JP2016122898A - Dmlドライバおよび送信フロントエンド - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ディジタル入力信号DINのビットk(k=0,1,…,n−1)ごとに設けられた電流引き抜き回路DRkを備え、電流引き抜き回路DRkにより、当該ビットkのビット値Dkに応じて、LDに供給されている一定電流ICCからの、当該ビットkに対して予め設定されている設定電流値Ik分の引き抜きを制御する。
【選択図】 図2
Description
図31は、従来のPAM伝送における送信システムの構成例である。PAM伝送における送信システム構成では、高度な変調波形を生成するために、送信フロントエンドの前段にDSP(Digital Signal Processor)が設けられている。すなわち、入力されたディジタルの入力データDS(ベースバンド)がDSPにより多値変調された後、ディジタル入力信号DINとして送信フロントエンドに入力される。このため、図27と比較して送信フロントエンドにDAC(Digital-to-Analog Converter)が必要になり、DACが付加された分、実装面積及び消費電力が増加する。
したがって、LDドライバの前段にDACを設ける必要がなくなるため、従来の送信フロントエンド構成において必要であったDACを省くことができ、結果としてPAM伝送用送信フロントエンドにおける回路規模および消費電力を大幅に削減できるとともに、高速応答性を改善することが可能となる。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる送信フロントエンド10と、この送信フロントエンド10で用いられるPAM(Pulse Amplitude Modulation)用DA変換機能付きのDML(Directly Modulated Laser)ドライバ11とについて説明する。図1は、第1の実施の形態にかかるDMLドライバを用いた送信フロントエンドの構成を示すブロック図である。
電流引き抜き回路DR1は、ビット1(k=1)に対して予め設定されている設定電流値I1の電流を一定電流ICCから引き抜く電流源IS1と、ビット値D1に応じてオン/オフ動作することにより、電流源IS1による設定電流値I1分の電流の引き抜きの実施有無を制御するスイッチSW1との直列回路から構成されている。
したがって、2ビットのビット値D1,D0に従ってスイッチSW1,SW0をオン/オフ動作させることにより、D1,D0の組み合わせ(0,0),(0,1),(1,0),(1,1)ごとに、図3に示すようにILDが変化し、等間隔の4値の光出力P1,P2,P3,P4を持つ光伝送信号POUTが生成可能となる。
ディジタル入力信号DINのビット値が(D1,D0)=(0,0)の場合、DMLドライバ11のスイッチSW0,SW1はともにOFFとなるため、LDの駆動電流ILDはICCに等しくなる。これによりLDから最大の光出力P4を持つ光伝送信号POUTが出力される。
ディジタル入力信号DINのビット値が(D1,D0)=(0,1)の場合、DMLドライバ11のスイッチSW0がONとなりSW1がOFFとなるため、LDの駆動電流ILDはICC−I0となる。これによりLDから光出力P3を持つ光伝送信号POUTが出力される。
ディジタル入力信号DINのビット値が(D1,D0)=(1,0)の場合、DMLドライバ11のスイッチSW0がOFFとなりSW1がONとなるため、LDの駆動電流ILDはICC−I1=ICC−2×I0となる。これによりLDから光出力P2を持つ光伝送信号POUTが出力される。
ディジタル入力信号DINのビット値が(D1,D0)=(1,1)の場合、DMLドライバ11のスイッチSW0がともにONとなるため、LDの駆動電流ILDはICC−I1−I0=ICC−3×I0となる。これによりLDから最小の光出力P1を持つ光伝送信号POUTが出力される。
このように、本実施の形態は、ディジタル入力信号DINのビットk(k=0,1,…,n−1)ごとに設けられた電流引き抜き回路DRkを備え、電流引き抜き回路DRkにより、当該ビットkのビット値Dkに応じて、LDに供給されている一定電流ICCからの、当該ビットkに対して予め設定されている設定電流値Ik分の引き抜きを制御するようにしたものである。
したがって、LDドライバの前段にDACを設ける必要がなくなるため、従来の送信フロントエンド構成において必要であったDACを省くことができ、結果としてPAM伝送用送信フロントエンドにおける回路規模および消費電力を大幅に削減できるとともに、高速応答性を改善することが可能となる。
次に、図16および図17を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかるDMLドライバ11およびこれを用いた送信フロントエンド10の構成について詳細に説明する。図16は、第2の実施の形態にかかるDMLドライバ(2ビット入力)の構成を示す回路図である。図17は、第2の実施の形態にかかるDMLドライバ(2ビット入力)の他の構成を示す回路図である。
このように、本実施の形態は、電流引き抜き回路DRkを、基準電流値I0分の電流が流れる抵抗素子R0と、ビット値Dkに応じてオン/オフ動作するトランジスタQとの直列回路が、2k個だけ互いに並列接続された構成とするようにしたので、DMLドライバ11の回路構成を簡素化することができ、DMLドライバ11による回路占有面積を削減できる。
次に、図20を参照して、本発明の第3の実施の形態にかかるDMLドライバ11およびこれを用いた送信フロントエンド10について説明する。図20は、第2の実施の形態にかかる送信フロントエンド(2ビット入力)の構成例であり、図20(a)は等価回路図、図20(b)は駆動電流特性図、図20(c)は光出力特性図である。
このように、電流引き抜き回路DRkは電流源ISkとして、設定電流値Ikを可変設定できる可変電流源を用いるようにしたので、ディジタル入力信号DINのビット値に対して不等間隔な光出力Pを出力することが可能となる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、各実施形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
Claims (7)
- n(nは2以上の整数)ビットのディジタル入力信号に基づいてLDを駆動することにより、PAM伝送用の光伝送信号を出力する送信フロントエンドで用いられるDMLドライバであって、
前記ディジタル入力信号のビットk(k=0,1,…,n−1)ごとに設けられた電流引き抜き回路DRkを備え、
前記電流引き抜き回路DRkは、当該ビットkのビット値Dkに応じて、前記LDに供給されている一定電流ICCからの、当該ビットkに対して予め設定されている設定電流値Ik分の引き抜きを制御する
ことを特徴とするDMLドライバ。 - 請求項1に記載のDMLドライバにおいて、
前記ビット0(k=0)に対して予め設定されている設定電流値を基準電流値I0とした場合、前記設定電流値Ikは、Ik=2k×I0に設定されていることを特徴とするDMLドライバ。 - 請求項2に記載のDMLドライバにおいて、
前記電流引き抜き回路DRkは、前記基準電流値I0分の電流が流れる抵抗素子と、前記ビット値Dkに応じてオン/オフ動作するトランジスタとの直列回路が、2k個だけ互いに並列接続されてなることを特徴とするDMLドライバ。 - 請求項2に記載のDMLドライバにおいて、
前記電流引き抜き回路DRkは、前記設定電流値Ik分の電流が流れる抵抗素子と、当該抵抗素子に直列接続されて、前記ビット値Dkに応じてオン/オフ動作する、互いに並列接続された2k個のトランジスタとからなることを特徴とするDMLドライバ。 - 請求項1に記載のDMLドライバにおいて、
前記電流引き抜き回路DRkは、前記設定電流値Ik分の引き抜きを行う電流源と、前記ビット値Dkに応じてオン/オフ動作するスイッチとの直列回路と等価であることを特徴とするDMLドライバ。 - 請求項1〜請求項5のいずれかに記載のDMLドライバにおいて、
前記電流引き抜き回路DRkは、前記一定電流ICCから前記設定電流値Ik分の引き抜きを行う電流源として、設定電流値I0,I1,…,In-1を可変設定できる可変電流源を有することを特徴とするDMLドライバ。 - n(nは2以上の整数)ビットのディジタル入力信号DINに基づいて、請求項1〜請求項5のいずれかに記載のDMLドライバによりLDを駆動することにより、PAM伝送用の光伝送信号を出力することを特徴とする送信フロントエンド。
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2014
- 2014-12-24 JP JP2014260592A patent/JP2016122898A/ja active Pending
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