JP2016081897A - 直管形発光ダイオード式照明灯およびそのケース - Google Patents
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Abstract
Description
特に、蛍光灯の代替光源として、蛍光灯と同様の外観を有し、既設の蛍光灯器具にもそのまま取り付けることが可能な、直管型のLED照明管はその代表的なLED光源である。
LED照明管は、全体的に直管型の蛍光灯と同様の形状を有しており、管体の両端には口金が装着され、器具に接続するための端子が突出形成されている。
上記構成により、LED照明管は、新設はもちろん既設の蛍光灯器具に取付可能な構成となっており、そこから電源供給を受けて、管内部のLEDを発光させることができる。
特許文献2では、従来の蛍光灯に代わり蛍光灯器具に取り付けて使用することができ、広角度に均一に照射している。
すなわち、熱伝導的にはヒートシンク材料を鉄にすることが望ましいが、比重が高いことから、LED直管の重量限度500g(一般的な1.2m直管)をはるかに超えてしまい、この条件をクリヤーする材料として、例えば、LED直管全体の重さを500g以内に抑えられるアルミニウムがヒートシンク材料として使われている。しかし、アルミニュームの熱伝導率は鉄の約3倍であり、LEDの熱の放熱が不十分でLEDの寿命を延ばすことが難しいばかりでなく、点灯中のLED直管に人間が触れる際に注意して触る必要があった。
このように、LED直管は、広範囲に照射する事には向いているが、光源直下やその周辺空間等の特定の方向に光量を必要とする場合、すなわち、狭角(180〜90度)の配光が要求される場合には必ずしも適していないことになる。
好適には、本発明の直管形発光ダイオード式照明灯の前記第2のヒートシンク部材の前記透光性カバーと対向する面は光反射特性を有している。
好適には、本発明の直管形発光ダイオード式照明灯では、円筒状の前記閉空間の横断面において、前記横断面に沿った前記透光性カバーの中心線上に前記発光ダイオードが位置し、前記第3のヒートシンクは、前記中心線に対して線対称である。
本実施形態の直管形発光ダイオード式照明灯では、LED素子が実装される基盤直下のヒートシンク部分と、人体が触れるヒートシンク部分との距離を、従来のヒートシンクの2〜3倍以上の長さにすることにより熱伝導効率が良くなり、LED素子が通電される際に発生する熱の放熱効果を高める。
また、M形構造のヒートシンク(断面)を、配光角度を広角にするために、LED素子側のヒートシンク面を反射効率の高い銀塗装、メッキあるいはクロム処理する。
また、同様に配光角度を広角にするために、ヒートシンクカバーを拡散タイプあるいはプリズムタイプとする。
本実施形態の直管形発光ダイオード式照明灯1は、LED直管のヒートシンクとそれに付帯するヒートシンクカバーの構造と、取付構造に特徴を有している。
図1は、本実施形態に係る直管形発光ダイオード式照明灯1の斜視図である。図2は図1に示す直管形発光ダイオード式照明灯1の分解斜視図である。図3は、図1に示す断面線A−Aにおける直管形発光ダイオード式照明灯1の断面図である。
直管形発光ダイオード式照明灯1の全長は、従来の直管形の蛍光灯と同様であり、その用途に応じて、例えば、300mm、450mm、600mm、900mm、1200mm、1800mm、2400mm等に適宜設定することができる。
直管形発光ダイオード式照明灯1管径は、従来の直管形の蛍光灯と略同等であり、全体として、直管形の蛍光灯と略同様の外形および外観を有している。
本実施形態において、第2のヒートシンク17及び第3のヒートシンク19は一体成形されている。
図3に示すように、基板12は、第2のヒートシンク17の長手形状の内部空間(閉空間)内に収容され、支持される。
また、図3の状態で、LED素子13は、第2のヒートシンク17の透光性カバー31側に形成されたストライプ状の開口部に、発光面を透光性カバー31と対向させて位置する。
基板12は伝熱性を有している。
第2のヒートシンク17は、LED素子13から発生した熱を基板12を介して受け、第3のヒートシンク19に伝達する。
図3に示すように直管形発光ダイオード式照明灯1の上記閉空間の横断面において、当該横断面に沿った透光性カバー31の中心線61上にLED素子13が位置する。
図3に示すように、基板12、LED素子13、第2のヒートシンク17、第3のヒートシンク19、透光性カバー31、第1のヒートシンク33の各々は、中心線61に対して線対称の形状を有している。
第3のヒートシンク19は、基板12の表面と角度αを形成している。αは、例えば、30〜70°である。
第2のヒートシンク部材193は、第1のヒートシンク部材191の第2のヒートシンク17と反対側の端部付近から、透光性カバー31と対向して延び第1のヒートシンク33に結合する。
第2のヒートシンク部材193の透光性カバー31と対向する面193aは光反射特性を有している。
面193aには、反射効率を高める処理(銀塗装等)を処理することにより、放熱効果と反射効果を高めることができる。
なお、本実施形態のヒートシンクの素材は、熱伝導効率に優れているアルミニウムあるいは銅が一般的である。
また、直管形発光ダイオード式照明灯1によれば、照度分布を広角(140℃以上)にすることが可能となり、従来の蛍光灯の性能(照度と配光)を蛍光灯の50%の消費電力で可能となり、本当の省エネ照明光源を可能にする。具体的には、消費電力を蛍光灯に比べて1/2〜1/3程度にでき、照度・PPFDを2〜3倍(従来のLED比較)にできる。蛍光管のような高熱を発することが無く、安全と安心に寄与する。また、直管形発光ダイオード式照明灯1は、500g以下の重量にできる。
また、これらの性能、仕様の比較結果は図7に示すようになった。これらの実験結果からも、直管形発光ダイオード式照明灯1の優位性が分かる。
すなわち、当業者は、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
図8は、本発明の実施形態に係る直管形発光ダイオード式照明灯のその他の例を説明するための図である。
本発明の第1〜3のヒートシンク及び第1のヒートシンク材及び第2のヒートシンク材の形状は上述したものに特に限定されない。
例えば、第2のヒートシンク17及び第3のヒートシンク19は図8に示すように構成してもよい。
13…LED素子
15…ヒートシンク
23…カバー
15…ヒートシンク
16…中心線
17…第2のヒートシンク
19…第3のヒートシンク
31…透光性カバー
33…第1のヒートシンク
50…端部キャップ
191…第1のヒートシンク部材
193…第2のヒートシンク部材
Claims (6)
- 発光ダイオードと、
前記発光ダイオードからの光を透光する透光性カバーと、
前記透光性カバーと一体となって形成した閉空間内に前記発光ダイオードを収容するように形成された第1のヒートシンクと、
前記閉空間内に設けられ、前記発光ダイオードが搭載された伝熱性の基板と、
前記閉空間内に設けられ、前記基板を支持する第2のヒートシンクと、
前記閉空間内に設けられ、第2のヒートシンクから前記第1のヒートシンクに熱を伝達する第3のヒートシンクと
を有し、
前記第3のヒートシンクは、
前記第2のヒートシンクから前記透光性カバーに向けて延び、一端が前記第2のヒートシンクに結合し、他端が前記第1のヒートシンクに結合している
直管形発光ダイオード式照明灯。 - 前記第3のヒートシンクの前記発光ダイオード側の面は、光反射特性を有し、
前記第3のヒートシンクは、前記発光ダイオードからの光を前記透光性カバーに指向する姿勢で配置されている
請求項1に記載の直管形発光ダイオード式照明灯。 - 前記第3のヒートシンクは、
前記第2のヒートシンクから前記透光性カバーに向けて延びる第1のヒートシンク部材と、
前記第1のヒートシンク部材の前記第2のヒートシンクと反対側の端部付近から、前記透光性カバーと対向して延び前記第1のヒートシンクに結合する第2のヒートシンク部材と
を有する請求項1または請求項2に記載の直管形発光ダイオード式照明灯。 - 前記第2のヒートシンク部材の前記透光性カバーと対向する面は光反射特性を有している
請求項3に記載の直管形発光ダイオード式照明灯。 - 円筒状の前記閉空間の横断面において、前記横断面に沿った前記透光性カバーの中心線上に前記発光ダイオードが位置し、
前記第3のヒートシンクは、前記中心線に対して線対称である
請求項1〜4のいずれかに記載の直管形発光ダイオード式照明灯。 - 発光ダイオードからの光を透光する透光性カバーと、
前記透光性カバーと一体となって形成した閉空間内に前記発光ダイオードを収容するように形成された第1のヒートシンクと、
前記閉空間内に設けられ、前記発光ダイオードが搭載された伝熱性の基板と、
前記閉空間内に設けられ、前記基板を支持する第2のヒートシンクと、
前記閉空間内に設けられ、第2のヒートシンクから前記第1のヒートシンクに熱を伝達する第3のヒートシンクと
を有し、
前記第3のヒートシンクは、
前記第2のヒートシンクから前記透光性カバーに向けて延び、一端が前記第2のヒートシンクに結合し、他端が前記第1のヒートシンクに結合している
直管形発光ダイオード式照明灯用ケース。
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JP2015046792A JP2016081897A (ja) | 2015-03-10 | 2015-03-10 | 直管形発光ダイオード式照明灯およびそのケース |
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JP2022105651A (ja) * | 2017-06-07 | 2022-07-14 | フルエンス・バイオエンジニアリング・インコーポレイテッド | 照明器具のためのシステム及び方法 |
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-
2015
- 2015-03-10 JP JP2015046792A patent/JP2016081897A/ja active Pending
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