JP2016130156A - シート矯正装置及び画像形成システム - Google Patents

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健二郎 菅谷
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和久 奥田
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浩二 竹松
秀太郎 齋藤
Shutaro Saito
秀太郎 齋藤
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Abstract

【課題】本発明の目的は、画像形成装置から出力されたシートや環境に放置されたシートに発生した波打ちやカールを矯正することが可能なシート矯正装置を提供することである。【解決手段】シートに水分を付与するための加湿手段と、前記加湿手段に向けて給送するシートを積載するための給送積載手段と、前記加湿手段により水分を付与されたシートを排出後に積載するための排出積載手段と、を有する。【選択図】 図1

Description

本発明は、シートの波うちやカールを矯正するためのシート矯正装置、およびこれを備えた画像形成システムに関する。
従来、電子写真方式を用いた画像形成装置は、像担持体としての感光体ドラム上に形成された潜像を現像装置により現像して可視画像化し、この可視画像(トナー画像)をシートに静電気力を用いて転写させる。次いで、シートに転写したトナー画像を定着装置にて熱と圧力を付加することによりシートに定着させ、シート上に画像を形成している。
このような画像形成装置の定着装置では、内部にヒータ等の熱源を有する定着ローラに、弾性を有する加圧ローラを圧接してニップ部を形成し、このニップ部にてトナー画像をシートに定着する熱ローラ定着方式が採用されている。
しかしながら、これらの定着装置の熱定着工程では、トナー画像の転写されたシートに熱と圧力を付加するため、シートが定着装置のニップ部を通過する過程で、又はシートが定着装置のニップ部を通過した後に、シートの内部から水分が蒸発する。この時に起こるシート内部の水分量の変化と、シートにかかるストレスとによって、シートが湾曲するカールと呼ばれる現象や、シートが直線状ではなくうねったような形状となる波うちと呼ばれる現象が発生する。
ここでシートとして最も一般的に用いられるシート状の紙を繊維レベルで見てみる。紙は短い繊維どうしが絡み合って構成されており、かつ繊維内部または繊維どうしの間には水分が含まれている。さらに繊維と水は水素結合を生じた状態で平衡状態に有るため、平滑性を保っている。
しかし、定着工程において紙に熱と圧力が加わると、圧力により繊維どうしにずれが生じ、その状態で熱が加わり水分が蒸発すると、繊維どうしでさらなる水素結合が生じ変形する。この紙を放置していると環境から吸湿し、繊維どうしの水素結合が再び切り離され元の状態に戻ろうとする。しかし、紙の一部の繊維間には水分が入っていかず、それにより紙の変形が維持される。変形のパターンは前述したカールと波うちがあり、カールは紙の表裏の伸縮差により発生し、波うちは紙の中央部と端部での伸縮差により発生する。
特許文献1には、電子写真方式を用いた画像形成装置の定着プロセスで、シートから水分が失われることによるカールや波うちを防ぐために、以下のような構成が開示されている。
すなわち、定着装置にて熱と圧力を付加され、シートから放出する水分量を低減するために、冷却体とベルト部材によりシートを冷却する構成が開示されている。このように定着後のシートを冷却することで、シートからの水分の放出が低減されて、紙繊維の隙間に水分が保持され、その結果、前述したカールや波うちが良化すると考えられる。
特許第4983813号
上記特許文献1のように加熱定着直後に大型ヒートシンクを用いて冷却することによってシートの水分量の急激な低下を防止する構成は、定着直後に配置すればシートの水分量の急激な低下を防止することが可能である。しかし、大型ヒートシンクと定着装置との距離が大きくなると、シートの水分量の低下を防止する効果は薄れてしまう。
また画像形成前のシートが環境に放置された場合、水分の不均一な出入りによりシートに波打ちやカールが発生するおそれがある。具体的には、環境に放置されたシートが、シート周囲から水分を吸湿した際に図13(a)に示すようにシートに波打ちが発生する。あるいは、環境に放置されたシートが、シート周囲から水分を放出した際に図13(b)に示すようにシートにカールが発生する。このような状態のシートを画像形成装置に通紙した場合に、画像不良もしくは搬送不良が発生するおそれがある。
また画像形成後のシートであっても、シートを環境に放置した際に、同様に図13(a)に示す波打ちや図13(b)に示すカールが発生するおそれがある。
本発明の目的は、画像形成装置から出力されたシートや環境に放置されたシートに発生した波打ちやカールを矯正することが可能なシート矯正装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明は、シートに水分を付与するための加湿手段と、前記加湿手段に向けて給送するシートを積載するための給送積載手段と、前記加湿手段により水分を付与されたシートを排出後に積載するための排出積載手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置から出力されたシートや環境に放置されたシートに発生した波打ちやカールを矯正することができる。
実施例1の用紙矯正装置を示す断面図。 実施例1の用紙矯正装置を示す上面外観図。 実施例1の用紙矯正装置を示す右側面外観図。 実施例1の加湿装置、貯水タンク周辺を示す斜視図。 実施例1の用紙矯正装置の制御を示すブロック図。 実施例1の用紙矯正装置の制御を示すフローチャート。 (a)(b)は実施例1の用紙引張搬送装置を示す断面図。 実施例1の用紙引張搬送装置を示す斜視図。 実施例1の用紙引張搬送装置を示す上面図。 シートの形状を示す外観図。 (a)(b)は実験によるシートの状態を示す表図。 (a)は実施例1の噴霧加湿装置を示す上面図、(b)は斜視図。 (a)(b)は環境に放置されたシートの状態を説明する説明図。 実施例1のカール矯正装置を説明する説明図。 実施例1のカール矯正量を説明する説明図。 実施例2の画像形成システムを示す断面図。 実施例2の画像形成システムの制御関係を示すブロック図。 実施例3の画像形成システムを示す断面図。 実施例3の画像形成システムの制御関係を示すブロック図。 実施例4の画像形成システムを示す断面図。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。従って、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
〔実施例1〕
図1〜図12を用いて本実施例に係るシート矯正装置としての用紙矯正装置201の構成を説明する。
ここで、シートは、記録対象のシートであり、画像が形成された状態のもの、あるいは画像が形成される以前の状態のものである。シートの具体例として、普通紙(用紙、記録紙)、普通紙の代用品である樹脂製のシート状のもの、厚紙、オーバーヘッドプロジェクター用などがある。
まず図5を用いて、用紙矯正装置201全体の制御関係について説明する。図5は、用紙矯正装置201全体の制御関係を示すブロック図である。用紙矯正装置201の制御部201Cは、CPU、メモリ、演算ユニット、I/Oポート、通信用インターフェイス(I/F)、駆動回路等を有するコンピュータシステムである。この制御部201Cによる制御は、CPUがメモリに格納されている所定のプログラムを実行することによりなされる。用紙矯正装置201の制御部201Cは、装置を構成する加湿手段としての噴霧加湿装置202、及び張力付与手段としての用紙引張搬送装置101、給水ポンプ206、デカール手段としてのカール矯正装置90の動作を制御する。さらに、用紙矯正装置201の制御部201Cは、用紙矯正装置201に接続された給送デッキ80の動作を制御する。なお、本図では、本発明の説明に直接関係しないブロックの記載が省略されている。
次に図1〜図3を用いて図1は本実施例に係る用紙矯正装置201の概略構成ついて説明する。図1は本実施例に係る用紙矯正装置201全体を示す断面図、図2は上面外観図、図3は側面外観図である。
なお、本用紙矯正装置201に使用するシートPは、複写機やプリンタ等の画像形成装置から出力されたものや、また複写機やプリンタ等に使用する前の画像形成以前のものでもよい。
すなわち複写機やプリンタ等の画像形成装置から出力されたもので波うちがすでに発生している状態のシートでもよい。また包装紙に包装されていたり、包装紙から取り出された状態で高温多湿や低温低湿環境等様々な環境において放置された状況で水分の不均一な出入りにより波うちが発生した画像形成以前のシート等でもよい。これらの波うち矯正を目的とするシートであれば使用できるものである。
図1、図2、図3に示す用紙矯正装置201は、シートに水分を付与するための加湿手段としての噴霧加湿装置202を有している。また、前記噴霧加湿装置202に向けて給送するシートを積載するための給送積載手段としての給送トレイ203を有している。さらに、前記噴霧加湿装置202により水分を付与されたシートを排出後に積載するための排出積載手段としての排出トレイ207を有している。
図1、図2、図3に示す用紙矯正装置201では、給送トレイ203又は給送デッキ80から前記シートPが選択的に給送される。すなわち、給送トレイ203に積載された前記シートPが、給送手段である給送ローラ208、分離パッド213により1枚ずつ分離されながら図1矢印A1方向に送られる。また、給送デッキ80に積載された前記シートPが、給送モータM2(図5参照)により回転駆動される給送手段である給送ローラ801、分離パッド802により1枚ずつ分離され、搬送ローラ対510により搬送されながら図1矢印A2方向に送られる。
分岐部520は、給送トレイ203と給送デッキ80の搬送方向下流側に配置されている。分岐部520は、給送トレイ203と給送デッキ80から給送されたシートPに応じて、搬送パスを切り替えて、搬送ガイド214へガイドする。さらにシートPは、搬送ガイド214により鉛直下方(図1矢印B方向)に搬送方向を転じて案内され、搬送ローラ対211のニップをシートP先端が抜けて噴霧加湿装置202により加湿された後、搬送ローラ対212に送られる。
なお、用紙矯正装置201の上部には、ユーザによって操作される操作表示部としての操作パネル100が配設されている。ここでは、操作パネル100を用いて、トレイ番号(給送トレイ203、給送デッキ80)毎に、そのトレイに収容されるシートPの種類(例えば坪量、コート層の有無、コート層の種類等)の入力が受け付けられるようになっている。そして、操作パネル100に入力された情報は、メモリ(図5に記載)に格納される。また、操作パネル100にて所定のトレイ番号が入力されたときに、該当するトレイに収容されるシートPの属性についての情報が操作パネル100に表示されるようになっている。
さらに用紙矯正装置201は、シートの搬送方向と直交する幅方向における中央領域に搬送方向の張力を与えるための張力付与手段としての用紙引張搬送装置101を有している。用紙引張搬送装置101は、前記噴霧加湿装置202のシート搬送方向下流に設けられている。
さらに用紙矯正装置201は、シートのカールを矯正するデカール手段としてのカール矯正装置90を有している。カール矯正装置90は、前記噴霧加湿装置202のシート搬送方向下流に設けられている。更に詳しくは、カール矯正装置90は、前記用紙引張搬送装置101のシート搬送方向下流に設けられている。
前述したように搬送ローラ対212のニップから抜けたシートPは、続けて用紙引張搬送装置101に送られる。噴霧加湿装置202により所定の水分量に加湿されたシートPは、用紙引張搬送装置101を通過する際に、シートの搬送方向と直交する幅方向の中央部を搬送方向に引っ張られる。これにより、シートの幅方向における端部と中央のシート搬送方向の長さの差を減少させ、波うちを改善することができる。波うちを改善されたシートPは、この後、搬送ガイド209により図1の左方向(図1矢印C方向)に搬送方向を転じた後、カール矯正装置90を介して排出ローラ対210により用紙矯正装置201外に排出され、排出トレイ207上に積載される。
図4、図12(a)、図12(b)を用いて加湿手段である噴霧加湿装置202周辺の構成について説明する。図4は搬送ローラ対211、搬送ローラ対212、噴霧加湿装置202、貯水タンク204、給水ポンプ206周辺の構造を示す斜視図である。図12(a)は噴霧加湿装置202の上面図、図12(b)は斜視図である。
図4に示すように、貯水タンク204は、シートPを加湿するための加湿液Lが収容された貯水タンクである。貯水タンク204内に収容された加湿液Lは、給水ポンプ206により噴霧加湿装置202に向けて給水管H内を経て図1、図4に示す矢印D方向に随時給水される。加湿液Lは水を主成分とするものであり、シートPへの加湿効率、浸透性を考慮して界面活性剤を配合したものでもよい。
図12(a)及び図12(b)に示すように、噴霧加湿装置202は、液体である加湿液Lを霧状にしてシートに噴霧(付与)するための加湿手段である。図12(b)に示すように、噴霧加湿装置202のシートPに対向する側の面には、加湿液Lを霧状に噴霧するための複数の噴出口252が開口されている。複数の噴出口252は、シートの幅方向に並べて設けられている。噴霧加湿装置202は、制御部201C(図5参照)からの指令により、シートPに対して図12(a)の250に示す矢印方向に扇形状に加湿液Lを霧状に噴霧する。シートPの表面におけるそれぞれの扇形状の噴霧幅は図12(a)に示すWであるが、隣り合う噴出口252からシートへの噴霧幅(噴霧領域)はわずかに重なりあうように噴出口252の幅、間隔、噴霧角度が設定されている。そのため、シートPの表面においては幅方向に隙間なく噴霧、加湿されることになる。
図12(b)に示すシャッター251は噴霧加湿装置202の各噴出口252を開閉するための開閉部材である。シャッター251は、制御部201C(図5参照)からの指令により、図12(b)の矢印E方向に往復動することにより各噴出口252を開閉し、加湿液Lの噴霧、非噴霧を切り替え、必要な箇所のみ噴霧する。
噴霧加湿装置202としては、いずれのものも使用できるが、例えばWEKO社製ローターダンプニング装置等を好適に使用できる。しかしながら、噴霧加湿装置202は、上述のローターダンプニング装置に限定されない。種々の噴霧可能な装置を採用することができる。例えば、シャワーノズルを幅方向に多数並べて必要な箇所のみ噴射する装置であっても良い。
次に図5〜図11を用いて用紙引張搬送装置101について説明する。用紙引張搬送装置101は、前述の噴霧加湿装置202を通過した後、入口ガイド102と入口ガイド121の間に案内されてきたシートPに、幅方向中央部を搬送方向に伸ばすための張力を付与する複数の回転体対を備えている。
ここでは、複数の回転体対として、以下に説明する第1のローラ対(第1の回転体対)と、第1のローラ対よりもシート搬送方向下流側に設けられた第2のローラ対(第2の回転体対)を例示している。
第1のローラ対は、回転可能な第1のローラである第一駆動ローラと、前記第一駆動ローラに圧接されニップ部を形成してシートを挟持して搬送する第1の加圧ローラである第一加圧ローラからなる。
第2のローラ対は、第1のローラ対よりもシート搬送方向下流側に設けられている。第2のローラ対は、回転可能な第2のローラである第二駆動ローラと、前記第二駆動ローラに圧接されニップ部を形成してシートを挟持して搬送する第2の加圧ローラである第二加圧ローラからなる。
用紙引張搬送装置101は、図7に示す第1の回転体対を構成する第一駆動ローラ104と第一加圧ローラ105と、第2の回転体対を構成する第二駆動ローラ106と第二加圧ローラ107によりシートPを挟持して搬送する。そして、用紙引張搬送装置101はシートPを搬送しつつ、シートPの幅方向中央部を搬送方向に伸ばすための張力をシートPに付与する。そして、シートPは、出口ガイド117と出口ガイド118の間に案内され、用紙引張搬送装置101外に排出される。
第一駆動ローラ104、第一加圧ローラ105、第二駆動ローラ106、第二加圧ローラ107は、シリコン、NBR、EPDM等の弾性ゴム104b,105b,106b,107bを有する。弾性ゴム104b,105b,106b,107bは、それぞれステンレス鋼、鉄鋼等の高剛性材料を用いたローラ軸104a,105a,106a,107aの表層に形成される。本実施例では、弾性ゴム104b,105b,106b,107bの外径φはすべて20mmとしている。また図8に示すように第一加圧ローラ105、第二加圧ローラ107の弾性ゴム105b、107bは通紙中心(幅方向中央)に対して均等になるように、シートの幅方向における中央部の長さL1の領域に形成している。ここで、通紙中心とは、シートを搬送する際の基準となる幅方向中央の位置である。長さL1は図10に示す波うちが問題となるシートPの幅方向の長さより短いものである。本実施例では、L1=100mmに設定している。
このように、幅方向の中央に弾性ゴム105b,107bを配置している。これにより、第一駆動ローラ104と第一加圧ローラ105は、幅方向中央にニップ部が形成される。なお、ここでは、第一加圧ローラ105、第二加圧ローラ107の幅方向中央に弾性ゴム部を設けるようにしたが、これに限られるものではない。第一駆動ローラ104、第二駆動ローラ106の幅方向中央に弾性ゴム部を設けるようにしてもよい。
また、第1のローラ対と第2のローラ対のニップ部間は、シートを案内するガイド部材である搬送ガイド114と搬送ガイド115が設けられ、ニップ部間の距離は25mmとしている。
第一駆動ローラ104、第二駆動ローラ106は、ローラ軸104a、106aの両端部を、駆動側板119に軸受(不図示)を介して、支持されている。
第一加圧ローラ105は、ローラ軸105aの両端部を、第一加圧板113に軸受(不図示)を介して、支持されている。第一加圧板113は、加圧側板120に第一回動軸(不図示)を介して回動可能に支持され、底面が第一加圧バネ109により付勢されている。これにより、第一駆動ローラ104に第一加圧ローラ105が加圧されることで、ニップ部を形成している。
第二加圧ローラ107は、ローラ軸107aの両端部を、第二加圧板112に軸受(不図示)を介して、支持されている。第二加圧板112は、加圧側板120に第二回動軸(不図示)を介して回動可能に支持され、底面が第二加圧バネ108により付勢されている。これにより、第二駆動ローラ106に第二加圧ローラ107が加圧されることで、ニップ部を形成している。
入口ガイド121は図7に示すようシートPの到達を検知する反射光方式のシートセンサ103が配置されている。
図9は第一駆動ローラ104と第二駆動ローラ106の駆動に関して説明する上面図である。
図9に示すように、第一駆動ローラ104、第二駆動ローラ106の一方の端部には、それぞれ駆動ギア104G1,106G保持、固定されている。第一駆動ローラ104、第二駆動ローラ106は、各駆動ギア104G1,106Gが、駆動源である駆動モータMのモータギアMGからの回転駆動力を受けることにより回転される。詳しくは、第一駆動ローラ104は、駆動伝達ギア123,124,125、及びクラッチギアCLG、そして前述の駆動ギア104G1を介して回転駆動力を受けることにより回転される。第二駆動ローラ106は、駆動伝達ギア126,127,128,129、そして前述の駆動ギア106Gを介して回転駆動を受けることにより回転される。
第一加圧ローラ105、第二加圧ローラ107は、それぞれ第一駆動ローラ104、第二駆動ローラ106に加圧されている。第一加圧ローラ105、第二加圧ローラ107は、それぞれ第一駆動ローラ104、第二駆動ローラ106の回転に従動して回転する。
クラッチギアCLGは電磁クラッチCLに固定されている。電磁クラッチCLに通電することで、クラッチギアCLGと駆動伝達ギア124間の駆動力が、クラッチ軸132を介して伝達され、第一駆動ローラ104は回転する。一方、電磁クラッチCLに通電がされないと、クラッチギアCLGと駆動伝達ギア12間の駆動力が伝達されず、駆動ギア104G1まで駆動モータMの駆動力が伝達されず、第一駆動ローラ104は回転しない。
また、第一駆動ローラ104の他方の端部には、駆動ギア104G2が固定されており、駆動伝達ギア130を介して、トルクリミッタ、電磁ブレーキ等の負荷手段131に連結されている。
ここで、負荷手段131の機能を説明する。第一駆動ローラ104と第二駆動ローラ106に駆動が伝達され、シートPが、第一駆動ローラ104と第一加圧ローラ105に挟持され、第二駆動ローラ106と第二加圧ローラ107に挟持され搬送されているとする。第一駆動ローラ104に駆動モータMからの駆動が伝達されている間は負荷手段による負荷は、第一駆動ローラ104に伝達されない。駆動モータMからの第一駆動ローラ104への駆動力の伝達が、電磁クラッチCLにより切断されると、シートPは、第二駆動ローラ106と第二加圧ローラ107の搬送力により搬送される。第一駆動ローラ104と駆動モータMとの間にはワンウェイクラッチがあるため、シートPが、第二駆動ローラ106と第二加圧ローラ107の搬送力により搬送されると、第一駆動ローラ104はシートPから力を受け取って回転する。この時、負荷手段131は、第一駆動ローラ104の回転に負荷を与える。第一駆動ローラ104の回転に負荷が与えられると、第一駆動ローラ104と第一加圧ローラ105に挟持され、且つ第二駆動ローラ106と第二加圧ローラ107に挟持されたシートPには引張り応力が発生する。つまり、第一駆動ローラ104に駆動を与えるか否かで、シートPに引張り応力が発生するか否かを制御することができる。
図6に本実施例の駆動制御に関するフローチャート、図5に本実施例の駆動制御に関するブロック図を示す。図7に本実施例の駆動制御を説明する用紙引張搬送装置101の正面断面図を示す。図7(a)は、シートセンサON後0〜Xmsec時点の正面断面図であり、図7(b)は、シートセンサON後Xmsec時点の正面断面図である。
図6のフローチャートを説明する。図6に示す通紙ジョブ信号51がCPU(制御手段)に入力に入力されると(S5−1)、駆動モータMに通電をONする(S5−2)。駆動モータMのONと同時に、電磁クラッチCLの通電もONし通紙開始する(S5−3)。その結果、前述したように、駆動モータMの駆動が、各駆動伝達ギアを介して、駆動ギア104G1,106Gに伝達されることで、第一駆動ローラ104と第二駆動ローラ106が回転する。
その後、用紙引張搬送装置101内の入口ガイド121にシートPが案内され、シートセンサ103のON信号が確認されると(S5−4)、Xmsec後に電磁クラッチCLの通電をOFFする(S5−5)。Xの値は、シートセンサ103がONしてから、第2のローラ対のニップ部にシートPの先端が挟まれた直後までの時間としており、シートPの搬送速度及びシートセンサ103から第2のローラ対のニップ部までの距離で決定される。すなわち、制御手段は、シートセンサ103から第2のローラ対のニップ部までの所定の距離とシートPの搬送速度から、第2のローラ対のニップ部にシートが挟持されたことを判断する。本実施例では、シートPの搬送速度を300mm/s、シートセンサ103から第2のローラ対のニップ部までの距離が45mmであるため、X=160msecに設定している。
シートセンサ103がONしてからXmsec後に電磁クラッチCLの通電がOFFされると、第一駆動ローラ104への駆動が解除される。つまり図7(a)に示すように、シートセンサON後0〜Xmsec時点では、電磁クラッチCLがON状態であるため、第一駆動ローラ104は駆動が伝達されてシートPを搬送している。その後、図7(b)に示すように、シートセンサON後Xmsec時点では、シートPの先端は、第2のローラ対のニップ部に到達した直後であり、シートPは第二駆動ローラ106の駆動により搬送される。それと同時に電磁クラッチCLがOFF状態になり、第一駆動ローラ104には駆動が伝達されないため、第1のローラ対は従動回転となる。
また第一駆動ローラ104は駆動ギア104G2、駆動伝達ギア130を介して、負荷手段131が連結されているため、第一駆動ローラ104を回転させるためにはトルク負荷が発生する。その結果、図7(b)においては、シートPは、第1のローラ対と第2のローラ対の間でテンション力(搬送方向の張力)が生じながら搬送される。本実施例では、シートPにかかるテンション力が約6kgf程度になるように、負荷手段131の負荷トルクを設定している。
また、本実施例では、図8に示したように第1のローラ対と第2のローラ対のニップ部が、シートの幅方向中央部において幅100mmである。これにより、シートPには幅方向中心部にのみ搬送方向の先端から後端にわたって約6kgfのテンション力かかる構成となっている。その後、通紙が終了すると、駆動モータMをOFF(S5−6)し終了(S5−7)する。通紙2枚目以降は上記フローを繰り返す。
図10にシートPに生じたカール、端部波うちの形状の特徴、測定方法を説明する。シートPを測定用定盤700上に載せた状態で波うちを測定する。ここで、シート搬送方向におけるシートPの端部の長さをL edge[mm]、中央長さをL center[mm]としている。
また図10に示すシートPの上辺または下辺、すなわち搬送方向と直交する幅方向の端部に生じた湾曲形状Pwaveを端部波うちと称して、それらのうち測定用定盤700上との間隙の最大のものX maxを波うち量として評価の対象とした。
図11に、本発明者らが行った本実施例における用紙引張搬送装置101の効果確認実験の結果を示す。図11(a)に本用紙矯正装置201を用いずにプリンタ単独で出力したシートPの端部長さL edge[mm]、中央長さL center[mm]、また最大波うち量X max[mm]を記載している。図11(b)にプリンタ単独で印刷出力した後、数分程度経過した後、本用紙矯正装置201を使用して300mm/sで波うち矯正処理した直後のそれぞれのシートPの端部長さL edge[mm]、中央長さL center[mm]、また最大波うち量X max[mm]を記載している。
図11(b)に示すように本用紙引張搬送装置(300mm/sで通紙)に通紙した場合には、本用紙引張搬送装置通過後から1日放置後にシートの中央長さL centerの伸び量が0.6mmである。これに対して、端部長さL edgeの伸び量が0.6mmであり、端部と中央の長さの差が0mmとなっている。つまり本用紙引張搬送装置の効果によりシートPの中央部が引っ張られたことで伸び、結果として端部と中央の伸び量がほぼ等しくなった。その結果、端部と中央のシート長さが等しくなったことにより最大波うち量が、図11(a)に示すように3.3mmあったものに対し、図12(b)に示す1.0mm、すなわち約1/3に改善した。本実施例において、上記の効果を発揮するシートへの水分量として、ある所定の紙種において、8%以上とした。
上記のように、所定の水分量以上に加湿した後に引張搬送装置を通紙しシートの幅方向の中央部を搬送方向に引っ張ることで、端部と中央部のシートの搬送方向の長さの差を減少させ、波うちを改善することができる。
また複写機、プリンタの機種を問うことなく様々な画像形成装置から出力されたシートや、またそれら様々な画像形成装置に使用するために使用環境に放置された画像形成以前のシートに対しても、汎用的に波うちに対する補正を行うことができる。
次に図14を用いてカール矯正装置90について説明する。カール矯正装置90は、シートの一方の面側に凸状態のカールを矯正するための第1のカール矯正部900と、シートの他方の面側に凸状態のカールを矯正するための第2のカール矯正部910とを備えている。ここでは、第1のカール矯正部900と第2のカール矯正部910とはシートを介して構成が逆になっているだけであるため、一方のカール矯正部である第1のカール矯正部900の説明をし、第2のカール矯正部910の詳細な説明は省略する。
第1のカール矯正部900は、スポンジ材料からなる弾性部とその中心が金属製の剛体のローラ軸905とで構成されるスポンジローラ901と、スポンジローラ901の対向側に配設された金属製の剛体ローラ902とを有している。スポンジローラ901の両端は2つのローラ保持板金903により保持され、2つの保持板金903は回転中心904によって回動が可能となっている。そして、これらの構成を一体化してアセンブリとしている。
また、図14に示すように、回転中心906で回転可能な偏心カム907が保持板金903に当接している。そして、この偏心カム907が回転することによって、スポンジローラ901を保持している保持板金903が回転中心904を軸に回転して、スポンジローラ901を剛体ローラ902に圧接させる。そして、偏心カム907の回転角度によってスポンジローラ901が剛体ローラ902に食い込む量を変化させることができる。これによりシートのカールの矯正量が変更可能となる。なお、偏心カム907はデカール駆動モータM3(図5参照)により所定の角度に回転可能であり、且つ所定の角度でその位置が保持される。
この構成によれば、スポンジローラ901を剛体ローラ902に圧接させて剛体ローラ902がスポンジローラ901に食い込むことにより生じるスポンジローラ901の湾曲形状のニップ部(以下、湾曲ニップ部と言う)を形成する。そして、シートの一方の面側に凸状態のカールが生じているシートがこの湾曲ニップ部を通ることにより、シートのカールが矯正される。
また、偏心カム907の回転位置に応じて、スポンジローラ901への剛体ローラ902の食い込み量が変わるため、湾曲ニップ部の湾曲の度合いも変化して、シートに生じているカールを矯正するときの矯正量を変えることができる。すなわち、シートに生じているカールの大きさに応じてカールの矯正量を調整することが可能である。
なお、図14に示す第2のカール矯正部910において、911はスポンジローラ、912は剛体ローラ、913は保持板金、914は保持板金の回転中心、915スポンジローラ軸、916偏心カムの回転中心、917は偏心カムである。第2のカール矯正部910は、第1のカール矯正部900とはシートを介して構成が逆になっているだけであり、同一の各部材は同等の機能を有し、同様に動作する。すなわち、第2のカール矯正部910では、第1のカール矯正部900とはカールの向きが逆のカール(シートの他方の面側に凸状態のカール)が生じているシートの矯正を行う。また、第2のカール矯正部910によるシートのカールの矯正量の調整は、デカール駆動モータM4(図5参照)の回転角度が制御されて、第1のカール矯正部900と同様に、偏心カムの回転位置に応じてスポンジローラへの剛体ローラの食い込み量が変更されて行われる。
図15は、スポンジローラ901と剛体ローラ902の食い込み位置を説明する説明図である。図15に示すように、偏心カムの回転位置に応じてスポンジローラ901への剛体ローラ902の食い込み量が変更し、カール矯正装置900によりシートがカール矯正量Fで矯正される。このとき、シートのカールの向き(シートの一方の面側に凸の向きか他方の面側に凸の向き)は、シートのトナーが転写されている面、トナーの載り量、定着ローラの加圧力の大きさ等により予め実験等で分かっている。そのため、そのシートのカールの向きに応じて使用するカール矯正部が選択される。
本実施例では、カール矯正装置において、カール矯正部を異なる方向のカールを矯正するために2つ設けて選択的に使用しているが、これに限定されるものではない。例えば、カールの向きが一方しか生じない装置では、1つだけカール矯正部を設けてもよい。
また、シートのカール矯正手段は、シートに対してカール方向を矯正する屈曲力を与える構成であれば、金属ローラとスポンジローラ以外の構成でも可能である。
上記のように、シートのカールの向きに応じて、そのカールを矯正するカール矯正部を選択的に用いることで、シートに生じているカールをその向きに関わらず矯正することができる。またシートに生じているカールの大きさに応じて偏心カムの回転位置を変更してカールの矯正量を調整することができる。
また複写機、プリンタの機種を問うことなく様々な画像形成装置から出力されたシートや、またそれら様々な画像形成装置に使用するために使用環境に放置された画像形成以前のシートに対しても、汎用的にカールに対する補正を行うことができる。
〔実施例2〕
実施例2では、用紙矯正装置201と画像形成装置本体1とを備えた画像形成システムについて説明する。なお、本実施例では、用紙矯正装置201を画像形成装置本体1の搬送方向上流に配置している。また、用紙矯正装置201の構成は、前述した実施例1と同じ構成を採用しているので、同一の機能を有する部材には同一符号を付し、矯正手段に関する説明は省略する。
図16を用いて、本実施例における画像形成システムの構成について説明する。図16は、本実施例における画像形成システムの全体を示す断面図である。
本実施例において、シート矯正装置としての用紙矯正装置201は、画像形成装置本体1に対してシートの搬送方向上流に接続されている。また、用紙矯正装置201とは別に、シートに処理を施すシート処理装置6が、画像形成装置本体1に対してシートの搬送方向下流に接続されている。
図17を用いて、用紙矯正装置201と画像形成装置本体1を含めた画像形成システム全体の制御関係を説明する。図17は、用紙矯正装置201と画像形成装置本体1を含む装置全体の制御関係を示すブロック図である。用紙矯正装置201の制御部201Cは、実施例1と同様CPU、メモリ、演算ユニット、I/Oポート、通信用インターフェイス、駆動回路等を有するコンピュータシステムである。この制御部201Cによる制御は、CPUがメモリに格納されている所定のプログラムを実行することによりなされる。用紙矯正装置201の制御部201Cは、前述した実施例と同様に、装置を構成する加湿手段としての噴霧加湿装置202、及び張力付与手段としての用紙引張搬送装置101、給水ポンプ206、デカール手段としてのカール矯正装置90の動作を制御する。さらに、用紙矯正装置201の制御部201Cは、用紙矯正装置201に接続された給送デッキ80の動作を制御する。さらに用紙矯正装置201の制御部201Cは、画像形成装置本体1の制御部1Cやシート処理装置6の制御部6Cと接続されている。なお、本図では、本発明の説明に直接関係しないブロックの記載が省略されている。
図16に示す画像形成装置本体1は、画像形成装置の具体例としてフルカラー中間転写方式のものを示す。この場合の画像形成装置本体1は、画像を形成する画像形成手段として、例えばY(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック)の各色に対応する画像形成部10Y,10M,10C,10Kを直列に配置して構成されている。すなわち、可視像化までのプロセスを各色で並列処理するタンデム方式が採用された画像形成装置である。以下、記述の煩雑化を防ぐために、Y,M,C,Kの4つの画像形成部を符号10で代表させて説明するものとし、関連する次の各プロセス手段についても同様とする。また、Y,M,C,K各色の画像形成部の配列順序はそれに限定されない。なお、フルカラー中間転写方式の画像形成装置に限らず、モノクロ画像形成装置の場合でも実施形態として可能である。画像形成プロセスである転写部、定着部の詳細については後述する。
次に図16を用いて、シートの給送から排出までのシート搬送経路を説明する。実施例1で既述の通り、給送トレイ203もしくは給送デッキ80に環境放置されて、波うちやカールが発生したシートPの束をセットする。
給送トレイ203もしくは給送デッキ80から一枚ずつ分離して給送されたシートPは、用紙矯正装置201にて前記波うちやカールの矯正を行った後に、排出ローラ対210によって用紙矯正装置201外に排出される。排出されたシートPは、画像形成装置本体1に設けられた再給送口72から、画像形成装置本体1に受け渡される。
画像形成装置本体1に搬送されたシートPは、画像形成プロセスである転写部、定着部に搬送される。
また画像形成装置本体1は、公知の画像形成装置本体と同様にシート供給部4を有する。シート供給部4を用いることで、従来技術と同様に、シート供給部4からシートPを給送搬送し、画像形成後に、本体外に排出することが可能である。
前記シート供給部4は、第一のトレイ50、第二のトレイ51、及び第三のトレイ52に収容された各々のシートPを、それぞれ所定の経路で搬送するものである。各トレイ50〜52の近傍には、それぞれに対応する送り出しロールが配設されている。各送り出しロールは、対応するトレイ50〜52から一枚ずつ分離して取り出されたシートPをニップしてシート搬送路上に一時停止させると共に、所定のスタート信号に基づくタイミングでシート搬送方向の下流側にシートPを送り出すものである。各トレイ50〜52にセットされたシートPは、画像形成装置本体1に設けられた操作パネル56のコピーボタン等の指令に応じて選択的に送られる。
画像形成装置本体1において、画像読取部2は、透明な原稿台にセットされた原稿の画像を読み取るものである。例えば、画像読取部2は、ランプ、ミラー及びキャリッジ等からなる光学走査系と、この光学走査系で走査された光学像を結像させるレンズ系と、このレンズ系で結像された光学像を受光して電気信号に変換するCCD等の画像読取センサとを備えている。
シート供給部4の上部であって画像読取部2の近傍には、ユーザによって操作される操作パネル56およびこの操作パネル56に隣接して入力用キーボード56aが配設されている。また、第三のトレイ52の下側には、このフルカラー画像形成装置1の電源43が配置されている。ここでは、操作パネル56やキーボード56a等を用いて、トレイ番号(各トレイ50〜52に付された番号)毎に、そのトレイに収容されるシートPの種類(例えば坪量、コート層の有無、コート層の種類等)の入力が受け付けられるようになっている。そして、この内容は図示しないメモリに格納され、操作パネル56およびキーボード56aにて所定のトレイ番号が入力されたときに、該当するトレイに収容されるシートPの種類についての情報が表示されるようになっている。なお、ここでは、これら操作パネル56およびキーボード56aが、入力受付部、選択受付部および受付手段として機能している。
また、画像形成装置本体1において、画像形成部3は、電子写真方式にて各色成分のトナー像が形成される複数の画像形成ユニット10(10Y,10M,10C,10K)を備えている。また画像形成部3は、各画像形成ユニット10にて形成された各色成分トナー像を順次転写(一次転写)して保持させる中間転写ベルト15、中間転写ベルト15上に転写された重ねトナー像をシートPに一括転写(二次転写)させる二次転写部20を備えている。さらに、画像形成部3は、二次転写された画像をシートP上に定着させる定着部46を備えている。また、画像形成部3は、各装置(各部)の動作を制御する制御手段としての制御部40、画像読取部2や図示しないPC(Personal Computer)から出力されてくる画像データに基づいて画像形成用のデータを作成するIPS(Image Processing System)44を有している。なお、ここでは、各画像形成ユニット10Y,10M,10C,10K、中間転写ベルト15、および二次転写部20等によって、画像形成部3が構成されている。
また、画像形成装置本体1において、定着部46は、加熱・加圧等によってシートPにトナー像を定着させるものである。本実施例において、定着部46は、シートPの画像形成面に対向配置される加熱ロール46aと、この加熱ロール46aに圧接されて定着ニップを形成する加圧ベルト46bと、加熱ロール46aに内蔵される加熱源としてのハロゲンランプ46cとを備えている。シートP上に載ったトナーは定着ニップで定着され、定着部46外に排出される。
シート処理装置6は、前述したように画像形成装置本体1のシートの搬送方向下流に接続されている。画像形成装置本体1の排出口70から排出されたシートPは、シート処理装置6の入口ローラ対601に受け渡され搬送される。シート処理装置6は、ステイプル処理部602、中間スタッカ603、及びシフト処理部604を有し、各処理部にてシートPに対して、ステイプル処理又はシフト処理を行って、昇降排出トレイ605に排出する。
ステイプル処理は中間スタッカ603に設定枚数のシートPを集積した後にステイプル処理部602によりステイプル処理を行う。ステイプル処理されたシートPの束は、中間スタッカ603上を上昇して昇降排出トレイ305に排出される。
なお、ステイプル処理やシフト処理等の処理を行わないモードの場合でも、大量の画像形成を行う場合には、昇降排出トレイ305にシートPが排出される。
上記で説明したような構成、動作の用紙矯正装置201を用いることにより、実施例1と同様の効果を得ることができる。
さらに本実施例では、実施例1に対し、次のような追加効果がある。すなわち、用紙矯正装置201を画像形成装置本体1の搬送方向上流に配置することにより、環境に放置された状態で波うちやカールが発生したシートを矯正し、画像形成装置本体1に送ることができる。これにより画像形成装置本体1は、画像形成プロセスに波うちやカールのない良好な状態のシートPに対して画像形成することができる。その結果、シートPの状態不良により発生する画像不良を低減することができる。
〔実施例3〕
実施例3では、用紙矯正装置301と画像形成装置本体1とを備えた画像形成システムについて説明する。なお、本実施例では、用紙矯正装置301を画像形成装置本体1の搬送方向下流に配置している。また、画像形成装置本体1の構成は、前述した実施例2と同じ構成を採用しているので、同一の機能を有する部材には同一符号を付し、その説明は省略する。また、本実施例の用紙矯正装置301の構成において、前述した実施例1の用紙矯正装置と同一の機能を有する部材には同一符号を付し、その説明は省略する。
図18を用いて、本実施例における画像形成システムの構成について説明する。図18は、本実施例における画像形成システムの全体を示す断面図である。
本実施例において、シート矯正装置としての用紙矯正装置301は、画像形成装置本体1に対してシートの搬送方向下流に接続されている。
図19を用いて、用紙矯正装置301と画像形成装置本体1を含めた画像形成システム全体の制御関係を説明する。図19は、用紙矯正装置301と画像形成装置本体1を含む装置全体の制御関係を示すブロック図である。用紙矯正装置301の制御部301Cは、実施例1と同様CPU、メモリ、演算ユニット、I/Oポート、通信用インターフェイス、駆動回路等を有するコンピュータシステムである。この制御部301Cによる制御は、CPUがメモリに格納されている所定のプログラムを実行することによりなされる。用紙矯正装置301の制御部301Cは、前述した実施例と同様に、装置を構成する加湿手段としての噴霧加湿装置202、及び張力付与手段としての用紙引張搬送装置101、給水ポンプ206、デカール手段としてのカール矯正装置90の動作を制御する。さらに、用紙矯正装置301の制御部301Cは、画像形成装置本体1の制御部1Cと接続されている。なお、本図では、本発明の説明に直接関係しないブロックの記載が省略されている。
図18を用いて、用紙矯正装置301を用いたシートPの矯正方法を説明する。用紙矯正装置301へのシートPの給送方法として、受入口としての再給送口330からシートを給送する方法と給送トレイ303からシートを給送する方法を有する。各給送方法に応じた、シートPの矯正方法を以下に説明する。
画像形成装置本体1のシート供給部4から給送され、画像形成後に排出口70から排出されたシートPは、用紙矯正装置301に配置された再給送口330を経由し、用紙矯正装置301に搬送される。
用紙矯正装置301は、実施例1と同様に、噴霧加湿装置202、用紙引張搬送装置101、カール矯正装置90、および操作パネル1000を有する。図18に示す用紙矯正装置301では、再給送口330を経由したシートPが、図18矢印A2方向に送られる。
また、分岐部320は、給送トレイ303と再給送口330の搬送方向下流側に配置されている。分岐部320は、給送トレイ303と再給送口330から給送されたシートPに応じて、搬送パスを切り替えて、搬送ガイド314へガイドする。その後、シートPは、搬送ガイド314に案内され、実施例1と同様に、噴霧加湿装置202、用紙引張搬送装置101を経由し、画像形成装置本体1で発生した波うちを矯正される。さらに前記シートPは、搬送ガイド309に案内され、実施例1と同様に、カール矯正装置90を経由し、画像形成装置本体1で発生したカールを矯正される。その後、前記シートPは、排出ローラ対310により用紙矯正装置301外に排出され、排出トレイ305上に積載される。
一方、環境に放置された状態で波打ちやカールが発生したシートPは、給送トレイ303にセットし、給送手段である給送ローラ308、分離ローラ313により1枚ずつ給送され図18矢印A1方向に送られる。給送トレイ303から給送されたシートPは、前述と同様にして波うちやカールが矯正された後に、排出ローラ対310により用紙矯正装置301外に排出され、排出トレイ305上に積載される。
なお、シート矯正装置としての用紙矯正装置301に関して、噴霧加湿装置202、用紙引張搬送装置101、カール矯正装置90の構成および動作は、実施例1において既に説明した通りであるので、ここではその説明を省略する。
また、用紙矯正装置301の上部に配設された、ユーザによって操作される操作表示部としての操作パネル100についても、前述した実施例1における操作パネル100と同様であるため、ここでは説明を省略する。
前述の如く矯正されて排出トレイ305に排出積載されたシートPを、画像形成装置本体1のシート供給部4に戻す。これにより、実施例2と同様に、画像形成装置本体1は、画像形成プロセスに波うちやカールのない良好な状態のシートPに対して画像形成することができる。
上記で説明したような構成、動作の用紙矯正装置301を用いることにより、実施例1、2と同様の効果を得ることができる。
さらに本実施例では、実施例1、2に対し、次のような追加効果がある。すなわち、用紙矯正装置301を画像形成装置本体1の搬送方向下流に配置することにより、環境に放置された状態で波うちやカールが発生したシートに加えて、画像形成装置本体1でシートに発生した波うちやカールを低減し、出力することができる。
〔実施例4〕
実施例4では、2つの用紙矯正装置201,301と画像形成装置本体1とを備えた画像形成システムについて説明する。本実施例では、実施例2の画像形成システムにおいて、実施例3の用紙矯正装置301を画像形成装置本体1の搬送方向下流、シート処理装置6の搬送方向上流に配置している。なお、画像形成装置本体1の構成は、前述した実施例2と同じ構成を採用しているので、同一の機能を有する部材には同一符号を付し、その説明は省略する。また、本実施例の用紙矯正装置301の構成は、前述した実施例3の用紙矯正装置と同じ構成を採用しているので、同一の機能を有する部材には同一符号を付し、その説明は省略する。
図20を用いて、本実施例における画像形成システムの構成について説明する。図20は、本実施例における画像形成システムの全体を示す断面図である。
本実施例において、シート矯正装置としての用紙矯正装置201は、画像形成装置本体1に対してシートの搬送方向上流に接続されている。さらに、シート矯正装置としての用紙矯正装置301は、画像形成装置本体1に対してシートの搬送方向下流、シート処理装置6の上流に接続されている。
本実施例によれば、画像形成装置本体1の搬送方向上流に配置した用紙矯正装置201により、環境に放置された状態で波打ちやカールが発生したシートを矯正し、画像形成することができる。
また画像形成装置本体1の搬送方向下流に配置した用紙矯正装置301により、画像形成装置本体1でシートに発生した波打ちやカールを低減し、出力することができる。
〔他の実施例〕
前述した実施例2,3,4では、画像形成装置本体において画像形成部を4つ使用しているが、この使用個数は限定されるものではなく、必要に応じて適宜設定すれば良い。
また前述した実施例2,3,4では、画像形成装置本体として複写機を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えばプリンタ、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置であっても良い。また、中間転写体を使用し、該中間転写体に各色のトナー像を順次重ねて転写し、該中間転写体に担持されたトナー像をシートに一括して転写する画像形成装置を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、記録材担持体を使用し、該記録材担持体に担持されたシート(記録材)に各色のトナー像を順次重ねて転写する画像形成装置であっても良い。これらの画像形成装置本体に接続して用いるシート矯正装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
また前述した実施例では、記録対象としての記録紙等のシートを矯正するためのシート矯正装置を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、読取対象としての原稿等のシートを矯正するためのシート矯正装置に適用しても同様の効果を得ることができる。
L …加湿液
P …シート
M …駆動モータ
1 …画像形成装置本体
6 …シート処理装置
80 …給送デッキ
90 …カール矯正装置
101 …用紙引張搬送装置
103 …シートセンサ
104 …第一駆動ローラ
104G2 …駆動ギア
105 …第一加圧ローラ
106 …第二駆動ローラ
107 …第二加圧ローラ
114,115 …搬送ガイド
117,118 …出口ガイド
131 …負荷手段
201,301 …用紙矯正装置
201C,301C …制御部
202 …噴霧加湿装置
203,303 …給送トレイ
204 …貯水タンク
206 …給水ポンプ
207,305 …排出トレイ
251 …シャッター
252 …噴出口
320 …分岐部
330 …再給送口
900 …第1のカール矯正部
901,911 …スポンジローラ
903,913 …ローラ保持板金
905,915 …ローラ軸
907,917 …偏心カム
910 …第2のカール矯正部

Claims (11)

  1. シートに水分を付与するための加湿手段と、
    前記加湿手段に向けて給送するシートを積載するための給送積載手段と、
    前記加湿手段により水分を付与されたシートを排出後に積載するための排出積載手段と、
    を有することを特徴とするシート矯正装置。
  2. 前記加湿手段のシート搬送方向下流に設けられ、前記シートのカールを矯正するデカール手段を有することを特徴とする請求項1に記載のシート矯正装置。
  3. 前記加湿手段のシート搬送方向下流に設けられ、前記シートの搬送方向と直交する幅方向における中央領域に搬送方向の張力を与えるための張力付与手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のシート矯正装置。
  4. 前記張力付与手段は、シートを搬送する第1の回転体対と、シートの搬送方向において前記第1の回転体対の下流側に設けられ、シートを搬送する第2の回転体対と、前記第1の回転体対と前記第2の回転体対にシートが挟持された際に、シートに引張り応力が発生するように、前記第1の回転体対の回転に負荷を与える負荷手段と、を備えることを特徴とする請求項3に記載のシート矯正装置。
  5. 前記第1の回転体対、前記第2の回転体対のうち少なくとも1つはローラ対であり、当該ローラ対のローラの外径は、前記シートの幅方向において中央部の方が端部よりも大きいことを特徴とする請求項4に記載のシート矯正装置。
  6. 前記第1の回転体対が形成するニップ部及び前記第2の回転体対が形成するニップ部の少なくとも一方は、前記シートの幅方向において、搬送されるシートの中央部の領域にあることを特徴とする請求項4又は5に記載のシート矯正装置。
  7. 前記加湿手段は、シートに水分を噴霧するための複数の噴出口を設け、隣り合う噴出口からシートへの噴霧領域が重なりあうように噴出口の大きさ、間隔、噴霧角度を設定したことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート矯正装置。
  8. 画像を形成する画像形成部と、前記画像をシートに定着する定着部と、を有する画像形成装置本体と、
    前記画像形成装置本体に対して接続され、シートを矯正するためのシート矯正装置と、を備えた画像形成システムであって、
    前記シート矯正装置として、請求項1乃至7のいずれか1項に記載のシート矯正装置を備えていることを特徴とする画像形成システム。
  9. 前記シート矯正装置を、前記画像形成装置本体に対してシートの搬送方向上流に接続し、
    前記シート矯正装置でシートを矯正した後に、そのシートを前記画像形成装置本体に送ることを特徴とする請求項8に記載の画像形成システム。
  10. 前記シート矯正装置は、前記加湿手段よりもシートの搬送方向上流に、前記画像形成装置本体から排出されたシートを受け入れる受入口を有し、
    前記シート矯正装置を、前記画像形成装置本体に対してシートの搬送方向下流に接続し、
    前記シート矯正装置でシートを矯正した後に、そのシートを前記画像形成装置本体に送り、または、前記画像形成装置本体から排出されたシートを、前記シート矯正装置にて矯正することを特徴とする請求項8に記載の画像形成システム。
  11. 前記シート矯正装置を、前記画像形成装置本体に対してシートの搬送方向上流および下流にそれぞれ接続し、
    下流に接続した前記シート矯正装置は、前記加湿手段よりもシートの搬送方向上流に、前記画像形成装置本体から排出されたシートを受け入れる受入口を有し、
    上流に接続した前記シート矯正装置でシートを矯正した後に、そのシートを前記画像形成装置本体に送り、
    前記画像形成装置本体から排出されたシートを、下流に接続した前記シート矯正装置にて矯正することを特徴とする請求項8に記載の画像形成システム。
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