JP2016100828A - 情報処理装置、情報処理システム、制御方法及び制御プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、制御方法及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】情報処理装置に複数の機器が接続された場合に、複数の機器を操作性よく遠隔操作可能にするように、複数の機器それぞれのUI画像を表示させる。【解決手段】操作入力に応じてアプリケーションを実行する実行部と、遠隔操作端末からの操作入力に応じて実行部にアプリケーションを実行させるよう制御する遠隔操作制御部と、追加機能を実現するために接続された機器を検出し、検出した機器それぞれに対する遠隔操作端末からの操作入力を可能にする擬似UIを生成する擬似UI生成部と、接続された機器が複数ある場合、接続された機器それぞれの追加機能のアプリケーションにおける予め定められた必要性及び必要順序に基づいて、遠隔操作端末による複数の擬似UIの表示の順番を決定し、決定した表示の順番に複数の擬似UIを遠隔操作端末に送信するよう制御する送信順番制御部と、を有する。【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、制御方法及び制御プログラムに関する。
近年、MFP(Multifunction Peripheral)には、コピー、スキャナ、プリンタなどの基本アプリケーションの他に、SDK(Software Development Kit)を利用して開発したサードベンダー製のアプリケーション(以下、アプリと記すことがある)が用いられている。また、MFPにカメラ、マイクなどのハードウェアデバイスを追加することが可能になり、MFPの多機能化が急速に進んでいる。このように、MFPが多機能化になることにより、機能利用時の操作方法が複雑化し、各機能を使いこなすことが非常に難しくなっている。ここで、ユーザがMFP機能の操作方法が分からなくなった場合に、MFPの操作部をPC(Personal Computer)の画面に表示させ、PCからMFPを遠隔操作する(リモートアシスタント)ことが知られている。
また、特許文献1には、遠隔操作装置のタッチスクリーンに画像形成装置の操作部の模擬画像が表示され、タッチスクリーンにおいては、状態変化前に表示されていた模擬画像が、画面制御用情報の受信に応答して、状態変化を反映した模擬画像に変更される画像形成システムが開示されている。
従来、リモートアシスタントには、MFPの操作画面、及びMFPに接続されているハードウェアデバイス(例えば外付けキーボードなど)も対象として、PC上に擬似UI(ユーザインターフェイス)を生成し、PCから遠隔操作することを可能としているものがある。なお、擬似UIとは、ユーザが操作対象を操作するために操作対象に設けられた本物のユーザインターフェイスに対して似ている別のユーザインターフェイスであり、例えば操作対象以外の遠隔操作端末などに表示され、遠隔操作端末などから操作対象を操作することを可能にするものとする。しかしながら、MFPに複数のデバイス(機器)が接続されて実現されるような機能の場合、PC上に全てのデバイスの擬似UIが重なって表示されるために、遠隔操作をしづらくなるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、情報処理装置に複数の機器が接続された場合に、複数の機器を操作性よく遠隔操作可能にするように、複数の機器それぞれのUI画像を表示させることができる情報処理装置、情報処理システム、制御方法及び制御プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ネットワークを介して遠隔操作端末による遠隔操作を可能にされた情報処理装置であって、操作入力に応じてアプリケーションを実行する実行部と、前記遠隔操作端末からの操作入力に応じて前記実行部に前記アプリケーションを実行させるよう制御する遠隔操作制御部と、追加機能を実現するために接続された機器を検出し、検出した機器それぞれに対する前記遠隔操作端末からの操作入力を可能にする擬似UIを生成する擬似UI生成部と、接続された機器が複数ある場合、接続された機器それぞれの前記追加機能の前記アプリケーションにおける予め定められた必要性及び必要順序に基づいて、前記遠隔操作端末による複数の前記擬似UIの表示の順番を決定し、決定した表示の順番に複数の前記擬似UIを前記遠隔操作端末に送信するよう制御する送信順番制御部と、を有する。
本発明によれば、情報処理装置に複数の機器が接続された場合に、複数の機器を操作性よく遠隔操作可能にするように、複数の機器それぞれのUI画像を表示させることができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態にかかる画像処理システムの構成を例示する図である。 図2は、画像処理装置のハードウェア構成及びその周辺を示す図である。 図3は、画像処理装置のソフトウェア構成の一例を示す模式図である。 図4は、PCが有する機能の概要を示す機能ブロック図である。 図5は、画像処理装置が有する機能の概要を示す機能ブロック図である。 図6は、PCが表示する擬似UIの表示例を示す図である。 図7は、擬似UIを表示させるためにPC及び画像処理装置が行う処理の第1例を示す図である。 図8は、擬似UIを表示させるためにPC及び画像処理装置が行う処理の第2例を示す図である。 図9は、擬似UIを表示させるためにPC及び画像処理装置が行う処理の第3例によって表示される擬似UIの表示例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、実施の形態にかかる画像処理システム(情報処理システム)を詳細に説明する。図1は、実施の形態にかかる画像処理システム(情報処理システム)1の構成を例示する図である。図1に示すように、画像処理システム1は、例えばインターネットなどのネットワーク10を介して互いに接続されたPC(Personal Computer:遠隔操作端末)2及び画像処理装置(情報処理装置)3を有し、PC2によって画像処理装置3を遠隔操作することが可能にされている。
画像処理装置3は、例えばMFPであり、例えばマイク30、スピーカー32及びキーボード34などのハードウェアデバイスが着脱可能に設けられている。なお、マイク30には収音量を調整するためのハードキーが設けられ、スピーカー32には音声を読み上げる音量を調整するためのハードキーが設けられている。PC2は、ネットワーク10を介して画像処理装置3を遠隔操作する操作入力を受入れる。
次に、図2を用いて、画像処理装置3のハードウェア構成について説明する。図2に示すように、画像処理装置3は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能などの各種の機能を実現可能な本体40と、ユーザの操作入力を受入れる操作部50とを備える。なお、ユーザの操作を受け付けるとは、ユーザの操作に応じて入力される情報(画面の座標値を示す信号等を含む)を受け付けることを含む概念である。本体40と操作部50は、専用の通信路300を介して相互に通信可能に接続されている。通信路300は、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格のものを用いることもできるが、有線か無線かを問わず任意の規格のものであってよい。
なお、本体40は、操作部50で受け付けた操作に応じた動作を行うことができる。また、本体40は、PC2等の外部装置とも通信可能であり、外部装置から受信した指示に応じた動作を行うこともできる。
まず、本体40のハードウェア構成について説明する。図2に示すように、本体40は、CPU41と、ROM42と、RAM43と、HDD(ハードディスクドライブ)44と、通信I/F(インタフェース)45と、接続I/F46と、エンジン部47とを備え、これらがシステムバス48を介して相互に接続されている。
CPU41は、本体40の動作を統括的に制御する。CPU41は、RAM43をワークエリア(作業領域)としてROM42またはHDD44等に格納されたプログラムを実行することで、本体40全体の動作を制御し、上述したコピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能などの各種機能を実現する。
通信I/F45は、ネットワーク10と接続するためのインタフェースである。接続I/F46は、通信路300を介して操作部50と通信するためのインタフェースである。
エンジン部47は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、および、プリンタ機能を実現させるための、汎用的な情報処理及び通信以外の処理を行うハードウェアである。例えば、原稿の画像をスキャンして読み取るスキャナ(画像読取部)、用紙等のシート材への印刷を行うプロッタ(画像形成部)、ファクス通信を行うファクス部などを備えている。更に、印刷済みシート材を仕分けるフィニッシャや、原稿を自動給送するADF(自動原稿給送装置)のような特定のオプションを備えることもできる。
次に、操作部50のハードウェア構成について説明する。図2に示すように、操作部50は、CPU51と、ROM52と、RAM53と、フラッシュメモリ54と、通信I/F55と、接続I/F56と、操作パネル57と、外部接続I/F58とを備え、これらがシステムバス59を介して相互に接続されている。
CPU51は、操作部50の動作を統括的に制御する。CPU51は、RAM53をワークエリア(作業領域)としてROM52またはフラッシュメモリ54等に格納されたプログラムを実行することで、操作部50全体の動作を制御し、ユーザから受け付けた入力に応じた情報(画像)の表示などの後述する各種機能を実現する。
通信I/F55は、ネットワーク10と接続するためのインタフェースである。接続I/F56は、通信路300を介して本体40と通信するためのインタフェースである。
操作パネル57は、ユーザの操作に応じた各種の入力を受け付けるとともに、各種の情報(例えば受け付けた操作に応じた情報、画像処理装置3の動作状況を示す情報、設定状態などを示す情報など)を表示する。この例では、操作パネル57は、タッチパネル機能を搭載した液晶表示装置(LCD)で構成されるが、これに限られるものではない。例えばタッチパネル機能が搭載された有機EL表示装置で構成されてもよい。さらに、これに加えて又はこれに代えて、ハードウェアキー等の操作部やランプ等の表示部を設けることもできる。
外部接続I/F58は、例えばマイク30、スピーカー32、キーボード34及びICカードリーダー36などを接続するためのインタフェースである。
次に、画像処理装置3のソフトウェア構成について説明する。図3は、画像処理装置3のソフトウェア構成の一例を示す模式図である。図3に示すように、本体40は、アプリ層401と、サービス層402と、OS層403とを有する。アプリ層401、サービス層402、及びOS層403の実体は、ROM42やHDD44等に格納されている各種ソフトウェアである。CPU41が、これらのソフトウェアを実行することにより、各種の機能が提供される。
アプリ層401のソフトウェアは、ハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのアプリケーションソフトウェア(以下の説明では、単に「アプリ」と称する場合がある)である。例えばアプリとしては、コピー機能を提供するためのコピーアプリ、スキャナ機能を提供するためのスキャナアプリ、ファクス機能を提供するためのファクスアプリ、プリンタ機能を提供するためのプリンタアプリなどが挙げられる。
サービス層402のソフトウェアは、アプリ層401とOS層403との間に介在し、アプリに対し、本体40が備えるハードウェア資源を利用するためのインタフェースを提供するためのソフトウェアである。より具体的には、ハードウェア資源に対する動作要求の受付、動作要求の調停を行う機能を提供するためのソフトウェアである。サービス層402が受け付ける動作要求としては、スキャナによる読み取りやプロッタによる印刷等の要求が考えられる。
なお、サービス層402によるインタフェースの機能は、本体40のアプリ層401だけではなく、操作部50のアプリ層501に対しても提供される。すなわち、操作部50のアプリ層501(アプリ)も、サービス層402のインタフェース機能を介して、本体40のハードウェア資源(例えばエンジン部47)を利用した機能を実現することができる。
OS層403のソフトウェアは、本体40が備えるハードウェアを制御する基本機能を提供するための基本ソフトウェア(オペレーティングシステム)である。サービス層402のソフトウェアは、各種アプリからのハードウェア資源の利用要求を、OS層403が解釈可能なコマンドに変換してOS層403に渡す。そして、OS層403のソフトウェアによりコマンドが実行されることで、ハードウェア資源は、アプリの要求に従った動作を行う。
同様に、操作部50は、アプリ層501と、サービス層502と、OS層503とを有する。操作部50が備えるアプリ層501、サービス層502及びOS層503も、階層構造については本体40側と同様である。ただし、アプリ層501のアプリにより提供される機能や、サービス層502が受け付け可能な動作要求の種類は、本体40側とは異なる。アプリ層501のアプリは、操作部50が備えるハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのソフトウェアであってもよいが、主として本体40が備える機能(コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能)に関する操作や表示を行うためのUI(ユーザインタフェース)の機能を提供するためのソフトウェアである。リモートアシスタントを実現するためのリモートアシスタントアプリも、このアプリ層501で実現されている。
なお、本実施の形態では、機能の独立性を保つために、本体40側のOS層403のソフトウェアと操作部50側のOS層503のソフトウェアが互いに異なる。つまり、本体40と操作部50は、別々のオペレーティングシステムで互いに独立して動作する。例えば、本体40側のOS層403のソフトウェアとしてLinux(登録商標)を用い、操作部50側のOS層503のソフトウェアとしてAndroid(登録商標)を用いることも可能である。
以上のように、本実施の形態の画像処理装置3において、本体40と操作部50は別々のオペレーティングシステムで動作するため、本体40と操作部50との間の通信は、共通の装置内のプロセス間通信ではなく、異なる装置間の通信として行われる。操作部50が受け付けた情報(ユーザからの指示内容)を本体40へ伝達する動作(コマンド通信)や、本体40が操作部50へイベントを通知する動作などがこれに該当する。ここでは、操作部50が本体40へコマンド通信を行うことにより、本体40の機能を使用することができる。また、本体40から操作部50に通知するイベントには、本体40における動作の実行状況、本体40側で設定された内容などが挙げられる。
また、本実施の形態では、操作部50に対する電力供給は、本体40から通信路300を経由して行われているので、操作部50の電源制御を、本体40の電源制御とは別に(独立して)行うことができる。
次に、PC2が有する機能について説明する。図4は、PC2が有する機能の概要を示す機能ブロック図である。PC2は、遠隔サポート制御部60、ネットワーク通信制御部62、UI制御部64及び記憶領域66を有する。
また、遠隔サポート制御部60は、接続・認証制御部600、擬似UI受信部602及び遠隔操作制御部604を有する。接続・認証制御部600は、ユーザからの接続要求に応じて、接続要求情報をもとに画像処理装置3に接続確認を行い、結果に基づいて接続を行う。擬似UI受信部602は、画像処理装置3の操作部50と、画像処理装置3に接続されているハードウェアデバイスのハードキーをエミュレートした擬似UIのUIデータの受信を行う。遠隔操作制御部604は、接続している画像処理装置3へ操作信号を送り、遠隔操作を行う。
ネットワーク通信制御部62は、ネットワーク10の通信制御を行う。即ち、ネットワーク通信制御部62は、ネットワーク10を介して画像処理装置3との間でデータの送受信を行う。UI制御部64は、マウス、キーボードなどのキー入力の受付を行う。記憶領域66は、HDDやNVRAMなどに形成される領域であり、UIデータ(イメージ画像)660及び操作ログ662を格納する。
次に、画像処理装置3が有する機能について説明する。図5は、画像処理装置3が有する機能の概要を示す機能ブロック図である。画像処理装置3は、例えば遠隔サポートアプリ70、ネットワーク通信制御部72及びアプリケーション実行部74を有する。
また、遠隔サポートアプリ70は、接続・認証制御部700、擬似UI生成部702、擬似UI送信部704、送信順番制御部(順番制御部)706、及び遠隔操作制御部708を有する。接続・認証制御部700は、ユーザからの接続要求に応じて、接続要求情報をもとにPC2に対して接続確認を行い、結果に基づいて接続を行う。
擬似UI生成部702は、画像処理装置3の操作部50と、画像処理装置3に接続されているハードウェアデバイス(デバイス)のハードキーをエミュレートした擬似UIのUIデータの生成を行う。例えば、擬似UI生成部702は、画像処理装置3に対する追加機能を実現するために画像処理装置3に接続されたデバイスを検出し、検出したデバイスそれぞれに対するPC2からの操作入力を可能にする擬似UIを生成する。
擬似UI送信部704は、擬似UI生成部702が生成したUIデータを接続しているPC2へ送信する。送信順番制御部706は、デバイス(機器)の設定、ステータス(例えばアプリケーションの動作状態)を確認し、擬似UIの送信順番の決定を行う。なお、送信順番制御部706は、順番を決定するためのテーブルも保有している。例えば、送信順番制御部706は、画像処理装置3に接続されたデバイスが複数ある場合、デバイスそれぞれの追加機能のアプリケーションにおける予め定められた必要性及び必要順序に基づいて、PC2による複数の擬似UIの表示の順番を決定し、決定した表示の順番に複数の擬似UIをPC2に送信するよう制御する。遠隔操作制御部708は、PC2からの操作入力に応じてアプリケーション実行部74にアプリケーションを実行させるよう制御する。
ネットワーク通信制御部72は、ネットワーク10の通信制御を行う。即ち、ネットワーク通信制御部72は、ネットワーク10を介してPC2との間でデータの送受信を行う。アプリケーション実行部(実行部)74は、操作入力に応じて画像処理装置3にインストールされたアプリケーションを実行する。
次に、送信順番制御部706が行う処理について詳述する。表1は、送信順番制御部706が擬似UIの表示順番(表示順番決定処理)を、画像処理装置3の実施機能とハードウェアデバイス(機器)との組合せによって示すテーブルである。
Figure 2016100828
画像処理装置3に複数のハードウェアデバイスが接続されている場合、画像処理装置3は、自身に設定されている機能(機能設定情報)を送信順番制御部706が確認し、擬似UIの表示順番を決定する。送信順番制御部706は、画像処理装置3に接続されているデバイスと、機能設定情報とに応じて、表1に示したテーブルを用いて擬似UIの表示順番を決定する。
例として、画像処理装置3にマイク30、スピーカー32及びキーボード34のハードウェアデバイスが接続されている場合が示されている。表1において、表示順番の次に続く数値は、表示される順番を示している。つまり、表示順番1とは、1番目に表示される擬似UIである。なお、ハイフン(−)は、擬似UIを表示しないことを示している。
ここで、音声認証機能とは、ユーザの音声をキーとして画像処理装置3の認証解除を行う機能とする。ユーザが画像処理装置3を操作するためには、まず認証解除を行わなければならないため、音声認証機能を実現するために必要なハードウェアデバイスの擬似UIは、表示される順番の優先順位が高くなる。
また、UI読上げ機能とは、画像処理装置3の操作部50の画面上にあるアイテムが選択されると、そのアイテムを読み上げる機能とする。操作画面上にあるアイテムを読み上げる機能なので、表示される順番の優先順位は低くなっている。
表1に示すように、例えばマイク30とスピーカー32が画像処理装置3に接続されており、さらに音声認証機能とUI読み上げ機能が両方ともONである場合、送信順番制御部706は、最初にマイク30の擬似UIのみが表示され、次に画像処理装置3の操作部50の擬似UI、最後にスピーカー32の擬似UIを表示するように、表示順番を決定する。
そして、画像処理装置3は、図6(a)に示すように、送信順番制御部706が決定した順番通りに各デバイスの擬似UIを順次に表示する。具体的には、画像処理装置3は、最初にマイク30の擬似UIのみを表示し、次に操作部50の擬似UIを表示し、最後にスピーカー32の擬似UIを表示する。
比較例として、図6(b)に示したように、マイク30の擬似UI、操作部50の擬似UI、及びスピーカー32の擬似UIが同時に表示された場合、ユーザは各デバイス(機器)の操作がやりにくくなってしまう。
図7は、画像処理装置3に接続されるハードウェアデバイス(機器)の擬似UIを表示させるためにPC2及び画像処理装置3が行う処理の第1例を示す図である。また、図7は、PC(遠隔操作端末)2による遠隔操作を可能にされた画像処理装置(情報処理装置)3を制御する制御方法の概要も示している。まず、PC2は、リモートアシスタントアプリを起動させる(S100)。
画像処理装置3は、PC2からの接続要求に応答し、PC2との接続を行う(S200)。次に、画像処理装置3は、当該画像処理装置3に接続されているデバイス数を確認する(S202)。画像処理装置3は、接続されているデバイス数が2つ以上である場合にはS204の処理に進み、接続されているデバイス数が1つ以下である場合にはS208の処理に進む。
画像処理装置3は、各機器が何であるかと、各機器の設定(機器設定情報)を確認し(S204)、各機器の擬似UIの表示順番を決定する(S206)。そして、画像処理装置3は、機器の擬似UIを生成し、擬似UIを示すUIデータをPC2に対して送信する(S208)。
PC2は、画像処理装置3が送信した擬似UIデータを受信し(S102)、受信した擬似UIを順次に表示して、ユーザの操作(遠隔操作)を受入れる(S104)。
図8は、画像処理装置3に接続されるハードウェアデバイス(機器)の擬似UIを表示させるためにPC2及び画像処理装置3が行う処理の第2例を示す図である。なお、図8において、図7に示した処理と実質的に同じものには、同一の符号が付してある。
画像処理システム1は、マイク30とスピーカー32が画像処理装置3に接続されており、さらに音声認証機能とUI読み上げ機能が両方ともONである場合、どのタイミングでリモートアシスタントアプリが起動されたのかによって、擬似UIの表示順番も変わってくる。例えば、音声認証がされた後(マイク30を利用した後)にリモートアシスタントアプリを起動すると、遠隔操作するにあたり、マイク30は不要であると判断できる。画像処理システム1は、リモートアシスタントアプリが起動された時の機器ステータスも確認した上で表示順番を決定する。
具体的には、図8に示すように、画像処理装置3は、当該画像処理装置3に接続されているデバイス数を確認(S202)した後に、機器ステータスの確認を行う(S203)。例えば、送信順番制御部706は、PC2による遠隔操作が開始可能となったときの機器(デバイス)及びアプリケーションの動作状態に応じて、擬似UIの表示の順番を決定する。ここで、画像処理装置3は、表2に示したテーブルを用いて表示順番を決定する。
Figure 2016100828
表2に示したテーブルにおける認証(未)とは、機器(デバイス)の認証が解除されていない状態であり、認証(済)とは、機器の認証が解除されている状態であることを示す。また、ハイフン(−)は擬似UIを表示しないことを示す。
次に、画像処理装置3に接続されるハードウェアデバイス(機器)の擬似UIを表示させるためにPC2及び画像処理装置3が行う処理の第3例について説明する。操作部50を備える画像処理装置3に対して外付けとなるキーボード34が接続されている場合、画像処理装置3の操作画面と、キーボード34の擬似UIとがPC2に表示されることになる。
例えば、画像処理装置3の操作画面上にソフトキーボードを表示してキーを入力する画面がある。その時、画像処理装置3の操作画面のソフトキーボードと、キーボード34の擬似UIは同じ機能をもち、重複した機能(キーボード)が共に表示されることになる(図9(b)参照)。
このように、画像処理装置3の操作画面にソフトキーボードが表示されるような場合(即ち、操作部50が備える機能とデバイス(キーボード34など)の機能とが同じである場合)、図9(a)に示すように、画像処理装置3の送信順番制御部706は、操作画面を拡大し、デバイス(キーボード34など)の擬似UIを送信しないことにより、キーボード34の擬似UIをPC2が表示しないように制御を行ってもよい。また、画像処理装置3は、ソフトキーボードを表示しない画面になると、キーボード34の擬似UIを表示するように、画面を切替えるように構成されてもよい。
この場合、画像処理装置3は、表3に示したテーブルを用いて、キーボード34の擬似UIを表示するか否かを決定する。
Figure 2016100828
なお、上述した画像処理装置3(及びPC2)の各部の機能は、CPU(41または51)が、記憶装置(例えばROM42、HDD44、ROM52、フラッシュメモリ54等)に格納されたプログラムを実行することにより実現される。ただし、これに限らず、例えば上記画像処理装置3(及びPC2)の各部の機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(例えば半導体集積回路等)で実現されてもよい。また、上記記憶領域は、例えば本体40側のHDD44等によって実現されてもよいし、操作部50側のフラッシュメモリ54等によって実現されてもよい。
また、上述の実施の形態では、本体40と操作部50は、別々のオペレーティングシステムで互いに独立して動作しているが、これに限らず、例えば本体40と操作部50が同じオペレーティングシステムで動作する形態であってもよい。
このように、画像処理システム1は、画像処理装置3にハードウェアデバイスが複数追加された場合であっても、PC2上から遠隔操作(リモートアシスタント)の操作性を向上させることができる。具体的には、画像処理システム1は、画像処理装置3に追加されているデバイス、及び画像処理装置3に対する設定からユーザが利用したい機能を推定する(テーブルによる)ことにより、PC2上に表示する擬似UIの優先順位を決定し、擬似UIをデバイス毎に順番に表示することを可能とする。そのため、PC2上に全ての擬似UIが同時に表示されるということはなくなり、擬似UI同士が重なって操作しづらくなるという問題を解消することができる。
また、上述した実施の形態の画像処理システム1で実行される制御プログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよいし、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、各種プログラムを、ROM等の不揮発性の記録媒体に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
なお、この形態は本発明の範囲を限定するものではなく、例えばPC2が擬似UI生成部702を備えていてもよい。また、この実施の形態で説明する画像処理装置3と、PC2とが接続されたシステム構成は一例であり、用途や目的に応じて様々なシステム構成例があることは言うまでもない。
1 画像処理システム
2 PC
3 画像処理装置
10 ネットワーク
30 マイク
32 スピーカー
34 キーボード
40 本体
50 操作部
60 遠隔サポート制御部
62 ネットワーク通信制御部
64 UI制御部
66 記憶領域
70 遠隔サポートアプリ
72 ネットワーク通信制御部
74 アプリケーション実行部
600 接続・認証制御部
602 擬似UI受信部
604 遠隔操作制御部
700 接続・認証制御部
702 擬似UI生成部
704 擬似UI送信部
706 送信順番制御部
708 遠隔操作制御部
特開2013−157774号公報

Claims (6)

  1. ネットワークを介して遠隔操作端末による遠隔操作を可能にされた情報処理装置であって、
    操作入力に応じてアプリケーションを実行する実行部と、
    前記遠隔操作端末からの操作入力に応じて前記実行部に前記アプリケーションを実行させるよう制御する遠隔操作制御部と、
    追加機能を実現するために接続された機器を検出し、検出した機器それぞれに対する前記遠隔操作端末からの操作入力を可能にする擬似UIを生成する擬似UI生成部と、
    接続された機器が複数ある場合、接続された機器それぞれの前記追加機能の前記アプリケーションにおける予め定められた必要性及び必要順序に基づいて、前記遠隔操作端末による複数の前記擬似UIの表示の順番を決定し、決定した表示の順番に複数の前記擬似UIを前記遠隔操作端末に送信するよう制御する送信順番制御部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記送信順番制御部は、
    前記遠隔操作端末による遠隔操作が開始可能となったときの前記機器及び前記アプリケーションの動作状態に応じて、前記擬似UIの表示の順番を決定すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 操作入力を受入れる操作部
    をさらに有し、
    前記送信順番制御部は、
    前記操作部が備える機能と、前記機器の前記追加機能とが同じである場合、前記機器の前記擬似UIを送信しないよう制御すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. ネットワークを介して遠隔操作端末による遠隔操作を可能にされた情報処理装置を備えた情報処理システムであって、
    操作入力に応じてアプリケーションを実行する実行部と、
    前記遠隔操作端末からの操作入力に応じて前記実行部に前記アプリケーションを実行させるよう制御する遠隔操作制御部と、
    追加機能を実現するために接続された機器を検出し、検出した機器それぞれに対する前記遠隔操作端末からの操作入力を可能にする擬似UIを生成する擬似UI生成部と、
    接続された機器が複数ある場合、接続された機器それぞれの前記追加機能の前記アプリケーションにおける予め定められた必要性及び必要順序に基づいて、前記遠隔操作端末による複数の前記擬似UIの表示の順番を決定し、決定した表示の順番に複数の前記擬似UIを前記遠隔操作端末に表示させるよう制御する順番制御部と、
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  5. ネットワークを介して遠隔操作端末による遠隔操作を可能にされた情報処理装置を制御する制御方法であって、
    追加機能を実現するために前記情報処理装置に接続された機器を検出し、検出した機器それぞれに対する前記遠隔操作端末からの操作入力を可能にする擬似UIを生成する工程と、
    接続された機器が複数ある場合、接続された機器それぞれの前記追加機能のアプリケーションにおける予め定められた必要性及び必要順序に基づいて、前記遠隔操作端末による複数の前記擬似UIの表示の順番を決定し、決定した表示の順番に複数の前記擬似UIを前記遠隔操作端末に表示させるよう制御する工程と、
    を含む制御方法。
  6. ネットワークを介して遠隔操作端末による遠隔操作を可能にされた情報処理装置を制御する制御プログラムであって、
    追加機能を実現するために前記情報処理装置に接続された機器を検出し、検出した機器それぞれに対する前記遠隔操作端末からの操作入力を可能にする擬似UIを生成するステップと、
    接続された機器が複数ある場合、接続された機器それぞれの前記追加機能のアプリケーションにおける予め定められた必要性及び必要順序に基づいて、前記遠隔操作端末による複数の前記擬似UIの表示の順番を決定し、決定した表示の順番に複数の前記擬似UIを前記遠隔操作端末に表示させるよう制御するステップと、
    をコンピュータに実行させるための制御プログラム。
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