JP2016142856A - 画像形成装置、制御方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】画像形成動作時に発生した感光体の内部の残留電荷を減らして感光体の帯電性能を回復させることを目的とする。
【解決手段】画像形成装置は、感光体(感光体ドラム51)と、感光体を帯電する帯電部(グリッド電極52B、グリッドバイアス回路220)と、感光体を露光する露光部と、感光体に形成された静電潜像を現像剤で現像する現像部(現像ローラ54)と、感光体に担持された現像剤像を転写媒体に転写する転写部(転写ローラ74)と、制御部100を備える。制御部100は、転写媒体に現像剤像を形成する画像形成動作と、画像形成動作を行わないときに、帯電部から感光体に画像形成動作時よりも多量の電荷を与えて、感光体を一周以上回転させる回復動作と、を実行する。
【選択図】図3
【解決手段】画像形成装置は、感光体(感光体ドラム51)と、感光体を帯電する帯電部(グリッド電極52B、グリッドバイアス回路220)と、感光体を露光する露光部と、感光体に形成された静電潜像を現像剤で現像する現像部(現像ローラ54)と、感光体に担持された現像剤像を転写媒体に転写する転写部(転写ローラ74)と、制御部100を備える。制御部100は、転写媒体に現像剤像を形成する画像形成動作と、画像形成動作を行わないときに、帯電部から感光体に画像形成動作時よりも多量の電荷を与えて、感光体を一周以上回転させる回復動作と、を実行する。
【選択図】図3
Description
本発明は、画像形成動作を行う制御部を備えた画像形成装置と、前記制御部による制御方法と、前記制御部を動作させるためのプログラムに関する。
従来、露光装置によって感光体ドラムに画像パターンに応じた静電潜像を形成することにより、不均一化した感光体ドラムの表面電位を次の帯電前に均一化すべく、帯電前に感光体ドラムの表面の軸線方向全体を露光する帯電前露光装置を備えた画像形成装置が知られている(特許文献1参照)。
ところで、感光体ドラムは、通常、導電体の素管と、素管の表面に設けられる感光層とを有する。トナーが正極性のトナーである場合、感光層を印字のために帯電すると、感光層の表面にプラスの電荷が帯電される。
感光層が露光されると、感光層の内部でプラスとマイナスの電荷が生じて、マイナスの電荷が表面に輸送されることで、表面に帯電されたプラスの電荷がマイナスの電荷で打ち消され、これにより静電潜像が形成される。感光層の内部で生じたプラスの電荷は、素管側に輸送されて、素管を介してアースに流れる。
感光層内の電荷の輸送能力が感光層の内部で生じた電荷に対して十分でない場合には、印字を続けると感光層内に電荷が残留する。そのため、印字のために帯電した場所に、内部に残留したマイナスの電荷が輸送されてきて表面電位を低下させてしまうといった問題がある。
そこで、本発明は、画像形成動作時に発生した感光体の内部の残留電荷を減らして感光体の帯電性能を回復させることを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、感光体と、前記感光体を帯電する帯電部と、前記感光体を露光する露光部と、前記感光体に形成された静電潜像を現像剤で現像する現像部と、前記感光体に担持された現像剤像を転写媒体に転写する転写部と、制御部と、を備える。
前記制御部は、前記転写媒体に前記現像剤像を形成する画像形成動作と、前記画像形成動作を行わないときに、前記帯電部から前記感光体に前記画像形成動作時よりも多量の電荷を与えて、前記感光体を一周以上回転させる回復動作と、を実行する。
前記制御部は、前記転写媒体に前記現像剤像を形成する画像形成動作と、前記画像形成動作を行わないときに、前記帯電部から前記感光体に前記画像形成動作時よりも多量の電荷を与えて、前記感光体を一周以上回転させる回復動作と、を実行する。
この構成によれば、画像形成動作を行わないときに、帯電部から感光体に画像形成動作時よりも多量の電荷を与えて感光体を一周以上回転させるので、画像形成動作時に発生した感光体の内部の残留電荷を減らして感光体の帯電性能を回復させることができる。
また、前記した構成において、前記制御部は、前記回復動作において、前記帯電部の帯電バイアスを前記画像形成動作時よりも大きくするように構成されていてもよい。
これによれば、回復動作において、帯電部の帯電バイアスを画像形成動作時よりも大きくすることで、帯電部から感光体に画像形成動作時よりも多量の電荷を与えることができる。
また、前記した構成において、前記制御部は、前記回復動作において、前記帯電部を作動させた状態で、前記感光体の回転速度を前記画像形成動作時よりも遅くするように構成されていてもよい。
これによれば、回復動作において、感光体の回転速度を画像形成動作時よりも遅くすることで、帯電部から感光体に画像形成動作時よりも多量の電荷を与えることができる。
また、前記した構成において、前記制御部は、前記回復動作において、前記転写部の転写バイアスをOFFにするように構成されていてもよい。
回復動作において、現像剤とは逆極性の転写バイアスを転写部に印加したままにすると、当該転写バイアスの影響により感光体の表面電位が下がり、これにより、感光体内部の残留電荷除去動作が抑制されるおそれがある。これに対し、回復動作において、転写部の転写バイアスをOFFにすることで、感光体内部の残留電荷除去動作が抑制されるのを抑えることができる。
また、前記した構成において、前記制御部は、前記回復動作において、前記現像部を前記感光体から離間するように構成されていてもよい。
回復動作において、感光体と現像部を接触させたままにした場合には、現像部の現像バイアスの影響を受けて感光体の表面電位が下がることがあり、これにより、感光体内部の残留電荷除去動作が抑制されるおそれがある。これに対し、回復動作において、現像部を感光体から離間することで、感光体内部の残留電荷除去動作が抑制されるのを抑えることができる。
また、前記した構成において、前記制御部は、前記画像形成動作の後に前記回復動作を実行するように構成されていてもよい。
これによれば、画像形成動作の前に回復動作を実行する形態と比べ、印字指令を受けてから画像形成動作を実行するまでの待ち時間を短くすることができる。
また、前記した構成において、前記制御部は、前記画像形成動作を所定時間連続して実行した場合に、前記画像形成動作を中断して前記回復動作を実行するように構成されていてもよい。
連続印字の時間に比例して感光体の内部の残留電荷の蓄積量が大きくなるので、連続印字が所定時間続いた場合に、回復動作を行うことで、その後の印字において残留電荷の影響が生じるのを抑えることができる。
また、前記した構成において、前記制御部は、前記感光体の使用量が大きい程、前記回復動作を実行する頻度を高くするように構成されていてもよい。
感光体の使用量が大きい程、感光体の内部の電荷輸送能力が低下するので、この電荷輸送能力の低下に応じて回復動作の頻度を高くすることで、電荷輸送能力が低下した場合でも感光体の内部の残留電荷を良好に減らすことができる。
また、前記した構成において、前記制御部は、前記回復動作において、前記感光体の使用量が大きい程、前記感光体を回転させる回数を増加させるように構成されていてもよい。
感光体の使用量が大きい程、感光体の内部の電荷輸送能力が低下するので、この電荷輸送能力の低下に応じて回復動作における感光体の回転回数を増加することで、帯電部から感光体に対してより多くの電荷を与えて、電荷輸送能力が低下した感光体の内部の残留電荷を良好に減らすことができる。
また、前記した構成において、前記制御部は、前記回復動作において、前記感光体の使用量が大きい程、前記帯電バイアスを大きくするように構成されていてもよい。
感光体の使用量が大きい程、感光体の内部の電荷輸送能力が低下するので、この電荷輸送能力の低下に応じて回復動作における帯電バイアスを大きくすることで、帯電部から感光体に対してより多くの電荷を与えて、電荷輸送能力が低下した感光体の内部の残留電荷を良好に減らすことができる。
また、前記した構成において、前記制御部は、前記回復動作において、前記感光体の使用量が大きい程、前記感光体の回転速度を遅くするように構成されていてもよい。
感光体の使用量が大きい程、感光体の内部の電荷輸送能力が低下するので、この電荷輸送能力の低下に応じて回復動作における感光体の回転速度を遅くすることで、帯電部から感光体に対してより多くの電荷を与えて、電荷輸送能力が低下した感光体の内部の残留電荷を良好に減らすことができる。
また、前記した構成において、温度を取得する温度取得部を備える場合には、前記制御部は、前記温度が低い程、前記回復動作を実行する頻度を高くするように構成されていてもよい。
温度の低下に応じて感光体の内部の電荷輸送能力が低下するので、この電荷輸送能力の低下に応じて回復動作の頻度を高くすることで、電荷輸送能力が低下した場合でも感光体の内部の残留電荷を良好に減らすことができる。
また、前記した構成において、温度を取得する温度取得部を備える場合には、前記制御部は、前記回復動作において、前記温度が低い程、前記感光体を回転させる回数を増加させるように構成されていてもよい。
温度の低下に応じて感光体の内部の電荷輸送能力が低下するので、この電荷輸送能力の低下に応じて回復動作における感光体の回転回数を増加することで、帯電部から感光体に対してより多くの電荷を与えて、電荷輸送能力が低下した感光体の内部の残留電荷を良好に減らすことができる。
また、前記した構成において、温度を取得する温度取得部を備える場合には、前記制御部は、前記回復動作において、前記温度が低い程、前記帯電バイアスを大きくするように構成されていてもよい。
温度の低下に応じて感光体の内部の電荷輸送能力が低下するので、この電荷輸送能力の低下に応じて回復動作における帯電バイアスを大きくすることで、帯電部から感光体に対してより多くの電荷を与えて、電荷輸送能力が低下した感光体の内部の残留電荷を良好に減らすことができる。
また、前記した構成において、温度を取得する温度取得部を備える場合には、前記制御部は、前記回復動作において、前記温度が低い程、前記感光体の回転速度を遅くするように構成されていてもよい。
温度の低下に応じて感光体の内部の電荷輸送能力が低下するので、この電荷輸送能力の低下に応じて回復動作における感光体の回転速度を遅くすることで、帯電部から感光体に対してより多くの電荷を与えて、電荷輸送能力が低下した感光体の内部の残留電荷を良好に減らすことができる。
また、前記した構成において、前記感光体の表面電位を低下させる除電器を備える場合には、前記制御部は、前記画像形成動作時に前記除電器を作動させた時間が長い程、前記回復動作を実行する頻度を高くするように構成されていてもよい。
画像形成動作時に除電器を作動させた時間が長い程、感光体の内部の残留電荷が増加するので、この残留電荷の増加に応じて回復動作を実行する頻度を高くすることで、感光体の内部の残留電荷を良好に減らすことができる。
また、前記した構成において、前記感光体の表面電位を低下させる除電器を備える場合には、前記制御部は、前記画像形成動作時に前記除電器を作動させた時間が長い程、前記回復動作において前記感光体を回転させる回数を増加させるように構成されていてもよい。
画像形成動作時に除電器を作動させた時間が長い程、感光体の内部の残留電荷が増加するので、この残留電荷の増加に応じて回復動作における感光体の回転回数を増加することで、帯電部から感光体に対してより多くの電荷を与えて、感光体の内部の残留電荷を良好に減らすことができる。
また、前記した構成において、前記感光体の表面電位を低下させる除電器を備える場合には、前記制御部は、前記画像形成動作時に前記除電器を作動させた時間が長い程、前記回復動作において前記帯電バイアスを大きくするように構成されていてもよい。
画像形成動作時に除電器を作動させた時間が長い程、感光体の内部の残留電荷が増加するので、この残留電荷の増加に応じて回復動作における帯電バイアスを大きくすることで、帯電部から感光体に対してより多くの電荷を与えて、感光体の内部の残留電荷を良好に減らすことができる。
また、前記した構成において、前記感光体の表面電位を低下させる除電器を備える場合には、前記制御部は、前記画像形成動作時に前記除電器を作動させた時間が長い程、前記回復動作において前記感光体の回転速度を遅くするように構成されていてもよい。
画像形成動作時に除電器を作動させた時間が長い程、感光体の内部の残留電荷が増加するので、この残留電荷の増加に応じて回復動作における感光体の回転速度を遅くすることで、帯電部から感光体に対してより多くの電荷を与えて、感光体の内部の残留電荷を良好に減らすことができる。
また、前記した構成において、前記感光体は、導電体の基材と、当該基材上に設けられる感光層とを有し、前記感光層は、樹脂に電荷発生材料、電子輸送材料および正孔輸送材料を分散させた正帯電性の有機感光層により形成されていてもよい。
また、本発明に係る制御方法は、感光体の動作と当該感光体を帯電する帯電部の動作を制御する制御方法であって、画像形成動作を行わないときに、前記帯電部から前記感光体に前記画像形成動作時よりも多量の電荷を与えて、前記感光体を一周以上回転させる方法である。この制御方法によれば、前述した効果と同様の効果を得ることができる。
また、本発明に係るプログラムは、感光体の動作と当該感光体を帯電する帯電部の動作を制御する制御部を動作させるプログラムであって、前記制御部を、画像形成動作を行わないときに、前記帯電部から前記感光体に前記画像形成動作時よりも多量の電荷を与えて、前記感光体を一周以上回転させる回復手段として機能させる。このプログラムによれば、前述した効果と同様の効果を得ることができる。
本発明によれば、画像形成動作時に発生した感光体の内部の残留電荷を減らして感光体の帯電性能を回復させることができる。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明においては、まず、画像形成装置の一例としてのカラープリンタの全体構成を説明した後、本発明の特徴部分を詳細に説明する。
以下の説明において、カラープリンタの方向を、図1の紙面に向かって左側を「前側」、紙面に向かって右側を「後側」とし、紙面に向かって奥側を「左側」、紙面に向かって手前側を「右側」とする。また、紙面に向かって上下方向を「上下方向」とする。
図1に示すように、カラープリンタ1は、装置本体10内に、転写媒体の一例としての用紙Pを供給する給紙部20と、給紙された用紙Pに画像を形成する画像形成部30と、画像が形成された用紙Pを排出する排紙部90とを備えている。
給紙部20は、用紙Pを収容する給紙トレイ21と、給紙トレイ21内の用紙Pを画像形成部30へ搬送する用紙搬送装置22を主に備えている。
画像形成部30は、露光部の一例としての光スキャナ40と、4つのプロセス部50と、転写ユニット70と、クリーニング装置60と、定着ユニット80とから主に構成されている。
光スキャナ40は、複数のプロセス部50の上側に配置されており、図示しないレーザ発光部や、符号を省略して示すポリゴンミラー、レンズおよび反射鏡などを備えている。そして、光スキャナ40では、レーザビームがポリゴンミラーや反射鏡で反射されたり、レンズを通過したりして出射され、感光体の一例としての感光体ドラム51の表面上に高速走査にて照射される。
複数のプロセス部50は、前後方向に並んで配列されている。プロセス部50は、感光体ドラム51と、帯電器52と、現像部の一例としての現像ローラ54と、供給ローラ55と、現像剤の一例としてのトナーを収容するためのトナー収容室56とを備えている。さらに、プロセス部50は、感光体ドラム51上のトナーを一時的に回収するクリーニングローラ57と、感光体ドラム51の表面の電位を低下させる除電器58とを備えている。
プロセス部50は、ブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの各色のトナーが入った50K,50Y,50M,50Cの符号で示すものが用紙Pの搬送方向上流からこの順で並んで配置されている。なお、本明細書および図面において、トナーの色に対応した感光体ドラム51や現像ローラ54などを特定する場合には、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンのそれぞれに対応させて、K、Y、M、Cの記号を付することとする。
図3に示すように、感光体ドラム51は、基材の一例としての導電体の素管51Aと、当該素管51Aの表面上に設けられる感光層51Bとを有している。感光層51Bは、樹脂に電荷発生材料、電子輸送材料および正孔輸送材料を分散させた正帯電性の有機感光層により形成されている。素管51Aはカラープリンタ1のアース電位に接続されている。
帯電器52は、帯電ワイヤ52Aと、当該帯電ワイヤ52Aと感光体ドラム51との間に設けられ、複数のスリットを有するグリッド電極52Bとを備えている。
現像ローラ54は、感光体ドラム51に接触し、感光体ドラム51上の静電潜像にトナーを供給することで、静電潜像をトナーで現像するものである。なお、本実施形態では、トナーを現像ローラ54から感光体ドラム51に供給する際には、現像ローラ54と供給ローラ55との間でトナーが摺接されることなどによって、トナーがプラスに帯電されるようになっている。
図2に示すように、現像ローラ54は、公知の接離機構TMを制御部100により制御することで、感光体ドラム51に対して近接・離間可能となっている。具体的に、カラーモードにおいては、すべての現像ローラ54K,54Y,54M,54Cが、それぞれ対応する感光体ドラム51K,51Y,51M,51Cに接触して各感光体ドラム51K,51Y,51M,51Cにトナーを供給するようになっている。また、モノクロモードにおいては、ブラック用の現像ローラ54Kのみが感光体ドラム51Kに接触し、その他の3色の現像ローラ54Y,54M,54Cは、対応する感光体ドラム51Y,51M,51Cから離間するようになっている。さらに、後述するクリーニングモードなどにおいては、すべての現像ローラ54K,54Y,54M,54Cは、それぞれ対応する感光体ドラム51K,51Y,51M,51Cから離間するようになっている。
図1に示すように、クリーニングローラ57は、各感光体ドラム51に対応するように各感光体ドラム51に隣接して複数設けられている。クリーニングローラ57には、トナーとは逆極性の保持バイアスが印加されるようになっており、これにより、感光体ドラム51上に付着するトナーをクリーニングローラ57で一時的に保持することが可能となっている。また、クリーニングローラ57には、トナーと同極性の吐出バイアスが印加されるようになっており、これにより、クリーニングローラ57で保持したトナーを感光体ドラム51に吐き出す、つまり移動させることが可能となっている。
除電器58は、感光体ドラム51の表面電位を当該感光体ドラム51の軸線方向の全体にわたって一律に低下させるものであり、感光体ドラム51の軸線方向の全体に対して光を照射するように構成されている。除電器58は、感光体ドラム51の回転方向に沿って、転写ローラ74とクリーニングローラ57との間に設けられている。
転写ユニット70は、給紙部20と各プロセス部50との間に設けられ、駆動ローラ71と、従動ローラ72と、搬送ベルト73と、転写部の一例としての転写ローラ74とを備えている。
駆動ローラ71および従動ローラ72は、前後方向に離間して平行に配置され、その間にエンドレスベルトからなる搬送ベルト73が張設されている。搬送ベルト73は、その外側の面が各感光体ドラム51に接している。また、搬送ベルト73の内側には、各感光体ドラム51との間で搬送ベルト73を挟持する転写ローラ74が、各感光体ドラム51に対向して4つ配置されている。この転写ローラ74には、転写時に転写バイアスが印加される。
なお、感光体ドラム51周りに設けられる、前述した帯電器52、現像ローラ54、転写ローラ74、除電器58およびクリーニングローラ57は、感光体ドラム51の回転方向において、この順で配置されている。
クリーニング装置60は、搬送ベルト73に摺接して、搬送ベルト73上に付着したトナー等を回収する装置であり、搬送ベルト73の下方に対向して配置されている。
定着ユニット80は、各プロセス部50および転写ユニット70の後側に配置され、加熱ローラ81と、加熱ローラ81と対向配置され加熱ローラ81を押圧する加圧ローラ82とを備えている。
このように構成される画像形成部30では、まず、各感光体ドラム51の表面が、帯電器52により一様にプラスに帯電された後、光スキャナ40で露光される。これにより、感光層51B(図3参照)の内部でプラスとマイナスの電荷が生じて、マイナスの電荷が表面に輸送されることで、表面に帯電されたプラスの電荷がマイナスの電荷で打ち消され、静電潜像が形成される。その後、現像ローラ54によって現像カートリッジ53内のトナーが、感光体ドラム51上の静電潜像に供給されることで、感光体ドラム51上にトナー像が担持される。
次に、搬送ベルト73上に供給された用紙Pが各感光体ドラム51と各転写ローラ74との間を通過することで、各感光体ドラム51上に担持されたトナー像が用紙P上に転写される。そして、用紙Pが加熱ローラ81と加圧ローラ82との間を通過することで、用紙P上に転写されたトナー像が熱定着される。
排紙部90は、用紙Pを搬送する複数の搬送ローラ91を主に備えている。トナー像が転写され、熱定着された用紙Pは、搬送ローラ91によって搬送され、装置本体10の外部に排出される。
図3に示すように、カラープリンタ1は、制御部100と、温度取得部の一例としての温度センサ200と、ワイヤバイアス回路210と、グリッド電極52Bとともに帯電部を構成するグリッドバイアス回路220と、ドラム駆動機構230と、現像バイアス回路240と、転写バイアス回路250と、除電器駆動回路260と、クリーニングバイアス回路270とを備えている。
ワイヤバイアス回路210は、各帯電器52の帯電ワイヤ52Aにワイヤ電流を印加する回路であり、グリッドバイアス回路220は、各帯電器52のグリッド電極52Bに、帯電バイアスの一例としてのグリッド電圧を印加する回路である。ドラム駆動機構230は、感光体ドラム51を回転させるための機構であり、モータ、ギヤ、クラッチなどを備えている。現像バイアス回路240は、各現像ローラ54に現像バイアスを印加する回路である。
転写バイアス回路250は、各転写ローラ74に転写バイアスを印加する回路であり、除電器駆動回路260は、各除電器58を駆動する回路である。クリーニングバイアス回路270は、各クリーニングローラ57にクリーニング電圧を印加する回路である。なお、前述した各バイアスは、電圧であってもよいし、電流であってもよい。
制御部100は、CPU、ROM、RAMなどを有し、予め用意されたプログラムや温度センサ200から入力される信号などに従い、印字指令の受信や、前述した給紙部20、画像形成部30(前述した各回路210〜270)および排紙部90を制御するように構成されている。制御部100は、主に、用紙Pにトナー像を形成する画像形成動作と、感光体ドラム51の感光層51B内に残留した残留電荷を減らして感光体ドラム51の帯電性能を回復させる回復動作とを実行可能となっている。
具体的に、制御部100は、ワイヤバイアス制御部110と、グリッドバイアス制御部120と、ドラム駆動部130と、カウント部131と、印字カウント部132と、現像バイアス制御部140と、転写バイアス制御部150と、除電器制御部160と、クリーニングバイアス制御部170とを備えている。言い換えると、制御部100は、図示せぬ記憶部に記憶されているプログラムに基づいて動作することで、ワイヤバイアス制御部110、グリッドバイアス制御部120、ドラム駆動部130、カウント部131、印字カウント部132、現像バイアス制御部140、転写バイアス制御部150、除電器制御部160およびクリーニングバイアス制御部170として機能している。なお、本実施形態では、グリッドバイアス制御部120とドラム駆動部130とが、回復手段として機能している。
ワイヤバイアス制御部110は、ワイヤバイアス回路210を制御することで、各帯電ワイヤ52Aに印加するワイヤ電流を制御する機能を有している。具体的に、ワイヤバイアス制御部110は、印字制御時において、各帯電ワイヤ52Aに一定のワイヤ電流を印加するように、ワイヤバイアス回路210を制御している。
グリッドバイアス制御部120は、グリッドバイアス回路220を制御することで、各グリッド電極52Bに印加するプラスのグリッド電圧を制御する機能を有している。具体的に、グリッドバイアス制御部120は、画像形成動作時においては、各グリッド電極52Bに印加するグリッド電圧Vgを第1グリッド電圧Vg1に設定し、画像形成動作の後に行う回復動作においては、グリッド電圧Vgを、第1グリッド電圧Vg1よりも大きな第2グリッド電圧Vg2に設定する。また、グリッドバイアス制御部120は、回復動作においては、条件に応じて、グリッド電圧Vgを、第2グリッド電圧Vg2と、第2グリッド電圧Vg2よりも大きな第3グリッド電圧Vg3のいずれかに設定するようにも構成されている。
ドラム駆動部130は、ドラム駆動機構230を制御することで、感光体ドラム51の動作を制御する機能を有している。本実施形態では、ドラム駆動部130は、感光体ドラム51を回転させる際には、常時、感光体ドラム51が一定の回転速度で回転するようにドラム駆動機構230を制御している。また、ドラム駆動部130は、回復動作において、グリッド電圧Vgを画像形成時よりも大きくしたときから、感光体ドラム51が1回転するまでの間、感光体ドラム51の回転を継続させ、感光体ドラム51を1回転させた後に、感光体ドラム51の回転が停止するように、ドラム駆動機構230を制御している。
カウント部131は、感光体ドラム51が新品状態であるときから現在までの、画像形成動作を行っている時間を積算してくことで、過去からの画像形成動作の総時間をカウントして、感光体ドラム51の使用量を測定する機能を有している。なお、カウント部131でカウントされた時間、つまりカウント値は、感光体ドラム51の交換によりリセットされる。また、カウント部131のカウント方式は、減算式であってもよいし、加算式であってもよい。
現像バイアス制御部140は、現像バイアス回路240を制御することで、現像ローラ54に印加する現像バイアスを制御する機能を有している。具体的に、現像バイアス制御部140は、画像形成動作時において、感光体ドラム51の露光された部分の表面電位よりも大きな、一定のプラスの現像バイアスを現像ローラ54に印加するように、現像バイアス回路240を制御している。
転写バイアス制御部150は、転写バイアス回路250を制御することで、各転写ローラ74に印加するマイナスの転写バイアスを制御する機能を有している。そして、転写バイアス制御部150は、回復動作時において、転写バイアスをOFFにするように構成されている。
除電器制御部160は、温度センサ200で取得した温度などに応じて除電器駆動回路260を制御することで、除電器58をON・OFF制御する機能を有している。具体的に、除電器制御部160は、温度が所定温度以上であるか否かを判断し、所定温度より低い場合には、画像形成動作において除電器58をONにし、所定温度以上である場合には、画像形成動作において除電器58をOFFにするように、除電器駆動回路260を制御している。なお、所定温度は、実験やシミュレーション等により適宜設定することができる。また、除電器制御部160は、回復動作においては、除電器58をOFFにするように、除電器駆動回路260を制御している。
クリーニングバイアス制御部170は、クリーニングバイアス回路270を制御することで、各クリーニングローラ57に印加するクリーニング電圧Vcを制御する機能を有している。具体的に、クリーニングバイアス制御部170は、画像形成動作においては、クリーニング電圧Vcをマイナスの第1クリーニング電圧Vc1に設定し、クリーニングモードにおいては、クリーニング電圧Vcをプラスの第2クリーニング電圧Vc2に設定し、回復動作においては、クリーニング電圧Vcを、第2クリーニング電圧Vc2よりも大きな第3クリーニング電圧Vc3に設定する。なお、本実施形態では、Vc2<Vc3とするが、本発明はこれに限定されず、Vc2=Vc3としてもよいし、Vc2>Vc3としてもよい。
次に、制御部100の動作について詳細に説明する。なお、以下の説明において、光スキャナ40の制御などの公知の制御については、説明を省略する。
図4に示すように、制御部100は、まず、印字指令があるか否かを判断する(S1)。ステップS1において、制御部100は、印字指令がないと判断すると(No)、本制御を終了し、印字指令があると判断すると(Yes)、ステップS2に進む。
ステップS2において、制御部100は、温度が所定温度より低いか否かを判断し、所定温度より低いと判断すると(Yes)、除電器58をONにして(S3)、ステップS4に進む。ステップS2において温度が所定温度以上であると判断すると(No)、制御部100は、除電器58をOFFの状態にしたまま、ステップS4に進む。
ステップS4において、制御部100は、1枚の用紙Pに対してトナー像を形成する画像形成動作を実行する。この際、制御部100は、グリッド電圧Vgを第1グリッド電圧Vg1に設定し、クリーニング電圧Vcをマイナスの第1クリーニング電圧Vc1に設定する。これにより、感光体ドラム51の表面電位が露光や現像に適した電位になるとともに、用紙Pに転写されずに感光体ドラム51上に残ったプラスのトナーがクリーニングローラ57によって回収される。
ステップS4の後、制御部100は、連続印字時間Tが所定時間Tthよりも短いか否かを判断する(S5)。ここで、連続印字時間Tは、画像形成動作を連続して行っている時間であり、印字カウント部132によってカウントされる。なお、印字カウント部132によってカウントされた連続印字時間Tは、本制御が終了するたびにリセットされる。
ステップS5において連続印字時間Tが所定時間Tthよりも短いと判断した場合には(Yes)、制御部100は、印字指令で指示されているすべての枚数分の印字が終了したか否かを判断する(S8)。ステップS8において印字が終了していないと判断した場合には(No)、制御部100は、ステップS4の処理に戻る。
ステップS5において連続印字時間Tが所定時間Tth以上であると判断した場合には(No)、制御部100は、画像形成動作を中断して(S6)、画像形成動作を中断したことを示すフラグFを1にする(S7)。ステップS8において印字が終了したと判断した場合(Yes)や、ステップS7の後、制御部100は、クリーニングモードを実行する(S9)。つまり、制御部100は、印字が終了した後に、クリーニングモード(S9)や回復動作(S100)を実行する他、印字中に連続印字時間Tが所定時間Tth以上になった場合には、画像形成動作を一時的に中断して、クリーニングモードや回復動作を実行する。
クリーニングモードにおいて、制御部100は、すべての現像ローラ54をそれぞれ感光体ドラム51から離間させるとともに、クリーニング電圧Vcをプラスの第2クリーニング電圧Vc2に設定する。これにより、クリーニングローラ57上で保持していたトナーが、感光体ドラム51に吐き出された後、現像ローラ54で回収されることなく、感光体ドラム51から搬送ベルト73に転写され、クリーニング装置60に回収される。また、クリーニングモードにおいて、現像ローラ54を感光体ドラム51から離間することで、クリーニングモードの後に行う回復動作においても現像ローラ54が感光体ドラム51から離間された状態となっている。
クリーニングモード終了後、制御部100は、回復動作を実行する(S100)。なお、回復動作については、後で詳述する。
ステップS100の後、制御部100は、フラグFが0であるか否か、つまり、画像形成動作が中断された状態でないか否かを判断する(S10)。ステップS10においてフラグFが1である、つまり画像形成動作が中断された状態であると判断した場合には(No)、制御部100は、フラグFを0に戻し(S11)、連続印字時間Tを0にリセットした後(S12)、ステップS4の処理に戻る。ステップS10においてフラグFが0である、つまり画像形成動作が中断された状態でないと判断した場合には(Yes)、制御部100は、本制御を終了する。
次に、回復動作について詳細に説明する。
図5に示すように、回復動作において、制御部100は、まず、カウント部131でカウントしたカウント値、つまり過去に画像形成動作を行った時間の積算値である総時間が、所定値未満であるか否かを判断することで、感光体ドラム51の使用量が所定値未満であるか否かを判断する(S101)。ステップS101においてカウント値が所定値未満である場合、つまり感光体ドラム51の使用量が所定値未満である場合には(Yes)、制御部100は、温度センサ200で検出した温度が所定温度よりも大きいか否かを判断する(S102)。
図5に示すように、回復動作において、制御部100は、まず、カウント部131でカウントしたカウント値、つまり過去に画像形成動作を行った時間の積算値である総時間が、所定値未満であるか否かを判断することで、感光体ドラム51の使用量が所定値未満であるか否かを判断する(S101)。ステップS101においてカウント値が所定値未満である場合、つまり感光体ドラム51の使用量が所定値未満である場合には(Yes)、制御部100は、温度センサ200で検出した温度が所定温度よりも大きいか否かを判断する(S102)。
ステップS102において温度が所定温度よりも大きい場合には(Yes)、制御部100は、グリッド電圧Vgを、画像形成動作時の第1グリッド電圧Vg1よりも大きな第2グリッド電圧Vg2に設定する(S103)。ステップS101においてカウント値、つまり感光体ドラム51の使用量が所定値以上であると判断した場合や(No)、ステップS102において温度が所定温度以下であると判断した場合には(No)、制御部100は、グリッド電圧Vgを、第2グリッド電圧Vg2よりも大きな第3グリッド電圧Vg3に設定する(S104)。つまり、制御部100は、回復動作において、感光体ドラム51の使用量が大きい程、グリッド電圧Vgを大きくし、温度が低い程、グリッド電圧Vgを大きくしている。
ステップS103またはステップS104の後、制御部100は、除電器58をOFFにし(S105)、転写バイアスをOFFにし(S106)、クリーニング電圧Vcを第3クリーニング電圧Vc3にした後、感光体ドラム51を1回転させることで(S108)、回復動作を終了する。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
回復動作において、グリッド電圧Vgを画像形成動作時よりも大きくして、感光体ドラム51を1回転させることで、帯電器52から感光体ドラム51に画像形成動作時よりも多量の電荷が、感光体ドラム51の全周にわたって与えられる。そのため、多量の電荷によって、画像形成動作時に発生した感光体ドラム51の内部の残留電荷を減らすことができ、感光体ドラム51の帯電性能を回復させることができる。
回復動作において、グリッド電圧Vgを画像形成動作時よりも大きくして、感光体ドラム51を1回転させることで、帯電器52から感光体ドラム51に画像形成動作時よりも多量の電荷が、感光体ドラム51の全周にわたって与えられる。そのため、多量の電荷によって、画像形成動作時に発生した感光体ドラム51の内部の残留電荷を減らすことができ、感光体ドラム51の帯電性能を回復させることができる。
回復動作において、転写バイアスをOFFにすることで、例えばマイナスの転写バイアスを印加する場合に比べ、転写バイアスの影響により感光体ドラム51の表面電位が下がることが抑えられるので、表面電位の低下により感光体ドラム51の内部の残留電荷除去動作が抑制されてしまうのを抑えることができる。
回復動作において、現像ローラ54を感光体ドラム51から離間することで、現像ローラ54の現像バイアスの影響を受けて感光体ドラム51の表面電位が下がることがないので、表面電位の低下により感光体ドラム51の内部の残留電荷除去動作が抑制されてしまうのを抑えることができる。なお、回復動作において、現像ローラ54を感光体ドラム51に接触させる場合には、例えば現像バイアスをOFFやマイナスのバイアスにすると、感光体ドラム51の表面電位が下がって、前述した問題が生じる。
画像形成動作の後に回復動作を実行したので、例えば画像形成動作の前に回復動作を実行する場合と比べ、印字指令を受けてから画像形成動作を実行するまでの待ち時間を短くすることができる。
連続印字時間Tが所定時間Tth以上になった場合、つまり画像形成動作を所定時間Tth連続して実行した場合には、画像形成動作を中断して回復動作を実行するので、連続印字の時間に比例して増大する感光体ドラム51の内部の残留電荷の蓄積量が大きくなりすぎる前に残留電荷を良好に減らすことができる。その結果、その後の印字において残留電荷の影響が生じるのを抑えることができる。
感光体ドラム51の使用量が大きい場合には、感光体ドラム51の内部の電荷輸送能力が低下するが、この場合に、グリッド電圧Vgを第3グリッド電圧Vg3と大きくして回復動作を行うので(S101:No)、帯電器52から感光体ドラム51に対してより多くの電荷を与えて、電荷輸送能力が低下した感光体ドラム51の内部の残留電荷を良好に減らすことができる。
温度が低い場合には、感光体ドラム51の内部の電荷輸送能力が低下するが、この場合に、グリッド電圧Vgを第3グリッド電圧Vg3と大きくして回復動作を行うので(S102:No)、帯電器52から感光体ドラム51に対してより多くの電荷を与えて、電荷輸送能力が低下した感光体ドラム51の内部の残留電荷を良好に減らすことができる。
回復動作において、除電器58をOFFにすることで、例えば除電器58をONにする場合に比べ、除電器58からの光によって感光体ドラム51の表面電位が下がることが抑えられるので、表面電位の低下により感光体ドラム51の内部の残留電荷除去動作が抑制されてしまうのを抑えることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。以下の説明においては、前記実施形態と略同様の構造となる部材やステップには同一の符号を付し、その説明は省略する。
例えば、図6および図7に示すように、条件に応じて、回復動作を実行する頻度を高くしてもよい。具体的に、図6のフローチャートは、図4のフローチャートのステップS4とステップS5との間に、連続印字時間Tの閾値である、所定時間Tthを設定する新たな処理(S200)を設けた構成となっている。
図7に示すように、制御部100は、ステップS200を開始すると、まず、カウント値が所定値未満であるか否かを判断することで、感光体ドラム51の使用量が所定値未満であるか否かを判断する(S201)。ステップS201においてカウント値が所定値未満であると判断した場合には(Yes)、制御部100は、温度が所定温度よりも高いか否かを判断する(S202)。
ステップS202において温度が所定温度よりも高い場合には(Yes)、制御部100は、所定時間Tthを、第1時間T1に設定する(S203)。ステップS201においてカウント値が所定値以上である場合や(No)、ステップS202において温度が所定温度以下である場合には(No)、制御部100は、所定時間Tthを、第1時間T1よりも短い第2時間T2に設定する(S204)。
このようにステップS204において、所定時間Tthを、第1時間T1よりも短い第2時間T2に設定することで、図6のステップS5においてNoと判断されやすくなるので、回復動作の頻度を高くすることができる。つまり、この形態では、制御部100は、感光体ドラム51の使用量が大きい程、回復動作を実行する頻度を高くするとともに、温度が低い程、回復動作を実行する頻度を高くしている。そのため、この形態によれば、感光体ドラム51の使用量が大きくなることや、温度が低下することにより、感光体ドラム51の内部の電荷輸送能力が低下した場合には、回復動作の頻度を高くすることで、電荷輸送能力が低下した感光体ドラム51の内部の残留電荷を良好に減らすことができる。
なお、図8に示すように、回復動作の頻度を高くするための条件を、さらに加えてもよい。具体的に、図8のフローチャートは、図7のフローチャートのステップS202とステップS203との間に、新たなステップS205を設けている。
ステップS205は、画像形成動作時に除電器58をONにしている時間である除電時間が、規定時間未満であるか否かを判断する処理である。なお、除電時間の計測は、除電器58がONされたときにカウントを開始し、OFFされたときにカウントを終了するカウンタなどを用いて行えばよい。なお、このカウンタで計測した除電時間は、例えば回復動作(S100)を行った後などにリセットされる。
ステップS205において除電時間が規定時間未満であると判断した場合には(Yes)、制御部100は、所定時間Tthを第1時間T1に設定する(S203)。ステップS205において除電時間が規定時間以上であると判断した場合には(No)、制御部100は、所定時間Tthを、第1時間T1よりも短い第2時間T2に設定する(S204)。
つまり、この形態では、制御部100は、除電時間が長い程、回復動作を実行する頻度を高くしている。これによれば、除電時間が長くなることによって感光体ドラム51の内部の残留電荷が増加した場合であっても、この残留電荷の増加に応じて回復動作の頻度を高くするので、感光体ドラム51の内部の残留電荷を良好に減らすことができる。
また、図9に示すように、回復動作において、感光体ドラム51の回転回数を、条件に応じて変更してもよい。具体的に、図9のフローチャートは、図5のフローチャートのステップS103の後に、新たなステップS109を設け、ステップS104の後に、新たなステップS110を設け、図5のステップS108の代わりに、新たなステップS111を設けた構成となっている。
ステップS109は、感光体ドラム51の回転回数Nを、第1回転回数N1に設定する処理である。ここで、第1回転回数N1は、例えば1,2などの自然数に設定することができる。
ステップS110は、感光体ドラム51の回転回数Nを、第1回転回数N1よりも多い第2回転回数N2に設定する処理である。ここで、第2回転回数N2は、第1回転回数N1よりも多い自然数、例えば2,3などに設定することができる。
ステップS111は、感光体ドラム51を、ステップS109またはステップS110で設定した回転回数Nだけ回転させる処理である。このような新たな処理を設けることにより、この形態では、制御部100は、感光体ドラム51の使用量が大きい程(S101:No)、感光体ドラム51を回転させる回数を増加させるとともに、温度が低い程(S102:No)、感光体ドラム51を回転させる回数を増加させている。そのため、この形態によれば、感光体ドラム51の使用量が大きくなることや、温度が低下することにより、感光体ドラム51の内部の電荷輸送能力が低下した場合には、感光体ドラム51の回転回数を増やすことで、感光体ドラム51に与える電荷の量を多くし、電荷輸送能力が低下した感光体ドラム51の内部の残留電荷を良好に減らすことができる。
また、図10に示すように、回復動作において、感光体ドラム51の回転速度を、条件に応じて変更してもよい。具体的に、図10のフローチャートは、図5のフローチャートのステップS103の代わりに、新たなステップS121を設け、ステップS104の代わりに、新たなステップS122を設けている。
ステップS121は、感光体ドラム51の回転速度vを、画像形成動作での感光体ドラム51の回転速度である第1回転速度v1よりも遅い第2回転速度v2に設定する処理である。ステップS122は、感光体ドラム51の回転速度vを、第2回転速度v2よりも遅い第3回転速度v3に設定する処理である。
このような新たな処理を設けることにより、この形態では、制御部100は、回復動作において、帯電器52を作動させた状態で、感光体ドラム51の回転速度vを、画像形成動作時よりも遅くする。これにより、回復動作において、感光体ドラム51が1回転するまでの間に帯電器52から感光体ドラム51に対して与えられる電荷が、画像形成動作時よりも多くなるので、前記実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、この形態では、感光体ドラム51の使用量が大きい程(S101:No)、感光体ドラム51の回転速度vを遅くするとともに、温度が低い程(S102:No)、感光体ドラム51の回転速度vを遅くしている。そのため、この形態によれば、感光体ドラム51の使用量が大きくなることや、温度が低下することにより、感光体ドラム51の内部の電荷輸送能力が低下した場合には、感光体ドラム51の回転速度vを遅くすることで、感光体ドラム51に与える電荷の量を多くし、電荷輸送能力が低下した感光体ドラム51の内部の残留電荷を良好に減らすことができる。
なお、図11に示すように、回復動作においてグリッド電圧Vgなどを変更するための条件を、さらに加えてもよい。具体的に、図11のフローチャートは、図9のフローチャートのステップS102とステップS103との間に、新たなステップS131を設けている。
ステップS131は、前述したステップS205と同じ処理であり、除電器58をONにしている時間である除電時間が、規定時間未満であるか否かを判断する処理である。ステップS131において除電時間が規定時間未満であると判断した場合には(Yes)、制御部100は、グリッド電圧Vgを第2グリッド電圧Vg2に設定し(S103)、感光体ドラム51の回転回数Nを第1回転回数N1に設定する(S109)。
ステップS131において除電時間が規定時間以上であると判断した場合には(No)、制御部100は、グリッド電圧Vgを、第2グリッド電圧Vg2よりも大きな第3グリッド電圧Vg3に設定し(S104)、回転回数Nを、第1回転回数N1よりも多い第2回転回数N2に設定する(S110)。つまり、この形態では、制御部100は、回復動作において、除電時間が長い程、グリッド電圧Vgを大きくするとともに、除電時間が長い程、感光体ドラム51を回転させる回数を増加させている。
これによれば、除電時間が長くなることによって感光体ドラム51の内部の残留電荷が増加した場合であっても、この残留電荷の増加に応じて、グリッド電圧Vgを大きくしたり、回転回数Nを多くすることで、感光体ドラム51の内部の残留電荷を良好に減らすことができる。
また、図12に示すように、回復動作において、除電時間が長い程、感光体ドラム51の回転速度vを遅くしてもよい。具体的に、図12のフローチャートは、図10のフローチャートのステップS102とステップS105の間に、前述したステップS131を設けている。これによれば、除電時間が長くなることによって感光体ドラム51の内部の残留電荷が増加した場合であっても、この残留電荷の増加に応じて、感光体ドラム51の回転速度vを遅くすることで、帯電器52から感光体ドラム51に多くの電荷を与えることができるので、感光体ドラム51の内部の残留電荷を良好に減らすことができる。
前記実施形態では、帯電バイアスとしてグリッド電圧Vgを例示したが、本発明はこれに限定されず、帯電バイアスは、例えば帯電ワイヤ52Aに印加するワイヤ電流であってもよいし、例えば帯電部として、感光体ドラムに接触しながら感光体ドラムの表面を帯電させる帯電ローラを備えた構造においては、当該帯電ローラに印加するバイアス(電流または電圧)であってもよい。
前記実施形態では、感光体として感光体ドラム51を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えばベルト状の感光体であってもよい。
前記実施形態では、露光部として光スキャナ40を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えばLEDヘッドであってもよい。
前記実施形態では、転写媒体の一例として、厚紙、はがき、薄紙などの用紙Pを例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば中間転写ベルトであってもよい。
前記実施形態では、カラープリンタ1に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。
1 カラープリンタ
51 感光体ドラム
52 帯電器
54 現像ローラ
74 転写ローラ
100 制御部
P 用紙
51 感光体ドラム
52 帯電器
54 現像ローラ
74 転写ローラ
100 制御部
P 用紙
Claims (22)
- 感光体と、
前記感光体を帯電する帯電部と、
前記感光体を露光する露光部と、
前記感光体に形成された静電潜像を現像剤で現像する現像部と、
前記感光体に担持された現像剤像を転写媒体に転写する転写部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記転写媒体に前記現像剤像を形成する画像形成動作と、
前記画像形成動作を行わないときに、前記帯電部から前記感光体に前記画像形成動作時よりも多量の電荷を与えて、前記感光体を一周以上回転させる回復動作と、を実行することを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御部は、前記回復動作において、前記帯電部の帯電バイアスを前記画像形成動作時よりも大きくすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記回復動作において、前記帯電部を作動させた状態で、前記感光体の回転速度を前記画像形成動作時よりも遅くすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記回復動作において、前記転写部の転写バイアスをOFFにすることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記回復動作において、前記現像部を前記感光体から離間することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記画像形成動作の後に前記回復動作を実行することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記画像形成動作を所定時間連続して実行した場合に、前記画像形成動作を中断して前記回復動作を実行することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記感光体の使用量が大きい程、前記回復動作を実行する頻度を高くすることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記回復動作において、前記感光体の使用量が大きい程、前記感光体を回転させる回数を増加させることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記回復動作において、前記感光体の使用量が大きい程、前記帯電バイアスを大きくすることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記回復動作において、前記感光体の使用量が大きい程、前記感光体の回転速度を遅くすることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 温度を取得する温度取得部を備え、
前記制御部は、前記温度が低い程、前記回復動作を実行する頻度を高くすることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 温度を取得する温度取得部を備え、
前記制御部は、前記回復動作において、前記温度が低い程、前記感光体を回転させる回数を増加させることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 温度を取得する温度取得部を備え、
前記制御部は、前記回復動作において、前記温度が低い程、前記帯電バイアスを大きくすることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 温度を取得する温度取得部を備え、
前記制御部は、前記回復動作において、前記温度が低い程、前記感光体の回転速度を遅くすることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記感光体の表面電位を低下させる除電器を備え、
前記制御部は、前記画像形成動作時に前記除電器を作動させた時間が長い程、前記回復動作を実行する頻度を高くすることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記感光体の表面電位を低下させる除電器を備え、
前記制御部は、前記画像形成動作時に前記除電器を作動させた時間が長い程、前記回復動作において前記感光体を回転させる回数を増加させることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記感光体の表面電位を低下させる除電器を備え、
前記制御部は、前記画像形成動作時に前記除電器を作動させた時間が長い程、前記回復動作において前記帯電バイアスを大きくすることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記感光体の表面電位を低下させる除電器を備え、
前記制御部は、前記画像形成動作時に前記除電器を作動させた時間が長い程、前記回復動作において前記感光体の回転速度を遅くすることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記感光体は、導電体の基材と、当該基材上に設けられる感光層とを有し、
前記感光層は、樹脂に電荷発生材料、電子輸送材料および正孔輸送材料を分散させた正帯電性の有機感光層により形成されていることを特徴とする請求項1から請求項18のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 感光体の動作と当該感光体を帯電する帯電部の動作を制御する制御方法であって、
画像形成動作を行わないときに、前記帯電部から前記感光体に前記画像形成動作時よりも多量の電荷を与えて、前記感光体を一周以上回転させることを特徴とする制御方法。 - 感光体の動作と当該感光体を帯電する帯電部の動作を制御する制御部を動作させるプログラムであって、
前記制御部を、
画像形成動作を行わないときに、前記帯電部から前記感光体に前記画像形成動作時よりも多量の電荷を与えて、前記感光体を一周以上回転させる回復手段として機能させることを特徴とするプログラム。
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