JP2016066209A - 返信メール作成装置 - Google Patents

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Aya Sato
綾 佐藤
康夫 中富
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康夫 中富
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Tatsuya Yoshino
達也 吉野
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Abstract

【課題】メールによる問合せ対応業務の作業時間を短縮する。【解決手段】返信メール作成装置は、問合せメールを分類するためのメール種別を選択するメール種別選択部2と、返信メールを分類するためのメール目的を選択するメール目的選択部3と、選択されたメール種別に該当し、かつ、選択した問合せメールからキー要素を抽出するキー要素抽出部4と、返信メールを作成する返信メール作成部5と、を備える。返信メール作成部5は、選択されたメール種別、および、選択されたメール目的を用いてメールフォーマットマスタM1を参照することで、返信メールの件名およびフォーマット文を特定し、選択されたメール種別、および、抽出されたキー要素を用いて回答事例マスタM2を参照することで、返信メールの回答事例を特定し、ルールマスタM3を参照することで問合せメールの送信元のメールアドレスを返信メールの宛先として特定する。【選択図】図1

Description

本発明は、所定のサービスをユーザに提供するシステムの稼動維持業務の技術に関する。
稼動維持業務の1つとして、ユーザからの電子メール(以下、「問合せメール」と称する場合がある)による問合せに対して、メール(以下、「返信メール」と称する場合がある)を返信して回答する、という問合せ対応業務がある。従来では、問合せメールがあった場合、人が手動で返信メールの全体を都度作成し、作成した返信メールの内容を都度確認した後(例:宛先の確認、回答内容の妥当性の確認)、返信メールを送信していた。しかし、問合せメールが多数存在する場合、返信メールの作成および確認の作業は、多くの時間を要してしまい、問合せ対応業務の遂行に支障をきたすおそれがあった。
特許文献1には、電子メールを送信する前に、電子メールの宛先および件名に誤りがないか否かを、データベースを参照してチェックすることで、電子メールの誤送信を防ぐ技術が開示されている。しかし、特許文献1には、電子メールの本文をチェックすることについては記載も示唆もない。よって、特許文献1の技術では、人が、ユーザからの問い合わせに対する回答を作成し、その回答の妥当性を確認する必要があり、返信メールの作成および確認の作業に必要な時間を殆ど短縮することができない。
特開2008−83917号公報
このような事情に鑑みて、本発明は、メールによる問合せ対応業務の作業時間を短縮することを課題とする。
前記した課題を解決するため、本発明は、
送信元から送信された問合せメールに対する返信メールを作成する返信メール作成装置であって、
前記問合せメールを分類するためのメール種別ごとに、および、前記返信メールを分類するためのメール目的ごとに、前記返信メールの件名、および、前記返信メールの本文に含まれるフォーマット文を格納するメールフォーマットマスタと、
前記メール種別ごとに、および、前記問合せメールを特徴づける1または複数のキー要素ごとに、前記返信メールの前記フォーマット文に含まれる回答事例を格納する回答事例マスタと、
前記問合せメールの送信元のメールアドレスを前記返信メールの宛先にすることを少なくとも定めている編集ルールを格納するルールマスタと、
入力部からの入力により、前記メール種別を選択するメール種別選択部と、
前記入力部からの入力により、前記メール目的を選択するメール目的選択部と、
前記選択されたメール種別に該当し、かつ、前記入力部から選択した前記問合せメールであるインプットメールから前記キー要素を抽出するキー要素抽出部と、
前記選択されたメール種別、および、前記選択されたメール目的を用いて前記メールフォーマットマスタを参照することで、前記インプットメールに対するアウトプットメールの前記件名および前記フォーマット文を特定し、
前記選択されたメール種別、および、前記抽出されたキー要素を用いて前記回答事例マスタを参照することで、前記アウトプットメールの前記回答事例を特定し、
前記ルールマスタを参照することで前記インプットメールの送信元のメールアドレスを前記アウトプットメールの宛先として特定し、
前記特定した、宛先、件名、フォーマット文、および回答事例を含む前記アウトプットメールを前記返信メールとして作成する返信メール作成部と、を備える、
ことを特徴とする。
このような特徴によって、問合せメールのメール種別およびキー要素に基づいて、最適な回答事例を含む返信メールを自動的に作成することができる。よって、返信メールの作成および確認の作業をほとんど省略することができ、メールによる問合せ対応業務の作業時間を短縮することができる。
本発明によれば、メールによる問合せ対応業務の作業時間を短縮することができる。
本実施形態の返信メール作成装置の機能構成を示す図である。 メールフォーマットマスタのデータ構造を示す図である。 回答事例マスタのデータ構造を示す図である。 回答事例マスタのデータ構造を示す図である(図3Aのつづき)。 ルールマスタのデータ構造を示す図である。 インプットメールの具体例である。 アウトプットメールの具体例である。 修正画面の表示例である。 本実施形態の返信メール作成装置の処理を示すフローチャートである。
≪構成≫
本実施形態の返信メール作成装置は、問合せ対応業務を担当するオペレータが使用するコンピュータであり、問合せ対応業務を実行するシステムと通信可能に接続して動作する。このシステムは、システムが提供するサービスに関する問合せをするユーザの端末(送信元。「送信元端末」と称する場合がある。)からの問合せメールの送受信、および、問合せに対する回答をするオペレータの返信メール作成装置からの返信メールの送受信を制御するメールサーバとして機能する。
なお、返信メール作成装置は、入力部、出力部、制御部、および記憶部といったハードウェアを含む。例えば、制御部がCPU(Central Processing Unit)から構成される場合、その制御部を含むコンピュータによる情報処理は、CPUによるプログラム実行処理で実現する。また、そのコンピュータが含む記憶部は、CPUが指令し、そのコンピュータの機能を実現するためのプログラムを記憶する。これによりソフトウェアとハードウェアの協働が実現される。前記プログラムは、例えば、記録媒体に記録したり、ネットワークを経由したりすることで提供される。
図1に示すように、返信メール作成装置は、メール送受信部1、メール種別選択部2、メール目的選択部3、キー要素抽出部4、返信メール作成部5、修正画面表示制御部6、および回答事例格納部7といった機能部を有する。また、返信メール作成装置は、メールフォーマットマスタM1、回答事例マスタM2、およびルールマスタM3を記憶部に記憶している。
メール送受信部1は、送信元端末が作成した問合せメールを受信するとともに、返信メール作成装置が作成した返信メールを送信元端末に送信する。問合せ対応業務を実行するシステムは、問合せメールについて、所定のメールフォームを送信元端末に提供している。例えば、システムは、メールフォームのWebページを公開し、送信元端末のブラウザからそのWebページを閲覧可能としている。送信元端末のユーザは、そのメールフォームに所定の事項(後記)を記入することで問合せメールを作成する。
メール種別選択部2は、問合せメールの種類を定めるメール種別を選択する。メール種別は、メール送受信部1が受信した問合せメールを分類することができる。メール種別の選択は、入力部からの入力により行うことができる。問合せメールの「種類」とは、例えば、問合せメールに記載されている問合せ内容の主旨とすることができる。
例えば、メール種別が「操作」である問合せメールは、ユーザがサービスを利用する際の操作方法に関する問合せのメールとなる。
また、メール種別が「不具合」である問合せメールは、ユーザがサービスを利用している最中に発生した不具合に関する問合せのメールとなる。
メール目的選択部3は、返信メールの目的を定めるメール目的を選択する。メール目的は、問合せメールに対して作成される返信メールを分類することができる。メール目的の選択は、入力部からの入力により行うことができる。返信メールの「目的」とは、例えば、問合せメールに記載されている問合せ内容に対する返事内容の主旨とすることができる。
例えば、メール目的が「回答」である返信メールは、ユーザからの問合せに対する回答を記したメールとなる。
また、メール目的が「連絡」である返信メールは、ユーザからの問合せの受領確認をユーザに連絡することを記したメールとなる。
キー要素抽出部4は、問合せメールの記載内容を特徴づけるキー要素を抽出する。ここで、キー要素抽出部4の処理対象となる問合せメールは、メール種別選択部2が選択したメール種別に該当する問合せメールとすることができる。問合せメールから、そのメール種別を特定する方法については、後記する。
返信メール作成部5は、メール送受信部1が受信した問合せメールに対する返信メールを自動的に作成する。具体的には、返信メール作成部5は、返信メールの宛先、件名、本文を特定する。これらの特定の詳細については、後記する。
修正画面表示制御部6は、返信メール作成部5が作成した返信メールを、メール送受信部1が送信する前に、オペレータが入力部で修正可能とするための修正画面を表示部に表示させる。修正画面の詳細については、後記する。
回答事例格納部7は、所定の条件下(後記)で、問合せメールの問合せ内容に対する回答内容のサンプルとなる回答事例を、オペレータが入力部で修正したときに、修正した回答事例を回答事例マスタM2に格納する。
[メールフォーマットマスタM1]
メールフォーマットマスタM1は、メール種別ごとに、および、メール目的ごとに、返信メールの件名、および、返信メールの本文に含まれるフォーマット文を格納するデータベースである。
図2に示すように、メールフォーマットマスタM1は、「フォーマットID」、「メール種別」、「メール目的」、「タイトル」、「メールフォーマット文」、「登録年月日」、および「更新年月日」といった項目を有し、返信メールの件名およびフォーマット文の組ごとにレコードが作成される。
「フォーマットID」の項目には、返信メールの件名およびフォーマット文の組を識別するID(IDentifier)が格納される。フォーマットIDは、メールフォーマットマスタM1に対する検索の主キーとなる。
「メール種別」の項目には、メール種別選択部2の選択の対象となるメール種別を示す値が格納される。メール種別は、メールフォーマットマスタM1に対する検索の主キーとなる。
「メール目的」の項目には、メール目的選択部3の選択の対象となるメール目的を示す値が格納される。メール目的は、メールフォーマットマスタM1に対する検索の主キーとなる。
「タイトル」の項目には、返信メールの件名を示す値が格納される。
「メールフォーマット文」の項目には、返信メールの本文を構成するフォーマット文を示す値が格納される。フォーマット文は、主に、あいさつ文などの定型文と、回答事例マスタM2に格納されている回答事例とを含むことができる。ただし、回答事例を含まないフォーマット文があってもよい(例えば、図2のフォーマットIDが「1」のフォーマット文を参照)。回答事例を含むフォーマット文には、そのフォーマット文内に回答事例記載欄(図2の「********回答事例マスタにて設定********」と記載されている領域に相当)が設けられる。
「登録年月日」の項目には、対象のレコードがメールフォーマットマスタM1に作成および登録(格納)された年月日時分秒を示す値が格納される。
「更新年月日」の項目には、対象のレコードが更新された年月日時分秒を示す値が格納される。
[回答事例マスタM2]
回答事例マスタM2は、メール種別ごとに、および、1または複数のキー要素ごとに、返信メールのフォーマット文に含まれる回答事例を格納するデータベースである。
図3(図3Aおよび図3Bの総称)に示すように、回答事例マスタM2は、「回答事例ID」、「メール種別」、「画面ID」、「帳票ID」、「ボタン名」、「メッセージID」、「回答事例」、「利用回数」、「最終利用日」、「登録年月日」、「更新年月日」といった項目を有し、回答事例ごとにレコードが作成される。
「回答事例ID」の項目には、回答事例を識別するIDが格納される。回答事例IDは、回答事例マスタM2に対する検索の主キーとなる。
「メール種別」の項目には、メール種別選択部2の選択の対象となるメール種別を示す値が格納される。
「画面ID」の項目には、送信元端末のユーザが利用するサービスをシステムが提供するために公開しているWebページの画面を識別するIDが格納される。画面IDは、キー要素抽出部4が問合せメールから抽出するキー要素の1つである。
「帳票ID」の項目には、送信元端末のユーザが利用するサービスをシステムが提供するためにWebページ上に公開している帳票データを識別するIDが格納される。帳票IDは、キー要素抽出部4が問合せメールから抽出するキー要素の1つである。
「ボタン名」の項目には、システムが公開しているWebページの画面にて、送信元端末が所定の処理(例:登録、印刷)を指示するために操作可能なボタンの名称(ID)が格納される。ボタン名は、キー要素抽出部4が問合せメールから抽出するキー要素の1つである。
「メッセージID」の項目には、システムが公開しているWebページの画面にて、送信元端末が所定の操作をしたことにより表示するメッセージ(例えば、エラー内容を記載したダイアログ)を識別するIDが格納される。メッセージIDは、キー要素抽出部4が問合せメールから抽出するキー要素の1つである。
「回答事例」の項目には、返信メールのフォーマット文に含まれる回答事例を示す値が格納される。
「利用回数」の項目には、対象のレコードの回答事例が、過去に返信メールの回答事例として利用された回数が格納される。なお、回答事例の「利用」とは、その回答事例を含む返信メールが宛先に実際に送信されたことを意味する。回答事例が利用されると、利用回数がインクリメントされる。
「最終利用日」の項目には、対象のレコードの回答事例が、最後に返信メールの回答事例として利用された年月日時分秒を示す値が格納される。
「登録年月日」の項目には、対象のレコードが回答事例マスタM2に作成および登録(格納)された年月日時分秒を示す値が格納される。
「更新年月日」の項目には、対象のレコードが更新された年月日時分秒を示す値が格納される。
[ルールマスタM3]
ルールマスタM3は、返信メールを編集するための規則を定める編集ルールを格納するデータベースである。
図4に示すように、ルールマスタM3は、「ルールID」、「ルール名」、「編集ルール」、「登録年月日」、「更新年月日」といった項目を有し、編集ルールごとにレコードが作成される。
「ルールID」の項目には、編集ルールを識別するIDが格納される。ルールIDは、ルールマスタM3に対する検索の主キーとなる。
「ルール名」の項目には、編集ルールの名称(ID)が格納される。ルール名は、ルールマスタM3に対する検索の主キーとなる。
「編集ルール」の項目には、編集ルールの内容を示す値(機械語)が格納される。なお、図4中の「※」が付された文言は注釈であり、編集ルールの内容を構成しない。
「登録年月日」の項目には、対象のレコードがルールマスタM3に作成および登録(格納)された年月日時分秒を示す値が格納される。
「更新年月日」の項目には、対象のレコードが更新された年月日時分秒を示す値が格納される。
なお、本実施形態において、ルールマスタM3に格納されているさまざまな編集ルールのうち、問合せメールの送信元端末のメールアドレスを返信メールの宛先とする編集ルールは必須である(図4中のルールID「3」のレコード参照)。
(インプットメールの説明)
返信メール作成装置のオペレータは、返信メールを作成および送信するために、メール送受信部1が受信した、1または複数の未回答の問合せメールから1件の問合せメールを選択する。例えば、返信メール作成装置の表示部は、未回答の問合せメールのリストを画面上に表示しており、オペレータは入力部を操作してリストの中から1件の問合せメールを選択する。この際、メール種別選択部2の機能によって、選択されたメール種別に該当する未回答の問合せメールのみをリストに表示することで、選択可能な問合せメールを絞り込むことができる。リストから選択された1件の問合せメールを「インプットメール」と称する。
図5に示すように、インプットメールは、送信元端末のメールアドレスを示す「送信者」、インプットメールをシステムが受信した時刻を示す「受信時刻」、「メールのタイトル」(件名)、および「本文」から構成される。送信元端末のユーザは、システムが提供する問合せメールのメールフォームに所定の事項を入力部で一通り入力することで問合せメールを作成し、システム宛に送信する。よって、返信メール作成装置が表示するインプットメールの内容は、送信元端末が作成した問合せメールの内容と同じである(説明の便宜上、送信元端末からの問合せメールの送信時刻とインプットメールの受信時刻とは同じとみなす)。
インプットメールの「メールのタイトル」は、当該インプットメールのメール種別を特定するための判断材料となる。例えば、図5に示すように、メールのタイトルが「操作方法に関する質問」である場合、「操作」という語が含まれているので、当該インプットメールのメール種別は「操作」とすることができる。先述した通り、インプットメールの選択の際、メール種別選択部2の機能によって、未回答の問合せメールのリストには、メール種別が「操作」である問合せメール(件名に「操作」という語が含まれている問合せメール)のリストのみを表示することができる。
インプットメールのメールのタイトルは、例えば、送信元端末のユーザが入力部から任意の文字列を入力して決定することができる。また、インプットメールのメールのタイトルは、例えば、システム側で固有の文字列を用意し、ユーザに選択させるようにして決定することもできる。この場合、例えば、システムが提供するメールフォームは、問合せメールの件名をプルダウンメニュー形式で登録する形態をとるとよい。インプットメールのメールのタイトルをシステム側で予め決めておくことにより、そのタイトルが送信元端末のユーザの入力内容に依存しないため、メール種別の特定、およびメール種別を用いたさまざまな処理を容易にすることができる。
インプットメールの本文は、「1 所属」、「2 名前」、「3 連絡先」、「4 画面ID」、「5 帳票ID」、「6 ボタン名」、「7 メッセージID」、「8 問合せ内容」といった項目からなり、各項目には、送信元端末のユーザが入力した値が付加されている。システムが提供する問合せメールのメールフォームには、これらの値の入力欄が設けられており、送信元端末のユーザは、これらの入力欄に所定の値を入力する。
「1 所属」には、送信元端末のユーザの勤務先の部署名が入力されている。
「2 名前」には、送信元端末のユーザの氏名が入力されている。
「3 連絡先」には、送信元端末のユーザと連絡先となる電話番号が入力されている。
「4 画面ID」には、問い合わせの対象となる画面の識別番号が入力されている。入力された画面IDは、回答事例マスタM2の画面IDに対応する。
「5 帳票ID」には、問い合わせの対象となる帳票の識別番号が入力されている。入力された帳票IDは、回答事例マスタM2の帳票IDに対応する。
「6 ボタン名」には、問い合わせの対象となる画面上のボタンの名称が入力されている。入力されたボタン名は、回答事例マスタM2のボタン名に対応する。
「7 メッセージID」には、問い合わせの対象となるメッセージの識別番号が入力されている。入力されたメッセージIDは、回答事例マスタM2のメッセージIDに対応する。
「8 問合せ内容」は、問合せの詳細が入力されている。
(アウトプットメールの説明)
返信メール作成装置は、返信メール作成部5の機能により、オペレータが選択したインプットメールに対するアウトプットメールを、インプットメールを選択した時点で自動的に作成することができる。返信メール作成装置は、作成直後のアウトプットメールを返信メールとして、メール送受信部1の機能によって、宛先(問合せメールを送信した送信元端末)に返信することができる。また、返信メール作成装置は、作成直後のアウトプットメールを入力部からの入力により適宜修正したものを返信メールとして、宛先に返信することができる。
図6に示すように、アウトプットメールは、送信元端末のメールアドレスを示す「宛先」、アウトプットメールを返信メールとして送信した時刻を示す「送信時刻」、「メールのタイトル」(件名)、および「本文」から構成される。アウトプットメールの「送信時刻」は、アウトプットメールが返信メールとして返信されるまでは空欄となる。
アウトプットメールの「宛先」は、ルールマスタM3の「宛先編集」(図4中のルールID「3」のレコード)に基づいて特定される。
アウトプットメールの「メールのタイトル」は、メールフォーマットマスタM1を参照して特定される。つまり、返信メール作成部5は、メール種別選択部2の機能によって選択されたメール種別(例:「操作」)、および、メール目的選択部3の機能によって選択されたメール目的(例:「回答」)を用いてメールフォーマットマスタM1を参照することで、アウトプットメールの「メールのタイトル」を特定する(図2中のフォーマットID「2」のレコードのタイトル)。
アウトプットメールの「本文」には、主に、「問合せ者」、「フォーマット文」、および、「リダイレクト文」が記載されている。返信メール作成部5は、「問合せ者」、「フォーマット文」、および、「リダイレクト文」の記載内容を特定する。
「問合せ者」の記載内容は、ルールマスタM3の「氏名変換」(図4中のルールID「1」のレコード)に基づいて、インプットメール(図5)の「1 所属」の値、および「2 名前」の値から特定される。
「フォーマット文」の記載内容は、メールフォーマットマスタM1を参照して特定される。返信メール作成部5は、メール種別選択部2の機能によって選択されたメール種別(例:「操作」)、および、メール目的選択部3の機能によって選択されたメール目的(例:「回答」)を用いてメールフォーマットマスタM1を参照することで、アウトプットメールの「フォーマット文」を特定する(図2中のフォーマットID「2」のレコードのメールフォーマット文)。
「リダイレクト文」の記載内容は、ルールマスタM3の「リダイレクト」(図4中のルールID「2」のレコード)に基づいて、インプットメール(図5)から特定される。
インプットメールの「受信時刻」(図5)と、アウトプットメールの自動作成時の時刻(システム実行時)との差が所定値以上の場合、ルールマスタM3の「送信時刻判断」の編集ルール(図4中のルールID「4」のレコード)が適用される(前記所定値は、図4中のルールID「4」のレコードの「パラメータファイルで指定した期間」に相当し、例えば、2時間。)。その結果、アウトプットメールの本文中に、前記編集ルールで規定した文言(「回答が遅くなり、申し訳ございません。」)が追加記入される。
もし、返信メール作成部5が特定したフォーマット文内に、回答事例記載欄が存在する場合、回答事例マスタM2を参照して回答事例記載欄に記載される回答事例が特定される。返信メール作成部5は、メール種別選択部2の機能によって選択されたメール種別(例:「操作」)、および、キー要素抽出部4がインプットメールから抽出したキー要素(例:インプットメールの「4 画面ID:画面A」、「5 帳票ID:帳票a」、「6 ボタン名:印刷ボタン」、「7 メッセージID:E−1」)を用いて回答事例マスタM2を参照することで、アウトプットメールの回答事例を特定する。図5に示すインプットメールの記載内容によれば、図6に示すアウトプットメールに使用される回答事例は、図3B中の回答事例ID「11」のレコードの回答事例となる。
(アウトプットメールに使用される回答事例のこと)
返信メール作成部5は、アウトプットメールに使用される回答事例として、メール種別選択部2によって選択されたメール種別が一致し、かつ、キー要素抽出部4によって抽出されたキー要素が一致する個数が最も多い回答事例を採用する。キー要素となる、画面ID、帳票ID、ボタン名、メッセージIDの4種を用いて、インプットメールの記載内容に対する回答事例の最適度を設定することができる。キー要素が一致する個数が多いほど最適度が大きく、回答事例マスタM2に格納されている回答事例として最適であるといえる。図6のアウトプットメールついて、回答事例ID「11」のレコードの回答事例が採用されたのは、4種の画面ID、帳票ID、ボタン名、メッセージIDのすべてがインプットメールの記載内容と一致しているからである。
なお、回答事例マスタM2にて、最適度が最も大きな回答事例が複数存在する場合には、返信メール作成部5は、利用回数(図3参照)が最も多い回答事例を採用する。
また、返信メール作成部5は、回答事例マスタM2から最適度が上位N件の回答事例を回答事例候補として取得しておくこともできる。Nは自然数であり、その値は予め設定することができる。回答事例候補については、後記する。
最適度の具体例について、図3の回答事例マスタM2を参照しながら説明する。
(例1):メール種別選択部2によって選択されたメール種別が「操作」であり、かつ、インプットメールにおいて、「4 画面ID:空白(入力なし)」、「5 帳票ID:空白」、「6 ボタン名:空白」、「7 メッセージID:空白」である場合、アウトプットメールの回答事例として、回答事例ID「3」のレコードの回答事例が採用される。「メール種別」の項目は「操作」で一致しており、「画面ID」、「帳票ID」、「ボタン名」、「メッセージID」の項目の各々は、空白で一致しているからである。
(例2):メール種別選択部2によって選択されたメール種別が「操作」であり、かつ、インプットメールにおいて、「4 画面ID:画面A」、「5 帳票ID:空白」、「6 ボタン名:空白」、「7 メッセージID:空白」である場合、アウトプットメールの回答事例として、回答事例ID「4」のレコードの回答事例が採用される。「メール種別」の項目は「操作」で一致しており、「画面ID」の項目は「画面A」で一致しており、「帳票ID」、「ボタン名」、「メッセージID」の項目の各々は、空白で一致しており、かつ、回答事例ID「5」「6」のレコードの回答事例と比較して、利用回数が最も多いからである。
(例3):メール種別選択部2によって選択されたメール種別が「操作」であり、かつ、インプットメールにおいて、「4 画面ID:画面A」、「5 帳票ID:空白」、「6 ボタン名:登録ボタン」、「7 メッセージID:空白」である場合、アウトプットメールの回答事例として、回答事例ID「7」のレコードの回答事例が採用される。「メール種別」の項目は「操作」で一致しており、「画面ID」および「ボタン名」の項目の各々は、「画面A」および「登録ボタン」で一致しており、「帳票ID」および「メッセージID」の項目の各々は、空白で一致しているからである。
(例4):メール種別選択部2によって選択されたメール種別が「操作」であり、かつ、インプットメールにおいて、「4 画面ID:画面B」、「5 帳票ID:空白」、「6 ボタン名:空白」、「7 メッセージID:空白」である場合、アウトプットメールの回答事例として、回答事例ID「3」のレコードの回答事例が採用される。「メール種別」の項目は「操作」で一致しているが、「画面ID」、「帳票ID」、「ボタン名」、「メッセージID」の項目のすべてについて完全に一致しているレコードが存在せず、「画面ID」以外のキー要素についてはすべて一致している回答事例ID「3」のレコードの回答事例が最も大きな最適度を有しているといえるからである。
(修正画面のこと)
返信メール作成装置は、修正画面表示制御部6の機能により、インプットメールから自動的に作成されたアウトプットメールの記載内容を修正するための修正画面を表示部に表示する。
図7に示すように、修正画面は、インプットメール、および、自動作成されたアウトプットメールを横並びで表示している。オペレータは両メールを見比べながら、入力部を操作してアウトプットメールを修正することができる。修正内容としては、例えば、自動作成されなかった文言の追加および変更、所定の補足事項の追加、不要な文言の削除、誤記の訂正がある。
修正画面表示制御部6は、修正画面の右側に、返信メール作成部5が回答事例マスタM2から取得した、最適度が上位N件の回答事例候補を表示する回答事例候補リストを表示することができる。最適度の大きなものほど上方に配置されるように回答事例候補が表示される(候補1、候補2、候補3、・・・)。回答事例候補の表示形態は、例えば、回答事例が記載されたサムネイル画像とすることができるが、回答事例を特定できさえすれば任意の表示形態でよい。
オペレータは、所望する回答事例候補を入力部で選択し、アウトプットメールの表示欄へドラッグアンドドロップすることで、回答事例を差し替えたアウトプットメールを作成することができる。
返信メール作成装置は、回答事例格納部7の機能により、アウトプットメールの表示欄に表示されている、修正後のアウトプットメール内の回答事例を、回答事例マスタM2に格納することができる。オペレータが、修正画面内の回答事例追加ボタンB1を入力部で押下すると、回答事例格納部7は、修正した回答事例を、メール種別選択部2によって選択されたメール種別と、キー要素抽出部4がインプットメールから抽出したキー要素とに関連付けて回答事例マスタM2に格納する。このとき、回答事例マスタM2にて、新たな回答事例IDが付されたレコードが追加される。また、追加されたレコードについて、「回答事例ID」、「メール種別」、「画面ID」、「帳票ID」、「ボタン名」、「メッセージID」、「回答事例」、「利用回数」、「最終利用日」、「登録年月日」、「更新年月日」といった項目の値が適宜格納される。
オペレータは、次回以降の問合せメールについて回答する際、回答事例格納部7によって回答事例マスタM2に新たに格納された回答事例を、必要に応じて返信メールに使用することができる。
オペレータは、アウトプットメールの修正が完了した場合、送信ボタンB2を押下する。すると、メール送受信部1は、修正後のアウトプットメールを返信メールとしてアウトプットメールに記載された宛先に送信する。これにより、問合せメールに対する回答を果たしたことになる。
≪処理≫
本実施形態の返信メール作成装置の処理について説明する。この処理の主体は、返信メール作成装置の制御部であるが、説明の便宜上、「制御部」という語は省略する。
図8に示すように、返信メール作成装置は、システムの起動時にステップS1から処理を開始する。
ステップS1において、返信メール作成装置は、メール送受信部1の機能により、システムを起動するまでに送信元端末から送信された未開封の問合せメールを受信する。ステップS1の後、ステップS2に進む。
ステップS2において、返信メール作成装置は、メール種別選択部2の機能により、メール種別を入力部で選択するとともに、メール目的選択部3の機能により、メール目的を入力部で選択する。ステップS2の後、ステップS3に進む。
ステップS3において、返信メール作成装置は、返信メール作成部5の機能により、選択されたメール種別、および、選択されたメール目的を用いてメールフォーマットマスタM1を参照することで、インプットメールに対するアウトプットメールのタイトル(件名)およびフォーマット文を特定する。ステップS3の後、ステップS4に進む。
ステップS4において、返信メール作成装置は、入力部からの入力により、未回答の問合せメールのうち、選択したメール種別に該当する問合せメールの1件をインプットメールとして選択する。なお、選択されたインプットメールは、修正画面のインプットメールの入力欄に表示される。ステップS4の後、ステップS5に進む。
ステップS5において、返信メール作成装置は、選択したインプットメールに対して、送信元のメールアドレス(図5の「送信者」に対応)、受信時刻、件名(図5の「メールのタイトル」に対応)、および本文を取得する。このとき、キー要素抽出部4は、インプットメールの本文からキー要素を抽出する。ステップS5の後、ステップS6に進む。
ステップS6において、返信メール作成装置は、返信メール作成部5の機能により、ルールマスタM3の編集ルールに基づいて、選択したインプットメールに対して、アウトプットメールの本文を編集する。ステップS6の後、ステップS7に進む。
ステップS7において、返信メール作成装置は、ステップS3にて特定したフォーマット文内に回答事例記入欄が存在するか否か判定する。存在する場合には(ステップS7でYes)、ステップS8に進み、存在しない場合には(ステップS7でNo)、ステップS9に進む。
ステップS8において、返信メール作成装置は、返信メール作成部5の機能により、選択されたメール種別、および、抽出されたキー要素を用いて回答事例マスタM2を参照して、アウトプットメールの回答事例を特定する。特定される回答事例は、最適度が最も大きな回答事例である。最適度が最も大きな回答事例が複数存在する場合には、回答事例マスタM2の利用回数が最も多い回答事例を特定する。また、最適度の大きな上位N件の回答事例候補を取得しておいてもよい。ステップS8の後、ステップS9に進む。
ステップS9において、返信メール作成装置は、ルールマスタM3の編集ルールに基づいて、インプットメールの送信元のメールアドレスをアウトプットメールの宛先として特定する。ステップS9により、アウトプットメール(修正前)が自動作成される。なお、必要に応じて、インプットメールのリダイレクト文の付加、氏名の編集などもアウトプットメールになされる。ステップS9の後、ステップS10に進む。
ステップS10において、返信メール作成装置は、修正画面表示制御部6の機能により、インプットメールおよびアウトプットメールを横並びにした修正画面を表示部に表示させる。必要に応じて、アウトプットメール内の回答事例の修正、回答事例の差し替えなどの修正がなされる。ステップS10の後、ステップS11に進む。
ステップS11において、返信メール作成装置は、入力部からの入力部により、修正画面内の回答事例追加ボタンB1が押下されたか否かを判定する。押下された場合(ステップS11でYes)、ステップS12に進み、押下されない場合(ステップS12でNo)、ステップS13に進む。
ステップS12において、返信メール作成装置は、回答事例格納部7の機能により、修正した回答事例を回答事例マスタM2に格納する。この際、回答事例マスタM2にて、新たな回答事例IDが付されたレコードが追加され、追加されたレコードについて、修正した回答事例と、選択されたメール種別と、インプットメールから抽出したキー要素(具体的には、「画面ID」、「帳票ID」、「ボタン名」、「メッセージID」)とが関連付けられる。ステップS12の後、ステップS13に進む。
ステップS13において、返信メール作成装置は、メール送受信部1の機能により、修正された、または、修正されなかったアウトプットメールを返信メールとして、問合せメールの送信元端末宛に送信する。ステップS13後、図8の処理を終了する。
≪まとめ≫
本実施形態によれば、問合せメールのメール種別およびキー要素に基づいて、最適な回答事例を含む返信メールを自動的に作成することができる。よって、返信メールの作成および確認の作業をほとんど省略することができ、メールによる問合せ対応業務の作業時間を短縮することができる。
また、宛先の誤送信を防ぐこともできるため、情報漏洩を防止することができる。
また、自動作成されるアウトプットメールの回答事例は、キー要素が最も多く一致する、つまり、最適度が最も大きい回答事例とする。もし、最適度が最も大きい回答事例が複数存在する場合には、利用回数が最も多い回答事例とする。これにより、インプットメールが示す問合せ内容に対して回答内容の妥当性を向上させることができる。
また、修正画面にてインプットメールおよびアウトプットメールをまとめて表示することで、オペレータはインプットメールと比較しながらアウトプットメールを修正することができる。よって、アウトプットメールの作成の利便性を向上させることができる。
また、修正した回答事例を回答事例マスタM2に追加することで、追加した回答事例を次回以降の問合せに対して作成する返信メールに採用することができる。よって、問合せ業務が継続すればするほど、さまざまな問合せに対して最適となる回答事例の種類が増加するので、問合せ対応業務の利便性を向上させることができる。
≪その他≫
(変形例1)
本実施形態では、メールフォーマットマスタM1からフォーマット文を特定するためのメール種別は、オペレータが入力部から選択したメール種別を用いた。しかし、インプットメールの件名に含まれる語を、フォーマット文を特定するためのメール種別とすることもできる。例えば、インプットメールの件名に「操作」が含まれている場合、インプットメールを選択すると、その件名を解析してメール種別を特定し、特定したメール種別をメールフォーマットマスタM1の検索キーとすることができる。
(変形例2)
また、本実施形態では、メールフォーマットマスタM1からフォーマット文を特定するためのメール目的は、オペレータが入力部から選択したメール目的を用いた。しかし、メール目的を「回答」のみにすれば、オペレータが入力部からメール目的を選択する、という処理(図8のステップS2参照)を省略することができる。つまり、システムにて受信したすべてのメールに対して即座に回答する、という方針をとるという意味である。その結果、この変形例2の内容と変形例1の内容を組み合わせれば、メール種別およびメール目的は問合せメールを受信した時点で決定することができる。よって、システム起動時に新たに受信したすべての未開封の問合せメールについて(図8のステップS1参照)、受信した時点で、これらの問合せメールに対する返信メールを一度にすべて作成することができる。本発明は、修正画面表示制御部6によって返信メールを送信する前に修正する機会をオペレータに持たせることができるので、オペレータは、一通り作成された返信メールの内容を即座に確認することができる。
また、本実施形態で説明した種々の技術を適宜組み合わせた技術を実現することもできる。
また、本実施形態で説明したソフトウェアをハードウェアとして実現することもでき、ハードウェアをソフトウェアとして実現することもできる。
その他、ハードウェア、ソフトウェア、フローチャートなどについて、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
1 メール送受信部
2 メール種別選択部
3 メール目的選択部
4 キー要素抽出部
5 返信メール作成部
6 修正画面表示制御部
7 回答事例格納部
M1 メールフォーマットマスタ
M2 回答事例マスタ
M3 ルールマスタ

Claims (4)

  1. 送信元から送信された問合せメールに対する返信メールを作成する返信メール作成装置であって、
    前記問合せメールを分類するためのメール種別ごとに、および、前記返信メールを分類するためのメール目的ごとに、前記返信メールの件名、および、前記返信メールの本文に含まれるフォーマット文を格納するメールフォーマットマスタと、
    前記メール種別ごとに、および、前記問合せメールを特徴づける1または複数のキー要素ごとに、前記返信メールの前記フォーマット文に含まれる回答事例を格納する回答事例マスタと、
    前記問合せメールの送信元のメールアドレスを前記返信メールの宛先にすることを少なくとも定めている編集ルールを格納するルールマスタと、
    入力部からの入力により、前記メール種別を選択するメール種別選択部と、
    前記入力部からの入力により、前記メール目的を選択するメール目的選択部と、
    前記選択されたメール種別に該当し、かつ、前記入力部から選択した前記問合せメールであるインプットメールから前記キー要素を抽出するキー要素抽出部と、
    前記選択されたメール種別、および、前記選択されたメール目的を用いて前記メールフォーマットマスタを参照することで、前記インプットメールに対するアウトプットメールの前記件名および前記フォーマット文を特定し、
    前記選択されたメール種別、および、前記抽出されたキー要素を用いて前記回答事例マスタを参照することで、前記アウトプットメールの前記回答事例を特定し、
    前記ルールマスタを参照することで前記インプットメールの送信元のメールアドレスを前記アウトプットメールの宛先として特定し、
    前記特定した、宛先、件名、フォーマット文、および回答事例を含む前記アウトプットメールを前記返信メールとして作成する返信メール作成部と、を備える、
    ことを特徴とする返信メール作成装置。
  2. 前記返信メール作成部は、
    前記選択されたメール種別が一致し、かつ、前記抽出されたキー要素が一致する個数が最も多い回答事例を前記回答事例マスタから取得し、
    前記取得した回答事例が複数存在する場合には、過去に返信メールの回答事例として利用された回数である利用回数が最も多い回答事例を、前記アウトプットメールの前記回答事例として特定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の返信メール作成装置。
  3. 前記インプットメールおよび前記アウトプットメールを含む修正画面を表示部に表示させる修正画面表示制御部、をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の返信メール作成装置。
  4. 前記特定した回答事例を前記入力部で修正した場合、前記修正した回答事例を、前記選択されたメール種別と、前記インプットメールから抽出したキー要素とに関連付けて前記回答事例マスタに格納する回答事例格納部、をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の返信メール作成装置。
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