JP2016121553A - エンジンおよび鞍乗り型車両 - Google Patents

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穣二 澤岡
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Abstract

【課題】部品点数およびコストを増加させることなくクランク軸の端面からクランク軸の内部にオイルを供給可能なエンジンおよびそれを備えた鞍乗り型車両を供給する。【解決手段】クランク軸222の一端部の端面222eがカバー部材224に対向する。クランク軸222の内部には、軸流路255が形成される。軸流路255は、クランク軸222の端面222eに端部開口222hを有する。ピン部材223の内部には、ピン流路256が形成される。カバー部材224の内部には、カバー流路257が形成される。オイルパン230に貯留されたオイルがオイルギャラリ251に導かれる。オイルギャラリ251からのオイルがピン流路256に導かれる。ピン流路256からのオイルがカバー流路257に導かれる。カバー流路257からのオイルがクランク軸222の端部開口222hに導かれる。【選択図】図7

Description

本発明は、エンジンおよび鞍乗り型車両に関する。
自動二輪車等の車両のエンジンにおいては、クランク軸のクランクジャーナルが軸受により回転可能にクランクケースに支持される。また、クランク軸のクランクピンが軸受けを介してコネクティングロッドの大端部に連結される。これらの軸受けの潤滑のため、オイルパンに貯留されたオイルがクランク軸に供給される(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、センタ給油式クランク軸が記載されている。センタ給油式クランク軸は、その内部に供給油路を有する。クランク軸の一端部近傍における外周面には、オイル導入孔が形成される。オイル導入孔からクランク軸の内部に導入されたオイルは、供給油路を通ってクランクジャーナルおよびクランクピンに供給される。クランクジャーナル内には、供給油路からのオイルを軸受けに供給するためのジャーナル分配油路が形成される。クランクピン内には、供給油路からのオイルを軸受けに供給するためのピン分配油路が形成される。
特開2009−204001号公報
特許文献1のセンタ給油式クランク軸のように、クランク軸の外周面からクランク軸の内部にオイルを導入する場合、クランク軸の回転による遠心力がクランク軸のオイル導入孔に導入されたオイルに作用する。そのため、オイルを高い圧力で供給する必要がある。これに対し、クランク軸の端面からクランク軸の内部にオイルを導入する場合、オイルを高い圧力で供給する必要がない。しかしながら、クランク軸の端面からクランク軸の内部にオイルを導入するようにエンジンを構成すると、部品点数が増加するとともに、コストが増加する。
本発明の目的は、部品点数およびコストを増加させることなくクランク軸の端面からクランク軸の内部にオイルを供給可能なエンジンおよびそれを備えた鞍乗り型車両を供給することである。
(1)第1の発明に係るエンジンは、開口部が形成された側壁部を有するクランクケースと、クランクケースにより支持されるクランク軸と、クランクケースの下方に配置され、オイルを貯留するオイルパンと、クランク軸の一端部に連結され、クランク軸の回転力を動弁機構に伝達するチェーン部材と、クランクケースに固定され、チェーン部材に張力を加えるピン部材と、開口部を閉塞するようにクランクケースの側壁部に取り付けられるカバー部材と、オイルパンに貯留されたオイルが導かれる第1の流路(例えば図6のオイルギャラリ251)とを備え、クランク軸の一端部の端面はカバー部材に対向し、クランク軸の内部には、端面に端部開口を有する軸流路が形成され、ピン部材の内部には、第1の流路からのオイルが導かれるピン流路が形成され、カバー部材の内部には、ピン流路からのオイルをクランク軸の端部開口に導くカバー流路が形成される。
このエンジンにおいては、クランクケースにより支持されたクランク軸の一端部にチェーン部材が連結され、クランクケースにピン部材が固定される。ピン部材に保持されたダンパよりチェーン部材に張力が加えられ、クランク軸の回転力がチェーン部材により動弁機構に伝達される。開口部を閉塞するようにクランクケースの側壁部にカバー部材が取り付けられる。クランク軸の一端部の端面がカバー部材に対向する。
クランク軸の内部には、軸流路が形成される。軸流路は、クランク軸の端面に端部開口を有する。ピン部材の内部には、ピン流路が形成される。カバー部材の内部には、カバー流路が形成される。オイルパンに貯留されたオイルが第1の流路に導かれる。第1の流路からのオイルがピン流路に導かれる。ピン流路からのオイルがカバー流路に導かれる。カバー流路からのオイルがクランク軸の端部開口に導かれる。
この構成によれば、クランク軸の端面の端部開口からクランク軸の内部の軸流路にオイルを供給するための経路として、ピン部材の内部のピン流路およびカバー部材のカバー流路が用いられる。そのため、オイルを供給するために追加の部品を設ける必要がない。また、簡単な加工により、ピン部材にピン流路を形成し、カバー部材にカバー流路を形成することができる。その結果、部品点数およびコストを増加させることなくクランク軸の端面からクランク軸の内部にオイルを供給することができる。
(2)クランク軸は、クランクジャーナルおよびクランクピンを有し、エンジンは、クランクピンに連結されるコネクティングロッドと、クランクピンとコネクティングロッドとの間に設けられる第1の軸受け(例えば図6の軸受け226)とをさらに備え、軸流路は、クランクジャーナルの内部およびクランクピンの内部に延びるように形成され、クランクピンは、軸流路からのオイルを第1の軸受けに供給する第1のオイル供給孔を有してもよい。
この場合、クランクピンの第1のオイル供給孔を通して、クランク軸の軸流路からのオイルが第1の軸受けに供給される。これにより、簡単な構成で第1の軸受けの潤滑を行なうことができる。
(3)エンジンは、クランクジャーナルとクランクケースとの間に設けられる第2の軸受け(例えば図6の軸受け225)と、オイルパンに貯留されたオイルが導かれる第2の流路(例えば図6のオイルギャラリ252)と、第2の流路からのオイルを第2の軸受けに供給する第3の流路(例えば図6の軸受け流路253)をさらに備えてもよい。
この場合、オイルパンに貯留されたオイルが第2の流路に導かれる。第3の流路を通して、第2の流路からのオイルが第2の軸受けに供給される。第1の軸受けに供給されるオイルの経路と第2の軸受けに供給されるオイルの経路とが異なる。そのため、第1の軸受けに供給されるオイルの圧力と第2の軸受けに供給されるオイルの圧力とを別個に調整することができる。したがって、それぞれ適切な圧力を有するオイルにより第1および第2の軸受けの潤滑を行なうことができる。
(4)第1の流路はクランク軸よりも上方に配置され、第2の流路はクランク軸よりも下方に配置されてもよい。
この場合、クランク軸の下方に配置される第2の流路はオイルをカバー部材まで導く必要がないので、クランク軸が延びる方向において第2の流路の長さを短くすることができる。そのため、エンジンを鞍乗り型車両に設けた場合、鞍乗り型車両の下部が左右方向に突出することが防止される。これにより、鞍乗り型車両のバンク角が制限されることが防止される。
(5)エンジンは、クランクジャーナルとクランクケースとの間に設けられる第2の軸受けをさらに備え、クランクジャーナルは、軸流路からのオイルを第2の軸受けに供給する第2のオイル供給孔を有してもよい。
この場合、クランクジャーナルの第2のオイル供給孔を通して、クランク軸の軸流路からのオイルが第2の軸受けに供給される。これにより、簡単な構成で第2の軸受けの潤滑を行なうことができる。
(6)エンジンは、コネクティングロッドに接続されるピストンと、第1の流路からのオイルをピストンの往復方向に平行な方向に当該ピストンに供給する第4の流路(例えば図7のピストン流路254)とをさらに備えてもよい。
この場合、第4の流路を通して、第1の流路からのオイルがピストンに供給される。これにより、ピストンを冷却することができる。また、オイルはピストンの往復方向に平行な方向に供給されるので、ピストンが往復移動するときに、オイルをピストンに確実に供給することができる。そのため、ピストンの冷却効率を向上させることができる。
(7)クランクケースは、クランク軸を下方から支持する下部ケーシングと、クランク軸を上方から支持する上部ケーシングとを含んでもよい。
この場合、クランク軸が下部ケーシングとクランク軸とにより上下方向から支持される。そのため、クランク軸とともに第1の流路をクランクケース内に容易に組み付けることができる。
(8)第2の発明に係る鞍乗り型車両は、車両本体と、車両本体に設けられる請求項1〜7のいずれか一項に記載のエンジンと、エンジンにより発生されるトルクにより回転する駆動輪とを備える。
この鞍乗り型車両においては、第1の発明に係るエンジンが車両本体に設けられる。エンジンにより発生されるトルクにより駆動輪が回転する。
エンジンにおいては、クランクケースにより支持されたクランク軸の一端部にチェーン部材が連結され、クランクケースにピン部材が固定される。クランク軸の回転力がチェーン部材により動弁機構に伝達される。開口部を閉塞するようにクランクケースの側壁部にカバー部材が取り付けられる。クランク軸の一端部の端面がカバー部材に対向する。
クランク軸の内部には、軸流路が形成される。軸流路は、クランク軸の端面に端部開口を有する。ピン部材の内部には、ピン流路が形成される。カバー部材の内部には、カバー流路が形成される。オイルパンに貯留されたオイルが第1の流路に導かれる。第1の流路からのオイルがピン流路に導かれる。ピン流路からのオイルがクランク軸の端部開口に導かれる。
この構成によれば、クランク軸の端面の端部開口からクランク軸の内部の軸流路にオイルを供給するための経路として、ピン部材の内部のピン流路およびカバー部材のカバー流路が用いられる。そのため、オイルを供給するために追加の部品を設ける必要がない。また、簡単な加工により、ピン部材にピン流路を形成し、カバー部材にカバー流路を形成することができる。その結果、部品点数およびコストを増加させることなくクランク軸の端面からクランク軸の内部にオイルを供給することができる。
本発明によれば、部品点数およびコストを増加させることなくクランク軸の端面からクランク軸の内部にオイルを供給することができる。
本発明の一実施の形態に係る自動二輪車を示す一方側面図である。 エンジンの左側面図である。 右前方から見たクランクケースの斜視図である。 右後方から見たクランクケースの斜視図である。 クランクケースの右側面図である。 クランク軸およびその周辺の構成を示す模式的断面図である。 オイル供給流路の一部を示す模式図である。 他の実施の形態におけるクランク軸およびその周辺の構成を示す模式的断面図である。
以下、本発明の一実施の形態に係る鞍乗り型車両について図面を用いて説明する。以下の説明においては、鞍乗り型車両の一例として自動二輪車を説明する。
(1)自動二輪車の概略構成
図1は、本発明の一実施の形態に係る自動二輪車を示す一方側面図である。図1では、自動二輪車100が路面に対して垂直に起立した状態が示される。図1においては、自動二輪車100の前後方向L、上下方向Hおよび左右方向Wが矢印で示される。以下の説明では、前後方向Lにおいて矢印が向かう方向を前方と呼び、その逆の方向を後方と呼ぶ。また、上下方向Hにおいて矢印が向かう方向を上方と呼び、その逆の方向を下方と呼ぶ。さらに、左右方向Wにおいて矢印が向かう方向を左方と呼び、その逆の方向を右方と呼ぶ。
図1に示すように、自動二輪車100は、車体フレーム10を備える。車体フレーム10は、一対のメインフレーム11、リアフレーム12およびヘッドパイプ13を含む。一対のメインフレーム11は、ヘッドパイプ13から後方に向かって斜め下方に延びる。一対のメインフレーム11の後端は下方に向かって湾曲している。リアフレーム12は、一対のメインフレーム11の後端上部から後方に向かって延びる。
ヘッドパイプ13にフロントフォーク装置20が左右方向に回動可能に取り付けられる。フロントフォーク装置20は、ステアリングシャフト(ステムシャフト)21、一対のフォークパイプ22、ハンドル部材23および前輪24を含む。
ステアリングシャフト21は、下方かつ前方に延びるようにヘッドパイプ13に挿入される。一対のフォークパイプ22は、ステアリングシャフト21の左方および右方にそれぞれ配置される。一対のフォークパイプ22は、図示しない複数の接続部材(アンダーブラケットおよびアッパーブラケット)によりステアリングシャフト21に接続される。
前輪24は、一対のフォークパイプ22の下部の間に回転可能に支持される。ハンドル部材23は、一対のハンドルを含む。ハンドル部材23は、一対のフォークパイプ22に接続される。フロントフォーク装置20は、ハンドル部材23が操作されることによりヘッドパイプ13に対して回動する。
ヘッドパイプ13を前方から覆いかつ一対のフォークパイプ22を両側方から覆うようにカウル1が設けられる。カウル1は、一対のメインフレーム11に取り付けられる。
一対のメインフレーム11の下方には、多気筒のエンジン200が設けられる。エンジン200は、シリンダユニット210、クランクユニット220およびオイルパン230を含む。クランクユニット220はシリンダユニット210の下方に位置し、オイルパン230はクランクユニット220の下方に位置する。シリンダユニット210は、一対のメインフレーム11により支持される。
シリンダユニット210には、排気ガスを外部に導く排気装置30が接続される。排気装置30は、複数の排気管31およびマフラー(サイレンサー)32を含む。排気管31は、シリンダユニット210からオイルパン230の側方を通って後方に延びるように設けられる。
排気管31の後端は、マフラー32に接続される。マフラー32は、後述する後輪5の側方まで延びるように設けられる。マフラー32には、三元触媒が設けられる。シリンダユニット210内で混合気の燃焼により発生した排気ガスが、排気管31を通してマフラー32に送り込まれ、マフラー32を通して大気中に排出される。
エンジン200の上方で燃料タンク2が一対のメインフレーム11により支持される。燃料タンク2の後方でシート3がリアフレーム12により支持される。メインフレーム11の下端部から後方へ延びるようにスイングアーム4が設けられる。スイングアーム4の後端部には、後輪5が回転可能に保持される。エンジン200の回転力により後輪5が回転する。
(2)エンジン
図2は、エンジン200の左側面図である。上述のように、エンジン200は、シリンダユニット210、クランクユニット220およびオイルパン230を含む。図2に示すように、シリンダユニット210およびクランクユニット220の内部には、複数のコンロッド(コネクティングロッド)201が設けられる。
シリンダユニット210は、シリンダヘッド211およびシリンダボディ212を含む。シリンダヘッド211およびシリンダボディ212の外壁をシリンダケース210Cと呼ぶ。
シリンダヘッド211内には、燃焼室Vが形成される。また、シリンダヘッド211内には、点火装置213、複数の吸気弁214、複数の排気弁215および動弁機構216等が収容される。さらに、シリンダヘッド211には、複数の排気ポート217および図示しない複数の吸気ポートが形成される。
点火装置213は、燃焼室Vに満たされた混合気に点火する。複数の吸気弁214は、燃焼室Vの複数の吸気孔をそれぞれ開閉可能に設けられる。複数の排気弁215は、燃焼室Vの複数の排気孔をそれぞれ開閉可能に設けられる。動弁機構216は、吸気カム、排気カムおよびカムシャフトを含む。複数の吸気弁214および複数の排気弁215は、動弁機構216により開閉される。
シリンダボディ212の複数のシリンダの内部には、複数のピストン218がそれぞれ収容される。複数のピストン218のピンには、複数のコンロッド201の小端部201bがそれぞれ連結される。複数のピストン218と複数のコンロッド201の小端部201bとの間には、図示しない複数の軸受けがそれぞれ取り付けられる。
クランクユニット220は、クランクケース221、クランク軸222、図示しないスタータモータ、図示しない発電機および図示しない変速機等を含む。クランクケース221は、シリンダケース210Cの下方に配置される。本実施の形態におけるクランクケース221は、上下分割型のクランクケースである。クランクケース221は、下部ケーシング221aおよび上部ケーシング221bにより構成される。クランクケース221は、クランク軸222、スタータモータ、発電機および変速機等を収容する。
オイルパン230は、クランクケース221の下方に配置される。オイルパン230にオイルが貯留される。クランクケース221内には、オイルポンプユニット240が配置される。オイルポンプユニット240のオイル吸込口242aは、オイルパン230の底部付近に位置する。
オイルポンプユニット240は、オイルパン230に貯留されたオイルをオイル吸込口242aにより吸引するとともに、オイル吐出口から種々の構成部材(例えば、例えば後述する図6の複数の軸受け225,226)へオイルを供給する。これにより、種々の構成部材の潤滑、冷却および防錆等が行なわれる。種々の構成部材へ供給されたオイルは、オイルパン230へ戻される。オイル供給流路の詳細については後述する。
図3は、右前方から見たクランクケース221の斜視図である。図4は、右後方から見たクランクケース221の斜視図である。図5は、クランクケース221の右側面図である。図3〜図5においては、クランクケース221が自動二輪車100に設けられた状態で前後方向L、上下方向Hおよび左右方向Wが示される。
図3〜図5に示すように、クランクケース221の右側壁部221Rには、開口部221Cが形成される。開口部221C内方には、周壁部221cおよび底部221dが形成されている。開口部221Cの底部221dには、当該開口部221Cよりも小さい径を有する開口部221Dが形成される。開口部221C,221Dは、下部ケーシング221aと上部ケーシング221bとの境界近傍における右側壁部221Rに位置する。
図3および図5に示すように、上部ケーシング221bの右上部には、開口部221Cの内方に達する挿通孔221Eが形成される。図3に一点鎖線の矢印で示すように、チェーン部材202の下部は挿通孔221Eに挿通される。この場合、図5に示すように、チェーン部材202の下部がクランクケース221の開口部221Cの内方に位置する。チェーン部材202の下部は、図2のクランク軸222の一端部に連結される。チェーン部材202の上部は、動弁機構216に連結される。
図3に示すように、開口部221Cの底部221dには、ピン取付部221Fが形成される。ピン取付部221Fにはピン部材223が取り付けられる。本実施の形態においては、ピン部材223は中空ピンである。ピン部材223は、チェーン部材202に張力を加えるためのダンパを保持する。クランク軸222が回転することにより、その回転力がチェーン部材202により動弁機構216に伝達される。
開口部221Cを閉塞するようにクランクケース221の右側壁部221Rにカバー部材224が取り付けられる。クランク軸222の一端部の端面222e(後述する図6参照)は、カバー部材224に対向する。
図6は、クランク軸222およびその周辺の構成を示す模式的断面図である。図6に示すように、クランク軸222は、複数のクランクジャーナル222a、複数のクランクウェブ222bおよび複数のクランクピン222cにより構成される。複数のクランクジャーナル222aは、図2の下部ケーシング221aおよび上部ケーシング221bにより支持される。複数のクランクジャーナル222aと下部ケーシング221aおよび上部ケーシング221bとの間には、複数の軸受け225がそれぞれ取り付けられる。
各クランクウェブ222bは、クランクアームおよびバランスウェイトを含む。複数のクランクウェブ222bは、複数のクランクジャーナル222aに接続される。複数のクランクピン222cは、隣り合うクランクウェブ222b間に取り付けられる。複数のクランクピン222cには、複数のコンロッド201の大端部201aがそれぞれ連結される。複数のクランクピン222cと複数のコンロッド201の大端部201aとの間には、複数の軸受け226がそれぞれ取り付けられる。
複数のピストン218の往復運動は、クランク軸222により回転運動に変換される。上述のように、クランク軸222の回転運動は、チェーン部材202を介して図5の動弁機構216に伝達される。また、クランク軸222の回転運動は、図示しない変速機を介して図1の後輪5に伝達される。
(3)オイル供給流路
エンジン200には、オイルパン230(図2参照)に貯留されたオイルを種々の構成部材へ供給するためのオイル供給流路が設けられる。図7は、オイル供給流路の一部を示す模式図である。図7には、オイル供給流路250の一部とともにオイルパン230およびオイルポンプユニット240が図示されている。
図7に示すように、オイルポンプユニット240は、ポンプ本体部241、上流管242、下流管243、ストレーナ244、リリーフバルブ245、オイルクーラ246およびオイルクリーナ247を含む。ポンプ本体部241は、図2のクランクケース221内に配置される。上流管242の下流端がポンプ本体部241のオイル流入口に接続されるとともに、下流管243の上流端がポンプ本体部241のオイル流出口に接続される。
上流管242の上流端にオイル吸込口242aが形成され、下流管243の下流端にオイル吐出口243aが形成される。上述のように、オイル吸込口242aは、オイルパン230の底部付近に配置される。ポンプ本体部241は、オイルパン230に貯留されたオイルを上流管242のオイル吸込口242aにより吸引するとともに、下流管243のオイル吐出口243aからオイル供給流路250にオイルを吐出する。
ストレーナ244は、オイルパン230内で上流管242に介挿される。ストレーナ244は、オイル吸込口242aにより吸引されるオイルから比較的大きい不純物を除去する。
リリーフバルブ245、オイルクーラ246およびオイルクリーナ247は、下流管243に介挿される。オイルクーラ246は、下流管243内のオイルを冷却する。オイルクーラ246は、空冷式により実現されてもよいし、水冷式等の冷却媒体を用いた方式により実現されてもよい。オイルクリーナ247は、下流管243内のオイルから比較的小さい不純物を除去する。
オイル供給流路250は、2個のオイルギャラリ251,252、複数の軸受け流路253、複数のピストン流路254、軸流路255、ピン流路256、カバー流路257および連結流路258を含む。以下、図3〜図7を参照してオイル供給流路250について説明する。図4では、オイルギャラリ251,252、軸流路255、ピン流路256およびカバー流路257が点線で示され、複数の軸受け流路253および複数のピストン流路254の図示が省略されている。
図4、図6および図7に示すように、オイルギャラリ251は、クランク軸222に平行に延びるように上部ケーシング221b内に設けられる。オイルギャラリ251には、図7のオイルポンプユニット240のオイル吐出口243aから吐出されたオイルが導かれる。
図4、図6および図7に示すように、ピン流路256は、ピン部材223の内部に形成される。オイルギャラリ251の一端部とピン流路256とが連結流路258により連結される。オイルギャラリ251内のオイルは、連結流路258を通してピン流路256に導かれる。
カバー流路257は、カバー部材224の内部に形成される。ピン部材223内のピン流路256とカバー部材224内のカバー流路257とは連通している。ピン流路256からのオイルは、カバー流路257に導かれる。
図6および図7に示すように、軸流路255は、クランク軸222のクランクジャーナル222aの内部、クランクウェブ222bの内部およびクランクピン222cの内部を通るように形成される。軸流路255は、クランク軸222の一端部の端面222eに端部開口222hを有する。図4および図5に示すように、クランクケース221の右側壁部221Rの開口部221Dは、軸流路255の端部開口222hと重なる。
カバー部材224内のカバー流路257とクランク軸222内の軸流路255とは連通している。カバー流路257からのオイルは、クランク軸222の端面222eの端部開口222hを通して軸流路255に導かれる。
図6に示すように、各クランクピン222cには、軸流路255からのオイルを対応する軸受け226に供給するオイル供給孔222Cが形成される。クランク軸222の軸流路255からのオイルが各クランクピン222cのオイル供給孔222Cを通して対応する軸受け226に供給される。これにより、軸受け226の潤滑が行なわれる。
図7に示すように、オイルギャラリ251には、複数のピストン流路254が接続される。複数のピストン流路254は、複数のピストン218にそれぞれ対応して設けられる。各ピストン流路254は、オイルギャラリ251からのオイルを対応するピストン218に供給する。この場合、オイルがピストン218の往復方向に平行な方向に供給される。それにより、各ピストン218が冷却される。また、各ピストン218が往復移動するときにオイルが各ピストン218に確実に供給される。そのため、各ピストン218の冷却効率を向上させることができる。
図4、図6および図7に示すように、オイルギャラリ252は、クランク軸222に平行に延びるように下部ケーシング221a内に設けられる。オイルギャラリ252には、図7のオイルポンプユニット240のオイル吐出口243aから吐出されたオイルが導かれる。
図6および図7に示すように、オイルギャラリ252には、複数の軸受け流路253が接続される。複数の軸受け流路253は、複数の軸受け225にそれぞれ対応して設けられる。各軸受け流路253は、オイルギャラリ252からのオイルを対応する軸受け225に供給する。これにより、軸受け225の潤滑が行なわれる。
オイルギャラリ252はオイルをカバー部材224まで導く必要がない。そのため、図7に示すように、クランク軸222が延びる方向において、オイルギャラリ252の長さW2をオイルギャラリ251の長さW1よりも短くすることができる。オイルギャラリ251はクランク軸222よりも上方に配置され、オイルギャラリ252はクランク軸222よりも下方に配置される。
この配置によれば、自動二輪車100の左右方向においてクランクケース221の下部ケーシング221aの下部分の幅を上部ケーシング221bの幅よりも小さくすることができる。それにより、自動二輪車100の下部が左右方向に突出することが防止される。その結果、自動二輪車100のバンク角が制限されることが防止される。
(4)効果
本実施の形態においては、オイルパン230に貯留されたオイルがオイルギャラリ251、ピン流路256およびオイルがカバー流路257を通してクランク軸222の端部開口222hに導かれる。この場合、クランク軸222の端面222eの端部開口222hからクランク軸222の内部の軸流路255にオイルを供給するための経路として、ピン部材223の内部のピン流路256およびカバー部材224のカバー流路257が用いられる。そのため、オイルを供給するために追加の部品を設ける必要がない。また、簡単な加工により、ピン部材223にピン流路256を形成し、カバー部材224にカバー流路257を形成することができる。その結果、部品点数およびコストを増加させることなくクランク軸222の端面222eからクランク軸222の内部にオイルを供給することができる。
また、クランク軸222の軸流路255からのオイルが各クランクピン222cのオイル供給孔222Cを通して対応する軸受け226に供給される。また、オイルギャラリ252からのオイルが各軸受け流路253を通して対応する軸受け225に供給される。このように、各軸受け226に供給されるオイルの経路と各軸受け225に供給されるオイルの経路とが異なる。そのため、各軸受け226に供給されるオイルの圧力と各軸受け225に供給されるオイルの圧力とを別個に調整することができる。したがって、それぞれ適切な圧力を有するオイルにより各軸受け225,226の潤滑を行なうことができる。
さらに、クランクケース221は上下分割型のクランクケースであり、クランク軸222が下部ケーシング221aとクランク軸222とにより上下方向から支持される。そのため、クランク軸222とともにオイルギャラリ251をクランクケース221内に容易に組み付けることができる。また、多気筒のエンジン200に用いられるクランク軸222を容易に収容することができる。
(5)他の実施の形態
(a)図8は、他の実施の形態におけるクランク軸222およびその周辺の構成を示す模式的断面図である。図8に示すように、他の実施の形態における各クランクジャーナル222aには、オイル供給孔222Aが形成される。クランク軸222の軸流路255からのオイルが各クランクジャーナル222aのオイル供給孔222Aを通して対応する軸受け225に供給される。これにより、軸受け225の潤滑が行なわれる。この構成においては、複数の軸受け225にオイルを供給するために複数のオイル供給孔222Aが用いられ、複数の軸受け流路253は用いられない。そのため、オイル供給流路250に複数の軸受け流路253が設けられない。
(b)上記実施の形態に係るエンジン200は多気筒のエンジンであるが、本発明に係るエンジンはこれに限定されない。エンジン200が単気筒のエンジンであってもよい。
(c)上記実施の形態は、本発明を自動二輪車に適用した例であるが、これに限らず、自動三輪車もしくはATV(All Terrain Vehicle;不整地走行車両)等の他の鞍乗り型車両に本発明を適用してもよい。
(6)請求項の各構成要素と実施の形態の各部との対応関係
以下、請求項の各構成要素と実施の形態の各構成要素との対応の例について説明するが、本発明は下記の例に限定されない。
上記実施の形態においては、開口部221Cが開口部の例であり、右側壁部221Rが側壁部の例であり、クランクケース221がクランクケースの例であり、クランク軸222がクランク軸の例であり、オイルパン230がオイルパンの例であり、動弁機構216が動弁機構の例であり、チェーン部材202がチェーン部材の例であり、ピン部材223がピン部材の例であり、カバー部材224がカバー部材の例である。
オイルギャラリ251,252がそれぞれ第1および第2の流路の例であり、端面222eが端面の例であり、端部開口222hが端部開口の例であり、軸流路255が軸流路の例であり、ピン流路256がピン流路の例であり、カバー流路257がカバー流路の例であり、エンジン200がエンジンの例であり、クランクジャーナル222aがクランクジャーナルの例であり、クランクピン222cがクランクピンの例である。
コンロッド201がコネクティングロッドの例であり、軸受け226,225がそれぞれ第1および第2の軸受けの例であり、オイル供給孔222C,222Aがそれぞれ第1および第2のオイル供給孔の例であり、軸受け流路253が第3の流路の例であり、ピストン218がピストンの例であり、ピストン流路254が第4の流路の例であり、下部ケーシング221aが下部ケーシングの例であり、上部ケーシング221bが上部ケーシングの例であり、車体フレーム10が車両本体の例であり、後輪5が駆動輪の例であり、自動二輪車100が鞍乗り型車両の例である。
請求項の各構成要素として、請求項に記載されている構成または機能を有する他の種々の構成要素を用いることもできる。
本発明は、エンジンを備える鞍乗り型車両に有効に利用することができる。
1 カウル
2 燃料タンク
3 シート
4 スイングアーム
5 後輪
10 車体フレーム
11 メインフレーム
12 リアフレーム
13 ヘッドパイプ
20 フロントフォーク装置
21 ステアリングシャフト
22 フォークパイプ
23 ハンドル部材
24 前輪
30 排気装置
31 排気管
32 マフラー
100 自動二輪車
200 エンジン
201 コンロッド
201a 大端部
201b 小端部
202 チェーン部材
210 シリンダユニット
210C シリンダケース
211 シリンダヘッド
212 シリンダボディ
213 点火装置
214 吸気弁
215 排気弁
216 動弁機構
217 排気ポート
218 ピストン
220 クランクユニット
221 クランクケース
221a 下部ケーシング
221C,221D 開口部
221b 上部ケーシング
221c 周壁部
221d 底部
221E 挿通孔
221F ピン取付部
221R 右側壁部
222 クランク軸
222a クランクジャーナル
222A,222C オイル供給孔
222b クランクウェブ
222c クランクピン
222e 端面
222h 端部開口
223 ピン部材
224 カバー部材
225,226 軸受け
230 オイルパン
240 オイルポンプユニット
241 ポンプ本体部
242 上流管
242a オイル吸込口
243 下流管
243a オイル吐出口
244 ストレーナ
245 リリーフバルブ
246 オイルクーラ
247 オイルクリーナ
250 オイル供給流路
251,252 オイルギャラリ
253 軸受け流路
254 ピストン流路
255 軸流路
256 ピン流路
257 カバー流路
H 上下方向
L 前後方向
V 燃焼室
W 左右方向
W1,W2 長さ

Claims (8)

  1. 開口部が形成された側壁部を有するクランクケースと、
    前記クランクケースにより支持されるクランク軸と、
    前記クランクケースの下方に配置され、オイルを貯留するオイルパンと、
    前記クランク軸の一端部に連結され、前記クランク軸の回転力を動弁機構に伝達するチェーン部材と、
    前記クランクケースに固定され、前記チェーン部材に張力を加えるピン部材と、
    前記開口部を閉塞するように前記クランクケースの前記側壁部に取り付けられるカバー部材と、
    前記オイルパンに貯留されたオイルが導かれる第1の流路とを備え、
    前記クランク軸の前記一端部の端面は前記カバー部材に対向し、
    前記クランク軸の内部には、前記端面に端部開口を有する軸流路が形成され、
    前記ピン部材の内部には、前記第1の流路からのオイルが導かれるピン流路が形成され、
    前記カバー部材の内部には、前記ピン流路からのオイルを前記クランク軸の前記端部開口に導くカバー流路が形成される、エンジン。
  2. 前記クランク軸は、クランクジャーナルおよびクランクピンを有し、
    前記エンジンは、
    前記クランクピンに連結されるコネクティングロッドと、
    前記クランクピンと前記コネクティングロッドとの間に設けられる第1の軸受けとをさらに備え、
    前記軸流路は、前記クランクジャーナルの内部および前記クランクピンの内部に延びるように形成され、
    前記クランクピンは、前記軸流路からのオイルを前記第1の軸受けに供給する第1のオイル供給孔を有する、請求項1記載のエンジン。
  3. 前記クランクジャーナルと前記クランクケースとの間に設けられる第2の軸受けと、
    前記オイルパンに貯留されたオイルが導かれる第2の流路と、
    前記第2の流路からのオイルを前記第2の軸受けに供給する第3の流路をさらに備える、請求項2記載のエンジン。
  4. 前記第1の流路は前記クランク軸よりも上方に配置され、
    前記第2の流路は前記クランク軸よりも下方に配置される、請求項3記載のエンジン。
  5. 前記クランクジャーナルと前記クランクケースとの間に設けられる第2の軸受けをさらに備え、
    前記クランクジャーナルは、前記軸流路からのオイルを前記第2の軸受けに供給する第2のオイル供給孔を有する、請求項2記載のエンジン。
  6. 前記コネクティングロッドに接続されるピストンと、
    前記第1の流路からのオイルを前記ピストンの往復方向に平行な方向に当該ピストンに供給する第4の流路とをさらに備える、請求項2〜5のいずれか一項に記載のエンジン。
  7. 前記クランクケースは、前記クランク軸を下方から支持する下部ケーシングと、前記クランク軸を上方から支持する上部ケーシングとを含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載のエンジン。
  8. 車両本体と、
    前記車両本体に設けられる請求項1〜7のいずれか一項に記載のエンジンと、
    前記エンジンにより発生されるトルクにより回転する駆動輪とを備える、鞍乗り型車両。
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