JP2016066754A - 光源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被照射物に対する紫外線の不均一な照射を抑制する光源装置を提供する。【解決手段】実施形態の光源装置1は発光部20と制御手段50と拡散板41とを具備する。発光部20は、複数の第1の発光素子21と複数の第2の発光素子22とを有する。第1の発光素子21は、第1のピーク波長の紫外線を放出する。第2の発光素子22は、第1のピーク波長と異なる第2のピーク波長の紫外線を放出し、第1の発光素子21の周りに配置した。第1の発光素子21の周りに第2の発光素子22が少なくとも一つ位置するように、複数の第1の発光素子21及び複数の第2の発光素子22を面状もしくは直線状に配置する。制御手段50は、発光部20のうちの中央に位置する発光部20の相対照度よりも外縁に位置する発光部20の相対照度を大きくする。拡散板41は、第1の発光素子21と第2の発光素子22が放出した紫外線を拡散させて被照射物Wに照射する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、液晶の硬化などに用いられ、複数の発光素子を備えた光源装置に関する。
現在、液晶パネルの硬化や重合、貼り合わせなどの光反応工程において、紫外線を放出する発光素子を有する光源装置が用いられる。
特開2010−197540号公報 国際公開第2010/197540号 特開2007−305703号公報 特開2010−93094号公報
ところで、光源装置においては、紫外線を照射する被照射物の不均一な反応、すなわち、被照射物に対する紫外線の不均一な照射を抑制することが求められる。
本発明は、被照射物に対する紫外線の不均一な照射を抑制する光源装置を提供することを目的とする。
実施形態の光源装置は、発光部と、調整手段と、光学部品とを具備する。発光部は、複数の第1の発光素子と、複数の第2の発光素子と、を有する。第1の発光素子は、第1のピーク波長の紫外線を放出する。第2の発光素子は、第1のピーク波長と異なる第2のピーク波長の紫外線を放出し、第1の発光素子の周りに配置した。第1の発光素子の周りに第2の発光素子が少なくとも一つ位置するように、複数の第1の発光素子及び複数の第2の発光素子を面状もしくは直線状に配置する。調整手段は、発光部のうちの中央に位置する発光部の相対照度よりも外縁に位置する発光部の相対照度を大きくする。光学部品は、第1の発光素子と第2の発光素子が放出した紫外線を拡散させて被照射物に照射する。
本発明によれば、被照射物に対する紫外線の不均一な照射を抑制する光源装置を提供することができる。
図1は、実施形態に係る光源装置を備えた紫外線照射装置の概略の構成を示す図である。 図2は、実施形態に係る光源装置の概略の構成を下方から示す平面図である。 図3は、実施形態に係る光源装置の各発光素子が放出する紫外線の波長に対する相対放射強度を示す図である。 図4は、実施形態に係る光源装置が放出する紫外線の波長に対する相対放射強度の一例を示す図である。 図5は、図1に示された紫外線照射装置のステージ上の相対照度と光源装置が放出する紫外線の相対照度を示す図である。 図6は、実施形態の変形例1に係る光源装置の概略の構成を下方から示す平面図である。 図7は、実施形態の変形例2に係る光源装置の概略の構成の要部を下方から示す平面図である。
以下で説明する実施形態、変形例1及び変形例2に係る光源装置1,1−1,1−2は、発光部20と、制御手段50と、拡散板41とを具備する。発光部20は、複数の第1の発光素子21と、複数の第2の発光素子22と、を有する。第1の発光素子21は、第1のピーク波長の紫外線を放出する。第2の発光素子22は、第1の発光素子21の周りに配置した。第1の発光素子21の周りに第2の発光素子22が少なくとも一つ位置するように、複数の第1の発光素子21及び複数の第2の発光素子22を面状もしくは直線状に配置する。制御手段50は、発光部20のうちの中央に位置する発光部20の相対照度よりも外縁に位置する発光部20の相対照度を大きくする。拡散板41は、第1の発光素子21と第2の発光素子22が放出した紫外線を拡散させて被照射物Wに照射する。
また、以下で説明する実施形態、変形例1及び変形例2に係る光源装置1,1−1,1−2において、第1の発光素子21及び第2の発光素子22は、ピーク波長が240nm以上405nm以下の紫外線を放出する。
また、以下で説明する実施形態、変形例1及び変形例2に係る光源装置1,1−1,1−2において、拡散板41は、ガラスで構成される。
[実施形態]
次に、本発明の実施形態に係る光源装置1を図面に基づいて説明する。図1は、実施形態に係る光源装置を備えた紫外線照射装置の概略の構成を示す図、図2は、実施形態に係る光源装置の概略の構成を下方から示す平面図、図3は、実施形態に係る光源装置の各発光素子が放出する紫外線の波長に対する相対放射強度を示す図、図4は、実施形態に係る光源装置が放出する紫外線の波長に対する相対放射強度の一例を示す図、図5は、図1に示された紫外線照射装置のステージ上の相対照度と光源装置が放出する紫外線の相対照度を示す図である。
実施形態に係る光源装置1(以下、単に光源装置と記す)は、図1に示された紫外線照射装置100を構成する。紫外線照射装置100は、例えば、液晶パネルの硬化や重合、貼り合わせなどの光反応工程に用いられ、所定の波長の紫外線を被照射物W(図1に示す)に照射する装置である。
紫外線照射装置100は、図1に示すように、光源装置1と、被照射物Wを載置面10a上に載置するステージ10などを備えている。光源装置1は、複数の発光部20と、冷却部材としてのヒートシンク30と、筺体40と、制御手段50(調整手段に相当)を具備する。
複数の発光部20は、図1及び図2中の実装基板24の表面と平行なX軸と、実装基板24の表面と平行でかつX軸と直交するY軸との双方に沿って実装基板24の表面に並べられて、面上に配置されている。また、実装基板24の発光部20を配置した表面は、X軸とY軸との双方に直交するZ軸に沿って、ステージ10の載置面10aと対向している。
発光部20は、第1の発光素子21と、第2の発光素子22と、第3の発光素子23とを具備する。即ち、光源装置1は、複数の第1の発光素子21と、複数の第2の発光素子22と、複数の第3の発光素子23を具備する。実施形態では、発光部20は、発光素子21,22,23を三つずつ備えている。また、光源装置1は、第1の発光素子21の周りに第2の発光素子22が少なくとも一つ位置するように、複数の第1の発光素子21と複数の第2の発光素子22と複数の第3の発光素子23を面状に配置している。
発光素子21,22,23は、一様にあらゆる方向に振動した紫外線を放出するものであり、LED(Light Emitting Diode)やLD(Laser Diode)などで構成される。第1の発光素子21は、第1のピーク波長P1(図3に示す)の紫外線を放出するものである。第2の発光素子22は、第1のピーク波長P1と異なる第2のピーク波長P2(図3に示す)の紫外線を放出するものである。第3の発光素子23は、第1のピーク波長P1と第2のピーク波長P2との双方と異なる第3のピーク波長P3(図3に示す)の紫外線を放出するものである。
なお、本明細書でいうピーク波長P1,P2,P3とは、発光素子21,22,23が放出する紫外線のうちの放射強度が最も強い紫外線の波長をいう。本実施形態で、第1のピーク波長P1は、365nmである。第2のピーク波長P2は、385nmである。第3のピーク波長P3は、405nmである。即ち、第1の発光素子21、第2の発光素子22及び第3の発光素子23は、ピーク波長が240nm以上405nm以下の紫外線を放出する。なお、図3の横軸は、発光素子21,22,23が放出する紫外線の波長を示している。図3の縦軸は、発光素子21,22,23が放出する各波長の紫外線の相対放射強度を示している。図3の縦軸の相対放射強度は、ピーク波長P1,P2,P3の放射強度を1.0としたものである。図3の実線は、第1の発光素子21の放出する紫外線の波長の相対放射強度を示している。図3の一点鎖線は、第2の発光素子22の放出する紫外線の波長の相対放射強度を示している。図3の二点鎖線は、第3の発光素子23の放出する紫外線の波長の相対放射強度を示している。
このような構成により、発光部20は、図4に示すように、波長が355nmから440nmの紫外線を放出することとなる。なお、図4の横軸は、発光部20全体が放出する紫外線の波長を示している。図4の縦軸は、発光部20全体が放出する各波長の紫外線の相対放射強度を示している。図4の実線は、発光素子21,22,23の放出する紫外線の放射強度の比が1:1:1である場合を示している。図4の一点鎖線は、発光素子21,22,23の放出する紫外線の放射強度の比が3:2:1である場合を示している。
ヒートシンク30は、図1中の下方に位置するステージ10の載置面10aとZ軸に沿って対向する外表面に実装基板24を介して発光素子21,22,23が取り付けられている。ヒートシンク30は、アルミニウム合金などの熱抵抗の低い材料(金属など)で構成されている。本実施形態で、ヒートシンク30は、ヒートシンク30の上方に突出し、かつ空気などの冷媒が吹き付けられるフィン31を一体に備えて構成されている。また、本発明で、ヒートシンク30は、内側が密閉されて、内側に液体などの冷媒が循環される箱状に形成されてもよい。
筺体40は、ヒートシンク30の発光素子21,22,23が取り付けられた外表面を覆うものである。本実施形態で、筺体40は、ヒートシンク30のフィン31を露出させる。筺体40は、箱状に形成されて、ヒートシンク30の外表面及び発光部20全体を収容して、これらを覆っている。筺体40には、発光素子21,22,23が取り付けられたヒートシンク30の外表面と対向し、かつ発光素子21,22,23が放出する紫外線を透過する拡散板41(光学部品に相当)が設けられている。即ち、光源装置1は、拡散板41を備えている。
拡散板41は、発光部20即ち発光素子21,22,23が放出した紫外線を拡散させて、ステージ10の載置面10a上の被照射物Wに照射するものである。拡散板41は、平板状に形成されている。拡散板41は、石英ガラスやテンパックス(登録商標)などの酸化ケイ素を主成分とするガラスに、例えばフロスト加工やレーザー加工が施されることで得られる。
制御手段50は、紫外線照射装置100による紫外線の照射動作を制御するものである。制御手段50は、例えばCPU等で構成された演算処理装置やROM、RAM等を備える図示しないマイクロプロセッサを主体として構成されており、処理動作の状態を表示する表示手段や、オペレータが処理内容情報などを登録する際に用いる操作手段と接続されている。
制御手段50は、各発光部20の発光素子21,22,23が放出する紫外線の放射強度を制御し、発光部20の相対照度を調整する。制御手段50は、複数の発光部20のうちの実装基板24のX軸方向及びY軸方向の中央に位置する発光部20よりも実装基板24の外縁に位置する発光部20の相対照度が大きくなるように、各発光部20に供給される電力を制御する。即ち、制御手段50は、図2に示された矢印Lの先端に向かうにしたがって発光部20に供給される電力が大きくなるように制御する。なおここでいう「相対照度」とは、発光素子21,22,23が放出する紫外線の放射強度を相対的に数値化した指標であり、照度の測定には照度計として紫外線積算光量計UIT−250(ウシオ電機製)を用い、受光器としてUVD−S313(ウシオ電機製)を用いる。また、照度計は上記に限定されず、例えばオーク製作所製のUV−MO3A、受光器UV−SN35を用いてもよい。また、相対照度は、例えば被照射物が置かれる位置に、紫外光を受光して電気信号を出力する受光素子を用いて相対的に紫外光の強度の変化を検出するものでもよい。
本実施形態で、制御手段50は、図5に二点鎖線で示すように、実装基板24の外縁に向かうにしたがって発光部20の発光素子21,22,23が放出する紫外線の相対照度が強くなるように、発光部20に供給される電力を制御する。図5の横軸は、ステージ10の載置面10a上のY軸方向の中央のX軸方向の各位置、すなわち、図2における一点鎖線A−Aに対応する各位置であり、0が光源装置1のX軸方向の中央のZ軸方向の真下の位置を示している。図5の横軸の範囲Hは、発光部20が存在する範囲を示している。図5の縦軸は、各発光部20の放出する紫外線の相対照度と、ステージ10の載置面10a上の相対照度を示している。
また、図5の二点鎖線は、各発光部20単体が放出する紫外線の相対照度を示している。図5の実線は、図5の二点鎖線で示す相対照度で各発光部20が紫外線を放出した時の載置面10a上の最も大きな相対照度を1.0としてステージ10の載置面10a上の各位置の照度を示している。図5の一点鎖線は、複数の発光部20が放出する紫外線の相対照度を等しくした時の載置面10a上の最も大きな照度を1.0としてステージ10の載置面10a上の各位置の照度を示している。本実施形態で、制御手段50は、載置面10a上の被照射物Wに照射される紫外線の照度が均一となる(即ち、各位置で等しくなる)ように、各発光部20に供給される電力を制御する。また、制御手段50は、各発光部20の発光素子21,22,23の放出する紫外線の相対照度を被照射物Wに応じて適宜変更してもよい。さらに、制御手段50は、各発光部20の発光素子21,22,23の放出する紫外線の放射強度の比を被照射物Wに応じて適宜変更してもよい。
次に、紫外線照射装置100の被照射物Wの処理動作を説明する。まず、オペレータが処理内容情報を制御手段50に登録し、処理動作の開始指示があった場合に、処理動作を開始する。処理動作が開始されると、制御手段50は、光源装置1のヒートシンク30のフィン31に冷媒を吹き付ける。
そして、紫外線照射装置100は、ヒートシンク30のフィン31に冷媒を吹き付けてから所定時間経過すると、ステージ10の載置面10a上に被照射物Wを載置し、各発光部20の発光素子21,22,23から紫外線を放出して、載置面10a上の被照射物Wに紫外線を照射する。一定時間、紫外線が照射された被照射物Wは、ステージ10の載置面10a上から取り外され、紫外線照射前の被照射物Wがステージ10の載置面10aに載置される。前述した工程と同様に、紫外線を照射する。
本発明の紫外線照射装置100は、必要に応じて、光源装置1とステージ10との間にフィルタや光学素子を設けてよい。
前述した構成の実施形態に係る光源装置1は、ピーク波長P1,P2,P3の異なる発光素子21,22,23で構成される発光部20を備えている。また、光源装置1は、発光部20即ち発光素子21,22,23が放出した紫外線を拡散させて被照射物Wに照射する拡散板41を備えているので、被照射物Wに照射される紫外線の波長のムラを抑制できる。
また、光源装置1は、ピーク波長P1,P2,P3の異なる発光素子21,22,23で構成される発光部20がX軸方向とY軸方向に沿って配置されて面状に配置されている。さらに、制御手段50が、中央に位置する発光部20の相対照度よりも外縁に位置する発光部20の相対照度を大きくする。したがって、被照射物Wに照射される紫外線の照度のムラを抑制できる。よって、光源装置1は、被照射物Wに対する紫外線の不均一な照射を抑制することができる。
また、光源装置1は、制御手段50が各発光部20の相対照度を制御する。さらに、制御手段50は、各発光部20の相対照度の比を被照射物Wに応じて適宜変更できる。したがって、光源装置1は、被照射物Wに対する紫外線の不均一な照射を抑制することができる。
さらに、光源装置1は、制御手段50がステージ10の載置面10a上の紫外線の相対照度が均一になるように各発光部20を制御する。したがって、光源装置1は、被照射物Wに均一の照度の紫外線を照射でき、被照射物Wに対する紫外線の不均一な照射を抑制することができる。
また、光源装置1は、ガラスで構成される拡散板41が配置されている。拡散板41は、各発光部20の発光素子21,22,23が放出する紫外線を拡散することができる。したがって、光源装置1は、被照射物Wに対する紫外線の不均一な照射を抑制することができる。また、拡散板41がガラスで構成されることにより、ガラスの紫外線による経年劣化が抑えられるため、拡散板41が光源部20から照射される紫外線の元に長時間暴露されても、紫外線による拡散板41の透過率の低下を抑制することができる。
[変形例1]
次に、本発明の実施形態の変形例1に係る光源装置1−1を図面に基づいて説明する。図6は、実施形態の変形例1に係る光源装置の概略の構成を下方から示す平面図である。図6において、前述した実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
実施形態の変形例1に係る光源装置1−1は、図6に示すように、複数の発光部20即ち複数の発光素子21,22,23をX軸方向に沿って直線上に配置している。また、光源装置1−1は、ステージ10の載置面10aに載置される被照射物WをY軸方向に移動させる図示しない移動手段を備えている。光源装置1−1は、制御手段50が所定の速度でステージ10の載置面10aに載置される被照射物WをY軸方向に移動させながら複数の発光部20即ち複数の発光素子21,22,23が放出する紫外線を被照射物Wに照射する。
実施形態の変形例1に係る光源装置1−1は、複数の発光素子21,22,23をX軸方向に沿って直線上に配置し、各実装基板24に一つの発光部20を実装し、拡散板41を備えて、被照射物WをY軸方向に移動させながら複数の発光素子21,22,23が放出する紫外線を被照射物Wに照射する。したがって、光源装置1−1は、実施形態と同様に、被照射物Wに対する紫外線の不均一な照射を抑制することができる。
[変形例2]
次に、本発明の実施形態の変形例2に係る光源装置1−2を図面に基づいて説明する。図7は、実施形態の変形例2に係る光源装置の概略の構成の要部を下方から示す平面図である。図7において、前述した実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
実施形態の変形例2に係る光源装置1−2は、図7に示すように、全ての発光部20即ち全ての発光素子21,22,23を一つの実装基板24上に実装して、面上に配置している。
実施形態の変形例2に係る光源装置1−2は、実施形態と同様に、被照射物Wに対する紫外線の不均一な照射を抑制することができる。さらに、変形例2に係る光源装置1−2は、実装基板24を一体で設けることにより、被照射物Wが大面積となっても均一に光を照射することができる。
前述した実施形態、変形例1及び変形例2の光源装置1,1−1,1−2は、液晶パネルの硬化や重合、貼り合わせなどの光反応工程に用いられる紫外線照射装置100を構成する例を示している。しかしながら、本発明の光源装置1,1−1,1−2は、例えば、半導体製造装置や化学物質の光化学反応などの多種多様な装置を構成してもよい。
また、実施形態及び変形例の光源装置1,1−1は、発光部20が発光素子21,22,23で構成されている。しかしながら、本発明では、発光部20が、二つの発光素子で構成されてもよく、四つ以上の発光素子で構成されてもよい。要するに、本発明で、光源装置1,1−1は、少なくとも複数の第1の発光素子21と、複数の第2の発光素子22とを備えていればよい。また、発光部20の内部に、発光素子21,22,23のいずれか、または発光素子21,22,23の少なくとも二つの発光素子を一体的に設けた、いわゆるパッケージで構成されてもよい。
また、制御装置50は、図2に示された矢印Lの先端に向かうにしたがって発光部20に供給される電力が大きくなるように制御されることに限定されない。例えば、複数の発光部20に供給される電力がすべて同じとなるように制御されるとき、複数の発光部20のうちの実装基板24のX軸方向及びY軸方向の中央に位置する発光部20よりも実装基板24の外縁に位置する発光部20の相対照度が大きくなるように、放射強度が高い発光素子21,22,23を用いてもよい。
本発明の実施形態及び変形例を説明したが、これらの実施形態及び変形例は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態及び変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態及び変形例は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 光源装置
21 第1の発光素子
22 第2の発光素子
41 拡散板(光学部品)
50 制御手段(調整手段)
P1 第1のピーク波長
P2 第2のピーク波長

Claims (3)

  1. 第1のピーク波長の紫外線を放出する複数の第1の発光素子と、前記第1のピーク波長と異なる第2のピーク波長の紫外線を放出し、前記第1の発光素子の周りに配置した、複数の第2の発光素子と、を有し、前記第1の発光素子の周りに前記第2の発光素子が少なくとも一つ位置するように、前記複数の第1の発光素子及び前記複数の第2の発光素子を面状もしくは直線状に配置する発光部と;
    前記発光部のうちの中央に位置する発光部の相対照度よりも、外縁に位置する発光部の相対照度を大きくする調整手段と;
    前記第1の発光素子と前記第2の発光素子が放出した紫外線を拡散させて被照射物に照射する光学部品と;
    を具備する光源装置。
  2. 前記第1の発光素子及び前記第2の発光素子は、ピーク波長が240nm以上405nm以下の紫外線を放出する請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記拡散板は、ガラスで構成される
    請求項1又は請求項2に記載の光源装置。
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