JP2016109372A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】省エネルギー性と快適性を両立できる空気調和機を提供する。【解決手段】室温Tiがサーモオフ温度Tg1に到達したとき、圧縮機運転容量Cが最小運転容量Cminであればサーモオフ状態とし、圧縮機運転容量Cが最小運転容量Cminでない場合は、室温変化率Tirが閾変化率Ts以上であればサーモオフ状態とし、閾変化率Ts以上でなければサーモオフ状態とせずに圧縮機運転容量Cを低下させつつ室内ファンは駆動し続ける。これにより、室温Tiがサーモオフ温度Tg1を大きく上回る場合は素早くサーモオフ状態として省エネルギー性を向上させる。室温Tiがサーモオフ温度Tg1を大きく上回らない場合は、サーモオフ状態とせずに圧縮機の運転容量を低下させて圧縮機を駆動し続けるとともに室内ファンを駆動し続けることで、使用者の快適性を向上させる。【選択図】図4

Description

本発明は空気調和機に関わり、より詳細には、省エネルギー性と快適性を両立できる空気調和機に関する。
空気調和機で冷房運転あるいは暖房運転を行うとき、使用者が定める設定温度と室温との温度差に応じて圧縮機の運転容量を決定して駆動する。このような空気調和機では、室温が設定温度に到達した後に、冷房運転時は室温が設定温度より所定温度(例えば、1℃)低い温度となった場合は、また、暖房運転時は室温が設定温度より所定温度高い温度となった場合は、圧縮機と室内ファンを停止する所謂サーモオフ状態とすることが一般的である。このサーモオフ状態への移行は、室内全体が設定温度に近い温度となるようにするため、室温が設定温度より所定温度低くあるいは高くなってから一定時間(例えば、3分)経過後に実行される場合がある。
しかし、通常の空気調和機では、室内機で検出する吸込温度を室温とみなして制御を行うため、室内の気流の分布等の違いにより検出した吸込温度が室内全体の温度と一致しない場合がある。例えば、暖房運転時に室内機の吹出口から吹き出した空気が直接室内機の吸込口から吸入される所謂気流のショートサーキットが発生していれば、検出した吸込温度が室内全体の温度より高くなる。このような場合に、サーモオフ状態とするタイミングを、上述した室温が設定温度より所定温度低くあるいは高くなってから一定時間経過後とすれば、室内全体の温度が設定温度に近い温度となっていないにも関わらずサーモオフ状態とされて、快適性が損なわれる恐れがあった。
以上のような問題を解決するために、サーモオフ状態に移行するタイミングを可変とすることで、快適性の向上を図った空気調和機が提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載の空気調和機では、設定温度との温度差が小さい第1サーモオフ温度と、第1サーモオフ温度に対応したロングタイマと、設定温度との温度差が大きい第2サーモオフ温度と、第2サーモオフ温度に対応したショートタイマが設定されている。そして、圧縮機が最小運転容量で駆動しているときに室温が各サーモオフ温度に到達すれば各サーモオフ温度に対応するタイマが作動し、タイマによる計時が完了すればサーモオフ状態としている。
特許文献1に記載の空気調和機では、室温と設定温度との温度差が小さいときはサーモオフ状態となるまでの時間を長くし、室温と設定温度との温度差が大きいときはサーモオフ状態となるまでの時間を短くしている。従って、室内全体が設定温度に近い温度となってからサーモオフ状態となり、快適性が向上する。
特開平6−11173号公報
特許文献1に記載の空気調和機では、上述したように設定温度との温度差が異なる2つのサーモオフ温度が設定されているので、室温が設定温度との温度差が大きい第2サーモオフ温度に到達したときに、サーモオフ状態となるまでの間、室温が第2サーモオフ温度より高い状態に維持されて空気調和機が運転されていることとなり、省エネルギー性が悪化するという問題があった。
本発明は以上述べた問題点を解決するものであって、省エネルギー性と快適性を両立できる空気調和機を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の空気調和機は、運転容量を変えることができる圧縮機を有する室外機と、室内熱交換器と室内ファンと室温を検出する室温センサを有する室内機と、室外機と室内機を冷媒配管で接続してなる冷媒回路と、室温センサで検出した室温を定期的に取り込み圧縮機や室内ファンの駆動を制御する制御手段を有するものである。制御手段は、取り込んだ室温の時間変化率である室温変化率を算出し、取り込んだ室温が予め定められたサーモオフ温度に到達したとき、圧縮機の運転容量が最小運転容量である場合は、圧縮機および前記室内ファンを停止し、圧縮機の運転容量が最小運転容量でない場合は、室温がサーモオフ温度に到達する直前に算出した室温変化率が予め定められた閾変化率以上であれば、圧縮機および前記室内ファンを停止し、室温がサーモオフ温度に到達する直前に算出した室温変化率が予め定められた閾変化率未満であれば、圧縮機の運転容量を低下させる。
上記のように構成した本発明の空気調和機によれば、室温がサーモオフ温度に到達したとき、圧縮機の運転容量が最小運転容量であればサーモオフ状態とし、圧縮機の運転容量が最小運転容量でなければ、室温変化率が閾変化率以上であればサーモオフ状態とし、閾変化率未満であればサーモオフ状態とせずに圧縮機の運転容量を低下させる。これにより、室温がサーモオフ温度を大きく上回る状態で空気調和機が運転し続けることに起因して省エネルギー性が悪化する恐れがある場合は、素早くサーモオフ状態として省エネルギー性を向上させることができる。また、室温がサーモオフ温度を大きく上回る状態で空気調和機が運転し続けることがない場合には、サーモオフ状態とせずに圧縮機の運転容量を低下させて圧縮機を駆動し続けるとともに室内ファンを駆動し続けることで、使用者の快適性を向上させることができる。
本発明の実施形態における、空気調和機の説明図であり、(A)は冷媒回路図、(B)は室内機制御手段のブロック図である。 本発明の実施形態における、室温の変化の違いに応じたサーモオフ制御を説明するためのタイムチャートである。 本発明の実施形態における、サーモオフ時動作テーブルである。 本発明の実施形態における、室内機制御部での処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいて詳細に説明する。実施形態としては、1台の室外機と1台の室内機が2本の冷媒配管で接続された空気調和機を例に挙げて説明する。尚、本発明は以下の実施形態に限定されることはなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
図1(A)に示すように、本実施例における空気調和機1は、屋外に設置される室外機2と、室内に設置され室外機2に液管4およびガス管5で接続された室内機3を備えている。詳細には、液管4は、一端が室外機2の閉鎖弁25に、他端が室内機3の液管接続部33に接続されている。また、ガス管5は、一端が室外機2の閉鎖弁26に、他端が室内機3のガス管接続部34に接続されている。以上により、空気調和機1の冷媒回路10が構成されている。
まずは、室外機2について説明する。室外機2は、圧縮機21と、四方弁22と、室外熱交換器23と、室外ファン24と、液管4の一端が接続された閉鎖弁25と、ガス管5の一端が接続された閉鎖弁26と、膨張弁27を備えている。そして、室外ファン24を除くこれら各装置が以下で詳述する各冷媒配管で相互に接続されて、冷媒回路10の一部をなす室外機冷媒回路10aを構成している。
圧縮機21は、図示しないインバータにより回転数が制御されることで、運転容量を変えることができる容量可変型圧縮機である。圧縮機21の冷媒吐出側は、四方弁22のポートaに吐出管61で接続されている。また、圧縮機21の冷媒吸入側は、四方弁22のポートcに吸入管66で接続されている。
四方弁22は、冷媒の流れる方向を切り換えるための弁であり、a、b、c、dの4つのポートを備えている。ポートaは、上述したように圧縮機21の冷媒吐出側に吐出管61で接続されている。ポートbは、室外熱交換器23の一方の冷媒出入口と冷媒配管62で接続されている。ポートcは、上述したように圧縮機21の冷媒吸入側と吸入管66で接続されている。そして、ポートdは、閉鎖弁26と室外機ガス管64で接続されている。
室外熱交換器23は、冷媒と、後述する室外ファン24の回転により室外機2内部に取り込まれた外気を熱交換させるものである。室外熱交換器23の一方の冷媒出入口は、上述したように四方弁22のポートbに冷媒配管62で接続され、他方の冷媒出入口は室外機液管63で閉鎖弁25に接続されている。
膨張弁27は、例えば電子膨張弁である。膨張弁27は、その開度が調整されることで、室外熱交換器23に流入する冷媒量、あるいは、室外熱交換器23から流出する冷媒量を調節する。
室外ファン24は樹脂材で形成されており、室外熱交換器23の近傍に配置されている。室外ファン24は、図示しないファンモータによって回転することで室外機2の図示しない吸込口から室外機2内部へ外気を取り込み、室外熱交換器23において冷媒と熱交換した外気を室外機2の図示しない吹出口から室外機2外部へ放出する。
以上説明した構成の他に、室外機2には各種のセンサが設けられている。図1(A)に示すように、吐出管61には、圧縮機21から吐出される冷媒の圧力を検出する高圧センサ71と、圧縮機21から吐出される冷媒の温度を検出する吐出温度センサ73が設けられている。吸入管66には、圧縮機21に吸入される冷媒の圧力を検出する低圧センサ72と、圧縮機21に吸入される冷媒の温度を検出する吸入温度センサ74とが設けられている。
室外機液管63における室外熱交換器23と膨張弁27の間には、室外熱交換器23から流出、または、室外熱交換器23に流入する冷媒の温度を検出するための熱交温度センサ75が設けられている。そして、室外機2の図示しない吸込口付近には、室外機2内に流入する外気の温度、すなわち外気温度を検出する外気温度センサ76が備えられている。
次に、図1(A)を用いて、室内機3について説明する。室内機3は、室内熱交換器31と、室内ファン32と、液管4の他端が接続された液管接続部33と、ガス管5の他端が接続されたガス管接続部34を備えている。そして、室内ファン32を除くこれら各装置が以下で詳述する各冷媒配管で相互に接続されて、冷媒回路10の一部をなす室内機冷媒回路10bを構成している。
室内熱交換器31は、冷媒と後述する室内ファン32の回転により室内機3の図示しない吸込口から室内機3内部に取り込まれた室内空気を熱交換させるものであり、一方の冷媒出入口が液管接続部33に室内機液管67で接続され、他方の冷媒出入口がガス管接続部34に室内機ガス管68で接続されている。室内熱交換器31は、室内機3が冷房運転を行う場合は蒸発器として機能し、室内機3が暖房運転を行う場合は凝縮器として機能する。
尚、液管接続部33やガス管接続部34では、各冷媒配管が溶接やフレアナット等により接続されている。
室内ファン32は樹脂材で形成されており、室内熱交換器31の近傍に配置されている。室内ファン31は、図示しないファンモータによって回転することで、室内機3の図示しない吸込口から室内機3内に室内空気を取り込み、室内熱交換器31において冷媒と熱交換した室内空気を室内機3の図示しない吹出口から室内へ吹き出す。
以上説明した構成の他に、室内機3には各種のセンサが設けられている。室内機液管67には、室内熱交換器31に流入あるいは室内熱交換器31から流出する冷媒の温度を検出する液側温度センサ77が設けられている。室内機ガス管68には、室内熱交換器31から流出あるいは室内熱交換器31に流入する冷媒の温度を検出するガス側温度センサ78が設けられている。そして、室内機3の図示しない吸込口付近には、室内機3内に流入する室内空気の温度、すなわち室温を検出する室温センサ79が備えられている。
また、室内機3には、室内機制御手段100が備えられている。室内機制御手段100は、室内機3の図示しない電装品箱に格納されている制御基板に搭載されている。図1(B)に示すように、室内機制御手段100は、CPU110と、記憶部120と、通信部130と、センサ入力部140を備えている。
記憶部120は、ROMやRAMで構成されており、室内機3の制御プログラムや各種センサからの検出信号に対応した検出値、室内ファン32の制御状態等を記憶している。また、図示は省略するが、記憶部120には、圧縮機21の回転数毎に回転数コードを割り当てた回転数テーブルが記憶されている。この回転数テーブルでは、圧縮機21の回転数を、圧縮機21で定められている最大回転数と最小回転数との間で複数の回転数コードに分けて定めるものであり、例えば、最小回転数に対応する回転数コードを「1」、最高回転数に対応する回転数コードを「30」とし、回転数コード1から30までの間で回転数コードが1段階上昇する毎に高い圧縮機21の回転数を割り付ける。
通信部130は、室外機2の図示しない室外機制御部との通信を行うためのインターフェイスである。センサ入力部140は、室内機3の各種センサでの検出結果を取り込んでCPU110に出力する。
CPU110は、前述した室内機3の各センサでの検出結果をセンサ入力部140を介して取り込む。また、CPU110は、室外機2から送信される制御に関わる信号を通信部130を介して取り込む。また、CPU110は、取り込んだ検出結果や制御信号に基づいて、室内ファン32の駆動制御を行う。
さらには、CPU110は、使用者が図示しないリモコンを操作して設定した設定温度と、室温センサ79で検出した室温との温度差を算出し、前述した記憶部120に記憶している回転数テーブルを参照して算出した温度差に応じた回転数コードを抽出し、これに基づいた圧縮機21の駆動指示信号を通信部130を介して室外機2に送信する。室外機2は、受信した駆動指示信号に基づいて圧縮機21を駆動制御する。以上の動作により、圧縮機21の運転容量制御が行われる。
次に、本実施形態における空気調和機1の空調運転時の冷媒回路10における冷媒の流れや各部の動作について、図1(A)を用いて説明する。尚、以下の説明では、まず室内機3が冷房運転を行う場合について説明し、次に室内機3が暖房運転を行う場合について説明する。尚、図1(A)において、実線矢印は冷房運転時の冷媒の流れを示し、破線矢印は暖房運転時の冷媒の流れを示している。
<冷房運転>
室内機3が冷房運転を行う場合、図1(A)に示すように、四方弁22を実線で示す状態、すなわち、四方弁22のポートaとポートbとが連通するよう、また、ポートcとポートdとが連通するよう、切り換える。これにより、冷媒回路10において実線矢印で示す方向に冷媒が循環し、室外熱交換器23が凝縮器として機能するとともに室内熱交換器31が蒸発器として機能する。
圧縮機21から吐出された高圧の冷媒は、吐出管61を流れて四方弁22に流入し、四方弁22から冷媒配管62を流れて室外熱交換器23に流入する。室外熱交換器23に流入した冷媒は、室外ファン24の回転により室外機2内部に取り込まれた外気と熱交換を行って凝縮する。室外熱交換器23から室外機液管63に流出した冷媒は膨張弁27を通過する際に減圧され、閉鎖弁25を介して液管4に流入する。
液管4を流れ液側接続部33を介して室内機3に流入した冷媒は、室内機液管67を流れて室内熱交換器31に流入し、室内ファン32の回転により室内機3内部に取り込まれた室内空気と熱交換を行って蒸発する。このように、室内熱交換器31が蒸発器として機能し、室内熱交換器31で冷媒と熱交換を行った室内空気が図示しない吹出口から室内に吹き出されることによって、室内機3が設置された室内の冷房が行われる。
室内熱交換器31から流出した冷媒は室内機ガス管68を流れガス側接続部34を介してガス管5に流入する。ガス管5を流れ閉鎖弁26を介して室外機2に流入した冷媒は、順に室外機ガス管64、四方弁22、吸入管66を流れ、圧縮機21に吸入されて再び圧縮される。
<暖房運転>
室内機3が暖房運転を行う場合、図1(A)に示すように、四方弁22を破線で示す状態、すなわち、四方弁22のポートaとポートdとが連通するよう、また、ポートbとポートcとが連通するよう、切り換える。これにより、冷媒回路10において破線矢印で示す方向に冷媒が循環し、室外熱交換器23が蒸発器として機能するとともに室内熱交換器31が凝縮器として機能する。
圧縮機21から吐出された高圧の冷媒は、吐出管61を流れて四方弁22に流入し、四方弁22から室外機ガス管64を流れ閉鎖弁26を介してガス管5に流入する。ガス管5を流れる冷媒は、ガス管接続部34を介して室内機3に流入する。
室内機3に流入した冷媒は、室内機ガス管68を流れて室内熱交換器31に流入し、室内ファン32の回転により室内機3内部に取り込まれた室内空気と熱交換を行って凝縮する。このように、室内熱交換器31が凝縮器として機能し、室内熱交換器31で冷媒と熱交換を行った室内空気が図示しない吹出口から室内に吹き出されることによって、室内機3が設置された室内の暖房が行われる。
室内熱交換器31から流出した冷媒は室内機液管67を流れ、液管接続部33を介して液管4に流入する。液管4を流れ閉鎖弁25を介して室外機2に流入した冷媒は、室外機液管63を流れて膨張弁27を通過する際に減圧される。
膨張弁27を通過して室外熱交換器23に流入した冷媒は、室外ファン24の回転により室外機2内部に取り込まれた外気と熱交換を行って蒸発する。室外熱交換器23から冷媒配管62に流出した冷媒は、四方弁22、吸入管66を流れ、圧縮機21に吸入されて再び圧縮される。
次に、図2乃至図4を用いて、空気調和機1が上述した冷房運転あるいは暖房運転を行っているときに、室温センサ79で検出した室温を設定温度に近づける制御を行う際に起こる問題と、この問題を解決する本発明の動作について説明する。
まず、図2を用いて、空気調和機1で室温を設定温度に近づける制御を行う際に起こる問題について説明する。図2には、例として空気調和機1が暖房運転を行っているときの室温変化を示すタイムチャートを示している。図2において、Tiは室温、Tgは設定温度、Tg1はTgより所定温度(例えば、1℃)高いサーモオフ温度、Tg2はTgより所定温度(例えば、1℃)低いサーモオン温度、Tirは単位時間ta(例えば、1分間)における室温Tiの変化量ΔTi(以降、室温変化率Tirと記載。Tir=ΔTi/ta)をそれぞれ示している。
使用者の指示により空気調和機1が暖房運転を開始すると、室内ファン32が起動するとともに、圧縮機21が使用者が定めた設定温度Tgと現在の室温Tiとの温度差に応じた運転容量で起動する。具体的には、前述したように、室内機制御部100のCPU110が、設定温度Tgと、室温センサ79からセンサ入力部140を介して取り込んだ室温Tiとの温度差を算出し、記憶部120に記憶している回転数テーブルを参照して算出した温度差に応じた回転数コードを抽出し、これに基づいた圧縮機21の駆動指示信号を通信部130を介して室外機2に送信する。
上記のように圧縮機21を起動して暖房運転を開始すると、室温Tiが上昇する。そして、室温Tiが設定温度Tgに到達すれば、CPU110は、現在の回転数コードより低い回転数コードに基づいた駆動指示信号を室外機2に送信して圧縮機21の回転数を低下させることで圧縮機21の運転容量を低下させる。尚、圧縮機21の回転数低下は、例えば、単位時間毎(例えば1分毎)に回転数コードを1段階低下させて行う。
上記のように圧縮機21を制御しても室温Tiがサーモオフ温度Tg1に到達したとき、圧縮機21が最小回転数で駆動つまり最小運転容量で駆動している場合は、CPU110は、室内ファン32を停止するとともに圧縮機21を停止するよう室外機2に指示して空気調和機1をサーモオフ状態とする。空気調和機1をサーモオフ状態とすることで室温Tiが低下して設定温度Tgに近づく。そして、室温Tiがサーモオン温度Tg2まで低下すれば、CPU110は、室内ファン32と圧縮機21を再起動して空気調和機1をサーモオン状態とする。これにより、室温Tiは再び上昇し設定温度Tgに近づく。
一方、圧縮機21の回転数を低下させても室温Tiがサーモオフ温度Tg1に到達したとき、圧縮機21が最小回転数で駆動つまり最小運転容量で駆動していない場合は、CPU110は、圧縮機21の回転数を単位時間毎に低下させるよう室外機2に指示する。圧縮機21の回転数を低下させて運転容量を低下させることにより、室温Tiがサーモオフ温度Tg1以下となり設定温度Tgに近づくようにする。
以上のように空気調和機1をサーモオフ状態やサーモオン状態として室温Tiが設定温度Tgに常に近づくように制御しているとき、図2のaに示すように、暖房運転開始時やサーモオン後の圧縮機21の回転数や、室内機3が設置された部屋の空調負荷等の影響によって急激に室温Tiが上昇する場合、つまり、室温変化率Tirが大きくなっている場合は、室温Tiがサーモオフ温度Tg1に到達する時刻t1から圧縮機21の回転数を単位時間毎に低下させて室温Tiがサーモオフ温度Tg1以下になる時刻t2までの間に、室温Tiがサーモオフ温度Tg1を大きく上回って省エネルギー性が悪化している恐れがある。
そこで、本発明の空気調和機1では、室温Tiがサーモオフ温度Tg1に到達したときに、圧縮機21が最小運転容量で駆動していれば圧縮機21を停止する。また、圧縮機21が最小運転容量で駆動していなければ、室温変化率Tirが所定の閾変化率以上である場合、つまり、室温Tiが図2のaのように変化している場合は圧縮機21を停止し、室温変化率Tirが閾変化率未満である場合、つまり、室温Tiが図2のbのように変化している場合は圧縮機21の運転容量を低下させる。
尚、室温Tiが図2のbに示すように図2のaと比べて緩やかに上昇する場合、つまり、室温変化率Tirが小さい(閾変化率未満)場合に、時刻t3でサーモオフ温度Tg1以上となったときに圧縮機21の運転容量が最小運転容量でなければ、圧縮機21の運転容量を低下させる。このとき、圧縮機21が最小運転容量となる前に室温Tiがサーモオフ温度Tg1以下となれば(図2のb1の時刻t4)、時刻t4以降も室温Tiが設定温度Tgとなるまで圧縮機21の運転容量を低下させ続け、圧縮機21が最小運転容量となればその状態で圧縮機21の駆動を維持する。また、室温Tiがサーモオフ温度Tg1以下となる前に圧縮機21が最小運転容量となれば(図2のb2の時刻t5)、時刻t5で圧縮機21を停止し、室内ファン32も停止して空気調和機1をサーモオフ状態とする。
次に、上述したサーモオフに関する制御を行う際にCPU110が使用するサーモオフ時動作テーブル200について、図3を用いて詳細に説明する。図3において、先に説明した室温変化率Tirに加えて、圧縮機21の運転容量をC、圧縮機21の最小運転容量をCmin、室温変化率Tirの閾値である閾変化率をTs(例えば、1℃/1分)としている。尚、サーモオフ時動作テーブル200は、事前に試験等を行って定められて記憶部120に予め記憶されている。また、最小運転容量Cminは、前述した回転数テーブルにおける最小の回転数コード1に対応する回転数で圧縮機21が駆動するときの圧縮機運転容量Cである。
サーモオフ時動作テーブル200は、圧縮機運転容量Cと室温変化率Tirに応じて、室内機3のCPU110が室外機2に対して指示する圧縮機21の動作と、室内ファン32の動作が定められたものである。具体的には、圧縮機運転容量Cが最小運転容量Cminと同じである場合と、圧縮機運転容量Cが最小運転容量Cminより大きい場合のそれぞれについて、室温変化率Tirが閾変化率Ts以上である場合と、室温変化率Tirが0より大きく閾変化率Ts未満である場合とに区分されて、圧縮機21の動作と室内ファン32の動作が定められている。
図3に示すように、このサーモオフ時動作テーブル200では、圧縮機運転容量Cが最小運転容量Cminであるときは、室温変化率Tirに関わらず圧縮機21と室内ファン32を停止する、つまり、空気調和機1をサーモオフ状態とする。また、圧縮機運転容量Cが最小運転容量Cminより大きいときは、室温変化率Tirが閾変化率Ts以上である場合は、圧縮機21と室内ファン32を停止する、つまり、空気調和機1をサーモオフ状態とし、室温変化率Tirが0超閾変化率Ts未満である場合は、圧縮機運転容量Cを徐々に低下させるとともに室内ファン32は継続して駆動する。
次に、図1乃至図4を用いて、本実施形態の空気調和機1が運転を行っているときの、サーモオフに関わる制御について説明する。図4は、サーモオフに関わる制御を実行する場合の、室内機制御部100のCPU110が行う処理の流れを示すものである。図4において、STは処理のステップを表し、これに続く数字はステップ番号を表している。尚、図4では、本発明に関わる処理を中心に説明しており、これ以外の処理、例えば、主に室外機2が行う冷媒回路10の圧力や温度に関わる制御といった空気調和機1の一般的な制御に関わる処理については説明を省略する。
使用者による空調運転開始指示があれば、CPU110は、室内ファン32を起動するとともに、室外機2に対し通信部130を介して圧縮機21の起動を指示する(ST1)。前述したように、CPU110は、使用者が指示した設定温度Tgと、室温センサ79からセンサ入力部140を介して取り込んだ室温Tiとの温度差を算出し、記憶部120に記憶している回転数テーブルを参照して、算出した温度差に応じた回転数コードを抽出し、これに基づいた圧縮機21の駆動指示信号を通信部130を介して室外機2に送信する。
次に、CPU110は、センサ入力部140を介して室温センサ79から取り込んだ室温Tiが, 暖房運転時は設定温度温度Tg以上となったか否か、冷房運転時は設定温度Tg以下となったか否かを判断する(ST2)。尚、CPU110は、室温Tiを定期的(例えば、1分毎)に室温センサ79から取り込み、記憶部120に時系列で記憶している。
室温Tiが設定温度温度Tg以上あるいは設定温度温度Tg以下となっていなければ(ST2−No)、CPU110はST2に処理を戻し、ST1で設定した条件で室内ファン32や圧縮機21の駆動を維持する。室温Tiが設定温度温度Tg以上あるいは設定温度温度Tg以下となっていれば(ST2−Yes)、CPU110は、圧縮機21の運転容量を低下させるよう室外機2に指示する(ST3)。具体的には、CPU110は、ST1で決定した回転数コードより1段階低い回転数コードを回転数テーブルから抽出し、これに基づいた圧縮機21の駆動指示信号を通信部130を介して室外機2に送信する。
次に、CPU110は、暖房運転時は取り込んだ室温Tiがサーモオフ温度Tg1以上となったか否か、冷房運転時は取り込んだ室温Tiがサーモオフ温度Tg1以下となったか否かを判断する(ST4)。室温Tiがサーモオフ温度Tg1以上あるいはサーモオフ温度Tg1以下となっていなければ(ST4−No)、CPU110は、暖房運転時は取り込んだ室温Tiがサーモオン温度Tg2以下となったか否か、冷房運転時は取り込んだ室温Tiがサーモオン温度Tg2以上となったか否かを判断する(ST11)。
室温Tiがサーモオン温度Tg2以下あるいはサーモオン温度Tg2以上となっていれば(ST11−Yes)、CPU110は、圧縮機運転容量Cを上昇を室外機2に指示し(ST14)、ST2に処理を戻す。具体的には、CPU110は、現在の室温Tiと設定温度Tgとの温度差に対応する回転数コードを回転数テーブルから抽出し、これに基づいた圧縮機21の駆動指示信号を通信部130を介して室外機2に送信する。
室温Tiがサーモオン温度Tg2以下あるいはサーモオン温度Tg2以上となっていなければ(ST11−No)、CPU110は、現在の圧縮機運転容量Cが最小運転容量Cminであるか否かを判断する(ST12)。尚、CPU110は、現在の圧縮機運転容量Cが最小運転容量Cminであるか否かを、室外機2に対して指示している回転数コードが回転数テーブルにおける一番低い回転数コードであるか否かで判断する。
現在の圧縮機運転容量Cが最小運転容量Cminでなければ(ST12−No)、CPU110は、ST3に処理を戻し、圧縮機運転容量Cを低下させる。尚、圧縮機運転容量Cの低下は、前述したように、圧縮機21の回転数コードを単位時間毎(例えば1分毎)に1段階低下させてもよく、また、室温変化率Tirの大きさに応じて回転数コードを単位時間毎に複数段階低下させてもよい。
現在の圧縮機運転容量Cが最小運転容量Cminであれば(ST12−Yes)、CPU110は、現在の圧縮機運転容量Cである最小運転容量Cminで維持し(ST13)、ST4に処理を戻す。
ST4で、室温Tiがサーモオフ温度Tg1以上あるいはサーモオフ温度Tg1以下となっていれば(ST4−Yes)、CPU110は、現在の圧縮機運転容量Cが最小運転容量Cminであるか否かを判断する(ST5)。
現在の圧縮機運転容量Cが最小運転容量Cminであれば(ST5−Yes)、CPU110は、ST8に処理を進める。現在の圧縮機運転容量Cが最小運転容量Cminでなければ(ST5−No)、CPU110は、ST4で室温Tiがサーモオフ温度Tg1以上あるいはサーモオフ温度Tg1以下となった直前の室温変化率Tirを記憶部120から読み出す(ST6)。尚、室温変化率Tirは、前述した室温Tiを定期的に室温センサ79から取り込んで記憶部120に時系列で記憶するときに、現在に取り込んだ室温Tiと現在より一つ前に取り込んだ室温Tiを用いて算出し記憶部120に記憶している。
次に、CPU110は、読み込んだ室温変化率Tirがサーモオフ時動作テーブル200で定められている閾変化率Ts以上であるか否かを判断する(ST7)。室温変化率Tirが閾変化率Ts以上でなければ(ST7−No)、CPU110は、ST3に処理を戻し、圧縮機運転容量Cを低下させる。室温変化率Tirが閾変化率Ts以上であれば(ST7−Yes)、CPU110は、ST8に処理を進める。
ST8において、CPU110は、室内ファン32を停止するとともに、室外機2に対し通信部130を介して圧縮機21を停止するよう指示する(ST8)、つまり、空気調和機1をサーモオフ状態とする。
尚、CPU110が以上説明したST5からST8までの処理を行う際に、前述したサーモオフ時動作テーブル200を参照して処理を行っている。
次に、CPU110は、暖房運転時は取り込んだ室温Tiがサーモオン温度Tg2以下となったか否か、冷房運転時は取り込んだ室温Tiがサーモオン温度Tg2以上となったか否かを判断する(ST9)。室温Tiがサーモオン温度Tg2以下あるいはサーモオン温度Tg2以上となっていなければ(ST9−No)、CPU110は、ST9に処理を戻し室内ファン32および圧縮機21が停止している状態を維持する。
室温Tiがサーモオン温度Tg2以下あるいはサーモオン温度Tg2以上となっていれば(ST9−Yes)、CPU110は、室内ファン32を再起動するとともに、室外機2に対し圧縮機21を再起動するよう通信部130を介して指示する(ST10)。尚、CPU110は、現在の室温Tiと設定温度Tgとの温度差に対応する回転数コードを回転数テーブルから抽出し、これに基づいた圧縮機21の駆動指示信号を通信部130を介して室外機2に送信する。そして、室外機2は、受信した駆動指示信号に応じた回転数で圧縮機21を再起動する。
以上説明したように、本発明の空気調和機1は、室温Tiがサーモオフ温度Tg1に到達したときに、まず、圧縮機運転容量Cが最小運転容量Cminであればサーモオフ状態とし、圧縮機運転容量Cが最小運転容量Cminでない場合は、室温変化率Tirが閾変化率Ts以上であればサーモオフ状態とし、閾変化率Ts未満であればサーモオフ状態とせずに圧縮機運転容量Cを低下させつつ室内ファン32は駆動し続ける。これにより、室温Tiがサーモオフ温度Tg1を大きく上回る状態で空気調和機1が運転し続けることに起因して省エネルギー性が悪化する恐れがある場合は、素早くサーモオフ状態として省エネルギー性を向上させることができる。また、室温Tiがサーモオフ温度Tg1を大きく上回る状態で空気調和機1が運転し続けることがない場合には、サーモオフ状態とせずに圧縮機21の運転容量を低下させて圧縮機21を駆動し続けるとともに室内ファン32を駆動し続けることで、使用者の快適性を向上させることができる。
尚、以上説明した実施形態における最小運転容量Cminは、回転数テーブルにおける最小の回転数コード1に対応する回転数で圧縮機21が駆動するときの圧縮機運転容量Cとした場合を説明したが、これに限るものではなく、冷媒回路10の圧力や温度等に関する制御に行う際に定められている圧縮機21の下限運転容量を本発明の最小運転容量Cminとしてもよい。
例えば、低外気温度(0℃以下)で圧縮機21を低運転容量で駆動すると、圧縮機21の冷凍機油に冷媒が寝込む恐れがあり、冷媒寝込みが発生すると冷媒とともに冷凍機油が冷媒回路10に吐出されて圧縮機21で冷凍機油が枯渇する恐れがある。このような場合は、圧縮機21の運転容量をできる限り大きくして圧縮機21内部の温度を上昇させることが望ましい。従って、冷媒寝込みを抑制する制御を行っているときの圧縮機21の下限運転容量は、前述した回転数テーブルで定められている最小の回転数コードに対応する圧縮機運転容量Cより大きい運転容量とすることが望ましい。
上記のような場合は、最小の回転数コードに対応する圧縮機運転容量Cより大きい運転容量を空気調和機1の最小運転容量Cminとして、本発明のサーモオフに関わる制御を行う。また、通常は、最小回転数コードに対応した圧縮機運転容量Cを最小運転容量Cminとしてサーモオフに関する制御を行い、冷媒回路10に関する制御を行うときのみ、当該制御で定められた下限運転容量を最小運転容量Cminとするように、適宜大きい方の運転容量を最小運転容量Cminとしてもよい。
1 空気調和機
2 室外機
3 室内機
10 冷媒回路
21 圧縮機
22 四方弁
23 室外熱交換器
31 室内熱交換器
32 室内ファン
76 外気温度センサ
79 室温センサ
100 室外機制御部
110 CPU
120 記憶部
130 通信部
140 センサ入力部
200 サーモオフ時動作テーブル
C 圧縮機運転容量
Cmin 最小運転容量
Ti 室温
ΔTi 室温変化率
Tg 設定温度
Tg1 サーモオフ温度
Tg2 サーモオン温度
Ts 閾変化率

Claims (4)

  1. 運転容量を変えることができる圧縮機を有する室外機と、
    室内熱交換器と、室内ファンと、室温を検出する室温センサを有する室内機と、
    前記室外機と前記室内機を冷媒配管で接続してなる冷媒回路と、
    前記室温センサで検出した室温を定期的に取り込み、前記圧縮機や前記室内ファンの駆動を制御する制御手段と、
    を有する空気調和機であって、
    前記制御手段は、
    取り込んだ前記室温の時間変化率である室温変化率を算出し、
    取り込んだ前記室温が予め定められたサーモオフ温度に到達したとき、
    前記圧縮機の運転容量が最小運転容量である場合は、前記圧縮機および前記室内ファンを停止し、
    前記圧縮機の運転容量が最小運転容量でない場合は、
    前記室温が前記サーモオフ温度に到達する直前に算出した前記室温変化率が予め定められた閾変化率以上であれば、前記圧縮機および前記室内ファンを停止し、
    前記室温が前記サーモオフ温度に到達する直前に算出した前記室温変化率が予め定められた閾変化率未満であれば、前記圧縮機の運転容量を低下させる、
    ことを特徴とする空気調和機。
  2. 前記最小運転容量は、前記圧縮機の予め定められた最小回転数に対応した運転容量であること、
    を特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記最小運転容量は、前記圧縮機の予め定められた最小回転数とは別に、前記冷媒回路の制御に応じて定められる運転容量である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  4. 前記最小運転容量は、前記圧縮機の予め定められた最小回転数に対応した運転容量、あるいは、前記冷媒回路の制御に応じて定められる運転容量のうち大きい方の運転容量とされている、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の空気調和機。
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