JP2016082696A - 埋込磁石型モータおよび埋込磁石型モータのロータ - Google Patents

埋込磁石型モータおよび埋込磁石型モータのロータ Download PDF

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孝規 都築
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Abstract

【課題】永久磁石の歩留まりが悪くなるのを抑制し、かつ、誘起電圧の波形が正弦波から大きく歪むのを抑制しながら、リラクタンストルクを大きくすることが可能な埋込磁石型モータを提供する。
【解決手段】この埋込磁石型モータ100は、中間部分20cの直径R3を、ロータコア20のd軸に対応する部分20aの直径R1およびq軸に対応する部分20bの直径R2よりも小さくすることにより、中間部分20cにおけるステータコア10とロータコア20との間のエアギャップ31が、ロータコア20のd軸に対応する部分20a(q軸に対応する部分20b)におけるエアギャップ32(エアギャップ33)よりも大きくなるように構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、埋込磁石型モータおよび埋込磁石型モータのロータに関し、特に、永久磁石が埋め込まれたロータコアを備える埋込磁石型モータおよび埋込磁石型モータのロータに関する。
従来、永久磁石が埋め込まれたロータコアを備える埋込磁石型モータが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、永久磁石が埋め込まれたロータコアを備える埋込磁石型モータが開示されている。この埋込磁石型モータでは、永久磁石は、中央部分の厚みが大きく、両端部に向かうにしたがって厚みが徐々に小さくなるように形成されている。これにより、永久磁石の中央部分に近い部分ほど、磁束が通りにくくなるように構成されている。その結果、電気子巻線が形成するd軸方向の磁束が通りにくくなる一方、q軸方向の磁束が通り易くなる。これにより、q軸インダクタンスLとd軸インダクタンスLとの差が大きくなり、リラクタンストルク(ステータコアからの磁界とロータコアの突極との間の吸引力によるトルク)を大きくすることが可能になる。なお、d軸とは、主磁束の方向であり、q軸とは、d軸と電気的に直交する方向である。また、リラクタンストルクは、q軸インダクタンスLとd軸インダクタンスLとの差に比例する。
また、上記特許文献1に記載の埋込磁石型モータでは、ロータコアは、軸方向から見て、真円形状を有する。
特開2007−6657号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の埋込磁石型モータでは、永久磁石を、中央部分の厚みが大きく、両端部に向かうにしたがって厚みが徐々に小さくなるように形成するため、矩形形状の永久磁石を加工する必要がある。このため、永久磁石の歩留まりが悪くなるという問題点がある。また、ロータコアが、軸方向から見て、真円形状を有するため、電気子巻線により形成される誘起電圧の波形が正弦波から大きく歪むという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、永久磁石の歩留まりが悪くなるのを抑制し、かつ、誘起電圧の波形が正弦波から大きく歪むのを抑制しながら、リラクタンストルクを大きくすることが可能な埋込磁石型モータおよび埋込磁石型モータのロータを提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面における埋込磁石型モータは、ステータコアと、ステータコアに対向するように設けられ、断面が矩形形状の複数の永久磁石が埋め込まれたロータコアとを備え、ロータコアのd軸に対応する部分とq軸に対応する部分との間の中間部分の直径を、ロータコアのd軸に対応する部分とq軸に対応する部分との直径よりも小さくすることにより、中間部分におけるステータコアとロータコアとの間のエアギャップが、ロータコアのd軸に対応する部分とq軸に対応する部分とにおけるステータコアとロータコアとの間のエアギャップよりも大きくなるように構成されている。
この発明の第1の局面による埋込磁石型モータでは、上記のように、ロータコアのd軸に対応する部分とq軸に対応する部分との間の中間部分におけるステータコアとロータコアとの間のエアギャップを、ロータコアのd軸に対応する部分とq軸に対応する部分とにおけるステータコアとロータコアとの間のエアギャップよりも大きくなるように構成する。これにより、中間部分においてd軸方向の磁束が通りにくくなるので、その分、d軸インダクタンスLを小さくすることができる。その結果、q軸インダクタンスLとd軸インダクタンスLとの差が大きくなるので、リラクタンストルク(ステータコアからの磁界とロータコアの突極との間の吸引力によるトルク)を大きくすることができる。また、上記のように、断面が矩形形状の複数の永久磁石をロータコアに埋め込む。これにより、断面が矩形形状の永久磁石を加工してd軸インダクタンスLを小さくする場合と異なり、永久磁石の歩留まりが悪くなるのを抑制することができる。また、上記のように、中間部分の直径を、ロータコアのd軸に対応する部分とq軸に対応する部分との直径よりも小さくすることによって、ロータコアの外周の形状を正弦波形状に近づけることができるので、誘起電圧の波形が正弦波から大きく歪むのを抑制することができる。これらの結果、永久磁石の歩留まりが悪くなるのを抑制し、かつ、誘起電圧の波形が正弦波から大きく歪むのを抑制しながら、リラクタンストルクを大きくすることができる。
上記第1の局面による埋込磁石型モータにおいて、好ましくは、中間部分は、軸方向から見て、エアギャップの大きさが、d軸からq軸に向かうにしたがって、徐々に大きくなった後、徐々に小さくなるように、V字状の形状に形成されている。このように構成すれば、ロータコアの外周の形状を正弦波形状に近づけることができるので、誘起電圧の波形をより正弦波形状に近づけることができる。
上記第1の局面による埋込磁石型モータにおいて、好ましくは、ロータコアのq軸に対応する部分のうちの磁路に対応する部分の、ロータコアの外周の接線方向に沿った方向の幅は、ステータコアのティースの巻線が巻回される部分の、ロータコアの外周の接線方向に沿った方向の幅の20%以上32%以下である。このように構成すれば、リラクタンストルクおよびマグネットトルク(ステータコアからの磁界と永久磁石との間の吸引力および反発力によるトルク)の大きさを比較的大きくしながら、モータトルクを大きくすることができる。なお、この点は、後述する発明者による実験により確認済みである。
上記第1の局面による埋込磁石型モータにおいて、好ましくは、ロータコアのd軸に対応する部分は、d軸を含み、かつ、直径が同一のロータコアの部分であり、ロータコアのq軸に対応する部分は、q軸を含み、かつ、直径が同一のロータコアの部分である。このように構成すれば、ロータコアのd軸(q軸)に対応する部分では直径が変化しないので、エアギャップの大きさも変化しない。これにより、ロータコアのd軸(q軸)に対応する部分よりも直径の小さい中間部分におけるエアギャップの大きさと、ロータコアのd軸(q軸)に対応する部分におけるエアギャップの大きさとの差異を確実に生じさせることができる。
上記第1の局面による埋込磁石型モータにおいて、好ましくは、ロータコアのd軸に対応する部分は、d軸を含み、かつ、直径が同一のロータコアの部分であり、直径が同一のロータコアのd軸に対応する部分のロータコアの外周の接線方向の幅が、ステータコアのティースの先端部の接線方向に沿った方向の幅以下に設定されている。このように構成すれば、直径が同一のロータコアのd軸に対応する部分を比較的小さくすることができるので、その分、中間部分を大きくすることができる。その結果、ロータコアの外周の形状をより一層正弦波形状に近づけることができるので、誘起電圧の波形が正弦波から大きく歪むのをより抑制することができる。
この発明の第2の局面における埋込磁石型モータのロータは、断面が矩形形状の複数の永久磁石が埋め込まれたロータコアを備え、ロータコアのd軸に対応する部分とq軸に対応する部分との間の中間部分の直径を、ロータコアのd軸に対応する部分とq軸に対応する部分との直径よりも小さくすることにより、中間部分におけるステータコアとロータコアとの間のエアギャップが、ロータコアのd軸に対応する部分とq軸に対応する部分とにおけるステータコアとロータコアとの間のエアギャップよりも大きくなるように構成されている。
この発明の第2の局面による埋込磁石型モータのロータでは、上記のように、ロータコアのd軸に対応する部分とq軸に対応する部分との間の中間部分におけるステータコアとロータコアとの間のエアギャップを、ロータコアのd軸に対応する部分とq軸に対応する部分とにおけるステータコアとロータコアとの間のエアギャップよりも大きくなるように構成する。これにより、中間部分においてd軸方向の磁束が通りにくくなるので、その分、d軸インダクタンスLを小さくすることができる。その結果、q軸インダクタンスLとd軸インダクタンスLとの差が大きくなり、リラクタンストルク(ステータコアからの磁界とロータコアの突極との間の吸引力によるトルク)を大きくすることができる。また、上記のように、断面が矩形形状の複数の永久磁石をロータコアに埋め込む。これにより、断面が矩形形状の永久磁石を加工してd軸インダクタンスLを小さくする場合と異なり、永久磁石の歩留まりが悪くなるのを抑制することができる。また、上記のように、中間部分の直径を、ロータコアのd軸に対応する部分とq軸に対応する部分との直径よりも小さくすることによって、ロータコアの外周の形状を正弦波形状に近づけることができるので、誘起電圧の波形が正弦波から大きく歪むのを抑制することができる。これらの結果、永久磁石の歩留まりが悪くなるのを抑制し、かつ、誘起電圧の波形が正弦波から大きく歪むのを抑制しながら、リラクタンストルクを大きくすることが可能な埋込磁石型モータのロータを提供することができる。
なお、本出願では、上記第1の局面による埋込磁石型モータとは別に、以下のような他の構成も考えられる。
(付記項1)
すなわち、本出願の他の構成による埋込磁石型モータでは、ロータコアの永久磁石が埋め込まれている部分の周方向外側には、永久磁石の減磁を抑制するための空隙が設けられており、ロータコアのq軸の磁路に対応する部分のうちの空隙に挟まれた部分の、ロータコアの外周の接線方向の幅は、直径方向に沿って一定である。このように構成すれば、空隙の大きさを比較的大きくしながら、ロータコアのq軸の磁路に対応する部分が小さくなるのを抑制することができる。なお、この場合の「一定」とは、幅が均一な場合のみならず、幅が略均一(実質的に均一)な場合も含む概念である。
(付記項2)
ロータコアのq軸の磁路に対応する部分の、ロータコアの外周の接線方向の幅は、ステータコアのティースの先端部の周方向に突出した突出部分の接線方向の幅よりも大きい。このように構成すれば、ロータコアのq軸の磁路に対応する部分が小さくなることに起因して、q軸インダクタンスLが小さくなるのを抑制することができる。
(付記項3)
V字形状の中間部分の直径方向内側の根元部分の角度は、軸方向から見て、鈍角である。このように構成すれば、V字形状の中間部分の直径方向内側の根元部分の角度が鋭角である場合と異なり、d軸からq軸に向かう中間部分の直径が緩やかに変化するので、ロータコアの外周の形状をさらに正弦波形状に近づけることができ、その結果、誘起電圧の波形が正弦波から大きく歪むのをさらに抑制することができる。
(付記項4)
中間部分は、ロータコアのd軸に対応する部分の周方向の一方側と他方側との両方に設けられている。このように構成すれば、ロータコアのd軸に対応する部分の周方向の一方側と他方側とにおいて、ロータコアの外周の形状をより正弦波形状に近づけることができ、その結果、誘起電圧の波形が正弦波から大きく歪むのをより確実に抑制することができる。
(付記項5)
ロータコアのd軸に対応する部分は、d軸を含み、かつ、d軸から中間部分までのロータコアの部分であり、ロータコアのq軸に対応する部分は、q軸を含み、かつ、q軸から中間部分までのロータコアの部分である。このように構成すれば、ロータコアのd軸(q軸)に対応する部分と中間部分とが接続されるので、誘起電圧の波形の形状を滑らかにすることができる。
本発明によれば、上記のように、永久磁石の歩留まりが悪くなるのを抑制し、かつ、誘起電圧の波形が正弦波から大きく歪むのを抑制しながら、リラクタンストルクを大きくすることができる。
本発明の一実施形態による埋込磁石型モータの正面図である。 本発明の一実施形態による埋込磁石型モータの拡大図である。 本発明の一実施形態による埋込磁石型モータのd軸方向およびq軸方向の磁束を説明するための図である。 q軸の磁路の幅と、リラクタンストルク、マグネットトルクおよびモータトルクとの関係を示す図である。 本発明の一実施形態の変形例による埋込磁石型モータの拡大図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1および図2を参照して、本実施形態による埋込磁石型モータ100の構成について説明する。
図1に示すように、埋込磁石型モータ100は、ステータコア10と、ロータコア20とを備えている。ロータコア20は、ステータコア10に対向するように、円環状のステータコア10の内側に設けられている。
ステータコア10の内周側には、複数のティース11が設けられている。また、隣接するティース11の間に、スロット12が形成されている。ティース11(スロット12)には、巻線13が巻回されるように構成されている。
図2に示すように、ティース11は、巻線13が巻回される部分11aと、内周側の先端部11bとを含む。ティース11の巻線13が巻回される部分11aの、ロータコア20の外周の接線方向の幅は、W1である。また、ティース11の先端部11bの、ロータコア20の外周の接線方向の幅は、W2である。さらに、ティース11の先端部11bの周方向に突出した突出部分11c(巻線13が巻回される部分11aから周方向に突出した部分)の幅は、W3(=W2−W1)である。また、隣接するティース11の間の間隔Dは、ティース11の巻線13が巻回される部分11aの接線方向の幅W1よりも小さい(D<W1)。
また、本実施形態では、ロータコア20には、軸方向から見て、断面が矩形形状(長方形形状)の複数の永久磁石21が埋め込まれている。なお、永久磁石21は、焼結などにより断面が矩形形状(長方形形状)を有するブロック形状に形成されている。
また、永久磁石21は、ロータコア20に設けられた穴部22に嵌合されている。穴部22は、軸方向から見て、台形状の形状に形成されている。そして、穴部22のロータコア20の外周側の内側面22aと、内周側の内側面22bとによって、それぞれ、永久磁石21の外周側の側面21aと内周側の側面21bとを支持している。また、穴部22は、穴部22の内側方向に突出する凸状面22cを有しており、凸状面22cにより、永久磁石21の周方向の側面21cを支持している。
また、穴部22は、永久磁石21の側面21cよりも、ロータコア20の周方向外側に張り出すように形成されている。これにより、ロータコア20の永久磁石21が埋め込まれている部分の周方向外側には、空隙23が形成される。空隙23は、永久磁石21の減磁を抑制する機能を有する。また、穴部22は、永久磁石21の内周側の側面21bよりも、ロータコア20の内周側に張り出すように形成されている。これにより、ロータコア20の永久磁石21が埋め込まれている部分の内周側には、空隙24が形成される。空隙24は、永久磁石21の角部21dを逃がすために設けられている。
また、ロータコア20には、ロータコア20のd軸に対応する部分20aと、q軸に対応する部分20bとが設けられている。ここで、本実施形態では、ロータコア20のd軸に対応する部分20aは、d軸を含み、かつ、直径R1が同一のロータコア20の部分(後述する幅W4を有する部分)である。また、ロータコア20のq軸に対応する部分20bは、q軸を含み、かつ、直径R2が同一のロータコア20の部分(後述する幅W5を有する部分)である。言い換えると、ロータコア20のd軸に対応する部分20aは、d軸を含み、かつ、d軸から後述する中間部分20cまでのロータコア20の部分であり、ロータコア20のq軸に対応する部分20bは、q軸を含み、かつ、q軸から中間部分20cまでのロータコア20の部分である。なお、本実施形態では、直径R1と直径R2とは、等しい(R1=R2)。
なお、図3に示すように、d軸とは、主磁束の方向(永久磁石21の中心を通る直径R1(図2参照)に沿った方向)であり、q軸とは、d軸と電気的に直交する方向である。そして、d軸方向の磁束は、永久磁石21を貫通するように通過する。また、q軸方向の磁束は、永久磁石21を貫通しないようにロータコア20を通過する。なお、永久磁石21は、透磁率が小さいので、d軸インダクタンスLは、比較的小さくなる。一方、ロータコア20の透磁率は大きいで、q軸インダクタンスLは、比較的大きくなる(L>L)。これにより、埋込磁石型モータ100では、突極比(L/L)が、1よりも大きくなる。また、リラクタンストルクは、q軸インダクタンスLとd軸インダクタンスLとの差に比例する。
ここで、本実施形態では、図2に示すように、ロータコア20のd軸に対応する部分20a(直径R1が同一の部分)の、ロータコア20の外周の接線方向の幅W4は、ティース11の先端部11bの接線方向に沿った方向の幅W2よりも小さくなる(W4<W2)ように設定されている。たとえば、幅W4は、幅W2の約67%の大きさを有する。
また、ロータコア20のq軸に対応する部分20b(直径R2が同一の部分)の、ロータコア20の外周の接線方向の幅は、W5である。また、ロータコア20のq軸に対応する部分20bには、q軸の磁路に対応する部分120bが含まれている。磁路に対応する部分120bは、空隙23に挟まれた部分を有し、この部分の接線方向の幅W6は、直径R2方向に沿って一定である。なお、この場合の「一定」とは、幅が均一な場合のみならず、幅が略均一(実質的に均一)な場合も含む概念である。ここで、本実施形態では、磁路に対応する部分120bの、ロータコア20の外周の接線方向に沿った方向の幅W6は、ティース11の巻線13が巻回される部分11aの、ロータコア20の外周の接線方向に沿った方向の幅W1の20%以上32%以下である。具体的には、図2では、幅W6は、幅W1の約31%の大きさを有する。
また、ロータコア20のq軸の磁路に対応する部分120bの、接線方向の幅W6は、ティース11の先端部11bの周方向に突出した突出部分11cの接線方向の幅W3よりも大きい(W6>W3)。
ここで、本実施形態では、ロータコア20のd軸に対応する部分20aとq軸に対応する部分20bとの間には、中間部分20cが設けられている。なお、中間部分20cは、ロータコア20のうちの永久磁石21が配置されている部分よりも外側の部分(第1部分121c)と、空隙23の外側の部分(第2部分122c)とを含んでいる。そして、中間部分20cの直径R3は、ロータコア20のd軸に対応する部分20aの直径R1と、q軸に対応する部分20bの直径R2よりも小さくなる(R3<R1=R2)ように構成されている。これにより、埋込磁石型モータ100は、中間部分20cにおけるステータコア10とロータコア20との間のエアギャップ31が、ロータコア20のd軸に対応する部分20a(q軸に対応する部分20b)におけるステータコア10とロータコア20との間のエアギャップ32(エアギャップ33)よりも大きくなるように構成されている。すなわち、エアギャップ31の直径方向の大きさ(間隔)d1は、エアギャップ32(エアギャップ33)の直径方向の大きさd2(d3)よりも大きい(d1>d2=d3)。
また、本実施形態では、中間部分20cは、軸方向から見て、エアギャップ31の大きさが、d軸からq軸に向かうにしたがって、徐々に大きくなった後、徐々に小さくなるように、V字状の形状に形成されている。具体的には、中間部分20cのうちの第1部分121cの厚みt1は、d軸からq軸に向かうにしたがって、徐々に小さくなる。また、中間部分20cのうちの第2部分122cの厚みt2は、d軸からq軸に向かうにしたがって、大きさがあまり変化しない。これにより、中間部分20cは、軸方向から見て、V字状の形状に形成される。また、第2部分122cの接線方向に沿った方向の幅W7は、磁路に対応する部分120bの接線方向に沿った方向の幅W6よりも小さい(W7<W6)。
また、V字形状の中間部分20cの直径方向内側の根元部分の角度θは、軸方向から見て、鈍角である。具体的には、図2では、角度θは、162度である。
また、中間部分20cは、ロータコア20のd軸に対応する部分20aの周方向の一方側と他方側との両方に設けられている。また、中間部分20cは、ロータコア20のq軸に対応する部分20bの周方向の一方側と他方側との両方に設けられている。
次に、図4を参照して、q軸の磁路に対応する部分120bの幅W6と、埋込磁石型モータ100のリラクタンストルク、マグネットトルク、および、モータトルクとの関係について行った実験について説明する。図4では、横軸は、ティース11の巻線13が巻回される部分11aの幅W1に対するq軸の磁路に対応する部分120bの幅W6の比率(%)を表している。また、左側の縦軸は、マグネットトルクおよびモータトルクの大きさ[Nm]を表し、右側の縦軸は、リラクタンストルクの大きさ[Nm]を表している。
図4に示すように、この実験では、ティース11の幅W1に対するq軸の磁路に対応する部分120bの幅W6の比率を、10%、20%、30%、40%および50%に変化させた。その結果、リラクタンストルクは、比率が10%から大きくなるにしたがって、徐々に大きくなり、比率が30%のときに、最大(約1.7[Nm])になることが判明した。その後、リラクタンストルクは、比率が30%から大きくなるにしたがって、徐々に小さくなることが判明した。
また、マグネットトルクは、比率が10%のときに、最大(約2.2[Nm])になり、比率が10%から大きくなるにしたがって、徐々に小さくなることが判明した。また、比率が30%を超えると、マグネットトルクが小さくなる度合い(傾き)が、比率が30%以下の場合と比べて大きくなることが判明した。また、モータトルクもマグネットトルクと同様に、比率が10%のときに、最大(約2.4[Nm])になり、比率が10%から大きくなるにしたがって、徐々に小さくなることが判明した。
この実験の結果から、比較的大きなリラクタンストルクと比較的大きなマグネットトルク(2[Nm]以上)とを得るためには、ティース11の巻線13が巻回される部分11aの幅W1に対するq軸の磁路に対応する部分120bの幅W6の比率を、20%以上32%以下にすればよいことが判明した。
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態では、上記のように、ロータコア20のd軸に対応する部分20aとq軸に対応する部分20bとの間の中間部分20cにおけるステータコア10とロータコア20との間のエアギャップ31を、ロータコア20のd軸に対応する部分20a(q軸に対応する部分20b)におけるステータコア10とロータコア20との間のエアギャップ32(エアギャップ33)よりも大きくなるように構成する。これにより、中間部分20cにおいてd軸方向の磁束が通りにくくなるので、その分、d軸インダクタンスLを小さくすることができる。その結果、q軸インダクタンスLとd軸インダクタンスLとの差が大きくなるので、リラクタンストルク(ステータコア10からの磁界とロータコア20の突極との間の吸引力によるトルク)を大きくすることができる。また、上記のように、断面が矩形形状の複数の永久磁石21をロータコア20に埋め込む。これにより、断面が矩形形状の永久磁石21を加工してd軸インダクタンスLを小さくする場合と異なり、永久磁石21の歩留まりが悪くなるのを抑制することができる。また、上記のように、中間部分20cの直径R3を、ロータコア20のd軸に対応する部分20aの直径R1とq軸に対応する部分20bの直径R2よりも小さくすることによって、ロータコア20の外周の形状を正弦波形状に近づけることができるので、誘起電圧の波形が正弦波から大きく歪むのを抑制することができる。これらの結果、永久磁石21の歩留まりが悪くなるのを抑制し、かつ、誘起電圧の波形が正弦波から大きく歪むのを抑制しながら、リラクタンストルクを大きくすることができる。
また、本実施形態では、上記のように、中間部分20cを、軸方向から見て、エアギャップ31の大きさが、d軸からq軸に向かうにしたがって、徐々に大きくなった後、徐々に小さくなるように、V字状の形状に形成する。これにより、ロータコア20の外周の形状を正弦波形状に近づけることができるので、誘起電圧の波形をより正弦波形状に近づけることができる。
また、本実施形態では、上記のように、ロータコア20のq軸に対応する部分20bのうちの磁路に対応する部分120bの、ロータコア20の外周の接線方向に沿った方向の幅W6を、ステータコア10のティース11の巻線13が巻回される部分11aの、ロータコア20の外周の接線方向に沿った方向の幅W1の20%以上32%以下にする。これにより、リラクタンストルクおよびマグネットトルク(ステータコア10からの磁界と永久磁石21との間の吸引力および反発力によるトルク)の大きさを比較的大きくしながら、モータトルクを大きくすることができる。なお、この点は、上記の発明者による実験により確認済みである。
また、本実施形態では、上記のように、ロータコア20のd軸に対応する部分20aを、d軸を含み、かつ、直径R1が同一のロータコア20の部分とし、ロータコア20のq軸に対応する部分20bを、q軸を含み、かつ、直径R2が同一のロータコア20の部分とする。これにより、ロータコア20のd軸(q軸)に対応する部分20aでは直径R1(R2)が変化しないので、エアギャップの大きさも変化しない。これにより、ロータコア20のd軸に対応する部分20a(q軸に対応する部分20b)よりも直径R3の小さい中間部分20cにおけるエアギャップ31の大きさと、ロータコア20のd軸に対応する部分20a(q軸に対応する部分20b)におけるエアギャップ32(エアギャップ33)の大きさとの差異を確実に生じさせることができる。
また、本実施形態では、上記のように、直径R1が同一のロータコア20のd軸に対応する部分20aのロータコア20の外周の接線方向の幅W4を、ステータコア10のティース11の先端部11bの接線方向に沿った方向の幅W2よりも小さく設定する。これにより、直径R1が同一のロータコア20のd軸に対応する部分20aを比較的小さくすることができるので、その分、中間部分20cを大きくすることができる。その結果、ロータコア20の外周の形状をより一層正弦波形状に近づけることができるので、誘起電圧の波形が正弦波から大きく歪むのをより抑制することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、ロータコア20のd軸に対応する部分20aの直径R1と、ロータコア20のq軸に対応する部分20bの直径R2とが同一(R1=R2)である例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、図5に示す変形例による埋込磁石型モータ200のように、ロータコア220のq軸に対応する部分220bの直径R4を、ロータコア220のd軸に対応する部分220aの直径R1よりも大きく(R4>R1)してもよい。これにより、ロータコア220のq軸に対応する部分220bのエアギャップ232(間隔d5)が、ロータコア220のd軸に対応する部分220aのエアギャップ231(間隔d4)に比べて小さくなり、q軸インダクタンスLを大きくすることが可能になる。その結果、リラクタンストルクを大きくすることが可能になる。
また、上記実施形態では、中間部分20cが、軸方向から見てV字状の形状に形成されている例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、中間部分20cを軸方向から見てV字状以外の形状(U字状の形状など)に形成してもよい。
また、上記実施形態では、ロータコア20のd軸に対応する部分20aの接線方向の幅W4が、ティース11の先端部11bの接線方向に沿った方向の幅W2よりも小さくなる(W4<W2)ように設定されている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、ロータコア20のd軸に対応する部分20aの接線方向の幅W4が、ティース11の先端部11bの接線方向に沿った方向の幅W2以下(W4≦W2)に設定されていればよい。
また、上記実施形態では、V字形状の中間部分20cの直径方向内側の根元部分の角度θが、軸方向から見て、162度である例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、V字形状の中間部分20cの直径方向内側の根元部分の角度θを、162度以外の鈍角にしてもよい。
また、上記実施形態では、中間部分20cが、ロータコア20のd軸に対応する部分20aの周方向の一方側と他方側との両方に設けられている例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、中間部分20cを、ロータコア20のd軸に対応する部分20aの周方向の一方側のみ(他方側のみ)に設けてもよい。
10 ステータコア
11 ティース
11a 巻線が巻回される部分
11b 先端部
13 巻線
21 永久磁石
20 ロータコア
20a d軸に対応する部分
20b q軸に対応する部分
20c 中間部分
31、32、33 エアギャップ
100、200 埋込磁石型モータ
120b 部分
R1 d軸に対応する部分の直径
R2、R4 q軸に対応する部分の直径
R3 中間部分の直径
W1 ティースの巻線が巻回される部分の幅
W2 ティースの先端部の幅
W4 d軸に対応する部分の幅
W6 q軸の磁路に対応する部分の幅

Claims (6)

  1. ステータコアと、
    前記ステータコアに対向するように設けられ、断面が矩形形状の複数の永久磁石が埋め込まれたロータコアとを備え、
    前記ロータコアのd軸に対応する部分とq軸に対応する部分との間の中間部分の直径を、前記ロータコアのd軸に対応する部分とq軸に対応する部分との直径よりも小さくすることにより、前記中間部分における前記ステータコアと前記ロータコアとの間のエアギャップが、前記ロータコアのd軸に対応する部分とq軸に対応する部分とにおける前記ステータコアと前記ロータコアとの間のエアギャップよりも大きくなるように構成されている、埋込磁石型モータ。
  2. 前記中間部分は、軸方向から見て、前記エアギャップの大きさが、d軸からq軸に向かうにしたがって、徐々に大きくなった後、徐々に小さくなるように、V字状の形状に形成されている、請求項1に記載の埋込磁石型モータ。
  3. 前記ロータコアのq軸に対応する部分のうちの磁路に対応する部分の、前記ロータコアの外周の接線方向に沿った方向の幅は、前記ステータコアのティースの巻線が巻回される部分の、前記ロータコアの外周の接線方向に沿った方向の幅の20%以上32%以下である、請求項1または2に記載の埋込磁石型モータ。
  4. 前記ロータコアのd軸に対応する部分は、d軸を含み、かつ、直径が同一の前記ロータコアの部分であり、前記ロータコアのq軸に対応する部分は、q軸を含み、かつ、直径が同一の前記ロータコアの部分である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の埋込磁石型モータ。
  5. 前記ロータコアのd軸に対応する部分は、d軸を含み、かつ、直径が同一の前記ロータコアの部分であり、
    直径が同一の前記ロータコアのd軸に対応する部分の前記ロータコアの外周の接線方向の幅が、前記ステータコアのティースの先端部の前記接線方向に沿った方向の幅以下に設定されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の埋込磁石型モータ。
  6. 断面が矩形形状の複数の永久磁石が埋め込まれたロータコアを備え、
    前記ロータコアのd軸に対応する部分とq軸に対応する部分との間の中間部分の直径を、前記ロータコアのd軸に対応する部分とq軸に対応する部分との直径よりも小さくすることにより、前記中間部分におけるステータコアと前記ロータコアとの間のエアギャップが、前記ロータコアのd軸に対応する部分とq軸に対応する部分とにおける前記ステータコアと前記ロータコアとの間のエアギャップよりも大きくなるように構成されている、埋込磁石型モータのロータ。
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