JP2016126229A - 表示装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】マルチモニタ分割表示を行う際に、ベゼルによって画像が区切られることによる悪影響を抑制可能な表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置は、周囲にベゼル部が配置された表示部と、前記表示部と対応して配置され、独立して発光制御可能な複数の発光領域を有する光源部と、前記複数の発光領域のそれぞれの発光強度を、当該発光領域に対応する前記表示部の表示領域に表示される前記画像データの値に基づいて決定する決定手段と、前記ベゼル部の色情報および幅情報を含むベゼル情報を記憶する記憶手段と、前記画像データが、他の一つ以上の表示装置とともに分割表示されるものであるか判定する判定手段と、を有し、前記決定手段は、隣接発光領域については、隣接発光領域に対応する画像データと前記ベゼル情報に基づいて前記発光強度を決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置およびその制御方法に関する。
現在、液晶パネル等の非発光型の表示パネルを搭載した表示装置が広く普及している。非発光型の表示パネルを搭載した表示装置は、表示パネルの裏面に光源を備えるものが一般的である。従来の液晶表示装置においては、表示する画像の内容に関わらず光源の発光強度は、面内で常に一定であった。したがって、黒画像や暗い画像を表示する場合でも光源は同じ明るさで発光しているため、表示に寄与しない電力を無駄に消費することとなる。加えて、黒画像を表示する際には、液晶パネルから光源の光漏れによる黒浮きが生じてしまうため、コントラストの低下が懸念されていた。そこで、近年、画像表示領域を複数の領域に分け、表示する画像に対応した領域の光源の発光強度を制御することで、省電力及びコントラストの向上を実現する液晶表示装置が開発されている。
また、展示等の用途においては、複数の表示装置を並べて設置し、一つの大きな画像を分割して表示する表示形態(マルチモニタ分割表示)が普及している。このような表示形態には、一つの表示装置の性能では表示できない大きさの画像を表現することができる利点がある。しかしながら、表示装置の正面には、画像表示領域を囲むようにベゼルが設けられているため、表示装置毎に画像がベゼルで区切られてしまう。その際、ベゼルの色と、ベゼル部分近傍の画像の色について、明るさに差がある場合には、視聴者は本来の画像の色が持つ明るさとは異なる印象を受けてしまう。具体的には、例えば白いベゼルの表示装置に黒い画像が表示されるような場合には、視聴者にとって画像の黒色がより際立って見えるため、画像本来の黒色よりも更に暗く見えてしまう。これにより、画像コンテンツ作成時に、制作者が意図した見えとは異なってしまう可能性がある。
上述した表示形態において、ベゼルの影響を緩和するため、ベゼル部分に照明を設け、表示される画像に応じて照明の点灯を制御する技術が開示されている(特許文献1参照)。このような技術は、ベゼルの影響で視聴者が違和感を感じたり、画像コンテンツ制作者の意図と異なる印象を持たれてしまうことを防ぐ効果がある。
特開2006−42191号公報
上述した従来技術では、ベゼル部分に照明を設ける必要があり、表示装置の構成やデザインが限定されてしまうという問題がある。また、明るくする方向への制御に限定されるため、ベゼル付近に表示される画像が暗い場合、十分な改善効果が得られないという問題もある。
そこで本発明は、マルチモニタ分割表示を行う際に、ベゼルによって画像が区切られることによる悪影響を抑制可能な表示装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様は、画像データに基づいて画像を表示する表示部と、前記表示部の周囲に配置されるベゼル部と、前記表示部と対応して配置さ
れ、独立して発光制御可能な複数の発光領域を有する光源部と、前記複数の発光領域のそれぞれの発光強度を、当該発光領域に対応する前記表示部の表示領域に表示される前記画像データの値に基づいて決定する決定手段と、前記ベゼル部の色情報および幅情報を含むベゼル情報を記憶する記憶手段と、前記画像データが、他の一つ以上の表示装置とともに分割表示されるものであるか判定する判定手段と、を有し、前記決定手段は、前記画像データが他の一つ以上の表示装置とともに分割表示されるものである場合に、前記表示部の周縁部の表示領域であって他の一つ以上の表示装置と隣接する表示領域に対応する発光領域である隣接発光領域については、当該隣接発光領域に対応する表示領域に表示される画像データと、前記ベゼル情報に基づいて前記発光強度を決定する、表示装置である。
また、本発明の別の態様は、画像データに基づいて画像を表示する表示部と、前記表示部の周囲に配置されるベゼル部と、前記表示部と対応して配置され、独立して発光制御可能な複数の発光領域を有する光源部と、を備え、それぞれの発光領域の発光輝度を当該発光領域に対応する表示領域に表示される画像データに基づいて決定する表示装置の制御方法であって、前記画像データが他の一つ以上の表示装置とともに分割表示されるものであるか否か判定する判定ステップと、前記画像データが他の一つ以上の表示装置とともに分割表示されるものである場合に、前記表示部の周縁部であって他の一つ以上の表示装置と隣接する領域に対応する発光領域である隣接発光領域について、当該隣接発光領域に対応する表示領域に表示される画像データと、前記ベゼル部の色情報および幅情報を含むベゼル情報とに基づいて発光強度を決定する、決定ステップと、を含む、表示装置の制御方法である。
本発明によれば、マルチモニタ分割表示を行う際に、ベゼルによって画像が区切られることによる悪影響を抑制できる。
実施例1に係る表示装置のブロック図 実施例1に係る表示装置の外観図 設置情報の一例を説明する図 分割情報の一例を説明する図 ベゼル画像の付加処理の一例を説明する図 実施例1に係る発光強度決定処理のフローチャート 実施例1に係る領域の拡張処理の一例を説明する図 実施例1に係る発光強度決定処理の作用を説明する図 実施例2に係る表示装置のブロック図 実施例2に係る発光強度決定処理のフローチャート
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。ただし、以下の実施例はあくまでも一例であって、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
図1、図2を参照して、実施例1に係る画像表示装置100について説明する。画像表示装置100は、画像データによって表される画像を表示部103に表示するための装置である。実施例1では、画像表示装置100の一例としてモニタを用いる。もちろん、画像表示装置100はモニタに限るものではなく、画像を表示する機能を持つ装置であれば、テレビジョン受像機などの装置を画像表示装置100として用いてもよい。以下、画像表示装置100を「モニタ100」と呼ぶ。
<モニタ100>
図1を参照して、モニタ100の構成の一例を説明する。モニタ100は、図1に示すように、データ入力部101、データ処理部102、表示部103、判定部104、光源制御部105、光源部106、記憶部107、CPU108を有する。
データ入力部101は、図示しない外部装置から映像インターフェイス等を通じて画像データの入力を受け付ける。データ入力部101は、入力された画像データをデータ処理部102に供給する。
データ処理部102は、データ入力部101から供給される画像データを表示部103で表示可能な形式に変換する処理を行う演算装置である。変換後の画像データは、表示部103及びCPU108に供給される。データ処理部102は、入力された画像データがマルチモニタ分割表示用の画像データの一部である場合には、ベゼル部分に対する画像(ベゼル画像)を入力画像データに付加してCPU103に供給する。入力画像データがマルチモニタ分割表示用の画像データの一部であるか否かの判定は、判定部104によって行われる。この判定処理と、ベゼル画像の付加処理については後述する。なお、CPU108に供給される画像データは、CPU108から光源制御部105にも供給される。
表示部103は、液晶表示パネル等の表示器により構成される。表示部103は、データ処理部102から供給される画像データを表示することができる。
判定部104は、データ入力部101に入力される画像データが、マルチモニタ分割表示用の画像データの一部であるか否か判定する。入力画像データがマルチモニタ分割表示用の画像データの一部である場合にはデータ処理部102によってベゼル画像の付加処理が行われるので、この判定は入力画像データにベゼル画像の付加を行うか否かの判定とも捉えられる。この判定は、判定部104に入力される分割情報に基づいて行われる。詳しくは後述するが、分割情報は、データ入力部101に入力される画像データがマルチモニタ分割表示用の画像データの一部であるか否かを示す情報である。判定部104は、この判定結果をデータ処理部102に通知する。また、この判定結果はCPU108にも通知される。CPU108は、この判定結果に基づいて、隣接発光領域の発光強度の計算方法を変更するか否かを決定する。隣接発光領域は、表示部103の周縁部の表示領域であってベゼル部201を介して他のモニタと隣接している表示領域(以下、隣接部分と称する)に対応する、光源部106の発光領域である。隣接発光領域は、複数の発光領域の周縁部に位置する発光領域であって、ベゼル部201を介して他のモニタと隣接している発光領域と表現することもできる。判定部104は、入力画像がマルチモニタ表示用の画像データの一部であると判定される場合には、モニタ100が他の1つ以上のモニタとどの部分が隣接しているかを表す設置情報を光源制御部105に通知する。なお、設置情報及び分割情報は、図示しない外部装置により通信インターフェイス等を通じて判定部104に供給される。設置情報及び分割情報については後述する。
光源制御部105は、光源部106における発光領域毎の発光強度を制御する演算装置である。光源制御部105は、光源部106における発光領域に対応する表示部103の表示領域毎に画像データのAPL(Average Picture Level)を抽出し、所定の基準値との比較結果に応じて発光領域の発光強度を決定する。画像データのAPLに応じた発光強度で光源部106を制御することにより、コントラストの向上を図ることが可能となる。光源制御部105は、判定部104の判定結果に応じて、光源部106の隣接発光領域における発光強度の計算方法を変更する処理も行う。発光強度決定処理の詳細については後述する。
光源部106は、表示部103に対応して配置され、照明光を発するLED(Ligh
t Emitting Diode)等の光源により構成されるバックライトである。光源部106は、複数の発光領域に分割され、光源制御部105により発光領域毎に独立した発光強度で発光制御可能な構成とする。
記憶部107は、EEPROM等の不揮発性メモリを有する。記憶部107に記憶される情報として、モニタ100のベゼル情報が含まれる。ベゼル情報については後述する。また、記憶部107は、CPU108によって実行されるコンピュータプログラムを記憶するとともに、CPU108のワークエリアとして機能するメモリを有する。
CPU(Central Processing Unit)108は、記憶部107に格納されているコンピュータプログラムを実行することによってモニタ100全体の動作を制御する。
<ベゼル情報>
次に、図2を参照して、モニタ100のベゼル情報について説明する。図2は、モニタ100を正面から見た図である。図2に示すように、モニタ100の正面には、表示部103と、表示部103の周囲に配置されたベゼル部201(図2の斜線部分)が設けられている。
実施例1では、ベゼル情報は、ベゼル部201の色情報と幅情報を含む。色情報は、ベゼル部201の色を示す情報である。色情報は、データ処理部102が画像データへ行う処理と同等に扱えるデータ形式で記憶部107に記憶される。例えば、データ処理部102が画像データをRGB値で処理する場合には、色情報もRGB値で記憶部107に記憶することが好ましい。幅情報は、ベゼル部201の幅を示す情報である。幅情報は、データ処理部102が画像データへ行う処理と同等に扱えるデータ形式で記憶部107に記憶される。例えば、データ処理部102が画像データをピクセル単位で処理する場合には、幅情報もピクセル単位で記憶部107に記憶することが好ましい。
なお、実施例1では、簡略化のためベゼル部201は縦横(左右端と上下端)で同一の幅として説明するが、縦横で幅が異なる場合には、縦幅と横幅それぞれの幅情報を記憶部107に記憶すればよい。また、ベゼル部201の幅が四辺でそれぞれ異なる場合には、四辺ごとにベゼルの幅の記憶すればよい。
<設置情報、分割情報>
次に、図3を参照して、設置情報の一例を説明する。マルチモニタ表示を行う際には、複数のモニタが隣接して配置される。あるモニタの設置情報は、当該モニタの周囲に設置される他のモニタの設置位置を示す情報である。設置情報は、例えば、モニタの上下左右のどの方向に他のモニタが隣接しているかを示す。
図3に示すように、4台のモニタ100をそれぞれA、B、C、Dのように配置した場合、Aに配置されるモニタ100には「右」及び「下」を示す設置情報が供給される。同様に、Bに配置されるモニタ100には「左」及び「下」、Cに配置されるモニタ100には「右」及び「上」、Dに配置されるモニタ100には「左」及び上を示すそれぞれの設置情報が供給される。「右」、「左」、「上」、「下」を示す設置情報とは、それぞれ、モニタ100の右端、左端、上端、下端が他のモニタと隣接していることを表す。
次に、図4(A)(B)を参照して、分割情報の一例を説明する。分割情報は、モニタ100に入力される画像データが、マルチモニタ分割表示用の画像データの一部であることを示す情報である。すなわち、一つの大きな画像を分割して複数のモニタ100で分割表示する場合に、分割情報がモニタ100に供給される。
図4(A)に示すように、一つの大きな画像を分割して、4台のモニタ100で分割表示するような場合は、4台のモニタ100全てに分割情報が供給される。一方、図4(B)に示すように、4台のモニタ100でそれぞれ独立した画像を表示するような場合は、分割情報は供給されない。
図示しない外部装置が一つの大きな画像を分割して複数のモニタ100へ供給する場合には、分割した画像のそれぞれをどのモニタ100へ供給するかについて、モニタ100の配置に基づいて、ユーザが予め図示しない外部装置に対して設定する必要がある。設定情報及び分割情報は、図示しない外部装置により、上述した設定に基づいて生成される。
<ベゼル画像の付加処理>
次に、図5(A)−(C)を参照して、実施例1に係るモニタ100で行われるベゼル画像の付加処理について説明する。ただし、以下の実施例はあくまでも一例であって、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
ベゼル画像の付加処理は、データ処理部102がモニタ100のベゼル情報及び設置情報に基づいてベゼル部分に対応する画像データ(ベゼル画像データ)を生成し、画像データの隣接部分に付加する処理である。ベゼル画像データは、全ピクセルがベゼル情報における色情報で塗りつぶされた画像データである。ここでは、図5(A)−(C)に示すように、設置情報が「右」の場合と、「下」の場合と、「右」及び「下」の場合について説明する。
図5(A)−(C)の上図はベゼル画像データ付加前の画像データ、下図はベゼル画像データ(斜線部分)付加後の画像データをそれぞれ示している。
設置情報が「右」の場合、図5(A)に示すように、画像データの右側にベゼル画像データが付加される。右側に付加するベゼル画像の大きさは、縦幅が画像データの縦幅のピクセル数、横幅がモニタ100のベゼル情報における幅情報のピクセル数である。
設置情報が「下」の場合、図5(B)に示すように、画像データの下側にベゼル画像データを付加する。下側に付加するベゼル画像データの大きさは、縦幅がモニタ100のベゼル情報における幅情報のピクセル数、横幅が画像データの横幅のピクセル数である。
設置情報が「右」及び「下」の場合、図5(C)に示すように、画像データの右、下、及び右下側にベゼル画像データを付加する。右及び下側に付加するベゼル画像データの大きさは、前述した図5(A)(B)と同様である。また、右下側に付加するベゼル画像データの大きさは、縦幅、横幅ともにモニタ100のベゼル情報における幅情報のピクセル数とする。
なお、ここでは、簡略化のため設置情報が「右」、「下」の組み合わせのみ説明したが、「左」や「上」を含む任意の組み合わせの場合についても同様である。
<発光強度決定処理>
次に、図6、図7を参照して、実施例1に係るモニタ100で行われる光源部106の発光強度決定処理について説明する。図6は、実施例1に係るモニタ100のCPU108によって行われる発光強度決定処理の一例を説明するためのフローチャートである。ただし、以下の実施例はあくまでも一例であって、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。この発光強度決定処理を実施するCPU108が発光強度決定手段に相当する。
実施例1にかかる発光強度決定処理では、モニタ100にマルチモニタ分割表示用の画像の一部が表示される場合に、ベゼル部201がユーザの視界に入ることによる影響を加味して、光源部106の発光強度が決定される。具体的には、CPU108は、光源部106の隣接発光領域の発光強度を、ベゼル部201の大きさや色を考慮して決定する。なお、発光強度決定処理は、モニタ100が電源オン状態である場合に、CPU108が記憶部107に格納されているコンピュータプログラムを実行することによって制御される。
ステップS601において、CPU108は、判定部104に対し外部装置より分割情報が供給されているか否かを判定するよう指示し、判定結果を取得する。分割情報が供給されている場合(ステップS601でYESの場合)、処理はステップS601からステップS602に進む。分割情報が供給されていない場合(ステップS601でNOの場合)、処理はステップS601からステップS605に進む。
分割情報が供給されている場合(ステップS601でYESの場合)、他のモニタと隣接する隣接発光領域の発光強度は、ベゼル部201の影響を加味される。そのためには、データ処理部102及び光源制御部105が、モニタ100の上下左右のどの方向に他のモニタが隣接しているかを判定できるようにする必要がある。そこで、ステップS602において、CPU108は、データ処理部102及び光源制御部105に対し、外部装置より供給される設置情報を供給するよう判定部104に指示する。
次に、光源部106の隣接発光領域の発光強度の決定においてベゼル部201の影響を加味できるように、光源制御部105が発光強度を決定する際に用いる画像データにベゼル画像を付加する処理が行われる(ステップS603)。具体的には、ステップS603では以下の処理が行われる。CPU108は、データ処理部102に対し記憶部107に記憶されているモニタ100のベゼル情報を読み出すよう指示する。データ処理部102は、読み出したモニタ100のベゼル情報と、ステップS602において判定部104より供給される設置情報に基づいて、隣接部分のベゼル画像を生成し、データ入力部101から供給される画像データに付加する。なお、ベゼル画像の付加処理は、図5(A)−(C)を用いて説明した前述の処理のとおりである。データ処理部102は、ベゼル画像を付加した画像データをCPU108に供給する。
次に、光源部106の隣接発光領域の発光強度の決定においてベゼル部201の影響を加味できるように、光源制御部105が画像データのAPLを抽出する対象領域を、ベゼル画像が付加された部分を含むように拡張する処理が行われる(ステップS604)。具体的には、ステップS604では以下の処理が行われる。CPU108は、光源制御部105に対し、ステップS603においてデータ処理部102より供給されるベゼル画像を付加した画像データを供給する。光源制御部105は、画像データのAPLを抽出する領域について、領域の拡張処理を行う。ここで、図7(A)−(C)を参照して、ステップS604における領域の拡張処理について模式的に説明する。
図7(A)−(C)は、画像データのAPL抽出対象領域を説明する図である。図7(A)では、領域拡張処理を行う前のAPL抽出領域が点線で示されている。領域拡張処理を行わない場合(すなわち、マルチモニタ分割表示を行わない場合)には、点線で示された領域ごとにAPLが算出され、算出されたAPLに基づいて各発光領域の発光強度が決定される。
図7(B)は、ステップS603におけるベゼル画像付加処理後の画像データを示す。図7(B)において斜線で示される部分が付加されたベゼル画像である。なお、ここでは
、図7(B)に示すように、設置情報として「右」及び「下」が供給される場合で説明する。また、図7(B)において、領域拡張処理を行う前の、隣接発光領域に対するAPL抽出領域を太線で示している。このように、ベゼル画像が付加された部分については、画像データのAPL抽出対象領域外となっており、このままでは隣接発光領域の発光強度決定の際にベゼル画像が考慮されない。そこで、隣接発光領域については、当該隣接発光領域に対応する画像データに隣接して付加されたベゼル画像を含むようにAPL抽出対象領域を拡張する。
図7(C)の太線で示す領域が、拡張されたAPL抽出対象領域である。具体的には、設置情報が「右」及び「下」である場合には、下端領域のAPL抽出対象領域が下側にベゼル幅だけ拡張され、右端のAPL抽出対象領域が右側にベゼル幅だけ拡張される。右下部分については、右側および下側の両方にAPL抽出対象領域が拡張される。なお、ここでは、簡略化のため設置情報として右及び下が供給される場合のみ説明したが、その他の場合についても同様である。
ステップS605において、CPU101は、光源制御部105に対し、光源部106における発光領域に対応する表示部103の表示領域毎に、データ処理部102より供給される画像データのAPLに基づいて発光強度を決定するよう指示する。なお、ステップS604における領域の拡張処理が行われた場合は、光源制御部105は、拡張された領域(図7(C))を用いてAPLの抽出を行う。光源制御部105は、それぞれの領域毎に抽出したAPLと、所定の基準値との比較結果に応じて、光源部106における発光領域毎の発光強度を決定する。ここで、所定の基準値とは、光源制御部105が設定可能な発光強度の段階の数だけ、画像データのAPLに応じて設けられる閾値である。例えば、画像データのAPLが低ければ発光強度も低く設定され、APLが高ければ発光強度も高く設定されるようにすることにより、コントラスト向上の効果が得られる。光源制御部105は、決定した発光強度で光源部106を制御して、本フローチャートを終了する。
次に、図6、図7(A)−(C)、図8用いて、実施例1に係るモニタ100で行われる発光強度の計算方法の変更処理による作用を具体的に説明する。図8は、図7(C)で示した、拡張領域の一部を拡大したものである。図中において、領域801は、ある隣接発光領域に対応する画像データの表示領域である。領域802は、領域801に隣接して付加されたベゼル画像領域である。領域803は領域801及び領域802を合わせた領域である。なお、ここでは、簡略化のため一つの領域のみに注目して説明するが、他の領域についても同様である。
ステップS605において、ステップS604における領域の拡張処理が行われていない場合(ステップS601でNoの場合)、APL抽出対象領域は領域801となる。ステップS604における領域の拡張処理が行われた場合(ステップS601でYesの場合)、APL抽出対象領域は領域803となる。例えば、領域801に表示する画像データが白(高輝度)、領域802のベゼル画像が黒(低輝度)の場合、領域801から抽出したAPLに比べ、領域803から抽出したAPLの値は低くなる。つまり、光源部106における当該発光領域の発光強度は、領域803からAPLを抽出した場合の方が低く制御される。これによって、領域801部分の見えは暗くなるため、黒いベゼルの色に近い見えとなる。
このように、実施例1に係るモニタ100は、隣接部分に対応する隣接発光領域毎の発光強度が、ベゼル部201の影響を加味した値となるよう制御する。これにより、装置の構成やデザインを限定することなく、ユーザの違和感の低減や、よりコンテンツ制作者の意図に即した表示を図ることが可能となる。
なお、実施例1では、ベゼル画像の付加処理において、記憶部107に記憶されたベゼル情報中の色情報を持つ画像をベゼル画像として付加している。しかしながら、ベゼル画像の色は、ベゼルの材質に応じた反射係数を考慮して、オフセット値を付加して決定してもよい。
また、実施例1では、設置情報及び分割情報は、図示しない外部装置により通信インターフェイス等を通じて判定部104に供給されるものとして説明したが、画像データのタグ等を利用して供給されるものであってもよい。また、図示しない外部装置が一つの大きな画像を分割して複数のモニタ100へ供給する場合に、分割した画像のそれぞれをどのモニタ100へ供給するかを予め設定されているものとして説明したが、これに限られない。例えば、複数のモニタ100間で通信を行って、設置情報及び分割情報と同義の情報を生成するようなものであってもよい。
また、実施例1では、データ処理部102がベゼル画像の付加処理を行うものとして説明したが、光源制御部105が行うようにしてもよい。
また、実施例1では、光源部106の発光強度について、データ処理部102より供給される画像データのAPLを用いて決定するものとして説明したが、これに限られず、画像データの明暗に基づく発光強度の決定方法であれば他の方法を用いてもよい。例えば、画像データにおける輝度の平均値、最大値、中間値、最頻値などに基づいて発光輝度を決定することができる。
(実施例2)
図9を参照して、実施例2に係る画像表示装置900について説明する。画像表示装置900は、画像データを表示部903に表示し視聴するための装置である。実施例2では、画像表示装置900の一例としてモニタを用いる。もちろん、画像表示装置900はモニタに限るものではなく、画像データを表示する機能を持つ装置であれば、テレビジョン受像機などの装置を画像表示装置900として用いてもよい。以下、画像表示装置900を「モニタ900」と呼ぶ。
<モニタ900>
次に、図9を参照して、モニタ900の構成の一例を説明する。モニタ900は、図9に示すように、データ入力部901、データ処理部902、表示部903、判定部904、光源制御部905、光源部906、記憶部907、CPU908、外光値取得部909を有する。
なお、外光値取得部909以外については、実施例1において説明したモニタ100と同様の構成であるため、説明を省略する。外光値取得部909は、モニタ900に照射される外光値を検知するためのセンサを有する。外光値取得部909が検知した外光値は、CPU908に供給される。
<ベゼル情報>
次に、モニタ900のベゼル情報について説明する。モニタ900のベゼル情報は、色情報以外については実施例1において説明したモニタ100のベゼル情報と同様であるため、説明を省略する。
モニタ900のベゼル情報における色情報は、外光に応じてベゼル部201の色の見えが異なることを考慮し、外光値に対応した複数の情報が記憶部907に記憶される。例えば、外光値が低い、通常、高い場合の3通りに対応して、3種類の色情報が記憶部907に記憶される。
<設置情報、分割情報>
設置情報及び分割情報については、実施例1と同様であるため、説明を省略する。
<ベゼル画像の付加処理>
次に、実施例2に係るモニタ900で行われるベゼル画像の付加処理について説明する。ただし、以下の実施例はあくまでも一例であって、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
ベゼル画像の付加処理は、データ処理部902がモニタ900のベゼル情報及び設置情報に基づいてベゼル画像を生成し、画像データの隣接部分に付加する処理である。ベゼル画像は、全ピクセルがベゼル情報における色情報で塗りつぶされた画像である。上述のように、モニタ900のベゼル情報における色情報は、外光値に応じた複数の情報が記憶部907に記憶される。そこで、CPU908は外光値取得部909から得られる外光値に基づいて予めどの色情報を扱うかを決定し、データ処理部902に通知する。ベゼル画像の付加の仕方については、実施例1と同様であるため、説明を省略する。
<発光強度決定処理>
次に、図10を参照して、実施例2に係るモニタ900で行われる光源部906の発光強度決定処理について説明する。図10は、実施例2に係るモニタ900で行われる発光強度決定処理の一例を説明するためのフローチャートである。ただし、以下の実施例はあくまでも一例であって、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
実施例2にかかる発光強度決定処理では、モニタ900にマルチモニタ表示用の画像の一部が表示される場合に、ベゼル部201がユーザの視界に入ることによる影響を加味して、光源部906の発光強度を決定する。また、発光強度決定処理は、外光に応じてベゼル部201の色の見えが異なることを考慮し、外光値取得部909が検知した外光値を用いて付加するベゼル画像の色情報を決定する処理も含む。なお、発光強度の計算方法の変更処理は、モニタ900が電源オン状態である場合に、CPU908が記憶部907に格納されているコンピュータプログラムを実行することによって制御される。
ステップS1001およびS1002の処理は、実施例1におけるステップS601およびS602の処理と同様であるため、説明を省略する。
次に、本実施例では、外光の影響を加味するために、外光値取得部909が検知した外光値を取得する必要がある。そこで、ステップS1003において、CPU908は、外光値取得部909に対し外光値を要求する。外光値取得部909は、検知した外光値をCPU908に供給する。
次に、取得した外光値からベゼル部201の色の見えを判断し、記憶部907に記憶される複数の色情報より、該当する情報を選択する必要がある。そこで、ステップS1004において、CPU908は、ステップS1003において外光値取得部909より取得した外光値が、複数の所定範囲のどのレベルに含まれるかを判定する。CPU908は、判定の結果より、記憶部907に記憶される複数の色情報より該当する情報を選択する。
次に、光源部906の隣接部分に対応する隣接発光領域毎の発光強度が、ベゼル部201の影響を加味した値になるようにするため、光源制御部905が発光強度を決定する際に用いる画像データにベゼル画像を付加する必要がある。そこで、ステップS1005において、CPU908は、データ処理部902に対し記憶部907に記憶されているモニタ900のベゼル情報を読み出すよう指示する。また、CPU908は、データ処理部9
02に対し、ステップS1004において選択した色情報を記憶部907より読み出すよう指示する。データ処理部902は、読み出したモニタ900のベゼル情報と、ステップS1002において判定部904より供給される設置情報に基づいて、隣接部分のベゼル画像を生成し、データ入力部901から供給される画像データに付加する。なお、ベゼル画像の付加処理は、前述の処理のとおりである。データ処理部902は、ベゼル画像を付加した画像データをCPU908に供給する。
ステップS1006およびS1007の処理は、実施例1におけるステップS604およびS605の処理と同様であるため、説明を省略する。
このように、実施例2に係るモニタ900において、実施例1の処理に加えて、外光によるベゼル部201の色の見えの違いを考慮し、ベゼル画像の色を選択するようにしている。すなわち、モニタ900の置かれる環境への適応処理を行うことにより、実施例1において説明した効果の向上を図ることが可能となる。
なお、外光値を考慮してベゼル画像の色を決定しさえすれば、具体的な決定方法は上記以外の方法によって行ってもかまわない。例えば、記憶部907に記憶される固定値の色情報に、外光値をオフセットとして加えた値をベゼル画像の色情報として決定してもよい。あるいは、記憶部907に記憶される固定値の色情報に外光値に所定の係数を乗じた値を付加して、ベゼル画像の色情報を決定してもよい。この係数として、例えば、ベゼルの材質に応じた反射係数を採用することができる。このようにすると、ベゼルの材質に応じた反射の違いを考慮した色を持つベゼル画像を付加できる。この場合、ベゼル情報として1つの色情報と反射係数を記憶すればよく、複数の外光値に応じた複数の色情報を記憶する必要はない。
また、実施例2では、設置情報及び分割情報は、図示しない外部装置により通信インターフェイス等を通じて判定部904に供給されるものとして説明したが、画像データのタグ等を利用して供給されるものであってもよい。また、図示しない外部装置が一つの大きな画像を分割して複数のモニタ900へ供給する場合に、分割した画像のそれぞれをどのモニタ900へ供給するかを予め設定されているものとして説明したが、これに限られない。例えば、複数のモニタ900間で通信を行って、設置情報及び分割情報と同義の情報を生成するようなものであってもよい。
また、実施例2では、データ処理部902がベゼル画像の付加処理を行うものとして説明したが、光源制御部905が行うようにしてもよい。
また、実施例2では、光源部906の発光強度について、データ処理部902より供給される画像データのAPLを用いて決定するものとして説明したが、これに限られず、画像データの明暗に基づく発光強度の決定方法であれば他の方法を用いてもよい。
(その他)
上記の説明では、複数のモニタを隣接して設置する際に、表示部の辺同士が一致するように設置することを前提としているが、これは必須ではない。例えば、モニタの一端が、他の2つ以上のモニタと隣接するように配置してもよい。モニタの一端のうちの一部のみが他のモニタと隣接する場合には、設置情報において辺単位で隣接の有無を指定するのではなく、より細かい単位で隣接の有無を指定するようにすればよい。そして、ベゼル画像の付加およびAPL抽出対象領域の拡張は、他のモニタと隣接する部分のみに行うようにすればよい。
また、発光領域ごとの発光強度は、当該発光領域に対応する領域の画像データの輝度に
基づいて決定される。ここで考慮される輝度は、画像データの上記領域における、輝度の平均値、最大値、中間値、最頻値などを採用することができる。しかしながら、ベゼル画像を付加した際には、隣接部分に対応する発光領域の発光強度を決定する際には、当該領域におけるAPL(平均発光輝度)に基づいて発光強度を決定することが好ましい。したがって、発光強度の決定処理においてAPL以外を利用している場合であっても、隣接部分の発光強度を決定する際にはAPLを用いるように変更することが好ましい。なお、隣接部分のみAPLに基づいて発光強度を決定するようにしてもよいし、全ての領域においてAPLに基づいて発光強度を決定するようにしてもよい。
上記の説明では、バックライトと液晶表示パネルを有する液晶表示装置を例にしているが、本発明が適用可能な表示装置は液晶表示装置に限られない。本発明は、発光領域ごとに独立して制御可能な光源部と、光源部からの光を用いて画面に画像を表示する装置であれば、任意の表示装置に適用可能である。本発明は、例えば、光源部からの光を透過する表示素子として液晶素子以外の表示素子を有する表示パネルが用いる表示装置にも適用可能である。また、液晶素子の代わりにMEMS(Micro Electro Mechanical System)シャッタ
ーを用いたMEMSシャッター方式ディスプレイにも本発明を適用可能である。また、上記の説明では、光源部として、表示パネルに裏面から光を照射する光源部(バックライト)を用いているが、表示パネルに光を照射して画像を表示可能な光源であればその構造や配置は特に限定されない。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 表示装置
103 表示部
104 判定部
106 光源部
107 記憶部
108 CPU
201 ベゼル部

Claims (15)

  1. 画像データに基づいて画像を表示する表示部と、
    前記表示部の周囲に配置されるベゼル部と、
    前記表示部と対応して配置され、独立して発光制御可能な複数の発光領域を有する光源部と、
    前記複数の発光領域のそれぞれの発光強度を、当該発光領域に対応する前記表示部の表示領域に表示される前記画像データの値に基づいて決定する決定手段と、
    前記ベゼル部の色情報および幅情報を含むベゼル情報を記憶する記憶手段と、
    前記画像データが、他の一つ以上の表示装置とともに分割表示されるものであるか判定する判定手段と、
    を有し、
    前記決定手段は、前記画像データが他の一つ以上の表示装置とともに分割表示されるものである場合に、前記表示部の周縁部の表示領域であって他の一つ以上の表示装置と隣接する表示領域に対応する発光領域である隣接発光領域については、当該隣接発光領域に対応する表示領域に表示される画像データと、前記ベゼル情報に基づいて前記発光強度を決定する、
    表示装置。
  2. 前記決定手段は、隣接する他の一つ以上の表示装置の設置位置を表す設置情報に基づいて、隣接発光領域を決定する、
    請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記決定手段は、前記隣接発光領域に対応する表示領域に表示される画像データの他の表示装置が隣接する部分に、前記ベゼル情報によって示される色および幅を持つベゼル画像データを付加し、前記隣接発光領域に対応する表示領域に表示される画像データの値およびベゼル画像データの値に基づいて、前記隣接発光領域の発光強度を決定する、
    請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記決定手段は、前記隣接発光領域に対応する表示領域に表示される画像データと、当該画像データに隣接して付加されたベゼル画像データの平均発光輝度に基づいて、前記隣接発光領域の発光強度を決定する、
    請求項3に記載の表示装置。
  5. 外光値を取得するセンサをさらに有し、
    前記決定手段は、前記ベゼル画像の色を、前記ベゼル情報に含まれる色情報と前記センサから取得される外光値に基づいて決定する、
    請求項3または4に記載の表示装置。
  6. 前記ベゼル情報には、外光値の値に応じた複数の色情報が含まれ、
    前記決定手段は、前記ベゼル画像の色を、前記センサから取得される外光値に対応する色情報として決定する、
    請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記ベゼル情報には、前記ベゼル部の反射係数が含まれ、
    前記決定手段は、前記ベゼル画像の色を、前記ベゼル画像に含まれる色情報に、前記センサから取得される外光値に前記反射係数を乗じた値を付加した値として決定する、
    請求項5に記載の表示装置。
  8. 画像データに基づいて画像を表示する表示部と、前記表示部の周囲に配置されるベゼル
    部と、前記表示部と対応して配置され、独立して発光制御可能な複数の発光領域を有する光源部と、を備え、それぞれの発光領域の発光輝度を当該発光領域に対応する表示領域に表示される画像データに基づいて決定する表示装置の制御方法であって、
    前記画像データが他の一つ以上の表示装置とともに分割表示されるものであるか否か判定する判定ステップと、
    前記画像データが他の一つ以上の表示装置とともに分割表示されるものである場合に、前記表示部の周縁部であって他の一つ以上の表示装置と隣接する領域に対応する発光領域である隣接発光領域について、当該隣接発光領域に対応する表示領域に表示される画像データと、前記ベゼル部の色情報および幅情報を含むベゼル情報とに基づいて発光強度を決定する決定ステップと、
    を含む、表示装置の制御方法。
  9. 前記決定ステップは、隣接する他の一つ以上の表示装置の設置位置を表す設置情報に基づいて、隣接発光領域を決定するステップを含む、
    請求項8に記載の表示装置の制御方法。
  10. 前記決定ステップは、
    前記隣接発光領域に対応する表示領域に表示される画像データの他の表示装置が隣接する部分に、前記ベゼル情報によって示される色および幅を持つベゼル画像データを付加するステップと、
    前記隣接発光領域に対応する表示領域に表示される画像データの値およびベゼル画像データの値に基づいて、前記隣接発光領域の発光強度を決定するステップと、
    を含む、請求項8または9に記載の表示装置の制御方法。
  11. 前記隣接発光領域の発光強度を決定するステップでは、前記隣接発光領域に対応する表示領域に表示される画像データと、当該画像データに隣接して付加されたベゼル画像データの平均発光輝度に基づいて、前記隣接発光領域の発光強度を決定する、
    請求項10に記載の表示装置の制御方法。
  12. 前記表示装置は、外光値を取得するセンサをさらに有しており、
    前記決定ステップは、前記ベゼル画像の色を、前記ベゼル情報に含まれる色情報と前記センサから取得される外光値に基づいて決定する、
    請求項10または11に記載の表示装置の制御方法。
  13. 前記ベゼル情報には、外光値の値に応じた複数の色情報が含まれており、
    前記決定ステップでは、前記ベゼル画像の色を、前記センサから取得される外光値に対応する色情報として決定する、
    請求項12に記載の表示装置の制御方法。
  14. 前記ベゼル情報には、前記ベゼル部の反射係数が含まれており、
    前記決定ステップでは、前記ベゼル画像の色を、前記ベゼル画像に含まれる色情報に、前記センサから取得される外光値に前記反射係数を乗じた値を付加した値として決定する、
    請求項12に記載の表示装置の制御方法。
  15. 請求項8から14のいずれか1項に記載の方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
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JP7507353B2 (ja) 2019-03-04 2024-06-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 映像表示システム及び映像表示方法

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