JP2016070890A - 放射線撮影装置および放射線撮影システム - Google Patents

放射線撮影装置および放射線撮影システム Download PDF

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Abstract

【課題】放射線検出パネルに複数の接着層で複数の部材が貼りつけられた構成において、任意の層でセンサパネルを容易に分離可能にする。
【解決手段】放射線検出装置1aは、入射した放射線を電気信号に変換する平板状の放射線検出パネル31と、放射線検出パネル31の一方の面に本体筐体2の前板21を接合する第1の接着層51と、反対側の面に放射線検出パネル31を保持する保持基台4を接合する第2の接着層52とを有し、第1の接着層51と第2の接着層52とは、剥離強度が互いに異なる。
【選択図】図1

Description

本発明は、放射線撮影装置および放射線撮影システムに関する。
医療分野や産業分野では、撮影対象物に放射線(例えば、X線)を照射し、当該撮影対象物を透過した放射線の強度分布を検出して放射線画像を撮影する放射線撮影装置が広く利用されている。このような放射線撮影装置として、絶縁基板上に薄膜半導体材料によって形成されたフラットパネルディテクタ(以下FPD)を用いたDR(デジタルラジオグラフィ)方式の放射線撮影装置が用いられている。特許文献1には、耐荷重の要求を満足しながら薄型軽量化を図ることができる放射線撮影装置が開示されている。近年では、放射線検出パネルとこの放射線検出パネルを支持する保持基台とを接着層により貼り合わせる構成や、放射線撮影装置の筐体の内周面に放射線検出パネルを貼り付ける構成が提案されている。放射線検出パネルを支持する部材として放射線撮影装置の筐体を利用することによって、放射線撮影装置の薄型化および軽量化を図っている。
しかしながら、放射線検出パネルに保持基台や筐体などの他の部材を貼り付けた構成では、放射線検出パネルとこれら他の部材とを分離することが困難になる。このため、例えば、使用による筐体の破損や汚れ等によって筐体や保持基台を交換したい場合には、放射線検出パネルを含めて一体で交換しなければならなくなり、運用コストの上昇につながる。また、製造工程においては、筐体と放射線検出パネルを貼り付けた後には放射線検出パネルリペアが困難となるため、歩留まりが悪化する原因となる。
特許文献2には、ホットメルト接着剤を用いて筐体と放射線検出パネルを接着することによって、筐体と放射線検出パネルとを分離可能にする構成が提案されている。しかしながら、ホットメルト接着剤を使用する構成では、接着箇所の高温にする必要がある。このため、接着の際に、放射線検出パネルに温度ムラが生じ、放射線検出パネルが破損するおそれがある。また、ホットメルト接着剤が付着する部分以外の部分についても、温度上昇によって特性劣化するおそれがある。さらに、特許文献2に記載の構成は、複数の接着層を有する場合に、これらの複数の接着層のそれぞれにおける分離は考慮されていない。
特開平07‐140255号公報 特開2012‐181101号公報
上記実情に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、放射線検出パネルに複数の層で複数の部材が接合される構成において、任意の層で放射線検出パネルを分離可能にすることである。
上記の目的を達成するため、本発明は、入射した放射線を電気信号に変換する放射線検出パネルと、前記放射線検出パネルを保持する保持基台と、前記放射線検出パネルおよび前記保持基台を収納する筐体と、前記放射線検出パネルの一方の面に直接または他の部材を介して間接に前記筐体を接合する第1の接着層と、前記一方の面の反対側の面に直接または他の部材を介して間接に前記保持基台を接合する第2の接着層と、を有し、前記第1の接着層と前記第2の接着層とは、剥離強度が異なることを特徴とする。
本発明によれば、放射線検出パネルに複数の層で複数の部材が接合される構成において、任意の層で放射線検出パネルを分離可能にすることができる。
(a)は第1の実施形態に係る放射線撮影装置の平面図であり、(b)はその側面断面図である。 第2の実施形態に係る放射線撮影装置の構成例を模式的に示す側面断面図である。 第3の実施形態に係る放射線撮影装置の構成例を模式的に示す側面断面図である。 第4の実施形態に係る放射線撮影装置の構成例を模式的に示す側面断面図および分解斜視図である。 放射線撮影システムの構成例を模式的に示す図である。
以下に、本発明の各実施形態について、添付の図面を参照して詳細に説明する。本発明の各実施形態に係る放射線撮影装置は、放射線画像撮影用の電子カセッテであり、筐体の内部には、平板状でデジタル方式の放射線検出パネル(フラットパネルディテクタ)と、これを保持する保持基台が収納される。
(第1の実施形態)
図1(a)は、本発明の第1の実施形態に係る放射線撮影装置1a(電子カセッテ)の構成例を模式的に示す平面図である。図1(b)は、図1(a)のA―A線断面図である。なお、図1(b)中の矢印Xは、放射線撮影装置1aに入射する放射線を模式的に示す。放射線撮影装置1aは、本体筐体2と、この本体筐体2の内部に収納される放射線画像センサ3および保持基台4とを含んで構成される。
放射線撮影装置1aの本体筐体2は、放射線Xが入射する側に配置される前板21と、それ以外の面を形成する前カバー22および後カバー23とで構成されている。前板21は、照射された放射線Xを透過させて放射線画像センサ3の放射線検出パネル31に照射するために、放射線透過率の高い材料からなる。前カバー22と後カバー23は、マグネシウム合金やアルミニウム合金などといった、電磁ノイズシールド性や剛性に優れた金属材料によって形成される。そして本体筐体2は、全体として例えば直方体の箱状の構成を有する。
放射線画像センサ3は、放射線検出パネル31(フラットパネルディテクタ)と、駆動/読み出し回路33と、これらを電気的に接続するフレキシブル回路基板32とを有する。放射線検出パネル31は、平面視で略四辺形かつ平板状の構成を有する。そして、放射線検出パネル31は、図では省略してあるが、絶縁性基板(例えば、ガラス基板)と、その表面に2次元状に配列される複数の画素デバイスと、さらにその表面に積層するように設けられるシンチレータ層(蛍光体層)との積層構造を有する。シンチレータ層は、入射した放射線の強度に応じた可視光を発する。各々の画素デバイスは、光電変換素子と、スイッチング素子とを含む。光電変換素子は、シンチレータ層において放射線から変換された可視光を、その強度に応じた電荷に変換する。スイッチング素子は、光電変換素子が変換した電荷に基づく電気信号を転送する。放射線検出パネル31は、フレキシブル回路基板32を介して、駆動/読み出し回路33と接続される。駆動/読み出し回路33は、読出し回路部と駆動回路部とを有する。読出し回路部は、放射線検出パネル31の画素デバイスから電気信号を読み出すための回路である。駆動回路部は、画素デバイスのスイッチング素子を駆動するための信号(スイッチング素子を導通するための電圧を有する信号)を各々のスイッチング素子に供給するための回路である。
保持基台4は、放射線画像センサ3を保持するための板状の部分を有する部材である。ここで、放射線画像センサ3を保持するとは、放射線画像センサ3が自重で撓んだり、放射線画像センサ3が振動で変形したりすることに対して、放射線画像センサ3の形状を保持することをいう。また、保持基台4は、放射線画像センサ3のほか、本体筐体2の内部に配置される他の機器や部材も保持する。例えば、保持基台4は、放射線撮影装置1aの動作のための電源であるバッテリ102や、放射線画像センサ3を含む放射線撮影装置1aの各部を制御する制御回路基板101を保持する。さらに保持基台4は、本体筐体2とともに放射線撮影装置1aの剛性を確保し、放射線撮影装置1aの全体の変形を抑制する機能を有する。
図1(b)に示すように、放射線検出パネル31は本体筐体2の内部に収納されており、その一方の面(前板21側の面。以下「第1の面」と称する)の全面が、第1の接着層51によって、前板21の内周面に接合される。また、放射線検出パネル31の第1の面の反対側の面(以下「第2の面」と称する)の全面は、第2の接着層52によって、保持基台4の一方の面(前板21側の面。以下「第1の面」と称する)に接合される。すなわち、放射線検出パネル31は、保持基台4の第1の面に第2の接着層52によって接合されて保持される。また、保持基台4の第1の面とは反対側の面(以下、「第2の面」と称する)には、放射線検出パネル31以外の機器や部材が保持される。例えば、保持基台4の第2の面には、放射線画像センサ3の駆動/読み出し回路33や、制御回路基板101などの各種電気回路や、バッテリ102などが保持される。このように、放射線検出パネル31は、保持基台4に保持された状態で、本体筐体2の内部に収納される。
第1の接着層51および第2の接着層52は、剥離可能な接着部材が適用される。例えば、第1の接着層51と第2の接着層52には、微粘着タイプの両面粘着テープなどといった剥離可能な接着部材が適用される。なお、第1の接着層51と第2の接着層52の接着面の法線方向の剥離強度(引き剥がし粘着力。以下、説明の便宜上、「法線剥離強度」と称する。)は、互いに異なる。本実施形態では、法線剥離強度は、 第1の接着層51 < 第2の接着層52 である。すなわち、放射線検出パネル31と本体筐体2との法線剥離強度は、放射線検出パネル31と保持基台4との法線剥離強度よりも低い。例えば、具体的には、第1の接着層51には、接着力が2.5N/cm程度の微粘着タイプの両面粘着テープが適用され、第2の接着層52には、接着力が5N/cm程度の微粘着タイプの両面粘着テープが適用される。
さらに、第1の接着層51の法線剥離強度は、表裏で異なる。具体的には、第1の接着層51の法線剥離強度は、本体筐体2の前板21の内周面に接合する側が、放射線検出パネル31の第1の面に接合する側よりも大きい。
このように、本実施形態では、第1の接着層51に第2の接着層52よりも法線剥離強度(法線方向の接着力)が小さい接着部材を適用することにより、第1の接着層51の法線剥離強度を、第2の接着層52よりも小さくしている。そして、このような構成によれば、放射線検出パネル31および保持基台4を前板から剥離するには、放射線検出パネル31または保持基台4と前板21とを法線方向に引き剥がすような力を加えればよい。法線方向に引き剥がす力を加えると、放射線検出パネル31を保持基台4から剥離することなく(保持基台4に保持された状態で)、放射線検出パネル31を本体筐体2の前板21から剥離することができる。したがって、例えば使用時における本体筐体2の損傷などによる放射線検出パネル31の交換や、製造工程における放射線検出パネル31のリペアの作業(保持基台4と放射線検出パネル31の分離)が容易になる。さらに、第1の接着層51の表裏の法線剥離強度は、本体筐体2の前板21の側の面の方が大きい。このため、放射線検出パネル31を本体筐体2の前板21から法線方向に剥離すると、第1の接着層51は本体筐体2の前板21に残る。このため、放射線検出パネル31を本体筐体2から剥離する際に、放射線検出パネル31と第1の接着層51とを剥離する工程が不要になる。
一方、第1の接着層51と第2の接着層52の接着面の面方向の剥離強度(せん断粘着力。以下、説明の便宜上、「せん断剥離強度」と称する)は、 第1の接着層51>第2の接着層52 である。このような構成であると、保持基台4と放射線検出パネル31とを面方向にずらす力を加えると、第1の接着層51が剥離することなく、第2の接着層が剥離する。したがって、放射線検出パネル31が前板21に接合された状態を保持しつつ、保持基台4を放射線検出パネルから剥離することができる。
なお、本実施形態では、放射線検出パネル31の第1の面が第1の接着層51によって直接に前板21に接合される構成を示したが、本発明はこの構成に限定されない。例えば、放射線検出パネル31と前板21との間には他の部材が介在していてもよい。この場合には、放射線検出パネル31は、第1の接着層51によって間接的に前板21に接合される。同様に、放射線検出パネル31と保持基台4とが第2の接着層52によって直接に接合される構成には限定されず、それらの間には他の部材が介在していてもよい。この場合には、放射線検出パネル31は、第2の接着層52によって間接的に保持基台4の第1の面に接合されて保持される。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について、図2を参照して説明する。図2は、第2の実施形態に係る放射線撮影装置1bの構成例を模式的に示す断面図であり、第1の実施形態の図1(b)に対応する図である。なお、第1の実施形態と共通の構成には同じ符号を付し、説明を省略する。第2の実施形態に係る放射線撮影装置1bは、第1の実施形態に係る放射線撮影装置1aに、光リフレッシュ機能が追加された構成を有する。光リフレッシュ機能は、放射線検出パネル31にリフレッシュ光を照射することで、残留電荷などに起因する画像特性劣化を改善する機能である。このため、第2の実施形態に係る放射線撮影装置1bは、光リフレッシュ機能に用いられる光源ユニット103を有する。
光源ユニット103は、板状の導光体(導光板)と、この導光体に積層して設けられる反射シートおよび拡散シートとを有するとともに、リフレッシュ光を発する光源が導光体の周囲に設けられる。このため、光源ユニット103は、全体として略平板状の構成を有する。なお、光源ユニット103は全体として略平板状の構成で、かつ、放射線検出パネル31に向けてリフレッシュ光を照射できる構成であればよく、具体的な構成は特に限定されるものではない。光源ユニット103には、公知の各種光源ユニットが適用できる。
そして、図2に示すように、光源ユニット103の一方の面(前板21側の面)が第1の接着層51によって前板21の内周面に接合される。また、光源ユニット103の前記一方の面とは反対側の面には、第3の接着層53によって放射線検出パネル31の第1の面が接合されている。なお、第1の実施形態と同様に、放射線検出パネル31の第2の面(前板21とは反対側の面)と保持基台4の第1の面とは、第2の接着層52によって接合されており、放射線検出パネル31は保持基台4の第1の面に保持される。第1の接着層51と第2の接着層52の法線剥離強度およびせん断剥離強度(接着力)の関係は、第1の実施形態と同様である。さらに、第1の接着層51の表裏の法線剥離強度の関係も、第1の実施形態と同様である。本実施形態によれば、放射線検出パネル31および光源ユニット103を、保持基台4に保持された状態で剥離することが容易となる。したがって、本体筐体2の損傷などによる放射線検出パネル31および光源ユニット103の交換や、製造工程における放射線検出パネル31と光源ユニット103のリペア作業が容易になる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について、図3を参照して説明する。図3は、第3の実施形態に係る放射線撮影装置1cの構成例を模式的に示す側面断面図であり、第1の実施形態の図1(b)に対応する図である。なお、第1の実施形態や第2の実施形態と共通する構成には同じ符号を付し、説明を省略する。第3の実施形態は、複数の接着層のうちの1つの接着層に、加熱により剥離する(法線剥離強度が低下する)接着部材が適用される形態である。なお、常温(通常の使用環境の温度)における第1の接着層51と第2の接着層52の法線剥離強度およびせん断剥離強度の関係は、第1の実施形態と同様である。また、第1の接着層51の表裏の法線剥離強度の大小の関係も、第1の実施形態と同様である。
図3に示すように、放射線検出パネル31の第1の面は、第1の接着層51によって前板21の内周面に接合されている。また、放射線検出パネル31の第2の面は、第2の接着層52によって保持基台4の第1の面に接合されている。第1の接着層51には、第1の実施形態と同様に、微粘着タイプの両面粘着テープなどといった剥離可能な接着部材が適用される。第2の接着層52には、常温よりも高い温度に加熱されると(昇温すると)剥離する(法線剥離強度が低下する)接着部材が適用される。そして、常温における法線剥離強度は、 第1の接着層51 < 第2の接着層52 である。このような構成であると、常温においては放射線検出パネル31を保持基台4から剥離することなく、本体筐体2の前板21から剥離することが容易となる。さらに、第2の接着層52を加熱することによって、放射線検出パネル31を保持基台4から剥離することが容易となる。
なお、保持基台4は熱伝導率が高い材料により形成される。例えば保持基台4は、アルミニウムなどといった金属材料から形成される。また、保持基台4の熱伝導率は、100W/mK以上であることが好ましい。このような構成であると、保持基台4を加熱することによって第2の接着層52を加熱でき、第2の接着層52の法線剥離強度を低下させることができる。したがって、保持基台4と放射線検出パネル31との剥離が容易となる。なお、加熱による放射線検出パネル31の破損または特性劣化を防ぐため、断熱層104が設けられる構成であることが好ましい。この断熱層104は、熱伝導率が保持基台4よりも低い材料により形成される。そして、この断熱層104は、保持基台4から放射線検出パネル31への熱伝達を抑制するため、放射線検出パネル31の第2の面の表面に積層するように設けられる。
さらに、放射線検出パネル31と保持基台4の間に図略の放射線遮蔽部材が設けられる構成であってもよい。このような構成において、放射線遮蔽部材が熱伝導率の高い材料からなる場合には、この放射線遮蔽部材は第2の接着層52と保持基台4との間に設けられる構成が適用できる。一方、放射線遮蔽部材が熱伝導率の低い材料からなる場合には、この放射線遮蔽部材は、第2の接着層52と断熱層104との間に設けられる構成が適用できる。ここで、熱伝導率が高い材料としては、モリブデンやタングステンなどが適用される。一方、熱伝導率が低い材料としては鉛などが適用される。
以上説明したとおり、複数の接着層の法線剥離強度を互いに異ならせる構成により、放射線検出パネル31を任意の層で本体筐体2や保持基台4から剥離することが容易となる。したがって、使用時における本体筐体2の損傷などによる放射線検出パネル31の交換や、製造工程における放射線検出パネル31のリペアのための作業(保持基台4と放射線検出パネル31の分離)の作業性の向上を図ることができる。
なお、本実施形態においては、第2の実施形態のように、放射線検出パネル31と前板21との間に光源ユニット103が介在し、光源ユニット103が前板21に第1の接着層51によって接合される構成であってもよい。すなわち、放射線検出パネル31が、直接に前板21に接合される構成ではなく、他の部材の例である光源ユニット103を介して間接に前板21に接合される構成であってもよい。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について、図4を参照して説明する。図4(a)は、第4の実施形態に係る放射線撮影装置1dの構成例を模式的に示す側面断面図であり、第1の実施形態の図1(b)に対応する図である。図4(b)は、放射線検出パネル31と前板21および保持基台4との接合構造を模式的に示す分解斜視図である。図4(c)は、Y方向から見た側面図である。図4(d)は、X方向から見た側面図である。なお、第1の実施形態と共通の構成には同じ符号を付し、説明を省略する。
放射線検出パネル31の第1の面は、第1の接着層51によって、前板21の内周面に接合される。第1の接着層51は、複数の帯状に分割された構成を有する。換言すると、第1の接着層51は、長尺帯状で互いに平行な第1の接着部材511により形成される。なお、隣接する第1の接着部材511どうしは、ある距離をおいて離間している。また、放射線検出パネル31の第2の面は、第2の接着層52によって保持基台4に接合されている。第2の接着層52も、第1の接着層51と同様に、複数の帯状に分割されている。すなわち、第2の接着層52は、長尺帯状で互いに平行な複数の第2の接着部材521により形成される。隣接する第2の接着部材521どうしも、ある距離をおいて離間している。そして、第1の接着層51を形成する複数の第1の接着部材511の長手方向(延伸方向)と、第2の接着層52を形成する複数の第2の接着部材521の長手方向は、平面視(接着面の法線方向視)において互いに直交する。図4においては、第1の接着層51を形成する複数の第1の接着部材511の長手方向はX軸方向に平行であり、第2の接着層52を形成する複数の第2の接着部材521は第1の接着部材511の長手方向に直交するY軸方向に平行である構成を示す。第1の接着層51と第2の接着層52には、例えば、微粘着タイプの両面粘着テープなどといった、剥離可能な接着部材が適用される。なお、本実施形態においては、第1の接着層51と第2の接着層52とが同じ法線剥離強度(法線方向の接着力)を有していてもよい。
また、図4(b)に示すように、第1の接着層51および第2の接着層52について、放射線検出パネル31の外周縁(四辺のうちの対向する2辺)から当該外周縁に最も近い第1の接着部材511および第2の接着部材521の長辺までの距離を距離Aとする。また、放射線検出パネル31の外周縁から当該外周縁に最も近い第1の接着部材511および第2の接着部材521の短辺までの距離を距離Bとする。本実施形態では、第1の接着層51と第2の接着層52は、 距離A<距離B を充足するように設けられる。すなわち、放射線検出パネル31の外周縁のうち、第1の接着層51の長手方向に直交する辺(Y軸に平行な辺)の周縁部においては、第1の接着層51よりも外周縁に近い位置を含む領域が、第2の接着層52により保持基台4と接合されている。一方、第1の接着層51の延伸方向に平行な辺(X軸に平行な辺)の周縁部は、第2の接着層52よりも外周縁に近い位置を含む領域が、第1の接着層51により前板21と接合されている。
放射線検出パネル31と前板21とを剥離する場合には、第1の接着部材511の長手方向に直交する辺(Y軸に平行な辺)を起点として、放射線検出パネル31と前板21とを法線方向に分離させるような力を加える。前述のとおり、これらの辺の周縁部においては、第1の接着層51よりも第2の接着層52の方が外周縁に近い位置に設けられている。また、この辺の周縁部においては、第1の接着層51による接着面積よりも、第2の接着層52による接着面積の方が大きい。すなわち、これらの辺の周縁部においては、第1の接着部材511が、これらの辺の略全長にわたって切れ目なく設けられる。これに対し、第2の接着部材521は、周期的(間欠的)に設けられる。このため、これらの辺の周縁部では、第1の接着層51(第1の接着部材511)による放射線検出パネル31と前板21との接合面積は、第2の接着層52(第2の接着部材521)による放射線検出パネル31と保持基台4との接合面積よりも小さい。したがって、これらの辺の周縁部においては、放射線検出パネル31と前板21の法線剥離強度は、放射線検出パネル31と保持基台4との法線剥離強度よりも低い。このような構成であると、第1の接着部材511の長手方向に直交する辺を起点として放射線検出パネル31と前板21とに剥離する力を加えると、放射線検出パネル31と保持基台4とが剥離することなく、放射線検出パネル31と前板21とを剥離することが容易となる。
一方、放射線検出パネル31から保持基台4を剥離する場合には、第1の接着部材511の長手方向に平行な辺(X軸に平行な辺)を起点として、放射線検出パネル31と保持基台4とを接着面の法線方向に分離させるような力を加える。これらの辺においては、第1の接着層51と第2の接着層52の位置や接着面積の関係が、前述の第1の接着部材511の長手方向に直交する辺(Y軸に平行な辺)と反対となる。このため、これらの辺の近傍においては、放射線検出パネル31と保持基台4の法線剥離強度は、放射線検出パネル31と前板21との法線剥離強度よりも低くなる。したがって、第1の接着層51に平行な辺を起点として放射線検出パネル31と保持基台4とに剥離する力を加えると、放射線検出パネル31と前板21とが剥離することなく、放射線検出パネル31と保持基台4とを剥離することが容易となる。
このように、本実施形態においては、放射線検出パネル31の周縁部(四辺の近傍)において、放射線検出パネル31と前板21との法線剥離強度と、放射線検出パネル31と保持基台4との法線剥離強度に差を設けてある。したがって、放射線検出パネル31と前板21または保持基台4を剥離する場合には、剥離を開始する辺を選択することによって、放射線検出パネル31と前板21または保持基台4を容易に剥離できる。すなわち、放射線検出パネル31と保持基台4とを剥離することなく、放射線検出パネル31と前板21とを剥離することが容易となる。同様に、放射線検出パネル31と前板21とを剥離することなく、放射線検出パネル31と前板21とを剥離することが容易となる。
このように本実施形態では、放射線検出パネル31の周縁部の法線剥離強度が、辺によって異ならせてある。このような構成であると、第1の実施形態と同様の効果を奏することができる。なお、本実施形態においても、第2の実施形態と同様に、放射線検出パネル31と前板21との間に光源ユニット103が設けられ、第1の接着層51により光源ユニット103が前板21に接合される構成であってもよい。この場合には、放射線検出パネル31は、第1の接着層51によって、光源ユニット103を介して間接的に前板21に接合される。
なお、上述の各実施形態において、第1の接着層51と第2の接着層52とで法線剥離強度を異ならせる構成としては、接着面(界面)の表面性状を異ならせる構成が適用できる。すなわち、第1の接着層51と第2の接着層52のそれぞれに接する接着面(界面)の表面粗さが粗くなると、法線剥離強度が高くなる。したがって、例えば、放射線検出パネル31の第2の面および保持基台4の第1の面の表面粗さを、放射線検出パネル31の第1の面および前板21の内周面の表面粗さより粗くすればよい。そうすると、第2の接着層52の法線剥離強度を、第1の接着層51の法線剥離強度より高くできる。また、前板21の内周面の表面粗さを、放射線検出パネル31の第1の面の表面粗さより粗くすればよい。そうすると、第1の接着層51の表裏で、法線剥離強度に差を設けることができる。
(他の実施形態)
上述の各実施形態に示す構成のほか、次のような構成が適用できる。すなわち、第1の接着層51のせん断剥離強度と第2の接着層52のせん断剥離強度の大小関係を、方向によって異ならせる構成であってもよい。例えば、X軸方向については、せん断剥離強度が、 第1の接着層51<第2の接着層52 の関係を有する。一方、Y軸方向については、せん断剥離強度が、 第1の接着層51>第2の接着層52 の関係を有する。このような構成であっても、前述の実施形態と同様の効果を奏することができる。例えば、上記の例であれば、放射線検出パネル31と本体筐体2の前板21とを剥離するには、放射線検出パネル31と保持基台4との少なくとも一方にX軸方向のせん断力を加えればよい。そうすると、放射線検出パネル31と保持基台4とは剥離することなく、放射線検出パネル31と本体筐体2の前板21とを剥離できる。一方、放射線検出パネル31と保持基台4とを剥離するには、放射線検出パネル31と保持基台4との間にY軸方向のせん断力を加えればよい。そうすると、放射線検出パネル31と保持基台4とを剥離できる。X軸方向とY軸方向とでせん断剥離強度を異ならせる構成としては、例えば、接着面の表面粗さをX軸方向とY軸方向とで異ならせる(異方性を持たせる)構成が適用できる。このような構成であると、表面粗さの大きい方向は小さい方向に比較して、せん断剥離強度が高くなる。
(放射線撮影システムの実施形態)
次に、図5を参照して、各実施形態に係る放射線撮影装置1a,1b,1c,1dが適用された放射線撮影システム6000について説明する。図5に示すように、放射線撮影システム6000の放射線源の例であるX線チューブ6050から出射された放射線X(X線)は、被写体6062の撮影対象部位(例えば、患者や被検者の胸部など)を透過し、本発明の各実施形態に係る放射線撮影装置1a,1b,1c,1dの放射線検出パネル31のシンチレータ層に入射する。入射した放射線Xには、被写体6062の撮影対象部位の内部情報が含まれている。シンチレータ層は入射した放射線の強度に応じて発光し、放射線検出パネル31の画素デバイスはシンチレータ層の発する光を電荷に変換する。このように、放射線撮影装置1a,1b,1c,1dによって、被写体6062の撮影対象部位の内部情報を電気的情報(画像データ)として取得する。放射線撮影装置1a,1b,1c,1dは、この電気的情報をデジタルデータ(デジタル形式の放射線画像データ)に変換してイメージプロセッサ6070に出力する。イメージプロセッサ6070は、放射線撮影システム6000の信号処理手段の例であり、放射線撮影装置1a,1b,1c,1dが出力した放射線画像データに所定の画像処理(信号処理)を施し、表示手段の例である制御室のディスプレイ6080に表示する。これにより、使用者等は、撮影した放射線画像をディスプレイ6080で観察できる。
また、この放射線画像データは、電話回線6090等の伝送処理手段により遠隔地へ転送できる。そして、遠隔地のドクタールームなどの表示手段の例であるディスプレイ6081に表示することや、光ディスク等の記録手段に保存することができる。これにより、遠隔地の医師が診断することも可能である。また、記録手段の例であるフィルムプロセッサ6100により記録媒体となるフィルム6110に記録することもできる。
以上、本発明の各実施形態について図面を参照して詳細に説明したが、前記実施形態は、本発明の実施にあたっての具体例を示したに過ぎない。本発明の技術的範囲は、前記各実施形態に限定されるものではない。本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、放射線検出パネルを有する放射線撮影装置に好適である。そして、本発明によれば、放射線検出パネルに複数の層のそれぞれに複数の部材のそれぞれが接合されている場合において、任意の層でセンサパネルと他の部材とを剥離することが容易となる。
1a,1b,1c,1d:放射線撮影装置、2:本体筐体、21:前板、22:前カバー、23:後カバー、4:保持基台、51:第1の接着層、52:第2の接着層

Claims (7)

  1. 入射した放射線を電気信号に変換する放射線検出パネルと、
    前記放射線検出パネルを保持する保持基台と、
    前記放射線検出パネルおよび前記保持基台を収納する筐体と、
    前記放射線検出パネルの一方の面に直接または他の部材を介して間接に前記筐体を接合する第1の接着層と、
    前記一方の面の反対側の面に直接または他の部材を介して間接に前記保持基台を接合する第2の接着層と、
    を有し、
    前記第1の接着層と前記第2の接着層とは、剥離強度が異なることを特徴とする放射線撮影装置。
  2. 前記第1の接着層の接着面の法線方向の剥離強度は、前記第2の接着面の法線方向の剥離強度よりも低いことを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影装置。
  3. 前記第2の接着層は、常温より高い温度への加熱により剥離する接着部材からなり、
    前記放射線検出パネルの前記持基台の側の面には断熱層が設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の放射線撮影装置。
  4. 前記保持基台は、前記断熱層よりも熱伝導率が高い材料により形成されることを特徴とする請求項3に記載の放射線撮影装置。
  5. 入射した放射線を電気信号に変換する放射線検出パネルと、
    前記放射線検出パネルを保持する保持基台と、
    前記放射線検出パネルおよび前記保持基台を収納する筐体と、
    前記放射線検出パネルの一方の面に直接または他の部材を介して間接に前記筐体を接合する第1の接着層と、
    前記一方の面の反対側の面に直接または他の部材を介して間接に前記保持基台を接合する第2の接着層と、
    を有し、
    前記第1の接着層と前記第2の接着層とは、前記放射線検出パネルの周縁部において互いに接着面の法線方向の剥離強度が異なることを特徴とする放射線撮影装置。
  6. 前記第1の接着層は、互いに平行な複数の帯状の第1の接着部材を有し、
    前記第2の接着層は、互いに平行な複数の帯状の第2の接着部材を有し、
    前記第1の接着部材の長手方向と、前記第2の接着部材の長手方向は、互いに直交することを特徴とする請求項5に記載の放射線撮影装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の放射線撮影装置と、
    前記放射線撮影装置によって得られた電気信号を処理する信号処理手段と、
    を有することを特徴とする放射線撮影システム。
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