JP2016089444A - 取付金具とそれを備えた仮設足場の構成部材 - Google Patents

取付金具とそれを備えた仮設足場の構成部材 Download PDF

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Abstract

【課題】 水平材に連結できる取付金具であって簡易に連結でき連結箇所の滑りにくい取付金具とその取付金具を利用した仮設足場の構成部材を提供しようとする。
【解決手段】
従来の取付金具に変わって、横から見て下端に下端開放部を形成し水平材の外側に上方から被さる様に嵌まる輪郭を持つ切欠き部を設けられる取付金具本体と、前記取付金具本体に斜め上下方向に移動可能に取り付けられて前記切欠き部が水平材に嵌まる状態で水平材に当接して前記下端開放部の少なくとも一部を閉塞する態様に配置される最下の位置と前記進出位置から斜め上方に移動して前記下端開放部を開放する態様に配置される位置との間で位置を移動できる楔部材と、前記取付金具本体が水平材から外された状態で前記楔部材が所定位置より下方に下がらない様に前記楔部材に当たるストッパと、を備えるものとにとした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、取付金具に係る。特に、脱着の容易な取付金具とそれを備えた仮設足場の構成部材に関する。
いろいろな場面で、取付金具が用いられる。
部材本体に固定される取付金具が水平に延びる長手部材である水平材に連結して、部材本体と水平材とを連結する。
例えば、仮設足場を組み立てる場面で、取付金具が用いられる。
例えば、仮設足場は、足場用支柱10とブラケット20と踏板30と手摺40と火打ち50と筋交い60、その他で構成される。
図17、図18に、仮設足場の一例を示す。
縦方向に連結された複数の足場用支柱10が、建築される建物の周囲に所定のピッチで配置される。
例えば、縦方向に連結された複数の足場用支柱10が、建築される建物の周囲に所定のピッチで2重に配置される。
ブラケット20が、2重に配置される足場用支柱10に連結される。
踏板30が、ブラケット20に連結される。
手摺40が、所定のピッチで配置される足場用支柱10に連結される。
火打ち50が、建築物のコーナー部に配置され互いに直交する手摺40に連結される。
筋交い60が、隣り合った足場用支柱10に渡り掛けられる。
建物の建築現場等で用いられる仮設足場を組み立てる際に仮設足場を構成する構成部材同士を連結するのに取付金具が用いられる。
例えば、踏板30をブラケット20に連結するのに取付金具が用いられる。
例えば、火打ち50を手摺40に連結するのに取付金具が用いられる。
作業員が仮設足場を組み立てるために、取付金具を用いて仮設足場の構成部材に簡易に連結できるのが望ましい。
また、作業員が仮設足場の上で安心して作業するために、取付金具仮設足場の構成部材の連結箇所がずれないのが望ましい。
本発明は以上に述べた問題点に鑑み案出されたもので、水平材に連結できる取付金具であって簡易に連結でき連結箇所の滑りにくい取付金具とその取付金具を利用した仮設足場の構成部材を提供しようとする。
上記目的を達成するため、本発明に係る部材本体に固定され水平に延びる長手部材である水平材に連結できる取付金具であって、横から見て下端に開放部である下端開放部を形成し水平材の外側に上方から被さる様に嵌まる輪郭を持つ切欠き部を設けられる取付金具本体と、前記取付金具本体に斜め上下方向に移動可能に取り付けられて前記切欠き部が水平材の外側に上方から被さる様に嵌まる状態で水平材に当接して前記下端開放部の少なくとも一部を閉塞する態様に配置される最下の位置である進出位置と前記進出位置から斜め上方に移動して前記下端開放部を開放する態様に配置される位置である後退位置との間で位置を移動できる楔部材と、前記取付金具本体が水平材から外された状態で前記楔部材が所定位置より下方に下がらない様に前記楔部材に当たるストッパと、
を備え、前記進出位置が前記所定位置よりも上方である、もとにとした。
上記本発明の構成により、取付金具本体が、横から見て下端に開放部である下端開放部を形成し水平材の外側に上方から被さる様に嵌まる輪郭を持つ切欠き部を設けられる。楔部材が、前記取付金具本体に斜め上下方向に移動可能に取り付けられて、前記切欠き部が水平材の外側に上方から被さる様に嵌まる状態で、水平材に当接して前記下端開放部の少なくとも一部を閉塞する態様に配置される最下の位置である進出位置と、前記進出位置から斜め上方に移動して前記下端開放部を開放する態様に配置される位置である後退位置との間で位置を移動できる。ストッパが、前記取付金具本体が水平材から外された状態で前記楔部材が所定位置より下方に下がらない様に前記楔部材に当たる。
前記進出位置が前記所定位置よりも上方である。
その結果、取付金具を水平材に取り付けて部材本体と水平材とを連結できる。
以下に、本発明の実施形態に係る取付金具を説明する。本発明は、以下に記載した実施形態のいずれか、またはそれらの中の二つ以上が組み合わされた態様を含む。
本発明の実施形態に係る取付金具は、前記切欠き部が水平材の外側に上方から被さる様に嵌まる状態で前記進出位置に位置する前記楔部材を下方に押すと、前記取付金具本体と前記楔部材とが水平材を挟み込む様になった。
上記の実施形態の構成により、前記切欠き部が水平材の外側に上方から被さる様に嵌まる状態で前記進出位置に位置する前記楔部材を下方に押すと、前記取付金具本体と前記楔部材とが水平材を挟み込む様になった。
その結果、取付金具が水平材に取り付けられた取付箇所が滑りにくい。
本発明の実施形態に係る取付金具は、前記取付金具本体が前記切欠き部を設けられる取付金具本体片材と該取付金具本体片材の側面に固定され前記楔部材が通る楔部材取付穴の輪郭の少なくとも一部を形成する楔部材取付片とを有し、前記楔部材取付片が横から見て面を斜め上下方向に向ける板材であり、前記楔部材が位置を前記後退位置にし上部を楔部材取付片の上部に近づける向きに回転したときに、前記楔部材が安定して保持される。
上記の実施形態の構成により、前記取付金具本体が前記切欠き部を設けられる取付金具本体片材と該取付金具本体片材の側面に固定され前記楔部材が通る楔部材取付穴の輪郭の少なくとも一部を形成する楔部材取付片とを有るる。前記楔部材取付片が横から見て面を斜め上下方向に向ける板材である。前記楔部材が位置を前記後退位置にし上部を楔部材取付片の上部に近づける向きに回転したときに、前記楔部材が安定して保持される。
その結果、簡単に取付金具を水平材から外すことをできる。
上記目的を達成するため、本発明に係る仮設足場の構成部材であって、構成部材のうちの一つの構造部材である部材本体と、部材本体に固定され他の一つの構成部材の一部であって水平に延びる長手部材である水平材に連結できる取付金具と、を備え、横から見て下端に開放部である下端開放部を形成し水平材の外側に上方から被さる様に嵌まる輪郭を持つ切欠き部を設けられる取付金具本体と、前記取付金具本体に斜め上下方向に移動可能に取り付けられて前記切欠き部が水平材の外側に上方から被さる様に嵌まる状態で水平材に当接して前記下端開放部の少なくとも一部を閉塞する態様に配置される最下の位置である進出位置と前記進出位置から斜め上方に移動して前記下端開放部を開放する態様に配置される位置である後退位置との間で位置を移動できる楔部材と、前記取付金具本体が水平材から外された状態で前記楔部材が所定位置より下方に下がらない様に前記楔部材に当たるストッパと、を有し、前記進出位置が前記所定位置よりも上方である、もとにとした。
上記本発明の構成により、部材本体が、構成部材のうちの一つの構造部材である。取付金具が、部材本体に固定され他の構成部材の一部であって水平に延びる長手部材である水平材に連結できる。取付金具本体が、横から見て下端に開放部である下端開放部を形成し水平材の外側に上方から被さる様に嵌まる輪郭を持つ切欠き部を設けられる。楔部材が、前記取付金具本体に斜め上下方向に移動可能に取り付けられ、前記切欠き部が水平材の外側に上方から被さる様に嵌まる状態で、水平材に当接して前記下端開放部の少なくとも一部を閉塞する態様に配置される最下の位置である進出位置と、前記進出位置から斜め上方に移動して前記下端開放部を開放する態様に配置される位置である後退位置との間で位置を移動できる。ストッパが、前記取付金具本体が水平材から外された状態で前記楔部材が所定位置より下方に下がらない様に前記楔部材に当たる。
前記進出位置が前記所定位置よりも上方である。
その結果、取付金具を固定された一つの構成部材を水平材を一部にもつ他の構成部材に簡易に取り付けられる。
以下に、本発明の実施形態に係る仮設足場の構成部材を説明する。本発明は、以下に記載した実施形態のいずれか、またはそれらの中の二つ以上が組み合わされた態様を含む。
本発明の実施形態に係る仮設足場の構成部材は、一つの構成部材が仮設足場用踏板であって、水平材が他の構成部材である仮設足場用ブラケットの水平に延びる横架材であって、仮設足場用踏板の枠体の一部または全体を形成し前記取付金具本体を固定される構造部材が前記ストッパを兼ねる。
上記の実施形態の構成により、一つの構成部材が仮設足場用踏板である。水平材が他の構成部材である仮設足場用ブラケットの水平に延びる横架材である。仮設足場用踏板の枠体の一部または全体を形成し前記取付金具本体を固定される構造材が前記ストッパを兼ねる。
その結果、前記取付金具を利用して仮設足場用踏板を仮設足場用ブラケットに簡易に取り付けられる。
本発明の実施形態に係る仮設足場の構成部材は、前記切欠き部が水平材の外側に上方から被さる様に嵌まる状態で前記進出位置に位置する前記楔部材を下方に押すと前記取付金具本体と前記楔部材とが水平材を挟み込む様になった。
上記の実施形態の構成により、前記切欠き部が水平材の外側に上方から被さる様に嵌まる状態で前記進出位置に位置する前記楔部材を下方に押すと、前記取付金具本体と前記楔部材とが水平材を挟み込む様になった。
その結果、取付金具を固定する一つの構成部材が他の構成部材に滑りにくい。
本発明の実施形態に係る仮設足場の構成部材は、前記取付金具本体が前記切欠き部を設けられる取付金具本体片材と該取付金具本体片材の側面に固定され前記楔部材が通る楔部材取付穴の輪郭の少なくとも一部を形成される楔部材取付片とを持ち、前記楔部材取付片が横から見て面を斜め上下方向に向ける板材であり、前記楔部材が姿勢を前記後退位置にし上部を前記楔部材取付片の上部に近づける向きに回転したときに、前記楔部材が安定して保持される。
上記の実施形態の構成により、前記取付金具本体が前記切欠き部を設けられる取付金具本体片材と該取付金具本体片材の側面に固定され前記楔部材が通る楔部材取付穴の輪郭の少なくとも一部を形成される楔部材取付片とを持つ。前記楔部材取付片が横から見て面を斜め上下方向に向ける板材である。前記楔部材が姿勢を前記後退位置にし上部を前記楔部材取付片の上部に近づける向きに回転したときに、前記楔部材が安定して保持される。
その結果、簡単に取付金具を水平材から外すことをできる。
以上説明したように、本発明に係る取付金具は、その構成により、以下の効果を有する。
取付金具本体が下端開放部を形成する切欠き部を設けられ、取付金具本体に斜め上下方向に移動自在に取り付けられる楔部材が前記下端開放部の少なくとも一部を閉塞する進出位置と前記下端開放部を開放する後退位置との間で移動でき、水平材から外された状態でストッパにより前記楔部材が所定位置より下方に下がらない様に当たり、前記進出位置が前記所定位置よりも上方である様にしたので、取付金具を水平材に取り付けて部材本体と水平材とを連結できる。
また、前記切欠き部が水平材の外側に上方から被さる様に嵌まる状態で前記進出位置に位置する前記楔部材を下方に押すと、前記取付金具本体と前記楔部材とが水平材を挟み込む様にしたので、取付金具が水平材に取り付けられた取付箇所が滑りにくい。
また、前記切欠き部を設けられる前記取付金具本体片材の側面に取り付けられる楔部材取付片が記楔部材が通る楔部材取付穴の輪郭の少なくとも一部を形成し、横から見て面を斜め上下方向に向ける板材であり、前記楔部材が後退位置にあるときに上部を前記楔部材取付片の上部に近づける向きに回転したときに、前記楔部材が安定して保持される、様にしたので、簡単に取付金具を水平材から外すことをできる。
以上説明したように、本発明に係る仮設足場の構成部材は、その構成により、以下の効果を有する。
取付金具本体が下端開放部を形成する切欠き部を設けられ、取付金具本体に斜め上下方向に移動自在に取り付けられる楔部材が、前記下端開放部の少なくとも一部を閉塞する進出位置と前記下端開放部を開放する後退位置との間で移動でき、水平材から外された状態でストッパにより前記楔部材が所定位置より下方に下がらない様に当たり、前記進出位置が前記所定位置よりも上方である様にしたので、取付金具を固定された一つの構成部材を水平材を一部にもつ他の構成部材に簡易に取り付けられる。
また、前記仮設足場用踏板の枠体の一部または全部を形成する構造体に前記取付金具本体が固定され、前記取付金具本体が固定される構造材が前記ストッパを兼ねる様にしたので、前記取付金具を利用して仮設足場用踏板を仮設足場用ブラケットに簡易に取り付けられる。
また、前記切欠き部が水平材の外側に上方から被さる様に嵌まる状態で前記進出位置に位置する前記楔部材を下方に押すと、前記取付金具本体と前記楔部材とが水平材を挟み込む様にしたので、取付金具を固定する一つの構成部材が他の構成部材に滑りにくい。
また、前記切欠き部を設けられる前記取付金具本体片材の側面に取り付けられる楔部材取付片が記楔部材が通る楔部材取付穴の輪郭の少なくとも一部を形成し、横から見て面を斜め上下方向に向ける板材であり、前記楔部材が後退位置にあるときに上部を前記楔部材取付片の上部に近づける向きに回転したときに、前記楔部材が安定して保持される、様にしたので、簡単に取付金具を水平材から外すことをできる。
従って、水平材に連結できる取付金具であって簡易に連結でき連結箇所の滑りにくい取付金具とその取付金具を利用した仮設足場の構成部材を提供できる。
本発明の実施形態に係る踏板の正面図である。 本発明の実施形態に係る踏板の平面図である。 本発明の実施形態に係る踏板の裏面図である。 本発明の実施形態に係る踏板の側面図である。 本発明の実施形態に係る踏板のAーA断面図である。 本発明の実施形態に係る踏板のB部詳細図である。 本発明の実施形態に係る踏板のC−C矢視図である。 本発明の実施形態に係る踏板のD−D矢視図である。 本発明の実施形態に係る踏板のE−E矢視図である。 本発明の実施形態に係る踏板のF−F断面図である。 本発明の実施形態に係る踏板のG−G断面図である。 本発明の実施形態に係る取付金具の作動説明図その1である。 本発明の実施形態に係る取付金具の作動説明図その2である。 本発明の実施形態に係る取付金具の作動説明図その3である。 本発明の実施形態に係る火打ちの平面図である。 本発明の実施形態に係る火打ちのH部詳細図である。 本発明の実施形態に係る仮設足場の一例の斜視図である。 本発明の実施形態に係る仮設足場の一例の部分斜視図である。
以下、本発明を実施するための実施形態に係る取付金具とそれを用いる仮設足場の構成部材を、図面を参照して、説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る踏板の正面図である。図2は、本発明の実施形態に係る踏板の平面図である。図3は、本発明の実施形態に係る踏板の裏面図である。図4は、本発明の実施形態に係る踏板の側面図である。図5は、本発明の実施形態に係る踏板のAーA断面図である。図6は、本発明の実施形態に係る踏板のB部詳細図である。図7は、本発明の実施形態に係る踏板のC−C矢視図である。図8は、本発明の実施形態に係る踏板のD−D矢視図である。図9は、本発明の実施形態に係る踏板のE−E矢視図である。図10は、本発明の実施形態に係る踏板のF−F断面図である。図11は、本発明の実施形態に係る踏板のG−G断面図である。図12は、本発明の実施形態に係る取付金具の作動説明図その1である。図13は、本発明の実施形態に係る取付金具の作動説明図その2である。図14は、本発明の実施形態に係る取付金具の作動説明図その3である。
以下では、取付金具を仮設足場の構成部材に用いる場合を例に、説明する。
仮設足場は、作業員が作業するための足場になる。
説明の便宜のため、仮設足場の一例を、図を基に、説明する。
図17は、本発明の実施形態に係る仮設足場の一例の斜視図である。図18は、本発明の実施形態に係る仮設足場の一例の部分斜視図である。
例えば、仮設足場は、足場用支柱10とブラケット20と踏板30と手摺40と火打ち50と筋交い60とで構成される。
以下では、取付金具を踏板30と火打ち50とに適用する。
最初に、足場用支柱10の構成を説明する。
足場用支柱10は、仮設足場を構成する支柱である。
足場用支柱10の側面には、後述するくさび金具が脱着自在に固定される部材が設けられる。
複数の前後一対の足場用支柱10を上方向に直列に重ねて繋ぎ柱を作る。
複数の柱を建築物の周囲に所定の間隔で並べる。
次ぎに、ブラケット20の構成を説明する。
ブラケット20は、足場用支柱10に固定され、踏板30と手摺40を支持する構造体である。
ブラケット20は、横架材21と斜材22と縦材23と一対のくさび金具24とで構成される。
横架材21は、横方向に延びる短尺の長手部材である。横架材21は、水平に延びる短尺の円管であってもよい。
斜材22は、斜めに延びる長手部材であって、上方の一端を横架材21に溶接固定される。
縦材23は、縦方向に延びる長手部材であって、上方の一端を横架材21に溶接固定され、下方の他端を斜材22に溶接固定される。
一対のくさび金具24は、足場用支柱10に脱着可能に固定される金具であって、横架材21の両端に溶接固定される。
次ぎに、踏板30の構成を説明する。
踏板30は、上から見て長方形の輪郭をもつ作業床を形成する構造部材であって、長方形の短辺の側をブラケット20の横架材21に支持される。
踏板30は、踏板部材本体200と取付金具100とで構成される。、
踏板部材本来20は、踏板枠体210と踏板面材220と踏板裏材230とで構成される。
踏板枠体210は、上から見て、長方形の輪郭をもつ構造体である。
踏板枠体210は、一対の踏板枠体短辺材211と一対の踏板枠体長辺材212と一対の踏板枠体中間材213とで構成される、
一対の踏板枠体短辺材211が、長方形の短辺を形成する。
一対の踏板枠体長辺材212が、長方形の長辺を形成する。
一対の踏板枠体中間材213は、 一対の踏板枠体長辺材212に挟まれ、両端を一対の一対の踏板枠体短辺材211に固定される。
踏板面材220は、踏板枠体210の上部に作業面を形成する面材である。例えば、踏板面材220は、踏板枠体210の上部に貼られるエキスパンドメタルである。
踏板裏材230は、踏板枠体210の下面を補強する部材である。例えば、踏板面材220は、一対の踏板枠体短辺材211に挟まれて、両端を一対の踏板枠体長辺材212に固定する部材である。
取付金具100は、部材本体に固定され水平に延びる長手部材である水平材に連結できる。
水平材は、ブラケット20の水平に延びる横架材21である。
取付金具100は、踏板部材本体200に固定され水平に延びる長手部材である水平材に連結できる。
取付金具100は、一対の取付金具100aと一対の取付金具100bとで構成される。
一個の取付金具100aと一個の取付金具100bとが、一対の踏板枠体短辺材211のうちの一方の踏板枠体短辺材211に固定される。
一個の取付金具100aと一個の取付金具100bとが、一対の踏板枠体短辺材211のうちの他方の踏板枠体短辺材211に固定される。
取付金具100aは、取付金具本体110と楔部材120とで構成される。
取付金具100aは、取付金具本体110と楔部材120とストッパ130とで構成されてもよい。
図6乃至図11は、取付金具100aの構造を示す。
取付金具本体110は、横から見て下端に開放部である下端開放部Xを形成し水平材の外側に上方から被さる様に嵌まる輪郭を持つ切欠き部Wを設けられる部材である。
取付金具本体110は、横から見て下端に開放部である下端開放部Xを形成し水平材の外側に上方から被さる様に嵌まる下向きコの字状の輪郭を持つ切欠き部Wを設けられる部材であってもよい。
取付金具本体110は、取付金具本体片材111と楔部材取付片112とで構成されてもよい。
取付金具本体110は、取付金具本体片材111と楔部材取付片112と取付金具本体突起部113とで構成されてもよい。
取付金具本体片材111は、切欠き部Wを設けられる部材である。
取付金具本体片材111は、切欠き部Wを設けられる板材であってもよい。
切欠き部Wは、水平材に相当する横架材21の長手方向に直交する断面の外側に上方から被さる様に嵌まる。
切欠き部Wの輪郭の上部が水平材に相当する横架材21の外形の上半分の輪郭に一致してもよい。
例えば、取付金具本体片材111は、切欠き部Wを設けられ、コの字状の形状をもつ板材である。
切欠き部Wが水平材に相当する横架材21の外側に上方から被さる様に嵌まる姿勢で 横架材21の長手方向が、取付金具本体片材111の板材の面に直交する。
例えば、取付金具本体片材111は、切欠き部Wを設けられ、コの字状の形状をもち、横向きの縁を踏板枠体短辺材211に溶接固定される板材である。
楔部材取付片112は、後述する楔部材120を斜め上下方向に移動自在に支持する部材である。
楔部材取付片112は、後述する楔部材120が通る楔部材取付穴Sの輪郭を形成する部材であってもよい。
楔部材取付片112は、後述する楔部材120が通る楔部材取付穴Sの輪郭の少なくとも一部を形成する部材であってもよい。
例えば、楔部材取付片112は、後述する楔部材120が通る楔部材取付穴Sの輪郭のの一部を形成する板材である。
楔部材取付片112は、取付金具本体片材の側面に固定されてもよい。
例えば、楔部材取付片112は、面を略斜め上下方向に向け、一端を取付金具本体片材111の表面に溶接固定される板材である。
例えば、楔部材取付穴Sは、楔部材取付片112の縁部と取付金具本体片材111の表面とで囲まれる貫通穴である。
楔部材取付片112は、横から見て、面を斜め上下方向に向け斜め上方へ湾曲する曲り部Rを形成される板材であってもよい。
楔部材取付片112は、横から見て、面を斜め上下方向に向け中間に斜め上方へ湾曲する曲り部Rを形成される板材であってもよい。
例えば、楔部材取付片112は、横から見て、面を略斜め上下方向に向け、中間に斜め上方に湾曲する曲り部Rを形成され、横方向の縁を取付金具本体片材111の表面に溶接固定される板材である。
横から見て、楔部材取付穴Sの位置は、曲り部Rの位置に一致しても良い。
取付金具本体突起部113は、取付金具本体片材111の表面に形成される突起を形成する部分である。
例えば、取付金具本体突起部113は、取付金具本体片材111の表面に形成される2つの突起を形成する部分である。
例えば、取付金具本体突起部113は、取付金具本体片材111である板材の裏面から押されて表面に形成される2つの突起する部分である。
取付金具本体突起部113は、後述する楔部材120の取付金具本体片材111の表面に向ける面に対向する様に形成される。
取付金具本体突起部113は、後述する楔部材120が斜め上下方向に移動する状態で、楔部材120の取付金具本体片材111の表面に向ける面に接触する。
この様にすると、楔部材が上下方向に安定して移動できる。
楔部材120は、取付金具本体110に斜め上下方向に移動可能に取り付けられ、切欠き部Wが水平材の外側に上方から被さる様に嵌まる状態で、水平材に当接して下端開放部Xの少なくとも一部を閉塞する態様に配置される最下の位置である進出位置と、進出位置から斜め上方に移動して下端開放部Xを開放する態様に配置される位置である後退位置との間で位置を移動できる部材である。
楔部材120は、取付金具本体110に斜め上下方向に移動可能に取り付けられ、切欠き部Wが水平材の外側に上方から被さる様に嵌まる状態で、水平材に当接して下端開放部Xの少なくとも一部を閉塞する態様に配置される最下の位置である進出位置と、進出位置から斜め上方に移動して下端開放部Xを開放する態様に配置される最上の位置である後退位置との間で位置を移動できる部材であってもよい。
例えば、楔部材120は、取付金具本体110に斜め上下方向に移動可能に取り付けられ、切欠き部Wが水平材に相当するブラケット20の横架材21の外側に上方から被さる様に嵌まる状態で、水平材に当接して下端開放部Xの少なくとも一部を閉塞する態様に配置される最下の位置である進出位置と、進出位置から斜め上方に移動して下端開放部Xを開放する態様に配置される最上の位置である後退位置との間で位置を移動できる部材である。
楔部材120が、姿勢を前記後退位置にして上部を前記楔部材取付片の上部に近づける向きに回転したときに前記楔部材が安定して保持されてもよい。
楔部材120が下端部を曲り部Rの位置に一致させて曲り部Rの位置を中心に回転したときに、楔部材120が安定して保持されてもよい。
楔部材120が下端部を曲り部Rの位置に一致させて上部を楔部材取付片112の上部に近づける向きに回転したときに、楔部材120が安定して保持されてもよい。
楔部材120が下端部を曲り部Rの位置に一致させて上部を楔部材取付片112の上部に近づける向きに回転したときに、下端開放部を開放した状態で楔部材120が安定して保持されてもよい。
楔部材120は、楔部材本体121と楔部材本体突起部122とで構成されてもよい。
例えば、楔部材本体121は、面を含む平面上で湾曲した板材である。
例えば、楔部材本体121は、面を含む平面上で湾曲した板材であり、裏面を取付金具本体片材111の表面に向けて、楔部材取付穴Sに斜め上下方向に移動自在に案内される。
楔部材本体突起部122は、楔部材本体121の表面の下側に設けられる突起する部分である。
楔部材本体突起部122は、楔部材本体121の下端部の近傍に設けられる突起する部分であってもよい。
楔部材120が楔部材取付穴Sに案内されて上方に移動すると楔部材本体突起部122が楔部材取付片112に当たる。その結果、楔部材120が楔部材取付穴Sから上方に抜けるのを阻止される。
楔部材120が楔部材取付穴Sに案内されて上方に移動すると楔部材本体突起部122が楔部材取付片112の曲り部Rに当たる。その結果、楔部材120が楔部材取付穴Sから上方に抜けるのを阻止される。
楔部材本体突起部122が楔部材取付片112に当たる状態で、楔部材120が楔部材取付片112の位置を中心に回転してもよい。 その結果、楔部材120が安定して保持される。
例えば、楔部材本体突起部122が楔部材取付片112に当たる状態で、楔部材120が楔部材取付片112の位置を中心に回転し、楔部材120が安定して保持される様子が示される。
図13には、楔部材本体突起部122が楔部材取付片112に当たる状態で、楔部材120が楔部材取付片112の曲り部Rの位置を中心に回転し、楔部材120が安定して保持される様子が示される。
ストッパ130は、取付金具本体110が水平材から外された状態で楔部材120が所定位置より下方に下がらない様に楔部材に当たる部材である。
ストッパ130は、取付金具本体110が水平材に相当する相当するブラケット20の横架材21から外された状態で楔部材120が所定位置より下方に下がらない様に楔部材に当たる部材である。
進出位置は所定位置よりも上方である。
取付金具本体110が水平材から外され楔部材120がストッパ130に当たった状態から取付金具本体110を水平材に上方から接近させると楔部材120が水平材に当たって押されて上方へ相対移動し、切欠き部Wが水平材の外側に上方から被さる様に嵌まると楔部材120が重力で下方に落下して下端開放部Xの少なくとも一部を閉塞する様になっている。
仮設足場用の踏板30の枠体の一部または全体を形成し取付金具本体を固定される構造材がストッパを兼ねてもよい。
例えば、踏板枠体210がストッパ130を兼ねる。
例えば、踏板枠体短辺材211がストッパ130を兼ねる。
図6には、踏板枠体短辺材211が、ストッパ130を兼ね、取付金具本体110が水平材から外された状態で楔部材120が所定位置より下方に下がらない様に楔部材に当たる様子を示される。
切欠き部Wが水平材の外側に上方から被さる様に嵌まる状態で進出位置に位置する楔部材120を下方に押すと、取付金具本体110と楔部材120とが水平材を挟み込む様になってもよい。
切欠き部Wが水平材の外側に上方から被さる様に嵌まる状態で進出位置に位置する楔部材120を下方に押すと、取付金具本体110と楔部材120とが水平材を所定の力で挟み込む様になってもよい。
図14の最下段の図に、取付金具本体110と楔部材120とが水平材を挟み込む様子が示される。
取付金具100bは、取付金具本体片材111で構成される。
以下に、本発明の実施形態にかかる取付金具とそれを備えた仮設足場の構成部材の作用を、図を基に、説明する、
図14は、取付金具本体110が水平材から外され楔部材120がストッパ130に当たった状態から下方に下がって水平材に嵌まる様子を示す。
ブラケット20の横架材21が水平材に相当する。
踏板30の踏板枠体短辺材211がストッパ130に相当する。
−最上段の図−
取付金具本体110が水平材から外され楔部材120がストッパ130に当たった状態を示す。
−上から2段目の図−
取付金具本体を水平材に上方から接近させると楔部材が水平材に当たって押されて上方へ相対移動する。
−上から3段目の図−
切欠き部Wが水平材の外側に上方から被さる様に嵌まると楔部材120が重力で下方に落下する。
−最下段の図−
切欠き部Wが水平材の外側に上方から被さる様に嵌まる状態で楔部材120を下方に押すと、取付金具本体110と楔部材120とが水平材を挟み込む様にる。
図13は、取付金具本体110が水平材から外された様子を示す。
楔部材120を下方から叩いて、楔部材120を上方に持ちあげる。楔部材本体突起部122が楔部材取付片112に当たる状態で、楔部材120が楔部材取付片112の曲り部Rの位置を中心に回転し、楔部材120が安定して保持される。
取付金具本体110が水平材から外さる。
次ぎに、手摺40の構成を説明する。
手摺40は、踏板30に乗って作業するための手摺である。
手摺40は、手摺本体と一対のくさび金具とで構成される。
手摺本体は、長尺部材である。
一対のくさび金具は、足場用支柱10に脱着可能に固定される金具であって、長尺部材の両端に各々に固定される。
次ぎに、火打ち50の構成を、図を基に、説明する。
図15は、本発明の実施形態に係る火打ちの平面図である。図16は、本発明の実施形態に係る火打ちのH部詳細図である。
火打ち50は、仮設足場の剛性を高めるため、直交する手摺40に渡って掛ける構成部材である。
火打ち50が、火打ち本体300と一対の取付金具100aとで構成される。
火打ち本体300は、水平にして用いる長尺部材である。
一対の取付金具100aは、直交する手摺40に各々に取付される金具部材である。
取付金具100aの主要な構造は、ストッパ130を除き踏板30に用いられるものと同じである。
ストッパ130は、取付金具本体に固定される片材である。
ストッパ130は、火打ち本体300の一部であってもよい。
次ぎに、筋交い60の構成を、説明する。
筋交い60は、仮設足場の剛性をたかめるために、隣り合う足場用支柱10に渡って掛ける構成部材である。
筋交い60は、筋交い本体と一対のくさび金具とで構成される。
筋交い本体は、斜めににて用いる長尺部材である。
くさび金具は、足場用支柱10に固定される部材である。
一対のくさび金具が、筋交い本体の両端に各々に固定される。
以上に説明したように、本発明の実施形態にかかる取付金具は、その構成により、以下の効果を有する。
取付金具本体110が下端開放部Xを形成する下向きコの字状の切欠き部Wを設けられ、取付金具本体110に斜め上下方向に移動自在に取り付けられる楔部材120が、下端開放部Xの少なくとも一部を閉塞する最下の進出位置と下端開放部Xを開放する後退位置との間で移動でき、水平材から外された状態でストッパ130により楔部材120が所定位置より下方に下がらない様に当たり、前記進出位置が前記所定位置よりも上方である様にしたので、取付金具を水平材に取り付けて部材本体と水平材とを連結できる。
また、取付金具本体110が下端開放部Xを形成する下向きコの字状の切欠き部Wを設けられ、取付金具本体110に斜め上下方向に移動自在に取り付けられる楔部材120が、下端開放部Xの少なくとも一部を閉塞する進出位置と下端開放部Xを開放する後退位置との間で移動でき、水平材から外された状態でストッパ130により楔部材120が所定位置より下方に下がらない様に当たり、取付金具本体110を水平材に接近させると楔部材120が水平材に押されて上方に相対移動し切欠き部Wが水平材に嵌まると楔部材120が重力で下方に落下して下端開放部Xの少なくとも一部を閉塞する様にしたので、取付金具を水平材に取り付けて部材本体と水平材とを連結できる。
また、切欠き部Wが水平材の外側に上方から被さる様に嵌まる状態で進出位置に位置する楔部材を下方に押すと、取付金具本体110と楔部材120とが水平材を挟み込む様にしたので、取付金具が水平材に取り付けられた取付箇所が滑りにくい。
また、楔部材が姿勢を後退位置にし上部を楔部材取付片の上部に近づける向きに回転したときに、楔部材が安定して保持される様にしたので、簡単に取付金具を水平材から外すことをできる。
また、楔部材本体突起部122が楔部材取付片112に当たる状態で、楔部材120が楔部材取付片112の曲り部Rの位置を中心に回転し、楔部材120が安定して保持される様にしたの、簡単に取付金具を水平材から外すことをできる。
また、切欠き部Wを設けられる取付金具本体片材の側面に取り付けられる楔部材取付片が楔部材が通る楔部材取付穴の輪郭の少なくとも一部を形成し、横から見て面を斜め上下方向に向け中間に斜め上方へ湾曲する曲り部を形成される板材であり、楔部材120が下端部を曲り部Rの位置に一致させて上部を楔部材取付片の上部に近づける向きに回転したときに、楔部材が安定して保持される、様にしたので、簡単に取付金具を水平材から外すことをできる。
以上説明したように、本発明の実施形態に係る仮設足場の構成部材は、その構成により、以下の効果を有する。
取付金具本体が下端開放部を形成する下向きコの字状の切欠き部を設けられ、取付金具本体に斜め上下方向に移動自在に取り付けられる楔部材が、下端開放部の少なくとも一部を閉塞する最下の進出位置と下端開放部を開放する後退位置との間で移動でき、水平材から外された状態でストッパにより楔部材が所定位置より下方に下がらない様に当たり、前記進出位置が前記所定位置よりも上方である様にしたので、取付金具を固定された一つの構成部材を水平材を一部にもつ他の構成部材に簡易に取り付けられる。
また、取付金具本体が下端開放部を形成する下向きコの字状の切欠き部を設けられ、取付金具本体に斜め上下方向に移動自在に取り付けられる楔部材が、下端開放部の少なくとも一部を閉塞する進出位置と下端開放部を開放する後退位置との間で移動でき、水平材から外された状態でストッパにより楔部材が所定位置より下方に下がらない様に当たり、取付金具本体を水平材に接近させると楔部材が水平材に押されて上方に相対移動し切欠き部が水平材に嵌まると楔部際が重力で下方に落下して下端開放部の少なくとも一部を閉塞する様にしたので、取付金具を固定された一つの構成部材を水平材を一部にもつ他の構成部材に簡易に取り付けられる。
また、仮設足場用踏板の枠体の一部または全部を形成する構造体に取付金具本体が固定され、取付金具本体が固定される構造材がストッパを兼ねる様にしたので、取付金具を利用して仮設足場用踏板を仮設足場用ブラケットに簡易に取り付けられる。
また、切欠き部Wが水平材の外側に上方から被さる様に嵌まる状態で進出位置に位置する楔部材を下方に押すと、取付金具本体と楔部材とが水平材を挟み込む様にしたので、取付金具を固定する一つの構成部材が他の構成部材に滑りにくく取付できる。
また、楔部材が姿勢を後退位置にし上部を楔部材取付片の上部に近づける向きに回転したときに、楔部材が安定して保持される様にしたので、簡単に取付金具を水平材から外すことをできる。
また、切欠き部Wを設けられる取付金具本体片材の側面に取り付けられる楔部材取付片が楔部材が通る楔部材取付穴の輪郭の少なくとも一部を形成し、横から見て面を斜め上下方向に向け中間に斜め上方へ湾曲する曲り部を形成される板材であり、楔部材120が下端部を曲り部Rの位置に一致させて上部を楔部材取付片の上部に近づける向きに回転したときに、楔部材が安定して保持される、様にしたので、簡単に取付金具を水平材から外すことをできる。
本発明は以上に述べた実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。
踏板の説明におおいて、踏板の取付金具100が一対の取付金具100aと一対の取付金具100bとで構成されると説明したが、これに限定されない。例えば、取付金具100bに替えて取付金具100aを備えてもよい。
S 楔部材取付穴
W 切欠き部
X 下端開放部
R 曲り部
10 足場用支柱
20 ブラケット
21 横架材
22 斜材
23 縦材
24 くさび金具
30 踏板
40 手摺
50 火打ち
60 筋交い
100 取付金具
100a 取付金具
100b 取付金具
110 取付金具本体
111 取付金具本体片材
112 楔部材取付片
113 取付金具本体突起部
120 楔部材
121 楔部材本体
121 楔部材本体突起部
130 ストッパ
200 踏板部材本体
210 踏板枠体
211 踏板枠体短辺材
212 踏板枠体長辺材
213 踏板枠体中間材
220 踏板面材
230 踏板裏材
300 火打ち部材本体
実開平11−131793号 特開2001−164749号 実開2008−099904号 実開2008−308862号 実開2012−180727号

Claims (9)

  1. 部材本体に固定され水平に延びる長手部材である水平材に連結できる取付金具であって、
    横から見て下端に開放部である下端開放部を形成し水平材の外側に上方から被さる様に嵌まる輪郭を持つ切欠き部を設けられる取付金具本体と、
    前記取付金具本体に斜め上下方向に移動可能に取り付けられて前記切欠き部が水平材の外側に上方から被さる様に嵌まる状態で水平材に当接して前記下端開放部の少なくとも一部を閉塞する態様に配置される最下の位置である進出位置と前記進出位置から斜め上方に移動して前記下端開放部を開放する態様に配置される位置である後退位置との間で位置を移動できる楔部材と、
    前記取付金具本体が水平材から外された状態で前記楔部材が所定位置より下方に下がらない様に前記楔部材に当たるストッパと、
    を備え、
    前記進出位置が前記所定位置よりも上方である、
    ことを特徴とする取付金具。
  2. 前記切欠き部が水平材の外側に上方から被さる様に嵌まる状態で前記進出位置に位置する前記楔部材を下方に押すと、前記取付金具本体と前記楔部材とが水平材を挟み込む様になった、
    ことを特徴とする請求項1に記載の取付金具。
  3. 前記取付金具本体が前記切欠き部を設けられる取付金具本体片材と該取付金具本体片材の側面に固定され前記楔部材が通る楔部材取付穴の輪郭の少なくとも一部を形成する楔部材取付片とを有し、
    前記楔部材取付片が横から見て面を斜め上下方向に向ける板材であり、
    前記楔部材が位置を前記後退位置にして上部を前記楔部材取付片の上部に近づける向きに回転したときに、前記楔部材が安定して保持される、
    ことを特徴とする請求項2に記載の取付金具。
  4. 部材本体に固定され水平に延びる長手部材である水平材に連結できる取付金具であって、
    横から見て下端に開放部である下端開放部を形成し水平材の外側に上方から被さる様に嵌まる輪郭を持つ切欠き部を設けられる取付金具本体と、
    前記取付金具本体に斜め上下方向に移動可能に取り付けられて前記切欠き部が水平材の外側に上方から被さる様に嵌まる状態で水平材に当接して前記下端開放部の少なくとも一部を閉塞する態様に配置される最下の位置である進出位置と前記進出位置から斜め上方に移動して前記下端開放部を開放する態様に配置される位置である後退位置との間で位置を移動できる楔部材と、
    を備え、
    前記取付金具本体が前記切欠き部を設けられる取付金具本体片材と該取付金具本体片材の側面に固定され前記楔部材が通る楔部材取付穴の輪郭の少なくとも一部を形成する楔部材取付片とを有し、
    前記楔部材取付片が横から見て面を斜め上下方向に向ける板材であり、
    前記楔部材が位置を前記後退位置にして上部を前記楔部材取付片の上部に近づける向きに回転したときに、前記楔部材が安定して保持される、
    ことを特徴とする取付金具。
  5. 仮設足場の構成部材であって、
    構成部材のうちの一つの構造部材である部材本体と、
    部材本体に固定され他の構成部材の一部であって水平に延びる長手部材である水平材に連結できる取付金具と、
    を備え、
    横から見て下端に開放部である下端開放部を形成し水平材の外側に上方から被さる様に嵌まる輪郭を持つ切欠き部を設けられる取付金具本体と、
    前記取付金具本体に斜め上下方向に移動可能に取り付けられて前記切欠き部が水平材の外側に上方から被さる様に嵌まる状態で水平材に当接して前記下端開放部の少なくとも一部を閉塞する態様に配置される最下の位置である進出位置と前記進出位置から斜め上方に移動して前記下端開放部を開放する態様に配置される位置である後退位置との間で位置を移動できる楔部材と、
    前記取付金具本体が水平材から外された状態で前記楔部材が所定位置より下方に下がらない様に前記楔部材に当たるストッパと、を有し、
    前記進出位置が前記所定位置よりも上方である、
    ことを特徴とする仮設足場の構成部材。
  6. 一つの構成部材が仮設足場用踏板であって、
    水平材が他の構成部材である仮設足場用ブラケットの水平に延びる横架材であって、
    仮設足場用踏板の枠体の一部または全体を形成し前記取付金具本体を固定される構造材が前記ストッパを兼ねる、
    ことを特徴とする請求項5に記載される仮設足場の構成部材。
  7. 前記切欠き部が水平材の外側に上方から被さる様に嵌まる状態で前記進出位置に位置する前記楔部材を下方に押すと、前記取付金具本体と前記楔部材とが水平材を挟み込む様になった、
    ことを特徴とする請求項6に記載の仮設足場の構成部材。
  8. 前記取付金具本体が前記切欠き部を設けられる取付金具本体片材と該取付金具本体片材の側面に固定され前記楔部材が通る楔部材取付穴の輪郭の少なくとも一部を形成する楔部材取付片とを持ち、
    前記楔部材取付片が横から見て面を斜め上下方向に向ける板材であり、
    前記楔部材が位置を前記後退位置にして上部を前記楔部材取付片の上部に近づける向きに回転したときに前記楔部材が安定して保持される、
    ことを特徴とする請求項7に記載の取付金具。
  9. 仮設足場の構成部材であって、
    構成部材のうちの一つの構造部材である部材本体と、
    部材本体に固定され他の構成部材の一部であって水平に延びる長手部材である水平材に連結できる取付金具と、
    を備え、
    横から見て下端に開放部である下端開放部を形成し水平材の外側に上方から被さる様に嵌まる輪郭を持つ切欠き部を設けられる取付金具本体と、
    前記取付金具本体に斜め上下方向に移動可能に取り付けられて前記切欠き部が水平材の外側に上方から被さる様に嵌まる状態で水平材に当接して前記下端開放部の少なくとも一部を閉塞する態様に配置される最下の位置である進出位置と前記進出位置から斜め上方に移動して前記下端開放部を開放する態様に配置される位置である後退位置との間で位置を移動できる楔部材と、
    を有し、
    前記取付金具本体が前記切欠き部を設けられる取付金具本体片材と該取付金具本体片材の側面に固定され前記楔部材が通る楔部材取付穴の輪郭の少なくとも一部を形成する楔部材取付片とを持ち、
    前記楔部材取付片が横から見て面を斜め上下方向に向ける板材であり、
    前記楔部材が位置を前記後退位置にして上部を前記楔部材取付片の上部に近づける向きに回転したときに、前記楔部材が安定して保持される、
    ことを特徴とする取付金具。
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