JP2016137979A - 給送装置及びその制御方法、プログラム - Google Patents

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隼一 諏訪
Junichi Suwa
隼一 諏訪
憲也 金城
Noriya Kaneshiro
憲也 金城
悠也 田中
Hisaya Tanaka
悠也 田中
真充 富田
Masamitsu Tomita
真充 富田
松本 浩司
Koji Matsumoto
浩司 松本
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Abstract

【課題】 原稿を効率的かつ正常に原稿給送装置にセットする。
【解決手段】 シート載置部に載置されたシートを搬送する給送部、給送部によって搬送されるシートを分離する分離部を備える。また、分離部よりもシート搬送方向上流側に設けられ、シート載置部に載置されたシートの先端を規制する規制位置と、分離部へシートが搬送されるのを許容する許容位置とに移動可能な規制部を備える。分離部によって分離されたシートを排出位置に向けて搬送する。シートが排出位置に搬送されたことを検知する。シート検知位置よりシート搬送方向上流側でシートを検知する。そのシートが検知されることに応じて、規制部を規制位置に移動させる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、原稿を装置内部に給紙、搬送する給送技術に関するものである。
従来、原稿読取装置に対して読取原稿を自動で給紙搬送する自動原稿給送装置(ADF:Auto Document Feeder)がある。
一般的に、ADFは、原稿が積載される原稿トレイと、原稿トレイから原稿をピックアップして搬送するピックアップローラとを備えている。また、ADFは、ピックアップローラから搬送された原稿を1枚ずつに分離して下流へ搬送する分離部や、原稿トレイ上にセットされる原稿の先端を規制するシャッター部材を備えている。
原稿搬送が開始されると、ADF内部へ原稿を給送するために、シャッターが開かれ、読み取った原稿の排紙が完了すると、ADFの初期化動作として、シャッターが閉じられる。このシャッターの初期化タイミングは、前述したように読み取った原稿の排紙が完了した時や、特許文献1のように「ADF開閉時」に行われることがある。
特開2005−277533号公報
しかしながら、ADFによる読取動作ジョブにおいて、シャッターの初期化が行われていない状態で、ADFの積載トレイ上に原稿がセットされることがある。この場合、シャッターが開いた状態であるために、シャッターよりも原稿搬送方向下流にある分離部まで原稿をセットできてしまい、原稿給紙時の分離動作を正常に行えなくなる可能性がある。また、分離動作が正常に行われないと、原稿の重送、原稿のジャム、ジャムによる原稿ダメージ、ページの読み飛ばし、FAX誤送信等が発生する恐れがある。
本発明は上記の課題を鑑みてなされたものであり、原稿を効率的かつ正常にセットすることができる技術を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明による給送装置は以下の構成を備える。即ち、
シート載置部に載置されたシートを搬送する給送手段と、
前記給送手段によって搬送されるシートを分離する分離手段と、
前記分離手段よりもシート搬送方向上流側に設けられ、前記シート載置部に載置された前記シートの先端を規制する規制位置と、前記分離手段へ前記シートが搬送されるのを許容する許容位置とに移動可能な規制手段と、
前記分離手段によって分離された前記シートを排出位置に向けて搬送する搬送手段と、
前記搬送手段により前記シートが排出位置に搬送されたことを検知する第1の検知手段と、
前記第1の検知手段によるシート検知位置よりシート搬送方向上流側で前記シートを検知する第2の検知手段と、
前記第2の検知手段によって前記シートが検知されることに応じて、前記規制手段を前記規制位置に移動させる制御手段と
を備える。
本発明によれば、原稿を効率的かつ正常にセットすることができる。
自動原稿給送装置の断面図である。 ピックアップローラの上昇時と下降時の断面図である。 自動原稿給送装置の制御構成を示すブロック図である。 自動原稿給送装置の動作を示すフローチャートである。 自動原稿給送装置の動作を示すフローチャートである。 自動原稿給送装置の動作を示すフローチャートである。 自動原稿給送装置の初期化動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は自動原稿給送装置の断面図である。
図1に示すように、自動原稿給送装置1は、シートである原稿Dの搬送方向(矢印K1方向)に沿って、原稿載置トレイ(原稿載置部)T1、搬送パスP1、及び排紙トレイT2を備えている。また、自動原稿給送装置1は、搬送パスP1における下流端近傍と上流端近傍とを接続する搬送パスP2を備えている。
原稿載置トレイT1は、搬送パスP1に近い側が緩く傾斜していて、画像が読み取られる複数枚の原稿Dが積層状態でセットされる。セットされた原稿Dは、先端(搬送パスP1側の端部)がシャッター12によって位置決めされ、側端が位置決め部材(不図示)によって給送位置(不図示)に位置決めされる。原稿載置トレイT1に載置される原稿Dは、読取対象となる画像を有する面を上方に向けて載置される。尚、表裏両面(1面と2面)に読取対象となる画像を有する場合には、先に読み取られる1面を上方に向けて載置される。
搬送パスP1は、原稿載置トレイT1から給送された原稿Dを、半円状にUターンさせて流し読みガラス(画像読取位置)Gに導き、更に、画像読取後の原稿Dを、斜めに上昇させて排紙トレイT2まで導くように構成されている。搬送パスP2は、搬送パスP1における排紙トレイT2近傍の分岐点B1で分岐し、搬送パスP1における原稿載置トレイT1近傍のレジストローラ14の手前の合流点B2で搬送パスP1に合流している。搬送パスP2は、1面の画像が読み取られて表裏反転された原稿Dを、レジストローラ14に導くものである。
自動原稿給送装置1には、原稿Dを給搬送するための複数のローラ等の部材(給送部)が配設されている。原稿載置トレイT1の下流端側の上方には、ピックアップローラ11が配設されている。また、搬送パスP1に沿って、シャッター12、分離ローラ13a、分離パッド13b、レジストローラ14、リードローラ15、押圧ころ16、排紙ローラ17、及び接離可能な排紙反転ローラ18が配設されている。
分離ローラ13aは、分離パッド13bとともに、ピックアップローラ11によって給紙される原稿Dを分離してレジストローラ14に搬送する。レジストローラ14は、停止時にそのニップ部に搬送されてきた原稿Dの先端が当接されることで、原稿Dのレジストレーションを行う。リードローラ15は、レジストローラ14から搬送されてきた原稿Dを、流し読みガラスGに搬送する。押圧ころ16は、搬送される原稿Dの浮き上がりを規制する。排紙ローラ17は、画像読取後の原稿Dを排紙反転ローラ18に向けて搬送する。排紙反転ローラ18は、画像読取がすべて終了した原稿Dを、図中の反時計回りに正転することで、排紙トレイT2上に排出する。また、原稿Dの1面目の画像読取が終了して、2面目の画像読取を行う際に、図中の時計回りに逆転して、原稿Dをレジストローラ14に向けて搬送する。
図2は自動原稿給送装置1のピックアップローラ11付近の拡大断面図である。この図2を用いて、原稿給紙時におけるピックアップローラ11の動作について説明する。
原稿載置トレイT1上に原稿Dをセットする際には、原稿Dの先端をシャッター12に突き当ててセットする。シャッター12は、ピックアップローラ11と連動している。また、規制部であるシャッター12は、原稿Dの搬送前は、シャッターロック部材12aによって、原稿Dの先端を規制する規制位置でその位置が保持されている。シャッター12は、分離部で(分離ローラ13a及び分離パッド13b)よりもシート搬送方向上流側に設けられ、シート載置部である原稿載置トレイT1に載置された原稿Dの先端を規制する規制位置と、分離部へシートが搬送されるのを許容する許容位置とに移動可能である。
シャッター12の初期化タイミングは、例えば、「ADF開閉時」、「原稿セット時」、「ジョブ終了時」等の原稿給送動作の開始前あるいは終了後がある。初期化後のスタンバイ状態では、図2(a)に示すように、ピックアップローラ11は上昇した位置に待機し、シャッター12は規制位置でロック部材12aによって保持されている。
そして、図2(b)に示すように、原稿搬送が開始されるとき、ピックアップローラ11の駆動に応じてピックアップローラ11が下降し、それに伴いシャッターロック部材12aによるロックが解除され、シャッター12が上昇する。これにより、シャッター12が開放することで原稿Dの搬送が許容され、分離ローラ13aと分離パッド13bによって原稿Dを分離し、搬送する。原稿Dの読取・排紙が完了すると、自動原稿給送装置1の初期化動作として、ピックアップローラ11を上昇させることで、ピックアップローラ11を待機位置へ、シャッター12を規制位置へと移動させる。
図3は自動原稿給送装置1の内部構成を示すブロック図である。
自動原稿給送装置1は、全体の動作を制御するCPU(制御部)50を備えている。CPU50には、システムバス56を介して、RAM51、ROM52、通信I/F53、ソレノイドSL、画像読取部54、画像処理部55、分離クラッチC1、及び操作部57が接続されている。更に、CPU50には、システムバス56を介して、原稿サイズ検知センサS10、原稿検知センサS11、最終紙検知センサS12、分離モータM1、リードモータM2、レジストセンサ(レジセンサ)S13が接続されている。更に、CPU50には、システムバス56を介して、リードセンサS14、タイミングセンサS15、排紙センサS16、及びレジストクラッチ(レジクラッチ)C2が接続されている。
RAM51は、CPU50の作業領域及びデータの一時記憶領域である。ROM52は、自動原稿給送装置1を駆動するためのファームウェアプログラムや、ファームウェアプログラムを制御するためのブートプログラムが書き込まれており、これらはCPU50によって使用される。通信I/F53は、システムコントローラあるいは外部装置と接続され、これを介して原稿搬送の指示や、画像データ等が転送される。ソレノイドSLは、排紙反転ローラ18(図1)を接離(当接・離間)させる。画像読取部54は、搬送される原稿Dの画像を光学的に読み取り、画像処理部55により画像判定や画像補正等の画像処理を行い、通信I/F53を介してシステムコントローラに出力することができる。画像処理部55には、流し読みガラスGで読み取られた画像の印刷率を算出する印刷率算出部と、この印刷率算出部によって算出された印刷率が所定の印刷率以上であるか否かを判断する印刷率判断部とが含まれている。この印刷率は、例えば、画像上に存在する印字数や、白領域に基づいて算出することができる。
分離クラッチC1は、分離ローラ13a、ピックアップローラ11に対して分離モータM1の回転を接断する。即ち、分離ローラ13aとピックアップローラ11は、分離クラッチC1が作動して、分離モータM1の回転力を受けなくなると、原稿を搬送する原稿搬送動作を停止するようになっている(原稿搬送動作を停止可能になっている)。尚、分離ローラ13aとピックアップローラ11は、プランジャ(不図示)によって、原稿に接離できるようにし、プランジャが作動して、原稿から離れさせられたときも原稿搬送動作を停止するように構成されている。
原稿サイズ検知センサS10は、原稿Dのサイズ(例えば、A4サイズ、B4サイズ、A3サイズ等)を検知する。原稿検知センサS11は、原稿載置トレイT1上にセットされた原稿Dの有無を検知する。最終紙検知センサS12は、原稿載置トレイT1上にセットされている原稿Dの有無、つまり、原稿Dの最終原稿である紙を読み込んだか否かを検知する。最終紙検知センサS12は、シートである原稿Dが有る場合は「ON」となり、原稿Dが無い場合は「OFF」となるシート検知部として機能する。
リードモータM2は、レジストローラ14、リードローラ15及び排紙ローラ17を回転駆動する。レジセンサS13は、レジストローラ14の付近に配設されていて、レジストローラ14に搬送される原稿Dを検知する。リードセンサS14は、リードローラ15の付近に配設されていて、画像読取部54による画像の読取開始タイミングを検出する。タイミングセンサS15は、分離ローラ13aの付近に配設されていて、搬送されてくる原稿Dの端部(先端/後端)を検知することで、ピックアップローラ11によって原稿Dを給紙するタイミングが制御される。排紙センサS16は、分岐点B1の付近に配設されていて、流し読みガラスGで画像が読み取られた原稿Dが排出位置に搬送されたことを検知する。レジストクラッチC2は、レジストローラ14に対し、分離モータM1の回転を接断する。いずれのセンサにおいても、搬送時の原稿Dの遅延や滞留を検出することで、ジャムの検出をすることも可能となっている。
尚、構成例として、原稿Dを搬送するために必要な搬送駆動は、搬送駆動が2モータで駆動する構成である。具体的には、ピックアップローラ11及び分離ローラ13aとレジストローラ14が同一駆動(連動)、リードローラ15と排紙ローラ17が同一駆動(連動)となる。
また、CPU50は、ROM52に記憶されるプログラムを読み出し、RAM51上で実行することにより、自動原稿給送装置1の各種構成要素の動作を制御することができる。また、自動原稿給送装置1あるいは自動原稿給送装置1が搭載される画像読取装置への各種操作や設定は、操作部57を介して行われる。操作部57は、例えば、表示部(液晶ディスプレイ、LED等)、指示部(ボタン、タッチパネル)等から構成され、読取指示や部数設定、読取原稿サイズの指定、変倍等の各種操作を行うことができる。
次に、自動原稿給送装置1の動作として、シャッター12の開閉(初期化)動作について説明する。図2で示したように、シャッター12は、原稿Dの読取指示によってピックアップローラ11が下降することで開かれ、ピックアップローラ11が上昇することで閉じられる。
このような構成において、本実施形態では、特に、シャッター12の初期化がまだ行われていない状態で、次原稿が原稿載置トレイT1にセットされて、それが装置内部までにセットされてしまうことを防止する構成を実現する。
具体的には、読取動作の開始によって、シャッター12を開いたら、処理対象の原稿Dがシャッター12を通過したか否かを判定し、通過したと判定できる時点で、即座にシャッター12を閉じるようにする。これにより、シャッター12が開放され続けてしまっている状態を極力少なくして、次原稿が装置内部までにセットされてしまうことを防止する。
ここで、搬送対象の原稿Dがシャッター12を通過したことを判定する通過判定機能としては、自動原稿給送装置1の搬送路に配設されている検知部である各種センサの少なくとも1つを用いて実現することができる。ここで、シャッター12を原稿Dが通過するとは、原稿Dの先端がシャッター12に達した場合、原稿Dの後端がシャッター12に達した場合、あるいは原稿Dの任意の位置がシャッター12に達した場合の少なくともいずれかを含むものとする。ここで、シャッター12に達するとは、例えば、シャッター12が開いている状態で、そのシャッター12の任意の位置(例えば、シャッター12の先端)から搬送路に向けて鉛直下に延びる線分と搬送されてくる原稿Dとが交差する位置に原稿Dが達することを意味する。
通過判定機能は、例えば、原稿検知センサS11が原稿Dの先端を検知して、所定時間経過したら、シャッター12を原稿Dが通過したと判定する。ここで、所定時間とは、指定されたサイズの原稿Dをその先端から後端までの長さを搬送するのに要する時間である。
あるいは、通過判定機能は、原稿検知センサS11が原稿Dの先端を検知したら、シャッター12の配下を原稿Dが通過したと判定する。
あるいは、通過判定機能は、タイミングセンサS15が原稿Dの先端/後端を検知したら、シャッター12の配下を原稿Dが通過したと判定する。
あるいは、通過判定機能は、レジセンサS13/リードセンサS14が原稿Dの先端/後端を検知したら、シャッター12の配下を原稿Dが通過したと判定する。
あるいは、通過判定機能は、原稿サイズ検知センサS10あるいは最終紙検知センサS12が原稿載置トレイT1上にセットされている原稿Dがないことを検知したら、シャッター12の配下を原稿Dが通過したと判定する。
尚、原稿通紙中にシャッター12を下降させても原稿に傷がつかないような場合は、上述したような通過判定機能を用いて原稿Dがシャッター12の配下を通過しているときにシャッター12を下降させてもよい。
いずれの場合においても、ここでは、原稿Dの自動原稿給送装置1内部への搬送が開始した後で、かつ画像読取部54による流し読みガラス(画像読取位置)Gよりも原稿Dの搬送方向上流側で通過判定機能による判定を行う。そして、その判定結果に応じて、シャッター12の開閉を制御する。
このような構成により、原稿Dの給搬送が開始しても、必要最小限の時間だけ、シャッター12を開け、それ以外の時間はシャッター12を閉じるので、次原稿が装置内部までにセットされてしまうことを防止することができる。
尚、ここでの通過判定機能は、自動原稿給送装置1の搬送路に配設されている各種センサの少なくとも1つを用いて実現しているが、これに限定されない。例えば、原稿Dを搬送する搬送量(つまり、各種ローラの回転量)を監視しておき、その回転量に応じて、原稿Dがシャッターの配下を通過したこと(シート搬送方向下流側に搬送されたこと)を判定するようにしても良い。
次に、自動原稿給送装置1の通過判定機能によるシャッター12の開閉動作について、図4のフローチャートを用いて説明する。尚、図4に示すフローチャートは、CPU50がROM52に記憶されるプログラムを読み出し、RAM51上で実行することにより実現される。
ユーザによって画像読取が指示されると、CPU50は、流し読みガラス(画像読取位置)Gでの流し読みスキャン(DFスキャン)の開始の指示であるか否かを判定する(S101)。この判定は、例えば、原稿載置トレイT1に原稿がセットされているか否かを、原稿サイズ検知センサS10、原稿検知センサS11、あるいは最終紙検知センサS12の少なくとも1つの検知結果(シート検知位置)に基づいて行う。
判定の結果、DFスキャンの開始の指示でない場合(S101でNO)、指示があるまで待機する。一方、判定の結果、DFスキャンの開始の指示である場合(S101でYES)、CPU50は、シャッター12を開ける(S102)。CPU50は、ピックアップローラ11及び分離ローラ13aを駆動して、原稿Dの装置内への給紙、分離動作を実行する(S103)。CPU50は、原稿Dがシャッター12を通過したか否かを判定する(S104)。尚、この判定は、上述の通過判定機能を用いて行う。
判定の結果、原稿Dがシャッター12を通過していない場合(S104でNO)、S103へ戻る。一方、原稿Dがシャッター12を通過した場合(S104でYES)、CPU50は、シャッター12を閉じる(S105)。尚、このシャッター12の開閉動作の詳細については後述する。
上述の図4は本実施形態のシャッター12の開閉動作の基本動作を示したものであり、その開閉動作の具体例と、それに伴う給送動作について、図5及び図6を用いて説明する。
図5は自動原稿給送装置の給送動作を示すフローチャートである。尚、図5に示すフローチャートは、CPU50がROM52に記憶されるプログラムを読み出し、RAM51上で実行することにより実現される。
原稿載置トレイT1に原稿Dがされ、操作部57上よりスキャンを開始するスタートキーが押下されると、CPU50は、原稿検知センサS11の検知結果に基づいて、原稿Dの有無を判定する。そして、CPU50は、その判定結果に基づいて、DFスキャンを開始するか否かを判定する(S201)。判定の結果、開始しない場合(S201でNO)、開始すると判定するまで待機する。一方、判定の結果、開始する場合(S201でYES)、CPU50は、分離モータM1を駆動させ分離クラッチC1を駆動させて、ピックアップローラ11を降下させつつシャッター12の上昇を行う(S202)。その後、CPU50は、原稿Dの給紙・分離を開始する(S203)。
CPU50は、ピックアップローラ11と分離ローラ13で原稿Dを給紙し、レジストローラ14にて原稿Dのレジストレーションを行い、リードローラ15を経て、読取ガラスGまで搬送して、画像読取部54にて原稿Dの読取動作を行う(S204)。
CPU50は、原稿Dの読取動作と並行して、最終紙検知センサS12がOFFであるか否かを判定する(S205)。つまり、原稿Dの最終紙(最終シート)の有無を判定する。判定の結果、原稿載置トレイT1に原稿Dがある場合(S205でYES)、S203に戻る。一方、原稿載置トレイT1に原稿Dがない場合(S205でNO)、つまり、次原稿がない場合、CPU50は、シャッター12を制御可能であるか否かを判定する(S206)。ここでは、例えば、レジセンサS13がOFF、つまり、原稿Dの後端がレジセンサS13を通過して、レジセンサS13が原稿Dを検知していない状態である場合を、シャッター12を制御可能であるとする。つまり、原稿Dの最終紙が搬送されてその後端部がレジセンサS13を通過した時を、シャッター12を制御可能であるとする。
判定の結果、シャッター12を制御可能でない場合(S206でNO)、制御可能となるまで待機する。一方、判定の結果、シャッター12を制御可能である場合(S206でYES)、CPU50は、次原稿が原稿載置トレイT1にセットされているか否かを判定する(S207)。この判定は、原稿検知センサS11による原稿Dの検知状態(ON/OFF)に基づいて行う。
判定の結果、原稿検知センサS11がONである場合、つまり、次原稿が原稿載置トレイT1にセットされている場合(S207でYES)、この状態は、シャッター12を閉じる前に次原稿が原稿載置トレイT1に新たにセットされた可能性がある。そこで、この場合は、原稿セット不良の可能性があると判定して、CPU50は、操作部57の表示部に、その旨を示す原稿セットアラームを出力する(S208)。この原稿セットアラームは、次原稿が取り除かれるまで、つまり、原稿検知センサS11がOFFとなるまで、表示する。また、この際に、原稿を取り除くことを促すメッセージを操作部57の表示部に表示するようにしても良い。更には、シャッター12が閉じられる前は、原稿載置トレイT1に原稿Dを載置不可能であることを示すメッセージ等の警告情報を、操作部57の表示部に表示するようにしても良い。更には、操作部の表示部だけではなく、ランプ等の点灯部で警告情報を出力するようにしても良い。更には、原稿を再度、原稿載置トレイT1に載置することを促す警告情報を出力するようにしても良い。
一方、判定の結果、原稿検知センサS11がOFFである場合、つまり、次原稿が原稿載置トレイT1にセットされていない場合(S207でNO)、CPU50は、ピックアップローラ11を上昇させるとともにシャッター12を閉じる(S209)。尚、原稿搬送後(シート搬送後)に、シャッター12を閉じる降下速度は、電源起動時(電源投入時)等の初期化で行われるシャッター12の降下速度よりも速い降下速度で降下させる。
そして、CPU50は、画像読取部54による読取が終了した原稿Dを排紙トレイT2まで搬送し、排紙する(S210)。
以上の処理によって、シャッター12を閉じる前に、次原稿がシャッター12よりも原稿Dの搬送方向下流にセットされることを防止することができる。そのため、分離動作を正常に行うことができ、原稿Dを正常に搬送することが可能となる。
また、S207にて次原稿が検知された際にシャッター12を閉じる降下速度を、電源起動時等の初期化で行われるシャッター12の降下速度よりも速い降下速度で降下させることで、次原稿がシャッター12よりも原稿Dの搬送方向下流にセットされることをより防止することができる。
図5のフローチャートでは、S206において、シャッター12が制御可能であると判定した時点で、シャッター12を閉じる構成としているが、これに限定されない。例えば、シャッター12が制御可能であり、かつ画像読取が完了したと判定した時点で、シャッター12を閉じる構成とすることもできる。
この場合、図6に示すように、図4のS206における判定として、S306の判定を行う。つまり、S306では、シャッター制御可能であり、かつ画像読取完了であるか否かを判定する。ここでは、シャッター12を制御可能であることは、図4と同様、原稿Dの最終紙が搬送されてその先端部がレジセンサS13を通過した時をシャッター制御可能であるとする。また、画像読取完了であることは、原稿Dが搬送されてその後端部がリードセンサS14を通過して、リードセンサがOFFとなり、その後、所定距離を搬送された時点を、画像読取完了であるとする。
このように、画像読取完了であるか否かを判定してからシャッター12を閉じることで、シャッター12の動作によって振動等が発生する場合には、読み取った画像に影響を与えることを軽減し、原稿Dの搬送を正常に行うことができる。
以上のように、図5あるいは図6の処理によって、最終紙給紙時に、シャッター制御可能であるタイミングで、あるいはシャッター制御可能であり、かつ画像読取完了のタイミングで、即座にシャッター12を閉じる。これにより、シャッター12の開放時に原稿がセットされることによって発生し得る次原稿の重送を未然に防ぎ、原稿のセット不良によるジャムやスキャンミスを防止することが可能となる。
次に、図4のS105、あるいは図5及び図6のS209の処理の詳細について、図7を用いて説明する。
図7は自動原稿給送装置の分離部における初期化動作を示すフローチャートである。
シャッター12を閉じる場合は、CPU50は、分離クラッチC1をONする(S301)。CPU50は、分離モータM1からの駆動を伝えられるようにして、分離モータM1を一定距離分、逆回転させる(S302)。そうすることで、分離部のピックアップローラ11が上昇し、シャッター12が下降する。最後に、CPU50は、分離クラッチC1をOFFする(S303)。これにより、分離モータM1からの駆動がピックアップローラ11に伝わらないようにする。
以上説明したように、本実施形態によれば、先行する原稿の給紙あるいは読取中でも、次原稿が原稿載置トレイにセットされても装置内部の奥まで差し込まれるのを防止することができる。
尚、上記実施形態の自動原稿給送装置1は、例えば、複写機やファクシミリ等の画像読取装置に用いられる原稿給送装置として使用することができる。また、自動原稿給送装置1は、画像読取装置で読み取られた画像に基づいて、記録媒体上に画像を形成すると画像形成装置とその画像読取装置で構成される複合機あるいは複写機の原稿給送装置として使用することもできる。
また、上記実施形態では、ピックアップローラ11の昇降に連動させてシャッター12の開閉を行っているが、ピックアップローラ11とは別にシャッター12を制御する駆動を備えてもよい。
本実施形態の重要な特徴は、画像読取位置Gまでの原稿の搬送路に配設される各種センサの検知結果あるいは搬送用のローラの回転量によって、搬送中の原稿の位置(移動量)を推定できるので、これに応じて、シャッターを閉じても支障のないタイミングを採用することである。
このようなタイミングでシャッターを閉じることで、例えば、両面画像読取のような原稿の両面を読み取るための搬送動作に時間がかかり、シャッターが長時間開放され得るような状態の時に、特に、有効となる。
尚、以上の実施形態の機能は以下の構成によっても実現することができる。つまり、本実施形態の処理を行うためのプログラムコードをシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)がプログラムコードを実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することとなり、またそのプログラムコードを記憶した記憶媒体も本実施形態の機能を実現することになる。
また、本実施形態の機能を実現するためのプログラムコードを、1つのコンピュータ(CPU、MPU)で実行する場合であってもよいし、複数のコンピュータが協働することによって実行する場合であってもよい。更に、プログラムコードをコンピュータが実行する場合であってもよいし、プログラムコードの機能を実現するための回路等のハードウェアを設けてもよい。またはプログラムコードの一部をハードウェアで実現し、残りの部分をコンピュータが実行する場合であってもよい。また、CPUも1つのCPUで全ての処理を行うものに限らず、複数のCPUが適宜連携をしながら処理を行うものとしてもよい。
D:原稿、G:流し読みガラス、T1:原稿載置トレイ、S10:原稿サイズ検知センサ:S10、S11:原稿検知センサ、S12:最終紙原稿検知センサ、S13:レジストセンサ、S14:リードセンサ、S15:タイミングセンサ、S16:排紙センサ、1:自動原稿給送装置、11:ピックアップローラ、12:シャッター、13:分離ローラ、14:レジストローラ、50:制御部、55:画像処理部

Claims (17)

  1. シート載置部に載置されたシートを搬送する給送手段と、
    前記給送手段によって搬送されるシートを分離する分離手段と、
    前記分離手段よりもシート搬送方向上流側に設けられ、前記シート載置部に載置された前記シートの先端を規制する規制位置と、前記分離手段へ前記シートが搬送されるのを許容する許容位置とに移動可能な規制手段と、
    前記分離手段によって分離された前記シートを排出位置に向けて搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により前記シートが排出位置に搬送されたことを検知する第1の検知手段と、
    前記第1の検知手段によるシート検知位置よりシート搬送方向上流側で前記シートを検知する第2の検知手段と、
    前記第2の検知手段によって前記シートが検知されることに応じて、前記規制手段を前記規制位置に移動させる制御手段と
    を備えることを特徴とする給送装置。
  2. 前記制御手段は、前記第2の検知手段の検知結果から、前記シートの後端が前記規制手段よりもシート搬送方向下流側へ搬送されたと判定することで、前記規制手段を前記規制位置に移動する
    ことを特徴とする請求項1に記載の給送装置。
  3. 前記制御手段は、前記搬送手段による前記シートの搬送量に基づいて、前記シートが前記規制手段よりもシート搬送方向下流側に搬送されたことを判定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の給送装置。
  4. 前記制御手段は、前記第2の検知手段の検知の結果に応じて、前記規制手段を前記規制位置へ移動させる場合には、当該給送装置の電源投入に応じて行われる初期化動作の際に前記規制手段を規制位置へ移動させる場合よりも早い速度で前記規制位置へ移動させる
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の給送装置。
  5. 前記シート載置部に載置された前記シートが最終シートであることを検知する第3の検知手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記第2の検知手段による検知結果と前記第3の検知手段による検知結果とから、前記シート載置部に載置された前記シートの前記最終シートが前記規制手段よりもシート搬送方向下流側に搬送されたことを判定することで、前記規制手段を前記規制位置に移動する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の給送装置。
  6. 前記シート載置部にシートが載置されたことを検知するシート検知手段と、
    前記制御手段が前記規制手段を前記規制位置へ移動させる前に、前記シート検知手段によって前記シートが検知された場合には、再度、シートを載置するよう促す情報を出力する出力手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の給送装置。
  7. 前記出力手段は、前記第2の検知手段によって前記シート載置部に載置されたシートの最終シートが前記規制手段を通過したことを検知してから、前記規制手段を閉じるまでの間、前記シート載置部にシートを載置不可能であることを示す情報を出力する
    ことを特徴とする請求項6に記載の給送装置。
  8. シート載置部に載置されたシートを搬送する給送手段と、
    前記給送手段によって搬送される前記シートを分離する分離手段と、
    前記分離手段よりもシート搬送方向上流側に設けられ、前記シート載置部に載置されたシートの先端を規制する規制位置と、前記分離手段へ前記シートが搬送されるのを許容する許容位置とに移動可能な規制手段と、
    前記分離手段によって分離された前記シートを排出位置に向けて搬送する搬送手段と、
    前記規制手段を前記規制位置と前記許容位置とに移動可能に制御し、前記給送手段により前記シート載置部に載置された前記シートを搬送後に前記規制手段を前記規制位置に移動させる場合には、当該給送装置の電源投入に応じて行われる初期化動作の際に前記規制手段を規制位置へ移動させる場合よりも速い速度で前記規制位置へ移動させる制御手段と
    を備えることを特徴とする給送装置。
  9. シート載置部に載置されたシートを搬送する給送手段と、
    前記給送手段によって搬送される前記シートを分離する分離手段と、
    前記分離手段よりもシート搬送方向上流側に設けられ、前記シート載置部に載置された前記シートの先端を規制する規制位置と、前記分離手段へ前記シートが搬送されるのを許容する許容位置とに移動可能な規制手段と、
    前記規制手段を前記規制位置と前記許容位置とに移動させる制御手段と、
    前記シート載置部に前記シートが載置されたことを検知するシート検知手段と、
    前記制御手段が前記規制手段を前記規制位置へ移動させる前に、前記シート検知手段によって前記シートが検知された場合には、再度、シートを載置するよう促す情報を出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする給送装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の給送装置と、
    前記搬送手段によって搬送されるシートの画像を読取位置にて読み取る読取手段と、を備える画像読取装置であって、
    前記制御手段は、前記読取位置での前記シートの読取が完了したことを更に判定し、前記シートが前記規制手段よりもシート搬送方向下流側に搬送され、かつ前記シートの読取が完了したことを判定した場合、前記規制手段を前記規制位置へ移動させる
    ことを特徴とする画像読取装置。
  11. 請求項10に記載の画像読取装置と、
    前記画像読取装置で読み取られた画像に基づいて、記録媒体上に画像を形成する画像形成手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  12. シート載置部に載置されたシートを搬送する給送部と、
    前記給送部によって搬送されるシートを分離する分離部と、
    前記分離部よりもシート搬送方向上流側に設けられ、前記シート載置部に載置された前記シートの先端を規制する規制位置と、前記分離部へ前記シートが搬送されるのを許容する許容位置とに移動可能な規制部と、
    を備える給送装置の制御方法であって、
    前記分離部によって分離された前記シートを排出位置に向けて搬送する搬送工程と
    前記搬送工程により前記シートが排出位置に搬送されたことを検知する第1の検知工程と、
    前記第1の検知工程によるシート検知位置よりシート搬送方向上流側で前記シートを検知する第2の検知工程と、
    前記第2の検知工程によって前記シートが検知されることに応じて、前記規制部を前記規制位置に移動させる制御工程と
    を備えることを特徴とする給送装置の制御方法。
  13. シート載置部に載置されたシートを搬送する給送部と、
    前記給送部によって搬送される前記シートを分離する分離部と、
    前記分離部よりもシート搬送方向上流側に設けられ、前記シート載置部に載置されたシートの先端を規制する規制位置と、前記分離部へ前記シートが搬送されるのを許容する許容位置とに移動可能な規制部と
    を備える給装置の制御方法であって、
    前記分離部によって分離された前記シートを排出位置に向けて搬送する搬送工程と
    前記規制部を前記規制位置と前記許容位置とに移動可能に制御し、前記給送部により前記シート載置部に載置された前記シートを搬送後に前記規制部を前記規制位置に移動させる場合には、当該給送装置の電源投入に応じて行われる初期化動作の際に前記規制部を規制位置へ移動させる場合よりも速い速度で前記規制位置へ移動させる制御工程と
    を備えることを特徴とする給送装置の制御方法。
  14. シート載置部に載置されたシートを搬送する給送部と、
    前記給送部によって搬送される前記シートを分離する分離部と、
    前記分離部よりもシート搬送方向上流側に設けられ、前記シート載置部に載置された前記シートの先端を規制する規制位置と、前記分離部へ前記シートが搬送されるのを許容する許容位置とに移動可能な規制部と
    を備える給装置の制御方法であって、
    前記規制部を前記規制位置と前記許容位置とに移動させる制御工程と、
    前記シート載置部に前記シートが載置されたことを検知するシート検知工程と、
    前記制御工程が前記規制部を前記規制位置へ移動させる前に、前記シート検知工程によって前記シートが検知された場合には、再度、シートを載置するよう促す情報を出力する出力工程と
    を備えることを特徴とする給送装置の制御方法。
  15. シート載置部に載置されたシートを搬送する給送部と、
    前記給送部によって搬送されるシートを分離する分離部と、
    前記分離部よりもシート搬送方向上流側に設けられ、前記シート載置部に載置された前記シートの先端を規制する規制位置と、前記分離部へ前記シートが搬送されるのを許容する許容位置とに移動可能な規制部と、
    を備える給送装置の制御をコンピュータに機能させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記分離部によって分離された前記シートを排出位置に向けて搬送する搬送手段と
    前記搬送手段により前記シートが排出位置に搬送されたことを検知する第1の検知手段と、
    前記第1の検知手段によるシート検知位置よりシート搬送方向上流側で前記シートを検知する第2の検知手段と、
    前記第2の検知手段によって前記シートが検知されることに応じて、前記規制部を前記規制位置に移動させる制御手段と
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  16. シート載置部に載置されたシートを搬送する給送部と、
    前記給送部によって搬送される前記シートを分離する分離部と、
    前記分離部よりもシート搬送方向上流側に設けられ、前記シート載置部に載置されたシートの先端を規制する規制位置と、前記分離部へ前記シートが搬送されるのを許容する許容位置とに移動可能な規制部と
    を備える給装置の制御をコンピュータに機能させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記分離部によって分離された前記シートを排出位置に向けて搬送する搬送手段と
    前記規制部を前記規制位置と前記許容位置とに移動可能に制御し、前記給送部により前記シート載置部に載置された前記シートを搬送後に前記規制部を前記規制位置に移動させる場合には、当該給送装置の電源投入に応じて行われる初期化動作の際に前記規制部を規制位置へ移動させる場合よりも速い速度で前記規制位置へ移動させる制御手段と
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  17. シート載置部に載置されたシートを搬送する給送部と、
    前記給送部によって搬送される前記シートを分離する分離部と、
    前記分離部よりもシート搬送方向上流側に設けられ、前記シート載置部に載置された前記シートの先端を規制する規制位置と、前記分離部へ前記シートが搬送されるのを許容する許容位置とに移動可能な規制部と
    を備える給装置の制御方法であって、
    前記規制部を前記規制位置と前記許容位置とに移動させる制御手段と、
    前記シート載置部に前記シートが載置されたことを検知するシート検知手段と、
    前記制御手段が前記規制部を前記規制位置へ移動させる前に、前記シート検知手段によって前記シートが検知された場合には、再度、シートを載置するよう促す情報を出力する出力手段と
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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