JP2016113883A - 間仕切り - Google Patents

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Abstract

【課題】ルーバー材の取り付けが容易で、かつ、デザイン性にも優れた間仕切りを提供する。【解決手段】ルーバー材11は、一対の取付片12cを挿入可能な溝部11cと、前記溝部11cの奥に設けられて前記一対の取付片12cに当接する当接面11gと、を備え、前記取付片12cを前記ルーバー材11の溝部11cに対して水平方向から挿し込むことで、前記取付片12cを前記溝部11cの内部に挿入可能とした。【選択図】図4

Description

この発明は、マンションやホテルのエントランス、住宅の玄関等に使用される間仕切りに関し、特に、ルーバー材を使用した間仕切りに関する。
ルーバー材を使用した間仕切りとして、例えば、特許文献1には、上レールと、中子と桟(ルーバー材)と下金具を備え、上レールは、天井に固定してあり、中子は上レールに固定してあり、下金具は、中子の下の床に固定してあり、桟は両端に上キャップと下キャップを有し、上キャップは、中子を受け入れる凹部が設けてあり、下キャップは、下金具を取り付ける被取付部を有した間仕切りが記載されている。この構造においては、桟(ルーバー材)を倹飩式に中子と下金具に取り付けるように構成されている。このように倹飩式に桟を取り付けることで作業者は軽い力で作業ができるので施工が容易となる。
特開2013−167117号公報
しかし、上記した特許文献1記載の構造では、桟(ルーバー材)を倹飩式にて取り付けることで施工性や取り回しは確かに向上するものの、桟を斜めに差し込むためのストローク分を確保するために桟の長さを開口に対して短くしなければならず、桟と開口の間に隙間ができてしまうという問題があった。特許文献1においては、この隙間を幕板で塞いでいるが、幕板が視認されることですっきりとしたデザインを実現することができなかった。
そこで、本発明は、ルーバー材の取り付けが容易で、かつ、デザイン性にも優れた間仕切りを提供することを課題とする。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、以下を特徴とする。
請求項1記載の発明は、上下に対向して設けられた一対の取付片と、前記一対の取付片に対して上下の端部を固定されるルーバー材と、を備え、前記ルーバー材は、前記一対の取付片を挿入可能な溝部と、前記溝部の奥に設けられて前記一対の取付片に当接する当接面と、を備え、前記取付片を前記ルーバー材の溝部に対して水平方向から挿し込むことで、前記取付片を前記溝部の内部に挿入可能としたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、前記一対の取付片と前記当接面とをネジで固定したことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1又は2に記載の発明の特徴点に加え、長尺の固定材を備え、前記固定材に所定間隔で前記取付片が設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1又は2に記載の発明の特徴点に加え、長尺の固定材を備え、前記固定材に所定間隔で前記取付片を取り付けたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、上記した請求項1〜4のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、前記溝部を覆う溝蓋を備えることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、上記した請求項1〜5のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、前記ルーバー材の長手方向端部をピンで固定したことを特徴とする。
請求項1に記載の発明は上記の通りであり、ルーバー材は、一対の取付片を挿入可能な溝部と、前記溝部の奥に設けられて前記一対の取付片に当接する当接面と、を備え、前記取付片を前記ルーバー材の溝部に対して水平方向から挿し込むことで、前記取付片を前記溝部の内部に挿入可能とした。よって、特許文献1記載の構造のようにルーバー材を倹飩式に取り付けるものではないため、ルーバー材の長さを開口に対して短くする必要がなく、ルーバー材と開口の間の隙間を最小とすることができる。よって、隙間を覆うカバーなどが不要となり、すっきりとしたデザインを実現することができる。しかも、ルーバー材を差し込むだけで取り付けることができるので、施工性が良い。
また、請求項2に記載の発明は上記の通りであり、前記一対の取付片と前記当接面とをネジで固定したので、確実にルーバー材を取付片に固定することができる。
また、請求項3に記載の発明は上記の通りであり、長尺の固定材に所定間隔で前記取付片が設けられているので、取付片を1個ずつ取り付ける必要がなく施工性が良い。また、取付片の位置出しが不要であり、所定間隔で設けられた取付片にルーバー材を取り付けるだけでルーバー材の配設間隔が決まるので施工性が良い。
また、請求項4に記載の発明は上記の通りであり、長尺の固定材を備え、前記固定材に所定間隔で前記取付片を取り付けたので、取付片を取り付ける位置を自由に設定できるため、取付片の配設間隔を調整することで、ルーバー材の配設ピッチを容易に変更することができる。
また、請求項5に記載の発明は上記の通りであり、前記溝部を覆う溝蓋を備えるので、取付片などが露出せず、意匠性を向上することができる。
また、請求項6に記載の発明は上記の通りであり、前記ルーバー材の長手方向端部をピンで固定したので、ルーバー材を更に強固に固定することができる。
間仕切りの外観斜視図である。 間仕切りの分解斜視図である。 間仕切りの施工手順を示す説明図である。 ルーバー材の溝部に取付片を挿入する様子を示す説明図である。 間仕切りを施工した後のルーバー材の断面図である。 変形例1に係る固定材及び取付片を説明する図である。 カバー材を埋没させるように天井面及び床面の仕上げ工事を行った例を説明する図である。 変形例2に係るルーバー材の断面図である。 変形例3、4に係る固定材と取付片の側面図である。 変形例3に係る固定材及び取付片を説明する図である。 変形例4に係る固定材及び取付片を説明する図である。
本発明の実施形態について、図を参照しながら説明する。
本実施形態に係る間仕切り10は、マンションやホテルのエントランス、住宅の玄関等に使用されるものである。この間仕切り10は、図1及び図2に示すように、縦方向に固定された複数のルーバー材11と、天井側と床面側に固定される一対の固定材12と、この固定材12を覆うように取り付けられるカバー材13と、ルーバー材11に取り付けられる溝蓋14と、を備えている。なお、本実施形態に係るルーバー材11や固定材12などの主要部品はアルミ押出形材で形成されており、屋外での使用にも耐えうる強度を備えて形成されている。
ルーバー材11は、図1〜3に示すような柱状部材であり、中空の四角パイプ形状の柱部11aと、柱部11aの一側面に形成された溝部11cと、を備えている。溝部11cは、ルーバー材11の長手方向全長に渡って形成されており、開口側が奥側よりも幅狭に形成された略蟻溝形状となっている。この溝部11cは、互いに対向する一対の側壁11dの間に形成されている。側壁11dの先端には内側に折り返し11eが形成されており、これによって溝部11cの開口幅が幅狭となっている。なお、折り返し11eの更に先端は、溝部11cの奥側に向かって曲折する鉤状部11fを形成している。
なお、この溝部11cの奥には、後述する取付片12cに当接する当接面11gが設けられている。この当接面11gは、柱部11aの一側面を利用した平坦面である。また、この当接面11gの幅は、溝部11cの開口幅や、後述する取付片12cの幅よりも幅広となっている(図5参照)。上述した一対の側壁11dは、この当接面11gの両側から互いに平行に設けられている。これにより、一対の側壁11dが柱部11aから連続するように形成されており、柱部11aと側壁11dとの境目は外側の面からは分からないように平坦に形成されている。
また、柱部11aの中空部には、後述するスプリングピン19を取り付けるためのピン係合部11bが設けられている。本実施形態においては、ピン係合部11bは断面略C字形で形成されている。
固定材12は、図2及び図3に示すような長尺部材である。この固定材12は、天井側と床面側とに上下に対向して配置されるものであり、躯体に固定される固定部12aと、この固定部12aから所定の方向に突出して設けられた取付片12c及び支持脚部12eとを備える。
固定部12aは、天井側の面や床面側の面に当接するように設けられた平坦な板状部であり、天井側の面や床面側の面に固定するための固定用孔12bを備える。固定用孔12bは、後述するアンカーネジ16を貫通させるためのものである。
取付片12cは、ルーバー材11を取り付けるために舌状に突出形成された部位であり、固定部12aの長手方向に所定間隔で設けられている。
支持脚部12eは、後述するカバー材13を支持するためのものであり、図3等に示すような断面略L字形の部位である。この支持脚部12eをカバー材13の裏側に係合させることで、カバー材13が固定材12に対して水平を保つことができるようになっている。
上記した構成からなる固定材12を天井側と床面とに取り付けると、図2に示すように、天井側に固定した固定材12から取付片12cが下方に突出し、床面側に固定した固定材12から取付片12cが上方に突出した状態となる。そして、天井側から突出した取付片12cと床面側から突出した取付片12cとが互いに対向し、この上下に対向して設けられた一対の取付片12cに一本のルーバー材11が固定される。本実施形態においては、この取付片12cにはルーバー取付孔12dが貫通形成されており、このルーバー取付孔12dを利用して、ルーバー材11は一対の取付片12cに対してネジで固定される。
このように一対の取付片12cにルーバー材11の上下の端部を固定することで、ルーバー材11が所定間隔で配置されていくことになる。なお、固定材12はアルミ押出形材で形成され、取付片12cは切欠き加工によって形成されるため、ルーバー材11の配設ピッチを変更したい場合には、取付片12cを設ける間隔を任意の幅に調整すればよい。
カバー材13は、上記した固定材12が外部に露出しないように覆うためのものである。このカバー材13は、図2及び図3に示すような、断面略コ字形の長尺材であり、固定材12の上面又は下面を覆う蓋板部13cと、固定材12の側部を覆う側壁部13aと、を備える。
蓋板部13cには、上記した取付片12cを貫通させるためのスリット13d、カバー材13を固定材12に固定するために貫通形成された取付孔13e、カバー材13にルーバー材11を固定するために凹設されたピン孔13fが設けられている。
また、側壁部13aの内側には、小口フタ15を取り付けるためのビスホール13bが設けられている。
溝蓋14は、ルーバー材11の溝部11cを覆うように取り付けられる部材であり、図3及び図5に示すように、溝部11cよりもやや幅広に形成された蓋部14aと、この蓋部14aの裏側に突出して設けられた一対の突出部14bと、を備える。この一対の突出部14bの外側面には、片矢尻状の断面を有する返し14cが突出形成されている。この返し14cは、図5に示すように、溝蓋14をルーバー材11の溝部11cに取り付けたときに、溝部11cの内側で鉤状部11fに係合し、溝蓋14が外れないようにするためのものである。
この溝蓋14は、ルーバー材11とほぼ同じ長さのものが使用され、溝部11cを全長に渡って覆う。このとき、一対の突出部14bが取付片12cと干渉するようであれば、図3(d)に示すように、一対の突出部14bは溝蓋14の全長に渡って設けなくてもよく、取付片12cを避けて突出部14bを設ければよい。
上記した間仕切り10は以下のような手順で施工することができる(なお、図では床面側についてのみ図示しているが、天井側も床面側と同様の手順である)。
まず、図3(a)に示すように、固定材12を天井及び床に固定する。具体的には、固定材12の固定部12aを取付面(天井側の面又は床面側の面)に当接させ、固定用孔12bにアンカーネジ16を貫通させ、アンカーネジ16を取付面に打ち込んで固定する。このとき、天井側に固定された固定材12と床面側に固定された固定材12とが互いに対向するように配置する。これにより、天井側の取付片12cと床面側の取付片12cとが平面視で重なり合う位置に配置され、一対の取付片12cが上下に対向して突出した状態となる。
上記のように固定材12を固定したら、図3(b)に示すように、固定材12を覆うようにカバー材13を取り付ける。具体的には、カバー材13のスリット13dに固定材12の取付片12cを貫通させ、固定材12の支持脚部12eをカバー材13の裏側に当接させる。そして、カバー材13の取付孔13eにカバー取付ネジ17を貫通させ、カバー取付ネジ17を支持脚部12eに螺着させることで、カバー材13を固定材12に固定する。このようにカバー材13を取り付けることで、固定材12の固定部12aや支持脚部12eはカバー材13に覆われ、取付片12cのみが突出した状態となる。
その後、図3(c)に示すように、一対の取付片12cに対してルーバー材11の上下の端部を固定する。具体的には、取付片12cを溝部11cに挿入し、挿入した取付片12cを溝部11cの奥に設けられた当接面11gに当接させる。そして、取付片12cのルーバー取付孔12dにルーバー取付ネジ18を貫通させ、ルーバー取付ネジ18を当接面11gに螺着させることで、取付片12cと当接面11gとをネジで固定する。
このとき、ルーバー材11のピン係合部11bに予めスプリングピン19を係合させ、このスプリングピン19を使用してルーバー材11を固定してもよい。すなわち、スプリングピン19をルーバー材11の下面から若干(例えば3〜5mm程度)突出させて取り付けておき、この状態で上下のカバー材13の間にルーバー材11を水平方向から嵌め込む。嵌め込む際には、ルーバー材11を下側のカバー材13の天面より若干浮かせた状態とし、スプリングピン19の先端が下側のカバー材13の天面に当たらないようにする。そして、スプリングピン19の先端がカバー材13のピン孔13fの上まで来たら、ルーバー材11を下に降ろしてスプリングピン19をピン孔13fに係合させる。これにより、スプリングピン19によってルーバー材11とカバー材13とが結合される。
このように取付片12cとスプリングピン19とを使用してルーバー材11を取り付けることで、取付片12cとスプリングピン19とによって挟み込むようにルーバー材11が固定される。すなわち、ルーバー材11の柱部11aの対向面がそれぞれ固定材12またはカバー材13に支持されるので、ルーバー材11の出幅(図5における上下方向の幅)が大きい場合でも、ぐらつきなくルーバー材11を固定することができる。なお、ルーバー材11の出幅が小さい場合にはぐらつきが発生しないので、スプリングピン19を使用しなくてもよい。
ところで、図5に示すような形態の場合、ルーバー材11の溝部11cの開口幅W1は、取付片12cの幅W2よりも幅狭に形成されているため、取付片12cをルーバー材11の当接面11gに対して平行にした状態では、取付片12cを溝部11cの内部に挿入することはできない。しかしながら、本実施形態に係る溝部11cは、側壁11dによって奥行きが設けられているため、図4に示すように、取付片12cを当接面11gに対して平面視で斜めとした状態で挿し込むことで、取付片12cを溝部11cの内部に挿入することができる。
上記のように取付片12cに対してルーバー材11を固定したら、図3(d)に示すように、溝蓋14及び小口フタ15を取り付ける。
溝蓋14は、一対の突出部14bを溝部11cに挿し込むことで取り付けられる。一対の突出部14bを溝部11cに挿し込んでいくと、一対の突出部14bが互いに内側に弾性変形することで返し14cが溝部11cの内側に入り込み、図5に示すように、返し14cがルーバー材11の鉤状部11fに係合することで溝蓋14が取り付けられる。
小口フタ15は、小口フタ15のネジ孔15aにフタ取付ネジ20を貫通させ、フタ取付ネジ20をカバー材13のビスホール13bに螺合させることで、カバー材13の端部に取り付けられる。
このように溝蓋14及び小口フタ15を取り付けることで、ルーバー材11の溝部11cやカバー材13の端部を塞ぐことができるので、意匠性が良い。
以上説明したように、本実施形態によれば、ルーバー材11は、一対の取付片12cを挿入可能な溝部11cと、前記溝部11cの奥に設けられて前記一対の取付片12cに当接する当接面11gと、を備え、前記取付片12cを前記ルーバー材11の溝部11cに対して水平方向から挿し込むことで、前記取付片12cを前記溝部11cの内部に挿入可能とした。よって、ルーバー材11を倹飩式に取り付けるものではないため、ルーバー材11の長さを開口に対して短くする必要がなく、ルーバー材11と開口の間(ルーバー材11と固定材12やカバー材13との間)の隙間を最小とすることができる。よって、隙間を覆うカバーなどが不要となり、すっきりとしたデザインを実現することができる。しかも、ルーバー材11を差し込むだけで取り付けることができるので、施工性が良い。
しかも本実施形態に係るルーバー材11の溝部11cの開口幅W1は取付片12cの幅W2よりも幅狭に形成されているので、溝部11cが取付片12cに対して略アリ溝形状となっており、仮に上下のいずれかのルーバー取付ネジ18が緩んでしまっても、ルーバー材11が取付片12cから脱落しにく構造となっている。一方で、前記取付片12cを前記ルーバー材11に対して水平方向に斜めにして挿し込むことで、前記取付片12cを前記溝部11cの内部に挿入可能としているので、間仕切り10の施工時にルーバー材11を水平方向に斜めにするだけで取り付け作業を行うことができる。
また、前記一対の取付片12cと前記当接面11gとをネジで固定したので、確実にルーバー材11を取付片12cに固定することができる。
また、長尺の固定材12に所定間隔で前記取付片12cが設けられているので、取付片12cを1個ずつ取り付ける作業が必要なく施工性が良い。また、取付片の位置出しが不要であり、所定間隔で設けられた取付片12cにルーバー材11を取り付けるだけでルーバー材11の配設間隔が決まるので施工性が良い。
また、前記溝部11cを覆う溝蓋14を備えるので、取付片12cなどが露出せず、意匠性を向上することができる。
また、前記ルーバー材11の長手方向端部をスプリングピン19で固定したので、ルーバー材11を更に強固に固定することができる。
なお、上記した実施形態においては、固定材12に取付片12cが一体的に設けられている例について説明したが、これに限らず、図6に示す変形例1のように、固定材12と取付片12cとを別体で設けてもよい。また、固定材12に取付片12cをビスなどで取り付けるようにしてもよい。固定材12と取付片12cとを別体で設けた場合、取付片12cを取り付ける位置を自由に設定できるため、取付片12cの配設間隔を調整することで、ルーバー材11の配設ピッチを容易に変更することができる。
また、上記した実施形態においては特に説明していないが、固定材12は天井面や床面の仕上げ工事後に取り付けてもよいし、固定材12を取り付けた後で天井面や床面の仕上げ工事を行ってもよい。固定材12を取り付けた後で天井面や床面の仕上げ工事を行う場合、図7に示すように、カバー材13を埋没させるように天井面Aや床面Bの仕上げ工事を行うことで、カバー材13の蓋板部13cの表面に対して略面一となるように天井面Aまたは床面Bを仕上げてもよい。このようにカバー材13の蓋板部13cを天井面Aまたは床面Bとフラットにすれば、ルーバー材11以外の部分が外部からほとんど見えなくなるので、すっきりとしたデザインとすることができる。
また、上記した実施形態においては、ルーバー材11の溝部11cの開口幅W1を取付片12cの幅W2よりも幅狭に形成したが、これに限らず、図8に示す変形例2のように、ルーバー材11の溝部11cの開口幅W1を取付片12cの幅W2よりも幅広に形成してもよい。このような態様によれば、取付片12cを当接面11gに対して平面視で斜めとした状態としなくても、取付片12cを溝部11cの内部に挿入することができるので、更に取り付け容易とすることができる。
図9〜11は、変形例3及び4を説明する図である。この変形例3及び4は、図6に示す変形例1と同様に、固定材12と取付片12cとを別部材として形成したものである。
この変形例3,4に係る固定材30は、図9に示すように、躯体に固定される固定部30aと、この固定部30aの一方側に設けられた支持壁部30gと、固定部30aの他方側に設けられた支持脚部30cと、を備える。
支持壁部30gは、取付片31を取り付けるための略垂直な壁部である。この支持壁部30gには、後述するネジ部材32を螺着させるためのビス孔30dが貫通形成されている。
支持脚部30cは、カバー材13を支持するための断面略L字形の部位である。この支持脚部30cをカバー材13の裏側に係合させることで、カバー材13が固定材30に対して水平を保つことができるようになっている。
固定部30aは、天井側の面や床面側の面に当接するように設けられた平坦な板状部であり、天井側の面や床面側の面に固定するための固定用孔30bを備える。固定用孔30bは、アンカーネジ16を貫通させるためのものである。
この固定部30aの内面には、長手方向に突条30eが突設されており、これにより、支持壁部30gと突条30eとの間に挿入溝30fが形成されている。挿入溝30fの幅は取付片31の厚みと略同じに設定されている。
取付片31は、ルーバー材11を取り付けるための平坦な板状部材であり、固定材30の長手方向に所定間隔で取り付けられる。この取付片31には、ルーバー材11を取り付けるためのルーバー取付孔31aと、ネジ部材32を螺着させるためのビス孔31bとが、貫通形成されている。
この固定材30と取付片31とは、ネジ部材32によって結合されて使用される。固定材30と取付片31とをネジ部材32によって結合する際には、まず、固定材30の挿入溝30fに取付片31を挿入する。挿入溝30fの幅は取付片31の厚みと略同じに設定されているため、挿入溝30fに挿入された取付片31は自立できるようになっている。この状態で固定材30のビス孔30dと取付片31のビス孔31bとを貫通するようにネジ部材32を螺着させる。このような作業により、固定材30と取付片31とが一体化される。なお、固定材30と取付片31とを一体化した後の作業、例えばルーバー材11の取付方法等は、別の実施形態と同様である。
なお、固定材30と取付片31とを結合するネジ部材32は、図10に示すように1本でもよいし、図11に示すように2本以上でもよい。
また、固定材30と取付片31とを結合する手段は、ネジ部材32に限らず、他の手段を用いてもよい。たとえば、リベット、ブラインドリベット、接着などの他の手段を用いて固定材30と取付片31とを結合してもよい。
このように固定材30と取付片31とを別体で設ければ、取付片31を取り付ける位置を自由に設定できるため、取付片31の配設間隔を調整することで、ルーバー材11の配設ピッチを容易に変更することができる。しかも、取付片31が平坦な板状部材であるため、構造が簡易であり、製造コストを低減させることができる。また、挿入溝30fに挿入された取付片31を自立させた状態でネジ部材32を取り付けることができるので、作業性が良い。
10 間仕切り
11 ルーバー材
11a 柱部
11b ピン係合部
11c 溝部
11d 側壁
11e 折り返し
11f 鉤状部
11g 当接面
12 固定材
12a 固定部
12b 固定用孔
12c 取付片
12d ルーバー取付孔
12e 支持脚部
13 カバー材
13a 側壁部
13b ビスホール
13c 蓋板部
13d スリット
13e 取付孔
13f ピン孔
14 溝蓋
14a 蓋部
14b 突出部
14c 返し
15 小口フタ
15a ネジ孔
16 アンカーネジ
17 カバー取付ネジ
18 ルーバー取付ネジ
19 スプリングピン
20 フタ取付ネジ
30 固定材
30a 固定部
30b 固定用孔
30c 支持脚部
30d ビス孔
30e 突条
30f 挿入溝
30g 支持壁部
31 取付片
31a ルーバー取付孔
31b ビス孔
32 ネジ部材
W1 溝部の開口幅
W2 取付片の幅

Claims (6)

  1. 上下に対向して設けられた一対の取付片と、
    前記一対の取付片に対して上下の端部を固定されるルーバー材と、
    を備え、
    前記ルーバー材は、前記一対の取付片を挿入可能な溝部と、前記溝部の奥に設けられて前記一対の取付片に当接する当接面と、を備え、
    前記取付片を前記ルーバー材の溝部に対して水平方向から挿し込むことで、前記取付片を前記溝部の内部に挿入可能としたことを特徴とする、間仕切り。
  2. 前記一対の取付片と前記当接面とをネジで固定したことを特徴とする、請求項1記載の間仕切り。
  3. 長尺の固定材を備え、
    前記固定材に所定間隔で前記取付片が設けられていることを特徴とする、請求項1又は2記載の間仕切り。
  4. 長尺の固定材を備え、
    前記固定材に所定間隔で前記取付片を取り付けたことを特徴とする、請求項1又は2記載の間仕切り。
  5. 前記溝部を覆う溝蓋を備えることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の間仕切り。
  6. 前記ルーバー材の長手方向端部をピンで固定したことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の間仕切り。
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