JP2016139576A - 鉛蓄電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】ボルト端子と圧着端子との適切な固定が長期間に亘って確実に維持される鉛蓄電池を実現する。
【解決手段】複数の極板が収容された筐体を閉塞する蓋体4と、蓋体4に形成された収容部20に収容された端子台座21と、前記複数の極板を一体化させるストラップ14と、ストラップ14から上方に伸び、端子台座21の下面21bに接続される極柱16と、収容部20に充填され、端子台座21および極柱16を封止する熱硬化性樹脂22と、端子台座21に埋め込まれた頭部31と端子台座21の上面21aから突出する軸部32とを備え、軸部32の外周面にねじが形成されているボルト端子30と、を有し、軸部32が連接されている頭部31の上面33が、端子台座21の上面21aと同一又はそれよりも上方に位置している。
【選択図】図5

Description

本発明は、鉛蓄電池に関するものであり、特に鉛蓄電池の端子構造に関するものである。
一般的な鉛蓄電地は、筐体と該筐体の開口部を閉塞する蓋体とを有する。鉛蓄電池の筐体は“電槽”と呼ばれることもある。筐体には、複数の正極板および複数の負極板が電解液と一緒に収容されている。複数の正極板は正極用ストラップに接続されており、複数の負極板は負極用ストラップに接続されている。正極用ストラップおよび負極用ストラップからはそれぞれ上方に向かって極柱が伸びており、それぞれの極柱は端子台座に接続されている。さらに、正極用の端子台座には正極端子が接続されており、負極用の端子台座には負極端子が接続されており、それら端子の一部が蓋体から外部に突出している。蓋体から突出している正極端子および負極端子の突出部の外周面にはねじが形成されていることがあり、かかる端子は特に“ボルト端子”と呼ばれ、他の端子と区別される場合がある。
上記のようなボルト端子を備える鉛蓄電池を使用する際には、ケーブルの端部に装着されている圧着端子やバスバー等の電気接続導体が正極用のボルト端子および負極用のボルト端子のそれぞれに固定される。例えば、電気接続導体の一例である環状の圧着端子が正極用のボルト端子および負極用のボルト端子のそれぞれに固定される。具体的には、圧着端子をボルト端子の突出部に通し、その圧着端子の上から突出部にナットをねじ結合させる。圧着端子は、端子台座とナットとの間に挟まれて固定される。尚、電気接続導体とナットとの間にワッシャを介在させることもあり、この場合、電気接続導体は、ワッシャを介して端子台座とナットとの間に挟まれる。
特開2001-185202号公報
上記のように、圧着端子やバスバー等の電気接続導体は、ボルト端子にねじ結合されたナットによって、端子台座に押し付けられる。しかし、一般的な端子台座は軟質な鉛合金によって作られており、硬度が低い。このため、端子台座に圧着端子が押し付けられ続けると、端子台座の電気接続導体と当接している部分が沈下する。すなわち、端子台座と電気接続導体との間に僅かな隙間が発生し、ナットが緩みやすくなる。
本発明の目的は、ボルト端子と電気接続導体との適切な固定が長期間に亘って確実に維持される鉛蓄電池を提供することである。
本発明の鉛蓄電池は、積層された複数の極板を収容する筐体と、前記筐体の開口部を閉塞する蓋体と、前記蓋体に形成された収容部に収容された端子台座と、前記複数の極板を一体化させるストラップと、前記ストラップから上方に伸び、前記端子台座の下面に接続される極柱と、前記収容部に充填され、前記端子台座および前記極柱の少なくとも一部を封止する封止材と、前記端子台座に埋め込まれた頭部と前記端子台座の上面から突出する軸部とを備え、該軸部の外周面にねじが形成されているボルト端子と、を有し、前記軸部が連接されている前記頭部の上面が、前記端子台座の上面と同一又はそれよりも上方に位置している。
本発明の一態様では、前記ボルト端子の前記頭部は、その上面から該上面と反対側の下面に向かって裾広がりに形成される。
本発明の他の態様では、前記頭部の前記上面は多角形であり、前記頭部の前記下面は、前記上面よりも面積が大きな多角形であり、前記上面と前記下面との間の側面は、複数の平面によって構成される。
本発明によれば、ボルト端子と圧着端子との適切な固定が長期間に亘って確実に維持される鉛蓄電池が実現される。
鉛蓄電池の全体構造を模式的に示す分解斜視図である。 端子台座の周辺構造を示す拡大断面図である。 (A)はボルト端子の拡大側面図であり、(B)は拡大上面図である。 ボルト端子と圧着端子との接続工程を示す説明図である。 ボルト端子と圧着端子との接続状態を示す拡大断面図である。 (A)は比較対象であるボルト端子の拡大側面図であり、(B)は拡大下面図である。 ボルト端子の台座への埋め込み状態を示す拡大断面図である。 比較対象であるボルト端子の台座への埋め込み状態を示す拡大断面図である。 実験結果を示す図である。 ボルト端子の端子台座への埋め込み状態の一例を示す拡大断面図である。
以下、本発明の鉛蓄電池の実施形態の一例について図面を参照しながら詳細に説明する。図1に示されるように、本実施形態に係る鉛蓄電池1は、上部が開口した筐体2と、筐体2の開口部3を閉塞する蓋体4と、を有する。筐体2は“電槽”と呼ばれることもあり、以下の説明では筐体2を“電槽2”と呼ぶ。
電槽2の内部には積層された複数の極板10が収容されている。具体的には、複数の正極板11と複数の負極板12とがセパレータ13を介して交互に積層されている。尚、セパレータ13は、“隔離板”または“リテーナ”と呼ばれることもある。正極板11には正極活物質が塗布され、負極板12には負極活物質が塗布されている。また、セパレータ13には電解液(本実施形態では、希硫酸)が含浸されている。
それぞれの正極板11には耳部11aが突設されており、それら耳部11aは正極ストラップ14に接続されている。同様に、それぞれの負極板12には耳部12aが突設されており、それら耳部12aは負極ストラップ15に接続されている。すなわち、複数の正極板11は共通の正極ストラップ14に接続されて一体化されており、複数の負極板12は共通の負極ストラップ15に接続されて一体化されている。
正極ストラップ14および負極ストラップ15は極板10の積層方向に延びており、それぞれのストラップ14,15の長手方向一端側には極柱16が設けられている。具体的には、正極ストラップ14の長手方向一端側には上方に伸びる正極柱16aが設けられており、負極ストラップ15の長手方向一端側には上方に伸びる負極柱16bが設けられている。正極柱16aと負極柱16bは、極板10の積層方向において互いに反対側に配置されている。すなわち、正極柱16aは極板10の積層方向一端側に配置され、負極柱16bは極板10の積層方向他端側に配置されている。もっとも、極柱16に関する上記配置は一例であり、例えば、正極柱16aおよび負極柱16bが同一の側に配置されることもある。
図2に示されるように、蓋体4には、電槽2(図1)の内側に向かって凹んだ収容部20が形成されている。収容部20には略平板形状の端子台座21が収容されており、この端子台座21に極柱16が接続されている。図2には、正極柱16aが接続された正極用の端子台座21の周辺構造が示されている。図示はされていないが、図1に示されている負極柱16bが接続される負極用の端子台座の周辺構造は、図2に示されている構造と同一である。そこで、以下、正極用の端子台座の周辺構造について説明し、負極用の端子台座の周辺構造に関する説明は省略する。
図2に示されるように、端子台座21の下面21bには、正極柱16aの上端が接合されている。それぞれの正極板11(図1)の耳部11aが、正極柱16aが設けられている正極ストラップ14に接続されていることは既述のとおりである。すなわち、複数の正極板11(図1)は、正極柱16aを介して端子台座21に接続されている。尚、端子台座21と正極柱16aとの接合方法は特定の方法に限られるものではなく、例えば、はんだ溶接、アーク溶接、ガス溶接等の接合方法を用いることができる。
収容部20には封止材としての熱硬化性樹脂22が充填されており、この熱硬化性樹脂22によって端子台座21および端子台座21に接続されている正極柱16aの一部(上部)が封止されている。封止材としての熱硬化性樹脂22には、例えばエポキシ樹脂が用いられる。もっとも、封止材としての熱硬化性樹脂は特定の熱硬化性樹脂に限定されるものではない。
収容部20の開口面は蓋体4の上面4aと同じ高さであり、収容部20に収容されている端子台座21の上面21aも蓋体4の上面4aと同じ高さである。そして、熱硬化性樹脂22は収容部20の開口面まで充填されている。すなわち、蓋体4の上面4a,端子台座21の上面21aおよび熱硬化性樹脂22の上面22aは互いに同一の高さ、つまり面一である。
端子台座21にはボルト端子30が一体に設けられている。ボルト端子30は、黄銅(C2800W)によって形成されており、頭部31および軸部32を有する。また、ボルト端子30の表面には電解ハンダメッキが施されている。ボルト端子30の頭部31は端子台座21に埋め込まれており、軸部32は端子台座21の上面21aから突出している。さらに、端子台座21から突出している軸部32は円柱形状を有し、その外周面にはねじ(雄ねじ)が形成されている。
図3(A)に示されるように、ボルト端子30の軸部32は、ボルト端子30の頭部31の上面33に連接されている。換言すれば、軸部32が連接されている面が頭部31の上面33であり、上面33と反対側の一面が頭部31の下面34である。図3(A),(B)に示されるように、頭部31の上面33および下面34は多角形(本実施形態では、六角形)である。上面33と下面34は互いに相似であるが、下面34は上面33よりも面積が大きい。
頭部31の上面33と下面34の対応する辺同士は、それぞれ平面35aによって繋がれている。すなわち、頭部31の側面35は複数の平面35aによって構成されており、上面33および下面34が六角形である本実施形態では、6つの平面35aによって頭部31の側面35が構成されている。換言すれば、頭部31の側面35を構成している平面35aは、頭部31の下面34を底面とする六角錐の角錐面の一部である。よって、頭部31の側面35を構成している各平面35aは、上部が相対的に軸部32に近接し、下部が相対的に軸部32から離反するように傾斜したテーパ面となっている。総じて、ボルト端子30の頭部31は、上面33から下面34に向かって裾広がりに形成されている。
次に、上記形状を有するボルト端子30の各部の寸法について述べる。もっとも、以下に述べる寸法が一例であることはもちろんである。図3(A)に示されている軸部32の直径(D)は6mm、軸部32の全長(L)は14mmである。頭部31の厚み(T)は6mm、側面35(平面35a)のテーパ角(θ)は14度である。また、図3(B)に示されている頭部上面33における対向頂点間距離(α)は11mmであり、頭部下面34における対向頂点間距離(β)は14mmである。
再び図2を参照する。上記形状および寸法を有するボルト端子30の頭部31は、その上面33が端子台座21の上面21aと同一の高さとなるように、端子台座21に埋め込まれている。上記のように、端子台座21の上面21aは、蓋体4の上面4aおよび熱硬化性樹脂22の上面22aと同一の高さである。すなわち、頭部上面33と、頭部上面33の周囲の端子台座上面21aと、端子台座上面21aの周囲の熱硬化性樹脂上面22aと、熱硬化性樹脂上面22aの周囲の蓋体上面4aと、は全て同一の高さである。
本実施形態に係る鉛蓄電池1を使用する際には、図2に示されているボルト端子30にケーブルの端部に装着されている電気接続導体(本実施形態では、環状の圧着端子)が固定される。具体的には、図4に示されるように、圧着端子40およびワッシャ41をこの順でボルト端子30の軸部32に通した後、ワッシャ41の上からナット42を軸部32にねじ結合させる。すると、図5に示されるように、圧着端子40がボルト端子30の頭部上面33とワッシャ41との間に挟まれて固定される。すなわち、ナット42の締め付けによって圧着端子40に作用する力は、端子台座上面21aではなく、頭部上面33によって受け止められる。よって、端子台座上面21aの圧着端子40と当接する部分が沈下することはなく、圧着端子40と端子台座上面21aおよび頭部上面33との間に隙間が生じることもない。したがって、ボルト端子30と圧着端子40との適切な固定が長期間に亘って確実に維持される。尚、電気接続導体であるバスバー等である場合にも、ボルト端子30と電気接続導体との適切な固定が長期間に亘って確実に維持されることは明らかである。
また、本実施形態では、端子台座21に埋め込まれているボルト端子30の頭部31が裾広がりに形成されているので、頭部31の抜けが抑制される。さらに、頭部31の側面35が複数の平面(テーパ面)35aによって構成されているので、ナット42の締め付けに伴って頭部31に大きなトルクが作用しても、頭部31が回転しにくい。換言すれば、ナット42の締め付けに伴って頭部31に作用するトルクが頭部側面35を構成する複数の平面35aに分散され、特定の部位に集中することがない。よって、ナット42を大きなトルクで確実に締め付けることができる。かかる効果を確認すべく本件発明者らが行った実験の結果について説明する。本実験では、比較対象として、図6(A),(B)に示される形状および寸法のボルト端子50を用意した。図6(A),(B)に示されているボルト端子50は、黄銅(C2800W)によって形成されており、円柱形状の頭部51と、頭部51よりも直径が小さな円柱形状の軸部52とを有する。また、頭部下面54には、軸部52と逆向きに延びる円柱形状の延長部56が設けられており、延長部56の外周面には4つの凹凸部57が等間隔で形成されている。それぞれの凹凸部57は、1/4球形状の凸部と1/4球形状の凹部との組み合わせによって構成されている。さらに、ボルト端子50の表面には、ボルト端子30(図3)と同様に電解ハンダメッキが施されている。
図6(A)に示されている軸部52および延長部56の直径(D1)は6mm、軸部52の全長(L1)は20mm、延長部56の全長(L2)は9mm、頭部51の厚み(T)は4mmである。また、図6(B)に示されている頭部51の直径(D2)は11mm、凹凸部57の直径(D3)は3mmである。
本実験では、図7に示されるように、ボルト端子30の頭部31を縦30mm,横30mm,厚み20mmの鉛合金製の台座60に埋め込んだ。また、図8に示されるように、ボルト端子50の頭部51を縦30mm,横30mm,厚み30mmの鉛合金製の台座60に埋め込んだ。それぞれのボルト端子30,50の頭部31,51は、その上面33,53が台座60の上面60aと同じ高さになるように台座60に埋め込んだ。尚、台座60の材料である鉛合金は、鉛に対しスズ(錫)を0.6質量%添加した鉛合金である。また、ボルト端子50が埋め込まれている台座60(図8)の厚みが、ボルト端子30が埋め込まれている台座60(図7)の厚みよりも厚いのは、ボルト端子50が延長部56を備えているからである。
本実験では、図7,図8に示されているボルト端子30,50の軸部32,52に、圧着端子40,ワッシャ41およびナット42をこの順で装着し、ナット42を異なる締め付けトルクで締め付け、台座60の変形状態を目視で確認した。実験結果を図9に示す。
比較対象であるボルト端子50では、ナット42の締め付けトルクが14.1[Nm]のときに台座60の変形が確認された。一方、本実施形態におけるボルト端子30では、ナット42の締め付けトルクが14.1[Nm]のときにも台座60の変形は確認されなかった。比較対象であるボルト端子50では、ナット42の締め付けによる応力が延長部56に設けられている凹凸部57と台座60との界面に集中した結果、台座60が変形したものと考えられる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、図10に示されるように、端子台座上面21aを熱硬化性樹脂上面22aよりも上方に位置させ、この端子台座上面21aとボルト端子30の頭部上面33とを同じ高さに位置させてもよい。図10に示される実施形態においても、ナット42の締め付けにより圧着端子40に作用する力は、端子台座上面21aではなく、頭部上面33によって受け止められる。よって、端子台座上面21aの圧着端子40と当接する部分が沈下することはなく、圧着端子40と端子台座上面21aおよび頭部上面33との間に隙間が生じることもない。
ボルト端子の材料、形状,寸法は適宜変更することができる。例えば、ボルト端子の頭部上面や頭部下面は、三角形,四角形または八角形などの六角形以外の多角形または正多角形に変更することができる。この場合、頭部上面および頭部下面の形状に応じて頭部側面を構成する平面の数が増減することは明らかである。
ボルト端子の頭部下面を端子台座下面よりも下方に位置させてもよい。すなわち、頭部上面が端子台座上面と同一又はそれよりも上方に位置している限りにおいて、頭部の一部(例えば、頭部の下部)を端子台座の外に露出させてもよい。もっとも、頭部を含むボルト端子の腐食を回避する観点からは、頭部の露出はなるべく少ないことが好ましい。
ボルト端子の頭部の厚みに関する設計の自由度を高める観点からは、極柱とボルト端子とが水平方向にずれていることが好ましい。換言すれば、極柱とボルト端子とが上下に重なっていないことが好ましい。
1 鉛蓄電池
2 筐体(電槽)
4 蓋体
4a 上面(蓋体上面)
10 極板
11 正極板
12 負極板
13 セパレータ
14 正極ストラップ
15 負極ストラップ
16 極柱
16a 正極柱
16b 負極柱
20 収容部
21 端子台座
21a 上面(端子台座上面)
21b 下面(端子台座下面)
22 熱硬化性樹脂
22a 上面(熱硬化性樹脂上面)
30,50 ボルト端子
31,51 頭部
32,52 軸部
33 上面(頭部上面)
34,54 下面(頭部下面)
35 側面(頭部側面)
35a 平面
40 圧着端子
41 ワッシャ
42 ナット
56 延長部
57 凹凸部
60 台座
60a (台座の)上面

Claims (3)

  1. 積層された複数の極板を収容する筐体と、
    前記筐体の開口部を閉塞する蓋体と、
    前記蓋体に形成された収容部に収容された端子台座と、
    前記複数の極板を一体化させるストラップと、
    前記ストラップから上方に伸び、前記端子台座の下面に接続される極柱と、
    前記収容部に充填され、前記端子台座および前記極柱の少なくとも一部を封止する封止材と、
    前記端子台座に埋め込まれた頭部と前記端子台座の上面から突出する軸部とを備え、該軸部の外周面にねじが形成されているボルト端子と、を有し、
    前記軸部が連接されている前記頭部の上面が、前記端子台座の上面と同一又はそれよりも上方に位置している、
    鉛蓄電池。
  2. 請求項1に記載の鉛蓄電池であって、
    前記ボルト端子の前記頭部は、その上面から該上面と反対側の下面に向かって裾広がりに形成されている、
    鉛蓄電池。
  3. 請求項2に記載の鉛蓄電池であって、
    前記頭部の前記上面は多角形であり、
    前記頭部の前記下面は、前記上面よりも面積が大きな多角形であり、
    前記上面と前記下面との間の側面は、複数の平面によって構成されている、
    鉛蓄電池。
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