JP2016143345A - プログラム、情報処理装置、及び情報処理方法 - Google Patents

プログラム、情報処理装置、及び情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】工事の各時点における施工状況を、より簡単に把握可能に可視化できる情報処理技術を提供することを課題とする。
【解決手段】プログラムによって、工事の作業項目ごとの予定期間を含む計画データを取得する計画取得手段と、工事の作業項目に関連付けられた構造物の設計データを取得する設計取得手段と、表示の基準時点を指定した表示要求を受け付けた場合に、基準時点までに終了予定である作業項目を計画データから抽出し、抽出した作業項目に関連付けられた設計データに基づいて、基準時点までに構築予定の構造物の表示に用いられる表示用データを生成する表示用データ生成手段として、コンピュータを機能させた。
【選択図】図10

Description

本発明は、工事で構築される構造物の表示についての情報処理技術に関する。
土木や建築等の工事では、設計書、設計図等の設計図書や、工程表等の施工計画の書類等、各種書類が作成される。従来、このような書類の作成等を装置が支援する技術が提案されている。例えば、建築工事における工程表の作成を支援する工程表作成支援装置が提案されている(特許文献1を参照)。また、工程の計画立案や管理に必要な資料を迅速かつ正確に作成することができる工事工程管理プログラムも提案されている(特許文献2を参照)。また、工事の設計図は、CAD(Computer Aided Design)により作成されることがある。例えば、3次元作図機能を有する建築設計図作成用プログラムが提案されている(特許文献3を参照)。
このような装置やプログラム等により作成される設計図書や工程表等の各種書類それぞれは、独立した書類として管理されている。工事に携わる者は、各書類に記載された用語や図形の形状等を頼りに、別々の書面に記載された情報の間の関係を読み取っていた。
特開2008−65552号公報 特開2001−3566号公報 特開2002−197126号公報
工事の影響を受ける工事用地の近隣住民への事前説明、同時期に行われる作業同士の干渉有無の確認、その他の円滑な施工の実現等のために、事前に工期の途中時点における計画上の施工状況を簡単に把握したいというニーズがある。しかし、設計図等は完成時点の図であり、工期途中の各時点における施工状況を表す図面等は通常作成されないため、工期の途中時点の施工状況を簡単に把握することが難しい場合があった。
例えば、途中時点の施工状況を把握しようとすると、工事に携わる者が、工程表と設計図とを参照し、頭の中で、工程と構造物との対応関係をとって当該途中時点までに構築されている構造物を想像するという煩雑な作業が求められる。工程や設計図が非常に多い大規模工事等では、途中時点の施工状況を把握することが特に難しかった。
このような状況に鑑み、本発明は、工事の各時点における施工状況を、より簡単に把握可能に可視化できる情報処理技術を提供することを課題とする。
本発明では、上記課題を解決するために、以下の手段を採用した。すなわち、本発明は、次のプログラムである。
工事の作業項目ごとの予定期間を含む計画データを格納する計画格納手段から、計画データを取得する計画取得手段と、
前記工事の作業項目に関連付けられた構造物の設計データを格納する設計格納手段から、設計データを取得する設計取得手段と、
表示の基準時点を指定した表示要求を受け付けた場合に、前記基準時点までに終了予定
である作業項目を前記計画データから抽出し、前記抽出した作業項目に関連付けられた設計データに基づいて、前記基準時点までに構築予定の構造物の表示に用いられる表示用データを生成する表示用データ生成手段と
として、コンピュータを機能させるためのプログラム。
このようなプログラムでは、表示の基準時点を指定した表示要求が受け付けられると、計画データ及び設計データに基づいて、当該基準時点までに構築予定の構造物を表示するための表示用データが生成される。そのため、工期の所望の時点における施工状況を、構築予定の構造物の設計に基づく表示として可視化して提供できる。コンピュータによって可視化されるため、施工状況を把握するにあたり、頭の中で工程と構造物との対応関係をとって構造物を想像する作業等を要しない。よって、工事の各時点における施工状況を、より簡単に把握可能に可視化できる。
また、本発明は、次の特徴を有するプログラムであってもよい。
前記表示用データ生成手段は、前記受け付けた表示要求が連続表示の要求である場合に、前記表示の基準時点を後刻方向へ連続的に変化させつつ、変化させた各基準時点までに構築予定の構造物の表示それぞれに用いられる表示用データを順次生成する。
このようなプログラムでは、順次生成される表示用データによって、構造物が構築されていく状況を時系列沿って表示可能になる。そのため、工事における施工状況の経時的な変化を、より簡単に把握できる。
また、本発明は、次の特徴を有するプログラムであってもよい。
前記設計データは、構造物が構築される位置の情報を含み、
前記表示用データ生成手段は、前記設計データに含まれる位置の情報に基づいて、前記工事の用地を含む地図に、前記基準時点までに構築予定の構造物が構築される前記地図上の位置に前記構造物を示す図形を重ねた画像を生成して、前記表示用データに含める。
このようなプログラムでは、工事の用地を含む地図上で構造物が存する位置が示される表示用データが生成されるため、構築予定の構造物の配置を含めたより詳細な施工状況を簡単に把握できる。
また、本発明は、次の特徴を有するプログラムであってもよい。
前記設計データは、前記構造物の形状の情報を含み、
前記表示用データ生成手段は、前記設計データに含まれる形状の情報に基づいて、前記基準時点までに構築予定の構造物の形状を示す画像を生成して、前記表示用データに含める。
このようなプログラムでは、基準時点までに構築予定の構造物の形状を示す画像が生成されるため、各時点における施工状況を、基準時点までに構築予定の構造物の形状により簡単に把握できる。
また、本発明は、次の特徴を有するプログラムであってもよい。
前記構造物の形状の情報は、前記構造物の3次元の形状の情報であり、
前記表示用データ生成手段は、前記基準時点までに構築予定の構造物の3次元の形状を、視野を示す視野面へ投影した画像を生成して、前記表示用データに含める。
ここで、投影は、透視投影法等の各種投影図法によって3次元の形状を平面上に描くことをいう。このようなプログラムでは、基準時点までに構築予定である構造物の3次元の形状を投影した画像が生成される。施工状況が写実的に可視化されるため、各時点におけ
る施工状況を、より具体的に把握できる。
また、本発明は、次の特徴を有するプログラムであってもよい。
前記表示用データ生成手段は、空間に配置された前記構築予定の構造物の3次元の形状と、前記空間に配置された工事の用地の地図を表面に描いた平面とを、前記視野面に投影した画像を生成して、前記表示用データに含め、
前記空間において、前記構造物は、前記形状を前記平面に射影すると、前記平面に描かれた地図において前記形状が前記構造物の構築予定の位置及び範囲に射影されるように配置される。
ここで、空間は、コンピュータ上で画像を生成するために用いられる、仮想的な立体を配置する仮想的な空間を意味する。また、射影は、立体の影をうつすことをいう。射影は、例えば、立体上の各点から平面に下ろした垂線の足の軌跡を求める正射影である。このようなプログラムでは、構造物が3次元の形状として写実的に可視化されるとともに、工事の用地を含む地図上で構造物が占める位置及び範囲も可視化されるため、構築予定の構造物の位置及び範囲を含めた施工状況を、一見するのみで簡単に把握できる。また、地図が平面で示されるのに対して、構造物が立体として示されるため、構築予定の構造物を識別しやすい、より好適な施工状況の可視化が実現される。
また、本発明は、次の特徴を有するプログラムであってもよい。
前記表示要求は、表示対象の作業項目が指定されたものであり、
前記表示用データ生成手段は、前記表示対象として指定された作業項目のうち、前記基準時点までに終了予定である作業項目を抽出し、前記抽出した作業項目に関連付けられた設計データに基づいて、前記表示対象として指定された作業項目によって前記基準時点までに構築予定の構造物の表示に用いられる表示用データを生成する。
このようなプログラムでは、指定された表示対象の作業項目の実施によって構築予定の構造物の表示を得ることが可能になるため、所望の作業項目による施工に絞って施工状況を把握することができる。
また、本発明は、次の特徴を有するプログラムであってもよい。
前記計画データの作業項目に対する作業実績を示し、作業終了時点を含む作業実績データを格納する作業実績格納手段から、作業実績データを取得する作業実績取得手段として、前記コンピュータを更に機能させ、
前記表示用データ生成手段は、前記受け付けた表示要求が実績に関する表示の要求である場合に、前記作業実績データに基づいて、前記基準時点までに終了した作業項目を抽出し、前記抽出した作業項目に関連付けられた設計データに基づいて、前記基準時点までに構築された構造物を表示するデータを生成して、前記表示用データに含める。
このようなプログラムでは、作業実績データに基づいて基準時点までに構築された構造物の表示用データが生成されるため、工事の所望の時点における施工状況を、構築実績のある構造物の表示として提供できる。よって、工事の各時点における施工状況を、実績に則して可視化できる。
また、本発明は、次の特徴を有するプログラムであってもよい。
前記表示用データ生成手段は、前記受け付けた表示要求が予定及び実績に関する表示の要求である場合に、前記基準時点までに終了予定である作業項目と、前記基準時点までに終了した作業項目とを抽出し、前記抽出した作業項目に関連付けられた設計データに基づいて、前記基準時点までに構築予定の構造物と前記基準時点までに構築された構造物とを両構造物が区別可能なように表す画像を生成して、前記表示用データに含める。
このようなプログラムによれば、構築予定の構造物と構築の実績がある構造物とを区別しつつ、同時に把握できる。そのため、予定と実績の両方の情報を同時に把握可能な利便性の高い施工状況の可視化が可能となる。
また、本発明は、次の特徴を有するプログラムであってもよい。
撮影日時と関連付けて工事写真を示す工事写真データを格納する工事写真格納手段から、工事写真データを取得する工事写真取得手段として、前記コンピュータを更に機能させ、
前記表示用データ生成手段は、関連付けられた撮影日時が前記基準時点以前である工事写真データを更に抽出し、前記抽出した工事写真データが示す工事写真を前記表示用データに含める。
ここで、工事写真は、施工状況等の記録を目的に工事現場で撮影された写真である。工事においては、通常、多数の工事写真が撮影され、管理される。このようなプログラムによれば、各時点の施工状況を工事写真を含めてより詳細に可視化することができる。
また、本発明は、次の情報処理装置であってもよい。
工事の作業項目ごとの予定期間を含む計画データを格納する計画格納手段から、計画データを取得する計画取得手段と、
前記工事の作業項目に関連付けられた構造物の設計データを格納する設計格納手段から、設計データを取得する設計取得手段と、
表示の基準時点を指定した表示要求を受け付けた場合に、前記基準時点までに終了予定である作業項目を前記計画データから抽出し、前記抽出した作業項目に関連付けられた設計データに基づいて、前記基準時点までに構築予定の構造物の表示に用いられる表示用データを生成する表示用データ生成手段と
を備えた情報処理装置。
また、本発明は、コンピュータその他の装置、機械等(以下、「コンピュータ等」とも表記する)が上述のプログラムを実行する情報処理方法としても把握することが可能である。また、本発明は、プログラムをコンピュータ等が読み取り可能な記録媒体に記録したものとしても把握できる。ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。
本発明によれば、工事の各時点における施工状況を、より簡単に把握可能に可視化できる。
図1は、実施形態に係る可視化装置のハードウェア構成を例示する図である。 図2は、実施形態に係る可視化装置の機能構成を例示する図である。 図3は、工事に関するデータ登録の流れを例示するフローチャートである。 図4は、工事内容登録画面を例示する図(図面代用写真)である。 図5は、工程管理画面を例示する図(図面代用写真)である。 図6は、作業位置設定画面を例示する図(図面代用写真)である。 図7は、構造物形状の設定画面を例示する図(図面代用写真)である。 図8は、施工状況の可視化処理の流れを例示するフローチャートである。 図9は、描画範囲設定ダイアログを例示する図(図面代用写真)である。 図10は、可視化画面を例示する図(図面代用写真)である。 図11は、構造物等の描画処理の流れを例示するフローチャートである。 図12は、2次元表現による可視化画面を例示する図(図面代用写真)である。
以下、本発明の実施の形態(以下、「本実施形態」とも表記する)を、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を実施する一例を示すものであって、本発明を以下に説明する具体的な構成に限定するものではない。
説明は、次の順序で記載される。
1.システムの概要
2.ハードウェア構成
3.機能構成
4.動作の流れ
5.作業効果
6.変形例
<システムの概要>
本実施形態に係る「情報処理装置」は、特定の工事の施工状況を可視化する可視化装置として実施される。可視化装置は、土木工事の現場の各時点における施工状況を、各時点までに構築予定の構造物の3次元コンピュータグラフィックス(以下、「3DCG」とも表記する)を用いて可視化する。可視化装置は、更に、経時とともに変化する施工状況を、構造物の3DCGの動画としても可視化する。なお、可視化装置によって、土木工事に限らず、建設工事の施工状況が可視化されてもよい。
<ハードウェア構成>
可視化装置は、コンピュータであり、工事に携わる工事関係者等のユーザによって操作される。可視化装置は、例えば、パーソナルコンピュータである。なお、可視化装置は、タブレット端末、スマートフォン、ワークステーション等であってもよい。
図1は、本実施形態に係る可視化装置のハードウェア構成を例示する図である。可視化装置1は、CPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、ROM(Read Only Memory)13、HDD(Hard disk drive)等の補助記憶装置14、インターネットに接続されるNIC(Network Interface Controller)15、キーボードやポインティングデバイス等である操作部16、及びディスプレイ等の表示部17を備える。
CPU11は、中央処理装置であり、RAM12等に展開された命令及びデータを処理することで、RAM12、補助記憶装置14等を制御する。RAM12は、主記憶装置あり、CPU11によって制御され、各種命令やデータが書き込まれ、読み出される。補助記憶装置14は、不揮発性の記憶装置であり、各種プログラムや永続的な保存が求められるデータ等が記憶される。本実施形態の補助記憶装置14には、施工状況の可視化を処理するアプリケーションプログラムである可視化アプリケーション、及び、工程管理を支援するアプリケーションプログラムである工程管理アプリケーションも記憶される。
<機能構成>
図2は、本実施形態に係る可視化装置1の機能構成を例示する図である。図2には、可視化装置1の主な機能が例示されている。
可視化装置1は、補助記憶装置14に記憶された可視化アプリケーション、工程管理アプリケーション等のプログラムが、RAM12に読み出され、CPU11によって実行されることで、工事データベースD11、計画取得部F11、設計取得部F12、作業実績取得部F13、及び、表示用データ生成部F14を備えるコンピュータとして機能する。なお、計画取得部F11、設計取得部F12、作業実績取得部F13、及び表示用データ生成部F14は、それぞれ、「計画取得手段」、「設計取得手段」、「作業実績取得手段」、及び「表示用データ生成手段」の一例である。
なお、本実施形態において、可視化装置1が備える各機能は、汎用プロセッサであるCPU11によって実行されるが、これらの機能の一部または全部は、1または複数の専用プロセッサ(例えば、GPU(Graphics Processing Unit))、ハードウェアの演算回路等によって実行されてもよい。ここで、ハードウェアの演算回路とは、例えば、論理ゲートを組み合わせた加算回路、乗算回路、フリップフロップ等をいう。また、これらの機能の一部または全部は、ネットワーク等を介して接続される別途のコンピュータにおいて実行されてもよい。
工事データベースD11は、工事に関する各種データを、補助記憶装置14に記憶させて管理するデータベースである。工事データベースD11において管理されるデータは、ユーザの入力操作等によって登録される。工事データベースD11では、1件の工事に関
するデータが管理されてもよいし、複数件の工事に関するデータが管理されてもよい。工事データベースD11は、計画テーブル、設計テーブル、及び実績テーブルを有する。なお、工事データベースD11は、可視化装置1とは異なる別途のデータベースサーバに構築され、可視化装置1によってネットワークを介してアクセスされてもよい。
計画テーブルは、工事の作業項目ごとの予定期間を含む計画データを格納する。計画テーブルは、「計画格納部」の一例である。格納される計画データは、工程表等によって表すことができる工事の計画の情報を示す。作業項目は、工事内容を細分化した項目である。本実施形態の作業項目は、国土交通省が定める工事工種体系に則して、1件の工事(「工事区分」として体系付けられる)を上位から順に「工種」、「種別」、「細別」の3階層(レベル)に細分化したものとして取り扱われる。本実施形態体では、「細目」が作業項目の最小単位である。細別は、工事を構成する基本的な単位目的物や単位仮設物等に対応する。例えば、河川修繕の工事は、工種「河川土工」、種別「掘削工」、細別「掘削」に細分化される。なお、作業項目は、細別を更に細分化した単位で取り扱われてもよい。また、予定期間は、作業が実施される計画上の期間であり、本実施形態では作業開始日及び作業終了日の組で表される。
設計テーブルは、工事の各種設計を示す設計データを格納する。設計テーブルは、「設計格納部」の一例である。設計データは、工事で構築される各構造物の形状、大きさ、工事用地における位置や範囲等を示すデータを含む。設計データが示す構造物は、工事において最終的に構築される目的物に限らず仮設で構築される構造物を含む。設計データは、工事用地の地図に、構造物が構築される位置や範囲を記し、工事用地を俯瞰した平面図を示すデータを含む。設計データは、各種の設計図書等から取り込まれて構築される。設計データは、例えば、CADで用いられるデータ形式で表現される。設計テーブルには、設計データと工事の作業項目との関連を示す情報も格納でき、工事における作業項目の目的となる設計データと当該作業項目とを関連付けることが可能である。
実績テーブルは、計画データの作業項目に対する作業実績を示す作業実績データを格納する。実績テーブルは、「作業実績格納部」の一例である。作業実績データは、作業終了日等で表される作業終了時点のデータを含み、作業項目の作業終了の有無や作業終了時点
の情報を示す。作業実績データは、作業項目の進捗割合を含んでもよい。
計画取得部F11は、工事データベースD11にアクセスし、計画テーブルから計画データを取得する。設計取得部F12は、工事データベースD11にアクセスし、設計テーブルから設計データを取得する。作業実績取得部F13は、工事データベースD11にアクセスし、実績テーブルから作業実績データを取得する。
表示用データ生成部F14は、表示の基準時点である描画日を指定した表示要求を、ユーザ操作によって受け付けた場合に、当該描画日までに構築予定の構造物や、当該描画日までに構築された実績のある構造物の表示に用いられる表示用の画像データを生成する。本実施形態の表示用データ生成部F14は、構造物の形状を3DCGで描画して画像データを生成する。なお、本実施形態では、基準時点が、1日を単位とした描画日として処理されるが、基準時点は、半日、1時間、1分等、より細かい単位を用いて処理されてもよい。
<動作の流れ>
本実施形態の可視化装置1の主な処理の流れを説明する。なお、説明される動作の内容及び順序は一例であり、動作の内容及び順序には、実施の形態に適したものが適宜採用されることが好ましい。
(工事に関するデータ登録)
図3は、工事に関するデータ登録の流れを例示するフローチャートである。この流れは、ユーザが、可視化装置1の工程管理アプリケーションや可視化アプリケーションを起動して、対話式の入力操作を行うことによって実現される。この流れによって、可視化対象の工事に関する各種データが工事データベースD11に登録されることになる。なお、可視化装置1とは異なる別途のコンピュータで登録されたデータが可視化装置1へコピーされて登録されてもよい。
ステップS101では、施工管理計画が作成される。可視化装置1の工程管理アプリケーションは、特定の工事に関する工事内容として、作業項目のデータ入力操作を受け付け、入力された作業項目のデータを、工事データベースD11の計画テーブルに計画データとして格納して登録する。本実施形態では、作業項目のデータは、工事内容登録画面及び工程管理画面を用いて入力される。
図4は、工事内容登録画面を例示する図である。図4の工事内容登録画面SC1では、表形式で作業項目が示されており、作業項目の作業名(列SC11)、及び、作業項目の作業量を示す単位(列SC12)と数量(列SC13)とが各欄に入力される。表示おける各行は、作業項目それぞれを示す。作業項目は、キーボードやポインティングデバイス等の操作部16を用いてそのデータが入力される。なお、公共事業の発注機関の積算システム等により、別途作成されたデータがインターネットやリムーバブルメディア等を介してインポートされて、作業項目のデータとして入力されてもよい。
図5は、工程管理画面を例示する図である。図5の工程管理画面SC2では、各作業項目に対して、作業開始日と作業終了日との組で表される予定期間が入力される。図5が示すように、予定期間は、バーチャートの形式の工程表として表示される。予定期間は、キーボードによる文字入力やポインティングデバイスによるバーチャートの領域のドラッグ操作等によって入力される。なお、別途作成された予定期間のデータがインポートされてもよい。また、予定期間は、作業開始日と作業日数の組等で表されてもよいし、日単位ではなく、半日や1時間等のより細かい単位で表されてもよい。また、本実施形態では、予定期間がバーチャートの形式で示されたが、ネットワーク図その他の形式で表示されても
よい。
なお、工程管理画面SC2を用いて、各作業項目に対する作業実績を入力することもできる。作業実績は、施工開始後に、施工管理者等により適宜入力され、施工管理に用いられる。例えば、作業項目に対する作業終了日が入力されると、当該作業項目の作業が入力された作業終了日に終了したことを示す作業実績データが、工事データベースD11の実績テーブルに追加されて、登録される。なお、例えばパーセントで表される作業実績の割合を示す数値である進捗割合が各作業項目に対して日々入力されてもよい。この場合、進捗割合が入力されると、当該入力のあった日を、入力された進捗割合になった日とみなして、作業項目が当該日付に当該進捗割合となったことを示す作業実績データが登録されてもよい。作業項目に対して、100%の進捗割合が入力されると、入力があった日に当該作業項目が終了したことを示す作業実績データが登録されることになる。
ステップS102では、可視化アプリケーションが、設計図書から設計データを取り込む。可視化アプリケーションは、対象となる単数または複数の設計図書を表すCAD用のデータファイル等の指定をユーザから受け付けて、取り込み処理を開始する。可視化アプリケーションは、指定された設計図書のデータを読み出し、工事データベースD11の設計テーブルに設計データとして登録する。登録される設計データは、後に、作業項目と関連付けられることになる。設計データは、施工により構築される構造物の形状を示す平面図、断面図等の各種設計図や、工事用地を含む地図等を含む。なお、取り込まれる設計図書は、表形式のデータ、文章形式のデータ等、CAD用以外のデータ形式で表現されたものであってもよい。
ステップS103では、可視化アプリケーションが、作業項目の作業の位置及び範囲を指定するユーザ操作を受け付け、作業項目の位置及び範囲、すなわち、作業項目の目的の構造物が構築される位置及び範囲を示す設計データと、作業項目とを関連付ける。まず、可視化アプリケーションは、作業位置設定画面を用いて、作業項目の作業の位置及び範囲を指定するユーザ操作を受け付ける。
図6は、作業位置設定画面を例示する図である。作業位置設定画面SC3には、工事用地を示す地図に各構造物を示す図形を配置した平面図が表示される。当該平面図は、工事用地を俯瞰したもので、構築予定の構造物を含めた工事区域の全体像が把握できるものである。ユーザは、ポインティングデバイス等の操作部16を用いて構造物を示す図形の境界線を選択し、平面図に示された構造物のうちから、関連付けの対象となる作業項目で構築される構造物の位置及び範囲を指定する。指定の際、ユーザの操作に応じて、平面図が適宜拡大されてもよい。
次に、可視化アプリケーションは、作業項目を指定するユーザ操作を受け付ける。例えば、可視化アプリケーションは、工事データベースD11の計画テーブルを参照し、格納されている作業項目の作業名を階層に則したツリー形式で表示し、ユーザの選択操作に従って作業項目の指定を受け付ける。次に、可視化アプリケーションは、指定された構造物の位置及び範囲を示す設計データと、指定された作業項目との関連を示す情報を工事データベースD11の設計テーブルへ追加することで、両者を関連付ける。
ステップS103の動作は、ユーザが可視化を所望する作業項目すべてを対象に繰り返し行われ、対象の作業項目それぞれと、各作業項目で構築される構造物の位置及び範囲を示す設計データとが関連付けられる。
ステップS104では、可視化アプリケーションが、作業項目で構築される構造物の形状及び大きさを示す設計データを作業項目と更に関連付ける。まず、可視化アプリケーシ
ョンは、関連付けの対象となる作業項目の指定操作をユーザから受け付ける。次に、可視化アプリケーションは、構造物形状の設定画面を介して、設計データの指定操作を受け付ける。
図7は、構造物形状の設定画面を例示する図である。構造物形状の設定画面SC4には、ステップS102で取り込まれた設計図書の何れかが、ユーザの選択に従って表示される。図7には、展開図SC41及び断面図SC42を含む設計図書が表示されている。ユーザが、関連付けの対象となる作業項目により構築される構造物の形状や大きさを示す図等を、表示された設計図書のうちから指定すると、可視化アプリケーションは、指定された図等を示す設計データを特定する。可視化アプリケーションは、特定した設計データと指定されている作業項目との関連を示す情報を、工事データベースD11の設計テーブルへ追加して、当該設計データと作業項目とを関連付ける。ここでは、1件の作業項目に対して、構造物の立体形状を構成する複数の図(例えば図7の展開図SC41及び断面図SC42)等が指定され、その設計データが関連付けられる。そして、指定された各図を示す設計データ同士の対応関係がとられることで、構造物の三次元の形状や大きさを規定するデータが工事データベースD11に構築されたことになる。
ステップS104の動作は、ユーザが可視化を所望する作業項目すべてを対象に繰り返し行われ、対象の作業項目それぞれと、各種設計図書から取り込まれた設計データそれぞれとが関連付けられる。
このような工事に関するデータ登録の動作によって、後述する可視化処理に必要なデータが、工事データベースD11に登録されたことになる。なお、本実施形態では、ユーザの手動操作により各種データが登録されて関連付けられたが、可視化アプリケーションが、取り込まれた設計図書に含まれる文字列等に基づいて、設計図書の設計図に描かれた構造物、図の種類、作業項目との関係等を判別して、データを自動登録してもよい。
(可視化処理)
図8は、施工状況の可視化処理の流れを例示するフローチャートである。この処理の流れは、可視化アプリケーションが起動され、メニューから施工状況の可視化機能を選択するユーザ操作を受け付けたことを契機に開始する。可視化アプリケーションは、ユーザの可視化対象となる工事の選択に従って、選択された1件の工事の施工状況を可視化する。なお、この処理の流れは、上述の工事に関するデータ登録の流れが完了していることが前提となる。
ステップS201では、可視化装置1が、可視化対象となる作業項目の指定操作をユーザから受け付ける。本実施形態では、可視化装置1が、工事データベースD11の計画テーブルに格納された計画データに基づいて、可視化対象の工事における作業項目のリストを表示し、可視化対象となる作業項目の指定操作を受け付ける。ここでは、例えば、作業項目は、工種、種別、細別それぞれの名称により工事工種体系に則したツリー形式のリストとして表示される。ユーザは、最下層の細別を選択することで、1件の作業項目を可視化対象として指定できる。また、ユーザは、工種や種別等の上位層の項目を選択することで、当該項目配下の細別を示す複数の作業項目をまとめて指定することもできる。このような可視化対象となる作業項目の指定により、ユーザは、所望の作業項目による施工に絞って、施工状況を可視化することができる。
ステップS202では、可視化装置1が、描画範囲設定ダイアログを介して、描画日の指定操作をユーザから受け付ける。可視化装置1は、描画範囲設定ダイアログから、各種表示方法の指示も受け付ける。
図9は、描画範囲設定ダイアログを例示する図である。描画範囲設定ダイアログSC5は、描画日を指定するためのGUI(Graphical User Interface)部品であるスライダSC51を有する。ここで、描画日は、可視化対象を区別する「基準時点」を日単位で表したものである。スライダSC51の移動操作により、描画日として、可視化対象の工事における工期開始日から工期終了日までの間の値が指定できる。図9では、2013年12月16日が描画日として指定されている。
描画範囲設定ダイアログSC5は、GUI部品として、出来高色表示チェックボックスSC52、出来高限定表示チェックボックスSC53、再生ボタンSC54、及び、描画実行ボタンSC55も有する。出来高色表示チェックボックスSC52は、「出来高を色で表示する。」との説明のラベルを伴ったチェックボックスであり、実績のある作業項目によりに構築された構造物を特別の配色で表示することを要求するために用いられる。出来高限定表示チェックボックスSC53は、「出来高完了部分のみ表示する。」との説明のラベルを伴ったチェックボックスであり、予定された作業項目によって構築される構造物を表示せずに、実績のある作業項目によりに構築された構造物のみを表示することを要求するために用いられる。再生ボタンSC54は、描画日以降の施工状況を連続的に可視化することを要求するためのボタンである。描画実行ボタンSC55は、構造物等を描画して描画日の施工状況を可視化することを要求するためのボタンである。
ステップS203では、可視化装置1の表示用データ生成部F14が、再生ボタンSC54または描画実行ボタンSC55の押下操作をユーザから受け付ける。なお、当該押下操作は、「表示要求」の一例である。また、再生ボタンSC54の押下は、「連続表示の要求」の一例である。
ステップS204では、可視化装置1が、描画日の施工状況を可視化するために構造物等を描画する。具体的には、可視化装置1が、描画日を指定して描画処理を起動すると、表示用の画像データが生成され、生成された画像データを含む可視化画面が、表示装置17に表示されて施工状況が可視化される。ここで指定される描画日は、ステップS202で受け付けられた指定操作に従ったものである。構造物等の描画処理の詳細は、後述する。なお、ステップS204は、「表示用データ生成ステップ」の一例である。
図10は、可視化画面を例示する図である。可視化画面SC6には、描画日までに終了予定である作業項目で構築される構造物や、描画日までに終了した実績のある作業項目で構築された構造物等が3DCGで描画される。構造物等の3DCGは、ユーザが指定した視点及び視線に応じて描画される。可視化画面SC6には、表示設定等を行うGUI部品であるサイドバーSC61も含まれる。
ステップS205では、表示用データ生成部F14が、後続の描画の要否を判定する。表示用データ生成部F14は、ステップS203で再生ボタンSC54の押下操作により連続的に可視化することが要求されており、かつ、描画日の現在の値が工期終了日よりも前である場合に、後続の描画を要すると判定する。後続の描画を要すると判定された場合、処理はステップS206へ進む(S205;Yes)。後続の描画を要すると判定されなかった場合、施工状況の可視化処理の流れは終了する(S205;No)。
ステップS206では、表示用データ生成部F14が、描画日を所定時間(例えば1日)だけ進める。描画日は、所定時間後の日付に更新される。なお、ここで、描画日が進められる量としての所定時間はユーザによって変更設定可能である。
ステップS206の後、処理はステップS204へ戻る。ステップS204では、ステップS206で進められた描画日が指定されて描画処理が再度起動され、新たな可視化画
面SC6が表示される。ステップS204〜S206の処理が繰り返し実行されることで、描画日が後刻方向へ連続的に変化しながら、各描画日の施工状況を可視化した画像が順々に表示される。経時とともに変化する施工状況が、動画として表示されることになる。
なお、ユーザは、可視化画面SC6の3DCGの視点や視線を操作により変更可能である。視点や視線を連続的に変化させつつ、可視化画像を更新表示することで、あたかも3DCGで表現された工事現場の仮想空間内を歩き回るような所謂ウォークスルーの動画を実現できる。また、視点及び視線の変更により、工事現場を上空から見下ろした航空写真のような表示を得ることもできる。
(構造物等の描画処理)
図11は、構造物等の描画処理の流れを例示するフローチャートである。この処理の流れは、図8におけるステップS204の処理の詳細を示す。また、この処理の流れは、描画日が指定された上で起動される。なお、以下のステップS301〜S311の処理は、瞬時(例えば数十ミリ秒以内)に実行が完了する。
ステップS301では、可視化装置1の表示用データ生成部F14が、予定に関する表示の要求の有無を判定する。表示用データ生成部F14は、描画範囲設定ダイアログSC5の出来高限定表示チェックボックスSC53に対するチェックの有無を確認し、チェックがない場合に、予定に関する表示の要求があると判定する。この場合、処理はステップS302へ進む(S301;Yes)。一方、表示用データ生成部F14は、出来高限定表示チェックボックスSC53のチェックがある場合に、実績に関する表示の要求のみが設定されていると判断し、予定に関する表示の要求がないと判定する。この場合、処理はステップS304へ進む(S301;No)。
ステップS302〜S303では、指定された描画日までに構築予定の構造物の設計データの集合が取得される。
まず、ステップS302では、表示用データ生成部F14が、指定された描画日までに終了予定である作業項目を、工事データベースD11の計画テーブルの計画データから計画取得部F11を介して抽出する。具体的には、計画データに含まれる作業項目のうち、可視化対象の作業項目として指定されており(図8のステップ201を参照)、かつ、描画日と同一の作業終了日または描画日よりも前の作業終了日を有する作業項目が抽出される。
次に、ステップS303では、表示用データ生成部F14が、ステップS302で抽出された作業項目それぞれに関連付けられた設計データを集めた集合を、工事データベースD11の設計テーブルから設計取得部F12を介して取得する。ここで取得される設計データの集合は、描画日までの予定された作業項目で構築される構造物それぞれの形状、大きさ、位置等を示す。
ステップS304では、表示用データ生成部F14が、実績に関する表示の要求の有無を判定する。この際、表示用データ生成部F14は、描画範囲設定ダイアログSC5における出来高色表示チェックボックスSC52のチェックの有無、及び、出来高限定表示チェックボックスSC53のチェックの有無を参照する。表示用データ生成部F14は、何れかのチェックボックスにチェックがある場合に、実績に関する表示の要求があると判定する。この場合、処理はステップS305へ進む(S304;Yes)。一方、表示用データ生成部F14は、何れのチェックボックスにもチェックがない場合に、実績に関する表示の要求がないと判定する。この場合、処理はステップS308へ進む(S304;No)。
ステップS305〜S306では、指定された描画日までに構築の実績がある構造物の設計データの集合が取得される。
まず、ステップS305では、表示用データ生成部F14が、指定された描画日までに終了した作業項目を、作業実績取得部F13を介して取得される作業実績データから抽出する。本実施形態では、工事データベースD11の実績テーブルの作業項目のうち、描画日と同一の作業終了日または描画日よりも前の実施終了日を有する作業項目が抽出される。
次に、ステップS306では、表示用データ生成部F14が、ステップS305で抽出された作業項目それぞれに関連付けられて設計データを集めた集合を、工事データベースD11の設計テーブルから設計取得部F12を介して取得する。ここで取得される設計データの集合は、描画日までに実績がある作業項目で構築された構造物それぞれの形状、大きさ、位置等を示す。
ステップS307では、表示用データ生成部F14が、重複して取得された構造物の設計データを除外する。まず、表示用データ生成部F14は、ステップS303で取得された構築予定の構造物の設計データの集合と、ステップS306で取得された実績のある構造物の設計データの集合との間に、重複する構造物の設計データが存在する否かを判定する。次に、表示用データ生成部F14は、両集合に重複する設計データがある場合、予定された作業項目で構築された構造物の設計データの集合から、当該重複する構造物の設計データを除外する。本実施形態では、重複した構造物の描画を避けるとともに、実績がある作業項目で構築される構造物を優先して描画するため、このような除外処理を行う。
ステップS308〜S309では、構造物等の対象物をコンピュータグラフィックスで表すレンダリングに用いられるレンダリング用データが生成される。
まず、ステップS308では、表示用データ生成部F14が、地表面を表す平面のレンダリング用データを生成する。具体的には、表示用データ生成部F14は、設計取得部F12を介して工事データベースD11の設計テーブルから、工事用地の地図に各構造物が構築される位置及び範囲を記した平面図を取得し、表面に当該平面図の画像を適切な縮尺で貼り付けた平面の3次元モデルを表すレンダリング用データを生成する。
ステップS309では、表示用データ生成部F14が、ステップS303及びS306で取得された構造物の設計データの集合から、工事で構築される構造物のレンダリング用データを生成する。具体的には、表示用データ生成部F14は、取得された設計データの集合が含む各構造物の3次元形状、大きさ、材質、位置等の情報に基づき、構造物の3次元モデルを表すレンダリング用データを生成する。この際、材質からの色彩の導出、座標値の変換や補正等の処理が行われる。
ここで生成されるレンダリング用データの構造物の3次元モデルは、描画対象となる仮想空間において、上述の地表面を表す平面の位置、大きさ、向きに応じて、位置、大きさ、向きが調整されて配置される。具体的には、構造物の3次元モデルは、地表面を表す平面の3次元モデルに当該構造物を正射影した場合に、正射影された図形の位置及び範囲が、当該平面に貼り付けられた平面図上において当該構造物が構築される位置及び範囲と一致するように、その配置が調整される。ここで、正射影された図形は、構造物の形状上の各点から当該平面に下ろした垂線の足の軌跡により描かれた図形である。また、当該構造物の3次元モデルは、当該平面が地表面の高さになるように、その高さ方向の位置が調整される。
また、表示用データ生成部F14は、描画範囲設定ダイアログSC5の出来高色表示チェックボックスSC52にチェックがある場合、ステップS306で取得された実績のある構造物の設計データの集合から生成されるレンダリング用データに、実績を意味する所定の色(例えば、赤色)を設定する。このようにすることで、予定の構造物の表示色と、実績のある構造物の表示色とに差異を生じさせ、予定と実績との両構造物を区別可能な表示をユーザへ提供できる。
なお、生成されるレンダリング用データには、ユーザにより指定された配色や透明度が設定されてもよい。また、生成されるレンダリング用データには、3次元モデルの表面に質感を与えるためのテクスチャマッピングの画像が、設計データの材質の応じて設定されてもよい。
ステップS310では、表示用データ生成部F14が、レンダリング処理を実行して表示用の画像データ(「表示用データ」の一例)を生成する。表示用データ生成部F14は、ステップS308及びS309で生成されたレンダリング用データ、設定されている視線、光源等のデータ等に基づき、レンダリング処理を実行する。具体的には、表示用データ生成部F14は、視野を示す視野面(スクリーンや投影面とも呼ばれる)に3次元モデルを投影した画像データを生成する。本実施形態では、透視投影法に従って投影が行われる。この際、表示用データ生成部F14は、表示用データ生成部F14は、Zバッファ法やスキャンライン法等の隠面処理、陰影処理、テクスチャマッピング等の各種処理を行う。なお、本実施形態では、表示用データ生成部F14は、構造物の外形の各面を、ポリゴンを用いて表現するが、面を線分の集合で表すワイヤーフレームの手法等により表現して、外形の境界線を表す画像データを生成してもよい。
また、本実施形態の表示用データ生成部F14は、表示設定に従い、空、大地、座標軸等を表す画像を含めた画像データを生成してもよい。また、本実施形態の表示用データ生成部F14は、描画設定に従い、構造物の寸法の設計値や実測値を表す文字列を含めた画像データを生成してもよい。
なお、本実施形態では、実績のある作業項目で構築された構造物の形状が、設計データに基づいてレンダリングされたが、構築された構造物の測定値が記録されている場合には、測定値に基づいた形状がレンダリングの対象とされてもよい。また、上述の平面図が等高線等により表された高さの情報を有している場合、表示用データ生成部F14は、地表面を表す平面の代わりに、高さの情報に従って地形を表す3次元形状モデルをレンダリングしてもよい。このようにすることで、工事現場の施工状況をより忠実に表現することができ、より精密な可視化を行うことができる。
ステップS311では、可視化装置1が、ステップS310で生成された表示用の画像データを、可視化画面SC6に描画して表示装置17に表示させる。なお、可視化装置1は、表示用の画像データを所定形式のファイルとして、CD−R、DVD−R等のリムーバブルメディアや補助記憶装置14へ出力してもよいし、用紙への印刷を行うプリンタへ出力してもよい。また、表示用データ生成部F14が視差のある2つの画像データを生成し、当該画像データが3次元ディスプレイに出力されて立体視可能に表示されてもよい。また、可視化装置1は、3次元形状の情報に基づいて物体を造形する3Dプリンタを備え、描画日までに構築予定の構造物等の設計データに基づいて、3Dプリンタに構造物の模型を造形させてもよい。このように、印刷、ファイル出力、模型の造形等を行うことで、ユーザは、所望の表示方法を用いて施工状況を好適に把握できる。
<作用効果>
以上説明した本実施形態では、描画実行ボタンSC55の押下が受け付けられた場合に、計画データ及び設計データに基づいて、描画日までに構築される構造物の形状を3DCGで表した表示用の画像データが瞬時に生成され、可視化画面SC6に表示された。そのため、所望の日付における施工状況が、構築される構造物の形状の具体的な表示として、可視化されて迅速に提供される。よって、ユーザは、工事の各時点における施工状況を、簡易迅速に把握できる。構造物の形状の具体的な表示は、設計図等と異なり、工事関係者や工事に精通した専門家等でなくても、理解が容易である。例えば、可視化画面SC6は、工事用地付近の住民等に対して工事の影響を事前する際の資料として活用することができる。また、可視化画面SC6は、工事関係者が迅速に施工状況を把握するための有効な資料としても活用できる。
また、本実施形態では、再生ボタンSC54の押下が受け付けられた場合に、連続的に変化する描画日に応じて施工状況を可視化した画像データが順次生成され、可視化画面SC6に連続的に表示された。構造物が構築されていく状況が時系列沿って表示されるため、ユーザは、工事の施工状況の経時的な変化を、簡単に把握できる。なお、本実施形態では、可視化対象の日付が考慮された上で、施工状況が構造物の3DCGとして表現された。本実施形態では、施工状況が、3次元の空間表現に加え、時系列を考慮した4次元の表現で可視化されるといえる。
また、本実施形態では、工事用地の地図が描かれた地表面を表す平面と、当該平面に対して配置が調整された構造物の3次元形状との両者を表す画像データが生成され、可視化画面SC6に表示された。よって、構造物の形状とともに、工事用地おいて構造物が占める位置及び範囲も単一の画面に可視化されるため、より詳細な施工状況を、より簡単に把握できる。また、地図が平面に描かれるのに対して、構造物が立体として示されるため、構築予定の構造物を識別しやすい、より好適な施工状況の可視化が実現される。
また、本実施形態では、構築予定の構造物の形状に加え、作業実績データに基づいて描画日までに構築された実績のある構造物の形状も示す画像データが生成され、表示された。そのため、工事の各時点における施工状況を、実績に則して可視化できる。また、構築予定の構造物と構築実績のある構造物とを同時に把握可能な、好適な施工状況の可視化が実現される。
<変形例>
(変形例1:2次元表現による可視化)
上述の実施形態の可視化では、各時点の施工状況が構造物の3DCGとして表現された。各時点の施工状況は、構築される構造物の位置及び範囲を示す2次元の画像として表現されてもよい。このような変形例1について上述の実施形態と異なる点を中心に説明する。
変形例1では、上述の図8のステップS204で表示される可視化画面SC6とは異なる可視化画面が表示される。
図12は、変形例1における2次元表現による可視化画面を例示する図である。可視化画面SC6Aには、描画日までに終了予定である作業項目で構築される構造物等が平面図として描かれる。可視化画面SC6Aには、工事用地の地図に、各構造物が当該地図上で占める位置及び範囲を表す図形が重ねられた画像が表示されている。図12において、S字状の図形SC6AF1は、描画日までに終了予定である作業項目で構築される構造物が占める地図上の位置及び範囲を表している。図形SC6AF1は、構造物の上面形状を示し、その境界線は、周囲の図形よりも太い線幅で表され、構造物の材質等にあわせて着色される。可視化画面SC6Aの図形SC6AF1を除く部分は、着色されずに白色等を用
いて表現される。変形例1の可視化画面SC6Aでは、描画日までに終了予定である作業項目で構築される構造物が、このように線幅と着色により強調されて表示される。
このような可視化画面SC6Aの描画処理は、上述の実施形態について図11で説明した描画処理とは、一部が異なる。変形例1では、設計データのうち、構造物の3次元形状を示すデータが処理されず、代わりに構造物の上面を示すデータのみが処理される。また、変形例1では、3次元モデルのレンダリングが処理されずに、2次元の画像処理が行われる。
このような変形例1では、工事用地を含む地図上で描画日までに構築される構造物が占める位置及び範囲を強調して示す画像データが生成され、平面図を示す可視化画面SC6Aに表示された。変形例1では、シンプルで見やすい2次元の画像により施工状況が可視化されるとともに、メモリや計算時間等の消費を抑制して、より少ない計算資源で、実用的な施工状況の可視化を行うことができる。
(変形例2:工事写真を用いた可視化)
施工状況は、構造物の形状等に加え、更に工事写真を用いて可視化されてもよい。このような変形例2について、上述の実施形態と異なる点を中心に説明する。
変形例2の工事データベースD11は、工事写真を示す工事写真データを格納する工事写真テーブル(「工事写真格納手段」の一例)を更に有する。工事写真は、施工状況の記録を目的に、工事現場で撮影された写真であり、例えば、施工が済んだ部分である出来形の測定状況等の管理状況を写した出来形管理写真や、施工方法を示す施工状況写真、完成写真、安全管理写真、品質管理写真等である。工事写真データは、工事現場においてデジタルカメラ等で撮影された工事写真を所定のデータ形式で示す画像データである。変形例2では、工事関係者等から収集された工事写真データが、工事写真テーブルに格納されることになる。工事写真データは、工事の作業項目及び撮影日時と関連付けて工事写真テーブルに格納される。ここで関連付けられる作業項目は、工事写真に写される施工状況と密接に関係する作業項目である。例えば、出来形管理写真の工事写真データと、当該出来形管理写真に写される出来形の施工を示す作業項目とが関連付けられる。
変形例2の可視化装置1は、工事写真取得部(「工事写真取得手段」の一例)を更に備えるコンピュータとして機能する。工事写真取得部は、工事データベースD11の工事写真テーブルから工事写真データを取得する。
変形例2の表示用データ生成部F14は、構造物の形状を3DCGで描画した画像に加え、工事写真データが示す工事写真を含めた表示用の画像データを生成する。具体的には、まず、表示用データ生成部F14は、作業実績データに基づいて抽出された描画日までに終了した作業項目を参照し(図11のステップS305の処理を参照)、当該作業項目に関連付けられた工事写真データであり、関連付けられた撮影日時の日付が描画日以前である工事写真データを抽出する。表示用データ生成部F14は、抽出した工事写真データの工事写真を、表示用の画像データに含める。ここで含められる工事写真は、例えば、表示される可視化画面において、構造物の形状を示すの画像の上に、当該形状を表す領域と重ならなように、位置及び縮尺が調整され重ねられる。また、工事写真が複数抽出された場合、複数の工事写真は、互いに重ならないように位置及び縮尺が調整される。なお、可視化画面では、工事写真を囲うように吹き出し形の図形が描画され、当該吹き出し形が、工事写真と関連性が強い構造物の形状を示す領域に向かって突出してもよい。
このような変形例2によれば、各描画日における施工状況を、工事写真を用いて可視化することができ、現場の実際の状況の記録を含めた詳細な施工状況を簡単に把握すること
が可能となる。なお、変形例2では、工事現場で撮影された静止画としての工事写真が表示用の画像データに含められたが、工事現場で撮影された動画が表示用の画像データに含められ、可視化画面に動画として表示されてもよい。この際、工事現場で録音された音声もあわせて再生されてもよい。
(変形例3:クラウド型の可視化)
上述の実施形態では、可視化装置1が、ユーザからの再生ボタンSC54等の押下操作の態様で表示要求を受け付け、施工状況を可視化した可視化画面SC6を、可視化装置1の表示装置17に表示した。可視化装置1は、インターネットに接続されたユーザの端末から、インターネットを介して表示要求を受信し、表示要求に従って、描画日の施工状況を可視化した画像データを生成して要求元の端末へ送信してもよい。この場合、ユーザの端末が画像データを受信してを表示する。この場合、可視化装置1が、施工状況を可視化した画像を提供するサーバの役割を果たし、クラウド型のサービスが提供される。そのため、ユーザの端末の処理負荷を抑制することができ、画像処理の性能が高くない端末においても、鮮明な3DCGで可視化された施工状況を示す画像を提供できる。
1 可視化装置(情報処理装置、コンピュータ)
D11 工事データベース
SC1 工事内容登録画面
SC2 工程管理画面
SC3 作業位置設定画面
SC4 構造物形状の設定画面
SC5 描画範囲設定ダイアログ
SC6、SC6A 可視化画面

Claims (12)

  1. 工事の作業項目ごとの予定期間を含む計画データを格納する計画格納手段から、計画データを取得する計画取得手段と、
    前記工事の作業項目に関連付けられた構造物の設計データを格納する設計格納手段から、設計データを取得する設計取得手段と、
    表示の基準時点を指定した表示要求を受け付けた場合に、前記基準時点までに終了予定である作業項目を前記計画データから抽出し、前記抽出した作業項目に関連付けられた設計データに基づいて、前記基準時点までに構築予定の構造物の表示に用いられる表示用データを生成する表示用データ生成手段と
    として、コンピュータを機能させるためのプログラム。
  2. 前記表示用データ生成手段は、前記受け付けた表示要求が連続表示の要求である場合に、前記表示の基準時点を後刻方向へ連続的に変化させつつ、変化させた各基準時点までに構築予定の構造物の表示それぞれに用いられる表示用データを順次生成する、
    請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記設計データは、構造物が構築される位置の情報を含み、
    前記表示用データ生成手段は、前記設計データに含まれる位置の情報に基づいて、前記工事の用地を含む地図に、前記基準時点までに構築予定の構造物が構築される前記地図上の位置に前記構造物を示す図形を重ねた画像を生成して、前記表示用データに含める、
    請求項1または2に記載のプログラム。
  4. 前記設計データは、前記構造物の形状の情報を含み、
    前記表示用データ生成手段は、前記設計データに含まれる形状の情報に基づいて、前記基準時点までに構築予定の構造物の形状を示す画像を生成して、前記表示用データに含める、
    請求項1から3の何れか一項に記載のプログラム。
  5. 前記構造物の形状の情報は、前記構造物の3次元の形状の情報であり、
    前記表示用データ生成手段は、前記基準時点までに構築予定の構造物の3次元の形状を、視野を示す視野面へ投影した画像を生成して、前記表示用データに含める、
    請求項4に記載のプログラム。
  6. 前記表示用データ生成手段は、空間に配置された前記構築予定の構造物の3次元の形状と、前記空間に配置された工事の用地の地図を表面に描いた平面とを、前記視野面に投影した画像を生成して、前記表示用データに含め、
    前記空間において、前記構造物は、前記形状を前記平面に射影すると、前記平面に描かれた地図において前記形状が前記構造物の構築予定の位置及び範囲に射影されるように配置される、
    請求項5に記載のプログラム。
  7. 前記表示要求は、表示対象の作業項目が指定されたものであり、
    前記表示用データ生成手段は、前記表示対象として指定された作業項目のうち、前記基準時点までに終了予定である作業項目を抽出し、前記抽出した作業項目に関連付けられた設計データに基づいて、前記表示対象として指定された作業項目によって前記基準時点までに構築予定の構造物の表示に用いられる表示用データを生成する、
    請求項1から6の何れか一項に記載のプログラム。
  8. 前記計画データの作業項目に対する作業実績を示し、作業終了時点を含む作業実績デー
    タを格納する作業実績格納手段から、作業実績データを取得する作業実績取得手段として、前記コンピュータを更に機能させ、
    前記表示用データ生成手段は、前記受け付けた表示要求が実績に関する表示の要求である場合に、前記作業実績データに基づいて、前記基準時点までに終了した作業項目を抽出し、前記抽出した作業項目に関連付けられた設計データに基づいて、前記基準時点までに構築された構造物を表示するデータを生成して、前記表示用データに含める、
    請求項1から7の何れか一項に記載のプログラム。
  9. 前記表示用データ生成手段は、前記受け付けた表示要求が予定及び実績に関する表示の要求である場合に、前記基準時点までに終了予定である作業項目と、前記基準時点までに終了した作業項目とを抽出し、前記抽出した作業項目に関連付けられた設計データに基づいて、前記基準時点までに構築予定の構造物と前記基準時点までに構築された構造物とを両構造物が区別可能なように表す画像を生成して、前記表示用データに含める、
    請求項8に記載のプログラム。
  10. 撮影日時と関連付けて工事写真を示す工事写真データを格納する工事写真格納手段から、工事写真データを取得する工事写真取得手段として、前記コンピュータを更に機能させ、
    前記表示用データ生成手段は、関連付けられた撮影日時が前記基準時点以前である工事写真データを更に抽出し、前記抽出した工事写真データが示す工事写真を前記表示用データに含める、
    請求項1から9の何れか一項に記載のプログラム。
  11. 工事の作業項目ごとの予定期間を含む計画データを格納する計画格納手段から、計画データを取得する計画取得手段と、
    前記工事の作業項目に関連付けられた構造物の設計データを格納する設計格納手段から、設計データを取得する設計取得手段と、
    表示の基準時点を指定した表示要求を受け付けた場合に、前記基準時点までに終了予定である作業項目を前記計画データから抽出し、前記抽出した作業項目に関連付けられた設計データに基づいて、前記基準時点までに構築予定の構造物の表示に用いられる表示用データを生成する表示用データ生成手段と
    を備えた情報処理装置。
  12. コンピュータが、
    工事の作業項目ごとの予定期間を含む計画データを格納する計画格納手段から、計画データを取得する計画取得ステップと、
    前記工事の作業項目に関連付けられた構造物の設計データを格納する設計格納手段から、設計データを取得する設計取得ステップと、
    表示の基準時点を指定した表示要求を受け付けた場合に、前記基準時点までに終了予定である作業項目を前記計画データから抽出し、前記抽出した作業項目に関連付けられた設計データに基づいて、前記基準時点までに構築予定の構造物の表示に用いられる表示用データを生成する表示用データ生成ステップと
    を実行する情報処理方法。
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