JP2016134747A - 電話装置、プログラム及び電話システム - Google Patents

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耕路 根本
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Abstract

【課題】電話をより使いやすくする技術を提供する。
【解決手段】発信側の電話装置10において、スタンプ特定部113は、ユーザによる電話の発信操作と共になされるスタンプの特定操作に従い、着信側の電話装置10の着信画面および/または着信履歴画面に表示させるスタンプを特定する。接続制御部114は、ユーザにより指定された電話番号の電話装置への接続要求と、スタンプ特定部113により特定されたスタンプの情報を送信する。
【選択図】図2

Description

本発明は、スマートフォン等の電話装置、電話装置で実行されるべきプログラム、及び電話システムに関する。
近年、インターネット回線を利用したIP電話が普及してきている。IP電話はパケット通信料のみで利用できるため、インターネット定額サービスを利用しているユーザは通話料無料で利用できる。経費削減のためIP電話を内線電話に使用している会社も増えてきている。またスマートフォンを内線電話として使用できるアプリケーションも実用化されている。
スマートフォン等の携帯端末装置を使用した情報伝達ツールには通話以外に、メールやショートメッセージサービス(SMS)等、主にテキストをやりとりするツールがある。音声ツールはリアルタイムに双方向のコミュニケーションが可能であり即応性に優れている。テキストツールは伝達内容の保存が容易であり正確性に優れている。ビジネスシーンでは早急に判断する必要がある案件も多く、そのような用途では依然として電話が使用されている。また電話は文字を入力する操作が不要であるため全般的に操作が容易である。
特開2004−64401号公報
電話は相手方が受話して始めて成立するものであり、相手方が受話できない状況のときには留守番電話にメッセージを残すか、メールやSMSを使用して別途にメッセージを送信する方法が一般的に用いられる。より簡単な方法で電話の用件の概略を相手方に伝達できれば便利である。
また着信を受けたユーザの多くは、着信画面に表示される発信者または電話番号を見て受話するか否かを決定している。忙しい状況では緊急度が低いと判断した着信には応答せず、後で折り返し発信を行うユーザも多い。ただし現状の着信画面では特定の発信者(例えば同僚)からの着信が緊急性の高いものであるか否かは判断できない。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、電話をより使いやすくする技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の電話装置は、ユーザによる電話の発信操作の際になされるマークの特定操作に従い、着信側の電話装置の着信画面および/または着信履歴画面に表示させるマークを特定するマーク特定部と、ユーザにより指定された電話番号の電話装置への接続要求と、前記マーク特定部により特定されたマークの情報を送信する接続制御部と、を備える。
本発明の別の態様もまた、電話装置である。この装置は、他の電話装置から着信要求と、マークの情報を受信する接続制御部と、着信画面および/または着信履歴画面に前記マークを表示させる表示制御部と、を備える。
本発明のさらに別の態様もまた、電話装置である。この装置は、他の電話装置から着信要求を受ける接続制御部と、着信履歴一覧画面に表示されている少なくとも1つの着信履歴の内、ユーザに選択された着信履歴を対応済みグループに移動させて前記着信履歴一覧画面から消去する着信履歴管理部と、を備える。
本発明のさらに別の態様は、電話システムである。この電話システムは、複数の電話装置と、前記複数の電話装置間の接続を管理する管理装置を備える電話システムであって、前記電話装置は、ユーザによる電話の発信操作の際になされるマークの特定操作に従い、着信側の電話装置の着信画面および/または着信履歴画面に表示させるマークを特定するマーク特定部と、ユーザにより指定された電話番号の電話装置への接続要求と、前記マーク特定部により特定されたマークの情報を送信するともに、他の電話装置から着信要求と、マークの情報を受信する接続制御部と、着信画面および/または着信履歴画面に前記マークを表示させる表示制御部と、を有する。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、電話をより使いやすくできる。
本発明の実施の形態に係るIP電話システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る電話装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る管理装置の構成を示すブロック図である。 IP/電話番号テーブルの構成例を示す図である。 発信画面の一例を示す図である。 着信画面の一例を示す図である。 着信履歴一覧画面の一例を示す図である。 図8(a)、(b)は、図7の着信履歴一覧画面において着信履歴を移動させた後の状態を示す図である。 本発明の実施の形態に係るIP電話システムの基本動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るIP電話システム(スタンプ変更機能付き)の構成を示すブロック図である。 図11(a)、(b)は、発信側の電話装置でスタンプ変更を行う操作画面を説明するための図である。 図12(a)、(b)は、スタンプ変更後の発信履歴画面及び着信履歴画面を示す図である。 本発明の実施の形態に係るIP電話システムにおけるスタンプ変更処理を説明するためのフローチャートである。
図1は、本発明の実施の形態に係るIP電話システム1の構成を示すブロック図である。IP電話システム1は、管理装置20と複数の電話装置10を備える。以下の説明では管理装置20がSIP(Session Initiation Protocol)サーバで構成され、電話装置10としてスマートフォンが使用される例を想定する。電話装置10と管理装置20間は、インターネット2を介して接続される。電話装置10からインターネット2へは、携帯電話回線(例えばLTE)または無線LANを介して接続される。
電話装置10には予め、クラウド型IP電話サービス用のアプリケーションプログラムをインストールしておく。以下、当該アプリケーションプログラムをインストールした電話装置10間で、インターネット2を介した内線通話を行う使用形態を想定する。
図2は、本発明の実施の形態に係る電話装置10の構成を示すブロック図である。電話装置10は制御部11、記憶部12、通信部13、表示部14、操作部15、音声取得部16及び音声再生部17を備える。制御部11は表示制御部111、操作受付部112、スタンプ特定部113、接続制御部114、パケット変換部115、履歴管理部116及びスタンプ変更指示部117を含む。
図2の制御部11には、本実施の形態にて注目する処理に関連する機能ブロックのみを描いている。制御部11の機能はハードウェア資源とソフトウェア資源の協働により実現できる。ハードウェア資源としてプロセッサ、ROM、RAM、その他のLSIを利用できる。ソフトウェア資源としてオペレーティングシステム、アプリケーション等のプログラムを利用できる。
記憶部12はSSD等の記録媒体を備え、電話番号保持部121、スタンプ保持部122及び履歴保持部123を含む。図2の記憶部12にも、本実施の形態にて注目する処理に関連する機能ブロックのみを描いている。
図3は、本発明の実施の形態に係る管理装置20の構成を示すブロック図である。管理装置20は制御部21、記憶部22及び通信部23を備える。制御部21はIP/電話番号管理部211及びセッション確立部212を含む。図3の制御部21にも、本実施の形態にて注目する処理に関連する機能ブロックのみを描いている。制御部21の機能もハードウェア資源とソフトウェア資源の協働により実現できる。記憶部22はHDD、SSD等の記録媒体を備え、IP/電話番号テーブル221を含む。図3の記憶部22にも、本実施の形態にて注目する処理に関連する機能ブロックのみを描いている。
管理装置20のIP/電話番号管理部211は、本クラウド型IP電話サービスを利用するメンバーが保持する電話装置10に内線番号を割り当て、各電話装置10のIPアドレスと紐付けてIP/電話番号テーブル221に登録する。以下の説明では各電話装置10のIPアドレスは固定とする。図4は、IP/電話番号テーブル221の構成例を示す図である。図4に示すテーブル221aには、内線を利用する電話装置10の数に対応したレコードが構築される。
電話装置10の表示部14及び操作部15は、タッチパネルディスプレイで構成される。また操作部15として物理ボタンも設けられる。表示制御部111は、タッチパネルディスプレイ上に表示させる画面を制御する。操作受付部112は、タッチパネルディスプレイ及び物理ボタンに対してなされるユーザの操作を受け付ける。
スタンプ特定部113は、ユーザによる電話の発信操作と共になされるスタンプの特定操作に従い、着信側の電話装置10の着信画面および/または着信履歴画面に表示させるスタンプを特定する。本明細書においてスタンプとは緊急度、電話の用件、発信者の気持ち等を表すイラストである。当該イラストには文字を含んでもよいし、含まなくてもよい。
自己の電話装置10から他の電話装置10へ発信する際、接続制御部114は、ユーザにより指定された発信先の電話番号、自己の電話番号、特定されたスタンプの情報を含む接続要求メッセージ(発信メッセージ)を管理装置20に送信する。管理装置20のセッション確立部212は当該接続要求メッセージを受信すると、発信先の電話番号をキーにIP/電話番号テーブル221を参照して発信先のIPアドレスを特定する。セッション確立部212は特定したIPアドレスの電話装置10に、受信した接続要求メッセージを転送する。
発信先の電話装置10の接続制御部114は、管理装置20から接続要求メッセージを着信要求として受信する。当該電話装置10の表示制御部111は、着信要求を受けると表示部14に着信画面を表示させる。その際、着信画面内に発信元の電話番号に加えて、スタンプを表示させる。
本実施の形態ではメンバーが限定された使用形態を想定しているため、使用されるスタンプの画像データが複数の電話装置10間で共有されているとする。即ち全ての電話装置10のスタンプ保持部122に、使用可能な全種類のスタンプの画像データが保存されているとする。従って発信側の電話装置10は、ユーザにより選択されたスタンプの画像データを接続要求メッセージに含める必要はなく、当該画像データの識別情報(例えばファイル名)を含めれば足りる。なお着信側の電話装置10に保持されていないスタンプを当該電話装置10の着信画面に表示させるには、当該スタンプの画像データを接続要求メッセージに含める必要がある。
着信側の電話装置10のユーザは着信画面を見て、受話するか否かを決定できる。これまでは発信者情報のみを考慮して受話するか否か判断していたが、本実施の形態ではスタンプの内容も考慮して判断できる。ユーザが受話操作を行うと、着信側の電話装置10の接続制御部114は、自己のIPアドレスを含む応答メッセージを管理装置20に返す。管理装置20のセッション確立部212は当該応答メッセージを発信側の電話装置10に転送する。発信側の電話装置10の接続制御部114は当該応答メッセージを受信し、着信側の電話装置10のIPアドレスを取得する。これにより発信側の電話装置10と着信側の電話装置10との間にセッションが確立する。
パケット変換部115は、マイクを含む音声取得部16から入力される音声信号を、複数のRTP(Real-time Transport Protocol)パケットに変換する。通信部13はRTPパケットをインターネット2を介して着信側の電話装置10に送信する。またパケット変換部115は、インターネット2を介して発信側の電話装置10から受信した複数のRTPパケットを組み立てて音声信号に変換する。パケット変換部115は変換した音声信号を音声再生部17に出力する。音声再生部17はスピーカを含み、入力される音声信号を音声に変換して出力する。
履歴管理部116は発信履歴を生成して履歴保持部123に記録する。また着信があった際、着信履歴を生成して履歴保持部123に記録する。この発信履歴および着信履歴にはスタンプの情報を含める。表示制御部111は表示部14に、発信履歴または着信履歴を表示させる際、発信者情報とともにスタンプも表示させる。
図5は、発信画面14aの一例を示す図である。この例は、BさんがDさんに内線電話をかける際の発信画面14aの例である。この発信画面14aは、Dさんの電話装置10の電話番号が入力されるか、電話帳表示画面または着信履歴画面でDさんが選択された場合に表示される。以下に説明する例では、スタンプとして「至急」、「要折返」、「問合」、「雑用」、「折返不要」、「連絡」の6種類が用意されているとする。
図5の発信画面14aには発信先の情報として相手方の氏名31、電話番号32が表示される。また発信ボタン33が表示される。ユーザが発信ボタン33を長押しすると、発信ボタン33の周りにスタンプが表示される。図5の例では至急34、要折返35、問合36、雑用37、折返不要38、連絡39の6種類のスタンプが表示される。実際には6種類のスタンプは色分けされている。なおスタンプごとに形状が異なっていてもよいし、文字を使用せずにイラストだけでスタンプの内容が表現されていてもよい。
ユーザが長押ししている発信ボタン33上の指を、送信したいスタンプの位置に移動させる(フリック選択)。図5の例では至急34のスタンプが選択される。なお発信ボタン33を長押しではなくタップした場合、スタンプは表示されず通常発信となる。通常発信では相手方の着信画面や着信履歴画面にスタンプは表示されない。
図6は、着信画面14bの一例を示す図である。着信画面14bには発信者情報として発信者の氏名41、電話番号42が表示される。また拒否ボタン44と応答ボタン45が表示される。発信側の電話装置10からの発信メッセージにスタンプの情報が付加されている場合、スタンプも表示される。図6の例では至急43のスタンプが表示される。
図7は、着信履歴一覧画面14cの一例を示す図である。着信履歴一覧画面14cには着信履歴が時系列順にソートされて表示される。図7に示す例では太線で囲われている着信履歴が内線着信を示し、細線で囲われている着信履歴が外線着信を示している。Bさんからの着信履歴52、Cさんからの着信履歴54、Aさんからの着信履歴56が内線着信である。なお実際には内線着信履歴と外線着信履歴は色分けして表示される。スタンプの情報が付加されている着信には、その着信履歴にスタンプが表示される。図7の例ではBさんからの着信履歴52に至急53のスタンプが、Aさんからの着信履歴56に要折返57のスタンプが付加されている。なお同じ相手から連続して着信要求を受けた場合、最後の着信要求に付加されているスタンプが表示される。また図7には描いていないが、不在着信となった着信履歴には「不在」と表示されてもよい。
着信履歴一覧画面14cには、履歴トレイ(履歴ボックス)と対応済みトレイ(対応済みボックス)を選択するための選択バー51が表示される。図7の例では履歴トレイが選択されており、履歴トレイに入っている着信履歴が表示されている。
ユーザは履歴トレイに入っている着信履歴を選択して、対応済みトレイに移動させることができる。履歴管理部116は、着信履歴一覧画面14cに表示されている着信履歴の内、ユーザに選択された着信履歴を対応済みトレイに移動させる。移動が完了すると当該着信履歴一覧画面14cからは当該着信履歴が消去される。図7の例では、Bさんからの着信履歴とA様からの着信履歴を右フリックで対応済みトレイに移動させている。
図8(a)、(b)は、図7の着信履歴一覧画面14cにおいて着信履歴を移動させた後の状態を示す図である。図8(a)は移動後の履歴トレイに入っている着信履歴の一覧画面14cであり、図8(b)は移動後の対応済みトレイに入っている着信履歴の一覧画面14cを示している。
なお履歴トレイに入っている特定の着信履歴を選択して折返発信した場合に、当該着信履歴を履歴トレイから対応済みトレイに自動的に移動する設定を施してもよい。その際、ユーザに移動の確認を求めるステップを追加してもよい。例えば「はい」、「いいえ」を表示し、「はい」が押されたときのみ移動させてもよい。
図9は、本発明の実施の形態に係るIP電話システム1の基本動作を説明するためのフローチャートである。発信側の電話装置10の操作受付部112は、ユーザにより入力された発信先の電話番号を受け付ける(S10)。スタンプ特定部113は、ユーザにより選択されたスタンプを特定する(S11)。接続制御部114は、発信先の電話番号、自己の電話番号、特定されたスタンプの情報を含む発信メッセージを管理装置20に送信する(S12)。
管理装置20のセッション確立部212は、受信した発信メッセージを指定された電話番号の電話装置10に転送する(S20)。着信側の電話装置10の接続制御部114は、当該発信メッセージを受信する(S30)。表示制御部111は、スタンプを含む着信画面を表示部14に表示させる(S31)。ユーザが受話すると、接続制御部114は応答メッセージを管理装置20に送信する(S32)。
管理装置20のセッション確立部212は、受信した応答メッセージを発信先の電話装置10に転送する(S21)。発信側の電話装置10の接続制御部114は、当該応答メッセージを受信する(S13)。接続制御部114は当該応答メッセージに含まれる着信側の電話装置10のIPアドレスを取得する。これにより発信側の電話装置10と着信側の電話装置10との間のセッションが確立する。
発信側の電話装置10と着信側の電話装置10との間でリアルタイムの通話がなされ(S14、S33)、通話が終了すると(S15、S34)、発信側の電話装置10の履歴管理部116は発信履歴を生成して履歴保持部123に記録する(S16)。着信側の電話装置10の履歴管理部116は着信履歴を生成して履歴保持部123に記録する(S35)。着信側の電話装置10のユーザが受話しなかった場合は、発信履歴および着信履歴に不在の情報が追加される。
以上の処理が基本処理となる。さらに着信側の電話装置10の着信履歴画面に表示されるスタンプを発信側の電話装置10から事後的に変更する処理を追加できる。以下、このスタンプ変更処理を、OSベンダや通信事業者が提供しているプッシュ通知サービスを利用して実現する例を説明する。これにより着信側の電話装置10に新たな電話着信を発生させずにスタンプを変更できる。
図10は、本発明の実施の形態に係るIP電話システム1(スタンプ変更機能付き)の構成を示すブロック図である。図10のIP電話システム1では図1のIP電話システム1に、プッシュ通知装置3にアクセスするためのスタンプ変更管理装置80が追加される。スタンプ変更管理装置80は、IP電話サービスを制御する管理装置20と同じサーバで実現することもできるが、通常は別のサーバで実現される。管理装置20が管理する内線電話の数には上限があるが、スタンプ変更指示の取り扱い数には基本的に上限がない。従ってスタンプ変更管理装置80は、クラウド型IP電話サービスを提供しているベンダの共通のサーバで実現することも可能である。
発信側の電話装置10のスタンプ変更指示部117は、着信側の電話装置10の着信履歴画面に表示されるスタンプを変更させるためのユーザ操作に従い、スタンプ変更情報を生成し、スタンプ変更管理装置80に送信する。スタンプ変更管理装置80は、受信したスタンプ変更情報を着信側の電話装置10にプッシュ通知するようプッシュ通知装置3に依頼する。プッシュ通知装置3は当該依頼に応じて、変更後のスタンプの情報を含むプッシュ通知を着信側の電話装置10に送信する。
着信側の電話装置10の履歴管理部116は、プッシュ通知装置3から受信したプッシュ通知に含まれる変更後のスタンプの情報に応じて、着信履歴に付加されたスタンプを変更する。
図11(a)、(b)は、発信側の電話装置10でスタンプ変更を行う操作画面を説明するための図である。図11(a)は発信履歴一覧画面14dの一例を示し、図11(b)はスタンプ変更画面14eの一例を示す。図11(a)の発信履歴一覧画面14dには、Dさんへの発信履歴62が表示されており、その発信履歴62には至急63のスタンプが付加されている。以下、当該Dさんへの発信内容に係る用件が解決し、至急63のスタンプを変更する場合の操作を説明する。ユーザが至急63のスタンプを長押しするとスタンプ変更画面14eに遷移する。
図11(b)に示すスタンプ変更画面14eには、選択された発信履歴情報として相手方の氏名71、前回の発信時刻72が表示される。またスタンプ変更画面14eには、現在のスタンプ(至急74)と、変更候補のスタンプ(要折返75、問合76、雑用77、折返不要78、連絡79)が表示される。
ユーザが現在のスタンプ(至急74)に指を置き、変更したいスタンプの位置に移動させると、スタンプ変更指示部117は、変更後のスタンプの情報を含むスタンプ変更情報を生成し、スタンプ変更管理装置80に送信する。図11(b)の例では変更後のスタンプとして折返不要78が選択されている。
図12(a)、(b)は、スタンプ変更後の発信履歴一覧画面14d及び着信履歴一覧画面14cを示す図である。図12(a)は図11(a)の発信履歴一覧画面14dのスタンプ変更後の画面を示している。至急63のスタンプが折返不要63aのスタンプに変更されている。図12(b)は図7の着信履歴一覧画面14cのスタンプ変更後の画面を示している。着信履歴一覧画面14cも発信履歴一覧画面dと同様に、至急53のスタンプが折返不要53aのスタンプに変更されている。
図13は、本発明の実施の形態に係るIP電話システム1におけるスタンプ変更処理を説明するためのフローチャートである。送信側の電話装置10の操作受付部112は、ユーザからスタンプを変更する発信履歴を受け付ける(S40)。スタンプ特定部113は、ユーザにより選択された変更後のスタンプを特定する(S41)。スタンプ変更指示部117は変更後のスタンプの情報と、送信先の電話装置10のIPアドレスを含むスタンプ変更情報をスタンプ変更管理装置80に送信する(S42)。履歴管理部116は、当該発信履歴のスタンプを、ユーザにより選択されたスタンプに変更する(S43)。
スタンプ変更管理装置80は受信したスタンプ変更情報をもとに、スタンプ変更のためのプッシュ通知をプッシュ通知装置3に依頼する(S50)。プッシュ通知装置3は当該依頼を受け、指定されたIPアドレスの電話装置10に、変更後のスタンプの情報を含むプッシュ通知を送信する(S60)。受信側の電話装置10の履歴管理部116は、当該プッシュ通知を受信すると、当該プッシュ通知に含まれるスタンプの情報をもとに着信履歴のスタンプを変更する(S70)。
なおスタンプの変更処理には、着信履歴からスタンプを削除する処理も含む。またスタンプが付加されていない着信履歴に新たにスタンプを付加する処理も含む。
以上説明したように本実施の形態によれば、発信先の電話装置10の着信画面および/または着信履歴画面にスタンプを表示させることにより、簡単な操作で非音声情報を伝達でき、電話をより使いやすくできる。従来の発信操作と比較してスタンプを選択するワンアクションが増えるだけであり、ショートメッセージを送信するような文字入力操作は不要である。また受話されなかった場合に留守番電話に伝言を残さずとも、電話の趣旨を相手方に伝えることができる。
着信側のユーザにとって、着信画面にスタンプが表示されるため、受話するか否かの判断材料が増える。また着信履歴画面にスタンプが表示されることにより、複数の不在着信があった場合にその優先順位を容易に把握することができる。また対応済みの着信履歴を対応済みトレイに移動可能なことにより、着信履歴をToDoリストとしても活用できる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
上述の実施の形態では電話装置10としてスマートフォンを想定したが、ディスプレイを搭載した電話装置10であれば本技術を適用可能である。例えばフィーチャーフォンにも、設置型の電話装置にも適用可能である。
また上述の実施の形態ではIP電話サービスへの適用を想定したが、本技術は携帯電話サービスにも適用可能である。携帯電話事業者が仕様変更することにより実現できる。
1 IP電話システム、 2 インターネット、 3 プッシュ通知装置、 10 電話装置、 11 制御部、 111 表示制御部、 112 操作受付部、 113 スタンプ特定部、 114 接続制御部、 115 パケット変換部、 116 履歴管理部、 117 スタンプ変更指示部、 12 記憶部、 121 電話番号保持部、 122 スタンプ保持部、 123 履歴保持部、 13 通信部、 14 表示部、 15 操作部、 16 音声取得部、 17 音声再生部、 20 管理装置、 21 制御部、 211 IP/電話番号管理部、 212 セッション確立部、 22 記憶部、 221 IP/電話番号テーブル、 23 通信部、 80 スタンプ変更管理装置。

Claims (10)

  1. ユーザによる電話の発信操作の際になされるマークの特定操作に従い、着信側の電話装置の着信画面および/または着信履歴画面に表示させるマークを特定するマーク特定部と、
    ユーザにより指定された電話番号の電話装置への接続要求と、前記マーク特定部により特定されたマークの情報を送信する接続制御部と、
    を備えることを特徴とする電話装置。
  2. 前記マークは、緊急度、電話の用件、または発信者の気持ちを表すスタンプであることを特徴とする請求項1に記載の電話装置。
  3. 着信側の電話装置の着信履歴画面に表示される前記マークを変更させるためのユーザ操作に従い、前記マークの変更情報を生成して送信するマーク変更指示部をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の電話装置。
  4. 他の電話装置から着信要求と、マークの情報を受信する接続制御部と、
    着信画面および/または着信履歴画面に前記マークを表示させる表示制御部と、
    を備えることを特徴とする電話装置。
  5. 着信履歴に付加されたマークを、前記他の電話装置からのマーク変更情報に応じて変更する着信履歴管理部をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の電話装置。
  6. 他の電話装置から着信要求を受ける接続制御部と、
    着信履歴一覧画面に表示されている少なくとも1つの着信履歴の内、ユーザに選択された着信履歴を対応済みグループに移動させて前記着信履歴一覧画面から消去する着信履歴管理部と、
    を備えることを特徴とする電話装置。
  7. ユーザによる電話の発信操作の際になされるマークの特定操作に従い、着信側の電話装置の着信画面および/または着信履歴画面に表示させるマークを特定するマーク特定処理と、
    ユーザにより指定された電話番号の電話装置に接続要求と、前記マーク特定処理により特定されたマークの情報を送信する送信処理と、
    を電話装置用のコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  8. 他の電話装置から着信要求と、マークの情報を受信する受信処理と、
    着信画面および/または着信履歴画面に前記マークを表示させる表示処理と、
    を電話装置用のコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  9. 他の電話装置から着信要求を受ける受信処理と、
    着信履歴一覧画面に表示されている少なくとも1つの着信履歴の内、ユーザに選択された着信履歴を対応済みグループに移動させて前記着信履歴一覧画面から消去する着信履歴管理処理と、
    を電話装置用のコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  10. 複数の電話装置と、前記複数の電話装置間の接続を管理する管理装置を備える電話システムであって、
    前記電話装置は、
    ユーザによる電話の発信操作の際になされるマークの特定操作に従い、着信側の電話装置の着信画面および/または着信履歴画面に表示させるマークを特定するマーク特定部と、
    ユーザにより指定された電話番号の電話装置への接続要求と、前記マーク特定部により特定されたマークの情報を送信するともに、他の電話装置から着信要求と、マークの情報を受信する接続制御部と、
    着信画面および/または着信履歴画面に前記マークを表示させる表示制御部と、
    を有することを特徴とする電話システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021056720A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 ホーチキ株式会社 防災監視システム
JP2021157681A (ja) * 2020-03-30 2021-10-07 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ 簡易通信システム、簡易通信方法、及びプログラム

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