JP2016092535A - ゲートウェイ装置 - Google Patents

ゲートウェイ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016092535A
JP2016092535A JP2014223134A JP2014223134A JP2016092535A JP 2016092535 A JP2016092535 A JP 2016092535A JP 2014223134 A JP2014223134 A JP 2014223134A JP 2014223134 A JP2014223134 A JP 2014223134A JP 2016092535 A JP2016092535 A JP 2016092535A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
network
network connection
terminal
connection terminal
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014223134A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6355528B2 (ja
Inventor
三谷 徹
Toru Mitani
徹 三谷
聖信 大野
Toshinobu Ono
聖信 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2014223134A priority Critical patent/JP6355528B2/ja
Publication of JP2016092535A publication Critical patent/JP2016092535A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6355528B2 publication Critical patent/JP6355528B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】ローカル端末が通信ネットワークに再接続するための特別な手段を備える必要が無く、かつ、再接続時の中継機器側の負荷を軽減すると共に再接続にかかる時間を短縮することのできるゲートウェイ装置を得る。【解決手段】通信ネットワークに接続されるネットワーク接続端末の登録状態を接続端末管理部10によって管理する。ネットワーク選択部13は、ネットワーク接続端末を選択し、ネットワーク接続端末とローカル端末との通信経路を決定する。ネットワーク接続端末による通信ネットワークへの接続が不可であるとネットワーク接続監視部14が判定した場合、ネットワーク選択部13は、ネットワーク接続部12に接続されている他のネットワーク接続端末の中から再選択を行う。【選択図】図2

Description

この発明は、インターネット等の通信ネットワークに接続される中継機器としてのネットワーク接続端末と、携帯端末といったローカル端末とを通信接続するゲートウェイ装置に関するものである。
携帯端末等の通信機器が通信ネットワークへの接続を行うには、その通信機器自体が通信ネットワークに接続できる能力を有するか、あるいは、通信ネットワークに接続できる能力を有する中継機器を用意し、この中継機器と通信機器とをローカルエリアネットワーク(以下、LANという)で接続し、通信ネットワークへの通信を中継する必要がある。
LAN内で中継した場合、中継機器が通信中に何らかの理由で接続できなくなると、通信機器自体も通信ができなくなり、従来では、通信機器が別の中継機器を探して再接続する必要があった。
このような再接続を行う方法として、例えば特許文献1に示すように、全ての通信機器に、中継機器である複数のテザリング端末から特定のテザリング端末を選択する手段を設け、中継していたテザリング端末が通信不可の場合は他のテザリング端末への再接続を行い、通信機器が通信ネットワークへの通信ができなくなる状況を回避しようとする方法があった。
特開2012−227610号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような従来技術では、ローカル端末が中継機器への再接続を行うための手段を備えなければならない上、中継機器に再接続する場合、全てのローカル端末がその再接続動作を行う必要があった。そのため、ローカル端末の数が多くなるにつれて、再接続するまでの時間が長くなる他、中継機器側の負荷が高いという問題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、ローカル端末が通信ネットワークに再接続するための特別な手段を備える必要が無く、かつ、再接続時の中継機器側の負荷を軽減すると共に再接続にかかる時間を短縮することのできるゲートウェイ装置を得ることを目的とする。
この発明に係るゲートウェイ装置は、通信ネットワークに接続されるネットワーク接続端末の登録状態を管理する接続端末管理部と、一つまたは複数のローカル端末を通信接続するローカル端末接続部と、接続端末管理部に登録されているネットワーク接続端末を通信接続するネットワーク接続部と、ローカル端末接続部で通信接続するローカル端末とネットワーク接続部で通信接続するネットワーク接続端末との通信経路を決定するネットワーク選択部とを備えたものである。
この発明のゲートウェイ装置は、接続端末管理部に登録されているネットワーク接続端末を通信接続するネットワーク接続部と、ローカル端末接続部で通信接続するローカル端末とネットワーク接続部で通信接続するネットワーク接続端末との通信経路を決定するネットワーク選択部とを備えたので、ローカル端末が通信ネットワークに再接続するための特別な手段を備える必要が無く、かつ、再接続時の中継機器側の負荷を軽減すると共に再接続にかかる時間を短縮することができる。
この発明の実施の形態1によるゲートウェイ装置を適用したネットワークシステムを示す構成図である。 この発明の実施の形態1によるゲートウェイ装置の構成図である。 この発明の実施の形態1によるゲートウェイ装置のネットワーク接続端末の新規登録動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1によるゲートウェイ装置のネットワーク接続端末の登録抹消動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1によるゲートウェイ装置の接続端末管理部における端末管理動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1によるゲートウェイ装置のテザリング動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2によるゲートウェイ装置の構成図である。 この発明の実施の形態2によるゲートウェイ装置のテザリング動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3によるゲートウェイ装置の構成図である。 この発明の実施の形態3によるゲートウェイ装置のテザリング動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4によるゲートウェイ装置の構成図である。 この発明の実施の形態4によるゲートウェイ装置のテザリング動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態5によるゲートウェイ装置の構成図である。 この発明の実施の形態5によるゲートウェイ装置のテザリング動作を示すフローチャートである。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるゲートウェイ装置を適用したネットワークシステムを示す構成図である。図示のネットワークシステムは、ゲートウェイ装置1、ローカル端末2(ローカル端末2a,2b,2c,2d,2e)、ネットワーク接続端末3(ネットワーク接続端末3a,3b,…,3z)及びネットワーク4(ネットワーク4a,4b,…,4z)を含んで構成されている。
ローカル端末2a〜2eは、音楽プレーヤ、携帯ゲーム機、ノートPC、タブレット等の携帯端末やデスクトップPC等の据置装置を含む情報機器であり、ゲートウェイ装置1と有線または無線によるLAN等で接続され、これらローカル端末2a〜2eとゲートウェイ装置1間で通信を行うことができる。ネットワーク接続端末3a〜3zは、テザリングが可能なスマートフォンやモバイルルータ等の移動通信機器や固定通信機器であり、ゲートウェイ装置1と有線または無線によるLAN等で接続され、これらネットワーク接続端末3a〜3zとゲートウェイ装置1間で通信を行うことができる。さらに、これらネットワーク接続端末3a〜3zは、専用回線を使用して通信ネットワークであるネットワーク4a〜4zと一対一に接続されている。ネットワーク4a〜4zは、LTE(Long Term Evolution)、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)等を用いて携帯キャリアが提供する通信ネットワークまたは光回線等を用いた通信ネットワークである。
なお、ローカル端末2a〜2eは図示した5種類に限定されるものではなく、一つまたは複数のローカル端末であればよい。また、ネットワーク接続端末3a〜3z及びネットワーク4a〜4zについても、特定数の端末及びネットワークに限定するものではなく、いずれかのネットワーク4a〜4zにいずれかのネットワーク接続端末3a〜3zが接続されている構成であればよい。以下、特定の端末やネットワークを示さない場合は、単にローカル端末2、ネットワーク接続端末3、ネットワーク4として説明する。
次に、ゲートウェイ装置1の詳細について説明する。
図2にゲートウェイ装置1の機能ブロック図を示す。ゲートウェイ装置1は、図示のように、ネットワーク接続端末3の登録及び抹消といった登録状態の管理を行う接続端末管理部10と、ローカル端末2とLANで接続して通信を行うローカル端末接続部11と、ネットワーク接続端末3とLANで接続して通信を行うネットワーク接続部12と、複数のネットワーク接続端末3からネットワーク4と通信可能なネットワーク接続端末3を選択し、そのネットワーク接続端末3とローカル端末2との通信経路を決定するネットワーク選択部13と、ネットワーク接続端末3とネットワーク4との接続を監視するネットワーク接続監視部14を備えている。また、ゲートウェイ装置1では接続端末管理部10で受付登録を行った通信機器のみをネットワーク接続端末3として認識する。このため、以下のような新規登録及び登録抹消動作を行う。
図3は、ネットワーク接続端末3の新規登録動作を示すフローチャートである。
接続候補となるネットワーク接続端末3からゲートウェイ装置1に対し、決められた固定信号をLAN、WiFi等で送付し、これをゲートウェイ装置1の接続端末管理部10が受信する(ステップST101)。すなわち、ネットワーク接続端末3におけるユーザ操作により、ゲートウェイ装置1の決まったアドレス等にネットワーク接続端末3を接続することで端末登録を行う。接続端末管理部10がネットワーク接続端末3からの新規登録のための信号を受信すると、接続端末管理部10は、接続候補のネットワーク接続端末3が未登録であるかを判断する(ステップST102)。もし、登録済みである場合は、ステップST103にてその接続候補のネットワーク接続端末3に対し「登録済」であることを報告し処理を完了する。一方、未登録の場合は、接続候補のネットワーク接続端末3がテザリング可能な端末であるかを判断する(ステップST104)。このステップST104において、テザリング機能を有しない場合は「登録拒否」であることを接続候補のネットワーク接続端末3に報告する(ステップST105)。ステップST104において、テザリング機能を有している場合は、接続候補のネットワーク接続端末3の端末登録を実施のうえ、「登録完了」であることを接続候補のネットワーク接続端末3に報告する(ステップST106)。
図4は、ネットワーク接続端末3の登録抹消動作を示すフローチャートである。
登録抹消候補となるネットワーク接続端末3からゲートウェイ装置1に対し、決められた固定信号をLAN、WiFi等で送付し、この信号をゲートウェイ装置1の接続端末管理部10が受信する(ステップST201)。すなわち、登録抹消動作についても、新規登録と同様の操作で抹消作業を行う。例えば、ゲートウェイ装置1における特定のアドレスに接続した際に、登録中であることが表示され、選択肢の中に「登録抹消」があり、これをユーザが選択することでネットワーク接続端末3からの登録抹消の指示を行う。
接続端末管理部10は、ステップST201で登録抹消のための信号を受信すると、登録抹消候補のネットワーク接続端末3が登録端末であるかを判断する(ステップST202)。ステップST202において、未登録である場合は、登録抹消候補のネットワーク接続端末3に対し「未登録」であることを報告し(ステップST203)、処理を完了する。一方、ステップST202において、登録済みの場合は、登録抹消候補のネットワーク接続端末3がテザリングによる通信中であるかを確認し(ステップST204)、通信を実施していない場合は、登録抹消候補のネットワーク接続端末3の「登録抹消」を行い、登録抹消候補のネットワーク接続端末3に報告する(ステップST205)。ステップST204で、テザリングによる通信中であった場合は、一定時間を空けてテザリング通信中の判断処理を繰り返し、通信が終了した時点でステップST205の登録抹消処理を行い、登録抹消候補のネットワーク接続端末3に報告する。
次に、登録されたネットワーク接続端末3の管理について説明する。図5は、接続端末管理部10における端末管理動作を示すフローチャートである。
接続端末管理部10は、登録されているネットワーク接続端末3がゲートウェイ装置1の通信エリア内に位置するか、あるいは有線接続されているか、といったように端末接続状態を判定する(ステップST301)。ステップST301において、検知できなかったネットワーク接続端末3があった場合、そのネットワーク接続端末3は、無線接続あるいは有線接続が一時的に外されたと判定する(ステップST302)。一方、ステップST301でネットワーク接続端末3を検知した場合は、そのネットワーク接続端末3が一時的に登録外しのネットワーク接続端末3であるかを判定して(ステップST303)、そうでなかった場合はステップST301に戻る。すなわち、この場合は登録された通常のネットワーク接続端末3の管理である。
なお、ステップST301における接続状態判定は、例えば、指定したネットワーク接続端末3から順番に接続の試行を行って接続の有無を確認する、といった方法で行う。また、この接続状態判定は定期的に行う。
ステップST303で一時的登録外しのネットワーク接続端末3であると判定した場合は、そのネットワーク接続端末3に対して問い合わせ信号を送信する(ステップST304)。この問い合わせ信号により、ネットワーク接続端末3では、例えば、問い合わせ画面として、「再登録:1」「本日は未登録:2」「以降未登録:0」といった選択条件が表示され、ネットワーク接続端末3のユーザによる選択が行われる。接続端末管理部10では、この問い合わせ信号による返信があった場合(ステップST305)、選択された登録状態をそのネットワーク接続端末3の端末状態として登録する(ステップST306)。例えば「再登録:1」が選択された場合は、それ以降、登録端末として管理する。また、「以降未登録:0」が選択された場合は、ネットワーク接続端末3から登録要求がない限り、未登録のネットワーク接続端末3として扱い、ステップST301の接続確認は行わない。
このような接続端末管理部10によるネットワーク接続端末3の管理により、例えばネットワーク接続端末3としてテザリング可能な携帯端末を使用し、外出等で一旦エリア外に出た後にエリア内に戻った、という場合でもネットワーク接続端末3の管理を確実に行うことができる。
次に、ゲートウェイ装置1によるローカル端末2とネットワーク4との接続動作を説明する。
図6にゲートウェイ装置1の動作フローを示す。ゲートウェイ装置1が起動すると、ローカル端末接続部11は、周辺のローカル端末2に対してゲートウェイ装置1へ接続するための情報を送信する(ステップST1)。これにより、ステップST1の情報を受信した周辺のローカル端末2がゲートウェイ装置1に対して接続動作のための信号を送信し、ローカル端末接続部11は、ローカル端末2の接続を認識する(ステップST2)。一方、ゲートウェイ装置1が起動すると、ネットワーク接続部12は、ゲートウェイ装置1に登録済みのネットワーク接続端末3を接続端末管理部10から探索し、周辺に位置するゲートウェイ装置1に登録済みのネットワーク接続端末3の接続を認識する(ステップST3)。
なお、ステップST1における接続情報送信とステップST3における端末接続確認のタイミングはどちらが先であってもあるいは同時であってもよい。
また、ローカル端末接続部11は、ステップST1における接続情報送信を定期的に行っているため、ゲートウェイ装置1の起動後にローカル端末2を追加する場合も、追加するローカル端末2から接続動作のための信号を送信することで起動時の端末接続と同様に行うことができる。
ローカル端末接続部11でローカル端末2が認識され、ネットワーク接続部12でネットワーク接続端末3が認識されると、ネットワーク選択部13は、複数のネットワーク4の中から、ローカル端末2からの通信量やネットワーク接続端末3の状況、ネットワーク4の負荷状況から最適なネットワーク4を選択し、ローカル端末2とネットワーク4の通信を確立する(ステップST4)。ここで、ローカル端末2からの通信量とは、ローカル端末2がゲートウェイ装置1に接続した際の通信速度と時間もしくは過去に接続した際の総データ量である。また、ネットワーク接続端末3の状況とはAP(アクセスポイント)の数から算出したものである。さらに、ネットワーク4の負荷状況とは、ゲートウェイ装置1から、ネットワーク接続端末3を介して接続されたネットワーク4に対してデータの送受信を行い、通信速度及び送受信に要する時間から判断したものである。または、ネットワーク4の基地局側から負荷状況等の情報を受信して判断する。
また、最適なネットワーク4を選択するとは、例えばネットワーク4の通信速度が速い、または電波強度が大きいといった条件に基づいて選択を行うことである。なお、条件についてはゲートウェイ装置1としてユーザが予め選択できるものとする。
その後は、ネットワーク接続監視部14が、ネットワーク接続部12に接続されているネットワーク接続端末3が通信可能にネットワーク4に接続されているかを監視する(ステップST5)。ステップST5において接続不可を検出した場合はステップST3に戻り、ネットワーク選択部13が、接続不可となったネットワーク4に接続されているネットワーク接続端末3を除いた登録済みのネットワーク接続端末3の中から再選択を行い、選択したネットワーク接続端末3との通信を確立する(ステップST4)。なお、ネットワーク接続監視部14におけるステップST5の監視動作としては、例えば、ネットワーク接続端末3がAPを見失った場合や一定時間応答が無かった場合に接続不可と判定するものである。
従来では、ローカル端末2がネットワーク接続端末3(例えばネットワーク接続端末3a)との接続ができなくなると、他のネットワーク接続端末3(例えばネットワーク接続端末3b)へ接続し直す必要があった。これは、ネットワーク接続端末3に接続するローカル端末2の数が増えるほど、ネットワーク接続端末3側への接続要求が増加することになり、ネットワーク接続端末3の処理負荷が増加する他、例えば、ローカル端末2eはローカル端末2a,2bが接続を確立するまで待機する必要がある(ローカル端末2aが接続の優先度が最も高く、ローカル端末2eが接続の優先度が最も低いとした場合)。本実施の形態では、ネットワーク接続端末3の切換を行ってもローカル端末2はゲートウェイ装置1への接続を変更する必要がないことと、ネットワーク接続端末3はゲートウェイ装置1のみと接続を確立すれば良いため、処理負荷の軽減及び接続確立までの時間を短縮することができる。
また、本実施の形態では、ローカル端末2はAPであるゲートウェイ装置1と通信を確立しており、ネットワーク接続端末3は、ローカル端末2とゲートウェイ装置1との接続には係わらない。同様に、ゲートウェイ装置1はAPであるネットワーク接続端末3と通信を確立するため、この通信接続にローカル端末2は関与しない。従って、ローカル端末2は、ゲートウェイ装置1に複数のネットワーク接続端末3が接続されていることを全く意識することなく、同様に、ネットワーク接続端末3はゲートウェイ装置1に複数のローカル端末2が接続されていることを全く意識することがない。このため、ローカル端末2とネットワーク接続端末3の双方に互いの相手を選択するための特別な構成は不要である。
また、本サービスを会社、事業所、または店舗などで展開することで、保持端末や社員端末をネットワーク接続端末3として登録の上、テザリング機能を有さないローカル端末2を使用することで、規定エリア内にて来客または従業員がローカル端末2を使用した際の通信環境を向上させ、安定かつ高速なサービスを提供することができる。
本サービスを会社などで展開する場合は、ネットワーク接続端末3を保持する社員が帰ってくるとゲートウェイ装置1にて登録端末として再認識し、ゲートウェイ装置1を介し通信できるネットワーク接続端末3に切り替わる。
以上説明したように、実施の形態1のゲートウェイ装置によれば、通信ネットワークに接続されるネットワーク接続端末の登録状態を管理する接続端末管理部と、一つまたは複数のローカル端末を通信接続するローカル端末接続部と、接続端末管理部に登録されているネットワーク接続端末を通信接続するネットワーク接続部と、ローカル端末接続部で通信接続するローカル端末とネットワーク接続部で通信接続するネットワーク接続端末との通信経路を決定するネットワーク選択部とを備えたので、ローカル端末が通信ネットワークに再接続するための特別な構成や動作を行う必要が無く、かつ、再接続時の中継機器側の負荷を軽減できると共に、再接続にかかる時間を短縮することができる。
また、実施の形態1のゲートウェイ装置によれば、ネットワーク接続端末が通信ネットワークに通信可能に接続されているかを監視するネットワーク接続監視部を備え、ネットワーク選択部は、ローカル端末と通信経路が設定されていたネットワーク接続端末がネットワーク接続監視部で接続不可と判定された場合、ネットワーク接続部に接続されている他のネットワーク接続端末の中から再選択を行って通信経路を決定するようにしたので、いずれかのローカル端末と通信経路が設定されていたネットワーク接続端末が接続不可になった場合でも速やかにネットワーク接続端末の再接続を行うことができる。
また、実施の形態1のゲートウェイ装置によれば、接続端末管理部は、ネットワーク接続端末の登録を一時的に外す機能と、一時的に登録を外したネットワーク接続端末を再登録する機能とを備えたので、ネットワーク接続端末の登録管理を確実に行うことができる。
実施の形態2.
図7は、実施の形態2のゲートウェイ装置1aを示す構成図である。図示のように、実施の形態2のゲートウェイ装置1aは、実施の形態1の構成に加えて、ローカル端末2とネットワーク4との通信経路を設定するための通信経路制御部15を設けたものである。この通信経路の設定条件としては、例えば、ローカル端末2とネットワーク4のグループ分けを行うといったものや、特定のローカル端末2は通信速度が最も大きいネットワーク4と接続する、といったものである。
ゲートウェイ装置1aにおけるそれ以外の接続端末管理部10〜ネットワーク接続監視部14についての基本的な構成は、図2に示した実施の形態1の構成と同様であるが、ネットワーク選択部13aがネットワーク接続端末3を選択する際に通信経路制御部15で設定されているネットワーク4に対応したネットワーク接続端末3を選択する点が異なっている。また、実施の形態2のゲートウェイ装置1aを適用したネットワークシステムにおける図面上の構成は図1と同様であるため、ネットワークシステムについての説明は、図1の構成を用いて行う。
次に、実施の形態2のゲートウェイ装置の動作について説明する。図8はゲートウェイ装置1aの動作フローを示す。図示のフローチャートにおいて、ステップST1〜ステップST3までの処理は図6に示した実施の形態1と同様である。ステップST2でローカル端末2の接続を認識し、かつ、ステップST3でエリア内かつ登録されたネットワーク接続端末3の接続を認識したネットワーク選択部13aは、次に、通信経路制御部15の設定条件に基づいてネットワーク接続端末3を選択する(ステップST6)。
ここで、通信経路制御部15における設定条件が、通信量の多いローカル端末2ほど負荷の軽い、または、通信速度が速いネットワーク4に接続する、というものであったとする。そして、ゲートウェイ装置1aには、ローカル端末2aとローカル端末2bが接続され、また、ネットワーク接続端末3aとネットワーク接続端末3bとが接続されているものとする。さらに、ネットワーク4の通信速度として、ネットワーク接続端末3aが接続されているネットワーク4aの方が、ネットワーク接続端末3bが接続されているネットワーク4bより大きいとする。
このような状態で、ネットワーク選択部13aは、ローカル端末2aが要求する通信量がローカル端末2bの要求する通信量より多いと判断すると、接続された複数のネットワーク4の中から、負荷の軽いもしくは通信速度の速いネットワーク4aに接続可能なネットワーク接続端末3aを選択し、ローカル端末2aからの通信がネットワーク接続端末3aを経由するようゲートウェイ装置1a内で接続を確立する(ステップST4)。また、同様に、ローカル端末2bからの通信がネットワーク接続端末3bを経由するようゲートウェイ装置1a内で接続を確立する。なお、ネットワーク選択部13aにおけるローカル端末2aやローカル端末2bが要求する通信量の比較は、例えば、一定時間のデータ通信量や通信方式、通信速度といった値に基づいて行う。
その後は、ネットワーク接続監視部14による接続状態の監視が行われ(ステップST5)、接続不可のネットワーク接続端末3が発生しない場合は、通信経路制御部15による中継端末の変更の有無を判定する(ステップST7)。ここで通信経路制御部15は、ローカル端末2側とネットワーク4側の状態を監視しており、予め設定した条件に合わない状態であった場合に、ネットワーク接続端末3の再選択をネットワーク選択部13aに対して指示する(ステップST7→ステップST6)。例えば、ネットワーク4aの通信速度がネットワーク4bよりも小さくなった場合は、ローカル端末2aをネットワーク接続端末3bに再接続するようネットワーク選択部13aに指示する。
なお、ステップST5において、接続不可であった場合の動作は実施の形態1と同様である。ただし、実施の形態2では、ネットワーク選択部13aは、接続不可のネットワーク接続端末3を除いたネットワーク接続端末3のうち、通信経路制御部15で指示されるネットワーク4に対応したネットワーク接続端末3を選択する。
また、通信経路制御部15におけるローカル端末2とネットワーク4との通信経路の設定条件は、上記の条件以外にも、例えば、ローカル端末2において、ストリーミングのような一定時間毎に通信が必要となるものは、電波強度が強い(安定した通信が可能な)ネットワーク4を選択する、といった条件であってもよい。さらに、ローカル端末2a〜2eとネットワーク4a〜4eとを一対一に設定する、といった設定や、例えば、ローカル端末2a,2bとネットワーク4a,4bとを一つのグループ、ローカル端末2eとネットワーク4eとをもう一つのグループにする、といったグループ分けを行う設定であってもよい。また、それぞれのローカル端末2a〜2eに対してネットワーク4a〜4zの優先度を付ける、といった設定や、それぞれのネットワーク4a〜4zへの接続数を制限する、といったように、これらの通信経路を規定するものであれば、どのような設定であってもよい。
このように、実施の形態2では、ローカル端末2によって接続するネットワーク4及びネットワーク接続端末3を個別に分けることで、ネットワーク側の負荷を軽減できる効果がある。また、ローカル端末2側は自身に最適なネットワーク4へ接続することで、安定かつ高速な通信が可能になるという効果がある。
また、ローカル端末2とネットワーク4とをグループ分けすることで、例えば、ローカル端末2aとローカル端末2bとを別のグループにした場合に、ローカル端末2aからローカル端末2bを認識させることがないため、セキュリティを高める効果がある。
以上説明したように、実施の形態2のゲートウェイ装置によれば、ローカル端末と通信ネットワークとの通信経路の条件を定めた通信経路制御部を備え、ネットワーク選択部は、通信経路制御部の条件に従ってローカル端末とネットワーク接続端末との通信経路を決定するようにしたので、ネットワーク側の負荷軽減やローカル端末側の通信の安定化かつ高速化に寄与することができる。
実施の形態3.
図9は、実施の形態3のゲートウェイ装置1bを示す構成図である。図示のように、実施の形態3のゲートウェイ装置1bは、実施の形態2の構成に対し、ネットワーク接続監視部14の代わりにネットワーク接続端末3の電池残量を監視する接続端末電池残量監視部16を設けたものである。
なお、ネットワーク接続監視部14と接続端末電池残量監視部16の両方を兼ね備えることも可能である。
ゲートウェイ装置1bにおけるそれ以外の接続端末管理部10〜通信経路制御部15についての基本的な構成は、図7に示した実施の形態2の構成と同様である。また、ネットワーク選択部13bがネットワーク接続端末3を選択する際に通信経路制御部15で設定されているネットワーク4に対応したネットワーク接続端末3を選択する点も同様である。さらに、実施の形態3のゲートウェイ装置1bを適用したネットワークシステムにおける図面上の構成は図1と同様である。
次に、実施の形態3のゲートウェイ装置の動作について説明する。図10はゲートウェイ装置1bの動作フローを示す。図示のフローチャートにおいて、ステップST1〜ステップST3、ステップST6、ステップST4までの処理は図8に示した実施の形態2と同様である。ステップST2でローカル端末2の接続を認識し、かつ、ステップST3でエリア内かつ登録されたネットワーク接続端末3の接続を認識したネットワーク選択部13bは、次に、通信経路制御部15の設定条件に基づいてネットワーク接続端末3を選択する(ステップST6)。その後、ネットワーク4に接続可能なネットワーク接続端末3を選択し、ローカル端末2からの通信がネットワーク接続端末3を経由するようゲートウェイ装置1b内で接続を確立する(ステップST4)。
その後は、接続端末電池残量監視部16による接続端末の電池残量監視が行われ(ステップST8)、電池残量が閾値以下のネットワーク接続端末3が発生しない場合は、通信経路制御部15による中継端末の変更の有無を判定する(ステップST7)。ここで、ステップST8におけるネットワーク接続端末3の電池残量状況が閾値以下となっていないかの確認は、例えばネットワーク接続端末3からの電池残量情報を得ることで行う。なお、閾値については、ネットワーク接続端末3がネットワーク4への通信接続が不能となる電池残量より余裕を持った値とする。
また、ステップST8において、電池残量が閾値以下である端末が検出された場合の動作は実施の形態2におけるネットワーク接続監視部14が接続不可と判定した場合と同様である。すなわち、実施の形態2と同様に、ネットワーク選択部13bは、接続不可のネットワーク接続端末3を除いたネットワーク接続端末3のうち、通信経路制御部15で指示されるネットワーク接続端末3を選択する。
このように、実施の形態3では、接続端末電池残量監視部16で電池残量を監視することにより、電源残量が少なくネットワーク4への接続不能になりかけているネットワーク接続端末3からの接続を回避し、通信の安定化に寄与することができる。
以上説明したように、実施の形態3のゲートウェイ装置によれば、ネットワーク接続端末の電池残量を監視する接続端末電池残量監視部を備え、ネットワーク選択部は、ローカル端末と通信経路が設定されていたネットワーク接続端末が接続端末電池残量監視部で電池残量が閾値以下と判定された場合、ネットワーク接続部に接続されている他のネットワーク接続端末の中から再選択を行って通信経路を決定するようにしたので、通信の安定化に寄与することができる。
実施の形態4.
図11は、実施の形態4のゲートウェイ装置1cを示す構成図である。図示のように、実施の形態4のゲートウェイ装置1cは、実施の形態2の構成に対し、ネットワーク接続監視部14の代わりに接続端末の電波受信状況を監視する接続端末電波受信状況監視部17を設けたものである。
なお、ネットワーク接続監視部14と接続端末電波受信状況監視部17の両方を兼ね備えることも可能である。
ゲートウェイ装置1cにおけるそれ以外の接続端末管理部10〜通信経路制御部15についての基本的な構成は、図7に示した実施の形態2の構成と同様である。また、ネットワーク選択部13cがネットワーク接続端末3を選択する際に通信経路制御部15で設定されているネットワーク4に対応したネットワーク接続端末3を選択する点も同様である。また、実施の形態4のゲートウェイ装置1cを適用したネットワークシステムにおける図面上の構成は図1と同様である。
次に、実施の形態4のゲートウェイ装置の動作について説明する。図12はゲートウェイ装置1cの動作フローを示す。図示のフローチャートにおいて、ステップST1〜ステップST3、ステップST6、ステップST4までの処理は図8に示した実施の形態2の動作と同様である。ステップST2でローカル端末2の接続を認識し、かつ、ステップST3でエリア内かつ登録されたネットワーク接続端末3の接続を認識したネットワーク選択部13cは、次に、通信経路制御部15の設定条件に基づいてネットワーク接続端末3を選択する(ステップST6)。その後、ネットワーク4に接続可能なネットワーク接続端末3を選択し、ローカル端末2からの通信がネットワーク接続端末3を経由するようゲートウェイ装置1c内で接続を確立する(ステップST4)。
その後は、接続端末電波受信状況監視部17による接続端末の電波受信状況監視が行われ(ステップST9)、電波受信電力が閾値以下のネットワーク接続端末3が発生しない場合は、通信経路制御部15による中継端末の変更の有無を判定する(ステップST7)。ここで、ステップST9におけるネットワーク接続端末3の電波受信電力が閾値以下となっていないかの確認は、例えばネットワーク接続端末のRSSI(Received Signal Strength Indicator)の情報を得ることで行う。なお、実施の形態4においても、閾値については、ネットワーク接続端末3がネットワーク4への通信接続が不能となる電波受信電力より余裕を持った値とする。
また、ステップST9において、電波受信電力が閾値以下である端末が検出された場合の動作は実施の形態2におけるネットワーク接続監視部14が接続不可と判定した場合と同様である。すなわち、実施の形態2と同様に、ネットワーク選択部13cは、接続不可のネットワーク接続端末3を除いたネットワーク接続端末3のうち、通信経路制御部15で指示されるネットワーク接続端末3を選択する。
このように、実施の形態4では、接続端末電波受信状況監視部17で電波受信状況を監視することにより、電波受信環境が悪いまたはネットワーク接続端末3の装置性能劣化等の要因により一定以上の受信電力を得られていない端末からの接続を回避し、通信の安定化に寄与することができる。
以上説明したように、実施の形態4のゲートウェイ装置によれば、ネットワーク接続端末の電波受信状況を監視する接続端末電波受信状況監視部を備え、ネットワーク選択部は、ローカル端末と通信経路が設定されていたネットワーク接続端末が接続端末電波受信状況監視部で電波受信電力が閾値以下と判定された場合、ネットワーク接続部に接続されている他のネットワーク接続端末の中から再選択を行って通信経路を決定するようにしたので、通信の安定化に寄与することができる。
実施の形態5.
図13は、実施の形態5のゲートウェイ装置1dを示す構成図である。図示のように、実施の形態5のゲートウェイ装置1dは、実施の形態2の構成に対し、ネットワーク接続監視部14の代わりに接続端末が一定期間内で規定通信容量を超えていないかを監視する接続端末負荷状況監視部18を設けたものである。
なお、ネットワーク接続監視部14と接続端末負荷状況監視部18の両方を兼ね備えることも可能である。
ゲートウェイ装置1dにおけるそれ以外の接続端末管理部10〜通信経路制御部15についての基本的な構成は、図7に示した実施の形態2の構成と同様である。また、ネットワーク選択部13dがネットワーク接続端末3を選択する際に通信経路制御部15で設定されているネットワーク4に対応したネットワーク接続端末3を選択する点も同様である。また、実施の形態5のゲートウェイ装置1dを適用したネットワークシステムにおける図面上の構成は図1と同様である。
次に、実施の形態5のゲートウェイ装置の動作について説明する。図14はゲートウェイ装置1dの動作フローを示す。図示のフローチャートにおいて、ステップST1〜ステップST3、ステップST6、ステップST4までの処理は図8に示した実施の形態2の動作と同様である。ステップST2でローカル端末2の接続を認識し、かつ、ステップST3でエリア内かつ登録されたネットワーク接続端末3の接続を認識したネットワーク選択部13dは、次に、通信経路制御部15の設定条件に基づいてネットワーク接続端末3を選択する(ステップST6)。その後、ネットワーク4に接続可能なネットワーク接続端末3を選択し、ローカル端末2からの通信がネットワーク接続端末3を経由するようゲートウェイ装置1d内で接続を確立する(ステップST4)。
その後は、接続端末負荷状況監視部18による通信負荷状況の監視が行われ(ステップST10)、一定期間内の通信負荷が閾値を超えたネットワーク接続端末3が発生しない場合は、通信経路制御部15による中継端末の変更の有無を判定する(ステップST7)。ステップST10におけるネットワーク接続端末3が一定期間内の通信負荷が閾値を超えているかどうかの確認は、例えばゲートウェイ装置1から、ネットワーク接続端末3を介して接続されたネットワーク4に対してデータの送受信を行い、通信速度及び送受信に要する時間から判断したものである。または、ネットワーク4の基地局側から負荷状況等の情報を受信して判断する。
なお、ステップST10において、一定期間内で規定通信容量を超えたネットワーク接続端末3が検出された場合の動作は実施の形態2におけるネットワーク接続監視部14が接続不可と判定した場合と同様である。すなわち、実施の形態2と同様に、ネットワーク選択部13dは、接続不可のネットワーク接続端末3を除いたネットワーク接続端末3のうち、通信経路制御部15で指示されるネットワーク接続端末3を選択する。
このように、実施の形態5では、接続端末負荷状況監視部18で端末負荷を監視することにより、使用頻度が高くなっているネットワーク接続端末3に負荷が集中することがないよう監視を行い、例えば、月ごとのデータ通信容量が制限された端末をネットワーク接続端末3に使用する際、使用制限をかけることが可能となる。
以上説明したように、実施の形態5のゲートウェイ装置によれば、ネットワーク接続端末の一定期間の通信負荷状況を監視する接続端末負荷状況監視部を備え、ネットワーク選択部は、ローカル端末と通信経路が設定されていたネットワーク接続端末が接続端末負荷状況監視部で一定期間の通信負荷が閾値を超えていると判定された場合、ネットワーク接続部に接続されている他のネットワーク接続端末の中から再選択を行って通信経路を決定するようにしたので、ネットワーク接続端末の通信負荷を管理することができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1,1a,1b,1c,1d ゲートウェイ装置、2,2a〜2e ローカル端末、3,3a〜3z ネットワーク接続端末、4,4a〜4z ネットワーク、10 接続端末管理部、11 ローカル端末接続部、12 ネットワーク接続部、13,13a ネットワーク選択部、14 ネットワーク接続監視部、15 通信経路制御部、16 接続端末電池残量監視部、17 接続端末電波受信状況監視部、18 接続端末負荷状況監視部。

Claims (7)

  1. 通信ネットワークに接続されるネットワーク接続端末の登録状態を管理する接続端末管理部と、
    一つまたは複数のローカル端末を通信接続するローカル端末接続部と、
    前記接続端末管理部に登録されているネットワーク接続端末を通信接続するネットワーク接続部と、
    前記ローカル端末接続部で通信接続するローカル端末と前記ネットワーク接続部で通信接続する前記ネットワーク接続端末との通信経路を決定するネットワーク選択部とを備えたことを特徴とするゲートウェイ装置。
  2. 前記ネットワーク接続端末が前記通信ネットワークに通信可能に接続されているかを監視するネットワーク接続監視部を備え、
    前記ネットワーク選択部は、前記ローカル端末と通信経路が設定されていた前記ネットワーク接続端末が前記ネットワーク接続監視部で接続不可と判定された場合、前記ネットワーク接続部に接続されている他のネットワーク接続端末の中から再選択を行って前記通信経路を決定することを特徴とする請求項1記載のゲートウェイ装置。
  3. 前記ローカル端末と前記通信ネットワークとの通信経路の条件を定めた通信経路制御部を備え、前記ネットワーク選択部は、前記通信経路制御部の条件に従って前記ローカル端末と前記ネットワーク接続端末との通信経路を決定することを特徴とする請求項1または請求項2記載のゲートウェイ装置。
  4. 前記ネットワーク接続端末の電池残量を監視する接続端末電池残量監視部を備え、
    前記ネットワーク選択部は、前記ローカル端末と通信経路が設定されていた前記ネットワーク接続端末が前記接続端末電池残量監視部で電池残量が閾値以下と判定された場合、前記ネットワーク接続部に接続されている他のネットワーク接続端末の中から再選択を行って前記通信経路を決定することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のゲートウェイ装置。
  5. 前記ネットワーク接続端末の電波受信状況を監視する接続端末電波受信状況監視部を備え、
    前記ネットワーク選択部は、前記ローカル端末と通信経路が設定されていた前記ネットワーク接続端末が前記接続端末電波受信状況監視部で電波受信電力が閾値以下と判定された場合、前記ネットワーク接続部に接続されている他のネットワーク接続端末の中から再選択を行って前記通信経路を決定することを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のゲートウェイ装置。
  6. 前記ネットワーク接続端末の一定期間の通信負荷状況を監視する接続端末負荷状況監視部を備え、
    前記ネットワーク選択部は、前記ローカル端末と通信経路が設定されていた前記ネットワーク接続端末が前記接続端末負荷状況監視部で前記一定期間の通信負荷が閾値を超えていると判定された場合、前記ネットワーク接続部に接続されている他のネットワーク接続端末の中から再選択を行って前記通信経路を決定することを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載のゲートウェイ装置。
  7. 前記接続端末管理部は、前記ネットワーク接続端末の登録を一時的に外す機能と、当該一時的に登録を外したネットワーク接続端末を再登録する機能とを備えたことを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載のゲートウェイ装置。
JP2014223134A 2014-10-31 2014-10-31 ゲートウェイ装置 Active JP6355528B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014223134A JP6355528B2 (ja) 2014-10-31 2014-10-31 ゲートウェイ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014223134A JP6355528B2 (ja) 2014-10-31 2014-10-31 ゲートウェイ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016092535A true JP2016092535A (ja) 2016-05-23
JP6355528B2 JP6355528B2 (ja) 2018-07-11

Family

ID=56019066

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014223134A Active JP6355528B2 (ja) 2014-10-31 2014-10-31 ゲートウェイ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6355528B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018046558A (ja) * 2016-09-13 2018-03-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 端末監視制御装置
WO2018109985A1 (ja) * 2016-12-15 2018-06-21 シャープ株式会社 中継装置、端末装置、通信システム、通信方法及びプログラム
JP2018142951A (ja) * 2017-02-24 2018-09-13 キヤノン株式会社 通信処理装置、通信制御方法、及びプログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012227610A (ja) * 2011-04-15 2012-11-15 Ntt Docomo Inc 携帯端末、テザリング端末、ネットワーク接続システム及びネットワーク接続方法
JP2014520455A (ja) * 2011-06-17 2014-08-21 クゥアルコム・インコーポレイテッド 共有データと、ワイヤレスネットワークを介して共有され得ないデータとを受信するための方法、装置およびコンピュータプログラム製品
JP2015156561A (ja) * 2014-02-20 2015-08-27 株式会社バッファロー 無線接続装置、無線接続装置の制御方法、無線接続装置と移動体通信端末とを備えるネットワークシステム、および、移動体通信端末が実行するコンピュータプログラム
JP2015534352A (ja) * 2012-09-13 2015-11-26 ファースト プリンシプルズ インコーポレイテッド データ転送レートを増加させるためのデータストリーム分割
JP2015535416A (ja) * 2012-11-02 2015-12-10 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated ワイヤレス通信のレンジ拡大(rangeextension)のためのシステム、装置、および方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012227610A (ja) * 2011-04-15 2012-11-15 Ntt Docomo Inc 携帯端末、テザリング端末、ネットワーク接続システム及びネットワーク接続方法
JP2014520455A (ja) * 2011-06-17 2014-08-21 クゥアルコム・インコーポレイテッド 共有データと、ワイヤレスネットワークを介して共有され得ないデータとを受信するための方法、装置およびコンピュータプログラム製品
JP2015534352A (ja) * 2012-09-13 2015-11-26 ファースト プリンシプルズ インコーポレイテッド データ転送レートを増加させるためのデータストリーム分割
JP2015535416A (ja) * 2012-11-02 2015-12-10 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated ワイヤレス通信のレンジ拡大(rangeextension)のためのシステム、装置、および方法
JP2015156561A (ja) * 2014-02-20 2015-08-27 株式会社バッファロー 無線接続装置、無線接続装置の制御方法、無線接続装置と移動体通信端末とを備えるネットワークシステム、および、移動体通信端末が実行するコンピュータプログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018046558A (ja) * 2016-09-13 2018-03-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 端末監視制御装置
WO2018109985A1 (ja) * 2016-12-15 2018-06-21 シャープ株式会社 中継装置、端末装置、通信システム、通信方法及びプログラム
JP2018142951A (ja) * 2017-02-24 2018-09-13 キヤノン株式会社 通信処理装置、通信制御方法、及びプログラム
JP7090423B2 (ja) 2017-02-24 2022-06-24 キヤノン株式会社 通信装置、通信方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6355528B2 (ja) 2018-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107950058B (zh) 直接和中继连接之间的活动通信会话切换
US9961711B2 (en) Control device to control direct communication among communication terminals
US9042901B2 (en) Dynamic small cell provisioning and frequency tuning
US20150319662A1 (en) Mobile communication system and ue
CN105122896A (zh) 接入网发现和选择
JP6213882B2 (ja) 無線端末の接続制御装置及びこれを備えた接続制御システム並びに接続制御方法
WO2015124967A1 (en) Traffic steering between wlan and cellular networks
WO2014194492A1 (zh) 接入点的选择方法及装置
US10716032B2 (en) Path processing method and apparatus, and terminal
JP6355528B2 (ja) ゲートウェイ装置
JP7018884B2 (ja) 通信方法
JP2014143461A (ja) 無線基地局、それを用いた無線通信システム及び無線通信接続方法
US10327274B2 (en) Mobile device anchoring and connectivity across multiple mobile network technologies
US11057946B2 (en) Method and device for managing wireless connection
WO2013157164A1 (ja) 通信システム
US9705739B1 (en) Systems and methods for configuring a unique access node identifier
JP2016039478A (ja) WiFi接続システム、アクセスポイント情報管理装置、WiFi接続端末、アクセスポイント決定方法、WiFi接続方法、アクセスポイント決定プログラム及びWiFi接続プログラム
WO2017003357A1 (en) Device identification in interworking wlan and wide-area cellular networks
US20150319683A1 (en) Communication system, communication device, and connection selection control method
JP5650282B2 (ja) 無線中継装置および無線中継方法
JP6687256B2 (ja) 通信切替システム、通信切替方法および通信切替プログラム
US10470105B2 (en) Network status information transfer method and network device
WO2017049648A1 (zh) 一种通信处理方法、节点及终端
JP4645338B2 (ja) 無線通信システム、無線制御局及びそれらに用いるサービス変更方法
KR20120052047A (ko) 이기종 망간 접속변경 시스템 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180515

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180612

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6355528

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250