に沿ってガイドされつつ移動する。図4(c)に示すように、操作部15を保持部17内でフランジ部5の径方向の内側まで押し込むと、操作部15と一体である係合部13も取付孔61の内周縁61aよりもキャビネット部2側に移動する。この状態では係合部13が取付部位60に係合しない解除位置にある。この状態において、弾性部材にて構成される仮止めタブ11は、傾斜面17b1に導かれて図中右側(図4(c)の矢印R側)に移動して弾性変形した状態にあるので、図中左側(図4(c)の矢印L側)に戻ろうとする復元力が作用している。この状態で作業者が手を離すと、図4(d)に示すように、操作部15は、仮止めタブ11に蓄積された復元力により、図中左側に移動する。これにより、操作部15が保持溝17aに入り込むことで位置決め(係止)され、仮止めタブ11の係合部13が取付孔61の内周縁61aよりもキャビネット部2側に位置する解除位置で保持されることとなる。
なお、スピーカユニット1は、上述の仮止機構10を用いて仮止め固定した後、ストッパー機構30によって本固定が行われることで、取付部位60に完全に取り付くことになる。この本固定におけるストッパー機構30の構造及び動作を、図5を用いて説明する。図5は、ストッパー機構30の構成及び動作を説明するための概略の斜視図で、(a)は、ストッパー片31が初期位置にある状態、(b)は、ストッパー片31が初期位置から回動した状態、(c)は、ストッパー片31が固定位置にある状態を示す図である。なお、図5では、図1に示すものと比較して、ストッパー片31の形状を簡略化して図示している。
ストッパー機構30は、ネジ軸33を回転自在に支持する枠部35と、ネジ軸33に螺合してその一部が枠部35内に設置された略柱形状のストッパー片31とを備える。ネジ軸33は、スピーカユニット1の底面2a(スピーカ面4と同一面)に露出する頭部33aと、頭部33aからキャビネット部2の軸方向(上下方向)に沿って底部カバー7を貫通し、枠部35内を上壁35eまで延びる軸部33bとを有する。軸部33bの外周面には、ネジ溝が形成されている。軸部33bの上端は、枠部35の上壁35eに対して回転自在に取り付けられている。ネジ軸33は、スピーカユニット1の底面2a側から頭部33aをドライバーなどの工具(図示せず)で回転させることで、枠部35内で軸周りに回転するようになっている。また、ストッパー片31は、その根元側の端部の近傍がネジ軸33に螺合しており、ネジ軸33の回転に伴い取付部位60の表面と平行な面内でネジ軸33と一体に回転可能、且つ、ネジ軸33に対してネジの送りで上下方向に移動可能となっている。ストッパー片31は、枠部35の前面に形成した縦方向に延びるスリット状の開口35a内と、枠部35の一の側壁35dの上端に形成した切欠部35c内とを移動するようになっている。
上記構成のストッパー機構30では、ストッパー片31が開口35a内の最上端に位置しているときには、ネジ軸33が下側(表側)から見て反時計回りに回転することで、図5(a)に示すように、ストッパー片31が同方向に回動して切欠部35c内に配置される。この位置をストッパー機構30の初期位置という。この初期位置で、スピーカユニット1の底面2a側からネジ軸33の頭部33aをドライバーなどの工具で回転させることで、ネジ軸33を下側(表側)から見て時計回りに回転させると、ネジ軸33に螺合しているストッパー片31が同方向に回動する。ストッパー片31は、図5(b)に示すように、初期位置から上側(裏側)から見て反時計回りに90°回転した位置で枠部35の側壁35bに当接することで、それ以上の回動が規制される。そこからネジ軸33をさらに時計回りに回転させると、ネジ軸33の回転に従いストッパー片31が開口35a内を底部カバー7側へ下降してゆく。その後、ストッパー片31の下面31bが取付孔61の内周縁61a(取付部位の裏側60b)に当接する。
ネジ軸33に対してストッパー片31を更に下降させると、取付部位に対して取付孔61内のスピーカユニット1の位置が次第に上昇してゆく。最終的に、ストッパー片31の下面31bとフランジ部5とで取付孔61の内周縁61aが挟持されて、取付孔61内でのスピーカユニット1の固定(本固定)がなされる。以下、この位置をストッパー機構30の固定位置という。
一方、ストッパー機構30によるスピーカユニット1の固定(本固定)を解除するには、ストッパー機構30が上記の固定位置にある状態で、ネジ軸33を下側(表側)から見て反時計回りに回転させる。これにより、ネジ軸33に対してストッパー片31が上昇することで、ストッパー片31とフランジ部5とによる取付孔61の内周縁61aの挟持が解除される。さらにネジ軸33を上側(裏側)から見て時計回りに回転させるとストッパー片31が上昇し、取付孔61内でスピーカユニット1の位置が次第に下降してゆく。最終的には、仮止めタブ11の係合部13が取付部位の裏側60b(取付孔61の内周縁61a)に当接する位置でスピーカユニット1の下降が停止する。その後、さらにネジ軸33を上側(裏側)から見て時計回りに回転させると、ストッパー片31が開口35aの最上端まで上昇し、そこから下側(表側)から見て反時計回りに回転して初期位置に戻る。
次に、スピーカユニット1を取付部位60の取付孔61から取り外す手順を図6を用いて説明する。図6は、スピーカユニット1を取付部位60から取り外す手順を示す図で、(a)は、係合部13が係合位置にある状態、(b)は、係合部13が解除位置にある状態、(c)は、キャビネット部2を取付部位60から離間させた状態、を示す図である。
スピーカユニット1が本固定された状態においては、仮止めされている状態(図3(a)の状態)よりも、キャビネット部2が取付部位60の裏側(上側)に押し込まれた状態である。この状態で、ストッパー機構30のストッパー片31を上述の手順で固定位置から初期位置に戻すことで、本固定の解除がなされる。本固定の解除を行っても、係合部13は依然、図6(a)で示す係合位置にあり、仮止め状態である。このため、キャビネット部2を取り外そうとしても、取付孔61からは外れない。ここで、図6(a)に示すように、操作部15を白抜き矢印方向に移動させると、係合部13が係合位置から解除位置に移動する。図6(b)に示すように、操作部15が保持部17の保持溝17aに保持され、全ての仮止機構10の係合部13が解除位置になると、仮止機構10による仮止め状態が解除されるため、スピーカユニット1を取付部位60の取付孔61から取り外すことができるようになる。この状態で、図6(c)に示すように、スピーカユニット1を下方に移動させることで、スピーカユニット1を取付部位60の取付孔61から離間させる(抜き出す)ことができる。
一方、スピーカユニット1を取付部位60の取付孔61へ取り付ける手順を図7を用いて説明する。図7は、スピーカユニット1を取付部位60へ取り付ける手順を示す図で、(a)は、キャビネット部2を取付部位60へ取り付ける前の状態、(b)は、係合部13が解除位置にある状態、(c)は、係合部13が係合位置に移動した状態、を示す図である。
図7(a)に示すように、スピーカユニット1を取付部位60に取り付ける場合には、スピーカユニット1のキャビネット部2を取付部位60の取付孔61に挿入するように移動させる。この状態で、係合部13は上述の保持部17(保持溝17a)により係合の解除状態で保持される。そして、図7(b)に示すように、仮止機構10の係合部13が取付用金具65よりも上方にくるまでキャビネット部2を移動させたとき、保持部17(保持溝17a)による操作部15の保持を解除する。これにより、図7(c)に示すように、係合部13が解除位置から係合位置に移動し、スピーカユニット1を取付部位60に対して仮止めすることができる。保持部17による操作部15の保持を全て(本実施形態では4箇所)解除した後、上述のストッパー機構30による本固定を行うことで、スピーカユニット1を取付部位60に取り付けることができる。
以上説明したように、本実施形態のスピーカユニット1においては、仮止機構10が、スピーカユニット1を取付部位60に仮止め係合するための係合部13と、係合部13を介してスピーカユニット1を仮止め係合した状態で取付部位60の表側に露出する操作部15と、操作部15をスピーカ面4より表側から視認可能にするためにスピーカ面4の周囲に形成される非遮蔽部と、を有する。一実施態様として、例えば、非遮蔽部を、キャビネット部2の底面2aの外周縁から径方向の外側へ突出するフランジ部5に開口5aまたは切欠とすることができる。
このように、スピーカ面4の周囲に開口5aを形成したことで、操作部15がスピーカ面4より表側から視認可能となる。すると、作業者がスピーカユニット1の取り付け又は取り外しを行う際、仮止機構10をスピーカ面4より表側から視認しながら、操作部15の操作を行うことができる。これにより、スピーカユニット1の取り付け又は取り外し時に作業者が仮止機構10の位置を手探りで探す必要はなくなり、仮止めの解除を容易に行うことができる。また、作業者は、スピーカユニット1を取り外す際、開口5aから操作部15にアクセスすることができ、スピーカ面4の表側から直接、操作部15の操作を行うことができるため、取付部位60の厚みによらず、操作部15を確実に操作することができる。よって、取付部位60に対して取り付けや取り外しを容易且つ確実に行うことのできるスピーカユニット1となる。
また、上記スピーカユニット1において、操作部15が、スピーカ面4よりも表側に突出するように構成してもよい。すなわち、係合部13の先端の操作部15がスピーカ面4よりも表側に突出するように構成することで、作業者が操作部15を操作しやすくなる。
一方、上記スピーカユニット1において、操作部15が、スピーカ面4よりも裏側に配置されるように構成してもよい。係合部13の先端の操作部15がスピーカ面4よりも裏側に配置されると、操作部15がスピーカ面4から突出しないため、スピーカ面4の周辺構造やデザイン性の自由度を高めることができる。
また、上記スピーカユニット1において、開口5aに操作部15を保持する保持部17を形成し、係合部13が取付部位60に係合する係合位置と取付部位から退避して係合を解除する解除位置とに移動可能であり、保持部17は係合部13の解除位置にて操作部15を保持するように構成してもよい。このように、仮止機構10に保持部17を設けたことで、係合部13を解除位置に保持することができるため、スピーカユニット1の取付部位60に対する取り付けや取り外しの際の仮止及びその解除作業をより容易に行うことができる。
また、上記スピーカユニット1において、保持部17に、係合部13が解除位置にあるときに操作部15を保持する保持溝17aと、係合部13が係合位置から解除位置まで移動するときに操作部15が通るガイド溝17bと、を有する構成を採用してもよい。このような構成を採用すると、係合部13を解除位置まで円滑に導くことができ、スピーカユニット1の取り外しを容易に行うことができる。
また、上記スピーカユニット1において、ガイド溝17bが、操作部15の移動方向に対して傾斜する傾斜面17b1を有し、保持溝17aが、傾斜面17b1の端部から連続して操作部15の移動方向と直交する方向に形成されるように構成してもよい。このように、移動方向に対して傾斜する傾斜面17b1が構成されることで、作業者が、係合を解除すべく操作部15を移動させると、操作部15が傾斜面17b1に沿って移動方向に対して傾斜する方向に導かれる。ここで、保持溝17aが操作部15の移動方向と直交する方向に形成されるため、操作部15が移動方向から遷移した状態から移動方向と直交する方向に移動した位置で保持溝17aに保持される。このように、保持部17が操作部15を確実に保持するため、作業者が操作部15を保持する必要はなくなり、スピーカユニット1の取り外し作業をより容易且つ確実に行うことができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。例えば、保持部17の溝形状や、フランジ部5の開口5aの形状、それらの大きさは、本実施形態に限定されるものではない。また、開口5aは必ずしもフランジ部5に形成される必要はなく、表側から係合部13の先端が視認できればよい。
また、本実施形態では、保持部17がフランジ部5の開口5aに形成される構成であったが、これに限るものではなく、保持部17が結果的に係合部13の動作を規制できる位置にあればよい。例えば、保持部17を、キャビネット部2の側面2cで、仮止めタブ11の係合部13と操作部15の間の位置に形成することとしてもよい。
また、上記実施形態では、スピーカユニット1を天井などの取付部位に設けた取付孔61に取り付ける場合を説明したが、本発明にかかるスピーカユニット1は、天井などの取付部位以外にも、例えば、側壁や傾斜壁などに設けた取付孔に埋め込んで取り付けることも可能である。
また、上記実施形態に示す仮止めタブ11の材質、形状、寸法などはいずれも一例であって、本発明にかかる仮止め片は、上記実施形態に示す以外の材質、形状、寸法を採用することも可能である。例えば、仮止め片は、その材質として、上記の弾性金属製の材料で構成する以外にも、板バネ的な弾性を有する材料であれば、各種合成樹脂材料(プラスチック、ABS樹脂材、アクリル樹脂材など)やゴム材料からなる成型品などとして構成することも可能である。また、仮止め片の形状は、上記実施形態に示す薄板状の細片とする以外にも、例えば棒状などであってもよい。さらにいえば、本発明にかかる仮止め片は、上記の係合部及び操作部に対応する部分を備えてさえいれば、必ずしも一体に形成された一部品で構成していなくてもよく、係合部、操作部、傾斜部などの各部が別体であってもよいし、操作部に対する操作に応じて適宜に分離し得る構成などであってもよい。また、仮止め片を一部品で構成する場合には、必ずしもその全体が弾性変形可能に構成されている必要は無く、一部のみが弾性変形することで係合部の係合及びその解除がなされるように構成してもよい。
また、仮止め片の操作部は、上記実施形態に示すように押圧操作される構成には限定されず、例えば、手前に起こすように操作するものや、横方向に移動させて操作するものなど、他の態様で操作される構成を採用することも可能である。
また、上記実施形態に示すスピーカユニット1は、キャビネット部2の内部にスピーカドライバーなどの構成部品を内蔵した状態でのユニットであるが、本発明にかかる取付構造を用いて天井や壁などの取付部位に取り付けるスピーカユニットとしては、天井等の取付部位の開口部に埋め込んで取り付けるキャビネット部を備えてさえいれば、該キャビネット部に構成部品の一部又はすべてを内蔵していない状態のものも含むことができる。すなわち、スピーカユニットとして箱状のキャビネット部のみを備えたものを本発明の取付構造にて天井等の開口部などに取り付け、その後、当該キャビネット部に構成部品を収容することなども可能である。
1…スピーカユニット、2…キャビネット部、2a…底面、2b…天面、2c…側面、4…スピーカ面、5…フランジ部、5a…開口、7…底部カバー、7c…外周面、9…スピーカカバー、10…仮止機構、11…仮止めタブ、12…取付部、13…係合部、13a…外径端、13b…内径端、14…傾斜部、15…操作部、17…保持部、17a…保持溝、17b…ガイド溝、17b1…傾斜面、30…ストッパー機構、31…ストッパー片、31b…下面、33…ネジ軸、33a…頭部、33b…軸部、35…枠部、35a…開口、35b…側壁、35c…切欠部、35d…側壁、35e…上壁、60…取付部位、60a…表側、60b…裏側、61…取付孔、61a…内周縁、65…取付用金具、D1…移動方向、D2…直交方向

Claims (7)

  1. 取付部位に形成した開口部に取り付けるスピーカユニットであって、
    側面及び底面を有するキャビネット部と、
    前記キャビネット部の前記底面に設けたスピーカ面と、
    前記キャビネット部の前記側面に設けられ、前記キャビネット部の少なくとも一部を前記取付部位の表側から前記開口部に挿入した状態で前記スピーカユニットを仮止め係合する仮止機構と、
    を備え、
    前記仮止機構には、当該スピーカユニットを前記取付部位に仮止め係合するための係合部と、前記係合部を介して当該スピーカユニットを仮止め係合した状態で前記取付部位の表側に露出する操作部と、前記操作部を前記スピーカ面より表側から視認可能にするため前記スピーカ面の周囲に形成される非遮蔽部と、を有する
    ことを特徴とするスピーカユニット。
  2. 前記非遮蔽部は、前記キャビネット部の前記底面の外周縁から径方向の外側へ突出するフランジ部に形成される開口または切欠である
    ことを特徴とする請求項1に記載のスピーカユニット。
  3. 前記操作部が、前記スピーカ面よりも表側に突出している
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のスピーカユニット。
  4. 前記操作部が、前記スピーカ面よりも裏側に配置される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のスピーカユニット。
  5. 前記非遮蔽部は、前記操作部を保持する保持部であり、
    前記係合部は、前記取付部位に係合する係合位置と前記取付部位から退避して係合を解除する解除位置とに移動可能であり、
    前記保持部は、前記係合部の前記解除位置にて前記操作部を保持する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のスピーカユニット。
  6. 前記保持部は、前記係合部が前記解除位置にあるときに前記操作部を保持する保持溝と、前記係合部が前記係合位置から前記解除位置まで移動するときに前記操作部が通るガイド溝と、を有する
    ことを特徴とする請求項5に記載のスピーカユニット。
  7. 前記ガイド溝は、前記操作部の移動方向に対して傾斜する傾斜面を有し、
    前記保持溝は、前記傾斜面の端部から連続して前記操作部の移動方向と直交する方向に形成される
    ことを特徴とする請求項6に記載のスピーカユニット。
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