JP2016123577A - 蛍光観察装置 - Google Patents

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Yasuhiro Uehara
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Abstract

【課題】励起光の強度を安定させて定量性の高い蛍光画像を安定的に取得する。
【解決手段】可視域における広帯域の波長を有する照明光を被写体に照射する照明光源と、広帯域の内の一部の波長を有し、照明光の一部を構成する励起光を被写体に照射する励起光源と、照明光源から被写体に照射された照明光の被写体からの反射光を露光して反射光画像情報を取得する第1の撮像素子と、励起光源から被写体に照射された励起光によって被写体において発生する蛍光を露光して蛍光画像情報を取得する第2の撮像素子と、第1の撮像素子による反射光の露光期間中に照明光源を点灯させ、第2の撮像素子による蛍光の露光期間中に励起光源を点灯させるとともに、第1の撮像素子による露光期間の内、少なくとも一部の期間において励起光源を点灯させるように、照明光源および励起光源を制御する制御部とを備える蛍光観察装置を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、蛍光観察装置に関するものである。
従来、白色光と励起光とを交互に被写体に対して照射し、白色光用のCCDと蛍光用のCCDとによる撮影を交互に実行することによって、白色光画像と蛍光画像とを交互に取得する内視鏡が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2012−157559号公報
光源装置の出力強度は装置温度の変動に伴って変動し易く、特に光源の点灯と消灯とを繰り返した場合には温度変動が大きくなるため、出力強度が不安定となる。したがって、特許文献1のように、白色光源および励起光源の点灯と消灯とを繰り返すことによって被写体に照射する光を切り替える場合、白色光および励起光の強度が不安定となり、一定の強度の白色光および励起光を用いて白色光画像および蛍光画像を取得することができない。
特に、白色光に比べて微弱な蛍光においては、励起光強度の不安定性が画質に与える影響が大きく、定量性の高い蛍光画像を安定的に取得できないという問題がある。診断においては、蛍光画像内の蛍光の明るさが判断基準となるため、正確な診断のためには定量性の高い蛍光画像が要求される。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、励起光の強度を安定させて定量性の高い蛍光画像を安定的に取得することができる蛍光観察装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は以下の手段を提供する。
本発明は、可視域における広帯域の波長を有する照明光を被写体に照射する照明光源と、前記広帯域の内の一部の波長を有し、前記照明光の一部を構成する励起光を前記被写体に照射する励起光源と、前記照明光源から前記被写体に照射された前記照明光の前記被写体からの反射光を露光して反射光画像情報を取得する第1の撮像素子と、前記励起光源から前記被写体に照射された前記励起光によって前記被写体において発生する蛍光を露光して蛍光画像情報を取得する第2の撮像素子と、前記第1の撮像素子による前記反射光の露光と前記第2の撮像素子による前記蛍光の露光とを交互に実行するように、前記照明光源、前記励起光源、前記第1の撮像素子および前記第2の撮像素子を制御する制御部とを備え、該制御部が、前記第1の撮像素子による前記反射光の露光期間の内、少なくとも一部の期間において前記励起光源を点灯させる蛍光観察装置を提供する。
本発明によれば、第1の撮像素子による照明光の反射光の露光と、第2の撮像素子による蛍光の露光とが交互に実行されて反射光画像情報と蛍光画像情報とが交互に取得されることにより、反射光画像情報から生成される被写体の可視光画像と、蛍光画像情報から生成される蛍光画像とを並行して観察することができる。
この場合に、励起光源は、第2の撮像素子による蛍光の露光期間中のみでなく、第1の撮像素子による照明光の反射光の露光期間中にも点灯するように制御部によって制御される。すなわち、励起光源は、蛍光撮影用のみではなく反射光撮影用としても機能し、励起光は、第1の撮像素子による露光時に照明光の一部として被写体に照射される。したがって、第2の撮像素子による蛍光の露光時には、温度が安定した励起光源から強度の安定した励起光が被写体に照射される。これにより、定量性の高い蛍光画像を安定的に取得することができる。なお、蛍光は照明光の反射光に比べて微弱であるため、蛍光が照明光の反射光と一緒に第1の撮像素子によって露光されたとしても、蛍光が可視光画像の色に大きく影響することはない。
上記発明においては、前記制御部が、少なくとも、前記第1の撮像素子による露光期間の終了時から、該露光期間の直後の前記第2の撮像素子による露光期間の終了時まで、前記励起光源を点灯させ続けてもよい。
このようにすることで、第2の撮像素子による露光の開始前から終了時まで励起光源の点灯状態が継続されるので、第2の撮像素子による蛍光の露光時の励起光の強度をより安定させることができる。
上記発明においては、前記制御部が、一定の強度の前記励起光を前記励起光源から出力させ続けることが好ましい。
このようにすることで、第2の撮像素子による蛍光の露光時の励起光の強度をさらに安定させることができる。
上記発明においては、前記制御部が、前記第1の撮像素子による露光期間中に前記励起光源から出力される前記励起光の積算光量と、前記第2の撮像素子による露光期間中に前記励起光源から出力される前記励起光の積算光量とが互いに異なるように、前記励起光源を制御してもよい。
このようにすることで、反射光画像および蛍光画像の色および明るさがそれぞれ適切となるように、各露光期間中の励起光の積算光量を互いに独立に調整することができる。
上記発明においては、前記制御部は、前記第2の撮像素子による露光期間中の前記励起光の積算光量が、前記第1の撮像素子による露光期間中の前記励起光の積算光量よりも多くなるように、前記励起光源を制御することが好ましい。
このようにすることで、蛍光の露光期間中は強い励起光を被写体に照射してSN比の高い蛍光画像を得ることができる。一方、照明光の反射光の露光期間中は、第1の撮像素子によって露光される照明光の反射光の積算光量と励起光の反射光の積算光量とのバランスが良好となるように、被写体に照射される励起光の光量を低減し、ホワイトバランスの良好な可視光画像を得ることができ、また、蛍光の退色を抑制することができる。
上記発明においては、前記制御部が、前記第1の撮像素子による露光期間中に、前記第2の撮像素子による露光期間中よりも高くかつ一定の強度の前記励起光を前記励起光源から出力させてもよい。あるいは、前記制御部が、前記制御部が、前記第1の撮像素子による露光期間の内、一部の期間において前記励起光源を消灯させてもよい。
このようにすることで、第1の撮像素子による露光期間と第2の撮像素子による露光期間とにおける励起光の強度または照射時間を異ならせることによって、各露光期間中の励起光の積算光量を簡単な制御で調整することができる。
上記発明においては、前記制御部は、前記第1の撮像素子による露光期間中に、前記励起光の強度が、前記第2の撮像素子による露光期間に使用する前記励起光の強度まで漸次増大するように、前記励起光源を制御してもよい。
このようにすることで、第2の撮像素子による露光の開始前に、励起光の強度が、蛍光の撮影に使用する強度となっているので、第2の撮像素子による蛍光の露光時の励起光の強度をより安定させることができる。
上記発明においては、異なる波長を有する前記励起光を前記被写体に照射する複数の前記励起光源を備えていてもよい。
このようにすることで、励起波長が互いに異なる複数の蛍光を撮影することができる。
上記発明においては、前記照明光源が、前記複数の前記励起光源からなっていてもよい。
上記発明においては、前記第2の撮像素子の前段に設けられ、透過させる波長を変更可能であり、前記被写体において発生した互いに異なる波長を有する複数の蛍光を択一的に前記第2の撮像素子へ透過させる可変分光素子を備えていてもよい。
このようにすることで、被写体において発生した複数の蛍光を可変分光素子によって順番に第2の撮像素子へ透過させて露光することによって、複数の蛍光を単一の第2の撮像素子を用いて別々に撮影することができる。
上記発明においては、前記可変分光素子が、前記第2の撮像素子へ透過させる蛍光を、前記第2の撮像素子による露光間で波長が短い方から順番に変更し、前記制御部が、前記第2の撮像素子による露光期間中に、前記可変分光素子によって選択されている蛍光よりも短波長の蛍光を励起する励起光源を消灯させてもよい。
このようにすることで、露光対象の蛍光よりも短波長の蛍光が混入してしまうことを防止することができる。
上記発明においては、前記制御部が、前記第1の撮像素子による1回の露光と前記第2の撮像素子による1回の露光とを交互に実行させ、前記第2の撮像素子による露光間で点灯させる前記励起光源を変更してもよい。
このようにすることで、複数の蛍光を1つずつ順番に撮影することができる。
本発明によれば、励起光の強度を安定させて定量性の高い蛍光画像を安定的に取得することができるという効果を奏する。
本発明の第1の実施形態に係る蛍光観察装置の全体構成図である。 図1の蛍光観察装置の動作を示すタイミングチャートである。 図1の蛍光観察装置の動作の変形例を示すタイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る蛍光観察装置の動作を示すタイミングチャートである。 図4の蛍光観察装置の動作の第1の変形例を示すタイミングチャートである。 図4の蛍光観察装置の動作の第2の変形例を示すタイミングチャートである。 図4の蛍光観察装置の動作の第3の変形例を示すタイミングチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る蛍光観察装置の全体構成図である。 図8の蛍光観察装置の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第4の実施形態に係る蛍光観察装置の全体構成図である。 図10の蛍光観察装置の動作を示すタイミングチャートである。 図10の蛍光観察装置の動作の変形例を示すタイミングチャートである。 図10の蛍光観察装置の動作のもう1つの変形例を示すタイミングチャートである。 図10の蛍光観察装置の動作のもう1つの変形例を示すタイミングチャートである。 図10の蛍光観察装置の動作のもう1つの変形例を示すタイミングチャートである。 本発明の第5の実施形態に係る蛍光観察装置の動作を示すタイミングチャートである。 図16の蛍光観察装置の動作の変形例を示すタイミングチャートである。 図16の蛍光観察装置の動作の変形例を示すタイミングチャートである。
(第1の実施形態)
以下に、本発明の第1の実施形態に係る蛍光観察装置100について図1から図3を参照して説明する。
本実施形態に係る蛍光観察装置100は、蛍光内視鏡装置であって、図1に示されるように、体内に挿入される細長い挿入部2と、光源ユニット3と、該光源ユニット3からの白色光および励起光を挿入部2の先端2aから生体組織(被写体)Xに向けて照射する照明ユニット4と、挿入部2の先端2aに設けられ、生体組織Xの画像情報S1,S2を取得する撮像ユニット5と、光源ユニット3および撮像ユニット5を制御するプロセッサ6と、該プロセッサ6に接続された撮影条件設定部7と、プロセッサ6によって画像情報S1,S2から生成された画像P,Qを表示する表示部8とを備えている。
光源ユニット3は、広帯域光源(照明光源)31と、励起光源(照明光源)32と、カップリングレンズ33とを備えている。広帯域光源31は、緑色から赤色まで広帯域のスペクトルを有する広帯域光を出力する。このような広帯域光源31は、例えば、赤色の単色光を出力するLEDと、緑色の単色光を出力するLEDとの組み合わせから構成される。励起光源32は、例えば、LDやLED等の半導体光源であり、青色の狭帯域の励起光を出力する。2つの光源31,32から出力された広帯域光および青色の励起光は、図示しない光学系によって単一の光路に合成されることによって白色光(照明光)を形成し、カップリングレンズ33によって収束されるようになっている。すなわち、励起光源32は、広帯域光源31と共に照明光源を構成し、広帯域光および励起光はそれぞれ、生体組織Xの白色光画像P(後述)を得るための白色光の一部を構成している。
照明ユニット4は、挿入部2の長手方向のほぼ全長にわたって配置されたライトガイドファイバ41と、挿入部2の先端2aに設けられた照明光学系42とを備えている。ライトガイドファイバ41は、カップリングレンズ33によって収束された光をその基端から先端まで導光する。照明光学系42は、ライトガイドファイバ41の先端から出射された白色光および励起光を拡散させ、挿入部2の先端2aに対向する生体組織Xに照射する。
撮像ユニット5は、生体組織Xからの光を集める対物レンズ51と、該対物レンズ51によって集められた光を2つに分割するビームスプリッタ52と、該ビームスプリッタ52によって分割された光をそれぞれ収束させる2つの収束レンズ53,54と、収束レンズ53,54によって収束された光をそれぞれ撮影する第1の撮像素子55および第2の撮像素子56と、ビームスプリッタ52と第2の撮像素子56との間に配置され、蛍光のみを選択的に透過させる励起光カットフィルタ57とを備えている。
ビームスプリッタ52は、対物レンズ51によって集められた光を2つに分割し、一方を第1の撮像素子55へ向かって透過させ、他方を第2の撮像素子56へ向かって反射させる。
第1の撮像素子55は、例えば、カラーCCDまたはカラーCMOSであり、ビームスプリッタ52を透過した白色光をカラー撮影して白色光画像情報S1を生成する。
第2の撮像素子56は、例えば、高感度モノクロCCDであり、生体組織Xから発せられて励起光カットフィルタ57を透過した蛍光を撮影して蛍光画像情報S2を生成する。
プロセッサ6は、第1の撮像素子55によって取得された白色光画像情報S1から白色光画像Pを生成する白色光画像生成部61と、第2の撮像素子56によって取得された蛍光画像情報S2から蛍光画像Qを生成する蛍光画像生成部62と、光源31,32および撮像素子55,56を制御する制御部63とを備えている。
制御部63は、図2に示されるように、第1の撮像素子55による白色光の1回の露光と、第2の撮像素子56による蛍光の1回の露光とを交互に実行させる。ここで、制御部63は、第1の撮像素子55による露光期間中にのみ広帯域光が出力されるように、第1の撮像素子55による露光の開始および終了に同期して広帯域光源31を点灯および消灯させるようになっている。また、制御部63は、撮像素子55,56の作動期間中ずっと一定の強度の励起光が出力されるように、撮像素子55,56による最初の露光の開始に同期して励起光源32を点灯させた後はずっと励起光源32を一定の状態で点灯させ続けるようになっている。したがって、光源ユニット3からは、白色光と励起光とが交互に出力される。
なお、LDやLED等の固体光源の駆動には、直流電流を用いたアナログ方式、または、高周波のパルス電流を用いて点灯と消灯と極めて短い時間周期で繰り返すPWM(パルス幅変調)方式が、一般に用いられている。本明細書において、「点灯」とは、アナログ方式の場合には、直流電流が固体光源に供給されて定常光が出力されている状態を意味し、PWM方式の場合には、パルス電流が、高い周波数で固体光源に供給されて、ヒトに点滅として認識されない程度の極めて短い時間周期で点灯と消灯とを繰り返し、見掛け上、定常光が出力されている状態を意味する。すなわち、PWM方式において、パルス電流の1周期内における消灯も、「点灯」に含まれる。
撮影条件設定部7は、第1の撮像素子55による白色光の撮影条件および第2の撮像素子56による蛍光の撮影条件を、ユーザが図示しない入力手段を使用して入力可能となっている。撮影条件とは、例えば、露光時間、ゲイン、黒レベル等である。制御部63は、撮影条件設定部7から受信した撮影条件に基づいて各撮像素子55,56の撮影条件を決定するようになっている。
次に、このように構成された蛍光観察装置100の作用について説明する。
本実施形態に係る蛍光観察装置100を用いて生体組織Xを観察するには、予め、例えば病変部Yに集積する蛍光物質を生体組織Xに投与しておく。
光源ユニット3および撮像ユニット5が作動を開始すると、広帯域光源31は、第1の撮像素子55の露光に同期して点灯および消灯を繰り返し、励起光源32は、点灯し続けることによって、生体組織Xには、白色光と励起光とが時分割で照射される。
生体組織Xに白色光が照射されると、生体組織Xの表面において白色光が反射され、反射された白色光(反射光)が対物レンズ51によって集められる。対物レンズ51によって集められた白色光は、ビームスプリッタ52を介して収束レンズ53に入射し、該収束レンズ53によって第1の撮像素子55の撮像面に収束され、第1の撮像素子55によって白色光画像情報S1として取得される。
一方、生体組織Xに励起光が照射されると、病変部Yに含まれる蛍光物質が励起光によって励起されて蛍光が発生し、蛍光および励起光の一部が対物レンズ51によって集められる。対物レンズ51によって集められた蛍光および励起光は、ビームスプリッタ52を介して励起光カットフィルタ57に入射し、該励起光カットフィルタ57において蛍光のみが抽出される。抽出された蛍光は、収束レンズ54によって第2の撮像素子56の撮像面に収束されて、第2の撮像素子56によって蛍光画像情報S2として取得される。
各撮像素子55,56によって取得された画像情報S1,S2は、プロセッサ6に送信される。プロセッサ6においては、白色光画像生成部61によって白色光画像情報S1から白色光画像Pが生成され、蛍光画像生成部62によって蛍光画像情報S2から蛍光画像Qが生成される。表示部8においては、白色光画像Pおよび蛍光画像Qがそれぞれ、生成されたものから順番に連続的にライブ動画として表示される。
このように、本実施形態によれば、生体組織Xの観察開始後、励起光源32は、消灯することなく点灯し続けるので、励起光の強度が安定する。したがって、生体組織Xにおいて発生する蛍光の強度も安定し、SN比および定量性の高い蛍光画像Qが安定的に取得される。これにより、蛍光画像Q内の蛍光の明るさに基づいて正確に診断することができるという利点がある。
なお、本実施形態においては、第1の撮像素子55による1回の撮影と、第2の撮像素子56による1回の撮影とを交互に実行することとしたが、これに代えて、図3に示されるように、第1の撮像素子55による1回の撮影と、第2の撮像素子56による2回の撮影とを交互に実行してもよい。この場合には、1フレームの白色光画像Pと2フレームの蛍光画像Qとが交互に取得されるので、単位時間当たりの蛍光画像Qのフレームレートを高めることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る蛍光観察装置100について図4から図7を参照して説明する。
本実施形態に係る蛍光観察装置100は、装置構成は第1の実施形態と同一であるが、制御部63による励起光源32の制御方法において第1の実施形態と異なっている。
本実施形態において、制御部63は、図4に示されるように、第1の撮像素子55による露光期間中と、第2の撮像素子56による露光期間中とで、励起光源32からの励起光の出力強度を2段階で変化させる。具体的には、励起光の強度は、第1の撮像素子55による露光期間中には一定の第1の強度に制御され、第2の撮像素子56による露光期間中には第1の強度よりも高い一定の第2の強度に制御される。
制御部63によるその他の制御は、第1の実施形態と同様である。
白色光に比べて蛍光は微弱であるため、SN比の高い蛍光画像Qを取得するためには、第2の撮像素子56の露光期間中の励起光の強度はより高いことが好ましい。したがって、第2の強度は、励起光源32の出力強度の最大値または該最大値近傍に設定される。
一方、ホワイトバランスの良好な白色光画像Pを取得するためには、励起光源32からの青色の励起光と、広帯域光源31からの広帯域光との強度のバランスが重要となる。したがって、第1の強度は、第2の強度に対して所定の割合、例えば70%に設定される。仮に、白色光の露光時に、蛍光の露光時と同一の高い強度の励起光を使用すると、広帯域光に対して青色の励起光が強過ぎて、白色光が青白くなる。
このように、本実施形態によれば、第1の撮像素子55による白色光の露光期間中には、励起光の強度を適切な強度まで低下させることによって、ホワイトバランスの良好な白色光画像Pを得ることができるという利点がある。さらに、蛍光の退色を低減することができるという利点がある。また、励起光源32から出力する励起光の強度を、ずっと一定ではなく70%と100%との間で変化させることによっても、0%と100%との間で変化させる場合と比べて、励起光の強度の安定性を向上することができる。本実施形態のその他の効果は、第1の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
なお、本実施形態においては、第1の撮像素子55の露光期間中における励起光の強度を一律に低下させることによって、ホワイトバランスの良好な白色光画像Pを取得することとしたが、ホワイトバランスの良好な白色光画像Pを取得するためには、第1の撮像素子55の露光期間中に生体組織Xに照射される、広帯域光の積算光量(強度と照射時間との積)と青色の励起光の積算光量との比を調整すればよい。したがって、図5から図7のように励起光の強度または照射時間を制御した場合にも、図4の制御を用いたときと同等の白色光画像Pを取得することができる。
図5の変形例においては、第1の撮像素子55による露光期間中における励起光の強度の平均が、第2の強度に対して所定の割合(例えば、70%)となるように、励起光の強度を漸次増大させている。
本変形例においては、第1の撮像素子55の露光期間の終了時において、励起光の強度が第2の強度であることが好ましい。このようにすることで、その後の第2の撮像素子56による露光時の励起光の強度を第2の強度に安定させることができる。
図6および図7の変形例においては、第1の撮像素子55の露光期間において、第2の強度の励起光を用いている。ただし、第1の撮像素子55の露光期間の内、一部の期間において励起光源32を消灯することによって、励起光の積算光量を低減している。励起光源32の消灯期間は、第1の撮像素子55の露光期間の内、いずれのタイミングであってもよいが、その後の第2の撮像素子56による露光時の励起光の強度を第2の強度に安定させるためには、図6のように、第1の撮像素子55の露光期間の内、最初の期間であることが好ましい。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態に係る蛍光観察装置200について図8および図9を参照して説明する。
本実施形態に係る蛍光観察装置200は、同一の励起光によって同時に励起され、互いに異なる波長を有する第1の蛍光および第2の蛍光を観察する点で、第1の実施形態と異なっている。
具体的には、蛍光観察装置200は、図8に示されるように、励起光カットフィルタ57と第2の撮像素子56との間に、エタロン(可変分光素子)58を備えている。励起光カットフィルタ57を透過した蛍光は、エタロン58に入射し、エタロン58を透過した蛍光は、収束レンズ59によって第2の撮像素子56の撮像面に収束されるようになっている。
エタロン58は、間隔を空けて互いに平行に配置され、対向面に反射膜を有する2つの光学基板と、該2つの光学基板の間隔を調整するアクチュエータとを備えている。エタロン58は、アクチュエータによって2つの光学基板の間隔を変更することによって、第1の波長を有する第1の蛍光と、第1の波長とは異なる第2の波長を有する第2の蛍光とを択一的に透過させるようになっている。
本実施形態において、制御部63は、図9に示されるように、第1の撮像素子55による1回の露光と、第2の撮像素子56による2回の露光とを交互に実行させる。また、制御部63は、第2の撮像素子56による1回目の露光期間中にエタロン58が第1の蛍光を透過させ、第2の撮像素子56による2回目の露光期間中にエタロン58が第2の蛍光を透過させるように、エタロン58の透過波長を第1の波長と第2の波長との間で切り替えるようになっている。したがって、本実施形態においては、白色光画像Pと、第1の蛍光を撮影した第1の蛍光画像Q1と、第2の蛍光を撮影した第2の蛍光画像Q2とが、1フレームずつ順番に取得される。
蛍光観察装置200のその他の構成は、第1の実施形態と同様である。
このように、本実施形態によれば、エタロン58を備えることによって、同一の励起光によって同時に発生する2種類の蛍光を、単一の撮像素子56を用いて交互に撮影することができるという利点がある。本実施形態のその他の効果は、第1の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態に係る蛍光観察装置300について図10から図15を参照して説明する。
本実施形態に係る蛍光観察装置300は、図10に示されるように、緑色の励起光を出力するもう1つの励起光源35を備えている点で、第2の実施形態と異なっている。
具体的には、光源ユニット3は、広帯域光源31に代えて、赤色の単色光(以下、「R光」という。)を出力するR光源(照明光源)34と、緑色の狭帯域の励起光(以下、「G励起光」という。)を出力する励起光源(照明光源。以下、「G光源」という。)35とを備えている。励起光源32(以下、「B光源32」という。)から出力された青色の励起光(以下、「B励起光」という。)は、第1の波長を有する第1の蛍光を励起し、G光源35から出力されたG励起光は、第2の波長を有する第2の蛍光を励起する。3個の光源32,34,35から出力された3色の光は、第1の実施形態と同様に、白色光を形成する。すなわち、R光源34は、B光源32およびG光源35と共に照明光源を構成し、R光、B励起光およびG励起光はそれぞれ、白色光画像Pを得るための白色光の一部を構成している。
本実施形態において、制御部63は、図11に示されるように、第1の撮像素子55による露光期間中にのみR光が出力されるように、第1の撮像素子55による露光の開始および終了に同期してR光源34を点灯および消灯させるようになっている。また、制御部63は、撮像素子55,56の作動期間中ずっと一定の強度のB励起光およびG励起光が出力されるように、撮像素子55,56による最初の露光の開始に同期してB光源32およびG光源35を点灯させた後はずっと該励起光源32,35を一定の状態で点灯させ続けるようになっている。したがって、光源ユニット3からは、白色光と、2色の励起光とが、交互に出力される。
制御部63によるその他の制御、および、本実施形態の効果は、第3の実施形態と同様であるので説明を省略する。
なお、本実施形態においては、撮像素子55,56の作動期間中、B光源32およびG光源35の両方がずっと点灯し続けることとしたが、これに代えて、図12に示されるように、G励起光による第2の蛍光の露光期間中は、B光源32を消灯してもよい。
B励起光およびG励起光が同時に生体組織Xに照射されると、第1の蛍光および第2の蛍光の両方が同時に発生する。このときに、波長が短い方の第1の蛍光の長波長領域が、第2の蛍光の波長域と重複し、第2の蛍光の露光時に第1の蛍光の一部も露光されてしまう、いわゆるクロストークが生じる。そこで、第2の撮像素子56による1回目の露光においては、両方の励起光源32,35を点灯させた状態で波長が短い方の第1の蛍光を露光し、2回目の露光においては、G光源35のみを点灯させた状態で波長が長い方の第2の蛍光を露光することによって、第1の蛍光のみを撮影した蛍光画像Q1と、第2の蛍光のみを撮影した蛍光画像Q2とを得ることができる。
また、本実施形態においては、R光源34を照明光源としてのみ使用することとしたが、これに代えて、R光源34、G光源35およびB光源32の全てを、励起光源および照明光源の両方として使用してもよい。このようにすることで、励起波長が互いに異なる3種類の蛍光を観察することができる。
図13から図15は、3つの光源32,34,35の全てを照明光源および励起光源として使用する場合の、蛍光観察装置300の動作の例を示している。
3つの光源32,34,35は、図13に示されるように、光源ユニット3および撮像ユニット5の作動開始から点灯し続けてもよい。この場合、エタロン58は、R光によって励起され、第2の波長よりも長波長の第3の波長を有する第3の蛍光をさらに透過させることができるようになっている。また、制御部63は、第1の撮像素子55による1回の露光と、第2の撮像素子56による3回の露光とを交互に実行させ、第2の撮像素子56による3回目の露光期間中にエタロン58が第3の蛍光を透過させるように、エタロン58を制御する。
3つの光源32,34,35は、図14に示されるように、クロストークを防止するために、蛍光の露光時には、露光対象の蛍光よりも短波長の蛍光の励起用の光源32,35を消灯するように、制御されてもよい。このときに、R光源34は、図14に示されるように、ずっと点灯し続けてもよいが、図15に示されるように、R光源34の強度の安定性に影響を与えない第2の撮像素子56による1回目の撮影期間中は、消灯していてもよい。このようにすることで、蛍光の退色を抑制することができる。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態に係る蛍光観察装置400について図16から図18を参照して説明する。
本実施形態に係る蛍光観察装置400は、3色の光源32,34,35を備える点で第4の実施形態と共通しているが、第1の撮像素子55による1回の撮影と、第2の撮像素子56による1回の撮影とを交互に実行し、白色光画像P、第1の蛍光画像Q1、白色光画像Pおよび第2の蛍光画像Q2を順番に取得する点で、第4の実施形態と異なっている。
本実施形態において、2フレームの白色光画像Pと2フレームの蛍光画像Q1,Q2との取得期間を1サイクルとしている。制御部63は、図17に示されるように、第1の撮像素子55による露光期間中にのみR光が出力されるように、第1の撮像素子55による露光の開始および終了に同期してR光源34を点灯および消灯させるようになっている。また、制御部63は、第2の撮像素子56による1回目の露光期間中にはG光源35を消灯させ、それ以外の期間の間は一定の強度のG励起光が出力されるように、G光源35を一定の状態で点灯させ続けるようになっている。また、制御部63は、第2の撮像素子56による2回目の露光期間中にはB光源32を消灯させ、それ以外の期間の間は一定の強度のB励起光が出力されるように、B光源32を一定の状態で点灯させ続けるようになっている。したがって、光源ユニット3からは、白色光、B励起光、白色光およびG励起光が順番に出力される。
蛍光観察装置400のその他の構成は、図16に示されるように、エタロン58および収束レンズ59を備えていない点を除いて第3の実施形態と同様である。
本実施形態によれば、エタロン58を使用せずとも、2種類の蛍光を、単一の撮像素子56を用いて交互に撮影し、第1の蛍光のみを撮影した蛍光画像Q1と、第2の蛍光のみを撮影した蛍光画像Q2とを得ることができるという利点がある。本実施形態の効果は、第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
なお、本実施形態においては、R光源34を照明光源としてのみ使用することとしたが、これに代えて、図18に示されるように、R光源34、G光源35およびB光源32の全てを、励起光源および照明光源の両方として使用し、白色光、B励起光、白色光、G励起光、白色光およびR光を順番に出力するようにしてもよい。
また、上述した第3および第4の実施形態においては、可変分光素子としてエタロン58を用いることとしたが、可変分光素子はこれに限定されるものではなく、例えば液晶チューナブルフィルタやカラーフィルタ切替方式など、他の形態のものを用いてもよい。
100,200,300,400 蛍光観察装置
31 広帯域光源(照明光源)
32 励起光源(照明光源)
34 R光源(照明光源、励起光源)
35 励起光源(照明光源)
55,56 撮像素子
58 エタロン(可変分光素子)
63 制御部

Claims (13)

  1. 可視域における広帯域の波長を有する照明光を被写体に照射する照明光源と、
    前記広帯域の内の一部の波長を有し、前記照明光の一部を構成する励起光を前記被写体に照射する励起光源と、
    前記照明光源から前記被写体に照射された前記照明光の前記被写体からの反射光を露光して反射光画像情報を取得する第1の撮像素子と、
    前記励起光源から前記被写体に照射された前記励起光によって前記被写体において発生する蛍光を露光して蛍光画像情報を取得する第2の撮像素子と、
    前記第1の撮像素子による前記反射光の露光と前記第2の撮像素子による前記蛍光の露光とを交互に実行するように、前記照明光源、前記励起光源、前記第1の撮像素子および前記第2の撮像素子を制御する制御部とを備え、
    該制御部が、前記第1の撮像素子による前記反射光の露光期間の内、少なくとも一部の期間において前記励起光源を点灯させる蛍光観察装置。
  2. 前記制御部が、少なくとも、前記第1の撮像素子による露光期間の終了時から、該露光期間の直後の前記第2の撮像素子による露光期間の終了時まで、前記励起光源を点灯させ続ける請求項1に記載の蛍光観察装置。
  3. 前記制御部が、一定の強度の前記励起光を前記励起光源から出力させ続ける請求項2に記載の蛍光観察装置。
  4. 前記制御部が、前記第1の撮像素子による露光期間中に前記励起光源から出力される前記励起光の積算光量と、前記第2の撮像素子による露光期間中に前記励起光源から出力される前記励起光の積算光量とが互いに異なるように、前記励起光源を制御する請求項1から請求項3のいずれかに記載の蛍光観察装置。
  5. 前記制御部は、前記第2の撮像素子による露光期間中の前記励起光の積算光量が、前記第1の撮像素子による露光期間中の前記励起光の積算光量よりも多くなるように、前記励起光源を制御する請求項4に記載の蛍光観察装置。
  6. 前記制御部が、前記第1の撮像素子による露光期間中に、前記第2の撮像素子による露光期間中よりも高くかつ一定の強度の前記励起光を前記励起光源から出力させる請求項5に記載の蛍光観察装置。
  7. 前記制御部が、前記第1の撮像素子による露光期間の内、一部の期間において前記励起光源を消灯させる請求項5に記載の蛍光観察装置。
  8. 前記制御部は、前記第1の撮像素子による露光期間中に、前記励起光の強度が、前記第2の撮像素子による露光期間に使用する前記励起光の強度まで漸次増大するように、前記励起光源を制御する請求項5に記載の蛍光観察装置。
  9. 異なる波長を有する前記励起光を前記被写体に照射する複数の前記励起光源を備える請求項1から請求項8のいずれかに記載の蛍光観察装置。
  10. 前記照明光源が、前記複数の前記励起光源からなる請求項9に記載の蛍光観察装置。
  11. 前記第2の撮像素子の前段に設けられ、透過させる波長を変更可能であり、前記被写体において発生した互いに異なる波長を有する複数の蛍光を択一的に前記第2の撮像素子へ透過させる可変分光素子を備える請求項1から請求項10のいずれかに記載の蛍光観察装置
  12. 前記可変分光素子が、前記第2の撮像素子へ透過させる蛍光を、前記第2の撮像素子による露光間で波長が短い方から順番に変更し、
    前記制御部が、前記第2の撮像素子による露光期間中に、前記可変分光素子によって選択されている蛍光よりも短波長の蛍光を励起する励起光源を消灯させる請求項11に記載の蛍光観察装置。
  13. 前記制御部が、前記第1の撮像素子による1回の露光と前記第2の撮像素子による1回の露光とを交互に実行させ、前記第2の撮像素子による露光間で点灯させる前記励起光源を変更する請求項10に記載の蛍光観察装置。
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