JP2016089319A - 感染予防手袋 - Google Patents

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昇 市川
Noboru Ichikawa
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Abstract

【課題】感染予防のための手袋の離脱装置を必要とせず、それ自体が感染予防に適した構造の感染予防手袋を得る。
【解決手段】手の指、手のひらおよび手の甲を覆う袋部分12と、手のひらおよび手の甲において袋部分12を覆うカバー20と、を有し、袋部分12とカバー20は、手を挿入することができる開口部16,22を有し、カバー20が袋部分12の開口部16を覆うことができるようにカバー20の開口部22は袋部分12の開口部16よりも外側に位置することができ、カバー20は、開口部22とは反対側の端縁が袋部分12への固着部30になっていて、固着部30から折り返すことにより袋部分12を包囲することが可能な大きさである。
【選択図】図1

Description

本発明は、感染防止手袋に関するもので、特に医療用手袋として有効なものである。
医療従事者は、病原菌に感染しないように、防護服、手袋、マスクなどを着用する。これらを身体から離脱するときは、防護服、手袋、マスクなどの外表面に手の指などが直接触れないように細心の注意を払い、感染の予防を行っている。
感染予防のために使用する手袋の離脱装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。上記手袋の離脱装置は、手袋を装着した手指を覆う開口部を有する囲み部と、上記開口部の近傍にあって手袋の挿入口を引っ掛けるフック状の部材を有している。上記離脱装置を用いれば、開口部から囲み部に手を入れ、フック状の部材に手袋の挿入口を引っ掛けて手を引き出すことにより、手袋の表面に手指などを直接触れることなく手袋を離脱することができる。
特開平10-203号公報
特許文献1記載の発明は、感染予防のための手袋の離脱装置であって、比較的大がかりな装置になる。好ましくは、手袋自体が感染予防に適した構造になっていて、上記のような大がかりな装置を必要としないのが望ましい。
本発明は、感染予防のための手袋の離脱装置を必要とせず、それ自体が感染予防に適した構造になっている感染予防手袋を提供することを目的とする。
本発明に係る感染予防手袋は、
手の指、手のひらおよび手の甲を覆う袋部分と、
手のひらおよび手の甲において上記袋部分を覆うカバーと、を有し、
上記袋部分と上記カバーは、手を挿入することができる開口部を有し、
上記カバーが上記袋部分の開口部を覆うことができるように上記カバーの開口部は上記袋部分の開口部よりも外側に位置することができ、
上記カバーは、上記開口部とは反対側の端縁が上記袋部分への固着部になっていて、上記固着部から折り返すことにより上記袋部分を包囲することが可能な大きさであることを最も主要な特徴とする。
本発明に係る感染予防手袋を手に装着した状態から上記感染予防手袋を離脱させるには、カバーをその開口部から折り返しながら、袋部分をカバーで覆う。カバーを折り返すことによって、袋部分の細菌や病原菌で汚染されていない手のひらおよび手の甲に対応する表面と、カバーの裏面とが現れる。細菌や病原菌で汚染されている袋部分の先端部分はカバーで覆われる。こうして感染予防手袋の表面にはすべて細菌や病原菌で汚染されていない面が現れるので、汚染されていない面をつまんで感染予防手袋を手から離脱させればよい。手袋とは別の離脱装置は不要である。
本発明に係る感染予防手袋の実施例を示す平面図である。 上記実施例の側面断面図である。 上記実施例の離脱操作の途中の例を示す側面断面図である。 上記実施例の上記離脱操作に続く離脱操作の途中の例を示す側面断面図である。
以下、本発明に係る感染予防手袋の実施例を、図面を参照しながら説明する。
図1、図2に示すように、本実施例に係る感染予防手袋10は、人の手の指、手のひらおよび手の甲を覆う袋部分12と、手のひらおよび手の甲に対応する部分において袋部分12を覆うカバー20を有している。袋部分12は、先端部分が人の手の指を覆う5つの指形の部分14になっており、基端部分が手を挿入することができる開口部16になっている。
カバー20は、手のひらおよび手の甲に対応する部分において袋部分12を覆っている。カバー20の基端部分は手を挿入することができる開口部22になっており、カバー20の先端部分すなわち上記開口部22とは反対側の端縁は、袋部分12への固着部30になっている。固着部30は、袋部分12の指形の部分14と、袋部分12の手の甲および手のひらとの境界に沿って連続して無端に設けられている。固着部30を設けるための手段は任意で、例えば、溶着、あるいは接着などを用いることができる。
カバー20は、袋部分12の開口部16を覆うことができるように、基端側が比較的長くなっていて、自然な状態で、カバー20の開口部22は袋部分12の開口部16よりも外側に位置することができる。カバー20は、固着部30を境にして折り返すことができ、折り返すことによって袋部分12を、特にその指形の部分14を包囲することが可能な大きさになっている。
カバー20の開口部22には、感染予防手袋10を人の手に着脱するときに有効な環状の部材24が適宜数結合されている。
袋部分12の素材は、細菌や病原菌の浸透を防止することができ、さらに、指先で繊細な作業を行うのに差し支えのない、薄くて柔軟性のある素材が望ましく、本実施例ではエラストマーを用いている。カバー20の素材も同様にエラストマーを用いている。
次に、感染予防手袋10の着脱方法について説明する。感染予防手袋10を人の手に装着するときは、カバー20の開口部22および袋部分12の開口部16から手を挿入し、5本の指をそれぞれ対応する指形の部分14に挿入する。袋部分12とカバー20の基端部は弛みのないように腕に沿って伸ばす。袋部分12の、手のひらおよび手の甲に対応する部分はカバー20で覆われる。カバー20の開口部22は袋部分12の開口部16よりも外側に位置し、袋部分12の開口部16はカバー20で覆われる。
感染予防手袋10を装着した状態で医療行為などを行うことにより、感染予防手袋10の表面が細菌や病原菌などで汚染される。そこで、感染予防手袋10を手から離脱させるときは、環状の部材24をつまんで指先の方に向かって引っ張る。環状の部材24も汚染している可能性があるため、汚染されていない部材を介して環状の部材24を引っ張る。上記汚染されていない部材の例としては、環状の部材24に引っ掛けるフック状の部材、環状の部材24を挟み込む部材などがある。
図3に示す例は、適宜の不動の部材にフック26を取り付け、このフック26に環状の部材24を引っ掛け、手を引くことによって感染予防手袋10を手から離脱させるようにしたものである。こうすることにより、環状の部材24が汚染されていても、汚染部分に手を触れることなく感染予防手袋10を手から離脱させることができる。フック26は感染予防手袋10に固着されている環状の部材24の数に合わせて設けるとよい。
図3に示すように、フック26に環状の部材24を引っ掛け、手を引くと、カバー20は折り返されて表裏反転しながら指先の方に向かっていく。袋部分12の、手のひらおよび手の甲に対応する部分があらわれるが、この部分は汚染されていない。また、表裏反転して表面に現れたカバー20の面も汚染されていない。
さらに手を引くと、カバー20はさらに折り返される。折り返し部分が袋部分12との固着部30にまで至ると折り返しの限界位置となる。そこで、図4に示すように、カバー20で袋部分12の指形の部分14を覆う。さらには、環状の部材24同士を結び合わせるなどして、カバー20の開口部22を閉じ、袋部分12の汚染部分をカバー20内に閉じ込める。環状の部材24が汚染されている場合もあるので、環状の部材24もカバー20内に収容し、上記開口部22を封止するとよい。
図4に示す例では、指を折り曲げて、カバー20で覆う容積を小さくし、カバー20による汚染部分の閉じ込めを容易に行うことができるようにしている。感染予防手袋10を手から離脱させるには、徐々に指を伸ばしながら感染予防手袋10から手を引く。
このようにして、感染予防手袋10の汚染部分に直接手を触れることなく感染予防手袋10を手から離脱させることができる。手から離脱した感染予防手袋10の表面には汚染のない面が表れているので、それ以後の感染予防手袋10の処分作業などは容易になる。
図3に示すようにカバー2がある程度折り返された状態では、袋部分12とカバー20の汚染されていない面が表面に現れるので、この汚染されていない面を摘まみながら感染予防手袋10を手から離脱させてもよい。
病院内での感染症やエボラ出血熱などが問題になっている状況において、本発明に係る感染予防手袋は、使い捨てとすることによって多くの需要が見込まれる。
10 感染予防手袋
12 袋部分
14 指形の部分
16 開口部
20 カバー
22 開口部
24 環状の部材
26 フック
30 固着部

Claims (4)

  1. 手の指、手のひらおよび手の甲を覆う袋部分と、
    手のひらおよび手の甲において上記袋部分を覆うカバーと、を有し、
    上記袋部分と上記カバーは、手を挿入することができる開口部を有し、
    上記カバーが上記袋部分の開口部を覆うことができるように上記カバーの開口部は上記袋部分の開口部よりも外側に位置することができ、
    上記カバーは、上記開口部とは反対側の端縁が上記袋部分への固着部になっていて、上記固着部から折り返すことにより上記袋部分を包囲することが可能な大きさである感染予防手袋。
  2. 上記袋部分は、エラストマーからなる請求項1記載の感染予防手袋。
  3. 上記カバーは、エラストマーからなる請求項1または2記載の感染予防手袋。
  4. 上記カバーの開口部には、フックに引っ掛けることができる環状の部材が固着されている請求項1、2または3記載の感染予防手袋。
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