JP2016123053A - ユーザ装置、及びセル制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャリアアグリゲーションにおけるセルの制御指示をセルグループ単位で行う場合において、セルとセルグループ間のマッピングを柔軟に変更することを可能とする。【解決手段】キャリアアグリゲーションをサポートする移動通信システムにおいて基地局と通信を行うユーザ装置において、前記基地局から受信するメッセージに基づいて、前記キャリアアグリゲーションにおけるセルとセルグループ間のマッピングを複数設定する設定部と、前記基地局から特定のマッピング及び特定のセルグループを指定したアクティブ化又は非アクティブ化のコマンドを受信した場合に、当該特定のマッピングにおける当該特定のセルグループに含まれるセルをアクティブ化又は非アクティブ化する制御部とを備える。【選択図】図19

Description

本発明は、ユーザ装置が基地局と通信を行うように構成される移動通信システムに関連するものである。
LTEシステムでは、所定の帯域幅(最大20MHz)を基本単位として、複数のキャリアを同時に用いて通信を行うキャリアアグリゲーション(CA:Carrier Aggregation)が採用されている。キャリアアグリゲーションにおいて基本単位となるキャリアはコンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)と呼ばれる。
CAが行われる際には、ユーザ装置UEに対して、接続性を担保する信頼性の高いセルであるPCell(Primary cell)及び付随的なセルであるSCell(Secondary cell)が設定される。ユーザ装置UEは、第1に、PCellに接続し、必要に応じて、SCellを追加することができる。PCellは、RLM(Radio Link Monitoring)及びSPS(Semi-Persistent Scheduling)等をサポートする単独のセルと同様のセルである。
SCellは、PCellに追加されてユーザ装置UEに対して設定されるセルである。SCellの追加及び削除は、RRC(Radio Resource Control)シグナリングによって行われる。SCellは、ユーザ装置UEに対して設定された直後は、非アクティブ状態(deactivate状態)であるため、アクティブ化することで初めて通信可能(スケジューリング可能)となるセルである。
図1に示すように、LTEのRel−10のCAでは、同一基地局eNB配下の複数のCCを用いている。また、Rel−10のCAでは、例えば図2に示すように、最大で5つのCCを束ねることで、広帯域化により高速なデータレートを実現している。また、Rel−11では、Inter−band CAを行うCC間で独立かつ異なるタイミング制御を可能とするMultiple TA(MTA)を導入し、Non−co−locatedなCCによるCAの最適化を実現している。例えば、図3には、タイミング制御を行う単位であるTAG(Timing Advance Group)が2つ(TAG#1、TAG#2)割り当てられていることが示されている。
一方、Rel−12では、異なる基地局eNB配下のCCを用いて同時通信を行い、高スループットを実現するDual connectivity(二重接続)が提案されている(非特許文献1)。つまり、Dual connectivityでは、UEは、2つの物理的に異なる基地局eNBの無線リソースを同時に使用して通信を行う。
Dual connectivityはCAの一種であり、Inter eNB CA(基地局間キャリアアグリゲーション)とも呼ばれ、Master−eNB(MeNB)と、Secondary−eNB(SeNB)が導入される。図4に、Dual connectivityの例を示す。図4の例では、MeNBがCC#1でユーザ装置UEと通信を行い、SeNBがCC#2でユーザ装置UEと通信を行うことでDual connectivity(以下、DC)を実現している。
DCにおいて、MeNB配下のセル(1つ又は複数)で構成されるセルグループをMCG(Master Cell Group、マスターセルグループ)、SeNB配下のセル(1つ又は複数)で構成されるセルグループをSCG(Secondary Cell Group、セカンダリセルグループ)と呼ぶ。SCGのうちの少なくとも1つのSCellにはULのCCが設定され、そのうちの1つにPUCCHが設定される。このSCellをPSCell(primary SCell)と呼ぶ。
例えば、図5には、CG#1にTAG#1、TAG#2が設定され、CG#2にTAG#3が設定されている例が示されている。
3GPP TR 36.842 V12.0.0 (2013−12)
従来のLTEの仕様では、UEあたりConfigure可能なCCの数は、最大で5である。
一方、Rel.13のLTEでは、より柔軟かつ高速な無線通信を実現するため、及び、連続する超広帯域のアンライセンスバンドで、多数のCCを束ねられるようにするために、CAにおいて束ねられる最大5CCの制限を取るCA enhancementが検討されている。例えば、最大で32CCを束ねるCAが検討されている。一例として、図6に、16CCを束ねる例を示す。
上記のように、CAでサポートするCCの数を増加させることで、アクティブ化/非アクティブ化コマンドのビット数を増加させる必要がある等のインパクトが生じる。このようなインパクトを低減するために、複数のCC(セル)をいくつかのセルグループ(CG)にマッピングしてCG単位でアクティブ化/非アクティブ化の制御を行うことが検討されている。
図7の例では、CG#0とCG#1がアクティブ化(Activated)されていることが示されている。CGとCCとを一対一対応でセミスタティックに(又はスタティックに)マッピングし、CG毎にCCを制御する場合、以下で説明するような課題がある。なお、以下では、CGに含まれるものをセル(例:SCell)とする。各セルは、例えば、1つのCC、もしくは、下りCCと上りCCとの組とからなるが、以下の説明では、各セルはCCと同義と考えてよい。
まず、第1の課題について説明する。上記のように、セルの制御をCGの粒度で行う場合、細やかな制御を行うことができず、セル単位での制御と比較して運用の柔軟性やバッテリーセービング、スループット向上効果が劣化する可能性がある。
図8に示すように、セルを4つずつCGにマッピングする場合において、例えばセル#0のみをアクティブ化(Activate)させたい場合においても、CG単位でしか制御できないため、ステップ1で示すCG#0を指定したアクティブ化コマンドにより、4つのセルがアクティブ化されてしまう。従って、バッテリーを浪費する可能性がある。
次に、第2の課題を説明する。上記のように、CGとセルとのマッピングが1つのみでセミスタティックに行われる場合、あるCGに対するアクティブ化/非アクティブ化は、当該CGにマッピングされた決まったセルのみにしか行うことができない。
一例として、図9に示すように、RRE(光張出し無線装置、Remote Radio Equipment)の単位でCGが設定されている状態で、セルを非アクティブ化(Deactivation)するケースを考える。セルを非アクティブ化するケースとして、例えば、セルが混雑するケースや、或いは、送信するデータが少なくなり、多数のセルをアクティブ化しておく必要がなくなったケース等がある。
あるセル(例:セル#0)が混雑するようなケースでは、同一RREにおける他のセル(例:セル#1)も混雑している可能性があるため、図9に示すようなRRE単位のマッピングでCG毎に非アクティブ化を行うことは好ましいと考えられる。
しかし、送信するデータが少なくなるようなケースでは、できるだけ広帯域のCC(より周波数の高いCC)のセル(例:セル#0とセル#2)を残し、帯域の比較的狭いCCのセル(例:セル#1とセル#3)を非アクティブ化することが好ましいところ、図9に示すCG−セルのマッピングでは、このような制御を行うことができない。
すなわち、セル−CGの適切なマッピングはダイナミックに変わり得るが、上記のようなセミスタティックなマッピング方法では柔軟な制御を行うことができない。
本発明は特に上記の第2の課題に鑑みてなされたものであり、キャリアアグリゲーションにおけるセルの制御指示をセルグループ単位で行う場合において、セルとセルグループ間のマッピングを柔軟に変更することを可能とする技術を提供することを目的とする。
本発明の実施の形態によれば、キャリアアグリゲーションをサポートする移動通信システムにおいて基地局と通信を行うユーザ装置であって、
前記基地局から受信するメッセージに基づいて、前記キャリアアグリゲーションにおけるセルとセルグループ間のマッピングを複数設定する設定部と、
前記基地局から特定のマッピング及び特定のセルグループを指定したアクティブ化又は非アクティブ化のコマンドを受信した場合に、当該特定のマッピングにおける当該特定のセルグループに含まれるセルをアクティブ化又は非アクティブ化する制御部と
を備えるユーザ装置が提供される。
また、本発明の実施の形態によれば、キャリアアグリゲーションをサポートする移動通信システムにおいて基地局と通信を行うユーザ装置が実行するセル制御方法であって、
前記基地局から受信するメッセージに基づいて、前記キャリアアグリゲーションにおけるセルとセルグループ間のマッピングを複数設定する設定ステップと、
前記基地局から特定のマッピング及び特定のセルグループを指定したアクティブ化又は非アクティブ化のコマンドを受信した場合に、当該特定のマッピングにおける当該特定のセルグループに含まれるセルをアクティブ化又は非アクティブ化する制御ステップと
を備えるセル制御方法が提供される。
また、本発明の実施の形態によれば、キャリアアグリゲーションをサポートするユーザ装置と基地局とを有する移動通信システムにおけるセル制御方法であって、
前記基地局が、前記キャリアアグリゲーションにおけるセルとセルグループ間のマッピングを複数設定するためのメッセージを前記ユーザ装置に送信するステップと、
前記基地局が、特定のマッピング及び特定のセルグループを指定したアクティブ化又は非アクティブ化のコマンドを前記ユーザ装置に送信するステップと、
前記ユーザ装置が、前記特定のマッピングにおける前記特定のセルグループに含まれるセルをアクティブ化又は非アクティブ化するステップと
を備えるセル制御方法が提供される。
本発明の実施の形態によれば、キャリアアグリゲーションにおけるセルの制御指示をセルグループ単位で行う場合において、セルとセルグループ間のマッピングを柔軟に変更することが可能となる。
Rel−10LTEのCAを説明するための図である。 Rel−10LTEにおいてCCを束ねる例を示す図である。 Rel−11LTEにおいてCCを束ねる例を示す図である。 Rel−12で導入されたDual connectivityの例を示す図である。 Rel−12LTEにおいてCCを束ねる例を示す図である。 Rel−13LTEにおいてCCを束ねる例を示す図である。 セルグループ単位の制御を説明するための図である。 第1の課題を説明するための図である。 第2の課題を説明するための図である。 本発明の実施の形態におけるシステムの構成図である。 第1の実施の形態における処理の概要を説明するための図である。 コマンドの例を示す図である。 段階的にアクティブ化される場合の例を示す図である。 段階的に非アクティブ化される場合の例を示す図である。 アクティブ化(非アクティブ化)する順番を指定する例を説明するための図である。 指示に応じて段階的制御を行うか否かを決める場合の例を説明するための図である。 第1の実施の形態におけるユーザ装置UEの構成図である。 第1の実施の形態における基地局eNBの構成図である。 第2の実施の形態における処理の概要を説明するための図である。 第2の実施の形態におけるシーケンス例を示す図である。 ユーザ装置UEに設定される複数のマッピングの例を示す図である。 アクティブ化(又は非アクティブ化)を指示する信号の例を示す図である。 1つのセルが複数のCGにマッピングされる場合の例を示す図である。 第2の実施の形態におけるユーザ装置UEの構成図である。 第2の実施の形態における基地局eNBの構成図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。本実施の形態では、LTEの移動通信システムを対象とするが、本発明はLTEに限らず他の移動通信システムにも適用可能である。また、本実施の形態では、CGに含まれるセルはSCellであることを想定しているが、PCellについてもアクティブ化/非アクティブ化の制御を行えるようにするために、CGに含まれるセルはSCellに限定されず、PCellが含まれていてもよい。CGに含まれるセルのことをサービングセル(serving cell)と称してもよい。また、本明細書及び特許請求の範囲における「LTE」の3GPP規格書のリリースは、CAにおける「セルグループ」が導入されているリリースであるものとするが、これに限定されるわけではない。
(システム全体構成)
図10に、本発明の実施の形態(第1の実施の形態と第2の実施の形態に共通)における通信システムの構成図を示す。図10に示すように、本実施の形態における通信システムは、基地局eNBとユーザ装置UEとを含む移動通信システムである。基地局eNBとユーザ装置UEとでCA通信を行うことが可能である。図1では、基地局eNBとユーザ装置UEはそれぞれ1つずつ示されているが、これは図示の便宜上のものであり、それぞれ複数存在してもよい。
また、図10の例では、1つのセルが示されているが、これも図示の便宜上のものであり、CAが設定される際には複数のセルが存在する。また、例えば、基地局eNBから離れた場所に、基地局eNBと光ファイバ等で接続されるRREが備えられる構成であってもよい。また、複数の基地局eNBを備えるDual Connectivityの構成であってもよい。Dual Connectivityを対象とする場合、ユーザUEにRRCメッセージ等を送信する基地局eNBは、MeNBであることを想定しているが、これに限られるわけではない。
以下、前述した第1の課題に対応する第1の実施の形態と、第2の課題に対応する第2の実施の形態について説明する。以下では、第1の実施の形態と第2の実施の形態とを分けて説明するが、第1の実施の形態と第2の実施の形態とを組み合わせて実施することも可能である。すなわち、第1の実施の形態で説明するユーザ装置UEは、第2の実施の形態で説明するユーザ装置UEの機能を含んでもよく、第2の実施の形態で説明するユーザ装置UEは、第1の実施の形態で説明するユーザ装置UEの機能を含んでもよい。また、第1の実施の形態で説明する基地局eNBは、第2の実施の形態で説明する基地局eNBの機能を含んでもよく、第2の実施の形態で説明する基地局eNBは、第1の実施の形態で説明する基地局eNBの機能を含んでもよい。
(第1の実施の形態)
<基本的な処理例>
図11は、第1の実施の形態における処理の概要を説明するための図である。図11のステップ101において、基地局eNBからユーザ装置UEへRRCメッセージ(例:RRCConnectionReconfiguration)が送信され、ユーザ装置UEに1つ又は複数のCG(各CGは1つ又は複数のセルからなる)からなるCAが設定(configure)される。
図11のステップ102において、基地局eNBは、例えばMAC信号(MAC Control Element)により、特定のCGを指定して、アクティブ化コマンド(又は非アクティブ化コマンド)をユーザ装置UEに送信する。
アクティブ化コマンド(又は非アクティブ化コマンド)を受信したユーザ装置UEは、当該CGにマッピングされている全てのセルを同時にアクティブ化(又は非アクティブ化)するのではなく、段階的にアクティブ化(又は非アクティブ化)する(ステップ103)。
図11のステップ102において基地局eNBからユーザ装置UEに送信されるコマンド(MAC信号)の例を図12に示す。図12に示す例では、ビットの位置がCGに対応している。例えば、最初のビットがCG#0に対するコマンドに対応し、2番目のビットがCG#1に対するコマンドに対応する。各ビットは、例えば、"1"がアクティブ化を示し、"0"が非アクティブ化を示す。ユーザ装置UEは、自身に設定されているCGに対応するビット位置のコマンドに従って当該CGの制御を行い、自身に設定されていないCGに対応するビット位置のコマンドは無視してよい。なお、図12に示すフォーマットは一例に過ぎず、他のフォーマットを用いることとしてもよい。また、アクティブ化/非アクティブ化の信号として、PDCCH等の物理チャネルの制御情報(DCI)を用いてもよい。その場合のフォーマットは図12と同様のフォーマットであってもよいし、別のフォーマットでもよい。
段階的にアクティブ化(又は非アクティブ化)するとは、例えば、所定時間間隔で順番に各セルをアクティブ化(又は非アクティブ化)することである。
図13、図14を参照して具体例を説明する。図13、図14のいずれの場合も、ユーザ装置UEにおいて、既にCG#0としてセル#0〜セル#3が設定され、CG#1としてセル#4〜セル#7が設定され、CG#2としてセル#8〜セル#11が設定されているものとする。この例では、セルの番号(インデックス)の小さい順番でアクティブ化(又は非アクティブ化)が行われる場合の例を示している。
図13は、CG#0、CG#1、CG#2における各セルが非アクティブの状態において、ユーザ装置UEがCG#0を指定したアクティブ化コマンドを受信した場合を示している。ステップ11において、CG#0を指定したアクティブ化コマンドを受信したユーザ装置UEは、まず、セル#0をアクティブ化し、所定時間間隔で段階的にセル#1、セル#2、セル#3をアクティブ化する。
図13の例では、非アクティブ化については、指定したCGに含まれる複数セルを同時に非アクティブ化することとしている。従って、ステップ12で、CG#0を指定した非アクティブ化コマンドを受信したユーザ装置UEは、セル#0〜セル#3を同時に非アクティブ化する。また、例えば、セル#0とセル#1をアクティブ化した後、セル#2をアクティブ化する前に、CG#0を指定した非アクティブ化コマンドを受信した場合には、セル#2をアクティブ化することなくセル#0とセル#1を非アクティブ化する。
上記のような段階的な制御を行うことで、例えば、セル#0、#1がアクティブ化された後、セル#2がアクティブ化される前に、基地局eNBの下りバッファに蓄積されていたデータの送信(図13の点線)が完了した場合、そこで非アクティブ化させることで、必要最小限のセルをアクティブ化させることとなり、バッテリーの浪費を回避できる。
なお、図13に示す例において、例えば、セル#0とセル#1をアクティブ化した後、セル#2をアクティブ化する前に、ユーザ装置UEが基地局eNBから再度CG#0を指定したアクティブ化コマンドを受信した場合には、当該アクティブ化コマンド受信を契機として、CG#0における全てのセルを同時にアクティブ化することとしてもよい。このケースは、例えば、送るべき下りデータが大量に発生した場合に相当する。
図14は、CG#0のみがアクティブの状態において、ユーザ装置UEがCG#0を指定した非アクティブ化コマンドを受信した場合を示している。ステップ21において、CG#0を指定した非アクティブ化コマンドを受信したユーザ装置UEは、まず、セル#0を非アクティブ化し、所定時間間隔で段階的にセル#1、セル#2、セル#3を非アクティブ化する。このような制御を行うことで、例えば、下りバッファにデータが残っていた場合や、非アクティブ化コマンドを出した直後のタイミングで少しの下りデータが発生した場合等において、これらのデータを送信してから全セルを非アクティブ化でき、少しのデータに対して全セルのアクティブ状態を継続させる場合に比べてバッテリー消費を削減できる。
図14に示す例において、例えば、セル#0とセル#1を非アクティブ化した後、セル#2を非アクティブ化する前に、ユーザ装置UEが基地局eNBから再度CG#0を指定した非アクティブ化コマンドを受信した場合には、当該非アクティブ化コマンド受信を契機として、CG#0における全てのセルを同時に非アクティブ化することとしてもよい。
なお、図13、図14は、段階的な制御の例として、セルを1つずつアクティブ化/非アクティブ化する例を示しているが、段階的な制御の例として、複数セルを単位として(例:2つずつ)順番にアクティブ化/非アクティブ化することとしてもよい。
<アクティブ化/非アクティブ化する順番について>
あるCGに対するアクティブ化(又は非アクティブ化)のコマンドを受信したユーザ装置UEが、当該CGの中のセルをアクティブ化(又は非アクティブ化)する順番については、例えば、セルのインデックス(番号)の昇順/降順のように固定的に定められていてもよいし、RRCメッセージで設定することとしてもよい。
図15は、セルをアクティブ化(又は非アクティブ化)する順番をRRCメッセージで指定する場合のシーケンス例を示す図である。
図15に示すように、ステップ201において、RRCメッセージが基地局eNBからユーザ装置UEに送信される。当該RRCメッセージは、例えば、CA(CG)を設定するためのRRCメッセージであり、その中に、CG毎に、セルのアクティブ化(又は非アクティブ化)を行う順番を指定する情報が含まれている。
一例として、CAのために設定するCGがCG#0(セル#0、セル#1、セル#2を含む)と、CG#1(セル#3、セル#4、セル#5を含む)である場合に、例えば、順番を指定する情報として、CG#0については「セル#1、セル#0、セル#2の順番でアクティブ化(又は非アクティブ化)する」、CG#1については「セル#5、セル#4、セル#3の順番でアクティブ化(又は非アクティブ化)する」といった情報がRRCメッセージに含まれる。
ユーザ装置UEは、特定のCGを指定したアクティブ化(又は非アクティブ化)コマンドを受信し(ステップ202)、当該CGに対して指定された順番でセルのアクティブ化(又は非アクティブ化)を実行する(ステップ203)。
コマンドを受けたCGに含まれるセルをアクティブ化する順番は、上記の例に限られず、例えば、アクティブ化する遅延が短い(あるいは長い)順番でもよいし、最も最近に(あるいは最も過去に)割り当てられた順番でもよいし、品質のよい(あるいは悪い)順番でもよいし、セルのCCの帯域の広い(あるいは狭い)順番でもよいし、対応しているMIMOレイヤの多い(あるいは少ない)順番でもよい。これらの順番は、非アクティブ化でも同様に適用できる。
例えば、アクティブ化(又は非アクティブ化)遅延が短い順番で、CG#0に含まれるセル#0〜セル#3をアクティブ化(又は非アクティブ化)する場合に関して、ユーザ装置UEは、セル毎にアクティブ化(又は非アクティブ化)遅延の情報を保持しており、当該情報を参照することでセル#0〜セル#3を段階的にアクティブ化(又は非アクティブ化)する。
また、最も最近割り当てられた順番で、CG#0に含まれるセル#0〜セル#3をアクティブ化(又は非アクティブ化)する場合に関して、例えば、時間の経過順に、セル#1、セル#0、セル#3、セル#2の順番でCG#0に含まれるセルとしての割り当て(設定)が行われた場合、ユーザ装置UEは、セル#2、セル#3、セル#0、セル#1の順番でアクティブ化(又は非アクティブ化)する。
上記の逆で、割り当てられた時間の順番で、アクティブ化(又は非アクティブ化)することとしてもよい。その場合、セル#1、セル#0、セル#3、セル#2の順番でアクティブ化(又は非アクティブ化)する。
また、品質の良い順番で、CG#0に含まれるセル#0〜セル#3をアクティブ化する場合に関して、ユーザ装置UEは、セル毎に品質の情報を保持しており、当該情報を参照することでセル#0〜セル#3を段階的にアクティブ化する。また、非アクティブ化に関しては、品質の悪い順番で非アクティブ化することとしてもよい。また、MIMOレイヤの多い順番でアクティブ化し、MIMOレイヤの少ない順番で非アクティブ化することとしてもよい。
なお、特にアクティブ化に着目する場合、期待されるスループットが大きい順番でアクティブ化を行うこととしてよい。
また、上記の基準のうち、どの基準を用いてセルのアクティブ化/非アクティブ化の順番を決定するかを基地局eNBからユーザ装置UEに指定することとしてもよい。
<段階的制御の実施判断について>
ユーザ装置UEは、基地局eNBから、アクティブ化/非アクティブ化の段階的制御を行うことの指示を受けた場合にのみ段階的制御を行うこととしてもよい。
この場合のシーケンス例を図16に示す。図16に示すシーケンスにおける前提として、ユーザ装置UEには既にCG(複数のセル)が設定されているものとする。
ステップ301において、ユーザ装置UEは基地局eNBから段階的制御を行うか否かを示す信号を受信する。なお、ユーザ装置UEは基地局eNBから、段階的制御を行うことを指示する信号を受信し、段階的制御を行わない場合には当該信号を受信しないこととしてもよい。ステップ301における当該信号は、RRCメッセージであってもよいし、MAC信号であってもよいし、物理信号(PDCCH等)であってもよい。
ユーザ装置UEは、特定のCGを指定したアクティブ化(又は非アクティブ化)コマンドを基地局eNBから受信し(ステップ302)、ステップ301の信号で段階的にCG内のセルをアクティブ化(又は非アクティブ化)することが指示されているかどうか判断する(ステップ303)。
ステップ303での判断がYesである場合、ユーザ装置UEはCG内のセルを段階的にアクティブ化(又は非アクティブ化)する(ステップ304)。ステップ303での判断がNoである場合、ユーザ装置UEはCG内のセルを同時にアクティブ化(又は非アクティブ化)する(ステップ305)。
上記ステップ301において、段階的制御を行うか否かを、アクティブ化と非アクティブ化について1つの指示でまとめて指示してもよいし、アクティブ化と非アクティブ化について別々に指示してもよい。例えば、アクティブ化については段階的制御を行い、非アクティブ化については段階的制御を行わない、という指示が可能である。また、ステップ301での指示は、UE単位でもよいし、GC単位でもよい。CG単位の場合、例えば、CG#0が指定されたアクティブ化(又は非アクティブ化)の場合は段階的制御を行い、CG#1が指定されたアクティブ化(又は非アクティブ化)の場合は段階的制御を行わない、という指示が可能である。
<装置構成例>
図17に、本実施の形態に係るユーザ装置UEの機能構成図を示す。図17に示すように、ユーザ装置UEは、DL信号受信部101、UL信号送信部102、RRC(無線リソース制御)処理部103、アクティブ化/非アクティブ化制御部104を含む。図17は、ユーザ装置UEにおいて本発明の実施の形態に特に関連する機能部のみを示すものであり、少なくともLTEに準拠した動作を行うための図示しない機能も有するものである。また、図17に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分や機能部の名称はどのようなものでもよい。
DL信号受信部101は、基地局eNBから各種の信号を無線受信し、受信した物理レイヤの信号からより上位のレイヤの信号を取得する機能を含む。UL信号送信部102は、ユーザ装置UEから送信されるべき上位のレイヤの信号から、物理レイヤの各種信号を生成し、無線送信する機能を含む。DL信号受信部101及びUL信号送信部102はそれぞれ、複数のCCを束ねて通信を行うCAを実行する機能を含む。
DL信号受信部101とUL信号送信部102はそれぞれ、パケットバッファを備え、レイヤ1(PHY)及びレイヤ2(MAC、RLC、PDCP)の処理を行うことを想定している。ただし、これに限られるわけではない。
RRC処理部103は、基地局eNBとの間でRRCメッセージの送受信を行うとともに、CGとセルのマッピング情報等を含むCA情報の設定/変更/管理、構成変更等の処理を行う機能を含む。RRC処理部103は、CAの設定を行う機能部であるので、設定部と呼んでもよい。RRC処理部103が行うCAの設定は、例えば、RRCメッセージに含まれる設定情報(CGとそれに対応する複数セル等)をメモリ等の記憶手段に格納することを含む。
アクティブ化/非アクティブ化制御部104は、図11〜図16等を参照してユーザ装置UE側の動作として説明したように、特定のCGを指定したアクティブ化(又は非アクティブ化)コマンド、段階的制御を行うか否かを指示する信号、順番を指定する情報等に従って、指定されたCG内のセルを段階的にアクティブ化(又は非アクティブ化)させる制御を実行する。例えば、アクティブ化/非アクティブ化制御部104(又はRRC処理部103)は、CG毎に、セル毎にアクティブ化/非アクティブ化されているかどうかを示す情報をメモリ等の記憶手段に格納しており、これにより、アクティブ化/非アクティブ化制御部104は、現時点で各CGの各セルの状態(アクティブ化/非アクティブ化)を把握できる。
なお、ユーザ装置UEにおいて、セルをアクティブ化するとは、例えば、DL信号受信部101及び/又はUL信号送信部102に対して、当該セルを構成するCCを用いて通信を行う(例:PDCCH、PDSCHの受信を行う)ことを指示するとともに、上記の記憶手段等に、該当セルがアクティブ化されたことを示す情報を記憶することである。セルを非アクティブ化するとは、当該セルを構成するCCを用いた通信を停止することを指示するとともに、上記の記憶手段等に、該当セルが非アクティブ化されたことを示す情報を記憶することである。
図18に、本実施の形態に係る基地局eNBの機能構成図を示す。図18に示すように、基地局eNBは、UL信号受信部201、DL信号送信部202、RRC処理部203、アクティブ化/非アクティブ化制御部204を含む。図18は、基地局eNBにおいて本発明の実施の形態に特に関連する機能部のみを示すものであり、少なくともLTEに準拠した動作を行うための図示しない機能も有するものである。また、図18に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分や機能部の名称はどのようなものでもよい。
UL信号受信部201は、各UEから各種の信号を無線受信し、受信した物理レイヤの信号からより上位のレイヤの信号を取得する機能を含む。DL信号送信部202は、基地局eNBから送信されるべき上位のレイヤの信号から、物理レイヤの各種信号を生成し、無線送信する機能を含む。UL信号受信部201及びDL信号送信部202はそれぞれ、複数のCCを束ねて通信を行うCAを実行する機能を含む。また、UL信号受信部201及びDL信号送信部202は、RREのように、基地局eNBの本体(制御部)から遠隔に設置された無線通信部であってもよい。
UL信号受信部201とDL信号送信部202はそれぞれ、パケットバッファを備え、レイヤ1(PHY)及びレイヤ2(MAC、RLC、PDCP)の処理を行うことを想定している。ただし、これに限られるわけではない。
RRC処理部203は、ユーザ装置UEとの間でRRCメッセージの送受信を行うとともに、CGとセルのマッピング情報等を含むCA情報の設定/変更/管理、構成変更等の処理を行う機能を含む。RRC処理部203は、CAの設定を行う機能部であるので、設定部と呼んでもよい。
アクティブ化/非アクティブ化制御部204は、図11〜図16等を参照して基地局eNB側の動作として説明したように、特定のCGを指定したアクティブ化(又は非アクティブ化)コマンド、段階的制御を行うか否かを指示する信号、順番を指定する情報を、DL信号送信部202を介してユーザ装置UEに送信する機能を含む。
以上説明したように、本発明の実施の形態により、キャリアアグリゲーションをサポートする移動通信システムにおいて基地局と通信を行うユーザ装置であって、前記基地局から受信するメッセージに基づいて、前記キャリアアグリゲーションにおけるセルグループを設定する設定部と、前記基地局から特定のセルグループを指定したアクティブ化又は非アクティブ化のコマンドを受信した場合に、当該特定のセルグループに含まれる複数のセルを段階的にアクティブ化又は非アクティブ化する制御部とを備えるユーザ装置が提供される。
上記の構成により、キャリアアグリゲーションにおけるセルの制御指示をセルグループ単位で行う場合において、ユーザ装置におけるバッテリーの消費を削減することが可能となる。
前記制御部は、例えば前記特定のセルグループに含まれる各セルを所定時間間隔でアクティブ化又は非アクティブ化する。この構成により、比較的簡易な制御で段階的なアクティブ化又は非アクティブ化の制御を実現できる。
前記制御部は、前記特定のセルグループに含まれる各セルをアクティブ化又は非アクティブ化する順番を示す情報を前記基地局から受信することとしてもよい。この構成により、ユーザ装置は、基地局からの指示に従ってアクティブ化又は非アクティブ化する順番を決定できる。
前記制御部は、前記特定のセルグループに含まれる各セルをアクティブ化又は非アクティブ化する順番を、アクティブ化遅延、セルの割り当てられた時間順、セルの品質、セルで使用するキャリアの帯域幅、又は、セルのMIMOレイヤ数に基づいて決定することとしてもよい。この構成により、例えば、期待できるスループットの高い順番で各セルのアクティブ化又は非アクティブ化を実施できる。
前記制御部は、前記段階的なアクティブ化又は非アクティブ化の制御を行うか否かを示す信号を前記基地局から受信し、当該信号により、前記段階的なアクティブ化又は非アクティブ化の制御を行うことが指示された場合に、前記段階的なアクティブ化又は非アクティブ化の制御を行うこととしてもよい。この構成により、段階的制御が必要な場合にのみ段階的制御を行うことができる。
前記制御部は、前記基地局から前記特定のセルグループを指定したアクティブ化又は非アクティブ化のコマンドを受信し、更に前記基地局から前記特定のセルグループを指定したアクティブ化又は非アクティブ化のコマンドを受信した場合に、当該特定のセルグループに含まれる複数のセルを同時にアクティブ化又は非アクティブ化することとしてもよい。この構成により、例えば、上り又は下りのバッファに大量のデータが存在する場合において、特定のセルグループに含まれる全てのセルをアクティブ化してデータ送信を行うことができる。
前記設定部は、前記基地局から受信するメッセージに基づいて、前記キャリアアグリゲーションにおけるセルとセルグループ間のマッピングを複数設定し、前記制御部は、前記基地局から特定のマッピングと特定のセルグループを指定したアクティブ化又は非アクティブ化のコマンドを受信した場合に、当該マッピングにおける当該特定のセルグループに含まれる複数のセルを段階的にアクティブ化又は非アクティブ化することとしてもよい。この構成により、セルとセルグループ間のマッピングを柔軟に変更することができる。
(第2の実施の形態)
<基本的な処理例>
次に、第2の実施の形態を説明する。第2の実施の形態は、前述した第2の課題を解決するために、セル−CGのマッピング(対応関係を示す情報)を複数用意しておき、動的にマッピングを変更できるようにするものである。なお、本実施の形態においては、sCellDeactivationTimerの制御はCG毎ではなく、Rel−10と同様にSCell単位で管理することとなる。
図19は、第2の実施の形態における処理の概要を説明するための図である。図19の(a)、(b)の各構成は、図9に示した構成と同様にRREからなる構成であるが、図19の(a)と(b)とではセル−CGのマッピングが異なる。
すなわち、図19(a)、(b)に示す構成において、いずれの構成もRRE−Aがセル#0とセル#1を形成し、RRE−Bがセル#2とセル#3を形成するが、図19(a)の構成では、CG#0にセル#0とセル#1がマッピングされており、CG#1にセル#2とセル#3がマッピングされているのに対して、図19(b)の構成では、CG#0にセル#1とセル#3がマッピングされており、CG#1にセル#0とセル#2がマッピングされている。
本実施の形態では、例えば図19(a)、(b)に示すように、セルとCGとのマッピングを複数設定しておき、これらを動的に変更可能としている。
このような方式を導入したことにより、例えば、セル#0が混雑するようなケースでは、同一のRRE−Aにおける他のセル(セル#1)も混雑している可能性があるため、図19(a)に示すマッピングの使用を基地局eNBからユーザ装置UEに指示するとともに、CG#0の非アクティブ化を行う。
一方、送信するデータが少なくなるようなケースでは、できるだけ広帯域のCC(より周波数の高いCC)のセル(本例ではセル#0とセル#2)を残し、帯域の比較的狭いCCのセル(本例ではセル#1とセル#3)を非アクティブ化することが好ましい。そこで、このようなケースでは、図19(b)に示すマッピングの使用を基地局eNBからユーザ装置UEに指示するとともに、CG#0の非アクティブ化を行う。
<具体的な制御例>
図20は、第2の実施の形態におけるシーケンス例を示す。図20を参照して具体的な制御例を説明する。
ステップ401において、ユーザ装置UEは、CAを設定するRRCメッセージとして、セル−CGの複数マッピングを設定するRRCメッセージ(例:RRCConnectionReconfiguration)を基地局eNBから受信する。
ユーザ装置UEは、どのマッピングのどのCGを対象とするかを指定したアクティブ化(又は非アクティブ化)コマンドを基地局eNBから受信し(ステップ402)、当該コマンドで指示されたマッピングにおける指示されたCGをアクティブ化(又は非アクティブ化)する(ステップ403)。なお、前述したとおり、第1の実施の形態と第2の実施の形態は組み合わせることができ、ステップ403において、第1の実施の形態で説明したように、CG内の各セルを段階的にアクティブ化(又は非アクティブ化)してもよい。
図21に、上記ステップ401でのRRCメッセージに含まれ、ユーザ装置UEに設定(記憶)される複数マッピングの例を示す。図21に示す例では、各マッピングにインデックスが割り当てられており、3つのマッピング#0〜#2が設定される。各マッピングは、3つのCGを含み、各CGには4つのセルが割り当てられている。
なお、図21に示すマッピングの情報に関し、1つのマッピングの情報(例:マッピング#0に対応する、CGインデックス毎のセルインデックス)は、第1の実施の形態におけるユーザ装置UEのRRC処理部103で管理されるマッピングの情報に相当する。
ステップ402におけるアクティブ化(又は非アクティブ化)の指示は、MAC信号で行ってもよいし、物理信号(PDCCH等)で行ってもよい。
図20のステップ402において基地局eNBからユーザ装置UEに送信されるコマンド(例:MAC信号)のビット列の例を図22に示す。図22に示す例では、ビット列の前半のビットの位置がマッピング指示に対応し、後半のビットの位置がCG指示に対応している。例えば、前半部分の最初のビットがマッピング#0の使用/非使用に対応し、前半部分の2番目のビットがマッピング#1の使用/非使用に対応する。例えば、ビットの値"1"が、該当するマッピングの使用を指示することに相当し、"0"が非使用を指示することに相当する。また、後半部分の最初のビットがCG#0に対するコマンドに対応し、2番目のビットがCG#1に対するコマンドに対応する。後半部分の各ビットは、例えば、"1"がアクティブ化を示し、"0"が非アクティブ化を示す。ユーザ装置UEは、自身に設定されているマッピング/CGに対応するビット位置の値に従って当該マッピングのCGの制御を行い、自身に設定されていないマッピング/CGに対応するビット位置の値は無視してよい。
なお、図22に示すフォーマットは一例に過ぎず、他のフォーマットを使用してもよい。
図21に示す例において、各マッピングはアクティブ化と非アクティブ化のいずれにも使用することができる。また、マッピング毎にアクティブ化と非アクティブ化のいずれか一方のみに使用することを指定することとしてもよい。言い換えると、マッピングをアクティブ化用と非アクティブ化用に個別に用意することとしてもよい。この場合、例えば、基地局eNBからユーザ装置UEに対して図21に示す3つのマッピングを設定する際に、マッピング毎にアクティブ化と非アクティブ化のいずれに使用するかを指定する情報が付される。何も情報が付されない場合、アクティブ化と非アクティブ化のいずれにも使用してよいと解釈してもよい。
マッピングをアクティブ化用と非アクティブ化用に個別に用意する場合において、ユーザ装置UEが基地局eNBから、アクティブ化用に設定されたマッピングを指定して非アクティブ化の指示を受信する場合や、非アクティブ化用に設定されたマッピングを指定してアクティブ化の指示を受信する場合、これらの指示を無視することとしてもよい。
図23は、基地局eNBからユーザ装置UEに設定される複数マッピングの他の例を示す。図23は、1つのセルが複数のCGにマッピングされる場合の例を示している。例えば、マッピング#0において、セル#0はCG#0とCG#1にマッピングされている。また、例えば、マッピング#1において、セル#0はCG#0とCG#2にマッピングされている。
上記のように、1つのセルが複数のCGにマッピングされる場合、例えば、当該セルは、所属するCGのいずれかに対してアクティブ化コマンドを受ける場合に、アクティブ化されることとしてよい。また、当該セルについて、所属する全てのCGに対して非アクティブ化コマンドを受ける場合に、非アクティブ化されることとしてもよい。
一例として、図23に示すマッピングを示す情報がユーザ装置UEに設定(記憶)されており、全てのセルが非アクティブである場合において、例えばユーザ装置UEが基地局eNBからマッピング#0とCG#0を指定したアクティブ化コマンドを受信した場合、セル#0とセル#1がアクティブ化される。
また、図23に示すマッピングを示す情報がユーザ装置UEに設定(記憶)されており、全てのCGがアクティブである場合において、例えばユーザ装置UEが基地局eNBからマッピング#0とCG#0を指定した非アクティブ化コマンドを受信した場合、セル#1は非アクティブ化してもよいが、セル#0は非アクティブ化しない。マッピング#0とCG#0及びCG#1を指定した非アクティブ化コマンドを受信した場合、セル#0は非アクティブ化される。
上記のアクティブ化コマンド受信時の動作と非アクティブ化コマンド受信時の動作は例であり、それぞれ他の動作も可能である。また、アクティブ化コマンド受信時の動作として上記の動作を行い、非アクティブ化コマンド受信時の動作として上記の動作と異なる動作を行ってもよいし、非アクティブ化コマンド受信時の動作として上記の動作を行い、アクティブ化コマンド受信時の動作として上記の動作と異なる動作を行ってもよい。
<装置構成例>
図24に、本実施の形態に係るユーザ装置UEの機能構成図を示す。図24に示すように、ユーザ装置UEは、DL信号受信部301、UL信号送信部302、RRC処理部303、マッピング管理部304、アクティブ化/非アクティブ化制御部305を含む。図24は、ユーザ装置UEにおいて本発明の実施の形態に特に関連する機能部のみを示すものであり、少なくともLTEに準拠した動作を行うための図示しない機能も有するものである。また、図24に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分や機能部の名称はどのようなものでもよい。
DL信号受信部301は、基地局eNBから各種の信号を無線受信し、受信した物理レイヤの信号からより上位のレイヤの信号を取得する機能を含む。UL信号送信部302は、ユーザ装置UEから送信されるべき上位のレイヤの信号から、物理レイヤの各種信号を生成し、無線送信する機能を含む。DL信号受信部301及びUL信号送信部302はそれぞれ、複数のCCを束ねて通信を行うCAを実行する機能を含む。
DL信号受信部301とUL信号送信部302はそれぞれ、パケットバッファを備え、レイヤ1(PHY)及びレイヤ2(MAC、RLC、PDCP)の処理を行うことを想定している。ただし、これに限られるわけではない。
RRC処理部303は、基地局eNBとの間でRRCメッセージの送受信を行うとともに、CA情報の設定/変更/管理、構成変更等の処理を行う機能を含む。マッピング管理部304は、基地局eNBからRRCメッセージで受信するマッピングの情報を管理(記憶)する機能部であり、例えば、図21や図23等に示した情報が記憶されている。なお、マッピング管理部304は、RRC処理部303の中の一部の機能部としてもよい。
なお、RRC処理部303は、CAの設定を行う機能部であるので、設定部と呼んでもよい。RRC処理部303が行うCAの設定は、例えば、RRCメッセージに含まれる設定情報(マッピングインデックス毎のCGとそれに対応する複数セル等)をメモリ等の記憶手段(例:マッピング管理部304)に格納することを含む。
アクティブ化/非アクティブ化制御部305は、図20等を参照してユーザ装置UE側の動作として説明したように、特定のマッピング及び特定のCGを指定したアクティブ化(又は非アクティブ化)コマンドに基づき、マッピング管理部304を参照することにより、指定されたマッピングの指定されたCG内のセルをアクティブ化(又は非アクティブ化)させる制御を実行する。例えば、アクティブ化/非アクティブ化制御部305(又はRRC処理部303)は、マッピング毎及びCG毎に、セル毎にアクティブ化/非アクティブ化されているかどうかを示す情報をメモリ等の記憶手段に格納しており、これにより、アクティブ化/非アクティブ化制御部305は、現時点で各マッピングの各CGの各セルの状態(アクティブ化/非アクティブ化)を把握できる。
なお、ユーザ装置UEにおいて、セルをアクティブ化するとは、例えば、DL信号受信部301及び/又はUL信号送信部302に対して、当該セルを構成するCCを用いて通信を行う(例:PDCCH、PDSCHの受信を行う)ことを指示するとともに、上記の記憶手段等に、該当セルがアクティブ化されたことを示す情報を記憶することである。セルを非アクティブ化するとは、当該セルを構成するCCを用いた通信を停止することを指示するとともに、上記の記憶手段等に、該当セルが非アクティブ化されたことを示す情報を記憶することである。
アクティブ化/非アクティブ化制御部305は、第1の実施の形態で説明したアクティブ化/非アクティブ化制御部104の機能を含み、段階的制御を行うこととしてもよい。
図25に、本実施の形態に係る基地局eNBの機能構成図を示す。図25に示すように、基地局eNBは、UL信号受信部401、DL信号送信部402、RRC処理部403、マッピング管理部404、アクティブ化/非アクティブ化制御部405を含む。図25は、基地局eNBにおいて本発明の実施の形態に特に関連する機能部のみを示すものであり、少なくともLTEに準拠した動作を行うための図示しない機能も有するものである。また、図25に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分や機能部の名称はどのようなものでもよい。
UL信号受信部401は、各UEから各種の信号を無線受信し、受信した物理レイヤの信号からより上位のレイヤの信号を取得する機能を含む。DL信号送信部402は、基地局eNBから送信されるべき上位のレイヤの信号から、物理レイヤの各種信号を生成し、無線送信する機能を含む。UL信号受信部401及びDL信号送信部402はそれぞれ、複数のCCを束ねて通信を行うCAを実行する機能を含む。また、UL信号受信部401及びDL信号送信部402は、RREのように、基地局eNBの本体(制御部)から遠隔に設置された無線通信部であってもよい。
UL信号受信部401とDL信号送信部402はそれぞれ、パケットバッファを備え、レイヤ1(PHY)及びレイヤ2(MAC、RLC、PDCP)の処理を行うことを想定している(ただし、これに限られるわけではない)。
RRC処理部403は、ユーザ装置UEとの間でRRCメッセージの送受信を行うとともに、CAの設定/変更/管理、構成変更等の処理を行う機能を含む。RRC処理部403は、CAの設定を行う機能部であるので、設定部と呼んでもよい。
マッピング管理部404は、ユーザ装置UEに設定したマッピングを示す情報を管理(記憶)する機能部であり、例えば、図21や図23等に示した情報が記憶されている。なお、マッピング管理部404は、RRC処理部403の中の一部の機能部としてもよい。
アクティブ化/非アクティブ化制御部405は、図20等を参照して基地局eNB側の動作として説明したように、特定のマッピング及び特定のCGを指定したアクティブ化(又は非アクティブ化)コマンドを、DL信号送信部402を介してユーザ装置UEに送信する機能を含む。また、アクティブ化/非アクティブ化制御部405は、第1の実施の形態において説明した、段階的制御を行うか否かを指示する信号、順番を指定する情報等をユーザ装置UEに送信する機能を更に含むこととしてもよい。
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、キャリアアグリゲーションをサポートする移動通信システムにおいて基地局と通信を行うユーザ装置であって、前記基地局から受信するメッセージに基づいて、前記キャリアアグリゲーションにおけるセルとセルグループ間のマッピングを複数設定する設定部と、前記基地局から特定のマッピング及び特定のセルグループを指定したアクティブ化又は非アクティブ化のコマンドを受信した場合に、当該特定のマッピングにおける当該特定のセルグループに含まれるセルをアクティブ化又は非アクティブ化する制御部とを備えるユーザ装置が提供される。
上記の構成により、キャリアアグリゲーションにおけるセルの制御指示をセルグループ単位で行う場合において、セルとセルグループ間のマッピングを柔軟に変更することが可能となる。
前記制御部は、例えば、MAC信号又は物理信号により、前記基地局から前記コマンドを受信する。この構成により、セルとセルグループ間のマッピングの変更を動的に行うことができる。
前記設定部により設定される複数のマッピングには、アクティブ化用のマッピング又は非アクティブ化用のマッピングが含まれることとしてもよい。アクティブ化用のマッピング又は非アクティブ化用のマッピングを定めておくことで、例えば、特定のマッピングを指定することで暗黙的にアクティブ化又は非アクティブ化を指定できるため、効率的な制御を行うことが可能となる。
前記設定部により設定される複数のマッピングのいずれか1つ又は複数のマッピングにおいて、1つのセルが複数のセルグループに属してもよく、その場合、前記制御部は、前記複数のセルグループにおけるいずれかのセルグループに対してアクティブ化コマンドを受信した場合に前記1つのセルをアクティブ化し、前記複数のセルグループにおける全てのセルグループに対して非アクティブ化コマンドを受信した場合に前記1つのセルを非アクティブ化する。この構成により、より柔軟な制御が可能となる。
前記特定のマッピングにおける前記特定のセルグループには複数のセルが含まれており、前記制御部は、当該複数のセルを段階的にアクティブ化又は非アクティブ化することとしてもよい。この構成により、ユーザ装置におけるバッテリーの消費を削減することが可能となる。
第1、第2の実施の形態で説明したユーザ装置UEは、CPUとメモリを備え、プログラムがCPU(プロセッサ)により実行されることで実現される構成であってもよいし、第1、第2の実施の形態で説明する処理のロジックを備えたハードウェア回路等のハードウェアで実現される構成であってもよいし、プログラムとハードウェアが混在していてもよい。
第1、第2の実施の形態で説明した基地局eNBは、CPUとメモリを備え、プログラムがCPU(プロセッサ)により実行されることで実現される構成であってもよいし、第1、第2の実施の形態で説明する処理のロジックを備えたハードウェア回路等のハードウェアで実現される構成であってもよいし、プログラムとハードウェアが混在していてもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。説明の便宜上、ユーザ装置UE及び基地局eNBは機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明の実施の形態に従ってユーザ装置UEが有するプロセッサにより動作するソフトウェア及び本発明の実施の形態に従って基地局eNBが有するプロセッサにより動作するソフトウェアはそれぞれ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD−ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。
本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の精神から逸脱することなく、様々な変形例、修正例、代替例、置換例等が本発明に包含される。
UE ユーザ装置
eNB 基地局
101 DL信号受信部
102 UL信号送信部
103 RRC処理部
104 アクティブ化/非アクティブ化制御部
201 UL信号受信部
202 DL信号送信部
203 RRC処理部
204 アクティブ化/非アクティブ化制御部
301 DL信号受信部
302 UL信号送信部
303 RRC処理部
304 マッピング管理部
305 アクティブ化/非アクティブ化制御部
401 UL信号受信部
402 DL信号送信部
403 RRC処理部
404 マッピング管理部
405 アクティブ化/非アクティブ化制御部

Claims (7)

  1. キャリアアグリゲーションをサポートする移動通信システムにおいて基地局と通信を行うユーザ装置であって、
    前記基地局から受信するメッセージに基づいて、前記キャリアアグリゲーションにおけるセルとセルグループ間のマッピングを複数設定する設定部と、
    前記基地局から特定のマッピング及び特定のセルグループを指定したアクティブ化又は非アクティブ化のコマンドを受信した場合に、当該特定のマッピングにおける当該特定のセルグループに含まれるセルをアクティブ化又は非アクティブ化する制御部と
    を備えるユーザ装置。
  2. 前記制御部は、MAC信号又は物理信号により、前記基地局から前記コマンドを受信する
    請求項1に記載のユーザ装置。
  3. 前記設定部により設定される複数のマッピングには、アクティブ化用のマッピング又は非アクティブ化用のマッピングが含まれる
    請求項1又は2に記載のユーザ装置。
  4. 前記設定部により設定される複数のマッピングのいずれか1つ又は複数のマッピングにおいて、1つのセルが複数のセルグループに属しており、
    前記制御部は、前記複数のセルグループにおけるいずれかのセルグループに対してアクティブ化コマンドを受信した場合に前記1つのセルをアクティブ化し、前記複数のセルグループにおける全てのセルグループに対して非アクティブ化コマンドを受信した場合に前記1つのセルを非アクティブ化する
    請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載のユーザ装置。
  5. 前記特定のマッピングにおける前記特定のセルグループには複数のセルが含まれており、前記制御部は、当該複数のセルを段階的にアクティブ化又は非アクティブ化する
    請求項1ないし4のうちいずれか1項に記載のユーザ装置。
  6. キャリアアグリゲーションをサポートする移動通信システムにおいて基地局と通信を行うユーザ装置が実行するセル制御方法であって、
    前記基地局から受信するメッセージに基づいて、前記キャリアアグリゲーションにおけるセルとセルグループ間のマッピングを複数設定する設定ステップと、
    前記基地局から特定のマッピング及び特定のセルグループを指定したアクティブ化又は非アクティブ化のコマンドを受信した場合に、当該特定のマッピングにおける当該特定のセルグループに含まれるセルをアクティブ化又は非アクティブ化する制御ステップと
    を備えるセル制御方法。
  7. キャリアアグリゲーションをサポートするユーザ装置と基地局とを有する移動通信システムにおけるセル制御方法であって、
    前記基地局が、前記キャリアアグリゲーションにおけるセルとセルグループ間のマッピングを複数設定するためのメッセージを前記ユーザ装置に送信するステップと、
    前記基地局が、特定のマッピング及び特定のセルグループを指定したアクティブ化又は非アクティブ化のコマンドを前記ユーザ装置に送信するステップと、
    前記ユーザ装置が、前記特定のマッピングにおける前記特定のセルグループに含まれるセルをアクティブ化又は非アクティブ化するステップと
    を備えるセル制御方法。
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