JP2016061175A - 制御弁 - Google Patents

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Takeshi Hayashi
武志 林
直哉 吉澤
Naoya Yoshizawa
直哉 吉澤
裕介 吉川
Yusuke Yoshikawa
裕介 吉川
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Abstract

【課題】単一のスプールを有する構成でありながら弁開閉時期制御装置のロック機構のロック状態への移行を確実に行わせる制御弁を構成する。【解決手段】スプール50をロック移行ポジションP1に操作した場合に、ロック解除ポート40Lから流体を排出し、且つ、進角ポート40A又は遅角ポート40Bのうち流体が排出されるポートからドレンポート40DAに流れる流体の流れを制限する排出流路Rを、排出制御ランド部50Leの外周とスリーブ40の内周との少なくとも一方に形成した。【選択図】図6

Description

本発明は、クランクシャフトと同期回転する駆動側回転体と、カムシャフトに連結する従動側回転体とを備えた弁開閉時期制御装置の制御弁に関し、詳しくは、弁開閉時期制御装置の進角室と遅角室との一方に供給される流体を制御すると共に、ロック機構に給排する流体を制御するための制御弁に関する。
上記のように構成された制御弁として特許文献1には、6つのランド部を形成したスプールをスリーブに収容し、スプールを所定方向に付勢するスプリングと、このスプリングの付勢力に抗してスプールを操作する電磁ソレノイドを備えた技術が示されている。
この特許文献1では、相対回転自在に配置されたハウジングとロータとで弁開閉時期制御装置が構成され、ハウジングとロータとの間に進角室と遅角室とが形成され、ハウジングとロータとの相対回転を保持するロック機構を備えている。この特許文献1では、制御弁が、そのスプールの設定により進角室と、遅角室と、ロック機構のロックプレートとに対する作動油の給排を行えるように構成されている。
特に、特許文献1では、ロック機構のロックプレートをロック状態に移行するためのポジションにスプールを設定した場合に、進角室と遅角室との何れか一方に流体を供給するように構成されている。従って、このポジションではハウジングとロータとが相対回転する状態で、ロック可能な位相に達したタイミングでロックプレートがロック溝に係合してロック状態に達することになる。
特開2010‐59979号公報
特許文献1には、単一のスプールを用いて弁開閉時期制御装置の相対回転位相の制御とロック機構の制御とを行えるように構成されているため、例えば、弁開閉時期制御装置の相対回転位相の制御を行うための制御弁と、ロック機構の制御を行うための制御弁とを備えた構成と比較して部品点数を低減できる。
しかしながら、ロック機構をロック状態に移行する場合に、特許文献1に記載されるように、進角室と遅角室との何れか一方に流体を供給するものでは、弁開閉時期制御装置の相対回転位相が変化するため、ロック状態への移行が困難になることもあった。
つまり、相対回転位相がロック位相に達したタイミングでロック機構のロック部材をロック凹部等に係合させる作動を行うものでは、相対回転位相の変化が高速で行われることもあり、ロック部材がロック凹部に係合可能な位相に達しても係合できず、ロック状態に移行できないこともあったのである。
本発明の目的は、単一のスプールを有する構成でも弁開閉時期制御装置のロック機構のロック状態への移行を確実に行わせる制御弁を構成する点にある。
本発明の特徴は、内燃機関のクランクシャフトと同期回転する駆動側回転体と、前記内燃機関のカムシャフトと一体回転し前記駆動側回転体に対して相対回転する従動側回転体とを有し、前記駆動側回転体と前記従動側回転体との間に区画された進角室に流体が供給されることにより前記駆動側回転体と前記従動側回転体との相対回転位相が進角方向に変位し、前記駆動側回転体と前記従動側回転体との間であり前記進角室とは異なる位置に区画された遅角室に流体が供給されることにより前記相対回転位相が遅角方向に変位し、前記駆動側回転体と前記従動側回転体との一方に形成された係合部に対し、他方に支持されたロック部材が係合することにより前記相対回転位相を所定のロック位相に保持するロック機構を備えた弁開閉時期制御装置に用いられる制御弁であって、当該制御弁は、
スリーブと、前記スリーブに収容されるスプールと、前記スプールを前記スリーブの軸芯に沿って移動させる電磁ソレノイドとを備え、
前記スリーブが、流体が供給されるポンプポートと、前記進角室に連通する進角ポートと、前記遅角室に連通する遅角ポートと、前記ロック部材に対しロック解除圧を作用させる空間に連通するロック解除ポートと、流体の排出を許容するドレンポートとを備え、
前記スプールが、流体の流れを制御する複数のランド部を備え、前記ロック解除ポートに流体が供給されつつ前記進角ポートと前記遅角ポートとの一方に流体を供給し、他方から流体が排出される位相制御ポジションと、前記ロック解除ポートから流体が排出されつつ前記進角ポートと前記遅角ポートとの一方に流体が供給され、他方から流体が排出されるロック移行ポジションとの間を移動可能であり、
前記ロック移行ポジションでは、前記進角ポート又は前記遅角ポートのうち流体が排出される排出ポートからの流体の排出量が、当該ロック移行ポジションに隣接するポジションにおける前記排出ポートからの流体の排出量より少なく設定されている点にある。
この構成によると、スプールがロック移行ポジションに設定された場合には、ロック解除ポートから流体の排出を行うと共に、進角ポート又は遅角ポートのうちドレンポートに流体が排出される排出ポートから流体を排出する。また、このロック移行ポジションでは、排出ポートから排出される流体の排出量が、隣接するポジションにおいて排出ポートから排出される流体の排出量より低減される。これにより、スプールをロック移行ポジションに設定した場合には、駆動側回転体と従動側回転体との相対回転速度を低減し、ロック部材が係合部へ係合する位相に達した場合には、ロック部材が係合部へ係合する作動を確実に行わせる。従って、単一のスプールを有する構成でありながら弁開閉時期制御装置のロック機構のロック状態への移行を確実に行わせる制御弁が構成された。
本発明は、前記スプールが前記ロック移行ポジションにあるとき、前記複数のランド部のうちの一つである排出制御ランド部の外周部と前記スリーブの内周部とのうち少なくとも何れか一方に、流体を制限して排出する排出流路が形成されても良い。
このように、排出制限部を、排出制御ランド部の外周部と、スリーブの内周部との少なくとも何れか一方に形成することで、本来、制御ランド部によって流体の排出が遮断されるポジションの構成を利用して流体の流れを制限することも可能となり、単純な構成でありながら流体の流量の制限が可能となる。
本発明は、前記排出流路が、前記排出制御ランド部の外周において流体の流れを許容するように、前記排出制御ランド部の外径を、他のランド部の外径より小さく設定して形成されても良い。
このように、排出制御ランド部の外径を、他のランド部の外径より小さくする加工等を行うことで、排出制御ランド部の外周とスリーブの内周との間に流体の排出流路を形成することが可能となり、相対回転位相の変化速度を制御できる。また、この構成によると単純な加工で済むため制御弁の製造コストを上昇させることも殆どない。
本発明は、前記排出流路が、溝により形成されても良い。
このように、排出制御ランド部の外周とスリーブの内周と少なくとも一方に溝を形成する構成でも、制御弁の製造コストを上昇させることも殆どない。また、前述したように排出制御ランド部の外周で排出流路を形成するものでは、排出される流体の流量を決めるため排出ランド部の外周の切削量の設定に高い精度が必要とする。これに対して、排出流路を構成で形成するものでは、複数の溝を形成しておき、例えば、制御弁の製造時において溝の深さや幅を個別に設定することで流体の流量の調節を比較的簡単に行える。
本発明は、前記排出流路が、連通孔により形成されても良い。
このように、排出制御ランド部の外周部とスリーブの内周部と少なくとも一方に連通孔を形成する加工を行うものでも、制御弁の製造コストを上昇させることも殆どない。特に、流路排出路として連通孔を形成するものでは、排出流路の流路断面積が決まった値になるため、相対回転位相の変化速度を変化させ難く、変化速度の管理が容易となる。
弁開閉時期制御装置と制御弁との断面図である。 図1のII−II線の弁開閉時期制御装置の断面図である。 ロック解除状態の弁開閉時期制御装置の断面図である。 最遅角ロック位相の弁開閉時期制御装置の断面図である。 制御弁のポジションと作動油の給排パターンを示す図である。 第1ポジションにおける制御弁の断面図である。 第2ポジションにおける制御弁の断面図である。 第3ポジションにおける制御弁の断面図である。 第4ポジションにおける制御弁の断面図である。 第4ランド部と第5ランド部とを示す斜視図である。 別実施形態(b)のスプールの端部を示す斜視図である。 別実施形態(c)のスプールの端部を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
〔基本構成〕
図1及び図2に示すように、内燃機関としてのエンジンEに対して吸気弁Vaの開閉時期(開閉タイミング)を設定する弁開閉時期制御装置Aが備えられている。この弁開閉時期制御装置Aは、電磁操作型の制御弁CVにより流体としての作動油が給排され、この給排により吸気弁Vaの開閉時期を設定するように構成されている。
エンジンE(内燃機関の一例)は、乗用車などの車両に備えられるものである。このエンジンEは、シリンダブロック2のシリンダボアの内部にピストン4を収容し、このピストン4とクランクシャフト1とをコネクティングロッド5で連結した4サイクル型に構成されている。
弁開閉時期制御装置Aは、エンジンEのクランクシャフト1と同期回転する駆動側回転体としての外部ロータ20と、エンジンEの吸気弁Vaを制御する吸気カムシャフト7と一体回転する従動側回転体としての内部ロータ30とを備えている。外部ロータ20(駆動側回転体の一例)と内部ロータ30(従動側回転体の一例)との間には進角室Caと遅角室Cbとが形成されている。また、外部ロータ20と内部ロータ30との相対回転位相を中間ロック位相にロック(固定)するロック機構Lを備えている。
エンジンEには、クランクシャフト1の駆動力で駆動される油圧ポンプPを備えている。この油圧ポンプPは、エンジンEのオイルパンに貯留される潤滑油を作動油(流体の一例)として供給油路8から制御弁CVに供給する。この制御弁CVは、スリーブ40を支持する軸状部41を内部ロータ30に挿入する形態でエンジンEに支持されている。この制御弁CVは、軸状部41の内部に形成した流路を介して弁開閉時期制御装置Aに対する作動油の給排を行う。尚、供給油路8には作動油の逆流を阻止するチェック弁9が介装されている。
この構成から、制御弁CVが進角室Caと遅角室Cbとの一方を選択して作動油を供給することにより外部ロータ20と内部ロータ30との相対回転位相(以下、相対回転位相と称する)を変更し、吸気弁Vaの開閉時期を設定する。更に、制御弁CVは作動油の給排によりロック機構Lのロック状態の解除又はロック状態への移行を可能にする。
尚、制御弁CVは、図1に示す位置に配置されるものに限らず、弁開閉時期制御装置Aから離間する位置に配置しても良い。このように弁開閉時期制御装置Aから離間配置する場合には、制御弁CVと弁開閉時期制御装置Aとの間に作動油の給排を行う流路が形成されることになる。
この実施形態では、吸気カムシャフト7に対して弁開閉時期制御装置Aを備えた構成を示しているが、排気シャフトに弁開閉時期制御装置Aを備えても良く、吸気カムシャフト7と排気カムシャフトとの双方に弁開閉時期制御装置Aを備えても良い。
〔弁開閉時期制御装置の具体構成〕
図1〜図4に示すように、弁開閉時期制御装置Aは、外部ロータ20に対し、内部ロータ30を内包し、これらを吸気カムシャフト7の回転軸芯Xと同軸芯上で相対回転自在に配置して構成されている。内部ロータ30は、吸気カムシャフト7に対して連結ボルト33により連結されている。また、外部ロータ20に形成された駆動スプロケット22Sと、クランクシャフト1に形成したスプロケット1Sとに亘ってタイミングチェーン6が巻回されている。
外部ロータ20は、円筒状となるロータ本体21を有すると共に、回転軸芯Xに沿う方向でロータ本体21の一方の端部に配置されるリヤブロック22と、回転軸芯Xに沿う方向でロータ本体21の他方の端部に配置されるフロントプレート23とが複数の締結ボルト24で締結されている。リヤブロック22の外周には駆動スプロケット22Sが形成され。このロータ本体21の内周側には回転軸芯Xに近接する方向(径方向内側)に突出する複数の突出部21Tが形成されている。
複数の突出部21Tの1つに対して回転軸芯Xから放射状となる姿勢で一対のガイド溝が形成されている。これらのガイド溝にプレート状のロック部材25が出退自在に挿入され、各々のロック部材25は、これらを回転軸芯Xに接近する方向(ロック方向)に付勢するロックスプリング26を備えている。このように、ロック部材25と、これらを突出方向に付勢するロックスプリング26とでロック機構Lが構成されている。
尚、ロック部材25の形状はプレート状に限るものではなく、例えば、ロッド状であっても良い。また、単一のロック部材25と単一のロックスプリング26とでロック機構Lを構成しても良い。また、ロック機構Lは、回転軸芯Xに沿う方向に作動するロック部材25を備え、このロック部材25が係合するロック凹部を備えた構成のものでも良い。
内部ロータ30には、回転軸芯Xと同軸芯上でシリンダ内面状となる内周面30Sが形成されると共に、回転軸芯Xを中心とする円柱状の外周面が形成されている。この内部ロータ30のうち回転軸芯Xに沿う方向での一方の端部には鍔状部32が形成され、この鍔状部32の内周位置の孔部に挿通する連結ボルト33により内部ロータ30が吸気カムシャフト7に連結されている。
また、内部ロータ30の外周面には外方に突出する複数のベーン31を備えている。この構成から、内部ロータ30を外部ロータ20に嵌め込む(内包する)ことでロータ本体21の内側表面(円筒状の内壁面及び複数の突出部21T)と内部ロータ30の外周面とで取り囲まれる領域に流体圧室Cが形成される。更に、この流体圧室Cをベーン31が仕切ることで進角室Caと遅角室Cbとが形成される。内部ロータ30には進角室Caに連通する進角流路34と、遅角室Cbに連通する遅角流路35と、ロック解除流路36とが形成されている。
この弁開閉時期制御装置Aでは、タイミングチェーン6から伝えられる駆動力により外部ロータ20が駆動回転方向Sの方向に回転する。また、進角室Caに作動油が供給されることで相対回転位相を進角方向Saに変位させ、遅角室Cbに作動油が供給されることで相対回転位相を遅角方向Sbに変位させる。
外部ロータ20に対して内部ロータ30が駆動回転方向Sと同方向へ回転する方向を進角方向Saと称し、この逆方向への回転方向を遅角方向Sbと称している。尚、この弁開閉時期制御装置Aでは、相対回転位相が進角方向Saに変位するほど吸気タイミングを早め、相対回転位相が遅角方向Sbに変位するほど吸気タイミングを遅らせる。
内部ロータ30の外周には、一対のロック部材25が係合・離脱可能な中間ロック凹部37(係合部・ロック解除圧を作用させる空間の一例)が形成されている。また、内部ロータ30の外周には、一対のロック部材25が中間ロック凹部37に同時に係合する中間ロック位相より遅角方向Sbに変位した最遅角ロック位相において一方のロック部材25が係合する最遅角ロック凹部38が形成されている。中間ロック凹部37にはロック解除流路36が連通し、最遅角ロック凹部38には進角流路34が連通している。
中間ロック位相では、図2に示すように、一対のロック部材25が中間ロック凹部37に嵌り込むと共に、中間ロック凹部37の周方向の端面に各々のロック部材25が当接する。この中間ロック位相においてロック解除流路36に作動油が供給されることにより図3に示すように、ロックスプリング26の付勢力に抗して2つのロック部材25を回転軸芯Xから離間する方向に移動させ係合が解除される(ロック状態が解除される)。最遅角ロック位相では、図4に示すように、ロック部材25の一方が最遅角ロック凹部38に係合する。この最遅角ロック位相では、進角流路34に作動油が供給されることにより、ロックスプリング26の付勢力に抗してロック部材25を回転軸芯から離間する方向に移動させて係合が解除され(ロック状態が解除され)、このロック状態の解除の後に相対回転位相が進角方向Saに変位する。
また、ベーン31が進角方向Saの移動端(回転軸芯Xを中心にした回動限界)に達した状態での相対回転位相を最進角位相と称し、ベーン31が遅角側の移動端(回転軸芯Xを中心にした回動限界)に達した状態での相対回転位相を最遅角位相と称している。
中間ロック位相は、冷熱状態のエンジンEが始動する場合に弁開閉時期を最適に維持する位相であり、エンジンEを停止する場合には、相対回転位相を中間ロック位相に変位させてロック機構Lによるロック状態に移行し、この後にエンジンEを停止する制御が行われる。最遅角ロック位相は、エンジンEの始動負荷を軽減する位相である。例えば、アイドルストップのように暖機状態にあるエンジンEを再始動する可能性が高い場合に、相対回転位相を最遅角ロック位相に変位させてロック機構Lによるロック状態に移行し、この後にエンジンEを停止する制御が行われる。
外部ロータ20のリヤブロック22と内部ロータ30とに亘ってトーションスプリング27が備えられている。このトーションスプリング27は、最遅角ロック位相にある状態から、相対回転位相を中間ロック位相の付近に変位させる付勢力を作用させる。
〔制御弁〕
本発明の制御弁CVは、図1及び図6に示すように、スリーブ40と、スプール50と、電磁ソレノイド60と、スプールスプリング61とを備えて構成されている。スプール50は、スリーブ40のスプール収容空間に対してスプール軸芯Yに沿って移動自在に収容されている。電磁ソレノイド60は、スプール50に対してスプールスプリング61の付勢力に抗する方向に操作力を作用させる。
この制御弁CVでは、スプール50がスプール軸芯Yを中心とする円柱状に形成され、このスプール50を摺動自在に収容できるようにスリーブ40がスプール軸芯Yと同軸芯の円筒状に成形されている。尚、この実施形態では、図1、図6に示す如く、電磁ソレノイド60を上方に配置した縦長姿勢で使用されるものであり、この姿勢を基準に各部の配置等を説明する。
この制御弁CVは、スリーブ40に形成された軸状部41を内部ロータ30に挿入する状態で、スリーブ40がブラケット等を介してエンジンEに対して支持されている。前述したように、軸状部41には、回転軸芯Xと同軸芯となる円柱状に成形され、流体の給排が可能な複数の流路が形成されている。また、弁開閉時期制御装置Aが回転軸芯Xを中心に回転する際にも作動油の供給と排出とを可能にするため、軸状部41の外周と、内部ロータ30の内周面30Sとの間には複数のリング状のシール42が備えられている。
電磁ソレノイド60は、鉄等の磁性体で構成されるプランジャ60Aの外周にソレノイドコイル60Bを配置して構成されている。この電磁ソレノイド60は、ソレノイドコイル60Bに供給される電力が増大するほどスプールスプリング61の付勢力に抗してスプール50を下方に変位させるように機能する。
スリーブ40には、スプール軸芯Yに沿う方向で電磁ソレノイド60に近い位置から、第1ポンプポート40PAと、ロック解除ポート40Lと、進角ポート40Aと、第2ポンプポート40PBと、遅角ポート40Bと、第1ドレンポート40DAとが、この順序で形成されている。また、スリーブ40の下端には第2ドレンポート40DBが形成されている。
スプール50は、上端の小径となる連結筒部50Sを電磁ソレノイド60のプランジャ60Aに連結し、これより下側には後述する複数のランド部を形成しており、内部にはスプール軸芯Yに沿ってドレン流路50Dが孔状に形成されている。また、連結筒部50Sにはドレン流路50Dに連通する上部ドレン開口50Daが形成されている。
スプール50には、電磁ソレノイド60に近い位置から、第1ランド部50Laと、第2ランド部50Lbと、第3ランド部50Lcと、第4ランド部50Ldと、第5ランド部50Le(排出制御ランド部の一例)とが、この順序で形成されている。また、これらのランド部に挟まれる位置に第1グルーブ50Gaと、第2グルーブ50Gbと、第3グルーブ50Gcと、第4グルーブ50Gdとが、この順序で形成されている。
第2グルーブ部50Bbには、ドレン流路50Dに連通する中央ドレン開口50Dbが形成されている。
この制御弁CVでは、スリーブ40の内径が、スプール軸芯Yに沿う方向での何れの位置でも一定に設定され、スプール50の端部位置の第5ランド部50Leが排出制御ランドとして形成されている。特に、図10に示すように、この第5ランド部50Le(排出制御ランド)を除くものがスリーブ40の内周に密接する標準外径φAに設定され、第5ランド部50Leが標準外径φAより僅かに小径となる制限外径φBに設定されている。これにより、第5ランド部50Leの外周とスリーブ40の内周との間には、作動油が制限される状態で流れる隙間が形成される。この隙間が作動油の流動に抵抗を作用させ、オリフィスとして機能するように排出流路Rが構成されている。
〔スプールのポジション〕
制御弁CVは、ソレノイドコイル60Bに電力が供給されない状態でスプール50が第1ポジションP1(ロック移行ポジションの一例)に保持され、供給される電力の増大に伴い、第2ポジションP2、第3ポジションP3、第4ポジションP4に順次設定される。これらのポジションにおける給排パターンを図5に示している。
尚、これらのポジションは実施形態の一例であり、ソレノイドコイル60Bに電力が供給されない状態でスプール50が第4ポジションP4に設定され、供給される電力の増大に伴い、第3ポジションP3、第2ポジションP2、第1ポジションP1に設定されるように作動形態を設定しても良い。
〔第3ポジション〕
弁開閉時期制御装置Aの相対回転位相を維持する場合には、図8に示すようにスプール50が第3ポジションP3に維持される。このポジションでは、進角ポート40Aが第3ランド部50Lcで閉じられ、遅角ポート40Bが第4ランド部50Ldで閉じられると共に、第1ポンプポート40PAからの作動油が第1グルーブ50Gaを介してロック解除ポート40Lに供給される。
これにより、進角室Caと遅角室Cbとには作動油の給排は行われず、相対回転位相は維持される。
〔第4ポジション〕
弁開閉時期制御装置Aの相対回転位相を遅角方向に変位させる場合には図9に示すように、スプール50が第4ポジションP4(位相制御ポジションの一例)に操作される。このポジションでは、第2ポンプポート40PBからの作動油が第3グルーブ50Gcを介して遅角ポート40Bに供給されると共に、進角ポート40Aからの作動油が第2グルーブ50Gbの中央ドレン開口50Dbに流れドレン流路50Dに排出される。また、この第4ポジションP4では、第1ポンプポート40PAからの作動油が第1グルーブ50Gaを介してロック解除ポート40Lに供給される。
これより、遅角室Cbに作動油が供給されると同時に進角室Caから作動油が排出され、ロック部材25にはロック解除方向に作動油の圧力が作用するため、相対回転位相が遅角方向Sbに変位する。
〔第2ポジション〕
弁開閉時期制御装置Aの相対回転位相を進角方向に変位させる場合には図7に示すように、スプール50が第2ポジションP2(位相制御ポジションの一例)に操作される。このポジションでは、第2ポンプポート40PBからの作動油が第3グルーブ50Gcを介して進角ポート40Aに供給されると共に、遅角ポート40Bからの作動油が第4グルーブ50Gdを介して第1ドレンポート40DAに流れ排出される。また、この第2ポジションP2では、第1ポンプポート40PAからの作動油が第1グルーブ50Gaを介してロック解除ポート40Lに供給される。
これより、進角室Caに作動油が供給されると同時に遅角室Cbから作動油が排出され、ロック部材25にはロック解除方向に作動油の圧力が作用するため、相対回転位相が進角方向Saに変位する。
〔第1ポジション〕
ロック機構Lをロック状態に移行する場合には、図6に示すように、スプール50が第1ポジションP1に操作される。この第1ポジションP1は、電磁ソレノイド60への電力供給を停止した状態でスプールスプリング61の付勢力により設定される位置である。従って、エンジンEを停止させる制御時には、電磁ソレノイド60に対する電力供給を停止するだけで、スプール50が自動的に第1ポジションP1に設定される。
前述したように第5ランド部50Leの外径(制限外径φB)が他のランド部の外径(標準外径φA)より僅かに小さい値に設定され、その外周とスリーブ40の内周との間で作動油の流れを制限する排出流路Rとして構成されている。
これにより、この第1ポジションでは、第2ポンプポート40PBからの作動油が第3グルーブ50Gcを介して進角ポート40Aに供給されると共に、遅角ポート40Bからの作動油が第4グルーブ50Gdを介して第1ドレンポート40DAに流れる。第5ランド部50Leは、本発明の排出制御ランド部として機能するものであり、第5ランド部50Leは、スプール50が第1ポジションP1に設定された場合に遅角ポート40B(排出ポート)から排出される作動油を制限する結果、単位時間あたりの作動油の排出量を少なくし、排出量が制限される。
また、この第1ポジションP1では、ロック解除ポート40Lが第2グルーブ50Gbの中央ドレン開口50Dbに連通する状態となり、中間ロック凹部37からの作動油が排出される。尚、ロック解除ポート40Lはスプール50が第1ポジションP1に達する以前に作動油の排出を開始する。
更に、スプール50が第1ポジションP1に設定された場合には、第2ポジションP2において遅角ポート40B(排出ポート)からの作動油の単位時間あたりの排出量より、この第1ポジションP1での遅角ポート40B(排出ポート)からの作動油の単位時間あたりの排出量が少なく設定される。
従って、スプール50が第2ポジションP2から第1ポジションP1に操作された場合には、この操作の開始後に、排出流路Rが、遅角ポート40Bから排出される作動油の単位時間あたりの排出量を制限するためスプール50が第1ポジションP1に達する以前に相対回転位相の進角方向Saへの変位速度は大きく低下する。そして、ロック部材25が中間ロック凹部37に係合可能な位相に達したタイミングで一対のロック部材25を確実に中間ロック凹部37に係合させる状態に移行し、相対回転位相が中間ロック位相を通過するオーバーシュートを招くこともない。
尚、弁開閉時期制御装置Aでは、一対のロック部材25を備えているため、相対回転位相が中間ロック位相に達する以前にロック解除ポート40Lから作動油が排出された場合には、一方のロック部材25が他方のロック部材25に先行して中間ロック凹部37に係合する。この後に、相対回転位相の変位速度が低下することにより他方のロック部材25が確実に中間ロック凹部37に係合することになる。
特に、この作動時にロック機構Lがロック状態に移行するタイミングは、スプール50が第1ポジションP1に達する直前であっても良く、第1ポジションP1に達した後であっても良い。そして、スプール50が第1ポジションP1に達した後には、ロック解除ポート40Lから作動油を排出する状態が継続するため、ロック状態は維持される。
尚、相対回転位相が中間ロック位相より進角側にある状態から、ロック機構Lをロック状態に移行する場合には、スプール50を第4ポジションP4に操作することにより、相対回転位相を中間ロック位相より遅角側に変位させ、この後に、スプール50を第1ポジションP1に操作する制御が行われる。
〔別実施形態〕
本発明は、上記した実施形態以外に以下のように構成しても良い。
(a)実施形態で示した制御弁CVの基本的な構成を変更することなく、同図の進角ポート40Aを遅角ポートに変更し、同図の遅角ポート40Bを進角ポートに変更する。これにより、実施形態では、相対回転位相を進角方向Saに変位させつつロック状態への移行を実現する構成に代えて、相対回転位相を遅角方向Sbに変位させつつロック機構Lのロック状態への移行を確実に行える。
(b)図11に示すように、第5ランド部50Leの外径を標準外径φAに設定すると共に、この第5ランド部50Leの外周部に、排出流路Rとしてスプール軸芯Yと平行姿勢となる溝を排出流路Rとして形成する。この溝は複数でも単数でも良い。また、第5ランド部50Leの外径を制限外径φBに設定したまま溝を形成しても良い。この場合、第5ランド部50Leと溝とで排出流路Rが構成される。
この別実施形態(b)の変形例として、スプール50が第1ポジションP1にある状態で第5ランド部50Leが内嵌するスリーブ40の内周面に溝を排出流路Rとして形成することも可能である。尚、別実施形態(b)の溝に対して、この変形例の溝を組み合わせることも可能である。
この別実施形態(b)の構成、及び、変形例では、制御弁CVの製造時に複数の溝を形成し、各々の溝の深さや幅を個別に設定することで流体の流量の調節を比較的簡単に行うことも可能となる。
(c)図12に示すように、第5ランド部50Leの外径を標準外径φAに設定すると共に、この第5ランド部50Leに対して、排出流路Rとして、スプール50の端部と第4グルーブ50Gdとを連通させる連通孔を形成する。この連通孔は、作動油の流れを制限するように小径に形成されることが望ましく、この連通孔は複数形成されて良く、複数形成されても良い。また、第5ランド部50Leの外径を制限外径φBに設定して連通孔を形成しても良い。この場合、第5ランド部50Leと連通孔とで排出流路Rが構成される。
この別実施形態(c)の変形例として、スプール50が第1ポジションP1にある状態で第4グルーブ50Gdと第1ドレンポート40DAに連通させる連通孔を排出流路Rとして形成しても良い。尚、別実施形態(c)の連通孔に対して、この変形例の連通孔を組み合わせることも可能である。
この別実施形態(c)の構成、及び、変形例では、連通孔(排出流路R)の流路断面積が決まった値になるため、相対回転位相の変化速度を変化させ難く、変化速度の管理が容易となる。
本発明は、流体の給排により弁の開閉時期とロック機構とを制御する弁開閉時期制御装置に利用することができる。
1 クランクシャフト
7 カムシャフト(吸気カムシャフト)
20 駆動側回転体(外部ロータ)
25 ロック部材
30 従動側回転体(内部ロータ)
37 係合部(中間ロック凹部)
40 スリーブ
40A 進角ポート
40B 遅角ポート
40L ロック解除ポート
40DA ドレンポート(第2ドレンポート)
40PA ポンプポート(第1ポンプポート)
40PB ポンプポート(第2ポンプポート)
50 スプール
50Le 排出制御ランド部(第5ランド部)
60 電磁ソレノイド
A 弁開閉時期制御装置
E 内燃機関(エンジン)
Ca 進角室
Cb 遅角室
CV 制御弁
P1 ロック移行ポジション(第1ポジション)
P2 位相制御ポジション(第2ポジション)
P4 位相制御ポジション(第4ポジション)
R 排出流路
Y 軸芯(スプール軸芯)
φA 外径(他のランド部の外径・標準外径)
φB 外径(排出制御ランド部の外径・制限外径)

Claims (5)

  1. 内燃機関のクランクシャフトと同期回転する駆動側回転体と、前記内燃機関のカムシャフトと一体回転し前記駆動側回転体に対して相対回転する従動側回転体とを有し、前記駆動側回転体と前記従動側回転体との間に区画された進角室に流体が供給されることにより前記駆動側回転体と前記従動側回転体との相対回転位相が進角方向に変位し、前記駆動側回転体と前記従動側回転体との間であり前記進角室とは異なる位置に区画された遅角室に流体が供給されることにより前記相対回転位相が遅角方向に変位し、前記駆動側回転体と前記従動側回転体との一方に形成された係合部に対し、他方に支持されたロック部材が係合することにより前記相対回転位相を所定のロック位相に保持するロック機構を備えた弁開閉時期制御装置に用いられる制御弁であって、当該制御弁は、
    スリーブと、前記スリーブに収容されるスプールと、前記スプールを前記スリーブの軸芯に沿って移動させる電磁ソレノイドとを備え、
    前記スリーブが、流体が供給されるポンプポートと、前記進角室に連通する進角ポートと、前記遅角室に連通する遅角ポートと、前記ロック部材に対しロック解除圧を作用させる空間に連通するロック解除ポートと、流体の排出を許容するドレンポートとを備え、
    前記スプールが、流体の流れを制御する複数のランド部を備え、前記ロック解除ポートに流体が供給されつつ前記進角ポートと前記遅角ポートとの一方に流体を供給し、他方から流体が排出される位相制御ポジションと、前記ロック解除ポートから流体が排出されつつ前記進角ポートと前記遅角ポートとの一方に流体が供給され、他方から流体が排出されるロック移行ポジションとの間を移動可能であり、
    前記ロック移行ポジションでは、前記進角ポート又は前記遅角ポートのうち流体が排出される排出ポートからの流体の排出量が、当該ロック移行ポジションに隣接するポジションにおける前記排出ポートからの流体の排出量より少なく設定されている制御弁。
  2. 前記スプールが前記ロック移行ポジションにあるとき、前記複数のランド部のうちの一つである排出制御ランド部の外周部と前記スリーブの内周部とのうち少なくとも何れか一方に、流体を制限して排出する排出流路が形成されている請求項1記載の制御弁。
  3. 前記排出流路が、前記排出制御ランド部の外周において流体の流れを許容するように、前記排出制御ランド部の外径を、他のランド部の外径より小さく設定して形成されている請求項2記載の制御弁。
  4. 前記排出流路が、溝により形成されている請求項2記載の制御弁。
  5. 前記排出流路が、連通孔により形成されている請求項2記載の制御弁。
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JP2012140968A (ja) * 2012-04-25 2012-07-26 Denso Corp バルブタイミング調整装置

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