JP2016095338A - 熱収縮性ラベル - Google Patents

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Abstract

【課題】シュリンク時のラベルのせり上がりを抑制し、シュリンク終了後にしわが生じるのを防止し、外観の優れたラベル装着容器を得ることを目的とする。【解決手段】熱により容器の胴部外周方向に収縮し、この容器に固定する樹脂フィルム製の熱収縮性のラベルにおいて、このラベルは、上部に低摩擦領域を有すると共に、下端部に高摩擦領域を形成する。【選択図】図1

Description

この発明は、熱収縮により容器に装着させる熱収縮性ラベルに関する。
飲料、調味料、ジャムなどのボトル容器や瓶などには、内容を表示するラベルを取り付けることが行われている。現在は、一軸延伸した熱収縮性フィルムからなるラベルを、延伸方向の所定サイズに切断して切断端同士を重ねて接着して筒状にしてボトルに被せたり(特許文献1等)、ホットメルト接着剤で一方の切断端を容器に貼って巻き付けて他方の切断端を接着したり(特許文献2等)した後、スチーム及び熱風を当てるシュリンクトンネルで熱収縮させてシュリンクにより、容器に密着させることが行われている。
特開2009−96527号公報 特開2008−145498号公報
ところで、前記したシュリンクトンネルでラベルをシュリンクするときに、例えば図3(a)(b)に示すような、胴部に凹部がある場合、シュリンクの進行にしたがって、ラベルが上方にせり上がる場合がある。
また、印刷面の対PETボトル表面との摩擦係数が高いと、シュリンク終了後、ラベルにシワが生じる場合があり外観上問題を生じる。
そこでこの発明は、シュリンク時のラベルのせり上がりを抑制し、シュリンク終了後にしわが生じるのを防止し、外観の優れたラベル装着容器を得ることを目的とする。
この発明は、熱により容器の胴部外周方向に収縮し、この容器に固定する樹脂フィルム製の熱収縮性のラベルにおいて、ラベル上部に低摩擦領域を有すると共に、下端部に高摩擦領域を有することにより、上記課題を解決したのである。
この発明により、容器の形状が円筒型や角筒型でない特殊形状の形のときであっても、シュリンク時にラベル下端部のせり上がりを抑制することができ、また、シュリンク時にしわの発生を抑制でき、外観の優れたラベル装着容器を得ることが可能となる。
(a)この発明にかかる熱収縮性ラベルの例を示す正面図、(b)(a)の側面図 図1に示す熱収縮性ラベルを筒状にする際の模式図 (a)筒状にした図1に示す熱収縮性ラベルをボトルに被せる状態を示す模式図、(b)ラベルを熱収縮させる状態を示す模式図 (a)この発明にかかる熱収縮性ラベルの他の例を示す正面図、(b)(a)の側面図 (a)図4に示す熱収縮性ラベルをボトルに貼り付け、胴部に巻き付ける状態を示す模式図、(b)ラベルを熱収縮させる状態を示す模式図
この発明は、熱により容器の胴部外周方向に収縮し、この容器に固定する樹脂フィルム製の熱収縮性ラベルについての発明である。
この熱収縮性ラベル11としては、図1〜図3に示すような、マンドレルに巻きつけ円筒状にしてから容器に被せて装着する熱収縮性ラベル11aや、図4〜図5に示すようなホットメルトを用いて容器の胴部外周面に直接巻きつけて装着する熱収縮性ラベル11bがあげられる。なお、以下において、「熱収縮性ラベル」を単に「ラベル」と称する場合がある。
まず、マンドレルに巻きつけ円筒状にしてから容器に被せて装着するラベル11aは、円周方向(図1(a)(b)の横方向)に主に熱収縮する熱収縮性の樹脂フィルム12からなり、このラベル11aの一方の側端部12aと他方の側端部12bは、フィルムの流れ方向に対して垂直な方向に切断した切断端である。このラベル11aは、加熱すると側端部12a,12b間が収縮する(以下、この方向を「主収縮方向」という。)。主収縮方向の長さは、少なくともこのラベル11aを装着する容器(例えば、図3におけるボトル15)のうち、最も径が大きい部分の円周に、接合部分(後述する重ね合わせ部13)ののりしろを加えたよりも長いものである必要がある。一方で、長すぎると熱収縮しても容器に密着できないため、容器と離れて加熱した熱収縮後の長さが上記容器の最大径部分の円周よりも小さくなるものであることが必要となる。
このような樹脂フィルム12としては、少なくとも一軸延伸した熱収縮性フィルムであれば使用でき、二軸延伸フィルムも使用できる。その熱収縮性フィルムとしては、ポリオレフィン系フィルム、ポリエステル系フィルム、ポリスチレン系フィルム、ポリ乳酸系フィルム、発泡ポリオレフィン系フィルム、発泡ポリエステル系フィルム、発泡ポリスチレン系フィルム、発泡ポリ乳酸系フィルム、又はこれらの樹脂の混合物からなるフィルム、及びこれらのフィルムの2層以上の積層フィルム等が挙げられる。この中でも特に、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系フィルムや、ポリスチレン系フィルム、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系フィルム、及びそれらの積層体が、取扱いの観点から望ましい。
この樹脂フィルム12は、容器の外周に対していわゆるシュリンクをするために必要なだけの収縮を、上記主収縮方向に起こしうるものであることが必要である。具体的には、90℃における主収縮方向の熱収縮率が5〜85%であるものが好ましく、30〜60%がより好ましい。
この樹脂フィルム12の厚みは、30μm以下がよく、26μm以下がコスト上及び地球環境上好ましい。30μmより厚いと、ラベルのせり上がりが大きくなっても、しわがよりにくくなる場合があり、この発明の効果を見いだせない場合がある。一方、樹脂フィルム12の厚みの下限は特に限定されないが、取扱いの観点から、6μm以上、好ましくは10μm以上であればよい。
前記ラベル11aは、樹脂フィルム12の一方の面に印刷層14が形成されて構成される。この印刷層14が形成される樹脂フィルム12の一方の面とは、ボトルへの装着時に内側となる面であり、断面図である図1(b)の側面図における下側の面となる。なお、実際には印刷層14はグラビア印刷などによって形成され、ラベル11自体よりも十分に薄いものであるが、図では配置を明示するために実際よりも厚く記載した。
この印刷層14のうち、容器の中身に合わせた意匠や内容を表示する部分(以後、「印刷柄」と称する場合がある。)は、各色の塗料を用いて形成され、無色また有色の透明基調でも構わなく、白色不透明塗料を塗工しても構わない。この白色不透明塗料や無色、有色の透明塗料の種類によって、後述するラベルの特定部位の動摩擦係数を下記の所定範囲内、すなわち高摩擦領域、および低摩擦領域とすることができる。そして、この印刷柄の裏面、すなわち、印刷柄の印刷層14と反対側の面には、意匠に合わせたマット塗剤や、ラベルの基材の保護を目的とした傷防止メジウムが塗工される場合がある。
なお、この印刷柄は、収縮後に適切な表示となるように、拡大されて印刷される。
さらに、ラベル11の両端側(12a,12b)は基材の流れ方向に1〜10mmの幅で印刷層14を設けない。
また、この印刷層14のうち、印刷柄以外の部分は、透明塗料が塗工されるか、又は塗料を塗らない未塗工部とする。なお、この透明塗料は、無色であってもよく、有色であってもよい。
前記容器の形状は、対象となる容器は略円筒形や略角柱形、及びそれらに凹凸を設けたものなど、シュリンク時の収縮変形を規定できるものであれば特に限定されない。特に胴部に凹凸等を設けた容器や、胴部から口部に向かって径が小さくなっていく傾斜部(ボトル肩部)にラベルがかかる容器等の特殊形状の容器は、ラベルのせり上がりが大きくなる場合があるので、本願発明のラベルの使用がより好ましい。
また、容器の材質は、ガラス、合成樹脂等、特に限定されない。合成樹脂の種類としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)等があげられる。
次に、前記ラベル11aを容器へ装着する方法について説明する。
まず、上記ラベル11aは、図2に示すように、マンドレル17に巻き付けて筒状ラベル11a’を得る。そして、両側端部12a,12bの重なる部分を接合し、重ね合わせ部13を形成する。この接合方法としては、レーザー光やヒートシールなどの周知の方法で溶着する方法や、ホットメルト接着剤、UVホットメルト接着剤、UV接着剤等で接着する方法等があげられる。
次に、図3(a)に示すように、前記筒状ラベル11a’を容器に被せる。図3(a)(b)では、容器として、一般的なPET製の特殊形状のボトル15を用いた形態を示す。
そして、筒状ラベル11a’を水蒸気等により加熱することにより、図3(b)に示すように、シュリンクを実施する。
このシュリンクの条件は、特に限定されるものではなく、筒状ラベル11a’の材料に適した従来と同様の条件で行ってよい。
次に、ホットメルトを用いて容器の胴部外周面に直接巻きつけて装着するラベル11bについて、図4(a)(b)を用いて説明する。
使用するラベル11bは、図4(a)(b)に示すように、他方の側端部12bにホットメルト等からなる接着剤層16を印刷層14の面に配した以外は、図1(a)(b)に示すラベル11aと同様のラベルを用いることができる。
次いで、前記ラベル11bの容器へ装着する方法について図5(a)(b)を用いて説明する。
まず、図5(a)に示すように、このラベル11bの他方の側端部12bに配した接着剤層16をボトル15の側面に接着し、ボトル15の胴部に巻き付け、一方の側端部12a近傍を、他方の側端部12b近傍に重ね合わせて接着し、重ね合わせ部13(図5(b)に示す)を形成する。ボトル15の形状は、少なくとも接着剤層16により接着できる形状であることが望ましく、それ以外は、上記した容器と同様である。また、接着剤層16はボトル15の径の最も大きな部分に対応する箇所に少なくとも1箇所設ければよい。その後、図5(b)に示すように、前記ラベル11aの場合と同様に、シュリンクさせ、ラベル11bを主収縮方向に熱収縮させ、ボトル15に密着させる。このシュリンクの条件も特に限定されるものではなく、従来と同様の条件で行ってよい。
前記のラベル11(11a、11b)には、前記の通り印刷層14が形成される。この印刷層14を形成する塗膜、この印刷層14が複数の層から形成されるときは、この印刷層14のうち、ボトル15に装着した際にボトル15と接する層を形成する塗膜の種類によって、低摩擦領域、透明高摩擦領域、及び白色高摩擦領域のいずれかが形成される。
前記低摩擦領域は、後述する所定の動摩擦係数を有する白色不透明塗料や、無色又は有色の透明塗料(以下、まとめて「低摩擦系塗料」と称する場合がある。)が塗工されることにより形成される領域である。また、前記透明高摩擦領域は、後述する所定の動摩擦係数を有する無色又は有色の透明塗料(以下、「高摩擦系透明塗料」と称する場合がある。)が塗工されることにより形成される領域である。さらに、前記白色高摩擦領域は、前記低摩擦領域を形成し得ない動摩擦係数を有する白色不透明塗料が塗工されることにより形成される領域である。
なお、印刷層14が形成されないラベル11の部分(未塗工部)は、高摩擦であり、高摩擦の領域を形成する。ここで、前記透明高摩擦領域、白色高摩擦領域及び未塗工の高摩擦領域をまとめて「高摩擦領域」と称する。
このラベル11は、前記容器へのシュリンクによる装着時のせり上がりを抑制するため、下端部に前記高摩擦領域を有する。前記下端部とは、前記ラベル11の下端から少なくとも1mmの範囲、最大で、前記ラベル11の下端から10mmまでの範囲をいう。
また、シュリンク時のラベル11のシワ発生を防止するため、ラベル上部に前記低摩擦領域を有する。この上部とは、ラベル下端部以外の部分、すなわち、ラベル下端から10mm以上ラベル上端までの範囲であり、前記低摩擦領域は、この上部のうち、少なくとも、前記ラベル上端から少なくとも10mmの範囲を含む範囲に設けられる。
そして、前記低摩擦領域は、塗工することにより得られる塗膜の動摩擦係数(JIS K7125法で測定)が0.1以上0.5未満となる低摩擦系塗料を塗工することにより形成される。
具体的には、前記の印刷層14の塗工により形成をさせる。この動摩擦係数は、低摩擦系塗料の塗工で得られる塗膜と容器材質との動摩擦係数である。この低摩擦領域の動摩擦係数は、0.5未満がよく、0.45以下が好ましい。0.50以上だと、十分な滑りが得られず、収縮後のラベルにしわが生じるおそれがある。一方、動摩擦係数の下限は、0.1がよく、0.2が好ましい。0.1より小さい場合、ラベルを装着する際の機械適正が悪くなり、問題がある。
前記ラベル上部における低摩擦領域は、主収縮方向に、帯状に設けられるのがよい。この帯の幅(主収縮方向と直角方向の長さ)は、1mm以上がよく、3mm以上が好ましく、より好ましくは5mm以上である。1mmより狭いと、低摩擦の効果が十分現れず、シュリンク時、上端部にしわが生じる場合がある。一方、幅の上限は、特に限定はなく、上記ラベル上部の大部分が低摩擦領域でもよい。なお、ラベル上部のうち、低摩擦領域以外の領域の動摩擦係数は特に限定は無く、動摩擦係数が0.50以上の領域があってもよい。
ところで、上記ラベル11の上部に前記低摩擦領域が形成される場合において、この低摩擦領域に途切れた部分があることがある。また、上記ラベル11の上部には、前記低摩擦領域以外に前記白色高摩擦領域が形成される場合があり、この場合において、前記低摩擦領域や前記白色高摩擦領域に途切れた部分があることがある。これらの途切れた部分の幅が、主収縮方向において、10mmを超えないように前記低摩擦領域を設け、前記低摩擦領域及び前記白色高摩擦領域からなる帯を形成してもよい。このときの帯の幅は、前記した低摩擦領域からなる帯の幅と同様である。前記の途切れた部分が、主収縮方向において、10mmを超えると、その部分が高摩擦部の場合、ここを起点としてしわが発生するおそれがある。
なお、低摩擦領域を形成すべき部分に白色高摩擦領域を形成してもいいのは、白色高摩擦領域を構成する白色不透明塗料は、無機粒子を含むため、加熱による柔軟性の増加が少ない。このため、この白色高摩擦領域にはしわが発生しにくいからである。
一方、前記高摩擦領域は、塗工することにより得られる塗膜の動摩擦係数(JIS K7125法で測定)が0.5以上で0.8以下となる透明塗料又は白色不透明塗料を塗工すること、又は未塗工とすることにより形成される。具体的には、対容器材との動摩擦係数が高い塗剤の塗工や、未塗工部により形成することができる。この動摩擦係数は、高摩擦領域と容器材質との動摩擦係数である。この高摩擦領域の動摩擦係数は、JIS K7125法で測定する条件下で、0.5以上がよく、0.6以上が好ましい。0.5より小さいと、十分なせり上がり抑制効果が得られず、装着品の外観不良につながるおそれがある。一方、動摩擦係数の上限は、0.80がよく、0.75が好ましい。0.80より大きいと機械適性に問題が出てくる。
前記下端部における高摩擦領域の幅(主収縮方向と直角方向の長さ)は、ラベル下端から10mmの部分に、1mm以上10mm以下の範囲で設けるのが好ましい。1mmより狭いと、高摩擦の効果が十分現れず、シュリンク時のせり上がりが大きくなってしまう場合がある。なお、この高摩擦領域の長さ(主収縮方向と直角方向の長さ)は、連続的な長さに限られるものではなく、断続的に高摩擦領域が存在する場合、高摩擦領域の長さの合計が主収縮方向の長さの半分以上であることが好ましい。上記範囲を外れるとシュリンク時のせり上がり防止の効果が十分あらわれなくなってしまう。
前記低摩擦領域及び高摩擦領域は塗料に配合する滑剤の配合量により調整することができる。滑剤としては塗料に配合する一般的なものが使用でき、ポリエチレンワックス等のポリオレフィン系ワックス、脂肪酸アマイド、脂肪酸エステル、パラフィンワックス、ポリテトラフルオロエチレンワックス、カルナウバワックス等の各種ワックス類、環状シリコーンなどのシリコーン類、シリカ粒子、不飽和脂肪酸エステル由来のビーズなどが挙げられる。
不飽和脂肪酸エステル由来のビーズのビニル系単量体としては特に限定されるものではないが、不飽和脂肪酸エステル、芳香族ビニル化合物、シアン化ビニル化合物、不飽和二塩基酸又はその誘導体、不飽和脂肪酸又はその誘導体等を挙げることができる。
不飽和脂肪酸エステルとしては、(メタ)アクリル酸エステル類等を使用することができる。なお、本発明の(メタ)アクリルとは、メタクリルまたはアクリルを意味する。
前記(メタ)アクリル酸エステル類としては、例えば、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸n−プロピル、(メタ)アクリル酸i−プロピル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸i−ブチル、(メタ)アクリル酸t−ブチル、(メタ)アクリル酸2―エチルヘキシル等の(メタ)アクリル酸アルキルエステル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸メチルシクロヘキシル、(メタ)アクリル酸ボルニル、(メタ)アクリル酸イソボルニル、(メタ)アクリル酸アダマンチル等の(メタ)アクリル酸シクロアルキルエステル、(メタ)アクリル酸フェニル、(メタ)アクリル酸ベンジル等の(メタ)アクリル酸芳香族エステル、(メタ)アクリル酸フルオロフェニル、(メタ)アクリル酸クロロフェニル、(メタ)アクリル酸フルオロベンジル、(メタ)アクリル酸クロロベンジル等の(メタ)アクリル酸置換芳香族エステル、(メタ)アクリル酸フルオロメチル、(メタ)アクリル酸フルオロエチル等の(メタ)アクリル酸ハロゲン化アルキルエステル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキルエステル、(メタ)アクリル酸グリシジル、(メタ)アクリル酸エチレングリコールエステル、(メタ)アクリル酸ポリエチレングリコールエステル等を挙げることができる。
前記芳香族ビニル化合物としては、例えば、スチレン、α―メチルスチレン、α―エチルスチレン等のα―置換スチレン、フルオロスチレン、メチルスチレン等の各置換スチレン等が挙げることができる。
前記シアン化ビニル化合物としては、アクリロニトリル、メタクリロニトリル等を挙げることができる。
前記不飽和二塩基酸又はその誘導体としては、例えば、N―メチルマレイミド、N−エチルマレイミド、N−プロピルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイミド、N−フェニルマレイミド、N−クロロフェニルマレイミド等のN−置換マレイミド、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸等を挙げることができる。
前記不飽和脂肪酸又はその誘導体としては、例えば、(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチル(メタ)アクリルアミド等の(メタ)アクリルアミド類、(メタ)アクリル酸カルシウム、(メタ)アクリル酸バリウム、(メタ)アクリル酸鉛、(メタ)アクリル酸スズ、(メタ)アクリル酸亜鉛等の(メタ)アクリル酸の金属塩、(メタ)アクリル酸等を挙げることができる。
これらビニル系単量体は、ビーズ状重合体の構成成分として、1種以上を適宜選択して使用することができる。
前記滑剤の配合量は塗料の固形分の内、18質量%以下が好ましい。
前記低摩擦領域の塗料は前記ワックスに前記ビーズを混合した塗料が好ましい。
前記ビーズの粒径は平均粒径の下限は3μm以上がよく、5μm以上がより好ましく、7μm以上が最も好ましい。平均粒径の上限は特に制限はないが、グラビア印刷を行う上で粒径が大きすぎると、グラビア版の目にビーズが入ることができにくくなるため、最大でも20μm程度が限界である。
この発明にかかるラベルを用いると、前記の特殊形状の容器に、シュリンクにより装着する際の、せり上がりは、3mm以下に抑制することができ、かつ、上端部のしわの発生を抑制できるので、外観の優れたラベル装着容器を得ることが可能となる。
この発明を実施した実施例を具体的に挙げて説明する。まず、使用した原材料及び評価・測定方法を以下に示す。
<原材料>
[樹脂フィルム]
・基材A…東洋紡(株)製:SC−821、縦収縮ポリエチレンテレフタレート製フィルム、厚み=18μm、主収縮方向長さ:235mm、幅:160mm。
・基材B…フタムラ化学(株)製:縦収縮ポリオレフィン製フィルム、厚み=25μm、主収縮方向長さ:235mm、幅160mm。
[低摩擦系塗料]
・塗剤a…サカタインクス(株)製:アクリル系塗剤 XGS−0513 インナーメジューム ROS、無色透明塗料、塗工面の動摩擦係数…0.45。
・塗剤b…サカタインクス(株)製:ウレタン系塗剤 XGS−5804NT OPニス、ウレタン系塗剤に、富士シリシア化学(株)製:サイリシア780(シリカ粒子、平均粒径11.0μm)を0.5%wt添加、無色透明塗料、塗工面の動摩擦係数…0.40。
・塗剤c…大日精化工業(株)製:アクリル系塗剤 OS−Mメヂウムに、富士シリシア化学(株)製:サイリシア780を0.5%wt添加、無色透明塗料、塗工面の動摩擦係数…0.35。
[高摩擦系透明塗料]
・塗剤d…サカタインクス(株)製:ウレタン系塗剤 XGS−5804NT OPニス、ウレタン系塗剤、無色透明塗料、塗工面の動摩擦係数…0.55。
・塗剤e…大日精化工業(株)製:アクリル系塗剤 OS−Mメヂウム、無色透明塗料、塗工面の動摩擦係数…0.65。
[白色不透明塗料(低摩擦)]
・塗剤f…サカタインクス(株)製:ウレタン系塗剤 XGS−5804 N 白 NT ROS、塗工面の摩擦係数…0.45。
[白色不透明塗料(高摩擦)]
・塗剤g…サカタインクス(株)製:ウレタン系塗剤 XGS−5804N 白130 塗工面の動摩擦係数…0.60。
<評価・測定>
[動摩擦係数]
JIS K−7125に準拠し、引張試験機(島津製作所製:AG−I)を用い、23℃・50%RH環境下で、塗剤塗工面、及び基材面と東洋紡 エステル(R)フィルム E5102 12μの非コロナ面を接触させた場合の動摩擦係数を求めた。
(実施例1)
基材Aに塗剤aを非主収縮方向の下端部から3mmの位置より上方の全面に、1.0g/mとなるようにグラビア印刷を行った。これにより、下端部から3mmの範囲を未塗工部として高摩擦領域を形成すると共に、上端部全域を透明塗料で塗工し、低摩擦領域を形成した。
次いで、このラベルを、ラベルの他方の側端面に沿って、10mm幅で東洋アドレ(株)製ホットメルトBL−8801Jを塗工し、塗剤塗工面が内側になるよう、マンドレルに巻いてラベルを筒状にし、図3(a)に示すようなボトルにかぶせた。
その後、蒸気式シュリンクトンネルで、90℃、10秒かけて加熱を行ってシュリンクさせ、ボトルに装着した。
装着品の状態を目視で観察、及びボトル底面からのラベルのせり上がり高さを測定した結果、ラベルへのシワの発生はなく、ラベルのせり上がりは2mmであった。
(実施例2)
基材Aに塗剤aを非主収縮方向の下端部から5mmの位置より上方の全面に、1.0g/mとなるようにグラビア印刷を行った以外は実施例1と同様の条件で筒状ラベルを作製し、ボトルにシュリンクさせた結果、ラベルへのシワの発生はなく、ラベルのせり上がりは1mmであった。
(実施例3)
基材Aに塗剤aを非主収縮方向の下端部から3mmの位置より上方の全面に、1.0g/mとなるように、また、塗剤dを下端部3mmの位置から下方の全面に、1.0g/mとなるようにグラビア印刷を行った以外は実施例1と同様の条件で筒状ラベルを作製し、ボトルにシュリンクさせた結果、ラベルへのシワの発生はなく、ラベルのせり上がりは2.5mmであった。
(実施例4)
基材Aに塗剤bを印刷する以外は、実施例1と同様の条件で筒状ラベルを作製し、ボトルにシュリンクさせた結果、ボトルへのシワの発生はなく、ラベルのせり上がりは2mmであった。
(実施例5)
基材Bに塗剤cを印刷する以外は、実施例1と同様の条件で筒状ラベルを作製し、ボトルにシュリンクさせた結果、ボトルへのシワの発生はなく、ラベルのせり上がりは2mmであった。
(実施例6)
基材Aに塗剤aを非主収縮方向の下端部から1mmの位置より上方の全面に、1.0g/mとなるようにグラビア印刷を行った以外は実施例1と同様の条件で筒状ラベルを作製し、ボトルにシュリンクさせた結果、ラベルへのシワの発生はなく、ラベルのせり上がりは3mmであった。
(比較例1)
基材Aに塗剤dを印刷する以外は実施例1と同様の条件で筒状ラベルを作製し、ボトルにシュリンクさせた結果、ラベルへシワが発生し、ラベルのせり上がりは2mmであった。
(比較例2)
基材Aの全面に、塗剤aを1.0g/mとなるようにグラビア印刷を行った以外は、実施例1と同様の条件で筒状ラベルを作製し、ボトルにシュリンクさせた。すなわち高摩擦領域が無い。ラベルへのシワの発生はなく、ラベルのせり上がりは8mmであった。
(比較例3)
基材Aに塗剤aを非主収縮方向の下端部から0.8mmの位置より上方の全面に、1.0g/mとなるようにグラビア印刷を行った以外は、実施例1と同様の条件で筒状ラベルを作製し、ボトルにシュリンクさせた結果、ラベルへのシワの発生はなく、ラベルのせり上がりは6mmであった。
(比較例4)
基材Bに塗剤eを印刷する以外は実施例1と同様の条件で筒状ラベルを作製し、ボトルにシュリンクさせた結果、ボトルへのシワの発生があり、ラベルのせり上がりは2mmであった。
(参考例1)
基材Aに塗剤fを非主収縮方向の下端部から3mmの位置より上方の全面に、3.0g/mとなるようにグラビア印刷を行った。これにより、下端部から3mmの範囲を未塗工部として高摩擦領域を形成すると共に、上端部全域を透明塗料で塗工し、低摩擦領域を形成した。
次いで、このラベルを、ラベルの他方の側端面に沿って、10mm幅で東洋アドレ(株)製ホットメルトBL−8801Jを塗工し、塗剤塗工面が内側になるよう、マンドレルに巻いてラベルを筒状にし、図3(a)に示すようなボトルにかぶせた。
その後、蒸気式シュリンクトンネルで、90℃、10秒かけて加熱を行ってシュリンクさせ、ボトルに装着した。
装着品の状態を目視で観察、及びボトル底面からのラベルのせり上がり高さを測定した結果、ラベルへのシワの発生はなく、ラベルのせり上がりは2mmであった。
(参考例2)
基材Aに塗剤gを印刷する以外は参考例1と同様の条件で筒状ラベルを作製し、ボトルにシュリンクさせた結果、ラベルへのシワの発生はなく、ラベルのせり上がりは2mmであった。
Figure 2016095338
11、11a、11b ラベル
12 樹脂フィルム
12a、12b 側端部
13 重ね合わせ部
14 印刷層
15 ボトル
16 接着剤層
17 マンドレル

Claims (5)

  1. 熱により容器の胴部外周方向に収縮し、この容器に固定する樹脂フィルム製の熱収縮性のラベルにおいて、
    前記ラベルは、上部に低摩擦領域を有すると共に、下端部に高摩擦領域を有することを特徴とする熱収縮性ラベル。
  2. 前記上部は、前記ラベル下端から10mm以上ラベル上端までの範囲であり、前記低摩擦領域は、この上部のうち、少なくとも、前記ラベル上端から少なくとも10mmの範囲を含む範囲に設けられ、
    前記低摩擦領域は、塗工することにより得られる塗膜の動摩擦係数(JIS K7125法で測定)が0.1以上で0.5以下となる塗料を塗工することにより形成されることを特徴とする請求項1に記載の熱収縮性ラベル。
  3. 前記下端部は、前記ラベルの下端から少なくとも1mmの範囲であり、
    前記高摩擦領域は、塗工することにより得られる塗膜の動摩擦係数(JIS K7125法で測定)が0.5以上で0.8以下となる塗料を塗工すること、又は未塗工とすることにより形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の熱収縮性ラベル。
  4. 上記ラベルは、ホットメルトを用いて容器の胴部外周面に直接巻きつけて装着するラベルである、又はマンドレルに巻きつけ円筒状にしてから容器に被せて装着するラベルであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の熱収縮性ラベル。
  5. 上記ラベルは、少なくとも一軸延伸した熱収縮性フィルムからなり、
    その熱収縮性フィルムは、ポリオレフィン系フィルム、ポリエステル系フィルム、ポリスチレン系フィルム、ポリ乳酸系フィルム、発泡ポリオレフィン系フィルム、発泡ポリエステル系フィルム、発泡ポリスチレン系フィルム、発泡ポリ乳酸系フィルム、又はこれらの樹脂の混合物からなるフィルム、又はこれらのフィルムの2層以上の積層フィルムであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の熱収縮性ラベル。
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