JP2016081392A - 逆走判断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】地図データの参照を必須としなくても車両の逆走を判断することが可能な逆走判断装置の提供。【解決手段】車両に搭載され、路側機(SP)からの電波を検出する電波検出手段(11)と、前記車両の位置を検出する位置検出手段(17)と、前記電波検出手段が路側機からの電波を検出した時点で前記位置検出手段が検出した位置を記憶するための記憶手段(10D)と、前記位置検出手段によって検出された前記車両の位置が、前記記憶手段に記憶された位置に接近しつつあるとき、前記車両が逆走していると判断する逆走判断手段(10)と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、車両の逆走を判断する逆走判断装置に関する。
近年、車両が高速道路を逆走したことに起因する交通事故が発生しており、車両の逆走を判断して警告を行う構成が種々提案されている。例えば、GPS(Global PositioningSystem)を介して検出された車両の位置情報に対してマップマッチング処理して得られた道路上の車両位置の変化が、順走車両ではあり得ない変化となった場合、逆走と判断する構成が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2013−167452号公報
ところが、特許文献1の構成は、地図データを参照することが必須となり、多くの場合、ETC(登録商標、Electronic Toll Collection)に対応した車載器(以下、ETC車載器ともいう)とナビゲーション装置とを組み合わせて実現される。また、ナビゲーション装置に記憶された地図データが古くて走行中の高速道路(有料道路も含む。)のデータが存在しない場合は、車両の逆走を判断できない場合もある。
本発明は、こうした問題に鑑みてなされたものであり、地図データの参照を必須としなくても車両の逆走を判断することが可能な逆走判断装置の提供を目的としている。
前記目的を達するためになされた本発明の逆走判断装置は、車両に搭載され、路側機からの電波を検出する電波検出手段と、前記車両の位置を検出する位置検出手段と、前記電波検出手段が路側機からの電波を検出した時点で前記位置検出手段が検出した位置を記憶するための記憶手段と、前記位置検出手段によって検出された前記車両の位置が、前記記憶手段に記憶された位置に接近しつつあるとき、前記車両が逆走していると判断する逆走判断手段と、を備えている。
電波検出手段は、車両に搭載され、路側機からの電波を検出する。位置検出手段は、前記車両の位置を検出する。記憶手段は、前記電波検出手段が路側機からの電波を検出した時点で前記位置検出手段が検出した位置を記憶する。逆走判断手段は、前記位置検出手段によって検出された前記車両の位置が、前記記憶手段に記憶された位置に接近しつつあるとき、前記車両が逆走していると判断する。
高速道路(有料道路であってもよい。:以下同様)は、一般的に一方通行である。このため、高速道路に設けられた路側機の近傍を車両が一度通過してその位置が記憶手段に記憶されている場合、当該位置に当該車両が接近しつつあるときには、当該車両が逆走しているものとみなすことができる。前記構成によれば、そのような状態が生じたときに車両が逆走していると逆走判断手段によって判断することができる。このため、本発明によれば、地図データの参照を必須としなくても車両の逆走を判断することができる。
第1実施形態のDSRC車載器の構成を示すブロック図である。 そのDSRC車載器における逆走警告処理を示すフローチャートである。 その逆走警告処理が実行されるサービスエリアの構成を示す模式図である。 その逆走警告処理の効果を模式的に示す説明図である。 第2実施形態における逆走警告処理を示すフローチャートである。 第3実施形態における逆走警告処理を示すフローチャートである。 第4実施形態における逆走警告処理を示すフローチャートである。 第5実施形態における逆走警告処理を示すフローチャートである。 第6実施形態の車載システムの構成を示すブロック図である。 そのシステムのDSRC車載器の処理を示すフローチャートである。 そのシステムのナビゲーション装置の処理を示すフローチャートである。
以下、本発明が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1に示す第1実施形態の逆走判断装置としてのDSRC(Dedecated Short Range Communication:専用狭域通信)車載器1は、制御部10を中心に構成され、車両C1〜C6(図3参照)に搭載されて使用される。なお、このDSRC車載器1は、ETC車載器(すなわち、高速道路又は有料道路の課金情報を受信する車載器)であってもよく、ETC車載器の機能に更に他の機能を併せ持った車載器であってもよい。
制御部10は、CPU10A、ROM10B、RAM10C、NVRAM10Dを備えたマイクロコンピュータとして構成されている。この制御部10には、無線部11、カード認証部12、入力操作部13、スピーカ14、表示部15、記憶部16、及び、測位部17が接続されている。
無線部11は、道路上に設置される路側機SP(図3参照)との間でデータ通信を行うための構成である。なお、本実施形態において、路側機SPは、例えばITSスポット(登録商標、ITSはIntelligent Transport Systems の略)等のように、VICS(登録商標)等に係る道路交通情報やサービスエリアSAの案内等の各種情報を送信可能なものとする。
このような路側機SPは、例えば図3に示すような箇所に設けられる。図3の例では、1つの路側機SP1は、高速道路又は有料道路(以下、単に高速道路という。)の本線MRからサービスエリアSA(パーキングエリアであってもよい)へ進入するための進入路SRの途中に設けられている。図3の例では、他の1つの路側機SP2は、サービスエリアSA内に一般の駐車区画P1とは別に設けられたIP通信用の駐車区画P2に設けられている。図3の例では、更に他の1つの路側機SP3は、サービスエリアSAから高速道路の本線MRへ退出するための退出路TRと本線MRとの合流地点に設けられている。
なお、路側機SP1,SP3は、VICS(登録商標)等に係る道路交通情報やサービスエリアSAの案内等の各種情報を移動中の車両Cに同報送信するプッシュ型情報配信用の路側機である。これに対して、路側機SP2は、IP通信(又はクレジット決済)を行うことのできる路側機である。各路側機SPは、このようなサービス種別を表すデータを、当該路側機SPに割り当てられたID及び道路交通情報等のコンテンツと共に電波として送信する。図3の例では、路側機SP3は、退出路TRを通って本線MRに合流しようとしている車両C6に、DSRC車載器1に対するICカード20(後述する。)の装着忘れを警告するための情報を送信する。路側機SP1は、進入路SRを介してサービスエリアSAに進入する車両C1に前記各種情報を送信する。路側機SP2は、IP通信用の駐車区画P2に駐車中の車両C3,C4によるIP通信(又はクレジット決済)を仲介する。
図1に戻って、無線部11は、それらの各情報を近接する路側機SPから受信する。カード認証部12には、カードコネクタ18が接続されている。カードコネクタ18は、クレジットカードやETCカードなどのICカード20を装着するためのものである。これにより、カード認証部12は、ICカード20との間でデータ授受を行うことが可能となる。なお、ICカード20は、カード認証部12との間でデータ授受を行うカード制御部21、及び、パスワード等の情報を記憶するカード記憶部22を有する。
入力操作部13は、例えば押しボタン式のスイッチ等によって構成される。スピーカ14は、ICカード20がカードコネクタ18に装着された場合や入力操作部13を介した操作があった場合に確認の音声出力を行うなど、DSRC車載器1の状態を音や音声によって報知する。表示部15は、液晶表示器などで構成され、スピーカ14と同様、DSRC車載器1の状態を予め定められた態様の表示によって報知する。
記憶部16は、無線部11を介して受信したデータを一時的に記憶するための構成である。測位部17は、車両Cの位置座標(緯度及び経度)を検出する周知のものである。例えば、測位部17は、GPS(Global Positioning System )用の人工衛星からの送信信号を受信し、車両の位置座標や高度を検出するGPS受信機であってもよい。また、測位部17は、GPS以外のGNSS(Global Navigation Satellite System:全地球測位システム)に係る受信機であってもよい。さらに、測位部17は、ジャイロスコープ等他の機構を用いて位置座標を検出するものであってもよく、ナビゲーション装置等の他の装置から位置座標を取得するインターフェースであってもよい。
[1−2.処理]
次に、このDSRC車載器1において制御部10が実行する逆走警告処理を説明する。なお、この処理は、DSRC車載器1の電源がオンされたときに開始される。図2に示すように、この処理では、先ずS1(Sはステップを表す:以下同様)にて、路側機SPからの電波が無線部11及び記憶部16を介して受信される。なお、S1では、無線部11が路側機SPからの電波を受信していないときは処理はこのS1にて待機し、路側機SPから電波を受信すると処理はS3へ移行する。また、S1にて路側機SP1等から道路交通情報等が受信された場合、スピーカ14を介して案内を行う処理が別ルーチンにて実行されてもよい。
S3では、その時点で測位部17が検出している位置座標が、路側機SPの位置(以下、路側機位置という。)としてNVRAM10Dに記憶され、処理はS5へ移行する。S5では、測位部17を介して当該DSRC車載器1を搭載した車両Cの位置(以下、自車位置という。)が測位されて、処理はS7へ移行する。
S7では、S5で測位された自車位置とS3で記憶された路側機位置とが比較される。そして、自車位置が路側機位置から離脱しつつあるときは(S7:離脱)、処理は前述のS5へ、自車位置が路側機位置から十分に離脱しているときは(S7:十分離脱)、処理は前述のS1へ、自車位置が路側機位置へ接近しつつあるときは(S7:接近)、処理はS9へ、それぞれ移行する。
高速道路は一方通行であり、車両Cは、高速道路に設けられた路側機SPの近傍を一度通過したら、逆走しない限りその路側機SPの位置(路側機位置)まで戻ってくることはない。このため、通常であれば、自車位置は路側機位置から徐々に離脱する(S7:離脱)。その場合、S5,S7の処理が繰り返し実行され(S7:離脱)、自車位置が路側機位置から十分に離脱すると(S7:十分離脱)、処理は再びS1から実行される。
これに対して、車両Cが、高速道路に設けられた路側機SPの近傍を通過した後、その路側機SPの位置(路側機位置)に接近しつつあるときには(S7:接近)、当該車両Cが逆走しているものとみなすことができる。そこで、その場合、S9にて逆走警告がなされ、処理は前述のS5へ移行する。この逆走警告は、スピーカ14又は表示部15の少なくともいずれか一方を駆動して警報を行う処理であってもよく、車両のオーディオ、ナビゲーション装置等のスピーカ又は表示部等を駆動して警報を行う処理であってもよい。
前述のS7における十分離脱するとは、このような逆走の懸念がなくなる程度に車両Cが路側機SPから離れることを意味する。例えば、図3に示すサービスエリアSAの進入路SRに設けられた路側機SP1から十分離脱するとは、車両CがサービスエリアSAの退出路TRに設けられた路側機SP3の近傍を通過する程度に離脱することであってもよい。
また、S7における接近しつつあるとは、単に自車位置と路側機位置との距離が減少しつつあることであってもよいが、例えば、車両CがサービスエリアSA内で進入路SRに差し掛かる程度の比較的近距離にあって、かつ、接近しつつあることであってもよい。このように、S7において「接近」と判断される基準を適宜設定することにより、正確さを重視して自車位置が路側機位置の直近まで接近したときに警報を行ったり、安全を重視して自車位置が路側機位置に少しでも接近したときに警報を行ったりすることができる。
[1−3.効果]
以上詳述した第1実施形態のDSRC車載器1によれば、以下の効果が得られる。
[1A]
例えば、図3に示す進入路SRを通ってサービスエリアSAへ進入した車両C1が、進入路SRを逆走して本線MRへ向かった場合を想定する。その場合、図4(A)に示すように路側機SP1の近傍を順走方向に通過した車両C1が、図4(B)に示すように路側機SP1へ接近するように走行することになる。この場合、図4(A)に示す状態でS3の処理により記憶された路側機SP1の路側機位置に、自車位置が接近しつつある(すなわち、車両C1が逆走している)とS7にて判断され、逆走警告がなされる(S9)。このため、車両C1の逆走による事故の発生を抑制することができる。
[1B]
また、本実施形態では、逆走に対する判断及び警告を行うために地図データを参照する必要がない。従って、逆走判断及び逆走警告を行うためのコストを良好に低減することができる。しかも、地図データを利用する場合は、地図データが古くサービスエリアSAの位置が地図にない場合などには正確に逆走を検出することが困難になるが、本実施形態では地図データを利用しないため、そのような問題が発生しない。
[1C]
路側機位置は、S3にてNVRAM10Dに記憶されるので、DSRC車載器1の電源が一度オフされた後に再びオンされたときも、同一の路側機位置がNVRAM10Dに保持されている。このため、車両CのスイッチをオフにしてドライバがサービスエリアSAで休憩を取った後も、前述のように車両Cの逆走を判断して逆走警告を行うことができる。
[1D]
S1で電波を受信される路側機は、ETCにおける課金用の路側機であってもよく、同様の処理が実行可能である。また、S7において「接近」と判断されて逆走警告(S9)がなされる処理は、路側機からの電波が届かない位置であっても車両Cが路側機に接近した時点で実行可能である。このため、ETCにおける課金用の路側機に対して前記処理が実行された場合、次のような効果が生じる。
特開2010−79509号公報には、前回の通信相手が高速道路の入口に設置された路側機でない場合に、車載器が高速道路の出口に設置された路側機からの電波を受信したとき、逆走警告を行う構成が開示されている。しかしながら、この場合、前記出口に設置された路側機の通信範囲に車載器が入るまで逆走警告が行えず、結果として、料金所の係員の補助が必要なタイミングでしか逆走警告が行えない。
これに対して、本実施形態では、路側機からの電波が届かない位置であっても車両Cが路側機に接近した時点でS7にて「接近」と判断されるので、料金所の係員の補助が必要とならないタイミングで逆走警告(S9)を行うことも可能となる。また、特開2010−79509号公報に記載の構成では、電波を受信された路側機が出口に設置された路側機であるか入口に設置された路側機であるかを判断するためのテーブルが車載器側に必要となるが、本実施形態ではそのようなテーブルは必要ない。
[2.第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態の逆走判断装置としてのDSRC車載器1は、第1実施形態と同様の構成を有しているが、制御部10にて実行される逆走警告処理が以下の点において異なる。
[2−1.処理]
図5に示すように、第2実施形態における逆走警告処理は、前述のS1とS3との間に次のようなS2の処理が挿入された点において異なる。S2では、S1にて電波を受信された路側機SPが、プッシュ型情報配信用の路側機であるか否か、すなわち、IP通信にもクレジット決済にも非対応の路側機であるか否かが判断される。
この判断は、前述のように路側機IDに添付されて当該路側機SPのサービス種別を表すデータに基づいてなされる。すなわち、路側機SPからの電波の受信処理は、電波が検知されると、路側機IDの受信、サービス識別子の受信が実行され、そのサービス識別子に基づいて、サービスの種別が制御部10において判断可能である。このような処理は、例えば、ITSの場合、「ITS FORUM RC004」で規定されているアプリケーションタイプが使用されることによってなされる。そして、プッシュ型情報配信用の路側機でない場合は(S2:N)、処理は前述のS1へ移行し、プッシュ型情報配信用の路側機である場合は(S2:Y)、処理は前述のS3へ移行する。
[2−2.効果]
本実施形態の逆走警告処理では、S1にて電波を受信された路側機SPがプッシュ型情報配信用の路側機でない場合は(S2:N)、路側機位置の記憶(S3)も、逆走警告(S9)も、いずれもなされない。このため、本実施形態では、第1実施形態による効果に加えて、次のような効果が生じる。
[2A]
例えば、図3の例の場合、駐車区画P2にて車両C3のDSRC車載器1に路側機SP2の電波が受信されたとしても、その路側機SP2の路側機位置は記憶されない(S2:N)。このため、車両C3が進入路SRを逆走してプッシュ型情報配信用の路側機SP1の近傍まで戻ってきた場合も、路側機位置としては路側機SP1の位置が上書きされずに記憶されているので、逆走を良好に判断して(S7:接近)、逆走警告を行うことができる(S9)。
[2B]
また、路側機SP2の路側機位置は記憶されないので(S2:N)、サービスエリアSA内で車両C3が路側機SP2から一旦離れた後に再び近づいても、車両C3が逆走していると誤判断されてしまうのを抑制することができる。
[3.第3実施形態]
次に、第3実施形態について説明する。第3実施形態の逆走判断装置としてのDSRC車載器1は、第1実施形態と同様の構成を有しているが、制御部10にて実行される逆走警告処理が以下の点において異なる。
[3−1.処理]
図6に示すように、第3実施形態における逆走警告処理では、S3に代わるS3Aにて、その時点における車両Cの走行方向(以下、単に走行方向という)が、受信時走行方向として、前述の路側機位置と共にNVRAM10Dに記憶される。また、第3実施形態における逆走警告処理では、S5に代わるS5Aにて、その時点における走行方向が自車位置と共に取得される。なお、S3A,S5Aにおける走行方向の取得は、自車位置の変化に基づいて取得されてもよく、測位部17が方位センサ等を備えている場合は当該方位センサの検出信号に基づいて取得されてもよい。
さらに、第3実施形態における逆走警告処理では、前述のS7とS9との間に次のようなS8の処理が挿入される。S5Aにて取得された自車位置が路側機位置に接近しつつあるとき(S7:接近)、処理はS8へ移行する。S8では、S5Aにて取得された走行方向と、S3AにてNVRAM10Dに記憶されている受信時走行方向とが比較される。そして、前記走行方向が受信時走行方向に対して順方向の場合は(S8:順方向)、処理は前述のS5Aへ移行し、前記走行方向が受信時走行方向に対して逆方向の場合は(S8:逆方向)、処理は前述のS9へ移行する。なお、ここで、「順方向」「逆方向」とは、それぞれ±90°程度の幅を有していてもよく、それよりも狭い幅を有していてもよい。
[3−2.効果]
このように、本実施形態では、自車位置が路側機位置に接近しつつあるときであっても(S7:接近)、車両Cの走行方向が路側機SPの近傍を通過したときの走行方向(受信時走行方向)に対して逆方向でなければ(S8:順方向)、逆走警告がなされない。このため、本実施形態では、第1実施形態による効果に加えて、次のような効果が生じる。
[3A]
サービスエリアSAの進入路SRが複雑な形状をしていると、路側機SP1の近傍を通過した車両C1が一時的に路側機SP1に接近するコースを通ってサービスエリアSAへ進入する場合もある。そのような場合も、本実施形態では、走行方向が受信時走行方向に対して順方向であれば(S8:順方向)、逆走警告はなされない。また、環状の高速道路を1周してしまった場合も、走行方向が受信時走行方向に対して順方向であるので(S8:順方向)、逆走警告はなされない。本実施形態は、このように、車両Cが逆走していると誤判断されて誤った逆走警告がなされるのを、一層良好に抑制することができる。
[4.第4実施形態]
次に、第4実施形態について説明する。第4実施形態の逆走判断装置としてのDSRC車載器1は、第1実施形態と同様の構成を有しているが、制御部10にて実行される逆走警告処理が以下の点において異なる。
[4−1.処理]
図7に示すように、第4実施形態における逆走警告処理では、S7にて「接近」と判断された場合、次のような処理が実行される。すなわち、S7にて「接近」と判断された場合、処理はS11へ移行し、自車位置と路側機位置との距離が近いか否かが判断される。なお、ここで「近い」と判断される距離の閾値は、前述のS7にて「十分離脱」と判断される距離の閾値や、S7にて「接近」と判断される距離の閾値よりも小さい。
そして、距離が近い場合は(S11:Y)、S9と同様の逆走警告がS12にてなされた後、処理は前述のS5へ移行する。一方、自車位置と路側機位置との距離が近くない場合は(S11:N)、S13にて逆走注意がなされた後、処理は前述のS5へ移行する。
S13にてなされる逆走注意は、S12又は前述のS9にてなされる逆走警告と同様、スピーカ14又は表示部15の少なくともいずれか一方を駆動してなされてもよく、車両のオーディオ、ナビゲーション装置等を駆動してなされてもよい。ただし、表示又は音声が、逆走警告に比べて控えめな表現とされる。
[4−2.効果]
このように、本実施形態では、自車位置が路側機位置に接近しつつある場合(S7:接近)、自車位置と路側機位置との距離が近くないときは(S11:N)、逆走注意がなされ(S13)、前記距離が近いときは(S11:Y)、逆走警告がなされる(S12)。
[4A]
本実施形態では、前述のように逆走が疑われる場合でも、路側機SPに車両Cが接近するに従って、逆走注意(S13)と逆走警告(S12)とが順次実行される。このため、車両Cのドライバには、車両Cの走行方向の変更を一層円滑に促すことができる。
[5.第5実施形態]
次に、第5実施形態について説明する。第5実施形態の逆走判断装置としてのDSRC車載器1は、第1実施形態と同様の構成を有しているが、制御部10にて実行される逆走警告処理が以下の点において異なる。
[5−1.処理]
図8に示すように、第5実施形態における逆走警告処理では、第1実施形態におけるS1の処理に代えて、次のようなS21〜S25の処理が実行される。本実施形態では、処理が開始されると、先ず、S21にて、路側機SPからの電波(以下、路側機電波という)が受信されたか否かが判断される。なお、ここでいう路側機電波には、前述のようなVICS(登録商標)等に係る道路交通情報等を同報送信する路側機や、IP通信(又はクレジット決済)を行うことのできる路側機からの電波以外に、次のようなものも含まれる。例えば、前記路側機電波には、高速道路の入口又は出口の路側機(例えば、ETCにおける課金用の路側機)や、サービスエリアSAの入口又は出口に設けられたETC路側機からの電波も含まれる。
路側機電波が受信されていないときは(S21:N)、処理は前述のS5へ移行して、自車位置の測位がなされる。一方、路側機電波が受信されると(S21:Y)、処理はS23へ移行する。S23では、S21にて電波を受信されたと判断された路側機SPが、高速道路の入口又は出口の路側機であるか否かが判断される。入口又は出口の路側機SPでない場合は(S23:N)、処理は前述のS3へ移行して路側機位置が記憶され、以下、第1実施形態と同様の処理(S3〜S9)が実行される。なお、この処理において、S7で「十分離脱」と判断された場合は、処理はS21へ移行する。
一方、S21にて電波を受信されたと判断された路側機SPが入口又は出口の路側機SPである場合は(S23:Y)、処理はS25へ移行する。S25では、NVRAM10Dに記憶された路側機位置が消去された後、処理は前述のS21へ移行する。
[5−2.効果]
このように、本実施形態では、高速道路の入口又は出口(例えばETCの入口ゲート又は出口ゲート)を車両Cが通過すると、NVRAM10Dに記憶された路側機位置が消去される。このため、本実施形態では、第1実施形態による効果に加えて、次のような効果が生じる。
[5A]
例えば、車両Cが高速道路を一旦出た後、それまで通ってきたルートを逆方向に通って(正規の車線を通って)帰る場合、往路で近傍を通過した路側機SPに接近する可能性がある。その場合、車両Cが逆走していると誤判断され、逆走警告がなされる可能性がある。しかしながら、本実施形態では、車両Cが高速道路に出入りしたとき(S23:Y)、NVRAM10Dに記憶された前回路側機位置が消去されるので、前記のような誤判断がなされるのを抑制することができる。しかも、車両Cが高速道路を出たときと(S23:Y)、高速道路に入ったときとで(S23:Y)、それぞれNVRAM10Dに記憶された前回路側機位置が消去される(S25)。このため、入口のみに路側機SPがある場合も、出口のみに路側機SPがある場合も、入口と出口に路側機SPがある場合も、前記誤判断がなされるのを良好に抑制することができる。
なお、前記各実施形態において、無線部11が電波検出手段に、測位部17が位置検出手段に、NVRAM10Dが記憶手段に、制御部10(特に前記処理を実行するCPU10A及びその処理のプログラムを記憶したROM10B)が逆走判断手段及び路側機判断手段及び記憶消去手段に、それぞれ相当する。また、制御部10における処理のうち、S7の処理が逆走判断手段に、S2の処理が路側機判断手段に、S25の処理が記憶消去手段に、それぞれ相当する。
[6.第6実施形態]
次に、第6実施形態について説明する。第6実施形態の逆走判断装置は、第1実施形態のDSRC車載器1とほぼ同様に構成されたDSRC車載器1Aと、ナビゲーション装置50とを備えた車載システム100として構成されている。
[6−1.構成]
図9に示すように、DSRC車載器1Aは、測位部17の代わりにUSB部19を備えた点において、DSRC車載器1とは異なる。USB部19は、当該DSRC車載器1Aがナビゲーション装置50等と連動して使用される場合に、そのナビゲーション装置50との通信を行うためのインターフェースである。
ナビゲーション装置50は、車両Cの移動経路を案内する装置で、ナビ制御部51を中心に構成されている。ナビ制御部51は、CPU51A、ROM51B、RAM51C、NVRAM51Dを備えたマイクロコンピュータとして構成されている。このナビ制御部51には、地磁気センサ52、ジャイロスコープ53、距離センサ54、GPS受信機55、地図データ入力部56、操作スイッチ群57、ナビUSB部58、外部メモリ59、及び、案内部60が接続されている。
地磁気センサ52は、地磁気によって車両の方位を検出する構成である。ジャイロスコープ53は、車両に加えられる回転運動の角速度に応じた検出信号を出力する。距離センサ54は、車両の走行距離を出力する。GPS受信機55は、GPS用の人工衛星からの送信信号を受信し、車両の位置座標や高度を検出する。かかる構成により、ナビ制御部51は、車両Cの現在地、方位、速度などを算出可能となっている。なお、GPS受信機55は、GPS以外のGNSSに係る受信機に代えてもよい。
また、地図データ入力部56は、ナビ制御部51へ地図データを入力するための構成である。地図データは、DVD−ROM等に記憶されており、地図データ入力部56を介してナビ制御部51へ入力される。もちろん、DVD−ROM以外に、HDDやCD−ROMなどを用いてもよい。地図データには、道路データ、描画データ、マップマッチング用データ、経路案内用データなどが含まれる。
操作スイッチ群57は、各種指示を入力するための構成であり、物理的な押しボタンスイッチ等によって構成される。なお、操作スイッチ群57は、後述の案内部60の表示器と一体に構成されたタッチパネルとして構成されてもよい。
ナビUSB部58は、DSRC車載器1Aとの通信を行うためのインターフェースである。DSRC車載器1AにおけるUSB部19と、このナビUSB部58とが接続されることにより、本実施形態の車載システム100が構成される。なお、ナビUSB部58は、USB部19から送信されてくるデータを記憶するバッファ58Aを備えている。
外部メモリ59は、例えばHDD等によって構成される。外部メモリ59は、バッファ58Aから読み出されたデータを記憶したり、バッファ58Aから読み出されたデータを一時的に記憶をする。
案内部60は、探索されたルートに基づく経路案内やDSRC車載器1Aから提供されるVICS等の情報に基づく案内を行うための構成である。従って、案内部60は、スピーカや表示器によって構成される。
[6−2.処理]
次に、この車載システム100における逆走警告処理を説明する。DSRC車載器1Aにおける制御部10は、DSRC車載器1Aの電源がオンされたときに、図10に示す処理を実行する。図10に示すように、この処理では、先ずS31にて、第1実施形態のS1と同様に、路側機SPからの電波が無線部11及び制御部10を介して受信される。なお、S31でも、無線部11が路側機SPからの電波を受信していないときは処理はこのS31にて待機し、路側機SPから電波を受信すると処理はS33へ移行する。S33では、S31にて路側機からの電波が受信されたことを示す路側機情報が、USB部19を介してナビゲーション装置50(ナビ)へ送信されて、処理は前述のS31へ移行する。
この制御部10における処理に対応して、ナビゲーション装置50におけるナビ制御部51では図11に示す処理が実行される。この処理もナビゲーション装置50の電源がオンされたときに開始される。なお、ナビゲーション装置50の電源とDSRC車載器1Aの電源とは、車両Cの電源操作に連動してほぼ同時にオン/オフされるようになっている。
この処理では、先ずS41にて、DSRC車載器1Aからの路側機情報がナビUSB部58を介して受信される。このS41では、DSRC車載器1Aから路側機情報を受信していないときは処理はこのS41にて待機し、路側機SPから電波を受信すると処理はS43へ移行する。S43〜S49では、第1実施形態のS3〜S9に対応する処理が、次のように実行される。
S43では、その時点で地磁気センサ52、ジャイロスコープ53、距離センサ54、及び、GPS受信機55(以下、GPS受信機55等という)を介して検出される位置座標が、路側機位置としてNVRAM51Dに記憶される。続くS45では、GPS受信機55等を介して自車位置が測位される。更に続くS47では、S45で測位された自車位置とS43で記憶された路側機位置とが比較される。そして、自車位置が路側機位置から離脱しつつあるときは(S47:離脱)、処理は前述のS45へ、自車位置が路側機位置から十分に離脱しているときは(S47:十分離脱)、処理は前述のS41へ、自車位置が路側機位置へ接近しつつあるときは(S47:接近)、処理はS49へ、それぞれ移行する。S49では、S9と同様に逆走警告がなされて、処理は前述のS45へ移行する。
[6−3.効果]
以上詳述した第6実施形態の車載システム100によれば、第1実施形態による効果と同様の効果に加えて、次のような効果が生じる。
[6A]
本実施形態では、ナビゲーション装置50におけるナビ制御部51による処理に逆走警告(S49)の処理が含まれるので、ナビゲーション装置50が備えた案内部60を駆動して音声や画像による警告を行うのが一層容易になる。また、このようにナビゲーション装置50が備えた案内部60を介して逆走警告がなされることにより、ドライバに対して明確に逆走を警告することができる。
[6B]
また、本実施形態では、ナビゲーション装置50が備えたGPS受信機55等を介して路側機位置及び自車位置が検出されるので、一層正確な路側機位置及び自車位置を検出することができ、その検出のためのコストも低減することができる。
[6C]
本実施形態では、DSRC車載器1Aとナビゲーション装置50とで処理が分担されるので、DSRC車載器1Aの処理負荷を軽減することができる。従って、DSRC車載器1Aが高機能で他の処理を種々実行する場合は、当該他の処理の処理速度を向上させることができる。
なお、前記第6実施形態において、無線部11が電波検出手段に、NVRAM51Dが記憶手段に、地磁気センサ52、ジャイロスコープ53、距離センサ54、及び、GPS受信機55が位置検出手段に、ナビ制御部51(特にS47の処理を実行するCPU51A及びその処理のプログラムを記憶したROM51B)が逆走判断手段に、それぞれ相当する。
[7.他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得る。
[7A]前記各実施形態では、NVRAM10D又は51Dには、直近に検出された路側機位置のみが記憶されてもよく、直近のものも含めた複数の路側機位置が記憶されてもよい。また、前記各実施形態における自車位置と路側機位置との距離は、平面上の距離であってもよく、高度も加味した距離であってもよい。後者のように高度も加味した距離が利用される場合、立体的な道路構造にも良好に対応して正確に逆走判断を行うことができる。さらに、車両Cの走行速度も加味されれば、サービスエリアSAの駐車場等で低速走行している車両Cに対して逆走警告がなされるのを抑制することもできる。
[7B]前記各実施形態における測位部17又はGPS受信機55は、電源がオンされたとき、前回電源がオフされるときに実行されていた自車位置検出に係る情報を参照して、自車位置を検出してもよい。このような処理は、ホットスタートと呼ばれるもので、位置検出用の衛星から送信されるデータに含まれる詳細軌道情報等をNVRAM10D又は51Dに記憶しておき、その詳細軌道情報等を用いて電源がオンされたときの位置検出を行う処理である。その場合、逆走警告が実施できるまでの時間を短縮することができる。また、電源がオフされるときに検出されていた自車位置をNVRAM10D又は51Dに記憶しておき、その位置を用いて制御がなされても同様の効果が生じる。また、測位部17又はGPS受信機55は、車両Cの電源がオフされたときにも動作を継続してもよい。その場合も、逆走警告が実施できるまでの時間を短縮することができる。さらに、自車位置と路側機位置との距離が比較的短い状態で電源がオフされた場合は、自車位置が検出されて逆走警告が実施できるようになるまで、ドライバに逆走に関する注意を喚起する表示や音声出力等の処理が実行されてもよい。
[7C]前記各実施形態では、道路交通情報等を受信可能な無線部11によって電波検出手段を構成したが、これに限るものではない。例えば、路側機SPが利用している電波の有無が判断できればよいので、ETC車載器の無線回路が電波検出手段として流用されてもよい。
[7D]前記各実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合させたりしてもよい。また、前記各実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、前記各実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、前記各実施形態の構成の少なくとも一部を、他の前記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。例えば、第2実施形態〜第5実施形態における処理と同様の処理が、第6実施形態におけるナビゲーション装置50の処理として実行されてもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
[7E]上述した逆走判断装置(DSRC車載器1又は車載システム100)の他、当該逆走判断装置を構成要素とするシステム、当該逆走判断装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した媒体、制御方法など、種々の形態で本発明を実現することもできる。
[7F]前記各実施形態では、本発明の逆走判断装置を構成する各手段をDSRC車載器1又は車載システム100として車両に搭載したが、これに限るものではない。例えば、前記各実施形態における処理や記憶を実行するための構成の一部は、位置検出手段も含めて、車両の外部にあるクラウドコンピュータ等によって実現されてもよい。
[7G]本発明の逆走判断装置は、逆走を判断するだけで警告はしなくてもよい。例えば、スマートフォンに所定のアプリ(アプリケーションソフト)がインストールされた場合に、当該スマートフォンが逆走判断装置としての車載器等における逆走判断結果を検出して、当該スマートフォンが警報音等を発生してもよい。
1,1A…DSRC車載器 10…制御部 10A,51A…CPU
10B,51B…ROM 10C,51C…RAM 10D,51D…NVRAM
11…無線部 14…スピーカ 15…表示部
17…測位部 19…USB部 50…ナビゲーション装置
51…ナビ制御部 52…地磁気センサ 53…ジャイロスコープ
54…距離センサ 55…GPS受信機 58…ナビUSB部
60…案内部 100…車載システム C1,C2,C3,C4,C5,C6…車両
P1,P2…駐車区画 SA…サービスエリア SP1,SP2,SP3…路側機
SR…進入路 TR…退出路

Claims (7)

  1. 車両に搭載され、路側機からの電波を検出する電波検出手段と、
    前記車両の位置を検出する位置検出手段と、
    前記電波検出手段が路側機からの電波を検出した時点で前記位置検出手段が検出した位置を記憶するための記憶手段と、
    前記位置検出手段によって検出された前記車両の位置が、前記記憶手段に記憶された位置に接近しつつあるとき、前記車両が逆走していると判断する逆走判断手段と、
    を備えたことを特徴とする逆走判断装置。
  2. 請求項1に記載の逆走判断装置であって、
    前記電波検出手段は、高速道路又は有料道路の課金情報を受信する車載器に設けられ、
    前記記憶手段及び前記逆走判断手段は、車両の移動経路を案内するナビゲーション装置に設けられたことを特徴とする逆走判断装置。
  3. 請求項1に記載の逆走判断装置は、高速道路又は有料道路の課金情報を受信する車載器に設けられたことを特徴とする逆走判断装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の逆走判断装置であって、
    前記位置検出手段は、電源がオンされたとき、前回電源がオフされるときに実行されていた前記車両の位置検出に係る情報を参照して、前記車両の位置を検出することを特徴とする逆走判断装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の逆走判断装置であって、
    前記電波検出手段によって電波を検出された路側機が、プッシュ型情報配信用の路側機であるか否かを判断する路側機判断手段を、
    更に備え、
    前記記憶手段は、前記路側機判断手段がプッシュ型情報配信用の路側機であると判断している場合に、前記記憶を行うことを特徴とする逆走判断装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の逆走判断装置であって、
    前記記憶手段は、前記車両の電源がオフされたときも、前記位置の記憶を保持することを特徴とする逆走判断装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の逆走判断装置であって、
    前記車両が高速道路又は有料道路の入口又は出口を通過したときに、前記記憶手段に記憶された前記位置を記憶から消去する記憶消去手段を、
    更に備えたことを特徴とする逆走判断装置。
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