JP2016100676A - 無線通信装置及びアンテナ共用方法 - Google Patents

無線通信装置及びアンテナ共用方法 Download PDF

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雅樹 三田
Masaki Mita
雅樹 三田
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Abstract

【課題】異種複数の通信回路を搭載する無線通信装置において、通信性能を損なうことなく、アンテナ数を削減する。【解決手段】第1アンテナ1と、第2アンテナ2と、第3アンテナ3と、第1の無線通信機能を有し、送信時には第1アンテナ1と接続され、受信時には第1アンテナ1を含む2つのアンテナからの信号入力を要する第1通信回路11と、第2の無線通信機能を有し、2つのアンテナのうち一方を選択する選択ダイバーシティを実行する第2通信回路12と、第2アンテナ2及び第3アンテナ3を択一的に第1通信回路11の受信ポートへ接続するとともに、第2アンテナ2及び第3アンテナ3のいずれか一方を、第2通信回路12の送信ポート及び受信ポートのいずれか一方と接続する切替回路14と、第2通信回路12の選択ダイバーシティに基づいて、切替回路14による接続動作を制御する制御部13とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信装置及びそのアンテナ共用方法に関する。
近年、一般にスマートメーターと呼ばれる通信機能付きの電力メーターが用いられるようになってきた。このようなスマートメーターは、電力会社の管理機器との通信(いわゆるAルートの通信)と、需要家内に任意に設置することができるHEMS(Home Energy Management System)ゲートウェイとの通信(いわゆるBルートの通信)とを行うことができる。例えば、Aルートの通信により、電力量の自動検針を行うことができ、Bルートの通信により需要家内の使用電力管理制御を行うことができる(例えば、特許文献1参照。)。
ここで、AルートとBルートとでは、互いに異なる通信方式を採用しても構わない。Aルート通信には例えば携帯無線であるLTE(Long Term Evolution)が使用され、Bルート通信には例えば920MHz帯の特定小電力無線が使用される。LTE方式は、3GPPの仕様書にて規定されるE−UTRA(LTE)方式である。また、920MHz帯特定小電力無線とは、ARIB STD−T108で規定される920MHz帯テレメータ用、テレコントロール用及びデータ伝送用無線設備である。
従って、スマートメーターには、2種類の通信機能を有する通信モジュール(通信基板)を搭載する必要が生じる場合がある。また、スマートメーターの他、スマートフォンや、無線ブローバンドルーター等においても同様に、LTEと920MHz帯無線とを共存させる場合がある。
また、これまで一般に、異なった無線周波数帯を使用する複数の無線通信システムを複合した通信装置としては、共用器やアンテナスイッチ等を用いてアンテナの共用を行う技術が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2013−171453号公報 特開2004−7162号公報
さて、LTEにはMIMO(Multiple-Input Multiple-Output)技術が不可欠であり、受信回路においては、複数のアンテナで受信した信号を最大比合成してSN比を高めたり、アンテナごとに独立した信号を受信して伝送速度を高めたりする。そのため、LTE通信回路には2つのアンテナが必要である。また、920MHz帯無線においても、SN比改善のため選択ダイバーシティが好ましく、そのためには2つのアンテナが必要である。従って、合計4つのアンテナが必要となり、大きな配置スペースが必要となる。これは当然に、コンパクト化の要請に反し、問題となる。一方、アンテナ自体を小さくすると、アンテナの放射効率が悪くなる。また、アンテナ同士を互いに接近させると、ダイバーシティ効果が薄れる。
かかる課題に鑑み、本発明は、異種複数の通信回路を搭載する無線通信装置において、通信性能を損なうことなく、アンテナ数を削減することを目的とする。
本発明は、少なくとも2種類の無線通信機能を搭載する無線通信装置であって、第1アンテナと、第2アンテナと、第3アンテナと、第1の無線通信機能を有し、送信時には前記第1アンテナと接続され、受信時には前記第1アンテナを含む2つのアンテナからの信号入力を要する第1通信回路と、第2の無線通信機能を有し、2つのアンテナのうち一方を選択する選択ダイバーシティを実行する第2通信回路と、前記第2アンテナ及び前記第3アンテナを択一的に前記第1通信回路の受信ポートへ接続するとともに、前記第2アンテナ及び前記第3アンテナのいずれか一方を、前記第2通信回路の送信ポート及び受信ポートのいずれか一方と接続する切替回路と、前記第2通信回路の前記選択ダイバーシティに基づいて、前記切替回路による接続動作を制御する制御部と、を備えている。
また、本発明は、第1アンテナと、第2アンテナと、第3アンテナと、第1の無線通信機能を有し、送信時には前記第1アンテナと接続され、受信時には前記第1アンテナを含む2つのアンテナからの信号入力を要する第1通信回路と、第2の無線通信機能を有し、2つのアンテナのうち一方を選択する選択ダイバーシティを実行する第2通信回路とを備えた無線通信装置において、各アンテナと各通信回路とを接続する接続態様が可変である切替回路を駆使したアンテナ共用方法であって、前記第2通信回路は、選択ダイバーシティに基づいて、前記第2アンテナ及び前記第3アンテナのいずれか一方を選択し、第2アンテナ及び第3アンテナのいずれか一方を前記第1通信回路の受信ポートへ接続する、アンテナ共用方法である。
本発明によれば、異種複数の通信回路を搭載する無線通信装置において、通信性能を損なうことなく、アンテナ数を削減することができる。
無線通信装置の回路図である。 LTE及び920MHz帯通信が使用する周波数帯域(数値の単位は[MHz])と、各アンテナが送受信する周波数帯域の範囲を示す図である。 アンテナスイッチを含む切替回路の動作を説明するための第1の回路図である。 アンテナスイッチを含む切替回路の動作を説明するための第2の回路図である。 アンテナスイッチを含む切替回路の動作を説明するための第3の回路図である。 アンテナスイッチを含む切替回路の動作を説明するための第4の回路図である。
[実施形態の要旨]
本発明の実施形態の要旨としては、少なくとも以下のものが含まれる。
(1)これは、少なくとも2種類の無線通信機能を搭載する無線通信装置であって、第1アンテナと、第2アンテナと、第3アンテナと、第1の無線通信機能を有し、送信時には前記第1アンテナと接続され、受信時には前記第1アンテナを含む2つのアンテナからの信号入力を要する第1通信回路と、第2の無線通信機能を有し、2つのアンテナのうち一方を選択する選択ダイバーシティを実行する第2通信回路と、前記第2アンテナ及び前記第3アンテナを択一的に前記第1通信回路の受信ポートへ接続するとともに、前記第2アンテナ及び前記第3アンテナのいずれか一方を、前記第2通信回路の送信ポート及び受信ポートのいずれか一方と接続する切替回路と、前記第2通信回路の前記選択ダイバーシティに基づいて、前記切替回路による接続動作を制御する制御部と、を備えている。
上記のように構成された無線通信装置では、第2通信回路が送信/受信を行う際、選択ダイバーシティに基づいて制御部は切替回路を制御し、第2アンテナ又は第3アンテナを選択することができる。また、第2アンテナ及び第3アンテナのいずれか一方は、第1通信回路の受信ポートへ接続され、第1通信回路は、第1アンテナを含む2つのアンテナから信号入力を得ることができる。こうして、2つのアンテナからの信号入力を要する第1通信回路と、2つのアンテナのうち一方を選択する選択ダイバーシティを実行する第2通信回路とを搭載する無線通信装置でありながら、通信性能を損なうことなく、アンテナ数を削減することができる。また、アンテナ数が減ることで、コンパクトなスペース内でもアンテナ間の距離すなわちダイバーシティ効果を確保しやすくなる。
(2)また、(1)の無線通信装置において、前記第1通信回路及び前記第1アンテナはLTE用であり、前記第2通信回路は920MHz帯用であり、また、前記第2アンテナ及び前記第3アンテナは、送受信可能な周波数帯域として、LTE用の受信周波数帯域及び920MHz帯用の送受信周波数帯域を含むものであってもよい。
この場合、第2アンテナ及び第3アンテナは、LTE用の信号受信及び920MHz帯の信号送受信に用いることができる。言い換えれば、第2アンテナ及び第3アンテナは、LTE信号受信用に第1アンテナと共に用いることができる。すなわち、第2アンテナ及び第3アンテナは、920MHz帯用のみならず、LTE用としても用いることができ、アンテナの共用を行うことができる。
(3)また、(1)又は(2)の無線通信装置において、前記制御部は、第2通信回路に付随して設けられることが好ましい。
制御部は、第2通信回路の選択ダイバーシティに基づいて切替回路による接続動作を制御するので、第2通信回路と密接な関係にあり、従って、第2通信回路に付随して設けられることが好適である。
(4)一方、これは、第1アンテナと、第2アンテナと、第3アンテナと、第1の無線通信機能を有し、送信時には前記第1アンテナと接続され、受信時には前記第1アンテナを含む2つのアンテナからの信号入力を要する第1通信回路と、第2の無線通信機能を有し、2つのアンテナのうち一方を選択する選択ダイバーシティを実行する第2通信回路とを備えた無線通信装置において、各アンテナと各通信回路とを接続する接続態様が可変である切替回路を駆使したアンテナ共用方法であって、前記第2通信回路は、選択ダイバーシティに基づいて、前記第2アンテナ及び前記第3アンテナのいずれか一方を選択し、また、第2アンテナ及び第3アンテナのいずれか一方を前記第1通信回路の受信ポートへ接続する、アンテナ共用方法である。
上記のアンテナ共用方法では、2つのアンテナからの信号入力を要する第1通信回路と、2つのアンテナのうち一方を選択する選択ダイバーシティを実行する第2通信回路とを搭載する無線通信装置でありながら、第2アンテナ又は第3アンテナが2つの通信回路に併用される。従って、アンテナは4本必要ではなく、3本に削減することができる。また、アンテナ数が減ることで、コンパクトなスペース内でもアンテナ間の距離すなわちダイバーシティ効果を確保しやすくなる。
(5)また、(4)のアンテナ共用方法において、前記第2通信回路が送信をするとき、前記第2アンテナ及び前記第3アンテナのうち、前記第2通信回路と接続されないアンテナを前記第1通信回路に接続し、前記第2通信回路が送信をするとき以外は、前記第2アンテナ及び前記第3アンテナの一方を選択して前記第2通信回路に接続し、その後、選択が他方に変わっても、前記第1通信回路の受信ポートに接続されるアンテナを変更せず維持するようにしてもよい。
この場合、第2通信回路が送信をするときは、第1通信回路と第2通信回路とで第2アンテナ及び第3アンテナを使い分けることで、第2通信回路から第1通信回路への干渉を回避することができる。一方、第2通信回路が送信をするとき以外は、第1通信回路の受信ポートに接続されるアンテナが変更されないので、第1通信回路は、第2通信回路における第2アンテナ/第3アンテナの切り替えに伴う受信レベル変動を回避することができる。
[実施形態の詳細]
以下、実施形態の詳細について、図面を参照して説明する。
《無線通信装置の回路構成》
図1は、スマートメーター、スマートフォン、無線ブロードバンドルーター等に搭載可能な無線通信装置100の回路図である。このような無線通信装置100はアンテナも含めて、例えば一つの基板上にモジュール化することができる。この無線通信装置100は、第1の無線通信機能としてLTE、及び、第2の無線通信機能として920MHz帯無線(以下、RF920という。)を搭載している。
図において、第1アンテナ1、第2アンテナ2、及び、第3アンテナ3は、基板4上で互いに必要な距離をおいて、配置されている。基板4には、共用器5、2つのアンテナスイッチ6,7、3つのフィルタ8,9,10、LTE通信回路11(第1通信回路)、RF920通信回路12(第2通信回路)、及び、制御部13が設けられている。2つのアンテナスイッチ6,7は、切替回路14を構成している。また、切替回路14を制御する制御部13が設けられている。この制御部13は、RF920通信回路12に内蔵されるか又は付随して設けられる。
LTE通信回路11の送信ポートTX及び、受信ポートRXは、共用器5を介して第1アンテナ1と接続されている。これにより、LTE通信回路11は、第1アンテナ1により送受信を行うことができる。また、LTE通信回路11の他の受信ポートRXは、フィルタ8及びアンテナスイッチ6を介して第2アンテナ2及び第3アンテナ3のいずれか一方と接続される。
RF920通信回路12の受信ポートRXは、フィルタ9及びアンテナスイッチ7を介して、第2アンテナ2及び第3アンテナ3のいずれか一方と接続される。同様に、RF920通信回路12の送信ポートTXは、フィルタ10及びアンテナスイッチ7を介して、第2アンテナ2及び第3アンテナ3のいずれか一方と接続される。アンテナスイッチ7は、図示のようなブリッジ状に接続された4つの開閉可能接点を有している。
《周波数帯域の例》
第1アンテナ1は、LTE用で、主として周波数帯域f1〜f1の電波の送受信を行う。第2アンテナ2及び第3アンテナ3は、主として周波数帯域f2〜f2の電波の送受信を行う。
図2は、LTE及びRF920が使用する周波数帯域(数値の単位は[MHz])と、各アンテナが送受信する周波数帯域の範囲を示す図である。ここでは、(a)及び(b)の2例を示している。
まず、(a)の例では、LTE送信に使用される周波数帯域は815〜830MHz、LTE受信に使用される周波数帯域は860〜875MHzである。RF920の送受信には915.9〜916.9MHz及び920.5〜929.7MHzの周波数帯域が使用される。
(a)の場合、第1アンテナ1の送受信可能な周波数帯域(f1〜f1)は、815〜875MHzである。第2アンテナ2及び第3アンテナ3の送受信可能な周波数帯域(f2〜f2)は、860〜929.7MHzである。
また、(b)の例では、LTE送信に使用される周波数帯域は830〜845MHz、LTE受信に使用される周波数帯域は875〜890MHzである。RF920の送受信には915.9〜916.9MHz及び920.5〜929.7MHzの周波数帯域が使用される。
(b)の場合、第1アンテナ1の送受信可能な周波数帯域(f1〜f1)は、830〜890MHzである。第2アンテナ2及び第3アンテナ3の送受信可能な周波数帯域(f2〜f2)は、875〜929.7MHzである。
図2の(a)、(b)において、第2アンテナ2及び第3アンテナ3は、RF920の周波数帯域のみならず、LTE受信の周波数帯域をカバーしている。従って、第2アンテナ2及び第3アンテナ3を用いて、LTE受信を行うことが可能となる。
《無線通信装置の動作》
図3〜図6は、アンテナスイッチ6,7を含む切替回路14の動作を説明するための回路図である。各図は、信号経路を見やすく示すため、使用しない電路は点線で表示している。
まず、図3において、アンテナスイッチ6,7は、図示のような接点接続状態すなわち、アンテナスイッチ6の接続は下側で、アンテナスイッチ7については右下の接点がオン、その他はオフであるとする。この場合、第3アンテナ3は、アンテナスイッチ6を介して、LTE通信回路11の受信ポートRXと接続される。LTE通信回路11の他の受信ポートRXは、第1アンテナ1から受信可能である。また、第2アンテナ2は、アンテナスイッチ7を介して、RF920通信回路12の送信ポートTXと接続される。
図3の状態において、RF920通信回路12は、第2アンテナ2から送信を行うことができる。LTE通信回路11は、2つの受信ポートRX,RXを用いてLTE受信を行うことができる。また、LTE通信回路11は、送信ポートTXから第1アンテナ1へ送信信号を出力することができる。
次に、図4において、アンテナスイッチ6,7は、図示のような接点接続状態すなわち、アンテナスイッチ6の接続は上側で、アンテナスイッチ7については左下の接点がオン、その他はオフであるとする。この場合、第2アンテナ2は、アンテナスイッチ6を介して、LTE通信回路11の受信ポートRXと接続される。LTE通信回路11の他の受信ポートRXは、第1アンテナ1から受信可能である。また、第3アンテナ3は、アンテナスイッチ7を介して、RF920通信回路12の送信ポートTXと接続される。
図4の状態において、RF920通信回路12は、第3アンテナ3から送信を行うことができる。LTE通信回路11は、2つの受信ポートRX,RXを用いてLTE受信を行うことができる。また、LTE通信回路11は、送信ポートTXから第1アンテナ1へ送信信号を出力することができる。
前述のように、図3,図4のいずれの場合でも、LTE通信回路11は、2つのアンテナを用いたLTE受信を行うことができる。
また、制御部13は、図3及び図4のいずれかの状態を選択することにより、RF920送信の選択ダイバーシティを実現することができる。
また、アンテナ共用方法として図3,図4を見た場合、RF920通信回路12が送信をするとき、第2アンテナ2及び第3アンテナ3のうち、RF920通信回路12と接続されないアンテナをLTE通信回路11の受信ポートRXに接続している。これにより、RF920通信回路12が送信をするときは、LTE通信回路11とRF920通信回路12とで第2アンテナ2及び第3アンテナ3を使い分けることになり、RF920通信回路12からLTE通信回路11への干渉を回避することができる。
次に、図5において、アンテナスイッチ6,7は、図示のような接点接続状態すなわち、アンテナスイッチ6の接続は上側で、アンテナスイッチ7については右上の接点がオン、その他はオフであるとする。この場合、第2アンテナ2は、アンテナスイッチ6を介して、LTE通信回路11の受信ポートRXと接続される。LTE通信回路11の他の受信ポートRXは、第1アンテナ1から受信可能である。また、第2アンテナ2は、アンテナスイッチ7を介して、RF920通信回路12の受信ポートRXと接続される。
図5の状態において、RF920通信回路12は、第2アンテナ2により受信を行うことができる。LTE通信回路11は、2つの受信ポートRX,RXを用いてLTE受信を行うことができる。また、LTE通信回路11は、送信ポートTXから第1アンテナ1へ送信信号を出力することができる。
次に、図6において、アンテナスイッチ6,7は、図示のような接点接続状態すなわち、アンテナスイッチ6の接続は上側で、アンテナスイッチ7については左上の接点がオン、その他はオフであるとする。この場合、第2アンテナ2は、アンテナスイッチ6を介して、LTE通信回路11の受信ポートRXと接続される。LTE通信回路11の他の受信ポートRXは、第1アンテナ1から受信可能である。また、第3アンテナ3は、アンテナスイッチ7を介して、RF920通信回路12の受信ポートRXと接続される。
図6の状態において、RF920通信回路12は、第3アンテナ3により受信を行うことができる。LTE通信回路11は、2つの受信ポートRX,RXを用いてLTE受信を行うことができる。また、LTE通信回路11は、送信ポートTXから第1アンテナ1へ送信信号を出力することができる。
前述のように、図5,図6のいずれの場合でも、LTE通信回路11は、2つのアンテナを用いたLTE受信を行うことができる。
また、制御部13は、図5及び図6のいずれかの状態を選択することにより、RF920受信の選択ダイバーシティを実現することができる。
なお、図5において、アンテナスイッチ6の接続を下側にすれば、第3アンテナ3をLTE通信回路11の受信ポートRXと接続することもできる。しかし、そうせずに図5のように接続することには以下の意義がある。
すなわち、図5,図6は、RF920通信回路12が送信をするとき以外(受信時又は送信しないとき)の状態を表している。ここで、図6の状態から図5の状態へ又はその逆への変遷を考えた場合、制御部12は、第2アンテナ2及び第3アンテナ3の一方を選択してRF920通信回路12の受信ポートRXに接続し、その後、選択が他方に変わっても、LTE通信回路11の受信ポートRXに接続されるアンテナ(この例では第2アンテナ2)を変更せず維持している。
この場合、LTE通信回路11の受信ポートRXに接続されるアンテナが変更されないので、LTE通信回路11は、RF920通信回路12による第2アンテナ2/第3アンテナ3の切り替えに伴う受信レベル変動を回避することができる。
《まとめ》
上記のように構成された無線通信装置100では、RF920通信回路12が送信/受信を行う際、選択ダイバーシティに基づいて制御部13は切替回路14を制御し、第2アンテナ2又は第3アンテナ3を選択することができる。また、第2アンテナ及び第3アンテナのいずれか一方は、LTE通信回路11の受信ポートRXへ接続され、LTE通信回路11は、第1アンテナ1を含む2つのアンテナから信号入力を得ることができる。こうして、2つのアンテナからの信号入力を要するLTE通信回路11と、2つのアンテナのうち一方を選択する選択ダイバーシティを実行するRF920通信回路12とを搭載する無線通信装置100でありながら、通信性能を損なうことなく、アンテナ数を4から3に削減することができる。また、アンテナ数が減ることで、コンパクトなスペース内でもアンテナ間の距離すなわちダイバーシティ効果を確保しやすくなる。
また、第2アンテナ2及び第3アンテナ3は、LTE用の信号受信及びRF920の信号送受信に用いることができる。言い換えれば、第2アンテナ2及び第3アンテナ3は、LTE信号受信用に第1アンテナ1と共に用いることができる。すなわち、第2アンテナ2及び第3アンテナ3は、RF920用のみならず、LTE用としても用いることができ、アンテナの共用を行うことができる。
なお、制御部13は、RF920通信回路12に付随して設けられる(内蔵されることも含む。)。制御部13は、RF920通信回路12の選択ダイバーシティに基づいて切替回路14による接続動作を制御するので、RF920通信回路12と密接な関係にあり、従って、RF920通信回路12に付随して設けられる構成とすることが好ましい。
また、RF920通信回路12が送信をするとき、第2アンテナ2及び第3アンテナ3のうち、RF920通信回路12と接続されないアンテナをLTE通信回路11に接続することにより、RF920通信回路12が送信をするときは、LTE通信回路11とRF920通信回路12とで第2アンテナ2及び第3アンテナ3を使い分けることになり、RF920通信回路12からLTE通信回路11への干渉を回避することができる。
一方、RF920通信回路12が送信をするとき以外は、第2アンテナ2及び第3アンテナ3の一方を選択してRF920通信回路12に接続し、その後、選択が他方に変わっても、LTE通信回路11の受信ポートRXに接続されるアンテナを変更せず維持することで、LTE通信回路11は、RF920通信回路12による第2アンテナ2/第3アンテナ3の切り替えに伴う受信レベル変動を回避することができる。
《その他の構成》
なお、上記実施形態における無線通信装置100は、2種類の無線通信機能を搭載するものであるが、3種類以上の無線通信機能を搭載した場合でも、同様な回路構成により、少なくとも2種類についてアンテナ数を削減することができる。これにより、異種複数の通信回路を搭載する無線通信装置において、通信性能を損なうことなく、アンテナ数を削減することができる。
《補記》
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 第1アンテナ
2 第2アンテナ
3 第3アンテナ
4 基板
5 共用器
6,7 アンテナスイッチ
8,9,10 フィルタ
11 LTE通信回路
12 RF920通信回路
13 制御部
14 切替回路
100 無線通信装置
TX 送信ポート
RX,RX,RX 受信ポート

Claims (5)

  1. 少なくとも2種類の無線通信機能を搭載する無線通信装置であって、
    第1アンテナと、
    第2アンテナと、
    第3アンテナと、
    第1の無線通信機能を有し、送信時には前記第1アンテナと接続され、受信時には前記第1アンテナを含む2つのアンテナからの信号入力を要する第1通信回路と、
    第2の無線通信機能を有し、2つのアンテナのうち一方を選択する選択ダイバーシティを実行する第2通信回路と、
    前記第2アンテナ及び前記第3アンテナを択一的に前記第1通信回路の受信ポートへ接続するとともに、前記第2アンテナ及び前記第3アンテナのいずれか一方を、前記第2通信回路の送信ポート及び受信ポートのいずれか一方と接続する切替回路と、
    前記第2通信回路の前記選択ダイバーシティに基づいて、前記切替回路による接続動作を制御する制御部と、
    を備えている無線通信装置。
  2. 前記第1通信回路及び前記第1アンテナはLTE用であり、前記第2通信回路は920MHz帯用であり、また、前記第2アンテナ及び前記第3アンテナは、送受信可能な周波数帯域として、LTE用の受信周波数帯域及び920MHz帯用の送受信周波数帯域を含む、請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記制御部は、第2通信回路に付随して設けられる請求項1又は請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 第1アンテナと、第2アンテナと、第3アンテナと、第1の無線通信機能を有し、送信時には前記第1アンテナと接続され、受信時には前記第1アンテナを含む2つのアンテナからの信号入力を要する第1通信回路と、第2の無線通信機能を有し、2つのアンテナのうち一方を選択する選択ダイバーシティを実行する第2通信回路とを備えた無線通信装置において、各アンテナと各通信回路とを接続する接続態様が可変である切替回路を駆使したアンテナ共用方法であって、
    前記第2通信回路は、選択ダイバーシティに基づいて、前記第2アンテナ及び前記第3アンテナのいずれか一方を選択し、
    前記第2アンテナ及び前記第3アンテナのいずれか一方を前記第1通信回路の受信ポートへ接続する、
    アンテナ共用方法。
  5. 前記第2通信回路が送信をするとき、前記第2アンテナ及び前記第3アンテナのうち、前記第2通信回路と接続されないアンテナを前記第1通信回路の受信ポートに接続し、
    前記第2通信回路が送信をするとき以外は、前記第2アンテナ及び前記第3アンテナの一方を選択して前記第2通信回路の受信ポートに接続し、その後、選択が他方に変わっても、前記第1通信回路の受信ポートに接続されるアンテナを変更せず維持する、請求項4に記載のアンテナ共用方法。
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