JP2016085730A - 車両用データ記録装置及び車両用事故通報装置 - Google Patents

車両用データ記録装置及び車両用事故通報装置 Download PDF

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Abstract

【課題】事故発生後であっても運転中の乗員の身体状態を確認することができる車両用データ記録装置及び車両用事故通報装置を提供する。【解決手段】本発明の車両用データ記録装置Aは、車両運転者の身体に装着することで車両運転者のバイタルサインを検出する身体装着端末1と、身体装着端末1の検出結果を受信する端末通信部21と、車両運転者が運転中のストレスを感じることの少ない平常な状態であるか否かを車両状態に基づいて判定する状態判定部22と、状態判定部22が平常な状態であると判定した場合、端末通信部21が受信した検出結果を平常時データとして所定時間記録するイベントデータレコーダ23と、を備えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用データ記録装置及びそれを備えた車両用事故通報装置に関する。
昨今、車両事故が発生した際、車両から病院等の外部機関に事故に関する情報を緊急通報として発信するシステムが知られている。例えば特開2004−310309号公報には、事故が発生した場合、事故発生時の車両データとともに、乗員の個人情報を救急センタに発信するシステムが提案されている。
特開2004−310309号公報
事故車両にいる乗員の生命に危険が迫っているのかどうかを判断するには、乗員の血圧、脈拍、体温等のバイタルサインがその判断材料として有効であるが、救命治療にあたる医療センタから事故現場は離れているため病院に患者が搬送されるまでは診断ができない。また、緊急通報による事故情報と共に予め記録された乗員の個人情報(例えば病歴、薬の服用状況、かかりつけの病院情報等)や事故後の脈拍を医療センタに送信する上記特許文献1の技術において、もともと脈拍(心拍間隔)には個人差があるため、事故後の脈拍データのみで判断できるのは単に患者の生死状態だけである。このため、上記特許文献1の技術においては、車両事故による乗員の受傷度、すなわち事故の影響が患者の生命維持にどの程度影響しているかといった「個人の生体情報の変化を元にした緊急性の判断」が不可能である。
本発明は、このような事情に鑑みて為されたものであり、事故発生後であっても事故前の運転中の運転者の身体状態を診断・確認することができる車両用データ記録装置及びそれを備える車両用事故通報装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の車両用データ記録装置は、車両に搭載される車両用データ記録装置であって、車両運転者の身体に装着することで車両運転者のバイタルサインを検出する身体装着端末(1)と、前記身体装着端末の検出結果を受信する端末通信部(21)と、車両運転者が運転中のストレスを感じることの少ない平常な状態であるか否かを車両状態に基づいて判定する状態判定部(22)と、前記状態判定部が車両運転者が前記平常な状態であると判定した場合、前記端末通信部が受信した検出結果を平常時データとして所定時間記録するイベントデータレコーダ(23)と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、車両運転者が運転中のストレスを感じることが少ない平常な状態での車両運転者のバイタルサインが車両運転者の平常時データとしてイベントデータレコーダに記録・保持される。これにより、例えばエアバッグが展開するような車両事故が発生した場合でも、イベントデータレコーダに記録されたデータを参照することで、車両運転者の事故前の平常状態における運転中の身体状態を診断・確認することができる。なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本実施形態の車両用事故通報装置の構成を示す構成図である。 本実施形態の平常時データの例を示す説明図である。 本実施形態の車両用事故通報装置の動作フローを示すフローチャートである。 本実施形態の車両用事故通報装置の動作フローを示すフローチャートである。 本実施形態の事故前後の送信データの例を示す説明図である。 本実施形態の変形態様における平常時データを説明するための説明図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。また、説明に用いる各図は概念図であり、各部の形状は必ずしも厳密なものではない場合がある。本実施形態では、車両用データ記録装置及び車両用事故通報装置を乗員保護装置(エアバッグECU)に組み込んだものを例としている。
本実施形態の車両用事故通報装置は、図1に示すように、身体装着端末1と、エアバッグECU2と、加速度センサ(「衝突検知センサ」に相当する)3と、を備えている。
身体装着端末1は、いわゆるウェアラブル端末であり、乗員の身体に装着することで乗員のバイタルサインを検出する装置である。身体装着端末1としては、例えば腕時計型のもの、メガネ・サングラス型のもの、又は携帯端末型のもの等が例示される。運転者は、少なくとも1つの身体装着端末1を装着する。身体装着端末1が検出するバイタルサインは、心拍間隔、血圧、及び体温の少なくとも1つである。身体装着端末1は、外部に検出結果(バイタルサインデータ)を定期的に発信可能である。
エアバッグECU2は、エアバッグの展開を制御する電子制御ユニットであって、CPUやメモリを備えている。エアバッグECU2は、機能又は構成として、端末通信部21と、状態判定部22と、イベントデータレコーダ23と、事故判定部24と、外部通信部4と、を備えている。
端末通信部21は、身体装着端末1と通信する部分であり、身体装着端末1が発信した検出結果を受信する。状態判定部22は、車両運転者のバイタルサインを車両運転者の平常時データとしてイベントデータレコーダ23に記録・保持するため、車両運転者が比較的運転中のストレスを感じることの少ない状態かどうかを判断する部分である。状態判定部22は、車両運転者が運転中のストレスを感じることの少ない「平常な状態」であるか否かを、車両状態に基づいて判定する。
本実施形態の状態判定部22は、車両が直線道路を所定速度範囲(ここでは中速度:例えば30〜50km/h)で走行している状態の場合、車両が停止している状態(信号待ち等)の場合、又は車両の始動時である場合に、車両運転者が平常な状態であると判定する。本発明における「車両状態」には、本実施形態のような車両自体の状態の他に、例えば車室内カメラ等で撮像された画像データにより直接的に入手した運転者の状態(例えば表情等)も含まれる。
イベントデータレコーダ23は、状態判定部22が車両運転者が平常な状態であると判定した場合、端末通信部21が受信したバイタルサインの検出結果を、平常時データとして所定時間記録する不揮発性メモリである。換言すると、イベントデータレコーダ23は、車両運転者が比較的運転中のストレスを感じることの少ない状態と判断してから所定時間の間に受信したバイタルサインの検出結果を車両運転者の平常時データとして記録する。
イベントデータレコーダ23は、例えば図2に示すように、イグニションがオンされた直後、信号待ちの状態、又は直線道路を中速度で走行中の状態において受信した最新のバイタルサインを、車両運転者が比較的運転中のストレスを感じることの少ない状態のデータ(平常時データ)として記録する。イベントデータレコーダ23は、最新のバイタルサインを記録し続け、容量に応じて古いデータは上書きされ消去される。イベントデータレコーダ23は、2以上の平常時データを記録可能に構成されている。図2における血圧データのHは収縮期血圧を表し、Lは拡張期血圧を表す。
事故判定部24は、加速度センサ3の検知結果に基づいて事故が発生したか否かを判定する部分である。加速度センサ3は、車両(例えばエンジンルーム内やエアバッグECU2内)に搭載され、車両の衝突を検知するセンサである。加速度センサ3は、事故判定部24に検知結果を送信する。事故判定部24は、加速度センサ3の検知結果が所定の閾値を超えた場合に「事故発生」と判定する。事故判定部24は、「事故発生」と判定した場合、エアバッグ(図示せず)を展開させる。
イベントデータレコーダ23は、事故判定部24が事故が発生したと判定した場合、バイタルサインの検出結果の記録を停止する。つまり、イベントデータレコーダ23は、事故発生と判定されると、その後は身体装着端末より検出された乗員のバイタルサインデータを受信しても、受信データを記録せず、既に記録済みの事故前のデータを半永久的に保持する。身体装着端末1、端末通信部21、状態判定部22、及びイベントデータレコーダ23は、車両用データ記録装置Aを構成する。
外部通信部4は、外部との無線データ通信を可能とする通信装置である。外部通信部4は、事故判定部24が「事故発生」と判定した場合、所定の外部機関に緊急通報を行い、車両の衝突関連データ(加速度、速度、アクセル、ブレーキ、操舵角、シートベルト着用/非着用等)を外部機関に送信する。これとともに、外部通信部4は、イベントデータレコーダ23に記録された車両運転者の平常時データを外部機関に送信する。外部機関は、例えば医療機関などの公共機関や、車両メーカ等が運営する車両管理センタ等である。
外部通信部4は、平常時データを外部機関に送信した後、端末通信部21が車両運転者の身体装着端末1からバイタルサインを受信した場合、端末通信部21が受信した当該検出結果を事故後の乗員のバイタルサインデータとして受信毎に外部機関に送信する。一方、端末通信部21が身体装着端末1からバイタルサインを所定時間受信しない場合、「受信不可」であることを外部機関に送信する。
また、外部通信部4は、外部(例えば救急車や医療機関)からのアクセス(通信)を受理し、外部からの要求に応じてイベントデータレコーダ23に記録されたバイタルサインデータを開示(返信)する。また、イベントデータレコーダ23内のデータは、イベントデータレコーダ23に外部機器を接続して読み取ることも可能である。このようにイベントデータレコーダ23内のデータの確認方法は、無線通信による方法でも、イベントデータレコーダ23から直接的に読み出す方法でも良い。
ここで、本実施形態の動作フローについて説明する。まず平常時データの記録について図3を参照して説明する。まず、乗員が乗車し、身体装着端末1が乗員に装着され、電源がオンされる(S101)。そして、身体装着端末1により乗員のバイタルサインが検出される(S102)。そして、車両のイグニションがオンされる(S201)。身体装着端末1が定期的に検出結果を送信する(S103)。端末通信部21が検出結果を受信する(S202)。イグニションがオンされた直後であるため、状態判定部22により「平常な状態」と判定され、判定後の所定時間分(例えば数秒間分)の検出結果がイベントデータレコーダ23に平常時データとして記録される(203)。
その後、同様に状態判定部22が平常な状態と判定した場合(S204:Yes)、端末通信部21が身体装着端末1のバイタルサイン検出結果を受信し(S205)、判定後の所定時間分の検出結果がイベントデータレコーダ23に平常時データとして記録される(S206)。その後も、状態判定部が平常な状態と判定する度に、すなわち車両運転者が比較的運転中のストレスを感じることの少ない状態であると判断する度に、バイタルサインの検出結果を受信する毎に記録データを更新している。
続いて、事故発生時の動作フローについて図4を参照して説明する。身体装着端末1については図3と同様であるため説明は省略する。事故判定部24が「事故発生」と判定すると(S301)、エアバッグが展開される(S302)。それと同時に、イベントデータレコーダ23への記録が停止され(S303)、すでに記録されているデータが保持される(S304)。そして、外部通信部4が外部機関に事故があった旨を通報し(S305)、車両の衝突関連データ(加速度、速度、アクセル、ブレーキ、操舵角、シートベルト着用/非着用、等)とともにイベントデータレコーダ23に記録された平常時データを外部機関に送信する(S306)。
その後、車両用事故通報装置において、異常(バイタルサインの各種データ処理の異常やデータ送信不可状態)がない場合(S307:Yes)、以下の対応が為される。端末通信部21が検出結果を受信した場合(S308:Yes)、外部機関に受信したバイタルサインの検出結果を送信する(S309)。一方、端末通信部21が検出結果を所定時間受信しない場合(S308:No)、バイタルサインが受信不可である旨を外部機関に送信する(S310)。ステップS309又はS310の後はステップS307に戻り、事故後の動作フローは繰り返される。外部通信部4は、異常がない場合、身体装着端末1からバイタルサインの検出結果を受信する毎に外部機関に検出結果を送信する。
本実施形態によれば、事故が発生した場合、外部機関に通報され、イベントデータレコーダ23に記録された衝突関連データが外部機関に送信される。さらに、本実施形態によれば、事故が発生した場合、イベントデータレコーダ23に記録された平常時データが外部機関に送信される。本実施形態によれば、外部通信部4により緊急通報が行われ、イベントデータレコーダ23に記録された車両衝突関連データ(加速度、速度、アクセル、ブレーキ、操舵角、シートベルト着用/非着用、等)と事故前の車両運転者の平常時のバイタルサインデータとを読み出して、外部の医療機関等に送信することができる。
さらに、本実施形態によれば、事故発生後、通信機能や処理機能が正常である場合、身体装着端末1より受信したバイタルサインの検出結果が受信毎に外部機関に送信される。これにより、通報された外部機関側において、例えば図5に示すように、もともと個人差のあるバイタルサインを事故前と事故後でその変化を比較することが可能となる。したがって、乗員固有のバイタルサインの変化からその障害度や重傷度を推定することができ、外部機関での専門医による緊急性の判断が可能となる。
例えば、受信した最新のバイタルサインのデータが示す兆候として、乗員の血圧が事故前よりも下がっており且つ心拍数が増加している場合、それは「出血多量により乗員体内の循環血液量が減っている危険な状況」と推測することができる。事故前後のデータを受信した外部機関は、救急隊に適切な指示を伝えることができる。また、例えば現場に向かう救急車に事故前のバイタルサインと事故後のバイタルサインが送信されることで、救急隊により詳細な現状把握が可能となる。また、救急隊を含む外部機関は、例えば外部通信部4を介して、イベントデータレコーダ23にアクセスし、データの開示要求をすることでイベントデータレコーダ23内のデータを参照することができる。
また、乗員に高血圧などの持病がある場合も、事故前のバイタルサインから推測することができるため、搬送予定の病院は、適切な治療の準備など、受け入れ態勢を整えることができる。このように、本実施形態によれば、より状況に応じた救急活動が可能となる。
また、本実施形態によれば、事故が発生した後には、イベントデータレコーダ23への記録が停止されるため、データが書き換えられることがなく、事故前のデータが確実に保持される。これによれば、後の事故調査において、運転者に運転操作上の障害が発生していたか否かの推定が可能となる。イベントデータレコーダ23に記録された運転者の平常時データに、例えば、心筋梗塞などの突発性心疾患の兆候が現れていたり、あるいは危険ドラッグ等の薬物による影響(心拍間隔が一定になる等)が現れていたりすれば、そこから車両運転者に起因すると考えられる事故原因を推定することも可能となる。
また、事故発生後、端末通信部21がバイタルサインを受信できない場合、外部機関に受信不可の信号が発信されるため、事故車両の乗員の受けたダメージがかなり大きいことも推測することができる。
<その他>
本発明は、上記実施形態に限られない。例えば、衝突の検知は、加速度センサ3に限らず、音響センサや、車両ドア内に設置される側突用圧力センサであっても良い。また、端末通信部21等の構成要素は、エアバッグECU2内に限らず、別のECU内で構成されても良い。また、車両用データ記録装置Aは、事故発生後に身体装着端末1から受信した検出結果を記録する別のメモリ(又は記憶領域)を備えていても良い。
また、イベントデータレコーダ23は、図6に示すように、平常時データとして、バイタルサインとともに、その記録するバイタルサインが検出された時刻に関する情報(時刻データ)も記録しても良い。バイタルサインとともに記録される時刻データによってバイタルサインを取得した時刻が区別可能となり、例えば事故直前のバイタルサインとその一定時間前のバイタルサインとを比較することが可能となる。この構成によれば、医療関係者等は、事故後のバイタルサインに対して、事故前における一定時間差のある2つのバイタルサインに基づいて異常判定をすることができる。このため、医療関係者等は、単に事故前と事故後の2つのバイタルサインを比較するよりも精度良く、事故後のバイタルサインの異常の有無を判定することができる。また、時刻データが付加されたn個(nは2以上の自然数)のバイタルサインを用いることで、バイタルサインの各要素(例えば心拍間隔、体温、及び/又は血圧)の単位時間当たりの変動(変動率)を算出することが可能となる。これにより、医療関係者等による、事故発生後の経過時間によるバイタルサインの変動に対する異常判定の精度を向上させることができる。
時刻データは、例えば、身体装着端末1がバイタルサインを検出したときの時刻である検出時刻の情報である。この場合、身体装着端末1は、検出結果としてバイタルサインと検出時刻の情報を端末通信部21に送信する。つまり、この場合、イベントデータレコーダは、平常時データとしてバイタルサインとそれに対応する検出時刻情報を記録する。また、時刻データは、端末通信部21がバイタルサインを受信した際の受信時刻の情報であっても良い。この場合、イベントデータレコーダは、平常時データとしてバイタルサインとそれに対応する受信時刻情報を記録する。また、時刻データは、状態判定部により「平常な状態」と判定された際の判定時刻情報であっても良い。この例示によれば、時刻データは、検出時刻情報、受信時刻情報、及び判定時刻情報のうちの1つに設定される。このように、時刻データは、バイタルサインが検出された時刻に関する情報であれば良い。
1:身体装着端末、 2:エアバッグECU、 21:端末通信部、
22:状態判定部、 23:イベントデータレコーダ、
24:事故判定部、 3:加速度センサ(衝突検知センサ)、
4:外部通信部、 A:車両用データ記録装置

Claims (10)

  1. 車両に搭載される車両用データ記録装置であって、
    車両運転者の身体に装着することで車両運転者のバイタルサインを検出する身体装着端末(1)と、
    前記身体装着端末の検出結果を受信する端末通信部(21)と、
    車両運転者が運転中のストレスを感じることの少ない平常な状態であるか否かを車両状態に基づいて判定する状態判定部(22)と、
    前記状態判定部が車両運転者が前記平常な状態であると判定した場合、前記端末通信部が受信した検出結果を平常時データとして所定時間記録するイベントデータレコーダ(23)と、
    を備えることを特徴とする車両用データ記録装置。
  2. 衝突を検知する衝突検知センサ(3)と、
    前記衝突検知センサの検知結果に基づいて事故が発生したか否かを判定する事故判定部(24)と、
    を備え、
    前記イベントデータレコーダは、前記事故判定部が事故が発生したと判定した場合、前記検出結果の記録を停止する請求項1に記載の車両用データ記録装置。
  3. 前記状態判定部は、車両が直線道路を所定速度範囲で走行している状態である場合、車両が停止している状態である場合、又は車両の始動時である場合に、前記車両運転者が前記平常な状態であると判定する請求項1又は2に記載の車両用データ記録装置。
  4. 前記バイタルサインは、心拍間隔、体温、及び血圧の少なくとも1つを含む請求項1〜3の何れか一項に記載の車両用データ記録装置。
  5. 前記イベントデータレコーダは、前記平常時データとして、前記バイタルサインとともに、記録する前記バイタルサインが検出された時刻に関する情報を記録する請求項1〜4の何れか一項に記載の車両用データ記録装置。
  6. 前記イベントデータレコーダは、2以上の前記平常時データを記録可能に構成されている請求項1〜5の何れか一項に記載の車両用データ記録装置。
  7. 請求項1〜6の何れか一項に記載の車両用データ記録装置(A)と、
    前記事故判定部が事故が発生したと判定した場合、所定の外部機関に通報し、前記イベントデータレコーダに記録された前記平常時データを前記外部機関に送信する外部通信部(4)と、
    を備える車両用事故通報装置。
  8. 前記外部通信部は、前記平常時データを前記外部機関に送信した後、前記端末通信部が前記身体装着端末からバイタルサインを受信した場合、前記端末通信部が受信した当該検出結果を前記外部機関に送信する請求項7に記載の車両用事故通報装置。
  9. 前記外部通信部は、前記平常時データを前記外部機関に送信した後、前記端末通信部が前記身体装着端末からバイタルサインを所定時間受信しない場合、受信不可であることを前記外部機関に送信する請求項7又は8に記載の車両用事故通報装置。
  10. 前記外部通信部は、外部からの通信により受信した要求に応じて前記イベントデータレコーダに記録されたデータを開示する請求項7〜9の何れか一項に記載の車両用事故通報装置。
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