JP2016120184A - 光音響計測プローブおよび光音響計測装置 - Google Patents

光音響計測プローブおよび光音響計測装置 Download PDF

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Takahiro Fukita
貴弘 吹田
古川 幸生
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【課題】プローブの向きによって音響整合剤がプローブからこぼれず、音響マッチングを取りやすい音響整合部材を提供する。【解決手段】光音響計測プローブ101は、被検体に光を照射する光照射部102と、第1面に設けられた複数の検出素子103を備えるとともに、被検体110から発せられた音響波を検出する音響波検出部と、自重により変形せず、かつ、被検体に当接することで被検体の形状に沿って変形する音響整合部材104を、第1面に有する。【選択図】図1

Description

本発明は、光音響計測に用いられるプローブおよびこれを用いた光音響計測装置に関する。
光音響効果を利用した計測方法が注目されている。この計測方法は、被検部位に対してパルス光の照射を行い、被検部位の内部に存在する物質がパルス光を吸収して熱膨張することに起因する音響波をプローブで受信するものである。プローブで受信された音響波に基づいて、パルス光を吸収した物質の濃度を求めたり、画像を生成したりすることができる。
光音響計測においては、被検部位より発生する音響波をプローブで効率的に受信するため、被検部位とプローブの検出素子表面との間に音響整合材を設けることが知られている(特許文献1)。
特開2014−184025号公報
しかしながら、特許文献1に記載の光音響計測装置においては、音響整合材がどのような特性を持つものであるのかが不明である。音響整合材として水や超音波ジェルを用いた場合には、プローブの姿勢によっては音響整合材がプローブからこぼれてしまい、音響マッチングが適切に行えないおそれがある。
本発明の目的は、姿勢によらず、被検体との音響整合が適切に行える光音響計測プローブおよび、これを用いた光音響計測装置を提供することである。
本発明の一の側面である光音響計測プローブは、被検体に光を照射する光照射部と、第1面に設けられた複数の検出素子を備え、前記被検体から発せられた音響波を検出する音響波検出部と、自重により変形せず、かつ、前記被検体に当接することで前記被検体の形状に沿って変形する音響整合部材を、前記第1面に有すること、を特徴とする。
本発明によれば、プローブの姿勢によらず、被検体との音響整合が適切に行える。
光音響計測装置の構成例を示す図 光音響計測プローブの構成例を示す図 光音響計測プローブの構成例を示す図
[実施形態1]
本実施形態は、光音響波を検知するための探触子を使用者が手に持って操作できる、ハンドヘルドタイプの光音響計測装置を例にとって説明する。
(システム構成)
図1に、本実施形態に係る被検体情報取得装置である光音響計測装置の構成を示す。この光音響計測装置は、光音響計測プローブ101、発光制御部106、探触子制御部107、装置制御部108、および表示部109を含んで構成されている。
(光音響計測プローブ)
本実施形態に係る光音響計測プローブ101は、光照射部102、複数の検出素子103、および音響整合部材104を含んで成る。図1には、光音響計測プローブ101のある断面における図を示している。
本実施形態において、光音響計測プローブ101は、幅、長さ、高さの少なくとも1つが15cm以下である。これにより、使用者が手に持って操作することを容易にする。
光照射部102は、被検体に照射するパルス光を発する。光照射部102は、大出力が得られるレーザー光源であることが望ましく、固体レーザー、ガスレーザー、色素レーザー、半導体レーザーなど、様々なものが光照射部102として使用できる。さらに、光照射部102はレーザー光源に限られず、レーザー光源の代わりに、発光ダイオードやフラッシュランプ等を用いてもよい。パルス光の照射のタイミング、パルス幅、強度等は発光制御部106によって制御される。また、光照射部102に光学レンズを用いることにより、被検体110と音響整合部材104との接触面の全領域にパルス光が照射されるように構成した。さらにまた、光照射部102は1個である必要はなく、複数の光源を用いて複数の方向から被検体を照射するようにしてもよい。
光照射部102は、光音響計測プローブ101に発光源自体を備えていなくてもよく、例えば光音響計測プローブ101の外に設けられた発光源から発せられた光を、光ファイバを通じて光照射部102に導いてもよい。また、光照射部102の出射面は、検出素子103が配置された受信面に沿って設けられてもよい。
被検体110における熱の拡散時間および音響波の伝達時間に比べて十分短い時間だけ被検体に光Lを照射することで、光音響波AWを効果的に発生させることができる。被検体が生体である場合には、光照射部102から発生させるパルス光のパルス幅は10〜50ナノ秒程度が好適である。また、パルス光の波長は、被検体内部の可視化したい領域までパルス光が伝搬する波長であることが望ましい。たとえば、血液中のオキシヘモグロビンおよびデオキシヘモグロビンが可視化対象である場合には、600nm以上1100nm以下の波長のパルス光を選択することが好ましい。この波長域の光を発する具体的なものとしては、波長が720−880nmの範囲で可変な固体レーザーである、チタンサファイアレーザーがある。また、必要に応じて580nmの波長の色素レーザーを用いてもよい。
被検体の中を伝搬した光Lが、被検部位111に存在する、赤血球のような吸収体で吸収されると、吸収体から光音響波AWが発生する。発生した光音響波AWは、光音響計測プローブ101の受信面である第1面Fに設けられた複数の検出素子103によって受信される。そして、受信された光音響波AWは、アナログの電気信号に変換される。その後、アナログの電気信号は探触子制御部107に伝送され、探触子制御部107が持つ増幅器によって増幅されたのち、A/D変換器によってデジタル信号に変換される。得られたデジタル信号は、装置制御部108に伝送される。なお、光音響波の受信タイミングは、光照射部102の発光と同期するように、装置制御部108によって制御される。
検出素子103は、感度が高く、周波数帯域が広いものが望ましい。この要求に合致する素子の例としては、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)のような圧電セラミックスや、CMUT(Capacitive Miromachined Ultrasonic Transducers;容量性マイクロマシン超音波探触子)等のトランスデューサが挙げられる。
また、光音響計測プローブ101の光音響波受信面である第1面Fは、平面であってもよいし、被検体110の外形に沿うような曲面、特に凹面であってもよい。さらには、超音波探触子102の光音響波受信面を半球状に形成してもよい。半球状の受信面は、被検体が生体の***である場合に好適である。また、光音響波受信面を円筒状あるいは半円筒状に形成し、この面上に複数の素子を配列してもよい。円筒状あるいは半円筒状の受信面は、被検体が生体の腕部や脚部である場合に好適である。複数の検出素子103は、同心円状や螺旋状に配列してもよく、このように検出素子103が配置される場合には、その中心に光照射部102を配置すると、パルス光が照射された被検体の部位を囲むように検出素子103が位置する。そのため、被検体から発生した光音響波を効率よく受信することができる。複数の検出素子103は、互いに隣接して配置されることが望ましい。
(音響整合部材)
音響整合部材104は、被検体110との音響マッチングを実現するために、光音響計測プローブ101の受信面である第1面Fに設けられる。本実施形態における音響整合部材104は、光音響計測プローブ101の姿勢によらず、自重によって変形しないような材料からなる。このような特性を持つ材量としては、ポリオールがある。自重により変形しないことに加えて、生体部位の音響伝播特性に関する相関性の観点から、ポリエーテルポリオールを用いることが好ましい。本実施形態では、エチレンオキサイドとプロピレンオキサイドのモル比率が50:50、および数平均分子量が6000の共重合体を用いたが、他のポリオールを用いてもよい。また、本実施形態では、ヘキサメチレンジイソシアネート(Hexametylene DiIsocyanate;HDI)用いてポリオールを樹脂硬化した場合について説明するが、他のイソシアネート化合物および硬化剤を用いてもよい。
光音響計測に用いる音響整合部材104は、被検体に対して効率的に光を照射するために、光吸収係数が被検体より小さいことが望ましい。具体的には、***の様な生体軟組織の光吸収係数は近赤外領域において0.004±0.002/mm程度であるため、音響整合部材104の光吸収係数は近赤外領域において0.002/mm未満であることが望ましい。本実施形態では、顔料等を分散しない透明な光音響整合部材について説明するが、近赤外領域における光吸収係数が0.002/mm未満である他の材料を用いてもよい。光吸収係数は、より好ましくは0.001/mm未満で、小さいほど良い。しかし、0.002/mm程度の光吸収係数であれば、音響整合部材104の厚さが5cmあっても、光音響波の測定に堪えうるだけのパルス光を被検体110に照射することができる。
次に、本実施形態に係る音響整合部材の作製方法を説明する。エチレンオキサイドとプロピレンオキサイドのモル比率が1:1のポリエーテルポリオール共重合体(数平均分子量6000)を入れたビーカーに、硬化剤となるヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)をポリオール共重合体に対して3.4wt%添加して攪拌した後に真空脱泡を行い、金型に流し込み熱硬化を行った。得られた音響整合部材104は、音響整合部材104と光音響計測プローブ101の受信面Fとの間に気泡が入らないように重ね合わせ、減圧処理を施すことにより圧着してもよい。また、音響整合部材104は、たとえば接着剤を用いて光音響計測プローブ101の受信面に取り付けられる。
音響整合部材104は、人体の軟組織の音響インピーダンスを模擬するように調整した。音響整合部材104の物性値は、37℃において音速1398m/s、密度1.03、音響インピーダンス1.44raylであった。従って、人体軟組織とほぼ等しい音響インピーダンスが得られた。また音響整合部材104の圧縮弾性率は0.23N/mm、アスカー硬度は5(Shore C)あったため、自重では変形しないものの、軽圧迫により変形が可能な部材となった。圧縮弾性率は、0.50N/mm以下であることが好ましい。これにより、光音響計測プローブ101を被検体110に押し当てると、被検体と当接する音響整合部材104の第2面が被検体110の形状に沿って変形し、被検体110と密着する。これにより、被検体110から発せられた光音響波を検出素子103で適切に受信することができる。人体組織を被検体とする場合、音響整合部材104の音響インピーダンスは、1.2rayl〜1.8raylの範囲にあることが好ましく、特に、1.4rayl〜1.6raylの範囲にあると、良好な音響インピーダンス整合が実現できる。また、音響整合部材104の圧縮弾性率は、0.25N/mm以下であると、音響整合部材104を被検体110に当接させた場合に、被検体110の形状に沿って変形しやすいために好ましい。ただし、圧縮弾性率が0.08N/mmを下回ると、音響整合部材104が自重による変形を生じてしまう。そのため、圧縮弾性率は0.08N/mm以上かつ0.50N/mm以下であることが好ましく、より好ましくは0.08N/mm以上かつ0.25N/mm以下である。
上記した構成により、音響整合部材104は自重により変形しないが、軽圧迫により変形が可能なため、光音響計測プローブ101の姿勢によらず、被検体110との音響整合が適切に行える。
(装置制御部)
装置制御部108は、光照射部102および検出素子103の制御および、検出素子103により検出した光音響波に基づく画像の再構成、すなわち、画像データの生成を行う。つまり、装置制御部108は、画像データを生成する生成部としての機能を担う。また、装置制御部108は、生成された画像データに基づく画像を表示装置109に表示させる表示制御部としての機能も備える。また、装置制御部108はユーザインターフェースを備えており、操作者からの指示を基に、測定パラメータの変更、測定の開始および終了、画像の処理方法の選択、被検体情報や画像の保存、データの解析などを選択できる。装置制御部108は、ユーザインターフェースとしてディスプレイを備えてもよく、操作者は、ディスプレイに表示された操作メニューから、上記の選択を行ってもよい。
また、装置制御部108によって生成された画像データに基づいて、表示装置109に画像が表示される。なお、画像の再構成を行う部分は、高速処理を行うために、装置制御部108とは独立したCPUと主記憶装置および補助記憶装置を有するコンピュータであってもよいし、専用に設計されたハードウェアであってもよい。
なお、装置制御部108は、表示部への表示に関する制御を行う表示制御ユニット、光源に関する制御を行う光源制御ユニット、音響波検知部に関する制御を行う検知部制御ユニットを含み構成しておくこともできる。
[実施形態2]
本発明の別の実施形態について説明する。ここでは、実施形態1との相違点を中心に説明を行い、実施形態1と共通する部分については説明を省略する。
図2は、本実施形態に係る光音響計測プローブ101の断面を示したものである。音響整合部材104の外周に光反射膜を反射部材として備える点で、実施形態1とは異なる。この構成によれば、音響整合部材104を透過した光が反射されて、被検体110に入射するので、光の利用効率が向上する。また、音響整合部材104を、光散乱性を有する部材を分散させて形成することで、光散乱効果により被検部位111への均一な照明が可能になるため、光照射部102として光学レンズを設けなくともよい。
光音響計測プローブ101に用いる音響整合部材104は、被検部に対する光の照射量を均一にするために、光散乱性を有する化合物の分散により等価光散乱係数を調整してもよい。そのために、たとえば光散乱性を有する化合物に関してはポリオールへの分散均一性を高めるために粒子に表面修飾等を施すことが考えられる。本実施形態においては、光散乱性を有する化合物として酸化チタンに対して酸化アルミニウムとヘキサメチルジシラザンによる表面処理を施した場合を説明するが、他の表面処理方法を施した酸化チタンを用いることも可能である。
次に、音響整合部材104の作製方法を説明する。エチレンオキサイドとプロピレンオキサイドのモル比率が1:1のポリエーテルポリオール共重合体(数平均分子量6000)を入れたビーカーに、酸化アルミニウムおよびヘキサメチルジシラザンにより表面処理を施した酸化チタン(平均粒子径0.21μm)をポリオール共重合体に対して0.1wt%添加し攪拌する。その後、真空脱泡を行い、HDIをポリオール共重合体に対して2.8wt%添加して攪拌した後、再度真空脱泡を行い、金型に流し込み熱硬化させた。
本実施形態における音響整合部材104の物性値は、37℃において音速1383m/s、密度1.03、音響インピーダンス1.42rayl、波長797nmにおける光吸収係数は0.0015/mm、等価光散乱係数は0.93/mmであった。従って、本実施形態に係る音響整合部材104は、人体軟組織とほぼ等しい音響伝播特性および光散乱特性が得られた。光吸収係数も0.002未満であるため、効率的に光照射を行うことが可能である。また音響整合部材104の圧縮弾性率は0.12N/mm、アスカー硬度は0(Shore C)であったため、可撓性もしくは弾性を有する部材となった。このため、本実施形態に係る音響整合部材104は、自重では変形しないものの、軽圧迫により変形が可能な部材となった。これにより、光音響計測プローブ101を被検体110に押し当てると、被検体と当接する音響整合部材104の第2面が被検体110の形状に沿って変形し、被検体110と密着するので、被検体110から発せられた光音響波を検出素子103で適切に受信することができる。本実施形態において、光反射膜201としてはアルミ板上に金膜を貼り付け、金膜が音響整合部材104にさせた。
音響整合部材104と検出素子103および光照射部102とは、気泡が入らないように重ね合わせ、減圧処理を施すことにより圧着した。或いは、反射膜板と光音響プローブ101の第1面から形成されるトレイ形状部に、硬化前の音響整合部材を直接流し込み、40℃で24時間加熱することにより、光音響プローブ101の第1面に音響整合部材104を形成してもよい。
上記した構成により、音響整合部材104は自重により変形しないが、軽圧迫により変形が可能なため、光音響計測プローブ101の姿勢によらず、被検体110との音響整合が適切に行える。
[実施形態3]
本発明の別の実施形態について説明する。ここでは、実施形態1との相違点を中心に説明を行い、実施形態1と共通する部分については説明を省略する。
図3は、本実施形態に係る光音響計測プローブ301の構成を示したものである。実施形態1とは、プローブの第1面が半球面状になっている点、および、光照射部102が、1個設けられている点で異なる。
本実施例における光音響計測プローブ301は、半球状カップ302の内壁面を第1面Fとして、複数の検出素子103が第1面に沿って配置される。ここでは、半球状カップ302の中心を通る1つの断面を示している。この断面の円弧の中心には光照射部102が設けられ、検出素子103は、光照射部102を中心とした同心円状あるいは螺旋状に配置される。また、音響整合部材104は、半球状カップ302を満たすように、第1面Fに設けられる。音響整合部材104を構成する材料や、第1面への接合方法は、先の各実施形態と同様に行えばよい。
また、半球状カップ302の内壁面に、実施形態2と同様に金膜を設けるなどして、照射光の利用効率を向上させてもよい。
上記した構成により、音響整合部材104は自重により変形しないが、軽圧迫により変形が可能なため、光音響計測プローブ101の姿勢によらず、被検体110との音響整合が適切に行える。
101、301 光音響計測プローブ
102 光照射部
103 検出素子
104 音響整合部材
F 第1面
L 光

Claims (19)

  1. 被検体に光を照射する光照射部と、
    第1面に設けられた複数の検出素子を備え、前記被検体から発せられた音響波を検出する光音響計測プローブであって、
    自重により変形せず、かつ、前記被検体に当接することで前記被検体の形状に沿って変形する音響整合部材を、前記第1面に有すること、
    を特徴とする光音響計測プローブ。
  2. 前記音響整合部材は、前記光照射部から発せられる光について、光吸収係数が0.002/mm未満であることを特徴とする請求項1に記載の光音響計測プローブ。
  3. 前記光照射部から発せられる光は、近赤外領域の波長の光を含み、
    前記音響整合部材の近赤外領域の光に対する光吸収係数が、0.002/mm未満であることを特徴とする請求項2に記載の光音響計測プローブ。
  4. 前記音響整合部材の近赤外領域の光に対する光吸収係数が、0.001/mm未満であることを特徴とする請求項3に記載の光音響計測プローブ。
  5. 前記音響整合部材の圧縮弾性率は、0.08N/mm以上かつ0.50N/mm以下であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の光音響計測プローブ。
  6. 前記音響整合部材の圧縮弾性率は、0.25N/mm以下であることを特徴とする請求項5に記載の光音響計測プローブ。
  7. 前記音響整合部材の音響インピーダンスは、1.2rayl〜1.8raylであることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれかに記載の光音響計測プローブ。
  8. 前記音響整合部材の音響インピーダンスは、1.4rayl〜1.6raylであることを特徴とする、請求項7に記載の光音響計測プローブ。
  9. 前記音響整合部材は、
    ポリエーテルポリオールを含んで成ることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の光音響計測プローブ。
  10. 前記音響整合部材は、分散された酸化チタンを含むことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の光音響計測プローブ。
  11. 前記光照射部から発せられ、前記音響整合部材を透過した光を反射する反射部材をさらに有することを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の光音響計測プローブ。
  12. 前記第1面は、曲面であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の光音響計測プローブ。
  13. 前記第1面は、凹面であることを特徴とする請求項12に記載の光音響計測プローブ。
  14. 前記複数の検出素子が、前記第1面に、同心円状に配置されたことを特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載の光音響計測プローブ。
  15. 前記光照射部は、前記同心円の中心に設けられたことを特徴とする請求項14に記載の光音響計測プローブ。
  16. 前記複数の検出素子が、互いに隣接して配置されたことを特徴とする請求項1乃至15のいずれかに記載の光音響計測プローブ。
  17. 前記プローブは、幅、長さ、高さの少なくとも1つが15cm以下であることを特徴とする請求項1乃至16のいずれかに記載の光音響計測プローブ。
  18. 前記光音響計測プローブと、
    前記複数の検出素子が検出した音響波に基づく画像データを生成すると、を備えることを特徴とする請求項1乃至17のいずれかに記載の光音響計測装置。
  19. 前記画像データに基づく画像を表示する表示部をさらに備えることを特徴とする請求項18に記載の光音響計測装置。
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