JP2016078925A - 多品種搬送装置およびそれを用いた多品種搬送包装装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 多品種の原料を定量に搬送しながら自然に混合させて小袋に充填包装する多品種搬送装置およびそれを用いた多品種搬送包装装置を提供する。
【解決手段】 切り出し機能を備えた多品種搬送装置1に包装機構を一体的に備え、インスタント食品用のかやくなどの複数種類の原料2を収納する複数のホッパ3と、ホッパの排出部に連結されて回転しながら原料を切り出す切り出し筒4と、原料を自然混合させながら下方へ導く排出シュート6とを備え、排出シュートの下部に設けられた開閉蓋6bによって制御されたタイミングで間欠的に排出された具材を、包材から形成した小袋に充填させる小袋形成部53、小袋搬送部55、および小袋分離部56を備えた包装機構50によって小袋に密封してベルトコンベア57上を搬送させ、秤量機構を用いることなく多品種の具材を高速・高精度で混合および小袋包装して、製造フロアを大幅に低減するコンパクトな多品種搬送包装装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、ホッパに貯留された複数種類の粉粒・刻み状の経口可能な原料をそれぞれ定量に搬送しながら自然に混合させて小袋に包装する多品種搬送装置およびそれを用いた多品種搬送包装装置に関し、特に、多品種など複数種類の粉粒・刻み状の経口可能な原料からなる具材が各々のホッパから各々の切り出し筒を経てそれぞれ所定の量だけ下方へ切り出されて1箇所に集約され、さらに開閉蓋を経て排出されて小袋に収納され包装される多品種搬送装置およびそれを用いた多品種搬送包装装置に関する。
従来の具材の切り出し〜秤量〜袋詰め装置として、例えば、お茶漬け、ふりかけ、またはカップラーメンのかやくなどの乾燥具材を少量ずつ高速で秤量して切り出し、この切り出された乾燥具材を包装機構により包装する乾燥具材の袋詰め装置が開示されている。
図7は、従来の乾燥具材の袋詰め装置の概略を示す正面断面図である。
図7に示すように、少量の乾燥具材でも高速で正確な秤量が可能で小型化ができ、しかも、制御部分を含めて装置全体を簡略化できる乾燥具材の袋詰め装置110は、貯留された乾燥具材112を秤量して切り出す秤量機構113と、この秤量機構113により所定量ずつ切り出された乾燥具材112を、一定幅を有する帯状の包材114から連続的に形成される小袋に順次充填して周囲をシールする縦型3方シールタイプの包装機構116とを備えている。
そして、この乾燥具材の袋詰め装置110は、床面117に配置された共通フレーム118上に設けられ、支持部材を介して取付けられた上部ホッパ111と、この上部ホッパ111の下部排出部119に設けられ、上部ホッパ111内に貯留された乾燥具材112を排出する回転式の切り出し機120と、この切り出し機120により切り出された乾燥具材112を貯留する、上部ホッパ111の下方に設けられた下部ホッパ121とを有している。
さらに、下部ホッパ121の排出部121bに連通すると共に切り出し方向に沿って下方に傾斜配置され、しかも、それぞれ独立に回転駆動され、下部ホッパ121内の乾燥具材112を撹拌しながら斜め下方に切り出す並列配置された複数(本実施の形態では、4本)の切り出しパイプ122〜125と、これらの切り出しパイプ122〜125の下流側にそれぞれ設けられ、乾燥具材112を秤量して所定量だけ貯留し、その下部には一時貯留された乾燥具材112を切り出す回転アーム式の開閉ダンパー126を備え、かつ、底部に傾斜底板127aを有した秤量機構を備えた計量バケット127〜130と、各計量バケット127〜130から排出された乾燥具材112を、包装機構116の小袋形成部115に高速で供給可能な切り出しシュート131とを有している。
この包装機構116は、繰り出しロール132に巻かれた帯状の包材114が繰り出しロール132から徐々に解かれ、包材114をその幅方向(左右方向)の中心線mを基準にして内面133、134が重なり合うように2つ折りする包材折り曲げ部135と、包材折り曲げ部135から供給され2つ折りされた包材114を、その開放側端部を縦シールしてその下部位置を横シールして上部開放の小袋を形成すると共に、この横シールにより乾燥具材112が充填された小袋の上部を閉塞する小袋形成部115と、この小袋形成部115の下流に配置され、小袋を間欠的に下方に送り出す小袋搬送部137と、この小袋搬送部137の下流側に設けられ、乾燥具材112を充填して密封された小袋を順次、横シールの部分で横切断する小袋分離部182とを有している。
従来、秤量機構と包装機構とを組み合わせて袋詰め装置とする際には、その都度、別々に設計された機構及び制御部分を連結させるための改造が必要となり、装置自体の価格が高くなると共に、改造工事に多くの時間と費用が発生していたが、これによって、少量の乾燥具材でも高速で正確な秤量が可能で、小型化ができ、しかも、制御部分を含めて装置全体を簡略化できる乾燥具材の袋詰め装置を提供することができた(特許文献1参照)。
特許第4334262号
しかしながら、乾燥具材の袋詰め装置は、少量の乾燥具材でも高速で正確な秤量が可能で小型化ができ、しかも、装置全体を簡略化できるという特徴を備えているが、インスタント食品用のかやく、フリーズドライ製品、および刻みのりなどを小袋包装する際に、多品種の具材を混ぜて小袋包装をするようには想定されていなかった。
そのため、現状は広大な製造フロアに各々複数種類の具材を供給する振動式のフィーダを多数設け、その排出口にベルトコンベアを多数配置し、さらに、その下流に独立した小袋包装機を設けて、製造コストの安価なラインを形成していた。また、小袋包装された具材は秤量チェック部を途中に設けたベルトコンベアにて搬送されて製品収納箱へ送られていた。これらのベルトコンベアから成る装置群は、普通、何列も設けられているため、広大な製造フロアを必要とするという問題があった。しかし、この業界ではこのような状態が当然のことのように存在し、高精度で小型・軽量の装置が実現することすら想定されていなかった。ここに、ベルトコンベア無しで同等の効果を発揮でき、さらに高速・高精度・コンパクトな装置が開発された場合、飛躍的なフロア低減効果を発揮するのは素晴らしいことである。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、例えば、インスタント麺などインスタント食品用のかやく、フリーズドライ製品、および刻みのりなどを小袋包装する際に、秤量機構を用いることなく多品種の具材を高速・高精度で混合および小袋包装して、製造フロアを大幅に低減するコンパクトな多品種搬送装置およびそれを用いた多品種搬送包装装置を提供することを課題とする。
請求項1に記載の多品種搬送装置1は、安全衛生を要する少なくとも食品原料からなる複数種類の粉粒・刻み状の経口用原料2を各々収納する複数のホッパ3と、前記ホッパ3の排出部3aに各々連結されて、回転しながら前記経口用原料2を切り出す切り出し筒4と、前記切り出し筒4の各々を回転させる各々設けられた回転手段5と、を備え、前記切り出し筒4は、外筒4aと内筒4bを有し、前記内筒4bは、前記外筒4aに着脱自在に外嵌され、前記内筒の外周面4baが前記外筒の内周面4aaとの摩擦によって前記外筒と共に連れて回転する内筒であり、前記内筒から排出された前記複数種類の前記経口用原料を自然混合させながら下方へ導き、下部に設けられた排出口6aから前記経口用原料を排出する排出シュート6と、前記排出口に設けられた開閉蓋6bとを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明の多品種搬送包装装置1´は、前記請求項1に記載の多品種搬送装置に包装機構50を備えた多品種搬送包装装置1´であって、前記包装機構は、帯状の包材51aを巻き取った繰り出しロール51と、前記繰り出しロールから下方へ引き出された前記帯状の包材の長手方向の中心線cを基準にして2つ折りする包材折り曲げ部52と、前記2つ折りされた包材51aの幅方向の両端である開放側端部51aa、51abを重ね合わせ、前記2つ折りされた包材の水平方向である横方向をシールして横シールエリアを形成する横シール機構53aと、前記2つ折りされた包材の垂直方向である前記開放側端部の縦方向をシールして縦シールエリアを形成する縦シール機構53bとを備えた小袋形成部53と、前記小袋形成部において上端が開放され小袋状に形成された上端開放状小袋54aに、前記開閉蓋が開くことによって排出された前記粉粒・刻み状の前記経口用原料を充填し、前記充填された上端開放状小袋のまま所定の距離だけ下方へ移動させる小袋搬送部55と、前記上端開放状小袋の上端開放部51bを横シールすると共に、連続した次の小袋54bを形成するために下端をシールする前記小袋形成部と、前記横シールされた連結状の小袋54bを個別に形成するために前記横シールエリアの水平方向の略中心線に沿って設けられた横シールカット位置hを切り離す小袋分離部56とを備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の多品種搬送装置であって、前記複数のホッパの前記排出部に各々連結された切り出し筒は各々基板31A、31B、31C、31D上に設けられ、前記各々基板31A、31B、31C、31Dが各々角度調節手段12A、12B、12C、12Dによって角度調整自在に支持されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の多品種搬送装置であって、前記複数のホッパの前記排出部に各々連結された切り出し筒は一枚の共通の基板31上に設けられ、前記共通の基板が角度調節手段12によって角度調整自在に支持されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、本願発明の多品種搬送装置は高速・高精度でコンパクトな装置である。そして、食品原料など経口可能な複数種類の粉粒・刻み状の経口用原料を各々収納する複数のホッパと、経口用原料を切り出す切り出し筒と、この経口用原料を自然混合させながら下方へ導き排出口から経口用原料を排出する排出シュートと、この排出シュートの排出口に設けられた開閉蓋とを備えることによって、ホッパに貯留された複数種類の粉粒・刻み状の経口用原料が高速・高精度で所定の量だけ下方へ切り出されて自然に混合させて1箇所に集約され、高精度に切り出された原料の具材が開閉蓋で一時的に貯留されると共に、所定の制御で間欠的に排出される。このように、排出シュートの排出口に貯留された所定の量の具材は、次の工程である包装装置へ向かって開閉蓋から排出されて小袋に収納され包装されるため、インスタント食品用のかやく、フリーズドライ製品、および刻みのりなどを小袋包装する際に、秤量機構を用いることなく多品種の具材を高速・高精度で混合および小袋包装して、製造フロアを大幅に低減するコンパクトな多品種搬送包装装置に適用可能な多品種搬送装置を提供することができる。
請求項2に係る発明によれば、包装機構が、帯状の包材を巻き取った繰り出しロールと、包材を2つ折りする包材折り曲げ部と、2つ折りされた包材の開放側端部を重ね合わせ、横方向をシールする横シール機構と、縦方向をシールする縦シール機構とを備えた小袋形成部と、上端が開放され小袋状に形成された上端開放状小袋に、粉粒・刻み状の経口用原料を充填し、上端開放状小袋を下方へ移動させる小袋搬送部と、連結状の小袋を個別に形成する小袋分離部とを備えて、高精度に切り出され排出された所定の量の原料が直接に小袋に収納され包装されることによって、インスタント食品用のかやく、フリーズドライ製品、および刻みのりなどを小袋包装する際に、秤量機構を用いることなく多品種の具材を高速・高精度で混合および小袋包装して、製造フロアを大幅に低減するコンパクトな多品種搬送包装装置を提供することができる。
請求項3に係る発明によれば、多品種搬送装置において、複数のホッパの排出部に各々連結された切り出し筒が各々基板上に設けられ、これら基板が各々角度調節手段によって角度調整自在に支持され、多品種の原料であっても各々の切り出し筒の傾斜角および回転速度を自在に調節することで、各々の品種の原料を所定の比率で所定の量を最適に混ぜ合わせることができる。また、多品種の具材を同量に混合させることも容易に可能である。
請求項4に係る発明によれば、複数のホッパの排出部に各々連結された切り出し筒は一枚の共通の基板上に設けられ、この共通の基板が角度調節手段を用いて角度調整自在に支持されることによって、各々の切り出し筒およびホッパなどを個別に調節する必要がないと共に、それらの機構を個別に備える必要もなく大幅なコスト低減を可能とし、また、製造ラインによっては効果的な設備投資が選択可能であり、一台当たりのコストはさらに低減される。
<第1の実施形態>
以下、本発明の第1の実施形態に係る多品種搬送装置および多品種搬送包装装置を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る多品種搬送装置および多品種搬送装置に包装機構を一体的に構成させた多品種搬送包装装置の全体概略斜視図である。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る多品種搬送装置の概略図であり、(a)は図1に示すA―A線の正面断面図、(b)は(a)に示すB―B線の断面端面図である。
図3は、本発明の第1の実施形態を説明するための連続した小袋を示す説明図である。
図1および図2に示すように、多品種搬送包装装置1´は、切り出し機能を備えた多品種搬送装置1に包装機構50を一体的に備えたものである。
この多品種搬送装置1は、インスタント食品用のかやく、フリーズドライ製品、および刻みのりなど安全衛生を要する少なくとも食品原料や薬剤、健康食品などで用いられる粉粒・刻み状の経口可能な複数種類の経口用原料2(具材2a、2b、2c、2d)を各々収納する同一形状の複数のホッパ3、3、3、3と、これらのホッパ3…へ原料を補給する具材補給容器7、7、7、7とを備え、これらの具材補給容器7…が各々のホッパ3…の上方に着脱自在に設けられている。また、この多品種搬送装置1は、ホッパ3、3、3、3下部の各々の排出部3a、3a、3a、3aにそれぞれ連結されて回転しながら経口用原料2…を切り出す切り出し筒4、4,4、4と、これらの切り出し筒4…の各々を回転させる各々設けられたモータ5aを備えた回転手段5、5、5、5と、各々の切り出し筒4、4,4、4から排出された各々の種類の経口用原料2a、2b、2c、2dを自然混合させながら下方へ導く排出シュート6と、この排出シュート6の下部に設けられた排出口6aと、この排出口6aに設けられた開閉蓋6bとを備えている。
ここで4つの切り出し筒4、4、4、4は、各々外筒4a、4a、4a、4aと内筒4b、4b、4b、4bを有し、これらの内筒4b…は、各々外筒4a…に着脱自在に外嵌されると共に、各々内筒4b、4b、4b、4bの外周面4ba、4ba、4ba、4baが外筒4a、4a、4a、4aの内周面4aa、4aa、4aa、4aaとの摩擦によって外筒4a…と共に連れて回転するようになっている。
また、切り出し筒4には、ホッパ3内の原料2を切り出し筒4内に容易に取り込むためのインペラー取付面8aやコイル状ばね8bを備えたインペラー装置8が設けられている。
これらの切り出し筒4…やホッパ3…などの機構は、原料の品種によって各々が基板31A、31B、31C、31Dに一体的に載置されている。そして、各々の切り出し筒4…の傾斜角や回転速度は、角度調節手段12、12、12、12やモータ5a、5a、5a、5aによって、原料の品種ごとに調節ができるようになっている。そして、所定の量が切り出され、排出シュート6で自然混合された具材2は、排出シュート6の下部に設けられた開閉蓋6bによって流れを遮断または開放され、排出シュート6の排出口6a付近で一旦貯留され、または所定に制御されたタイミングで間欠的に排出される。
また、多品種搬送装置1の下方には包装機構50が設けられて、多品種搬送包装装置1´を構成している。この包装機構50は、帯状の包材51aを巻き取った繰り出しロール51と、この繰り出しロール51から下方へ引き出された帯状の包材51aの長手方向の中心線cを基準にして2つ折りする包材折り曲げ部52を備え、この包材折り曲げ部52に設けられた折り曲げ用倣い型52aによってガイドされ2つ折りされた包材51aは、その幅方向の両端である開放側端部の包材内面51aaと包材内面51abが互いに重ね合わされている。
図3に示すように、2つ折りされた包材51aは横シールエリア54cおよび縦シールエリア54dで熱圧着されて、上端が開放された上端開放状小袋54aを形成している。さらに、具材2が充填されると上端が封止された具材入り小袋54bが形成される。この連結された具材入り小袋54bは、横シールカット位置hで切断される。
さらに、包装機構50は、小袋形成部53、小袋搬送部55、および小袋分離部56を備えている。小袋形成部53は、2つ折りされた包材51aの水平方向である横方向をシールする横シール機構53aと、2つ折りされた包材51aの垂直方向である開放側端部51aa、51abの縦方向をシールする縦シール機構53bとを備えている。このブロック状の横シール機構53aと縦シール機構53bには、クランプ開閉機構53cと、水平方向へスライドするスライド機構53dと、ヒータ53eが設けられており、加熱された横シール機構53aと縦シール機構53bによって、2つ折りされた包材51aは所定の位置が熱圧着される。
小袋搬送部55には、不図示の駆動手段を備えた2個の送りローラ56a、56aが設けられており、2つ折りされた包材51aを所定の距離だけ下方へ間欠的に送るように構成されている。
小袋分離部56には、移動側のカッタ56aと固定側のカッタ56bが水平方向に互いに擦り合わせするように設けられている。これらの構成はこれに限るものではなく、連結された小袋を切り離すことができるものであれば他の構造でも構わない。共に移動型のカッタであっても構わない。具材2が充填され上端が封止された具材入り小袋54bは、横シールカット位置hで切断される。
さらに、小袋分離部56の下方には、ベルトコンベア57が配置され、分離された小袋54bはベルトコンベア57上を略水平に搬送される。さらに、搬送途中ベルトコンベア57には、具材入り小袋54bの重さをチェックするロードセル58aを備えた秤量チェック部58が設けられている。ここでは具材2が高精度に切り出されていることが秤量チェック部58によってチェックされ、この判定状態が切り出し筒の傾斜角や回転速度にフィードバックされて切り出し筒の傾斜角や回転速度が制御される。
次に、本発明の実施形態に係る多品種搬送装置および多品種搬送包装装置の動作を説明する。
図1〜図3に示すように、安全衛生を要する食品原料や薬剤、健康食品などで用いられる複数種類の粉粒・刻み状の経口可能な経口用原料2(具材2a、2b、2c、2d)を各々収納する複数のホッパ3、3、3、3には、原料2…を補給するために各々のホッパ3、3、3、3の上方に着脱自在に設けられた具材補給容器7、7、7、7から、多品種の原料が補給される。
具材補給容器7…から補給された多品種の原料2a、2b、2c、2dがそれぞれのホッパ3…へ補給されると、原料2は、ホッパ3内の排出部3aに連結されて設けられた切り出し筒4に取り込まれて、モータ5aや減速機16を備えた回転手段5…によって、回転する切り出し筒4…内を均一に搬送される。搬送された原料2a、2b、2c、2dは排出シュート6へ投入される。そして、それぞれの切り出し筒4…から所定の量で制御されて排出された原料2a、2b、2c、2dは排出シュート6へ落下と共に自然混合されながら下方へ導かれ排出シュート6の排出口6aに設けられた開閉蓋6bで貯留される。なお、4つの切り出し筒4、4、4、4は、各々外筒4a、4a、4a、4aと内筒4b、4b、4b、4bを有し、これらの内筒4b…は、各々外筒4a…に着脱自在に外嵌されると共に、各々内筒4b、4b、4b、4bの外周面4ba、4ba、4ba、4baが外筒4a、4a、4a、4aの内周面4aa、4aa、4aa、4aaとの摩擦によって外筒4a…と共に連れて回転している。
これらの切り出し筒4…やホッパ3…などの機構は、原料の品種によって各々が基板31A、31B、31C、31Dにそれぞれ一体的に載置されて各々の切り出し筒4…やホッパ3…がユニット的に個別に支持されているため、各々の切り出し筒4…の傾斜角や回転速度は、それぞれに設けられた角度調節手段12、12、12、12やモータ5a、5a、5a、5aによって、原料の品種ごとに調節ができる。そして、所定の量が切り出され、排出シュート6で自然混合された具材2は、排出シュート6の下部に設けられた開閉蓋6bによって流れを遮断または開放され、排出シュート6の排出口6a付近で一旦貯留され、または所定に制御されたタイミングで間欠的に排出される。
次に、包材51aが、繰り出しロール51から下方へ引き出され、包材51aの長手方向の中心線cを基準にして2つ折りされ、開放側端部の包材内面51aaと包材内面51abが合わせられる。2つ折りされた包材51aは小袋形成部53において横シールエリア54cおよび縦シールエリア54dが熱圧着されて、上端が開放された上端開放状小袋54aを形成している。小袋形成部53で上端開放状の小袋54aが形成されたことが検出されると、排出シュート6の開閉蓋6bが開放され、具材2が上端開放状小袋54aに充填される。
さらに、横シール機構53aによって、具材2が充填され上端開放状小袋54aの開放されていた上端開放部51bが熱封止されて具材入り小袋54bが形成される。連結された具材入り小袋54bは、小袋分離部56に設けられた移動側カッタ56aと固定側カッタ56bによって横シールカット位置hで切断されて下方のベルトコンベア57上へ落下する。分離された小袋54bはベルトコンベア57上を略水平に搬送される。さらに、搬送途中の具材入り小袋54bの重さをチェックするロードセル58aによって、具材が高精度に切り出されていることを確認している。この秤量チェック部58によってチェックされた小袋の荷重は、切り出し筒4の傾斜角や回転速度にフィードバックされて制御される。
図4は、本発明の第1の実施形態を説明するために従来の装置構成とその製造ラインを示し、(a)は振動フィーダを用いた装置構成の平面図、(b)はその正面図、(c)はそれらを用いた製造ラインを示す平面図である。
図4の(a)(b)(c)に示すように、従来、多品種混合ラインは、個別に振動源を有する数台の振動フィーダ60を使用しているので、各振動フィーダ60の干渉を防ぐ必要もあって装置全体を大型にすると共に、振動フィーダ60の振動がロードセル58aなどの秤量チェック部58に影響を与えないように工夫をする必要があった。そのため、秤量機構の無い製造ラインを構成していた。
また、大型でしかも振動が発生するので、秤量機構と包装機構とを一体化するのは困難であり、従来は、これらは別々のメーカーから提供され、製造ラインでこれらの秤量機構と包装機構とを組み合わせて多数列で設置していたため、広大なフロアを要していた。
これらの多品種混合ラインは、具材(原料)2a、2b、2c、2dをそれぞれに搭載した振動フィーダ60、60、60、60がベルトコンベア61の周囲に配置され、所定の量を排出するように微調整された振動フィーダ60から所定の量の具材2…がそれぞれベルトコンベア57上に供給されていた。そして、振動フィーダ60とベルトコンベア61には包装機構50´が隣接して設けられている。ベルトコンベア61で略水平に搬送された混合具材2…は、包装機構50´において、小袋形成部53´、小袋搬送部55´、および小袋分離部56´を経て小袋54b´に形成され、さらに、小袋54b´はベルトコンベア57´で水平に搬送され、秤量チェックされ、製品収納箱62に収納される。包装機構50´はベルトコンベア61に隣接して設けているが、本願発明の包装機構50と略同一であるが、本願発明の包装機構50では切り出し機構と一体に構成する上での設計上の工夫が必要である。
図5は、本発明の第1の実施形態を説明するためにフロア面積を比較したもので、(a)は振動フィーダを用いた装置構成の平面図、(b)はその正面図、(c)は本願発明の多品種搬送包装装置の平面図、(d)はその正面図である。
図5の(a)(b)に示すように、原料2を混合させるベルトコンベア61とその振動フィーダ60の構成を長さCとし、図5の(c)(d)に示すように、原料2を混合させる切り出し部としての構成を長さDとすると、幅方向は略同程度で一定として、長さ方向では3〜4分の1となり、製造ラインのフロア面積は略3〜4分の1に低減できた。
このように、例えば、インスタント麺などインスタント食品用のかやく、フリーズドライ製品、および刻みのりなどを小袋包装する際に、秤量機構を用いることなく多品種の具材を高速・高精度で混合および小袋包装して、製造フロアを大幅に低減するコンパクトな多品種搬送装置およびそれを用いた多品種搬送包装装置を提供することができる。
そして、多品種搬送装置において、複数のホッパの排出部に各々連結された切り出し筒を各々基板上に設け、これらの基板を角度調節手段によって角度調整自在に支持することによって、多品種の原料の粘度や重さ、形状などの特性に合わせて各々の切り出し筒の傾斜角および回転速度を自在に調節し、各々の品種の原料を所定の比率で最適に混ぜ合わせることができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態に係る多品種搬送装置および多品種搬送包装装置を図面を参照しながら説明する。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る多品種搬送装置および多品種搬送包装装置の全体概略斜視図である。
尚、図6において、図1〜図5と同様の構成については同符合を付し、その説明を省略する。
図6に示すように、第2の実施形態が第1の実施形態と異なる点は、第1の実施形態における多品種搬送装置は、複数のホッパの排出部に各々連結された切り出し筒を各々基板上に設け、これらの基板を角度調節手段によって角度調整自在に支持することによって、多品種の原料の粘度や重さ、形状などの特性に合わせて各々の切り出し筒の傾斜角および回転速度を自在に調節し、各々の品種の原料を所定の比率で最適に混ぜ合わせることができるようにしたものであるが、第2の実施形態における多品種搬送装置は、複数のホッパの排出部に各々連結された切り出し筒を一枚の共通の基板上に設け、この共通の基板を角度調節手段を用いて角度調整自在に支持することによって、各々の切り出し筒およびホッパなどを個別に調節する必要がない場合、それらの機構を個別に備える必要もなく大幅なコスト低減を可能とし、また、製造ラインによっては効果的な設備投資が選択可能であり、一台当たりのコストはさらに低減される点である。
以上、好ましい実施の形態を説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱することの無い範囲内において適宜変更が可能なものである。例えば、具材の原料2は多品種として複数の種類の原料2a、2b、2c、2dなど本実施形態では4種類の原料として説明したが4種類に限るものではなく、適宜、多品種の具材を揃えて構成することも可能である。そのため、多品種に対応可能な多連のホッパや切り出し筒を備えた構成にしても構わないし、2連、3連などいろんな構成を備えても構わない。
本発明の第1の実施形態に係る多品種搬送装置とこれと包装装置を一体的に構成した多品種搬送包装装置の全体概略斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る多品種搬送装置の概略図であり、(a)は図1に示すA―A線の正面断面図、(b)は(a)に示すB―B線の断面端面図である。 本発明の第1の実施形態を説明するための連続した小袋を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態を説明するために従来の装置構成とその製造ラインを示し、(a)は振動フィーダを用いた装置構成の平面図、(b)はその正面図、(c)はそれらを用いた製造ラインを示す平面図である。 本発明の第1の実施形態を説明するためにフロア面積を比較したもので、(a)は従来の振動フィーダを用いた装置構成の平面図、(b)はその正面図、(c)は本願発明の多品種搬送包装装置の平面図、(d)はその正面図である。 本発明の第2の実施形態に係る多品種搬送装置とこれと一体的に構成された多品種搬送包装装置の全体概略斜視図である。 従来の実施形態を示す乾燥具材の袋詰め装置の側面図である。
本発明は、多品種の原料を定量に搬送しながら自然に混合させて小袋に充填および包装する多品種搬送装置およびそれを用いた多品種搬送包装装置に適用される。
1 多品種搬送装置
1´ 多品種搬送包装装置
2 原料、具材
3 ホッパ
3a 排出部
4 切り出し筒
4a 外筒
4b 内筒
5 回転手段
5a モータ
5b ローター軸
6 排出シュート
6a 排出口
6b 開閉蓋
6c 駆動手段
7 具材補給容器
8 インペラー装置
8a インペラー取付面
8b コイル状ばね
12、12A、12B、12C、12D 角度調節手段
28、29、30 ブラケット
29a 軸受
31、31A、31B、31C、31D 基板
50、50´ 包装機構
51、51´ 繰り出しロール
51a、51a´ 包材
51aa 包材内面、開放側端部
51ab 包材内面、開放側端部
51b 上端開放部
52、52´ 包材折り曲げ部
52a 折り曲げ用倣い型
53、53´ 小袋形成部
53a 横シール機構
53b 縦シール機構
54a 上端開放状小袋
54b 上端封止済小袋
55、55´ 小袋搬送部
56、56´ 小袋分離部
57、57´ ベルトコンベア
58、58´ 秤量チェック部
58a ロードセル
59 基板、共通フレーム
60 振動フィーダ
61 ベルトコンベア(振動フィーダ用)
62 製品収納箱
請求項1に記載の多品種搬送装置1は、安全衛生を要する少なくとも食品原料からなる複数種類の粉粒・刻み状の経口用原料2を各々収納する複数のホッパ3と、前記ホッパ3の排出部3aに各々連結されて、回転しながら前記経口用原料2を切り出す切り出し筒4と、前記切り出し筒4の各々を回転させる各々設けられた回転手段5と、を備えた多品種搬送装置において、前記切り出し筒4は、外筒4aと内筒4bを有し、前記内筒4bは、前記外筒4aに着脱自在に外嵌され、前記内筒の外周面4baが前記外筒の内周面4aaとの摩擦によって前記外筒と共に連れて回転する内筒であり、前記内筒から排出された前記複数種類の前記経口用原料を自然混合させながら下方へ導き、下部に設けられた排出口6aから前記経口用原料を排出する排出シュート6と、この排出シュート6の開閉蓋6bと、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明の多品種搬送包装装置1´は、前記請求項1に記載の多品種搬送装置に従来の包装機構50を備えた多品種搬送包装装置1´であって、前記包装機構は、帯状の包材51aを巻き取った繰り出しロール51と、前記繰り出しロールから下方へ引き出された前記帯状の包材の長手方向の中心線cを基準にして2つ折りする包材折り曲げ部52と、前記2つ折りされた包材51aの幅方向の両端である開放側端部51aa、51abを重ね合わせ、前記2つ折りされた包材の水平方向である横方向をシールして横シールエリアを形成する横シール機構53aと、前記2つ折りされた包材の垂直方向である前記開放側端部の縦方向をシールして縦シールエリアを形成する縦シール機構53bとを備えた小袋形成部53と、前記小袋形成部において上端が開放され小袋状に形成された上端開放状小袋54aに、前記開閉蓋が開くことによって排出された前記粉粒・刻み状の前記経口用原料を充填し、前記充填された上端開放状小袋のまま所定の距離だけ下方へ移動させる小袋搬送部55と、前記上端開放状小袋の上端開放部51bを横シールすると共に、連続した次の小袋54bを形成するために下端をシールする前記小袋形成部と、前記横シールされた連結状の小袋54bを個別に形成するために前記横シールエリアの水平方向の略中心線に沿って設けられた横シールカット位置hを切り離す小袋分離部56とを備えることを特徴とする。
請求項1に記載の多品種搬送包装装置1´は、安全衛生を要する少なくとも食品原料からなる複数種類の粉粒・刻み状の経口用原料2を各々収納する複数のホッパ3と、前記ホッパ3の排出部3aに各々連結されて、回転しながら前記経口用原料2を切り出す切り出し筒4と、前記切り出し筒4の各々を回転させる各々設けられた回転手段5と前記切り出し筒4は、外筒4aと、前記外筒4aに着脱自在に外嵌され、前記外筒の内周面4aaとの摩擦によって前記外筒と共に連れて回転する外周面4baを有する内筒、を備えた多品種搬送装置1において、前記内筒から排出された前記複数種類の前記経口用原料を自然混合させながら下方へ導き、下部に設けられた排出口6aから前記経口用原料を排出する排出シュート6と、この排出シュート6の開閉蓋6bと、を備える多品種搬送装置1
状の包材51aを巻き取った繰り出しロール51と、前記繰り出しロールから下方へ引き出された前記帯状の包材の長手方向の中心線cを基準にして2つ折りする包材折り曲げ部52と、前記2つ折りされた包材51aの幅方向の両端である開放側端部51aa、51abを重ね合わせ、前記2つ折りされた包材の水平方向である横方向をシールして横シールエリアを形成する横シール機構53aと、前記2つ折りされた包材の垂直方向である前記開放側端部の縦方向をシールして縦シールエリアを形成する縦シール機構53bとを備えた小袋形成部53と、前記小袋形成部において上端が開放され小袋状に形成された上端開放状小袋54aに、前記開閉蓋が開くことによって排出された前記粉粒・刻み状の前記経口用原料を充填し、前記充填された前記上端開放状小袋のまま所定の距離だけ下方へ移動させる小袋搬送部55と、前記上端開放状小袋の上端開放部51bを前記横シールすると共に、連続した次の小袋54bを形成するために前記小袋の下端をシールする前記小袋形成部と、前記横シールされた連結状の小袋54bを個別に形成するために前記横シールエリアの水平方向の略中心線に沿って設けられた横シールカット位置hを切り離す小袋分離部56と、を備えた包装機構50と、
を備え、
前記多品種搬送装置1と前記包装機構50が前記経口用原料2を自然混合させる排出シュート6によって一体的に構成されることを特徴とする。
また、包装機構が、帯状の包材を巻き取った繰り出しロールと、包材を2つ折りする包材折り曲げ部と、2つ折りされた包材の開放側端部を重ね合わせ、横方向をシールする横シール機構と、縦方向をシールする縦シール機構とを備えた小袋形成部と、上端が開放され小袋状に形成された上端開放状小袋に、粉粒・刻み状の経口用原料を充填し、上端開放状小袋を下方へ移動させる小袋搬送部と、連結状の小袋を個別に形成する小袋分離部とを備えて、高精度に切り出され排出された所定の量の原料が直接に小袋に収納され包装されることによって、インスタント食品用のかやく、フリーズドライ製品、および刻みのりなどを小袋包装する際に、秤量機構を用いることなく多品種の具材を高速・高精度で混合および小袋包装して、製造フロアを大幅に低減するコンパクトな多品種搬送包装装置を提供することができる。
また、多品種搬送装置において、複数のホッパの排出部に各々連結された切り出し筒が各々基板上に設けられ、これら基板が各々角度調節手段によって角度調節自在に支持され、多品種の原料であっても各々の切り出し筒の傾斜角および回転速度を自在に調節することで、各々の品種の原料を所定の比率で所定の量を最適に混ぜ合わせることができる。また、多品種の具材を同量に混合させることも容易に可能である。
また、複数のホッパの排出部に各々連結された切り出し筒は一枚の共通の基板上に設けられ、この共通の基板が角度調節手段を用いて角度調節自在に支持されることによって、各々の切り出し筒およびホッパなどを個別に調節する必要がないと共に、それらの機構を個別に備える必要もなく大幅なコスト低減を可能とし、また、製造ラインによっては効果的な設備投資が選択可能であり、一台当たりのコストはさらに低減される。

Claims (4)

  1. 安全衛生を要する少なくとも食品原料からなる複数種類の粉粒・刻み状の経口用原料(2)を各々収納する複数のホッパ(3)と、
    前記ホッパ(3)の排出部(3a)に各々連結されて、回転しながら前記経口用原料(2)を切り出す切り出し筒(4)と、
    前記切り出し筒(4)の各々を回転させる各々設けられた回転手段(5)と、を備え、
    前記切り出し筒(4)は、外筒(4a)と内筒(4b)を有し、前記内筒(4b)は、前記外筒(4a)に着脱自在に外嵌され、前記内筒の外周面(4ba)が前記外筒の内周面(4aa)との摩擦によって前記外筒と共に連れて回転する内筒であり、前記内筒から排出された前記複数種類の前記経口用原料を自然混合させながら下方へ導き、下部に設けられた排出口(6a)から前記経口用原料を排出する排出シュート(6)と、
    前記排出口に設けられた開閉蓋(6b)と、
    を備えることを特徴とする多品種搬送装置(1)。
  2. 前記請求項1に記載の多品種搬送装置に包装機構(50)を備えた多品種搬送包装装置(1´)であって、
    前記包装機構は、帯状の包材(51a)を巻き取った繰り出しロール(51)と、前記繰り出しロールから下方へ引き出された前記帯状の包材の長手方向の中心線(c)を基準にして2つ折りする包材折り曲げ部(52)と、前記2つ折りされた包材(51a)の幅方向の両端である開放側端部(51aa、51ab)を重ね合わせ、前記2つ折りされた包材の水平方向である横方向をシールして横シールエリアを形成する横シール機構(53a)と、前記2つ折りされた包材の垂直方向である前記開放側端部の縦方向をシールして縦シールエリアを形成する縦シール機構(53b)とを備えた小袋形成部(53)と、前記小袋形成部において上端が開放され小袋状に形成された上端開放状小袋(54a)に、前記開閉蓋が開くことによって排出された前記粉粒・刻み状の前記経口用原料を充填し、前記充填された前記上端開放状小袋のまま所定の距離だけ下方へ移動させる小袋搬送部(55)と、前記上端開放状小袋の上端開放部(51b)を前記横シールすると共に、連続した次の小袋(54b)を形成するために前記小袋の下端をシールする前記小袋形成部と、前記横シールされた連結状の小袋(54b)を個別に形成するために前記横シールエリアの水平方向の略中心線に沿って設けられた横シールカット位置(h)を切り離す小袋分離部(56)とを備えることを特徴とする多品種搬送包装装置。
  3. 前記複数のホッパの前記排出部に各々連結された切り出し筒は各々基板(31A、31B、31C、31D)上に設けられ、前記各々基板(31A、31B、31C、31D)が各々角度調節手段(12A、12B、12C、12D)によって角度調整自在に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の多品種搬送装置。
  4. 前記複数のホッパの前記排出部に各々連結された切り出し筒は一枚の共通の基板(31)上に設けられ、前記共通の基板が角度調節手段(12)によって角度調整自在に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の多品種搬送装置。
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