JP2016140169A - 充放電システムの予備施工方法、充電システムの予備施工方法及び放電システムの予備施工方法 - Google Patents

充放電システムの予備施工方法、充電システムの予備施工方法及び放電システムの予備施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】充放電システムを、将来的に簡易に施工可能な、充放電システムの予備施工方法を提供する。【解決手段】系統電源Eに接続されるとともに建物Hの家電負荷が接続される分電盤2から供給される交流電力を、直流電力に変換して車載蓄電池へ供給したり、車載蓄電池から出力される直流電力を、交流電力に変換して分電盤2へ供給したりする車載電池用パワーコンディショナー1を備えた充放電システムを将来的に施工可能な充放電システムの予備施工方法であって、将来設置が想定される車載電池用パワーコンディショナー1の設置位置を想定し、分電盤2と車載電池用パワーコンディショナー1の想定された設置位置との間に配設される電線81,82の想定配設位置である建物Hの基礎BH内と建物Hの外側の地中内の部分に、電線管3を予め埋設しておく構成とされている。【選択図】図1

Description

本発明は、充放電システム、充電システム又は放電システムを、将来的に簡易に施工可能な、充放電システムの予備施工方法、充電システムの予備施工方法及び放電システムの予備施工方法に関するものである。
従来から、系統電源に接続されるとともに建物の家電負荷が接続される分電盤から供給される交流電力を、直流電力に変換して車載蓄電池へ供給したり、車載蓄電池から出力される直流電力を交流電力に変換して分電盤へ供給したりする車載電池用パワーコンディショナーを備えた充放電システムは知られている(例えば、特許文献1等を参照)。
また、系統電源に接続されるとともに建物の家電負荷が接続される分電盤から供給される交流電力を、直流電力に変換して車載蓄電池へ供給する車載電池用パワーコンディショナーを備えた充電システムも知られている(例えば、特許文献2等を参照)。
さらに、車載蓄電池から出力される直流電力を、交流電力に変換して、系統電源に接続されるとともに建物の家電負荷が接続される分電盤へ供給する車載電池用パワーコンディショナーを備えた放電システムは、従来の充放電システムにおいて、放電機能のみを備えるようにすればよい。
特開2013−102608号公報 特開2014−030306号公報
しかしながら、上記した充放電システムや充電システムや放電システムを、建物構築後、将来的に施工する場合、車載電池用パワーコンディショナーの適切な設置位置を設定してから、建物内の分電盤との間の電線が、玄関アプローチ等の邪魔にならないようにするとともに、その電線を建物内に導入するために、基礎や壁面等に孔をあける工事も行わなければならず、想像以上に煩雑なものであった。
そこで、本発明は、充放電システム、充電システム又は放電システムを、将来的に簡易に施工可能な、充放電システムの予備施工方法、充電システムの予備施工方法及び放電システムの予備施工方法を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の充放電システムの予備施工方法は、系統電源に接続されるとともに建物の家電負荷が接続される分電盤から供給される交流電力を、直流電力に変換して車載蓄電池へ供給したり、当該車載蓄電池から出力される直流電力を、交流電力に変換して前記分電盤へ供給したりする車載電池用パワーコンディショナーを備えた充放電システムを将来的に施工可能な充放電システムの予備施工方法であって、将来設置が想定される前記車載電池用パワーコンディショナーの設置位置を想定し、前記分電盤と前記車載電池用パワーコンディショナーの想定された前記設置位置との間に配設される電線の想定配設位置である前記建物の基礎内と前記建物の外側の地中内の部分に、電線管を予め埋設しておくことを特徴とする。
ここで、前記電線管内には、前記電線を通す際に用いる呼び線を配設しておくとよい。
また、前記分電盤の近傍には、充放電システム用開閉装置を設置可能なスペースを予め設けておくとよい。
本発明の充電システムの予備施工方法は、系統電源に接続されるとともに建物の家電負荷が接続される分電盤から供給される交流電力を、直流電力に変換して車載蓄電池へ供給する車載電池用パワーコンディショナーを備えた充電システムを将来的に施工可能な充電システムの予備施工方法であって、将来設置が想定される前記車載電池用パワーコンディショナーの設置位置を想定し、前記分電盤と前記車載電池用パワーコンディショナーの想定された前記設置位置との間に配設される電線の想定配設位置である前記建物の基礎内と前記建物の外側の地中内の部分に、電線管を予め埋設しておくことを特徴とする。
ここで、前記電線管内には、前記電線を通す際に用いる呼び線を配設しておくとよい。
また、前記分電盤の近傍には、充電システム用開閉装置を設置可能なスペースを予め設けておくとよい。
本発明の放電システムの予備施工方法は、車載蓄電池又は車載燃料電池から出力される直流電力を、交流電力に変換して、系統電源に接続されるとともに建物の家電負荷が接続される分電盤へ供給する車載電池用パワーコンディショナーを備えた放電システムを将来的に施工可能な放電システムの予備施工方法であって、将来設置が想定される前記車載電池用パワーコンディショナーの設置位置を想定し、前記分電盤と前記車載電池用パワーコンディショナーの想定された前記設置位置との間に配設される電線の想定配設位置である前記建物の基礎内と前記建物の外側の地中内の部分に、電線管を予め埋設しておくことを特徴とする。
ここで、前記電線管内には、前記電線を通す際に用いる呼び線を配設しておくとよい。
また、前記分電盤の近傍には、放電システム用開閉装置を設置可能なスペースを予め設けておくとよい。
このような本発明の充放電システムの予備施工方法は、系統電源に接続されるとともに建物の家電負荷が接続される分電盤から供給される交流電力を、直流電力に変換して車載蓄電池へ供給したり、車載蓄電池から出力される直流電力を、交流電力に変換して分電盤へ供給したりする車載電池用パワーコンディショナーを備えた充放電システムを将来的に施工可能な充放電システムの予備施工方法である。
そして、将来設置が想定される車載電池用パワーコンディショナーの設置位置を想定し、分電盤と車載電池用パワーコンディショナーの想定された設置位置との間に配設される電線の想定配設位置である建物の基礎内と建物の外側の地中内の部分に、電線管を予め埋設しておく構成とされている。
上記した構成なので、将来的に充放電システムの導入を決定した際には、将来設置が想定される車載電池用パワーコンディショナーの設置位置は既に想定してあるので、検討する時間をかける必要がなく、直ぐに車載電池用パワーコンディショナーを設置することができ、また、電線が玄関アプローチ等を邪魔しないように想定された想定配線位置である建物の基礎内と建物の外側の地中内の部分に、予め埋設しておいた電線管内に電線を通し、端部を分電盤と車載電池用パワーコンディショナーとに接続すれば施工が完了するため、極めて簡易に施工することができる。
さらには、将来的に充放電システムの導入を見送った際にも、基本的には、電線管を予め埋設しておく費用程度で済むため、将来的に充放電システムの導入をするか否かを、初期段階で気にする必要がない。
ここで、電線管内には、電線を通す際に用いる呼び線を配設しておく場合は、呼び線を用いて、電線管内に電線を簡易に通して配設することができる。
また、分電盤の近傍には、充放電システム用開閉装置を設置可能なスペースを予め設けておく場合は、将来的に充放電システムの導入を決定した際に、充放電システム用開閉装置を設置可能なスペースを新たに設けるための分電盤の配置換え等をいちいち行わないで済む。
このような本発明の充電システムの予備施工方法は、系統電源に接続されるとともに建物の家電負荷が接続される分電盤から供給される交流電力を、直流電力に変換して車載蓄電池へ供給する車載電池用パワーコンディショナーを備えた充電システムを将来的に施工可能な充電システムの予備施工方法である。
そして、将来設置が想定される車載電池用パワーコンディショナーの設置位置を想定し、分電盤と車載電池用パワーコンディショナーの想定された設置位置との間に配設される電線の想定配設位置である建物の基礎内と建物の外側の地中内の部分に、電線管を予め埋設しておく構成とされている。
上記した構成なので、将来的に充電システムの導入を決定した際には、将来設置が想定される車載電池用パワーコンディショナーの設置位置は既に想定してあるので、検討する時間をかける必要がなく、直ぐに車載電池用パワーコンディショナーを設置することができ、また、電線が玄関アプローチ等を邪魔しないように想定された想定配線位置である建物の基礎内と建物の外側の地中内の部分に、予め埋設しておいた電線管内に電線を通し、端部を分電盤と車載電池用パワーコンディショナーとに接続すれば施工が完了するため、極めて簡易に施工することができる。
さらには、将来的に充電システムの導入を見送った際にも、基本的には、電線管を予め埋設しておく費用程度で済むため、将来的に充電システムの導入をするか否かを、初期段階で気にする必要がない。
ここで、電線管内には、電線を通す際に用いる呼び線を配設しておく場合は、呼び線を用いて、電線管内に電線を簡易に通して配設することができる。
また、分電盤の近傍には、充電システム用開閉装置を設置可能なスペースを予め設けておく場合は、将来的に充電システムの導入を決定した際に、充電システム用開閉装置を設置可能なスペースを新たに設けるための分電盤の配置換え等をいちいち行わないで済む。
このような本発明の放電システムの予備施工方法は、車載蓄電池又は車載燃料電池から出力される直流電力を、交流電力に変換して、系統電源に接続されるとともに建物の家電負荷が接続される分電盤へ供給する車載電池用パワーコンディショナーを備えた放電システムを将来的に施工可能な放電システムの予備施工方法である。
そして、将来設置が想定される車載電池用パワーコンディショナーの設置位置を想定し、分電盤と車載電池用パワーコンディショナーの想定された設置位置との間に配設される電線の想定配設位置である建物の基礎内と建物の外側の地中内の部分に、電線管を予め埋設しておく構成とされている。
上記した構成なので、将来的に放電システムの導入を決定した際には、将来設置が想定される車載電池用パワーコンディショナーの設置位置は既に想定してあるので、検討する時間をかける必要がなく、直ぐに車載電池用パワーコンディショナーを設置することができ、また、電線が玄関アプローチ等を邪魔しないように想定された想定配線位置である建物の基礎内と建物の外側の地中内の部分に、予め埋設しておいた電線管内に電線を通し、端部を分電盤と車載電池用パワーコンディショナーとに接続すれば施工が完了するため、極めて簡易に施工することができる。
さらには、将来的に放電システムの導入を見送った際にも、基本的には、電線管を予め埋設しておく費用程度で済むため、将来的に放電システムの導入をするか否かを、初期段階で気にする必要がない。
ここで、電線管内には、電線を通す際に用いる呼び線を配設しておく場合は、呼び線を用いて、電線管内に電線を簡易に通して配設することができる。
また、分電盤の近傍には、放電システム用開閉装置を設置可能なスペースを予め設けておく場合は、将来的に放電システムの導入を決定した際に、放電システム用開閉装置を設置可能なスペースを新たに設けるための分電盤の配置換え等をいちいち行わないで済む。
実施例1の充放電システムの予備施工方法の概略構成を説明するための説明図である。 実施例1の充放電システムを備えた建物の完成図である。 実施例2の充電システムの予備施工方法の概略構成を説明するための説明図である。 実施例2の充電システムを備えた建物の完成図である。 実施例3の放電システムの予備施工方法の概略構成を説明するための説明図である。 実施例3の放電システムを備えた建物の完成図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面に示す実施例1〜3に基づいて説明する。
先ず、実施例1の構成について説明する。
図1は、実施例1の充放電システムの予備施工方法を実施した建物Hの概略構成を示したものであって、実施例1の充放電システムの予備施工方法の概略構成を説明するための説明図として用いるものである。
この実施例1の充放電システムの予備施工方法では、まず、この建物Hを構築するにあたり、敷地内における建物Hの位置と、自動車C1が駐車する駐車スペースUの位置を決める。
そして、玄関アプローチ等の邪魔にならないように、将来設置が想定される仮想線(二点鎖線)で示した車載電池用パワーコンディショナー1の設置位置を想定する。
その後、建物Hの基礎BHを打設するに際し、この基礎BH上に構築される建物Hの本体内に設置されることとなる分電盤2との間に、この分電盤2と、車載電池用パワーコンディショナー1の想定された設置位置との間に配設される電線の想定配設位置である基礎BH内と建物Hの外側の地中内の部分に、電線管3を予め埋設しておく。
なお、分電盤2は、系統電源Eと電線2aで接続されるとともに、建物Hの家電負荷が接続される通常の分電盤である。
ここで、電線管3の建物H側の端部開口は、建物Hの床下空間内に位置する。
また、電線管3の車載電池用パワーコンディショナー1側の端部開口は、車載電池用パワーコンディショナー1の想定された設置位置の近傍の地表部分に埋設された収納ボックス4に接続されている。
なお、収納ボックス4は、電線管3の車載電池用パワーコンディショナー1側の端部開口と内部が連通しているとともに、地表部側に開閉可能な蓋体が設けられている。
そして、電線管3内には、分電盤2と車載電池用パワーコンディショナー1との間の電線を通す際に用いる呼び線5を配設しておく。
その後、基礎BHの上に建物Hの本体を構築する。
そして、建物Hの本体内に、分電盤2を、壁等に分電盤受パネル20を介して設置する。
ここで、分電盤受パネル20としては、仮想線(二点鎖線)で示した充放電システム用開閉装置6も設置可能な大きさのものを用いる。
また、分電盤受パネル20と建物Hの床下空間との間に、電線管7を設置しておく。
なお、電線管3,7としては、CD管やPF管等が適宜用いられる。
これにより、将来的に何時でも簡易に充放電システムを施工可能な状態となる。
次に、充放電システムを導入する際の施工手順について図2を参照しながら説明する。
図1で示した自動車C1は、ガソリン車又はディーゼル車である。
建物Hの居住者は、この自動車C1から、車載蓄電池を搭載する電気自動車又はプラグインハイブリッド車である自動車C2への乗り換えを決定した。
同時に、充放電システムを導入することも決定した。
依頼を受けた施工業者の作業員は、まず、車載電池用パワーコンディショナー1の想定された設置位置に、基礎B1を打設し、その上に車載電池用パワーコンディショナー1を設置する。
同時に、建物H内の分電盤受パネル20の空きスペースに、充放電システム用開閉装置6も設置する。
次に、呼び線5の片方の端部に、充電用の電線81と放電用の電線82の端部を固定し、呼び線5の他方の端部を引っ張って、電線管3内に、電線81,82を通す。
そして、電線81,82の一方の端部を車載電池用パワーコンディショナー1へ接続する。
また、電線81,82の他方の端部は、床下空間及び電線管7を通して、充放電システム用開閉装置6へ接続し、この充放電システム用開閉装置6を介して分電盤2にも接続する。
これにより、図2に示したように、充放電システムは完成し、車載電池用パワーコンディショナー1に付属の充放電用のコード83を自動車C2の充放電部に接続することで、自動車C2が搭載した車載蓄電池に充電することができるし、この車載蓄電池から放電し、建物Hの電源として用いることもできる。
次に、実施例1の作用効果について説明する。
このような実施例1の充放電システムの予備施工方法は、系統電源Eに接続されるとともに建物Hの家電負荷が接続される分電盤2から供給される交流電力を、直流電力に変換して車載蓄電池へ供給したり、車載蓄電池から出力される直流電力を、交流電力に変換して分電盤2へ供給したりする車載電池用パワーコンディショナー1を備えた充放電システムを将来的に施工可能な充放電システムの予備施工方法である。
そして、将来設置が想定される車載電池用パワーコンディショナー1の設置位置を想定し、分電盤2と車載電池用パワーコンディショナー1の想定された設置位置との間に配設される電線81,82の想定配設位置である建物Hの基礎BH内と建物Hの外側の地中内の部分に、電線管3を予め埋設しておく構成とされている。
上記した構成なので、将来的に充放電システムの導入を決定した際には、将来設置が想定される車載電池用パワーコンディショナー1の設置位置は既に想定してあるので、検討する時間をかける必要がなく、直ぐに車載電池用パワーコンディショナー1を設置することができ、また、電線81,82が玄関アプローチ等を邪魔しないように想定された想定配線位置である建物Hの基礎BH内と建物Hの外側の地中内の部分に、予め埋設しておいた電線管3内に電線81,82を通し、端部を分電盤2と車載電池用パワーコンディショナー1とに接続すれば施工が完了するため、極めて簡易に施工することができる。
さらには、将来的に充放電システムの導入を見送った際にも、基本的には、電線管3を予め埋設しておく費用程度で済むため、将来的に充放電システムの導入をするか否かを、初期段階で気にする必要がない。
ここで、電線管3内には、電線81,82を通す際に用いる呼び線5を配設しておく。
このため、呼び線5を用いて、電線管3内に電線81,82を簡易に通して配設することができる。
また、分電盤2の近傍には、充放電システム用開閉装置6を設置可能なスペースを予め設けておく。
このため、将来的に充放電システムの導入を決定した際に、充放電システム用開閉装置6を設置可能なスペースを新たに設けるための分電盤2の配置換え等をいちいち行わないで済む。
次に、実施例2について説明する。
なお、実施例1で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
図3は、実施例2の充電システムの予備施工方法を実施した建物Hの概略構成を示したものであって、実施例2の充電システムの予備施工方法の概略構成を説明するための説明図として用いるものである。
この実施例2の充電システムの予備施工方法を実施した建物Hは、電線管3,7の太さを考慮すれば、図1に示した実施例1の充電システムの予備施工方法を実施した建物Hと略同一であり、同様な施工手順で実施することができる。
すなわち、図4に示したように、充電システムを備えた状態としたとき、充放電用の車載電池用パワーコンディショナー1の代わりに、充電用の車載電池用パワーコンディショナー1Aを設置し、充放電システム用開閉装置6の代わりに、充電システム用開閉装置6Aを設置し、放電用の電線82を設けないことが実施例1と主に異なる。
なお、他の構成及び作用効果については、実施例1と略同様であるので説明を省略する。
次に、実施例3について説明する。
なお、実施例1で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
図5は、実施例3の放電システムの予備施工方法を実施した建物Hの概略構成を示したものであって、実施例3の放電システムの予備施工方法の概略構成を説明するための説明図として用いるものである。
この実施例3の放電システムの予備施工方法を実施した建物Hは、電線管3,7の太さを考慮すれば、図1に示した実施例1の充電システムの予備施工方法を実施した建物Hと略同一であり、同様な施工手順で実施することができる。
すなわち、図6に示したように、放電システムを備えた状態としたとき、充放電用の車載電池用パワーコンディショナー1の代わりに、放電用の車載電池用パワーコンディショナー1Bを設置し、充放電システム用開閉装置6の代わりに、放電システム用開閉装置6Bを設置し、充電用の電線81を設けないこと、及び自動車C2として、車載燃料電池が搭載された燃料電池車も適用可能なことが実施例1と主に異なる。
なお、他の構成及び作用効果については、実施例1と略同様であるので説明を省略する。
以上、図面を参照して、本発明を実施するための形態を実施例1〜3に基づいて詳述してきたが、具体的な構成は、これら実施例1〜3に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、上記した実施例1〜3では、説明を簡単にするために、建物Hを単純な構造として実施したが、勿論、実際にはより複雑な構造で実施してもよい。
また、上記した実施例1〜3では、新築する時の建物Hに適用して実施したが、これに限定されず、リフォーム時等に必要に応じて既設建物に適用して実施してもよい。
さらに、上記した実施例1〜3では、充放電システムの予備施工方法、充電システムの予備施工方法及び放電システムの予備施工方法を、それぞれ別個に説明したが、特に電線管3の太ささえ考慮すれば、出来上がる構成は略同一なので、例えば、充電システムや放電システムを導入しようとしていたプランを、充放電システムを導入するプランに変更することもできる。
また、上記した実施例1〜3では、電線管3を単に基礎BH内に埋設するとしたが、これは、基礎BHに基礎スリーブを設けて、その中に、電線管3を通すことも含まれる。
さらに、上記した実施例1〜3では、車載電池用パワーコンディショナー1,1A,1Bを、基礎B1の上に設置して実施したが、これに限定されず、例えば、近くに塀等がある場合は、車載電池用パワーコンディショナー1,1A,1Bを、その塀の側面に設置するなどして実施してもよい。
H 建物
BH (建物の)基礎
B1 (車載電池用パワーコンディショナーの)基礎
C1 自動車
C2 自動車
U 駐車スペース
E 系統電源
1 (充放電用の)車載電池用パワーコンディショナー
1A (充電用の)車載電池用パワーコンディショナー
1B (放電用の)車載電池用パワーコンディショナー
2 分電盤
20 分電盤受パネル
2a 電線
3 電線管
4 収納ボックス
5 呼び線
6 充放電システム用開閉装置
6A 充電システム用開閉装置
6B 放電システム用開閉装置
7 電線管
81 (充電用の)電線
82 (放電用の)電線
83 (車載電池用パワーコンディショナーに付属の)コード

Claims (9)

  1. 系統電源に接続されるとともに建物の家電負荷が接続される分電盤から供給される交流電力を、直流電力に変換して車載蓄電池へ供給したり、当該車載蓄電池から出力される直流電力を、交流電力に変換して前記分電盤へ供給したりする車載電池用パワーコンディショナーを備えた充放電システムを将来的に施工可能な充放電システムの予備施工方法であって、
    将来設置が想定される前記車載電池用パワーコンディショナーの設置位置を想定し、
    前記分電盤と前記車載電池用パワーコンディショナーの想定された前記設置位置との間に配設される電線の想定配設位置である前記建物の基礎内と前記建物の外側の地中内の部分に、電線管を予め埋設しておくことを特徴とする充放電システムの予備施工方法。
  2. 前記電線管内には、前記電線を通す際に用いる呼び線を配設しておくことを特徴とする請求項1に記載の充放電システムの予備施工方法。
  3. 前記分電盤の近傍には、充放電システム用開閉装置を設置可能なスペースを予め設けておくことを特徴とする請求項1又は2に記載の充放電システムの予備施工方法。
  4. 系統電源に接続されるとともに建物の家電負荷が接続される分電盤から供給される交流電力を、直流電力に変換して車載蓄電池へ供給する車載電池用パワーコンディショナーを備えた充電システムを将来的に施工可能な充電システムの予備施工方法であって、
    将来設置が想定される前記車載電池用パワーコンディショナーの設置位置を想定し、
    前記分電盤と前記車載電池用パワーコンディショナーの想定された前記設置位置との間に配設される電線の想定配設位置である前記建物の基礎内と前記建物の外側の地中内の部分に、電線管を予め埋設しておくことを特徴とする充電システムの予備施工方法。
  5. 前記電線管内には、前記電線を通す際に用いる呼び線を配設しておくことを特徴とする請求項4に記載の充電システムの予備施工方法。
  6. 前記分電盤の近傍には、充電システム用開閉装置を設置可能なスペースを予め設けておくことを特徴とする請求項4又は5に記載の充電システムの予備施工方法。
  7. 車載蓄電池又は車載燃料電池から出力される直流電力を、交流電力に変換して、系統電源に接続されるとともに建物の家電負荷が接続される分電盤へ供給する車載電池用パワーコンディショナーを備えた放電システムを将来的に施工可能な放電システムの予備施工方法であって、
    将来設置が想定される前記車載電池用パワーコンディショナーの設置位置を想定し、
    前記分電盤と前記車載電池用パワーコンディショナーの想定された前記設置位置との間に配設される電線の想定配設位置である前記建物の基礎内と前記建物の外側の地中内の部分に、電線管を予め埋設しておくことを特徴とする放電システムの予備施工方法。
  8. 前記電線管内には、前記電線を通す際に用いる呼び線を配設しておくことを特徴とする請求項7に記載の放電システムの予備施工方法。
  9. 前記分電盤の近傍には、放電システム用開閉装置を設置可能なスペースを予め設けておくことを特徴とする請求項7又は8に記載の放電システムの予備施工方法。
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