JP2016088860A - 化粧料又は皮膚外用剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】グリチルレチン酸ステアリル及びポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を含有し、該グリチルレチン酸ステアリルの皮膚浸透性が促進される化粧料又は皮膚外用剤の提供。【解決手段】グリチルレチン酸ステアリル及びポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を含有する、化粧料又は皮膚外用剤。好ましくは、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の平均付加モル数が20〜50であり、更に総質量に対して、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油が0.1〜10質量%の割合で含有される。また、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を含有する、グリチルレチン酸ステアリルの皮膚浸透促進剤。また、グリチルレチン酸ステアリルの皮膚浸透性を促進させる方法。【選択図】 図1

Description

本発明は、グリチルレチン酸ステアリルの皮膚浸透性が促進される化粧料又は皮膚外用剤に関する。より詳しくは、グリチルレチン酸ステアリル及びポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を含有する、化粧料又は皮膚外用剤に関する。
従来から、人体の胃腸障害等の副作用がないことや肝臓での代謝が受け難いなどの理由から、経皮投与が着目され、ひいては経皮投与による皮膚外用剤や、メラノサイトから産生されたメラニンを対象とした経皮投与による化粧料などが開発されている。人体の皮膚は角質層を含む、表皮、真皮及び皮下組織から構成され、近年では、前記皮膚外用剤や化粧料の有効成分を前記角質層や表皮など皮膚の特定の部位に向けて浸透させるための皮膚吸収促進剤が開発されている(特許文献1及び2)。
一方、前記グリチルレチン酸ステアリルは、マメ科カンゾウ属(Glycyrrhiza Glabra)などの植物から得ることができ、人体への安全性が高いことが知られている。また、このグリチルレチン酸ステアリルは、抗炎症、抗アレルギー作用、細菌発育阻止作用を備えていることが知られている。このため、該グリチルレチン酸ステアリルは、多種多様の皮膚外用剤や化粧料に使用されている。このように、グリチルレチン酸ステアリルは多くの皮膚外用剤や化粧料に使用されているものの、当該グリチルレチン酸ステアリルの皮膚浸透性に関してはほとんど知見が示されていない。
また、前記グリチルレチン酸ステアリルは油溶性薬剤であり、このグリチルレチン酸ステアリルを皮膚外用剤や化粧料の組成物として含有させるため、多量の油剤又は乳化剤を用いた乳化組成物の油相成分の一部として含有させる技術が知られている。
前記乳化剤としては、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油が存在する。このポリオキシエチレン硬化ヒマシ油は、非イオン界面活性剤であって、人体への安全性が高いことが知られ、皮膚外用剤や化粧料に多く使用されている。
特開2010−189351号公報 特開2011−1270号公報
このように、化粧料や皮膚外用剤には、前記グリチルレチン酸ステアリルが使用されるものの、当該グリチルレチン酸ステアリルの皮膚浸透性に対するポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の作用は明らかとなっていなかった。
本発明者らは、前記課題解決のために鋭意検討した結果、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油には、グリチルレチン酸ステアリルの皮膚浸透性を促進させる作用があることを新たに見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は、グリチルレチン酸ステアリル及びポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を含有する、化粧料又は皮膚外用剤に関する。
また、この化粧料又は皮膚外用剤において、前記ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の平均付加モル数が20〜50とすることができる。
更に、この化粧料又は皮膚外用剤において、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を0.1〜10質量%の割合で含有させることができる。
また、この化粧料又は皮膚外用剤において、ミリスチン酸イソプロピル及び/又はイソナン酸イソトリデシルを含有させることができる。
更に、この化粧料又は皮膚外用剤において、該化粧料又は皮膚外用剤を水中油型乳化組成物とすることができる。
また、本発明は、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を含有する、グリチルレチン酸ステアリルの皮膚浸透促進剤にも関する。
また、本発明は、グリチルレチン酸ステアリルとポリオキシエチレン硬化ヒマシ油とを混合させることにより、該グリチルレチン酸ステアリルの皮膚浸透性を促進させる方法にも関する。
本発明により、グリチルレチン酸ステアリルの皮膚浸透性が促進される化粧料又は皮膚外用剤を提供することができる。また、本発明により、前記グリチルレチン酸ステアリルの皮膚浸透性を促進させる皮膚浸透促進剤又は前記グリチルレチン酸ステアリルの皮膚浸透性を促進させる方法を提供することができる。
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油によるグリチルレチン酸ステアリルの皮膚浸透促進効果を示す図面代用グラフである。
以下、本発明について詳細に説明する。尚、本明細書において、「皮膚浸透促進」とは、特に記載した場合を除き、角質層および表皮への浸透を促進することをいう。また、本明細書で範囲を「 〜 」で表すときは、特に記載した場合を除き、両端を含む。本発明で比または割合(%等)について示した値は、特に記載した場合を除き、質量に基づく値である。
(1)グリチルレチン酸ステアリル
本発明のグリチルレチン酸ステアリル(Stearyl glycyrrhetinate)は、甘草等に含まれるグリチルレチン酸の加水分解によって得られるグリチルレチン酸のヒドロキシル基にステアリン酸をエステル結合させることにより得られる化合物である。
体系名は、(20S)−3β−ヒドロキシ−11−オキソ−5α−オレアナ−12−エン−29−酸オクタデシルである。
分子式は、C4882であり、分子量は、723.16である。分子量が高いことから、角質層や表皮への皮膚浸透性は低いとされている。
グリチルレチン酸の分子構造は平面性を有し、3位及び11位がコルチゾン類似であることから抗炎症作用を有する。なお、ステアリン酸は、例えばイソステアリン酸をはじめとして、分岐等していてもよい。
グリチルレチン酸ステアリルは、ステアリン酸の付加により安全性が高められているので、安全性が要求される皮膚外用剤や化粧料等の技術分野において、抗炎症成分として広く使用されている。
(2) グリチルレチン酸ステアリルの含有量
本発明の化粧料又は皮膚外用剤あるいは皮膚浸透促進剤(以下、「化粧料等」という)における、グリチルレチン酸ステアリルの含有量は、特に限定されないが、化粧料等の総質量に対して、0.01〜5質量%の割合が好ましく、より好ましくは0.05〜2.0質量%の割合、さらにより好ましくは0.1〜1.0質量%の割合である。この範囲であると、皮膚への浸透性に優れるためグリチルレチン酸ステアリルの各種肌効果に優れ、製剤の安定性にも優れる。
(3) ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
本発明のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油は、非イオン界面活性剤であって、人体への安全性が高いことが知られ、皮膚外用剤や化粧料に多く使用されている(以下、ポリオキシエチレンをPOEと記載する場合がある)。
具体的にはPOE(5)硬化ヒマシ油、POE(10)硬化ヒマシ油、POE(20)硬化ヒマシ油、POE(30)硬化ヒマシ油、POE(40)硬化ヒマシ油、POE(50)硬化ヒマシ油、POE(60)硬化ヒマシ油、POE(80)硬化ヒマシ油、POE(100)硬化ヒマシ油、モノイソステアリン酸ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等を挙げられ、目的に応じてこれらの一種又は二種以上を適宜選択して使用することができる。本発明のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油としては、ポリオキシエチレンが20〜50モル付加したものを選択することが好ましく、より好ましくはPOE(40)硬化ヒマシ油である。この範囲であると、グリチルレチン酸ステアリルの浸透性に優れ、製剤の安定性にも優れる。
(4)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の含有量
本発明の化粧料等における、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の含有量は、特に限定されないが、化粧料等の総質量に対して、0.01〜10質量%の割合が安定性の観点から好ましく、更にグリチルレチン酸ステアリルの浸透性の観点からより好ましくは0.1〜5質量%の割合であり、べたつき等の使用性の観点から更に好ましくは1〜3質量%の割合である。
本発明の化粧料等における、グリチルレチン酸ステアリルとポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の含有質量比率は、特に限定されないが、25:1〜1:50が好ましく、より好ましくは10:1〜1:25であり、更に好ましくは2:1〜1:10であり、この範囲であると浸透性に優れるため好ましい。
(5)ミリスチン酸イソプロピル
本発明のミリスチン酸イソプロピルは、ヤシ油やパーム核油等から得られるミリスチン酸とイソプロパノールの化合物である。なお、ミリスチン酸は分岐等していてもよい。ミリスチン酸イソプロピルは、エタノールに比較的よく溶け、皮膚に対して浸透性がよく、使用感もさっぱりとして、皮膚に適度な油性や柔軟性を付与できる。
ミリスチン酸イソプロピルは、通常皮膚外用剤や化粧料等に使用されるものであれば特に限定されない。具体的には、NIKKOL(登録商標)IPM−EX(日光ケミカルズ株式会社)、クロダモル(登録商標)IPM(クローダジャパン株式会社)等が挙げられる。
(6)イソノナン酸イソトリデシル
本発明のイソノナン酸イソトリデシルは、イソノナン酸とイソトリデシルアルコールのエステルである。イソノナン酸とイソトリデシルアルコールはそれぞれ分岐の位置は限定されず、多分岐であってもよい。イソノナン酸イソトリデシルは、乳化助剤に用いることができ、べたつきが無くのび広がりの良好な油中水型乳化組成物を得るのに好適である。イソノナン酸イソトリデシルは、皮膚への付着性と保持、浸透性、伸び広がりを付与できる。
イソノナン酸イソトリデシルは、通常皮膚外用剤や化粧料等に使用されるものであれば特に限定されない。具体的には、SUPER REFINED CRODAMOL(登録商標)TN−LQ−(JP)(クローダジャパン株式会社)、サラコス(登録商標)913(日清オイリオグループ株式会社)等が挙げられる。
(7)ミリスチン酸イソプロピル及び/又はイソノナン酸イソトリデシルの含有量
ミリスチン酸イソプロピルの含有量は、特に限定されないが、本発明の化粧料又は皮膚外用剤の総質量に対して、浸透性の観点からは0.01〜20質量%の割合が好ましく、更に製剤の安定性という観点からより好ましくは0.1〜15質量%の割合であり、使用感(滑らかさ)を良好にするという観点から更に好ましくは4〜10質量%の割合である。
また、イソノナン酸イソトリデシルの含有量は、特に限定されないが、本発明の化粧料又は皮膚外用剤の総質量に対して、浸透性の観点からは0.01〜20質量%の割合が好ましく、更に製剤の安定性という観点からより好ましくは0.1〜15質量%の割合であり、使用感(滑らかさ)を良好にするという観点から更に好ましくは4〜10質量%の割合である。
また、ミリスチン酸イソプロピル及びイソノナン酸イソトリデシルを含有させる場合、これらミリスチン酸イソプロピル及びイソノナン酸イソトリデシルの含有量は、本発明の化粧料又は皮膚外用剤の総質量に対して合計で、0.01〜20質量%の割合が好ましく、より好ましくは0.1〜15質量%の割合であり、更に好ましくは4〜10質量%の割合である。
本発明の化粧料等における、ミリスチン酸イソプロピル及び/又はイソノナン酸イソトリデシルの含有量に対する、グリチルレチン酸ステアリルとポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の合計含有量の割合は、特に限定されないが、0.01〜25が好ましく、より好ましくは0.05〜5であり、更に好ましくは0.1〜1であり、この範囲であるとグリチルレチン酸ステアリルが析出しにくく、効率よく浸透させることができ、浸透性に優れるため好ましい。
(8) 化粧料又は皮膚外用剤の性状及び形態
本発明の化粧料又は皮膚外用剤の性状は、皮膚に適用できる形態であれば特に限定されず、液状、ゲル状、クリーム状、半固形状、固形状、スティック状、パウダー状等のいずれであってもよい。例えば、外用固形剤、外用液剤、スプレー剤、軟膏剤、クリーム剤、ゲル剤、貼付剤等が挙げられ、より具体的には、乳液、化粧水、美容液、パック化粧料、洗顔料、ボディ用化粧料、マッサージ用化粧料、化粧用下地料等である。
また、本発明の化粧料又は皮膚外用剤の形態としては、水中油型、油中水型、多重乳化、マイクロエマルション等いずれでもよく、用途や目的に応じて適宜選択することができるが、皮膚への浸透性を考慮した場合、水中油型が好ましい。
また、本発明の化粧料又は皮膚外用剤には、必要に応じて本発明の効果を損なわない範囲で、化粧料等の製剤に使用される成分、すなわち、水(精製水、温泉水、深層水等)、アルコール、油剤、界面活性剤、金属セッケン、ゲル化剤、粉体、アルコール類、水溶性高分子、皮膜形成剤、樹脂、紫外線防御剤、包接化合物、抗菌剤、香料、消臭剤、塩類、pH調整剤、清涼剤、動物・微生物由来抽出物、植物抽出物、血行促進剤、収斂剤、抗脂漏剤、美白剤、抗炎症剤、活性酸素消去剤、細胞賦活剤、保湿剤、キレート剤、角質溶解剤、酵素、ホルモン類、ビタミン類等を加えることができる。
(9)化粧料又は皮膚外用剤の製造方法
本発明の化粧料又は皮膚外用剤は常法に従って製造することができ、例えば、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、グリチルレチン酸ステアリル等の油性成分を中心にpH調整剤等を加え、約80℃に加熱して均一に溶解し、組成物1を製造する。一方で、精製水や増粘剤等を均一に混合し、組成物2を製造する。前記組成物1に、約80℃に加熱した組成物2を加え、乳化して組成物3を製造する。組成物3を冷却して乳液を得ることができる。
(10) 皮膚浸透促進剤
本発明の皮膚浸透促進剤には前記ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油が含有され、グリチルレチン酸ステアリルとともに、皮膚外用剤及び化粧料等に混合される。その結果、皮膚に適用した際に、グリチルレチン酸ステアリルの皮膚浸透性を促進する。この皮膚浸透促進剤は、前記の各種化粧料に混合できる他、分散液、軟膏、貼付剤、パップ剤等の外用医薬品等に混合することもできる。そして、当該皮膚浸透促進剤及びグリチルレチン酸ステアリルが混合された皮膚外用剤等は、グリチルレチン酸ステアリルの皮膚浸透性が改善されているので、グリチルレチン酸ステアリルを皮膚内の特定の部位(角質層や表皮)に効率よく浸透させ貯留させることができる。
(11) グリチルレチン酸ステアリルの皮膚浸透性を促進する方法
本発明者は、鋭意検討した結果、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を用いることにより、グリチルレチン酸ステアリルの皮膚浸透性を顕著に改善し得ることを見出した。すなわち、グリチルレチン酸ステアリルとポリオキシエチレン硬化ヒマシ油とを混合させることにより、該グリチルレチン酸ステアリルの皮膚浸透性を促進させることができる。
以下、実施例に基づいて本発明を更に詳細に説明する。なお、以下に説明する実施例は、本発明の代表的な実施例の一例を示したものであり、これにより本発明の範囲が狭く解釈されることはない。
<1>化粧料の製造
以下の表1の処方で、化粧料を製造した。また、比較例として、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を含まない処方で、グリチルレチン酸ステアリル含有の比較例1及び比較例2を製造した。
Figure 2016088860
前記表1の原料1〜13を80℃に加熱し、均一に溶解した。原料14〜16を均一に分散、混合した。次に、原料14〜16の混合物を80℃に加熱した後、原料1〜13の溶解混合物に加え、冷却して乳液を得た。
<2>化粧料の試験
香粧会誌,31(1),1−7(2007)記載の藤井らの方法に従い、市販の摘出皮膚をフランツ型セルにセットし、真皮側(レセプター相)にPBS、角質層側(ドナー相)に前記各試料液を10μL/cm2適用した。一定時間適用後、表皮と真皮とに分離し、HPLC(Jasco LC−2000plus PDA検出器)を用いて各部位に含まれるグリチルレチン酸ステアリルをそれぞれ定量した。グリチルレチン酸ステアリルの総回収量に対する、角質層と表皮からのグリチルレチン酸ステアリルの回収量の割合(GS濃度)を求めた。
本試験の結果を図1に示す。図1に示すように、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を含有する実施例1におけるGS濃度は45.2%、実施例2におけるGS濃度は61.7%、実施例3におけるGS濃度は57.3%、実施例4におけるGS濃度は49.4%であった。
これに対し、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を含有しない比較例1のGS濃度は33.1%、比較例2のGS濃度は32.4%であった。
すなわち、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を含有する実施例では、GS濃度が比較的高い比較例より更に、表皮に含まれていたGS濃度が高かった。
また、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油に加え、ミリスチン酸イソプロピルが含有された実施例4では、ミリスチン酸イソプロピルが含有されない実施例1に比べ、表皮に含まれていたGS濃度が高かった。
また、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油に加え、ミリスチン酸イソプロピル及びイソナン酸イソトリデシルが含有された実施例2及び3では、ミリスチン酸イソプロピル及びイソナン酸イソトリデシルが含有されない実施例1に比べ、また、ミリスチン酸イソプロピルのみを含有する実施例4に比べ、表皮に含まれていたGS濃度が高かった。
本試験の結果から、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油は、グリチルレチン酸ステアリルの皮膚浸透性を促進させる作用を有することが明らかとなった。また、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油に加え、ミリスチン酸イソプロピル及び/又はイソナン酸イソトリデシルが併存することにより、グリチルレチン酸ステアリルの皮膚浸透性がより確実に促進することが明らかとなった。
<3>本発明の適用例
実施例5:水中油型化粧水
(成分) (%)
(1)グリチルレチン酸ステアリル 0.05
(2)イソノナン酸イソトリデシル 0.2
(3)リン脂質 0.3
(4)ポリオキシエチレン(20モル)硬化ヒマシ油 0.1
(5)精製水 10
(6)1,3−ブチレングリコール 20
(7)フェノキシエタノール 0.1
(8)エタノール 12
(9)精製水 残 量
下記の製法により、化粧水を調製した。
(製造方法)
A:成分(1)〜(4)を75℃に加熱し、均一に混合する。
B:成分(5)を75℃に加熱し、均一に混合する。
C:AにBを徐々に添加し、デスパミキサーにて乳化する。
D:Cを室温まで冷却し、これに成分(6)〜(9)と混合し、水中油型の化粧水を得た。
実施例6:水中油型乳液
(成分) (%)
(1)グリチルレチン酸ステアリル 0.7
(2)ミリスチン酸イソプロピル 8
(3)パルミチン酸 0.2
(4)ステアリン酸 0.5
(5)ポリオキシエチレン(40モル)硬化ヒマシ油 0.3
(6)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(7)カルボキシビニルポリマー 0.1
(8)水酸化ナトリウム 0.15
(9)グリセリン 5
(10)1,3−ブチレングリコール 7
(11)ステアロイルメチルタウリンナトリウム 0.2
(12)精製水 残 量
(13)エタノール 3
(14)香料 0.05
下記の製法により、乳液を調製した。
(製造方法)
A:成分(1)〜(6)を75℃に加熱し、均一に混合する。
B:成分(7)〜(12)を75℃に加熱し、均一に混合する。
C:BにAを徐々に添加し、デスパミキサーにて乳化する。
D:Cを室温まで冷却し、これに成分(13)および(14)と混合し、水中油型の乳液を得た。
実施例7:水中油型クリーム
(成分) (%)
(1)グリチルレチン酸ステアリル 1
(2)イソノン酸イソトリデシル 5
(3)イソノナン酸イソノニル 5
(4)ミリスチン酸イソプロピル 5
(5)ステアリン酸 2
(6)ベヘン酸 0.5
(7)ベヘニルアルコール 1
(8)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(9)ポリオキシエチレン(40モル)硬化ヒマシ油 0.5
(10)精製水 残 量
(11)カルボキシビニルポリマー 0.2
(12)水酸化ナトリウム 0.4
(13)グリセリン 7
(14)1,3−ブチレングリコール 3
(15)ステアロイル−グルタミン酸ナトリウム 0.2
(16)キサンタンガム 0.1
(17)エタノール 7
(18)香料 0.1
下記の製法により、クリームを調製した。
(製造方法)
A:成分(1)〜(9)を75℃に加熱し、均一に混合する。
B:成分(10)〜(16)を75℃に加熱し、均一に混合する。
C:BにAを徐々に添加し、デスパミキサーにて乳化する。
D:Cを室温まで冷却し、これに成分(17)および(18)と混合し、水中油型のクリームを得た。
実施例8:水中油型美容液
(成分) (%)
(1)グリチルレチン酸ステアリル 0.8
(2)ミリスチン酸イソプロピル 10
(3)水素添加大豆リン脂質 2
(4)ポリオキシエチレンソルビタンモノステアラート 3
(5)セタノール 1
(6)フェノキシエタノール 0.1
(7)ポリオキシエチレン(40モル)硬化ヒマシ油 0.1
(8)ポリオキシエチレン(5モル)硬化ヒマシ油 0.1
(9)キサンタンガム 0.3
(10)アルカリゲネス産生多糖体 0.1
(11)グリセリン 5
(12)1,3−ブチレングリコール 15
(13)精製水 残 量
(14)エタノール 12
(15)ヘキシジルカルバミン酸コレステリルプルラン 0.05
(16)香料 0.05
下記の製法により、美容液を調製した。
(製造方法)
A:成分(1)〜(8)を75℃に加熱し、均一に混合する。
B:成分(9)〜(13)を75℃に加熱し、均一に混合する。
C:AにBを徐々に添加し、デスパミキサーにて乳化する。
D:Cを室温まで冷却し、これに成分(14)〜(16)と混合し、水中油型の美容液を得た。
実施例9:水中油型ボディ用化粧料
(成分) (%)
(1)グリチルレチン酸ステアリル 1.5
(2)イソノナン酸イソトリデシル 2
(3)ミリスチン酸イソプロピル 3
(4)スクワラン 3
(5)水素添加大豆リン脂質 1
(6)ポリオキシエチレンソルビタンモノステアラート 0.5
(7)ポリオキシエチレン(80モル)硬化ヒマシ油 0.1
(8)セタノール 0.5
(9)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(10)ヒドロキシエチルセルロース 0.2
(11)カラギーナン 0.1
(12)グリセリン 10
(13)ジプロピレングリコール 15
(14)精製水 残 量
(15)ステアロイルメチルタウリン酸ナトリウム 0.5
(16)エタノール 10
(17)香料 0.1
下記の製法により、ボディ用化粧料を調製した。
(製造方法)
A:成分(1)〜(9)を75℃に加熱し、均一に混合する。
B:成分(10)〜(15)を75℃に加熱し、均一に混合する。
C:BにAを徐々に添加し、デスパミキサーにて乳化する。
D:Cを室温まで冷却し、これに成分(16)および(17)と混合し、水中油型のボディ用化粧料を得た。
実施例10:水中油型パック化粧料
(成分) (%)
(1)グリチルレチン酸ステアリル 0.05
(2)イソノナン酸イソノニル 0.03
(3)ミリスチン酸イソプロピル 0.02
(4)ポリオキシエチレン(40モル)硬化ヒマシ油 0.05
(5)精製水 15
(6)ステアロイルメチルタウリン酸ナトリウム 0.1
(7)ステアロイル−グルタミン酸ナトリウム 0.1
(8)エタノール 15
(9)ソルビン酸 0.01
(10)ポリエチレングリコール6000 5
(11)カルボキシビニルポリマー 1
(12)水酸化ナトリウム 0.3
(13)精製水 残 量
(14)香料 0.05
下記の製法により、パック化粧料を調製した。
(製造方法)
A:成分(1)〜(4)を75℃に加熱し、均一に混合する。
B:成分(5)〜(7)を75℃に加熱し、均一に混合する。
C:AにBを徐々に添加し、デスパミキサーにて乳化する。
D:Cを室温まで冷却し、これに成分(8)〜(14)と混合し、水中油型の乳化物を得た。
E:Dで得た乳化物を、不織布(目、鼻、口部分に穴や切り込みのある略顔形)に不織布質量の10倍程度含浸させてパック化粧料を調製した。
実施例11:水中油型マッサージ化粧料
(成分) (%)
(1)グリチルレチン酸ステアリル 1
(2)イソノナン酸イソトリデシル 3
(3)水素添加大豆リゾリン脂質 0.5
(4)水素添加卵黄リン脂質 0.5
(5)セタノール 0.5
(6)ベヘニルアルコール 0.5
(7)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(8)ポリオキシエチレン(30モル)硬化ヒマシ油 0.2
(9)カルボキシビニルポリマー 0.3
(10)水酸化ナトリウム 0.1
(11)ポリアクリル酸ナトリウム 0.05
(12)1,3−ブチレングリコール 10
(13)精製水 残 量
(14)エタノール 0.5
(15)香料 0.05
下記の製法により、マッサージ化粧料を調製した。
(製造方法)
A:成分(1)〜(8)を75℃に加熱し、均一に混合する。
B:成分(9)〜(13)を75℃に加熱し、均一に混合する。
C:BにAを徐々に添加し、デスパミキサーにて乳化する。
D:Cを室温まで冷却し、これに成分(14)および(15)と混合し、水中油型のマッサージ化粧料を得た。
実施例12:水中油型化粧用下地化粧料
(成分) (%)
(1)グリチルレチン酸ステアリル 0.5
(2)イソノナン酸イソトリデシル 10
(3)ステアリン酸 1.5
(4)ポリオキシエチレンソルビタンモノステアラート 2
(5)ポリオキシエチレン(20モル)硬化ヒマシ油 0.1
(6)精製水 50
(7)ポリエチレングリコール400 1.5
(8)カルボキシビニルポリマー 0.2
(9)アルギニン 0.95
(10)精製水 残 量
(11)エタノール 7
(12)サリチル酸 0.05
(13)ポリビニルピロリドン 0.5
(14)合成金雲母 1
(15)メタクリル酸メチルクロスポリマー 0.5
(16)酸化亜鉛 0.1
(17)シリカ 0.05
(18)酸化鉄 0.05
(19)タルク 0.5
下記の製法により、化粧用下地化粧料を調製した。
(製造方法)
A:成分(1)〜(5)を75℃に加熱し、均一に混合する。
B:成分(6)〜(9)を75℃に加熱し、均一に混合する。
C:AにBを徐々に添加し、デスパミキサーにて乳化する。
D:Cに成分(10)〜(13)を加え均一に混合する。
E:Dを室温まで冷却し、成分(14)〜(19)と混合し、水中油型の化粧用下地化粧料を得た。
実施例13:可溶化型化粧水
(成分) (%)
(1)ポリオキシエチレン(40モル)硬化ヒマシ油 0.5
(2)ポリオキシエチレン(12モル)ジオレエート 0.3
(3)グリチルレチン酸ステアリル 0.2
(4)1,3−ブチレングリコール 2
(5)グリセリン 2
(6)エタノール 15
(7)1,2−ペンタンジオール 2
(8)カミツレ抽出液 1
(9)乳酸ナトリウム 0.2
(10)安息香酸ナトリウム 0.05
(11)精製水 残 量
(製造方法)
A.成分1〜6を混合溶解する。
B.成分7〜11を混合溶解する。
C.BにAを加え、可溶化型の化粧水を得た。
実施例5〜13はいずれもグリチルレチン酸ステアリルの皮膚浸透性が高く、使用感にも優れるものであった。
本発明によれば、グリチルレチン酸ステアリルの皮膚浸透性が促進される医薬品、医薬部外品、化粧料、薬用化粧料等を提供することができる。

Claims (7)

  1. グリチルレチン酸ステアリル及びポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を含有する、化粧料又は皮膚外用剤。
  2. 前記ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の平均付加モル数が20〜50である、請求項1記載の化粧料又は皮膚外用剤。
  3. 総質量に対して、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油が0.1〜10質量%の割合で含有される、請求項1又は請求項2に記載の化粧料又は皮膚外用剤。
  4. ミリスチン酸イソプロピル及び/又はイソナン酸イソトリデシルを含有する、請求項1〜3のいずれか1項記載の化粧料又は皮膚外用剤。
  5. 水中油型乳化組成物である、請求項1〜4のいずれか1項記載の化粧料又は皮膚外用剤。
  6. ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を含有する、グリチルレチン酸ステアリルの皮膚浸透促進剤。
  7. グリチルレチン酸ステアリルとポリオキシエチレン硬化ヒマシ油とを混合させることにより、該グリチルレチン酸ステアリルの皮膚浸透性を促進させる方法。
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