JP2016065971A - 帯電装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 - Google Patents

帯電装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】高温高湿環境下で長期保管した場合でも、周期的なスジ状の帯電不良を抑制する帯電装置を提供すること。【解決手段】帯電ロール14と、軸芯100A及び軸芯100Aの外周面に設けられた弾性層100Bを有し、弾性層100Bの圧縮残留歪み率が5%以下であるクリーニングロール100であって、帯電ロール14をクリーニングするクリーニングロール100と、帯電ロールの軸芯14Aを保持する第1軸受け部(例えば、第1軸受け孔112)と、クリーニングロールの軸芯100Aを保持する第2軸受け部(例えば、第2軸受け孔114)とを有する保持部材110と、保持部材110を加圧する加圧部材128と、を備え、第2軸受け孔114の内径D2とクリーニングロールの軸芯100Aの外径D1との差が0.01mm以上0.12mm以下である帯電装置200。【選択図】図4

Description

本発明は、帯電装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置に関する。
近年、電子写真方式の画像形成装置で使用される帯電装置としては、省スペース化、低コスト化の観点から導電性の帯電ロールを直接接触させて像担持体を帯電させる接触帯電方式のものが主体となっている。
例えば、特許文献1には、「回転する被帯電体に圧接して従動回転することにより被帯電体を帯電させる帯電ロールと、前記帯電ロールの表面に圧接して前記帯電ロールをクリーニングするクリーニング部材と、前記帯電ロールを支持して前記帯電ロールを前記被帯電体に圧接させるための第1受け部と前記クリーニング部材を支持してクリーニング部材を前記帯電ロールに圧接させるための第2受け部とが形成された単一構成の保持部材と、前記保持部材を前記被帯電体側へ付勢して前記帯電ロールを被帯電体に圧接させる付勢手段と、を備え、前記第1受け部及び前記第2受け部の少なくとも一方が、第1受け部側では前記帯電ロールに対して前記被帯電体への圧接方向に自由度を与える形状とされ、第2受け部側では前記クリーニング部材に対して前記帯電ロールへの圧接方向に自由度を与える形状とされていることを特徴とする画像形成装置。」が提案されている。
特開2010−049290号公報
本発明の課題は、高温高湿環境下で長期保管した場合でも、周期的なスジ状の帯電不良を抑制する帯電装置を提供することである。
上記課題は、以下の手段により解決される。即ち、
請求項1に係る発明は、
被帯電体に接触して回転することにより、被帯電体を帯電させる帯電ロールと、
軸芯及び前記軸芯の外周面に設けられた弾性層を有し、前記弾性層の圧縮残留歪み率が5%以下であるクリーニングロールであって、前記帯電ロールに接触して回転することにより、前記帯電ロールをクリーニングするクリーニングロールと、
前記帯電ロールの軸芯を保持する第1軸受け部と、前記クリーニングロールの軸芯を保持する第2軸受け部とを有する保持部材と、
前記保持部材を加圧することにより、前記帯電ロールを前記被帯電体に接触させ、且つ前記クリーニングロールを前記帯電ロールに接触させる加圧部材と、
を備え、
前記第2軸受け部の内径と前記クリーニングロールの軸芯の外径との差が0.01mm以上0.12mm以下である帯電装置である。
請求項2に係る発明は、
前記クリーニングロールの弾性層は、ポリウレタン発泡層である請求項1に記載の帯電装置である。
請求項3に係る発明は、
前記クリーニングロールは、前記帯電ロールに従動回転するロールである請求項1又は請求項2に記載の帯電装置である。
請求項4に係る発明は、
前記帯電ロールに対する前記クリーニングロールの食い込み量は、0.2mm以上1.2mm以下である請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の帯電装置である。
請求項5に係る発明は、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の帯電装置を備え、
画像形成装置に着脱されるプロセスカートリッジである。
請求項6に係る発明は、
被帯電体と、
前記被帯電体の表面を帯電させる帯電手段であって、請求項1〜4の何れか1項に記載の帯電装置を有する帯電手段と、
帯電した前記被帯電体の表面に静電荷像を形成する静電荷像形成手段と、
前記被帯電体の表面に形成された静電荷像をトナー画像として現像する現像手段と、
前記被帯電体の表面に形成されたトナー画像を記録媒体の表面に転写する転写手段と、
前記記録媒体の表面に転写されたトナー画像を定着する定着手段と、
を備える画像形成装置である。
請求項1、2、又は3に係る発明によれば、クリーニングロールの弾性層の圧縮残留歪み率が5%超えの場合、又はクリーニングロールの軸芯を保持する第2軸受け部の内径とクリーニングロールの軸芯の外径との差が0.12mm超えの場合に比べ、高温高湿環境下で長期保管した場合でも、周期的なスジ状の帯電不良を抑制する帯電装置が提供される。
請求項4に係る発明によれば、帯電ロールに対するクリーニングロールの食い込み量が、1.2mm超えの場合に比べ、高温高湿環境下で長期保管した場合でも、被帯電体の表面にスジ状の固着物が生成されることを抑制する帯電装置が提供される。
請求項5、6に係る発明によれば、クリーニングロールの弾性層の圧縮残留歪み率が5%超えの場合、又はクリーニングロールの軸芯を保持する第2軸受け部の内径とクリーニングロールの軸芯の外径との差が0.12mm超えの帯電装置を適用した場合に比べ、高温高湿環境下で長期保管した場合でも、周期的なスジ状の帯電不良を抑制するプロセスカートリッジ、又は画像形成装置が提供される。
本実施形態に係る画像形成装置の一例を示す概略構成図である。 本実施形態に係るプロセスカートリッジの一例を示す断面側面図である。 本実施形態に係る帯電ロールの軸芯、及びクリーニングロールの軸芯が保持部材に保持された状態の帯電装置を示す斜視図である。 図3の拡大側面図である。
以下、本実施形態に係る画像形成装置について説明する。
<画像形成装置>
本実施形態に係る画像形成装置は、像保持体(被帯電体の一例)と、像保持体の表面を帯電する帯電手段と、帯電した像保持体の表面に静電荷像を形成する静電荷像形成手段と、像保持体の表面に形成された静電荷像をトナー画像として現像する現像手段と、像保持体の表面に形成されたトナー画像を記録媒体の表面に転写する転写手段と、記録媒体の表面に転写されたトナー画像を定着する定着手段と、を備える。そして、帯電手段として、本実施形態に係る帯電装置が適用される。
本実施形態に係る画像形成装置は、像保持体の表面に形成されたトナー画像を直接記録媒体に転写する直接転写方式の装置;像保持体の表面に形成されたトナー画像を中間転写体の表面に一次転写し、中間転写体の表面に転写されたトナー画像を記録媒体の表面に二次転写する中間転写方式の装置;トナー画像の転写後、帯電前の像保持体の表面をクリーニングするクリーニング手段を備えた装置;トナー画像の転写後、帯電前に像保持体の表面に除電光を照射して除電する除電手段を備える装置等の周知の画像形成装置が適用される。
中間転写方式の装置の場合、転写手段は、例えば、表面にトナー画像が転写される中間転写体と、像保持体の表面に形成されたトナー画像を中間転写体の表面に一次転写する一次転写手段と、中間転写体の表面に転写されたトナー画像を記録媒体の表面に二次転写する二次転写手段と、を有する構成が適用される。
なお、本実施形態に係る画像形成装置において、例えば、帯電手段を含む部分が、画像形成装置に対して脱着されるカートリッジ構造(プロセスカートリッジ)であってもよい。プロセスカートリッジとしては、例えば、帯電手段として、本実施形態に係る帯電装置を備えるプロセスカートリッジ(図2参照)が用いられる。
以下、本実施形態に係る画像形成装置の一例を示すが、これに限定されるわけではない。なお、図に示す主要部を説明し、その他はその説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。
図1に示す画像形成装置は、色分解された画像データに基づくイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像を出力する電子写真方式の第1乃至第4の画像形成ユニット10Y、10M、10C、10K(画像形成手段)を備えている。これらの画像形成ユニット(以下、単に「ユニット」と称する場合がある)10Y、10M、10C、10Kは、水平方向に互いに予め定められた距離離間して並設されている。なお、これらユニット10Y、10M、10C、10Kは、画像形成装置に対して脱着するプロセスカートリッジであってもよい。
各ユニット10Y、10M、10C、10Kの図面における上方には、中間転写体としての中間転写ベルト20が設けられている。中間転写ベルト20は、図における左から右方向に互いに離間して配置された駆動ロール22及び中間転写ベルト20内面に接する支持ロール24に巻きつけて設けられ、第1のユニット10Yから第4のユニット10Kに向う方向に走行されるようになっている。なお、支持ロール24は、図示しないバネ等により駆動ロール22から離れる方向に力が加えられており、両者に巻きつけられた中間転写ベルト20に張力が与えられている。また、中間転写ベルト20の像保持体側面には、駆動ロール22と対向して中間転写体クリーニング装置30が備えられている。
また、各ユニット10Y、10M、10C、10Kの現像装置(現像手段)4Y、4M、4C、4Kのそれぞれには、トナーカートリッジ8Y、8M、8C、8Kに収められたイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナーを含むトナーの供給がなされる。
第1乃至第4のユニット10Y、10M、10C、10Kは、同等の構成を有しているため、ここでは中間転写ベルト走行方向の上流側に配設されたイエロー画像を形成する第1のユニット10Yについて代表して説明する。なお、第1のユニット10Yと同等の部分に、イエロー(Y)の代わりに、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)を付した参照符号を付すことにより、第2乃至第4のユニット10M、10C、10Kの説明を省略する。
第1のユニット10Yは、像保持体として作用する感光体1Yを有している。感光体1Yの周囲には、感光体1Yの表面を予め定められた電位に帯電させる帯電装置2Y、帯電された表面を色分解された画像信号に基づくレーザ光線3Yによって露光して静電荷像を形成する露光装置(静電荷像形成手段の一例)3、静電荷像に帯電したトナーを供給して静電荷像を現像する現像装置(現像手段の一例)4Y、現像したトナー画像を中間転写ベルト20上に転写する一次転写ロール5Y(一次転写手段の一例)、及び一次転写後に感光体1Yの表面に残存するトナーを除去する感光体クリーニング装置(クリーニング手段の一例)6Yが順に配置されている。
なお、一次転写ロール5Yは、中間転写ベルト20の内側に配置され、感光体1Yに対向した位置に設けられている。更に、各一次転写ロール5Y、5M、5C、5Kには、一次転写バイアスを印加するバイアス電源(図示せず)がそれぞれ接続されている。各バイアス電源は、図示しない制御部による制御によって、各一次転写ロールに印加する転写バイアスを可変する。
以下、第1ユニット10Yにおいてイエロー画像を形成する動作について説明する。
まず、動作に先立って、帯電装置2Yによって感光体1Yの表面が−600V乃至−800Vの電位に帯電される。
ここで、感光体1Yの表面を帯電させる帯電装置2Yは、図1には図示しないが、帯電ロールと、帯電ロールをクリーニングするクリーニングロールと、を有している。さらに帯電装置2Yは、帯電ロールの軸芯及びクリーニングロールの軸芯を保持する保持部材と、保持部材を加圧する加圧部材と、を有している。詳細は後述する。
感光体1Yは、導電性(例えば20℃における体積抵抗率:1×10−6Ωcm以下)の基体上に感光層を積層して形成されている。この感光層は、通常は高抵抗(一般の樹脂の抵抗)であるが、レーザ光線3Yが照射されると、レーザ光線が照射された部分の抵抗が変化する性質を持っている。そこで、帯電した感光体1Yの表面に、図示しない制御部から送られてくるイエロー用の画像データに従って、露光装置3を介してレーザ光線3Yを出力する。レーザ光線3Yは、感光体1Yの表面の感光層に照射され、それにより、イエロー画像パターンの静電荷像が感光体1Yの表面に形成される。
静電荷像とは、帯電によって感光体1Yの表面に形成される像であり、レーザ光線3Yによって、感光層の被照射部分の抵抗が低下し、感光体1Yの表面の帯電した電荷が流れ、一方、レーザ光線3Yが照射されなかった部分の電荷が残留することによって形成される、いわゆるネガ潜像である。
感光体1Y上に形成された静電荷像は、感光体1Yの走行に従って予め定められた現像位置まで回転される。そして、この現像位置で、感光体1Y上の静電荷像が、現像装置4Yによってトナー画像として可視像(現像像)化される。
現像装置4Y内には、例えば、少なくともイエロートナーとキャリアとを含む静電荷像現像剤が収容されている。イエロートナーは、現像装置4Yの内部で攪拌されることで摩擦帯電し、感光体1Y上に帯電した帯電荷と同極性(負極性)の電荷を有して現像剤ロール(現像剤保持体の一例)上に保持されている。そして感光体1Yの表面が現像装置4Yを通過していくことにより、感光体1Y表面上の除電された潜像部にイエロートナーが静電的に付着し、潜像がイエロートナーによって現像される。イエローのトナー画像が形成された感光体1Yは、引続き予め定められた速度で走行され、感光体1Y上に現像されたトナー画像が予め定められた一次転写位置へ搬送される。
感光体1Y上のイエロートナー画像が一次転写へ搬送されると、一次転写ロール5Yに一次転写バイアスが印加され、感光体1Yから一次転写ロール5Yに向う静電気力がトナー画像に作用され、感光体1Y上のトナー画像が中間転写ベルト20上に転写される。このとき印加される転写バイアスは、トナーの極性(−)と逆極性の(+)極性であり、例えば第1ユニット10Yでは制御部に(図示せず)よって+10μAに制御されている。
一方、感光体1Y上に残留したトナーは感光体クリーニング装置6Yで除去されて回収される。
また、第2のユニット10M以降の一次転写ロール5M、5C、5Kに印加される一次転写バイアスも、第1のユニットに準じて制御されている。
こうして、第1のユニット10Yにてイエロートナー画像の転写された中間転写ベルト20は、第2乃至第4のユニット10M、10C、10Kを通して順次搬送され、各色のトナー画像が重ねられて多重転写される。
第1乃至第4のユニットを通して4色のトナー画像が多重転写された中間転写ベルト20は、中間転写ベルト20と中間転写ベルト内面に接する支持ロール24と中間転写ベルト20の像保持面側に配置された二次転写ロール(二次転写手段の一例)26とから構成された二次転写部へと至る。一方、記録紙(記録媒体の一例)Pが供給機構を介して二次転写ロール26と中間転写ベルト20とが接触した隙間に予め定められたタイミングで給紙され、二次転写バイアスが支持ロール24に印加される。このとき印加される転写バイアスは、トナーの極性(−)と同極性の(−)極性であり、中間転写ベルト20から記録紙Pに向う静電気力がトナー画像に作用され、中間転写ベルト20上のトナー画像が記録紙P上に転写される。なお、この際の二次転写バイアスは二次転写部の抵抗を検出する抵抗検出手段(図示せず)により検出された抵抗に応じて決定されるものであり、電圧制御されている。
この後、記録紙Pは定着装置(定着手段の一例)28における一対の定着ロールの圧接部(ニップ部)へと送り込まれトナー画像が記録紙P上へ定着され、定着画像が形成される。
トナー画像を転写する記録紙Pとしては、例えば、電子写真方式の複写機、プリンター等に使用される普通紙が挙げられる。記録媒体は記録紙P以外にも、OHPシート等も挙げられる。
定着後における画像表面の平滑性をさらに向上させるには、記録紙Pの表面も平滑が好ましく、例えば、普通紙の表面を樹脂等でコーティングしたコート紙、印刷用のアート紙等が好適に使用される。
カラー画像の定着が完了した記録紙Pは、排出部へ向けて搬出され、一連のカラー画像形成動作が終了される。
以下、本実施形態に係るプロセスカートリッジ、帯電装置について、図2〜図4を参照しながら説明する。
<プロセスカートリッジ、帯電装置>
図2に示すように、プロセスカートリッジ300は、帯電手段として、本実施形態に係る帯電装置200と、感光体12(被帯電体の一例)と、単一の筐体120とを備えている。プロセスカートリッジ300には、帯電装置200と感光体12が単一の筐体120に組み付けられて筐体120内に収容されている。
本実施形態に係るプロセスカートリッジ300は、例えば、図1の画像形成装置に対し、図示しない取付手段により脱着可能に取り付けられる。
帯電装置200は、感光体12に接触して回転することにより、感光体12を帯電させる帯電ロール14と、帯電ロール14に接触して回転することにより、帯電ロール14をクリーニングするクリーニングロール100と、帯電ロールの軸芯14A及びクリーニングロールの軸芯100Aを保持する保持部材110と、保持部材110を加圧することにより、帯電ロール14を感光体12に接触させ、且つクリーニングロール100を帯電ロール14に接触させる加圧部材128と、を有する。
保持部材110は、図3、図4に示すように、帯電ロールの軸芯14Aを保持する第1軸受け孔112(第1軸受け部の一例)と、クリーニングロールの軸芯100Aを保持する第2軸受け孔114(第2軸受け部の一例)とを有する。
クリーニングロール100は、軸芯100A及び軸芯100Aの外周面に設けられた弾性層100Bを有し、弾性層100Bの圧縮残留歪み率は5%以下である。また、クリーニングロールの軸芯100Aを保持する第2軸受け孔114の内径とクリーニングロールの軸芯100Aの外径との差は0.01mm以上0.12mm以下である。
上記構成を有する帯電装置200では、加圧部材128により保持部材110が感光体12側へ加圧され、感光体12が回転駆動されると、帯電ロール14は感光体12に接触しながら回転し、クリーニングロール100は帯電ロール14に接触しながら回転する。
ここで、従来の帯電装置では、クリーニングロール100の回転を阻害しないことを目的として、保持部材110において、クリーニングロールの軸芯100Aを保持する第2軸受け孔114とクリーニングロールの軸芯100Aとの嵌め合わせを緩く設計していた。具体的には、クリーニングロールの軸芯100Aが自由度を有するように、第2軸受け孔114の内径を、クリーニングロールの軸芯100Aの外径よりも過度に大きく設計していた。しかしながら、この設計では、クリーニングロール100の回転に対し、その軸芯100Aが帯電ロール14の接触方向へ動いてしまい、クリーニングロール100と帯電ロール14との間の相対位置が変動してしまう。これにより、クリーニングロール100の回転に対し、クリーニングロール100の帯電ロール14に対する加圧力が変動し、帯電ロール14の感光体12に対する加圧力も変動する。この結果、帯電ロール14と感光体12とのニップ形成が安定せず、帯電ロール14による感光体12への帯電が不均一になり、周期的なスジ状の帯電不良が発生する。
そこで、本実施形態に係る帯電装置200は、クリーニングロールの軸芯100Aを保持する第2軸受け孔114とクリーニングロールの軸芯100Aとの嵌め合わせをきつく設計する。具体的には、第2軸受け孔114の内径と、クリーニングロールの軸芯100Aの外径との差を、0.01mm以上0.12mm以下とする。これにより、帯電ロール14の接触方向へのクリーニングロールの軸芯100Aの動きが抑えられ、クリーニングロール100と帯電ロール14との間の相対位置の変動が抑制される。
一方で、第2軸受け孔114とクリーニングロールの軸芯100Aとの嵌め合わせをきつく設計すると、クリーニングロール100が帯電ロール14に接触され続けることにより、高温高湿度環境下(例えば、45℃/95%RH)で長期保管(例えば、1か月)した場合にクリーニングロール100に歪みが生じやすくなる。クリーニングロール100に歪みが生じると、上述したクリーニングロール100と帯電ロール14との間の相対位置が変動した場合と同様に、クリーニングロール100の帯電ロール14に対する加圧力の変動が生じることになる。
そこで、本実施形態に係る帯電装置200では、第2軸受け孔114の内径と、クリーニングロールの軸芯100Aの外径との差を上記範囲とした上で、さらにクリーニングロール100の弾性層の圧縮残留歪み率を5%以下にする。これにより、高温高湿度環境下で長期保管した場合でも、クリーニングロール100の歪みの発生が抑制され、クリーニングロール100の帯電ロール14に対する加圧力の変動が抑制される。この結果、帯電ロール14の感光体12に対する加圧力の変動も抑制され、帯電ロール14と感光体12との間のニップ形成が安定に行われ、帯電ロール14による感光体12への帯電の均一性が保持されやすくなる。
以上のことから、本実施形態に係る帯電装置200によれば、高温高湿環境下で長期保管した場合でも、帯電ロール14による感光体12への帯電の均一性が保持されやすくなり、周期的なスジ状の帯電不良が抑制されることになる。
また、高温高湿環境下で長期保管した場合でも、周期的なスジ状の帯電不良が抑制されることから、帯電装置200の長寿命化も実現される。
以下、上記帯電装置200を備えるプロセスカートリッジ300について、さらに図2を参照しながら説明する。
帯電装置200が収納されている筐体120には、本体部122における帯電ロール14及びクリーニングロール100の軸方向両端部(図2の左右の側端部)に、一対の保持部材110が取り付けられる一対の取付部124が一体的に設けられている。
取付部124には、取付部124の延び出た方向(帯電ロール及びクリーニングロールの軸方向と交差する方向)に沿った案内溝126が形成されている。保持部材110は、この案内溝126に嵌め込まれてその先端側に配置されており、案内溝126に案内されて取付部124の延び出た方向(帯電ロール及びクリーニングロールの軸方向と交差する方向)に沿って摺動可能とされている。
一対の取付部124の外側面側は厚肉とされて先端側が延び出されており、その先端部に、感光体12を保持する一対の軸受け部132が設けられている。この一対の軸受け部132には、軸受け孔134が同軸的に形成されており、感光体12は、軸芯12Aの端部が軸受け孔134に回転自在に挿入されて、帯電ロール14及びクリーニングロール100と共に単一の筐体120に組み付けられている。なお、筐体120は、単一(一体)に形成されていなくてもよく、少なくとも保持部材110を支持できる部材であればよい。
案内溝126内の基端側には、加圧部材128(例えば、圧縮コイルばね)が設けられている。この加圧部材128の加圧力(例えば、ばね力)により、保持部材110を感光体12側へ加圧した状態(矢印15の方向)にすると、帯電ロール14は感光体12に押圧された状態で接触し、クリーニングロール100は帯電ロール14に押圧された状態で接触する。
なお、プロセスカートリッジ300は、上記構成に限られず、本実施形態に係る帯電装置200を備えていればよい。具体的には、その他、必要に応じて、例えば、像保持体(例えば、感光体)、現像手段、静電荷像形成手段、及び転写手段等のその他手段から選択される少なくとも一つと、を備える構成であってもよい。
次に、帯電ロールの軸芯14A、及びクリーニングロールの軸芯100Aが保持部材110に保持された状態についてより詳細に説明する。
図3、図4に示すように、帯電ロール14とクリーニングロール100は、予め定められた食い込み量で接触して配置されている。帯電ロール14は、その軸芯14Aの外周面に帯電層14Bを有し、軸芯14Aの端部は保持部材110に保持されている。クリーニングロール100は、その軸芯100Aの外周面に弾性層100Bを有し、軸芯100Aの端部は保持部材110に保持されている。また、保持部材110の感光体12と反対側には、保持部材110を感光体12側に加圧する加圧部材128が配置されている。
保持部材110には、長手方向(図3の上下方向)に沿って予め定められた間隔で配置された第1軸受け孔112、及び第2軸受け孔114が形成されている。第1軸受け孔112には、帯電ロールの軸芯14Aの端部が回転自在に挿入され、第2軸受け孔114には、クリーニングロールの軸芯100Aの端部が回転自在に挿入される。つまり、軸芯を保持するとは、軸芯を軸受け部(例えば、軸受け孔)に挿入等することにより、軸芯を回転自在に保持することを意味する。
本実施形態では、クリーニングロールの軸芯100Aを保持する第2軸受け孔114とクリーニングロールの軸芯100Aとの嵌め合わせをきつく設計している。具体的には、クリーニングロールの軸芯100Aを保持する第2軸受け孔114の内径D2(以下、単に「第2軸受け孔114の内径D2」称する場合がある)とクリーニングロールの軸芯100Aの外径D1(以下、単に「軸芯100Aの外径D1」称する場合がある)との差を、0.01mm以上0.12mm以下、好ましくは0.01mm以上0.08mm以下、より好ましくは0.04mm以上0.08mm以下としている。第2軸受け孔114の内径D2と軸芯100Aの外径D1との差を0.01mm以上0.12mm以下とすることにより、クリーニングロール100の回転に対し、クリーニングロール100と帯電ロール14との間の相対位置の変動が抑制され、クリーニングロール100の帯電ロール14に対する加圧力の変動が抑制される。また、第2軸受け孔114の内径D2と軸芯100Aの外径D1との差を0.01mm以上とすることにより、感光体の表面にスジ状の固着物が生成されることが抑制される。
ここで、第2軸受け孔114が楕円形状等の形状である場合、第2軸受け孔114の内径D2の最小径と軸芯100Aの外径D1との差(最小差)が0.01mm以上であり、且つ第2軸受け孔114の内径D2の最大径と軸芯100Aの外径D1との差(最大差)が0.12mm以下であれば、上記差の範囲に含まれるものとする。
なお、帯電ロール14と感光体12はバネにより一定の相対位置に調整されているが、帯電ロールの軸芯14Aを保持する第1軸受け孔112の内径と帯電ロールの軸芯14Aの外径との差は、帯電ロール14と感光体12との間の相対位置の変動を抑制する観点から、例えば、0.01mm以上0.15mm以下、好ましくは0.02mm以上0.1mm以下である。
本実施形態に係る帯電装置200では、加圧部材128により、保持部材110が感光体12側へ加圧されると(矢印15の方向)、クリーニングロール100は帯電ロール14に接触して予め定められた荷重で加圧され、弾性層100Bは帯電ロール14の外周面に沿って弾性変形してニップ部101を形成する。また、帯電ロール14は感光体12に接触して予め定められた荷重で加圧され、帯電層14Bは感光体12の外周面に沿って弾性変形してニップ部102を形成する。そして、感光体12が、図示しないモータによって矢印16の方向に回転駆動されると、感光体12の回転により帯電ロール14は矢印17の方向に従動回転して感光体12を帯電させ、さらに帯電ロール14の回転によりクリーニングロール100が矢印18の方向に従動回転して帯電ロール14をクリーニングする。
なお、帯電ロール14及びクリーニングロール100は、トナー外添剤の被覆(フィルミング)の観点から、従動回転させることが好ましいが、これに限定されず、それぞれ独立して回転させてもよい。
次に、帯電装置200の各構成について説明する。なお、符号は省略して説明する。
(帯電ロール)
帯電ロールは、例えば、軸芯と、帯電層とを有する。帯電層は、感光体(被帯電体の一例)に帯電を付与する層であり、例えば、軸芯の外周面に設けられた導電性弾性層と、導電性弾性層の外周面上に設けられた導電性表面層(以下「表面層」と称する場合がある)と、を有する。軸芯と導電性弾性層との間は、例えば、接着層(不図示)が設けられている。
但し、本実施形態に係る帯電ロールは、上記層構成に限られず、例えば、軸芯と導電性弾性層との間に中間層を設けた構成、又は導電性弾性層と表面層との間に抵抗調整層若しくは移行防止層を設けた構成であってもよい。また、表面層は設けなくてもよい。
なお、本明細書において導電性とは、20℃における体積抵抗率が1×1013Ωcm未満であることを意味する。
−軸芯−
軸芯は、帯電ロールの電極および支持部材として機能するものであり、例えば、導電性軸芯が適用される。軸芯の材質としては鉄(快削鋼等),銅,真鍮,ステンレス,アルミニウム,ニッケル等の金属又は合金;クロム、ニッケル等で鍍金処理を施した鉄;等が挙げられる。導電性軸芯としては、外周面にメッキ処理を施した部材(例えば樹脂、セラミック部材)、導電剤が分散された部材(例えば樹脂、セラミック部材)等も挙げられる。軸芯は、中空状の部材(筒状部材)であってもよし、非中空状の部材であってもよい。
−接着層−
接着層の材質としては、軸芯と導電性弾性層とを接着し、導電性を有する組成物である公知の接着剤が挙げられる。この接着剤としては、例えば、電子導電剤を含有する樹脂組成物、導電性樹脂を含む樹脂組成物が挙げられる。
−導電性弾性層−
導電性弾性層は、弾性材料と、導電剤と、を含む。導電性弾性層は、必要に応じて、その他の添加剤を含んでもよい。なお、導電性弾性層は、抵抗調整層を兼ねていることがよい。
弾性材料としては、例えば、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、エピクロルヒドリンゴム、ブチルゴム、ウレタンゴム、シリコ−ンゴム、フッ素ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ブタジエンゴム、ニトリルゴム、エチレンプロピレンゴム、エピクロロヒドリン−エチレンオキサイド共重合ゴム、エピクロルヒドリン−エチレンオキサイド−アリルグリシジルエ−テル共重合ゴム、エチレン−プロピレン−ジエン共重合ゴム、アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム、天然ゴム、これらを混合したゴム等が挙げられる。
これらの弾性材料の中でも、シリコ−ンゴム、エチレンプロピレンゴム、エピクロロヒドリン−エチレンオキサイド共重合ゴム、エピクロルヒドリン−エチレンオキサイド−アリルグリシジルエーテル共重合ゴム、これらを混合したゴムが好ましい。
ゴム材料は、発泡したものであっても無発泡のものであってもよい。
導電剤としては、電子導電性物質、イオン導電性物質が挙げられる。
電子導電性物質としては、例えば、ケッチェンブラック、アセチレンブラック等のカーボンブラック、熱分解カーボン、グラファイト、亜鉛、アルミニウム、銅、鉄、ニッケル、クロム、チタニウム等の金属、ZnO−Al、SnO−Sb、In−SnO、ZnO−TiO、MgO−Al、FeO−TiO、TiO、SnO、Sb、In、ZnO、MgO等の公知の金属酸化物が挙げられる。
イオン導電性物質としては、例えば、四級アンモニウム塩、アルカリ金属の過塩素酸塩、アルカリ土類金属の過塩素酸塩等の公知の塩が挙げられる。
これらの導電剤は、1種単独で使用してもよいし、2種以上併用してもよい。
導電剤の含有量は、導電性弾性層の目的とする特性が得られる範囲内であれば、特に制限はない。
具体的には、電子導電性物質の場合、導電剤の含有量は、弾性材料100質量部に対して、1質量部以上90質量部以下であることが好ましい。
一方、イオン導電性物質の場合、導電剤の含有量は、弾性材料100質量部に対して、0.01質量部以上10質量部以下であることが好ましい。
導電性弾性層におけるその他の添加剤としては、軟化剤、可塑剤、加硫剤、加硫促進剤、酸化防止剤、界面活性剤、カップリング剤等の周知の添加剤が挙げられる。
導電性弾性層の体積抵抗率は、例えば、導電性弾性層が抵抗調整層を兼ねる場合、例えば、10Ωcm以上1014Ωcm以下がよく、好ましくは10Ωcm以上1012Ωcm以下、より好ましくは10Ωcm以上1012Ωcm以下である。
導電性弾性層の体積抵抗率は、次に示す方法により測定された値である。導電性弾性層からシート状の測定試料を採取し、その測定試料に対し、JIS−K−6911(1995)に従って、測定治具(R12702A/Bレジスティビティ・チェンバ:アドバンテスト社製)と高抵抗測定器(R8340Aデジタル高抵抗/微小電流計:アドバンテスト社製)とを用い、電場(印加電圧/組成物シート厚)が1000V/cmになるよう調節した電圧を30秒印加した後、その流れる電流値より、下記式を用いて算出する。
体積抵抗率(Ωcm)=(19.63×印加電圧(V))/(電流値(A)×測定試料厚(cm))
導電性弾性層の厚みは、帯電ロールを適用する装置によって異なるが、例えば、1mm以上10mm以下が好ましく、2mm以上5mm以下がより好ましい。
導電性弾性層の厚みは、次に示す方法により測定された値である。導電性弾性層(帯電ロール)の軸方向両端20mm位置及び中央部の3か所を片刃ナイフで切り取り、切り取った試料の断面を5から50倍の厚みに応じて適切な倍率で観察して、膜厚を測定してその平均値とした。測定装置は、キーエンス社製、デジタルマイクロスコープVHX−200を用いる。
−表面層−
表面層は、例えば、樹脂と、必要に応じて、その他の添加剤と、を含む。
樹脂としては、例えば、アクリル樹脂、フッ素変性アクリル樹脂、シリコーン変性アクリル樹脂、セルロース樹脂、ポリアミド樹脂、共重合ナイロン、ポリウレタン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、セルロース樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、エチレンテトラフルオロエチレン樹脂、メラミン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリビニル樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリチオフェン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、フッ素樹脂(ポリフッ化ビニリデン樹脂、4フッ化エチレン樹脂、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)等)が挙げられる。また、樹脂は、硬化性樹脂を硬化剤若しくは触媒により硬化又は架橋したものが好ましい。
表面層におけるその他の添加剤としては、例えば、導電剤、充填剤(例えば、多孔質樹脂粒子)、硬化剤、加硫剤、加硫促進剤、酸化防止剤、界面活性剤、カップリング剤等の通常表面層に添加され得る周知の添加剤が挙げられる。また、その他の添加剤には、シリコーンオイルも含まれる。
表面層の体積抵抗率は、例えば、10Ωcm以上1014Ωcm以下がよく、好ましくは10Ωcm以上1012Ωcm以下、より好ましくは10Ωcm以上1012Ωcm以下がよい。
表面層の体積抵抗率は、次に示す方法により測定された値である。表面層をアルミやステンレス等の金属の平板又は体積抵抗が10Ωcm以下のシート状のゴム材等に塗布し、測定試料を得る。その測定試料に対し、JIS−K−6911(1995)に従って、測定治具(R12702A/Bレジスティビティ・チェンバ:アドバンテスト社製)と高抵抗測定器(R8340Aデジタル高抵抗/微小電流計:アドバンテスト社製)とを用い、電場(印加電圧/組成物シート厚)が1000V/cmになるよう調節した電圧を30秒印加した後、その流れる電流値より、下記式を用いて算出する。
体積抵抗率(Ωcm)=(19.63×印加電圧(V))/(電流値(A)×測定試料膜厚(cm))
表面層の表面粗さRzは、帯電ロールによる感光体への帯電の均一性を確保する観点、感光体へのトナー、トナー外添剤の被覆(フィルミング)を抑制する観点から、2μm以上10μm以下がよく、好ましくは3μm以上8μm以下、より好ましくは3μm以上6μm以下である。
表面層の表面粗さRzは、次に示す方法により測定された値である。JIS B 0601(1994)に従って、表面層(帯電ロール)の軸方向両端20mm位置及び中央部の3か所を測定し、その平均値とした。測定装置としては、東京精密株式会社製、サーフコム1400を用いる。測定条件は、カットオフ:0.8mm、測定長:2.4mm、トラバーススピード:0.3mm/secとする。
表面層は、各成分を溶剤に分散させて塗布液を調製し、先立って形成した導電性弾性層上に、この塗布液を塗布した後、加熱することで形成する。
(クリーニングロール)
クリーニングロールは、軸芯と、軸芯の外周面に設けられた弾性層と、を有する。
−軸芯−
軸芯としては、上述した帯電ロールの軸芯と同様の軸芯を用いることができる。
−弾性層−
弾性層は、多孔質の3次元構造を有する発泡層であることが好ましく、内部や表面に空洞や凹凸部(以下、「セル」と称する場合がある)が存在していることがよい。
弾性層は、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリアミド、オレフィン、メラミン、ポリプロピレン、NBR(アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム)、EPDM(エチレン−プロピレン−ジエン共重合ゴム)、天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、クロロプレン、シリコーン、ニトリル等の発泡性の樹脂材料又はゴム材料を含む。
これらの発泡性の樹脂材料又はゴム材料の中でも、高温高湿度環境下での長期保管による歪みの発生を抑制する観点、帯電ロールとの摺擦によりトナー、トナー外添剤などの異物をクリーニングする観点から、発泡性の樹脂材料が好ましく、ポリウレタンが好適に適用される。つまり、弾性層は、ポリウレタン発泡層であることが好ましい。
ポリウレタンとしては、特に限定するものではなく、例えば、ポリオール(例えばポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール、アクリルポリオールなど)と、イソシアネート(2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、4,4−ジフェニルメタンジイソシアネート、トリジンジイソシアネート、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネートなど)の反応物が挙げられ、これらの鎖延長剤(例えば1,4−ブタンジオール、トリメチロールプロパンなど)による反応物であってもよい。
弾性層は、上記の発泡性の樹脂材料又はゴム材料に加え、必要に応じて、発泡剤、整泡剤等を用いて形成される。特に、ポリウレタンの場合は、発泡剤、整泡剤等を用いて発泡させることが一般的である。
発泡剤としては、水、アゾ化合物(例えばアゾジカルボンアミド、アゾビスイソブチロニトリル等)等の公知の発泡剤が用いられる。
また、整泡剤としては、シリコーン整泡剤(例えばジメチルシリコーンオイル、メチルハイドロジェンシリコーンオイル、ジフェニルシリコーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイル、クロルフェニルシリコーンオイル等のストレートシリコーン;アルキル変性シリコーンオイル、アラルキル変性シリコーンオイル、ポリエーテル変性シリコーンオイル、ポリエステル変性シリコーンオイル、フルオロアルキル変性シリコーンオイル、アミノ変性シリコーンオイル、アルコキシ変性シリコーンオイル、エポキシ変性シリコーンオイル、カルボキシル基変性シリコーンオイル等の変性シリコーンオイル;等)の公知の整泡剤が用いられる。
弾性層の圧縮残留歪み率は5%以下であり、好ましくは3%以下、よりである。圧縮残留歪み率を5%以下にすることにより、高温高湿度環境下で長期保管した場合でも、クリーニングロールの歪みの発生が抑制され、クリーニングロールの帯電ロールに対する加圧力の変動が抑制される。この結果、帯電ロールの感光体(被帯電体の一例)に対する加圧力の変動も抑制され、帯電ロールと感光体との間のニップ形成が安定に行われ、帯電ロールによる感光体への帯電の均一性が保持されやすくなる。
ここで、圧縮残留歪み率は、歪みの発生を抑制する観点から、限りなくゼロに近いことが好ましいが、クリーニングロール製品の入手のし易さ、又は弾性層を作製する際の圧縮残留歪み率の制御のし易さの観点から、圧縮残留歪み率の下限値は、0.5%が挙げられる。
なお、圧縮残留歪み率の測定は、JIS−K6401に準拠する方法で行う。
なお、弾性層の圧縮残留歪み率を5%以下に制御する方法としては、弾性層が発泡層である場合、原料、発泡剤、整泡剤等の配合量、発泡条件(温度、時間、撹拌機の回転数、撹拌羽の形状など)等を変えることにより、発泡層のセル径を制御する方法;弾性層が架橋構造を有する樹脂である場合、原料、架橋剤、触媒等の配合量、架橋条件(温度、時間など)等を変えることにより、樹脂の架橋度を制御する方法等の公知の方法が挙げられる。
帯電ロールに対するクリーニングロールの食い込み量は、0.2mm以上1.2mm以下、好ましくは0.3mm以上1.0mm以下、より好ましくは0.5mm以上0.8mm以下である。ここで、帯電ロールに対するクリーニングロールの食い込み量とは、帯電ロールに接触していない状態のクリーニングロールに対する、帯電ロールに接触した状態でのクリーニングロールの凹み部分の凹んだ厚さを表す。つまり、前記凹んだ厚さとは、クリーニングロールの弾性層の凹んだ厚さのことをいう。
前記食い込み量を0.2mm以上1.2mm以下とすることで、感光体の表面にスジ状の固着物が生成されることが抑制される。また、クリーニングロールの外周に周期的に現れる(以下、「外周ピッチの軸方向」と称する)のスジ状の濃度ムラの発生がより抑制される。さらに、充分なクリーニング性能が発揮され、帯電ロールのトナー、トナー外添剤の付着による汚染、かぶりが抑制される。
弾性層の厚みは、クリーニングロールを適用する装置によって異なるが、例えば、1.0mm以上10mm以下が挙げられ、1.5mm以上8mm以下がさらに挙げられる。なお、弾性層の厚みの測定は、上述の導電性弾性層の厚みの測定と同様の方法により行う。
なお、弾性層は、軸芯の外周面の全面に形成された筒状形状であってもよいし、軸芯の外周面に短冊状の弾性部材を螺旋状に巻き付けて形成されたものでもよい。
また、弾性層は、例えば、軸芯の外周面に、弾性層を構成する成分と発泡に寄与する発泡剤や整泡剤との混合物を付与し、成形、発泡して形成してもよいし、予め貫通穴を設けた発泡体を軸芯の外周面に接着剤を用いて接着し、その後、外径を研磨することで形成してもよい。
(保持部材)
保持部材としては、高剛性、高摺動性、又は耐摩耗性の観点から、ポリアセタール、ポリカーボネート等の合成樹脂材料が挙げられる。また、耐摩耗性を更に高める観点から、上記の合成樹脂材料にガラス繊維、カーボン繊維等を含有させてもよい。なお、保持部材の形状は、特に限定されないが、単一構成とされていることが挙げられる。
(加圧部材)
加圧部材としては、保持部材を感光体側へ加圧できる部材であればよく、例えば、圧縮コイルばね、皿ばね、板ばね、ゴム部材等が挙げられる。
以上に説明した本実施形態に係る帯電装置は、電子写真方式の画像形成装置に備えられる被帯電体としての感光体を帯電させるものであるが、これに限定されず、被帯電体として以下の処理対象物を帯電させる用途にも適用することができる。処理対象物としては、例えば、帯電による静電気破壊が起きないように帯電した電荷と逆極性電荷を与えて中和するための除電処理を目的とした処理対象物(例えば、電子デバイス);表面改質処理(例えば、親水化処理、疎水化処理)するための処理対象物(例えば、固体材料);食品加工、医療分野での殺菌、滅菌処理するための処理対象物(例えば、食品、各種医療器具);が挙げられる。
本実施形態に係る帯電装置を、これらの被帯電体を帯電させる用途に適用した場合であっても、上記と同様の理由により周期的なスジ状の帯電不良、つまり、処理不良が抑制される。
以下、本発明を、実施例を挙げてさらに具体的に説明する。ただし、これら各実施例は、本発明を制限するものではない。なお、文中、特に断りがない限り、「部」とは「質量部」を意味する。
[実施例1]
以下の手順により、帯電ロールA、クリーニングロールA、及び保持部材Aを作製した。
[帯電ロールAの作製]
(導電性弾性層の形成)
以下の表1に示した組成の混合物をオープンロールで混練りし、SUS303を材質とする外径8mmの導電性軸芯の外周面に接着層を介してプレス成形機を用いて外径12.5mmのロールを形成した。その後、研磨によりロールの外径を12.0mmとし、導電性弾性層を有する弾性ロールを得た。
(表面層の形成)
以下の表2に示した組成のうち、N−メトキシメチル化ポリアミド(F30K/ナガセケムテックス)、ポリビニルブチラール樹脂(商品名:エスレックBL−1/積水化学工業)、カーボンブラック(MONARCH1000/キャボット)の混合物15質量部をメタノール85質量部で希釈し、ビーズミルにて分散し得られた分散液に、表2に示した組成のうち多孔質ポリアミドフィラー(2001UDNAT1/アルケマ)、酸触媒(NACURE4167/キングインダストリー)、エーテル変性ポリジメチルシロキサン(BYK307/BYK)を混合撹拌し、表面層用塗布液を得た。前記弾性ロールの表面に浸漬塗布した後、140℃で30分間加熱して架橋させ、乾燥した。これにより、厚さ10μmの表面層を有する帯電ロールAを得た。
[クリーニングロールAの作製]
まず、外径を5.990mmに切削した快削鋼を材質とし、ニッケルメッキを施した軸芯に接着剤を塗布し、圧縮残留歪み率3%のウレタンフォーム(製品名EP70:イノアックコーポレーション製)を、15mm×15mm×350mmの大きさに切断して、中心に貫通穴をあけ、前記軸芯に挿入、接着してから、ウレタンフォームを外径研磨し、ロールの外径を10.0mmとした。これにより、ウレタンフォーム(ポリウレタン発泡層)を有するクリーニングロールAを得た。なお、圧縮残留歪み率は上述の方法で測定した。以下の圧縮残留歪み率の測定も同様とする。
[クリーニングロールBの作製]
クリーニングロールの軸芯の外径を5.960mmとした以外はクリーニングロールAと同様にしてクリーニングロールBを得た。
[クリーニングロールCの作製]
クリーニングロールの軸芯の外径を5.920mmとした以外はクリーニングロールAと同様にしてクリーニングロールCを得た。
[クリーニングロールDの作製]
クリーニングロールの軸芯の外径を5.880mmとした以外はクリーニングロールAと同様にしてクリーニングロールDを得た。
[クリーニングロールEの作製]
圧縮残留歪み率5%のウレタンフォーム(製品名RR26:イノアックコーポレーション製)を用いた以外はクリーニングロールBと同様にしてクリーニングロールEを得た。
[クリーニングロールFの作製]
圧縮残留歪み率6%のウレタンフォーム(製品名RR80:イノアックコーポレーション製)を用いた以外はクリーニングロールEと同様にしてクリーニングロールFを得た。
[クリーニングロールGの作製]
クリーニングロールの軸芯の外径を5.995mmとした以外はクリーニングロールEと同様にしてクリーニングロールGを得た。
[クリーニングロールHの作製]
クリーニングロールの軸芯の外径を5.870mmとした以外はクリーニングロールEと同様にしてクリーニングロールHを得た。
[保持部材Aの作製]
ポリアセタール製の単一の保持部材を切削加工することにより、帯電ロールの軸芯を保持する第1軸受け部として内径8.000mmの第1軸受け孔と、クリーニングロールの軸芯を保持する第2軸受け部として内径6.000mmの第2軸受け孔と、を設けた保持部材Aを得た。この保持部材Aは、第1軸受け孔の中心から第2軸受け孔の中心までの距離を10.4mmとした。
[保持部材Bの作製]
第1軸受け孔の中心から第2軸受け孔の中心までの距離を10.8mmとした以外は保持部材Aと同様にして保持部材Bを得た。
[保持部材Cの作製]
第1軸受け孔の中心から第2軸受け孔の中心までの距離を9.8mmとした以外は保持部材Aと同様にして保持部材Cを得た。
[保持部材Dの作製]
第1軸受け孔の中心から第2軸受け孔の中心までの距離を9.7mmとした以外は保持部材Aと同様にして保持部材Dを得た。
[保持部材Eの作製]
第1軸受け孔の中心から第2軸受け孔の中心までの距離を10.9mmとした以外は保持部材Aと同様にして保持部材Eを得た。
[実施例1〜8、比較例1〜4]
表3、4に記載の組み合わせで、帯電ロール、クリーニングロール及び保持部材と共に、加圧部材として別途用意した圧縮コイルばねを画像形成装置(富士ゼロックス社製:DocuCenter−4 C5570)のプロセスカートリッジに帯電装置として搭載した。この画像形成装置を実施例1〜8、比較例1〜3の画像形成装置とした。なお、クリーニングロールは、帯電ロールに従動回転するように搭載した。
[画質評価]
各例の画像形成装置を用いて以下の画質評価を行った。画像形成装置を45℃/95%RHの高温高湿環境下に1か月放置した後、22℃/55%RH環境下にて、A3用紙(富士ゼロックス製、C2紙)にハーフトーン画像(画像密度30%)を3枚連続出力し、A4用紙(富士ゼロックス製、C2紙)をヨコ送りで画像密度5%のハーフトーン画像を5万枚連続出力し、次いで28℃/85%RH環境下にて、同じくハーフトーン画像を5万枚連続出力し、次いで10℃/15%RH環境下にて、同じくハーフトーン画像を5万枚連続出力した。また、10℃/15%RH環境下にて、5万枚目の出力終了後、A3用紙に像密度30%のハーフトーン画像を3枚連続出力した。
そして、22℃/55%RH環境下にて、1枚目に出力したハーフトーン画像について、保管によるクリーニングロールの外周ピッチの軸方向のスジ状の濃度ムラの発生有無を評価した。
また、10℃/15%RH環境下にて、最後に出力したA3用紙の3枚目(計15万6枚目)に出力したハーフトーン画像について、プロセス方向(A3用紙搬送方向)のスジ状の濃度ムラの発生有無を評価した。結果を表3、表4に示す。
評価基準は以下の通りである。
G1:スジの発生無し
G2:極軽微なスジが部分的に発生
G3:極軽微なスジ発生
G4:軽微なスジが発生
G5:スジ発生
画質評価の結果から、実施例1〜8は、高温高湿環境下(45℃、95%RH)で長期保管(1か月)した場合でも、クリーニングロールの外周ピッチの軸方向及びプロセス方向におけるスジ状の濃度ムラの発生が抑制されることがわかった。
特に、圧縮残留歪み率が5%以下の実施例6、7は、前記圧縮残留歪み率が5%超えの比較例1に比べ、クリーニングロールの外周ピッチの軸方向におけるスジ状の濃度ムラの発生が抑制されることがわかった。
同様に、第2軸受け孔の内径とクリーニングロールの軸芯の外径との差が0.01mm以上0.12mm以下の実施例7は、前記差が0.12mm超えの比較例3に比べ、クリーニングロールの外周ピッチの軸方向におけるスジ状の濃度ムラの発生が抑制されることがわかった。
また、帯電ロールに対するクリーニングロールの食い込み量が1.2mmである実施例6は、前記食い込み量が1.2mm超えの実施例8に比べ、クリーニングロールの外周ピッチの軸方向におけるスジ状の濃度ムラの発生がより抑制されることがわかった。
以上の結果から、本実施例の帯電装置を適用した場合、高温高湿環境下で長期保管した場合でも、周期的なスジ状の帯電不良が抑制されることがわかった。また、本実施例の帯電装置を適用した場合、高温高湿環境下で長期保管した場合でも、スジ状の固着物の生成が抑制されることがわかった。
1Y、1M、1C、1K 感光体(被帯電体の一例)
2Y、2M、2C、2K 帯電装置(帯電手段の一例)
3 露光装置(静電荷像形成手段の一例)
3Y、3M、3C、3K レーザ光線
4Y、4M、4C、4K 現像装置(現像手段の一例)
5Y、5M、5C、5K 一次転写ロール(一次転写手段の一例)
6Y、6M、6C、6K 感光体クリーニング装置(クリーニング手段の一例)
8Y、8M、8C、8K トナーカートリッジ
10Y、10M、10C、10K 画像形成ユニット
12 感光体(被帯電体の一例)
14 帯電ロール
14A 帯電ロールの軸芯
14B 帯電層
20 中間転写ベルト(中間転写体の一例)
22 駆動ロール
24 支持ロール
26 二次転写ロール(二次転写手段の一例)
30 中間転写体クリーニング装置
100 クリーニングロール
100A クリーニングロールの軸芯
100B 弾性層
110 保持部材
112 第1軸受け孔(第1軸受け部の一例)
114 第2軸受け孔(第2軸受け部の一例)
120 筐体
128 加圧部材
200 帯電装置(帯電手段の一例)
300 プロセスカートリッジ
P 記録紙(記録媒体の一例)

Claims (6)

  1. 被帯電体に接触して回転することにより、被帯電体を帯電させる帯電ロールと、
    軸芯及び前記軸芯の外周面に設けられた弾性層を有し、前記弾性層の圧縮残留歪み率が5%以下であるクリーニングロールであって、前記帯電ロールに接触して回転することにより、前記帯電ロールをクリーニングするクリーニングロールと、
    前記帯電ロールの軸芯を保持する第1軸受け部と、前記クリーニングロールの軸芯を保持する第2軸受け部とを有する保持部材と、
    前記保持部材を加圧することにより、前記帯電ロールを前記被帯電体に接触させ、且つ前記クリーニングロールを前記帯電ロールに接触させる加圧部材と、
    を備え、
    前記第2軸受け部の内径と前記クリーニングロールの軸芯の外径との差が0.01mm以上0.12mm以下である帯電装置。
  2. 前記クリーニングロールの弾性層は、ポリウレタン発泡層である請求項1に記載の帯電装置。
  3. 前記クリーニングロールは、前記帯電ロールに従動回転するロールである請求項1又は請求項2に記載の帯電装置。
  4. 前記帯電ロールに対する前記クリーニングロールの食い込み量は、0.2mm以上1.2mm以下である請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の帯電装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の帯電装置を備え、
    画像形成装置に着脱されるプロセスカートリッジ。
  6. 被帯電体と、
    前記被帯電体の表面を帯電させる帯電手段であって、請求項1〜4の何れか1項に記載の帯電装置を有する帯電手段と、
    帯電した前記被帯電体の表面に静電荷像を形成する静電荷像形成手段と、
    前記被帯電体の表面に形成された静電荷像をトナー画像として現像する現像手段と、
    前記被帯電体の表面に形成されたトナー画像を記録媒体の表面に転写する転写手段と、
    前記記録媒体の表面に転写されたトナー画像を定着する定着手段と、
    を備える画像形成装置。
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