JP2016124242A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録装置内部のレイアウトの自由度を確保するとともに、各種用紙の搬送性を確保することができる記録装置を提供する。
【解決手段】プリンターは、記録用紙を上方に搬送する記録搬送経路R1と、記録搬送経路R1を搬送される記録用紙に対してインクを吐出するインクジェット記録ヘッド8aと、を備える。インクジェット記録ヘッド8aは、記録搬送経路R1を搬送される記録用紙に対してインクを吐出する姿勢である第1の姿勢と、第1の姿勢におけるインクの吐出方向と交差する方向にインクの吐出が可能な姿勢である第2の姿勢と、を切り換え可能となっている。
【選択図】図5

Description

本発明は、媒体を載置する媒体載置部から送り出された媒体を上方に搬送する搬送経路を備えた記録装置に関する。
インクジェットプリンターなどに代表される記録装置において、特許文献1に示される様に、記録を行う際の用紙姿勢として鉛直方向に沿った姿勢を採用する場合、即ち用紙を上方向に搬送しながら記録を行う場合がある。このような装置を用いる場合には、搬送経路を水平方向の一方側に寄せることができ、記録装置内部においてレイアウトの自由度を確保することが可能である。
特開2014−65293号公報
しかしながら、特許文献1のように、用紙載置部にスタックされた用紙を湾曲させて上方向に搬送しながら記録を行い、記録後に湾曲させて排紙する経路であるため、専用紙や厚紙など、用紙を曲げたくない場合には不向きである。また、曲がった経路である為、紙ジャムの虞がある。
そこで本発明はこの様な状況に鑑み成されたものであり、その目的は、液体を吐出する記録ヘッドを備えた記録装置において、記録装置内部のレイアウトの自由度を確保するとともに、各種用紙の搬送性を確保することにある。
上記課題を解決する為の、本発明の第1の態様に係る記録装置は、媒体を載置する第1の媒体載置部と、前記第1の媒体載置部から送り出された媒体を湾曲させて上方に搬送する第1の搬送経路と、媒体を載置する、前記第1の媒体載置部とは異なる第2の媒体載置部と、前記第2の媒体載置部から送り出された媒体を、前記第1の搬送経路とは交差する方向であって前記第2の媒体載置部から送り出された方向に搬送する第2の搬送経路と、前記第1の搬送経路に搬送される媒体と対向可能な第1の姿勢と、前記第2の搬送経路に搬送される媒体と対向可能な第2の姿勢と、を切り換え可能に設けられた、媒体に対して液体を吐出する記録ヘッドを備えることを特徴とする。
本態様によれば、液体を吐出する記録ヘッドは、前記第1の搬送経路を搬送される媒体と対向可能な姿勢である第1の姿勢と、前記第2の搬送経路を搬送される媒体と対向可能な姿勢である第2の姿勢と、を切り換え可能に設けられているので、前記第1の搬送経路から離れたスペースを有効活用することができる。そして前記第2の搬送経路は、前記第2の媒体載置部から送り出された方向に媒体を搬送する搬送経路であるので、剛性の高い媒体や湾曲させたくない媒体などを適切に搬送することができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記第2の搬送経路において前記第2の姿勢の前記記録ヘッドと対向可能に構成された、媒体を支持する媒体支持部と、前記第2の姿勢の前記記録ヘッドをメンテナンスするメンテナンス部と、前記媒体支持部と前記メンテナンス部とを入れ替える移動機構とを備えることを特徴とする。
本発明の第3の態様は、第2の態様において、前記メンテナンス部は、前記記録ヘッドをキャップ可能なキャップ手段を備えることを特徴とする。
本発明の第4の態様は、第1から第3の態様のいずれかにおいて、前記記録ヘッドを前記第1の搬送経路に対し進退する方向にガイドする第1ガイド部と、前記第1ガイド部と接続し、前記記録ヘッドの姿勢が前記第2の姿勢となる様に前記記録ヘッドをガイドする第2ガイド部と、を備えることを特徴とする。
本態様によれば、前記第1ガイド部と前記第2ガイド部とによって、安定して前記記録ヘッドの姿勢を切り換えることができる。
本発明の第5の態様は、第4の態様において、前記第1ガイド部によって前記記録ヘッドが前記搬送経路に対し進退する動作を利用して、媒体の種類に応じて前記記録ヘッドと前記搬送経路との距離を変化させることを特徴とする。
本態様によれば、前記第1ガイド部によって前記記録ヘッドが前記搬送経路に対し進退する動作を利用して、媒体の種類に応じて前記記録ヘッドと前記搬送経路との距離を変化させるので、前記距離を変化させる構成を別途設ける必要がなく、装置の簡素化と低コスト化を図ることができる。
本発明の第6の態様は、第1から第5の態様のいずれかにおいて、揺動支点を中心とした前記記録ヘッドの揺動により、前記記録ヘッドが前記第1の姿勢と前記第2の姿勢とを切り換えることを特徴とする。
本発明に係るインクジェットプリンターの用紙搬送経路を示す側断面図。 本発明に係るインクジェットプリンターの用紙搬送経路を示す側断面図。 本発明に係るインクジェットプリンターの用紙搬送経路を示す側断面図。 本発明に係るインクジェットプリンターの用紙搬送経路を示す側断面図。 本発明に係るインクジェットプリンターの用紙搬送経路を示す側断面図。 本発明に係るインクジェットプリンターの用紙搬送経路を示す側断面図。 (A)、(B)はガイドレール及び被ガイド部の構造を模式的に示す図。 本発明に係るインクジェットプリンターの用紙搬送経路を示す側断面図。 本発明に係るインクジェットプリンターの用紙搬送経路を示す側断面図。 本発明に係るインクジェットプリンターの用紙搬送経路を示す側断面図。 本発明に係るインクジェットプリンターの用紙搬送経路を示す側断面図。 (A)はプラテンの進退機構を示す模式図、(B)はキャップユニットの進退機構を示す模式図。 本発明に係るインクジェットプリンターの用紙搬送経路を示す側断面図。 本発明に係るインクジェットプリンターの用紙搬送経路を示す側断面図。 他の実施形態に係るインクジェットプリンターの用紙搬送経路を示す側断面図。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明するが、本発明は、以下説明する実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることを前提として、以下本発明の一実施形態を説明するものとする。
図1乃至図6、図8乃至図11、図13、図14、図15は本発明に係る「記録装置」の一実施形態であるインクジェットプリンター(以下「プリンター」と言う)1の用紙搬送経路を示す側断面図、図7(A)、(B)はガイドレール44及び被ガイド部45の構造を模式的に示す図、図12(A)はプラテン37の進退機構を示す模式図、図12(B)はキャップユニット40の進退機構を示す模式図である。
以下、図1を参照しつつ媒体の一例としての記録用紙にインクジェット記録を行うプリンター1の全体構成について概説する。
プリンター1は、記録用紙を上方に向けて搬送しながらインクジェット記録ヘッド8aによって記録を行い、或いは、記録用紙を水平方向に向けて搬送しながらインクジェット記録ヘッド8aによって記録を行う構成を備えている。記録の行われた記録用紙は、直近に記録が行われた記録面を下にしてフェイスダウン排紙トレイ4に向けて排出されるか(フェイスダウン排出軌跡T2参照)、或いは、直近に記録が行われた記録面を上にして排出トレイ59に向けて排出される。
以下、更に用紙搬送経路について詳説する。プリンター1は、装置底部に設けられた「第1の媒体載置部」としての用紙カセット10Aからの用紙給送経路(カセット給送軌跡S1参照)と、図1では図示を省略する、装置下側に選択的に装着される増設カセットからの用紙給送経路(増設カセット給送軌跡S2参照)と、「第2の媒体載置部」としての手差しトレイ52からの給送経路(手差し給送経路S3参照)と、のこれら3つの用紙給送経路を有している。
そして給送された記録用紙の搬送経路として、プリンター1は以下の複数の搬送経路を備えている。即ちプリンター1は、記録搬送経路R1、スイッチバック経路R2、反転経路R3、フェイスダウン排出経路R4、ストレート搬送排出経路R5、のこれら複数の用紙搬送経路を備えている。
尚、装置側面には開閉カバー6が設けられており、当該開閉カバー6は、揺動軸6aを中心に図1の時計回り方向及び反時計回り方向に揺動可能であり、揺動することにより、後述する反転経路R3を開放する(詳しくは後述)。
プリンター1は開閉カバー6が設けられた側が装置右側面となる。即ちプリンター1における用紙の給送と排出は、装置左右方向に沿って行われる。また、図1の紙面表側が装置前方側(ユーザー操作側)、紙面裏側が装置後方(背面)側となる。
尚、手差しトレイ52は開閉カバー6と重なるように配置(開閉カバー6に形成された開口部内に配置)されているとともに、開閉カバー6とは独立して開閉可能に設けられている。符号52aは揺動軸であり、揺動軸52aを中心に揺動することにより、直立した収納姿勢(不図示)と、展開姿勢(図1)とを切り換え可能となっている。
続いて、用紙カセット10Aからの用紙給送経路を説明する。装置本体に着脱可能に設けられる用紙カセット10Aはホッパー11を備えており、ホッパー11が軸11aを中心に揺動することでより、用紙カセット10Aに収容された記録用紙Pが、図示しないモーターにより回転駆動される給送ローラー12に対し接離する。
給送ローラー12により用紙カセット10Aから送り出された記録用紙Pは、分離ローラー対13によるニップ位置を通過することで分離(重送防止)され、搬送ローラー対14からの送り力を受けてレジストローラー対17に到達する。
尚、搬送ローラー対14からレジストローラー対17に至る搬送経路には経路切り換えを行うフラップ53が設けられているが、これについては後に詳述する。
手差しトレイ52を介して供給される記録用紙は、給送ローラー15からの送り力を受けて記録搬送経路R1またはストレート搬送排出経路R5へと送られる。尚、給送ローラー15は不図示のモーターにより回転駆動されるローラーである。分離ローラー16は所定の回転抵抗が付与された状態に設けられるローラーであって用紙等の被搬送媒体と接して従動回転可能であり、給送ローラー15との間で記録用紙をニップすることで、記録用紙を分離する。
続いて、図2をも参照しつつレジストローラー対17より下流の用紙搬送経路について説明する。尚、図2では記録用紙Pがフェイスダウン排出経路R4を介してフェイスダウン排出されることを前提に説明する。
先ず、用紙搬送経路に設けられたローラーについて説明する。図2において符号17はレジストローラー対、符号20〜26は全て記録用紙を搬送する搬送ローラー対を示しており、特に搬送ローラー対20〜26の一方側のローラーは符号Fで示され、他方側のローラーは符号Gで示される。ローラーFは不図示のモーターにより駆動される駆動ローラーであり、一例として用紙幅方向に適宜の間隔を置いて複数設けられるゴムローラーである。
ローラーGは記録用紙と接して従動回転する従動ローラーであり、用紙幅方向に適宜の間隔を置いて、ローラーFと一対で設けられる。ローラーGは外周に複数の歯を有するギザローラーであり、記録面に対して点接触することにより既記録面のインクの白ヌケや転着を抑制する。図2以外の他の図面に示されたローラーG、Fも同様である。
尚、従動ローラーGは、各搬送ローラー対を構成する以外にも、用紙搬送経路上の適宜の位置に設けられており、特に既記録面に接する側に設けられている。
一方、レジストローラー対17については、上記搬送ローラー対20〜26とは構成が異なる。具体的には、レジストローラー対17は、回転駆動される駆動ローラー17aと、従動回転可能な従動ローラー17bとを備え、このうち従動ローラー17bは、外周面が滑らかな樹脂ローラーである。
給送される記録用紙Pはレジストローラー対17の上流側の搬送ローラー対14から送り力を受け、レジストローラー対17に突き当てられ、スキューが矯正される。
上述した各ローラー間では、記録用紙は上下のガイド部材によって案内される。各図において図の煩雑化を避ける為、多くのガイド部材に符号は付していないが、各ローラー間を接続する太線が、上記ガイド部材を示している。尚、反転経路R3を構成するガイド部材については符号50、51を付しておりこれらガイド部材50、51については、後に説明する。
次に、記録搬送経路R1は、記録用紙に記録を行う記録部としてのインクジェット記録ヘッド8aと対向する領域を通り、その上流側及び下流側に延びる。本実施例では便宜上、記録搬送経路R1は、レジストローラー対17〜搬送ローラー対20までの区間とする。
この記録搬送経路R1において記録用紙は、搬送ベルト33から送り力を受ける。
搬送ベルト33は、従動回転する従動プーリー35と、不図示のモーターにより回転駆動される駆動プーリー34とに巻き回されており、駆動プーリー34の回転によって、両プーリー間を回転する様になっている。
搬送ベルト33には不図示の電位付与手段によって所定の電位が付与されており、これにより記録用紙Pが搬送ベルト33に吸着され、搬送ベルト33からの浮き上がりが抑制された状態で、搬送される。
そして本実施例においてインクジェット記録ヘッド8aは、インクを吐出するノズルが用紙幅方向全域をカバーする様に設けられた記録ヘッドであり、用紙幅方向への移動を伴わないで用紙幅全体に記録が可能な記録ヘッドとして構成されている。符号8は、インクジェット記録ヘッド8aを備えるヘッドユニットを示している。
尚、詳しくは後に説明するが、インクジェット記録ヘッド8a(ヘッドユニット8)は、実線で示す第1の姿勢と、仮想線(符号8a’、8’)で示す第2の姿勢と、を切り換え可能に設けられている。第1の姿勢では、インクはほぼ水平方向に吐出される。第2の姿勢では、インクはほぼ鉛直下方向に吐出される。
スイッチバック経路R2は、記録搬送経路R1と接続する搬送経路であって、インクジェット記録ヘッド8aによる記録領域を通った記録用紙Pを送り込んだ後、スイッチバックさせて送り込み方向とは逆方向に搬送する経路であり、後述するフェイスダウン排出経路R4に対し湾曲の外側に位置している。
反転経路R3は、スイッチバック経路R2と接続する搬送経路であって、スイッチバック経路R2から送り込まれた記録用紙Pを湾曲反転させ、記録搬送経路R1におけるインクジェット記録ヘッド8aの上流側位置(本実施例ではレジストローラー対17の上流位置)で合流させる。
フェイスダウン排出経路R4は、記録搬送経路R1と接続する搬送経路であって、インクジェット記録ヘッド8aによる記録領域を通った記録用紙Pを、直近にインクジェット記録ヘッド8aと対向した面を内側にして湾曲させ、反転させて排出する為の経路である。
以下、記録搬送経路R1から、フェイスダウン排出経路R4、スイッチバック経路R2、反転経路R3、への経路切り換えについて図3、図4をも参照しつつ説明する。
符号31、32は不図示の駆動源の動力を得て揺動するフラップ(経路切り替え部材)を示している。
フラップ31は、記録用紙Pをフェイスダウン排出経路R4に案内する場合、図1に示す状態をとる。そしてフラップ31は、記録の行われた記録用紙をスイッチバック経路R2に案内する場合、図2に示す状態をとる。第1面(おもて面)に記録の行われた記録用紙Pは、フラップ31によってスイッチバック経路R2へと案内される。
スイッチバック経路R2に案内された記録用紙Pの先端は、図2に示すようにフェイスダウン排出トレイ4の側に一旦排出される。記録用紙Pの後端がフラップ32の位置を通過し、搬送ローラー対23の手前まで来ると、フラップ32は図3に示す姿勢をとる。これにより記録用紙Pは、反転経路R3へと案内され、下方へと進む。
反転経路R3へと案内された記録用紙Pは、搬送ローラー対26を経由し、図4に示すように用紙カセット10Aからの用紙給送経路に合流して、レジストローラー対17に再び到達する。
尚、反転経路R3を構成するガイド50、51は、開閉カバー6と一体に構成されている。これにより開閉カバー6を開くと、図13に示すように反転経路R3が大きく露呈し、例えば反転経路R3において紙詰まりが生じた際にはこれを容易に処理することができる。
尚、開閉カバー6は、図13において二点鎖線及び符号6’で示すようにほぼ水平姿勢となるまで開放可能となっている。
また、図14に示すように、記録搬送経路R1を構成する駆動プーリー34、従動プーリー35などを開閉カバー6と一体に構成しても良い。図14はそのような構成の一例を示すものであり、開閉カバー6を開くと、記録搬送経路R1が大きく露呈し、例えば記録搬送経路R1において紙詰まりが生じた際にはこれを容易に処理することができる。
また、他の実施形態として、図13に示したように開閉カバー6を開くことにより反転経路R3が露呈するように構成するとともに、更に開閉カバー6の内側に第2の開閉体(不図示)を設け、当該第2の開閉体を開くことで記録搬送経路R1が露呈するように構成しても良い。
続いて、以下ではストレート搬送排出経路R5について説明する。ストレート搬送排出経路R5は、用紙カセット10Aから記録搬送経路R1に向かう用紙給送経路と交差する経路であって、本実施形態では湾曲の少ないほぼ直線状の用紙搬送経路であり、且つ水平方向に沿った経路である。図1に示すようにストレート搬送排出経路R5は、第2の姿勢にあるインクジェット記録ヘッド8aの下を通り、その上流側及び下流側に延びる。本実施例では便宜上、ストレート搬送排出経路R5は、手差しトレイ52〜排出トレイ59までの区間とする。
手差しトレイ52から送り出された用紙等の被搬送媒体は、搬送ローラー対18、19を経てインクジェット記録ヘッド8aの下に送られる。尚、搬送ローラー対18は、上述したレジストローラー対17と同様の構成、機能を備える。搬送ローラー対19は、回転駆動される駆動ローラー19aと、従動回転する従動ローラー19bとで構成される。
そして記録の行われた用紙等の被搬送媒体は、搬送ローラー対27、28、29によって排出方向(図面左方向)に送られ、排出トレイ59に排出される。尚、排出トレイ59は、直立した姿勢である収納姿勢(図1)と、水平方向に倒れた姿勢である展開姿勢(不図示)と、を取り得る様に、揺動可能に設けられている。
尚、給送手段により給送された用紙等の被搬送媒体が上方向に延びる記録搬送経路R1に送られるか、或いは水平方向に延びるストレート搬送排出経路R5に送られるかは、不図示の駆動源の動力を得て揺動するフラップ(経路切り替え部材)53により選択される。このフラップ53は、揺動軸53aを中心に揺動することで、本実施形態では図8、図9、図10にそれぞれ示すような3種の姿勢を切り換え可能となっている。
図8はフラップ53が最も下がった姿勢を示しており、この姿勢では、用紙カセット10A或いは手差しトレイ52から給送された用紙等の被搬送媒体は、破線及び符号Pで示すように上向きの記録搬送経路R1へと送られる。
図9はフラップ53の中間姿勢を示しており、この姿勢では、用紙等の被搬送媒体は破線及び符号Pで示すように反転経路R3から記録搬送経路R1へと送られる。
図10はフラップ53が最も上がった姿勢を示しており、この姿勢では、用紙カセット10A或いは手差しトレイ52から給送された用紙等の被搬送媒体は、破線及び符号Pで示すようにストレート搬送排出経路R5へと送られる。また、反転経路R3を経由した用紙等の被搬送媒体も、ストレート搬送排出経路R5へと送られる。
以上が、プリンター1における用紙搬送経路の概要である。
尚、図1において符号9は各種制御を行う制御部を示している。制御部9は、インクジェット記録ヘッド8aや不図示のモーターにより駆動される各種ローラーや、また各経路切り替え部材(フラップ)を制御し、また各種センサー(例えば記録用紙の通過を検出するセンサー)の検出状態に基づき必要な制御を行う。尚、図1において制御部9は概念的に示したものであり、実際には装置本体内の所定の位置に設けられた回路基板により構成される。
次いで、図5〜図7をも参照しつつ、インクジェット記録ヘッド8aを備えるヘッドユニット8の動作について説明する。
ヘッドユニット8即ちインクジェット記録ヘッド8aは、図1〜図4に示した位置、即ち上方向(本実施形態ではほぼ鉛直上方向)に搬送される記録用紙Pに対し、液体の一例であるインクを吐出する第1の姿勢(図1〜図4において実線で示す姿勢)と、当該第1の姿勢におけるインク吐出方向と交差する方向にインクの吐出が可能な第2の姿勢(図1〜図4において仮想線及び符号8’、8a’で示す姿勢)と、を切り換え可能に構成されている。また図6、図10は、ヘッドユニット8及びインクジェット記録ヘッド8aとが第2の姿勢にある状態を示している。
本実施形態では、インクジェット記録ヘッド8aが第1の姿勢にあるとき、インク吐出方向はほぼ水平方向となり、第2の姿勢にあるとき、インク吐出方向はほぼ鉛直下方向となる。
図5、図6において2点鎖線Tは、ヘッドユニット8の移動軌跡を示している。図1〜図4において実線で示すインクジェット記録ヘッド8aの第1の姿勢から、ヘッドユニット8が記録搬送経路R1から遠ざかる方向に移動する(図5)。その後、ヘッドユニット8はインクジェット記録ヘッド8aが下を向くように回転し、鉛直下方に変位して、インクジェット記録ヘッド8aが第2の姿勢をとる(図6)。
尚、第2の姿勢から第1の姿勢へは、上記とは逆の動きとなる。
第2の姿勢をとるインクジェット記録ヘッド8aと対向する位置には、ストレート搬送排出経路R5が設けられている。具体的には、第2の姿勢をとるインクジェット記録ヘッド8aと対向する位置には、プラテン37が設けられている。プラテン37は、インクジェット記録ヘッド8aと対向する位置において用紙等の被搬送媒体を支持するとともに、被搬送媒体とインクジェット記録ヘッド8aとの距離を規定する。
従ってインクジェット記録ヘッド8aが第2の姿勢をとる場合、ストレート搬送排出経路R5を搬送される用紙等の被搬送媒体に対して記録を実行可能となる。尚、インクジェット記録ヘッド8aが第1の姿勢にある場合と第2の姿勢にある場合とでは、用紙進行方向に対するノズル列の配置が逆となるので、本実施例では制御部9におけるソフトウェア処理によって整合をとる様に構成している。但し、他の実施形態として、例えばストレート搬送排出経路R5における用紙搬送方向を、図1における右側から左側への向きではなく、左側から右側への向きとなるように構成すれば、インクジェット記録ヘッド8aが第1の姿勢にある場合と第2の姿勢にある場合とで用紙進行方向に対するノズル列の配置を同じにすることができる。この場合、手差しトレイ52と排出トレイ59とが入れ替わるような配置となる。
尚、符号7A、7Bは、インクミストを吸引する吸引部を示している。吸引部7A、7Bは、吸引ファンなどにより構成される。吸引部7Aは記録搬送経路R1用として設けられ、吸引部7Bはストレート搬送排出経路R5用として設けられている。記録用紙は高速でインクジェット記録ヘッド8aと対向する領域を通過するので、浮遊するインクミストはインクジェット記録ヘッド8aの下流側に流れやすい。前記吸引部7A、7Bは、インクジェット記録ヘッド8aに対し用紙搬送方向下流に設けられているので、効率的にインクミストを吸引することができる。尚、吸引部をヘッドユニット8と一体に構成し、ヘッドユニット8と一体となって姿勢変化するように構成しても良い。
続いて図7を参照しつつ、ヘッドユニット8を移動させる移動機構39について説明する。ガイドレール44は第1ガイド部としての水平ガイド部44aと、第2ガイド部としての垂直ガイド部44bと、水平ガイド部44aと垂直ガイド部44bとを接続する曲線ガイド部44cとを備えている。
一方、ヘッドユニット8には、被ガイド部45と、回転部47とが設けられている。被ガイド部45は、複数の駆動ローラー46を備え、これら複数の駆動ローラー46によってガイドレール44を挟持した状態に構成されている。駆動ローラー46は不図示のモーターにより回転駆動され、これにより被ガイド部45がガイドレール44を走行する。即ち、ヘッドユニット8が、ガイドレール44に案内されて第1の姿勢と第2の姿勢とを切り換え可能となっている。
回転部47は不図示の駆動源から動力を受けて、ヘッドユニット8を被ガイド部45に対して相対的に回転させる。これによりインクジェット記録ヘッド8aは、図7(A)から図7(B)への変化に示す様に、水平方向から鉛直下方向に吐出方向を切り換えることができる様になっている。
続いて、キャップユニット40について説明する。ストレート搬送排出経路R5においては、プラテン37とキャップユニット40とが入れ替わることができるように構成されている。これによりプラテン37がインクジェット記録ヘッド8aと対向する状態では、用紙等の被搬送媒体に記録を行うことができ、キャップユニット40がインクジェット記録ヘッド8aと対向する状態では、インクジェット記録ヘッド8aのメンテナンスを行うことができる。
以下、図11、図12を参照しつつ更に詳説する。キャップユニット40は、キャップ41と、ワイパー42とを備えて成る。キャップユニット40は、不図示の動力源により、第2の姿勢をとるインクジェット記録ヘッド8aのヘッド面(ほぼ水平面)に対し直交する方向(水平方向:図11において左右方向)に移動可能に設けられている。この動作により、ワイパー42がインクジェット記録ヘッド8aのヘッド面を払拭する。尚、搬送ローラー対27や用紙搬送経路を構成するガイド部材等が、キャップユニット40の上記移動領域から退避できるように、不図示の退避手段によって退避可能に構成されている。
キャップ41は、第2の姿勢をとるインクジェット記録ヘッド8aを封止し、インク吐出ノズル(不図示)の乾燥を防止する。また、キャップ41内にはインク吸収材(不図示)が設けられており、第2の姿勢をとるインクジェット記録ヘッド8aからキャップ41内にインクの吐出、即ちフラッシングが行われる。
キャップ41は不図示のポンプと接続されており、キャップ41がインクジェット記録ヘッド8aを封止した状態でポンプが稼働することにより、キャップ41内に負圧が形成され、インク吐出ノズル(不図示)からインクの吸引が行われる。
以上説明したキャップユニット40とプラテン37との入れ替えは、図12に示す移動機構54A、54Bにより行われる。図12(A)において、プラテン37の両端部(用紙幅方向(紙面表裏方向)における両端部)に設けられたボス56が、ガイド部材55に設けられたガイド溝55aに案内されることで、プラテン37がインクジェット記録ヘッド8aに対して進退移動する。尚、不図示の駆動プーリー、従動プーリー、及びこれらプーリーに掛け回された無端ベルトが設けられており、当該無端ベルトの一部にプラテン37が固定されている。不図示のモーターから動力を受けて駆動プーリー即ち無端ベルトが回転することで、プラテン37が実線で示す位置と仮想線及び符号37’で示す位置との間を変位する。
同様に、図12(B)において、キャップユニット40の両端部(用紙幅方向(紙面表裏方向)における両端部)に設けられたボス58が、ガイド部材57に設けられたガイド溝57aに案内されることで、キャップユニット40がインクジェット記録ヘッド8aに対して進退移動する。尚、不図示の駆動プーリー、従動プーリー、及びこれらプーリーに掛け回された無端ベルトが設けられており、当該無端ベルトの一部にキャップユニット40が固定されている。不図示のモーターから動力を受けて駆動プーリー即ち無端ベルトが回転することで、キャップユニット40が実線で示す位置と仮想線及び符号40’で示す位置との間を変位する。
尚、駆動機構54Aが備えるガイド部材55と、駆動機構54Bが備えるガイド部材57とは、用紙幅方向における配置位置がずらされており、駆動機構54Aと駆動機構54Bとが干渉しないように構成されている。
以上の構成により、キャップユニット40とプラテン37との入れ替えが行われる。尚、キャップユニット40とプラテン37との入れ替えを行う為の構成は一例であり、その他種々の構成を採用することができる。
以上説明したようにプリンター1は、用紙等の被搬送媒体を載置する第1の媒体載置部としての用紙カセット10Aと、用紙カセット10Aから送り出された用紙等の被搬送媒体を湾曲させて上方に搬送する第1の搬送経路(用紙カセット10Aから記録搬送経路R1に至る経路及び記録搬送経路R1)と、用紙カセット10Aとは異なる第2の媒体載置部としての手差しトレイ52と、手差しトレイ52から送り出された用紙等の被搬送媒体を、上記第1の搬送経路とは交差する方向であって手差しトレイ52から送り出された方向(図1では左方向)に搬送する第2の搬送経路としてのストレート搬送排出経路R5と、を備えている。
そして、前記第1の搬送経路に搬送される用紙等の被搬送媒体と対向可能な第1の姿勢と、前記第2の搬送経路に搬送される用紙等の被搬送媒体と対向可能な第2の姿勢と、を切り換え可能に設けられた、用紙等の被搬送媒体に対してインクを吐出するインクジェット記録ヘッド8aを備えている。
従ってこれにより、記録搬送経路R1から離れたスペースを有効活用することができる。即ち、第2の姿勢を利用して、前記第2の搬送経路を搬送される用紙等の被搬送媒体に記録を行ったり、或いはインクジェット記録ヘッド8aをキャップ41により封止することができる。そして前記第2の搬送経路は、手差しトレイ52から送り出された方向に用紙等の被搬送媒体を搬送する搬送経路であるので、剛性の高い被搬送媒体や湾曲させたくない被搬送媒体などを適切に搬送することができる。
尚、インクジェット記録ヘッド8aが第2の姿勢においてキャップユニット40と対向しない構成であっても、記録搬送経路R1から離れたスペースを有効活用できるので、設計の自由度を向上させることができる。
またプリンター1は、前記第2の搬送経路において前記第2の姿勢のインクジェット記録ヘッド8aと対向可能に構成された、用紙等の被搬送媒体を支持する媒体支持部としてのプラテン37と、前記第2の姿勢のインクジェット記録ヘッド8aをメンテナンスするメンテナンス部としてのキャップユニット40と、プラテン37とキャップユニット40とを入れ替える移動機構39とを備えている。
具体的には、移動機構39はインクジェット記録ヘッド8aを記録搬送経路R1に対し進退する方向にガイドする第1ガイド部としての水平ガイド部44aと、水平ガイド部44aと接続し、インクジェット記録ヘッド8aの姿勢が第2の姿勢となる様にインクジェット記録ヘッド8aをガイドする第2ガイド部としての垂直ガイド部44bとを備えて成るガイドレール44を有している。この様なガイドレール44によって、安定してインクジェット記録ヘッド8aの姿勢を切り換えることができる。
尚、水平ガイド部44aによってインクジェット記録ヘッド8aが記録搬送経路R1に対し進退する動作を利用して、記録用紙Pの種類に応じてインクジェット記録ヘッド8aと記録搬送経路R1との距離(インクジェット記録ヘッド8aと搬送ベルト33との距離)を変化させても良い。即ち、記録用紙Pが厚手の場合にはインクジェット記録ヘッド8aと搬送ベルト33との距離を相対的に長くする。これにより、適切な記録結果を得ることができる。
そして、この様に水平ガイド部44aを利用することで、インクジェット記録ヘッド8aと搬送ベルト33との距離を変化させる構成を別途設ける必要がなく、装置の簡素化と低コスト化を図ることができる。
以上説明した実施形態では、インクジェット記録ヘッド8aを、ガイドレール44を利用して移動させたが、図15に示すように揺動支点80aを中心としたヘッドユニット80の揺動により、インクジェット記録ヘッド8aが第1の姿勢と第2の姿勢とを切り換える様に構成しても良い。
図15において2点鎖線及び符号80’は、インクジェット記録ヘッド8aが実線で示す第1の姿勢から、矢印K方向に揺動し、第2の姿勢をとる際のヘッドユニットを示している。このように揺動支点80aを中心としたヘッドユニット80の揺動により、インクジェット記録ヘッド8aが第1の姿勢と第2の姿勢とを切り換えるので、簡易な構成で、インクジェット記録ヘッド8aの姿勢を切り換えることができる。
尚、本実施形態では、インクジェット記録ヘッド8aを備えるヘッドユニット8は、図1に示すように水平方向(図面左右方向)において用紙カセット10Aに対し用紙送り出し方向(図面右方向)端部の上方に位置している。
また本実施形態では、インクジェット記録ヘッド8aを備えるヘッドユニットは、図1に示すように水平方向(図面左右方向)において少なくとも一部が給送ローラー12と同じ位置にある。
また、図1において符号6a、6b、6c、6dはインクカートリッジを示しており、符号5はこれら複数のインクカートリッジを収容するカートリッジ収容部を示している。カートリッジ収容部5とインクジェット記録ヘッド8aとは、不図示のインクチューブを介して接続され、カートリッジ収容部5からインクジェット記録ヘッド8aへとインクの供給が行われる。不図示のインクチューブは、インクジェット記録ヘッド8a(ヘッドユニット8)の変位動作に追従できるように取り回されている。不図示の制御基板と、インクジェット記録ヘッド8aとを電気的に接続する不図示のフレキシブルフラットケーブルも同様である。
尚、カートリッジ収容部5は、装置高さ方向においてフェイスダウン排紙トレイ4と用紙カセット10Aとの間に位置している。また、カートリッジ収容部5は、水平方向(図1の左右方向)においてフェイスダウン排紙トレイ4の少なくとも一部と同じ位置にあるとともに、用紙カセット10Aの少なくとも一部と同じ位置にある。更に、カートリッジ収容部5は、水平方向(図1の左右方向)において手差しトレイ52と排出トレイ59との間に位置する。
以上説明した実施形態では、記録搬送経路R1において用紙が搬送ベルト33により搬送される構成であったが、これに限られず、ストレート搬送排出経路R5のようにローラーにより搬送される構成であっても良い。尚、ストレート搬送排出経路R5においては、ヘッド対向領域をプラテン37によって構成することで、キャップユニット40と入れ替える為の構成を簡易にすることができる。
1 インクジェットプリンター、4 フェイスダウン排紙トレイ、5 カートリッジ収容部、6a〜6d インクカートリッジ、7A、7B 吸引部、8 ヘッドユニット、8a 記録ヘッド、9 制御部、10A 用紙カセット、11 ホッパー、12 給送ローラー、13 分離ローラー対、14 搬送ローラー対、15 給送ローラー、16 分離ローラー、17 レジストローラー対、18〜29 搬送ローラー対、31 フラップ、32 フラップ、33 搬送ベルト、34 駆動プーリー、35 従動プーリー、37 プラテン、39 移動機構、40 キャップユニット、41 キャップ、42 ワイパー、44 ガイドレール、44a 水平ガイド部、44b 垂直ガイド部、45 被ガイド部、46 駆動ローラー、47 回転部、50、51 ガイド、52 手差しトレイ、52a 揺動軸、53 フラップ、54A、54B 移動機構、55 ガイド部材、55a ガイド溝、56 ボス、57 ガイド部材、57a ガイド溝、58 ボス、59 排出トレイ、F 駆動ローラー、G 従動ローラー、R1 記録搬送経路、R2 スイッチバック経路、R3 反転経路、R4 フェイスダウン排出経路、R5 ストレート搬送排出経路、P 記録用紙、S1 カセット給送軌跡、S2 増設カセット給送軌跡、S3 手差し給送軌跡、T2 フェイスダウン排出軌跡

Claims (6)

  1. 媒体を載置する第1の媒体載置部と、
    前記第1の媒体載置部から送り出された媒体を湾曲させて上方に搬送する第1の搬送経路と、
    媒体を載置する、前記第1の媒体載置部とは異なる第2の媒体載置部と、
    前記第2の媒体載置部から送り出された媒体を、前記第1の搬送経路とは交差する方向であって前記第2の媒体載置部から送り出された方向に搬送する第2の搬送経路と、
    前記第1の搬送経路に搬送される媒体と対向可能な第1の姿勢と、前記第2の搬送経路に搬送される媒体と対向可能な第2の姿勢と、を切り換え可能に設けられた、媒体に対して液体を吐出する記録ヘッドと、
    を備えることを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1に記載の記録装置において、前記第2の搬送経路において前記第2の姿勢の前記記録ヘッドと対向可能に構成された、媒体を支持する媒体支持部と、
    前記第2の姿勢の前記記録ヘッドをメンテナンスするメンテナンス部と、
    前記媒体支持部と前記メンテナンス部とを入れ替える移動機構と、
    を備えることを特徴とする記録装置。
  3. 請求項2に記載の記録装置において、前記メンテナンス部は、前記記録ヘッドをキャップ可能なキャップ手段を備える、
    ことを特徴とする記録装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の記録装置において、前記記録ヘッドを前記第1の搬送経路に対し進退する方向にガイドする第1ガイド部と、
    前記第1ガイド部と接続し、前記記録ヘッドの姿勢が前記第2の姿勢となる様に前記記録ヘッドをガイドする第2ガイド部と、を備える、
    ことを特徴とする記録装置。
  5. 請求項4に記載の記録装置において、前記第1ガイド部によって前記記録ヘッドが前記搬送経路に対し進退する動作を利用して、媒体の種類に応じて前記記録ヘッドと前記搬送経路との距離を変化させる、
    ことを特徴とする記録装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の記録装置において、揺動支点を中心とした前記記録ヘッドの揺動により、前記記録ヘッドが前記第1の姿勢と前記第2の姿勢とを切り換える、
    ことを特徴とする記録装置。
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