JP2016058354A - フレキシブルフラットケーブル用接続具及びそれを備える回転コネクタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のフレキシブルフラットケーブルを備える回転コネクタ装置等に設けられる接続具であって、製造コストを低減しつつ、溶接に掛かる時間を短くした構成を提供する。
【解決手段】接続具45は、第1バスバー群50と、第2バスバー群60と、モールド部70と、を備える。第1バスバー群50は、フレキシブルフラットケーブル14の導体部14cと溶接される第1ケーブル接続部52と、外部の端子と接続される端子部53と、を有する複数のバスバー51から構成される。第2バスバー群60は、フレキシブルフラットケーブル15の導体部15cと溶接される第2ケーブル接続部62と、外部の端子と接続される端子部63と、を有する複数のバスバー61から構成される。モールド部70は、一体的な部材で構成され、第1バスバー群50及び第2バスバー群60をまとめて覆う。
【選択図】図5

Description

本発明は、主として、フレキシブルフラットケーブルの導体部と溶接される接続具に関する。
従来から、例えば自動車のステアリング側と車体側のように、回転側と固定側を電気的に接続するための回転コネクタ装置が知られている。一般的に、自動車のステアリングは、緊急時に確実な動作を要求されるエアバッグ等の装置を備えている。このため、信頼性の低い摺動電極等は用いず、リボン状に構成されたフレキシブルフラットケーブル等によってステアリング側と車体側とを接続する構成の回転コネクタが採用されている。
特許文献1は、この種の回転コネクタ装置を開示する。特許文献1の回転コネクタ装置は、ステータが有する筒状の外側筒部と、ロテータが有する筒状の内側筒部と、の間に形成された環状の空間に、ある程度の長さを有するフレキシブルフラットケーブルを巻いた状態で収納した構成である。このフレキシブルフラットケーブルは、ステータが備えるコネクタと、ロテータが備えるコネクタと、を電気的に接続している。そして、このフレキシブルフラットケーブルは前記環状の空間内で一方向に巻かれた後、巻かれる方向をU字状に反転されて逆方向に巻かれている。この構成で、当該フレキシブルフラットケーブルの長さに対応する回数だけ、ロテータを時計回り又は反時計回りに回転させることが可能となっている。
ところで、フレキシブルフラットケーブルは複数本の薄い導体部を樹脂等で被覆したものであり、フレキシブルフラットケーブルと外部の電気部品とを接続する場合は、特許文献2で示すような接続具を介して接続する構成が一般的である。
特許文献2で示すバスバーは、金属製のターミナル部を有している。このターミナル部の一端にはフラットケーブルの導体部が接続され、他端には電気部品の電線の芯線が接続される。この構成により、フラットケーブルと外部の電気部品とを電気的に接続することができる。
特開2001−126836号公報 特開平11−31542号公報
ところで、この種の回転コネクタ装置では、複数のフレキシブルフラットケーブルが束ねて収容されることがある。この場合、フレキシブルフラットケーブルと電気部品とを接続するために、フレキシブルフラットケーブルと同数の接続具(ターミナル部)が必要となる。この場合、接続具の個数又は種類に応じた数の金型が必要となる。また、回転コネクタ装置の製造工程において作業者は、接続具を作業台にセットしてフレキシブルフラットケーブルと溶接し、その後に別の接続具を作業台にセットして別のフレキシブルフラットケーブルとの溶接を行う必要がある。従って、溶接に掛かる時間が長くなってしまう。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その主要な目的は、複数のフレキシブルフラットケーブルを備える回転コネクタ装置等に設けられる接続具であって、製造コストを低減しつつ、溶接に掛かる時間を短くした構成を提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の第1の観点によれば、以下の構成のフレキシブルフラットケーブル用接続具が提供される。即ち、このフレキシブルフラットケーブル用接続具は、第1バスバー群と、第2バスバー群と、モールド部と、を備える。前記第1バスバー群は、第1フレキシブルフラットケーブルの導体部と溶接される第1ケーブル接続部と、外部の導体と接続される端子部と、を有する複数のバスバーから構成される。前記第2バスバー群は、第2フレキシブルフラットケーブルの導体部と溶接される第2ケーブル接続部と、外部の導体と接続される端子部と、を有する複数のバスバーから構成される。前記モールド部は、一体的な部材で構成され、前記第1バスバー群及び前記第2バスバー群をまとめて覆う。
これにより、第1バスバー群と第2バスバー群は、モールド部にまとめて覆われることで、一体的に構成される。従って、接続具を作業台にセットした状態で、2本のフレキシブルフラットケーブルの溶接を連続して行うことができる。そのため、溶接に掛かる時間を短くすることができる。また、モールド部を製造するための金型が1つで良いため、接続具の製造コストを抑えることができる。
前記のフレキシブルフラットケーブル用接続具においては、前記第1バスバー群のバスバーと前記第2バスバー群のバスバーが同一形状であることが好ましい。
これにより、同じ処理を行うことで第1バスバー群と第2バスバー群を製造することができるので、設備を共通化することができ、製造コストを抑えることができる。
前記のフレキシブルフラットケーブル用接続具においては、前記第1バスバー群のバスバー、及び、前記第2バスバー群のバスバーには、それぞれ屈曲部が形成されていることが好ましい。
これにより、外部の導体(端子)の取付位置と、フレキシブルフラットケーブルの溶接位置と、が直線上にない場合であっても、本発明を適用することができる。
前記のフレキシブルフラットケーブル用接続具においては、前記第1バスバー群及び前記第2バスバー群の周りに前記モールド部がインサート成形されていることが好ましい。
これにより、第1バスバー群及び第2バスバー群のそれぞれのバスバーに屈曲部が形成されているような複雑な形状であっても、その周囲にモールド部を設けることができる。
前記のフレキシブルフラットケーブル用接続具においては、前記第1バスバー群の前記端子部、及び、前記第2バスバー群の前記端子部は、並べられた状態かつ同じ向きで前記モールド部により固定されていることが好ましい。
これにより、複数の端子を有する相手方のコネクタと、第1バスバー群及び第2バスバー群の端子部と、を接続することができる。
前記のフレキシブルフラットケーブル用接続具においては、前記第1バスバー群及び前記第2バスバー群の前記屈曲部がともに略直角であることが好ましい。
これにより、2つのバスバー群のケーブル接続部を同じ平面上に位置させることができる。従って、接続具の向きを変えることなく、2つのケーブル接続部とフレキシブルフラットケーブルの溶接を連続して行うことができる。
本発明の第2の観点によれば、前記のフレキシブルフラットケーブル用接続具を備える回転コネクタ装置が提供される。
これにより、製造コストを抑えつつバスバーとフレキシブルフラットケーブルの溶接に掛かる時間が短い構成の回転コネクタ装置が実現できる。
本発明の一実施形態に係る回転コネクタ装置の全体的な構成を示す外観斜視図。 収容空間に収容されたフレキシブルフラットケーブルとリテーナの様子を示す斜視図。 フレキシブルフラットケーブルが溶接される前の接続具の様子を示す斜視図。 第1ケーブル接続部にフレキシブルフラットケーブルが溶接されたときの様子を示す斜視図。 両方のケーブル接続部にフレキシブルフラットケーブルが溶接されたときの様子を示す斜視図。
次に、図1及び図2を参照して発明の実施の形態を説明する。
図1及び図2に示す回転コネクタ装置1は、ステータ(固定部材)11とロテータ(回転部材)12から構成される。
ステータ11は、車体側の適宜の部材、例えばコンビネーションスイッチに固定されている。ステータ11は図略のステアリングホイールに対して相対回転可能に取り付けられている。また、ステータ11には、外側筒部31が形成されている。
ロテータ12には内側筒部32が形成されており、この内側筒部32に、ステアリングホイールが挿入される。ロテータ12は、挿入されたステアリングホイールと一体的に回転するように、かつ、ステータ11と相対回転するように構成されている。
ステータ11及びロテータ12には、固定ピン18を取り付けるための凹部がそれぞれ形成されている。ステータ11及びロテータ12の凹部に固定ピン18を取り付けることで、ステータ11に対してロテータ12が回転しないようにロックすることができる。固定ピン18は、回転コネクタ装置1を車体に取り付ける際に、ロテータ12の位置が中立位置からズレないように一時的に取り付けられる。回転コネクタ装置1を適切に車体に取り付けた後は、当該固定ピン18を中途部で折り取ることにより、ステータ11に対してロテータ12を回転させることが可能となる。
ステータ11には第1コネクタ41が取り付けられ、ロテータ12には第2コネクタ42が取り付けられる。第2コネクタ42は、ロテータ12の回転に伴って一体的に回転する。第1コネクタ41及び第2コネクタ42は、外部の電気回路(例えば、ホーンスイッチ、エアバッグモジュール、電源、ECU等)から引き出された図略のケーブルをそれぞれ接続可能に構成されている。
ステータ11とロテータ12の間には、環状の空間であるケーブル収容空間が形成されている。ケーブル収容空間は、具体的には、内側筒部32の外壁部及び外側筒部31の内壁部で囲まれた空間である。このケーブル収容空間の内部には、リテーナ25と、2本のフレキシブルフラットケーブル14,15と、が収容されている。リテーナ25は、ベースリング26と、複数の回転ローラ27とを備えている。
ベースリング26は環状に形成された板状の部材である。このベースリング26は、ロテータ12の回転軸を中心にして回転可能に構成されている。回転ローラ27はベースリング26の一面側に周方向に等間隔で並べて配置されている。
フレキシブルフラットケーブル14,15は、このベースリング26の上に巻かれるようにして、ケーブル収容空間に収容されている。2本のフレキシブルフラットケーブル14,15の第1端部14a,15aは、第1コネクタ41に接続されている。
第1コネクタ41からケーブル収容空間へ引き出されたフレキシブルフラットケーブル14,15は、その一部がリテーナ25の外側でステータ11の外側筒部31の内周面に沿うように巻かれる。そして、フレキシブルフラットケーブル14,15は途中で、複数の前記回転ローラ27のうち1つに巻き掛かるようにして向きを反転する(反転部16、反転部17)。その後は、フレキシブルフラットケーブル14,15はリテーナ25の内側でロテータ12の内側筒部32の外周面に沿うように巻かれ、最終的にはケーブル収容空間から引き出されている。ケーブル収容空間から引き出された2本のフレキシブルフラットケーブル14,15の第2端部14b,15bは、第2コネクタ42に接続される。
このように、前記ケーブル収容空間の内部において、フレキシブルフラットケーブル14,15は適宜の長さの弛みを有するように巻かれており、この弛みの長さは、ロテータ12がステータ11に対して回転することにより変化する。この弛み長さの変化に追従するようにリテーナ25が適宜回転することにより、フレキシブルフラットケーブル14,15をケーブル収容空間内で常に整列させた状態で保持することができる。
これにより、ステアリングホイール側(回転側)のエアバッグモジュール等と、車体側(固定側)の電源等とを、フレキシブルフラットケーブル14,15を介して電気的に接続することができる。
次に、図3から図5を参照して、第1コネクタ41又は第2コネクタ42の内部に配置される接続具45(フレキシブルフラットケーブル用接続具)について説明する。接続具45は、第1バスバー群50と、第2バスバー群60と、モールド部70と、を備える。
接続具45は、第1バスバー群50及び第2バスバー群60の周りにモールド部70がインサート成形されている。従って、モールド部70は、一体的な部材で構成されている。モールド部70は、第1溶接部71と、第2溶接部72と、突出部73と、から構成されている。第1溶接部71及び第2溶接部72は、突出部73を挟むように構成されている。
第1溶接部71及び第2溶接部72は、第1バスバー群50及び第2バスバー群60の間に位置する仮想面を対称面として、対称に構成されている。突出部73は、第1溶接部71と第2溶接部72の間から、第1溶接部71等の厚み方向に突出するように形成された部分である。モールド部70の内部には、第1バスバー群50及び第2バスバー群60が配置されている。
第1バスバー群50は、複数のバスバー51から構成されている。それぞれのバスバー51は一方向に並べて配置されており、何れのバスバー51も同じ形状である。また、バスバー51は、金属製の棒状の部材であり、屈曲部54が形成されることでL字状に構成されている。この屈曲部54の一側が第1ケーブル接続部52であり、屈曲部54の他側が端子部53である。
第1ケーブル接続部52は、バスバー51のうちフレキシブルフラットケーブル14と溶接される部分である。第1ケーブル接続部52の周囲には、第1溶接部71が設けられている。第1溶接部71は、第1ケーブル接続部52の先端の少なくとも一面を露出させている。外部に露出する第1ケーブル接続部52の長さは、フレキシブルフラットケーブル14の幅と同じか、やや大きい。なお、第1ケーブル接続部52にフレキシブルフラットケーブル14を溶接する工程については後述する。
端子部53は、バスバー51のうち外部のメス端子と接続される部分である。端子部53は、屈曲部54側が突出部73に覆われることで当該突出部73に保持されている。また、端子部53の露出している部分(先端側の部分)は、第1コネクタ41又は第2コネクタ42に接続される外部のコネクタのメス端子と、電気的及び機械的に接続可能である。
第2バスバー群60は、バスバー51と同じ本数のバスバー61から構成されている。それぞれのバスバー61は一方向に並べて配置されており、何れのバスバー61も同じ形状である。また、バスバー61は、バスバー51と同じ形状であり、第2ケーブル接続部62、端子部63、及び屈曲部64を有している。第1バスバー群50を構成するバスバー51と、第2バスバー群60を構成するバスバー61と、は上述のモールド部70の対称面に対して対称である。
第1バスバー群50と第2バスバー群60が対称であるため、第1ケーブル接続部52と第2ケーブル接続部62は同じ平面上に配置される。また、端子部53と端子部63は、互いに平行になるように配置される。端子部53と端子部63は比較的近い距離に配置されるため、端子部53及び端子部63は、1つのコネクタが有する複数のメス端子とそれぞれ接続される。
次に、第1バスバー群50及び第2バスバー群60にそれぞれフレキシブルフラットケーブル14を溶接する溶接工程について、従来の溶接工程と比較しつつ説明する。
初めに、従来の溶接工程について説明する。従来は、フレキシブルフラットケーブルを2本備える場合、2つの接続具を用いていた。この場合、作業者は、初めに1つ目の接続具を作業台にセットし、1本目のフレキシブルフラットケーブルと溶接を行う。次に、作業者は、溶接が完了したフレキシブルフラットケーブル及び接続具を別の場所に置き、2つ目の接続具を作業台にセットする。そして、2本目のフレキシブルフラットケーブルと溶接を行う。つまり、従来の溶接工程では、作業台に接続具を2回セットする必要があった。
次に、本実施形態の溶接工程について説明する。作業者は、初めに接続具45を作業台にセットする。そして、作業者は、接続具45の第1ケーブル接続部52と、1本目のフレキシブルフラットケーブル14と、を溶接により接続する。
具体的には、本実施形態のフレキシブルフラットケーブル14は、図4に示すように、並べて配置された複数(バスバー51の本数と同数)の導体部14cと、これらの導体部14cを覆うように配置された被覆部14dと、で構成されている。また、被覆部14dには、複数の導体部14cを個別に露出させるように、導体部14cと同数の窓部14eが形成されている。
作業者は、図4に示すように、フレキシブルフラットケーブル14の長手方向と第1ケーブル接続部52の長手方向が略直行するように、当該第1ケーブル接続部52(第1溶接部71)の上にフレキシブルフラットケーブル14を載せる。そして、作業者は、フレキシブルフラットケーブル14の窓部14eに対して、超音波溶接、抵抗溶接、又はレーザ溶接を行うことで、複数の導体部14cと複数の第1ケーブル接続部52をそれぞれ電気的及び機械的に接続する。
ここで、本実施形態の接続具45は、第1ケーブル接続部52及び第2ケーブル接続部62を有しているため、2つのフレキシブルフラットケーブル14,15と接続可能である。従って、作業者は、接続具45を作業台にセットしたままで、第2ケーブル接続部62と、2本目のフレキシブルフラットケーブル15の導体部15cとを、被覆部15dに形成された窓部15eを介して、溶接により接続する(図5を参照)。なお、2回目の溶接は、1回目の溶接と同様であるため、詳細な説明を省略する。このように、本実施形態の接続具45を用いることで、接続具45を作業台にセットする回数を減らすことができるので、溶接に掛かる時間を短くすることができる。
以上に説明したように、本実施形態の接続具45は、第1バスバー群50と、第2バスバー群60と、モールド部70と、を備える。第1バスバー群50は、フレキシブルフラットケーブル14の導体部14cと溶接される第1ケーブル接続部52と、外部の端子と接続される端子部53と、を有する複数のバスバー51から構成される。第2バスバー群60は、フレキシブルフラットケーブル15の導体部15cと溶接される第2ケーブル接続部62と、外部の端子と接続される端子部63と、を有する複数のバスバー61から構成される。モールド部70は、一体的な部材で構成され、第1バスバー群50及び第2バスバー群60をまとめて覆う。
これにより、第1バスバー群50と第2バスバー群60は、モールド部70にまとめて覆われることで、一体的に構成される。従って、接続具45を作業台にセットした状態で、2本のフレキシブルフラットケーブル14,15の溶接を連続して行うことができる。そのため、溶接に掛かる時間を短くすることができる。また、モールド部70を製造するための金型が1つで良いため、接続具45の製造コストを抑えることができる。
また、本実施形態の接続具45においては、第1バスバー群50のバスバーと第2バスバー群60のバスバーが同一形状である。
これにより、同じ処理を行うことで第1バスバー群50と第2バスバー群60を製造することができるので、設備を共通化することができ、製造コストを抑えることができる。
また、本実施形態の接続具45においては、第1バスバー群50及び第2バスバー群60の周りにモールド部70がインサート成形されている。
これにより、バスバー51,61に屈曲部54,64が形成されているような複雑な形状であっても、その周囲に簡単な工程でモールド部70を設けることができる。
また、本実施形態の接続具45においては、第1バスバー群50及び第2バスバー群60の屈曲部54,64がともに略直角である。
これにより、第1ケーブル接続部52と第2ケーブル接続部62を同じ平面上に位置させることができる。従って、接続具45の向きを変えることなく、2本のフレキシブルフラットケーブル14,15の溶接を連続して行うことができる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
バスバー51及びバスバー61の本数は任意であり、コネクタの仕様等に基づいて適宜変更できる。また、上記実施形態では、バスバー51及びバスバー61には、略直角の屈曲部が形成されているが、バスバー51及びバスバー61の形状は任意であり、例えば屈曲部の角度、屈曲部が形成される位置、屈曲部の個数は任意である。
回転コネクタ装置1の内部でフレキシブルフラットケーブル14が巻かれる方向は、上記実施形態と逆方向にしても良い。また、収容されるフレキシブルフラットケーブル14の数は、必要に応じて3本以上にしても良い。また、フレキシブルフラットケーブル14の形状も任意である。
本発明の回転コネクタ装置は、自動車のステアリングと車体に取り付けられる構成に限られず、回転側と固定側とを電気的に接続することを目的とした装置に広く適用利用できる。
1 回転コネクタ装置
11 ステータ
12 ロテータ
14 フレキシブルフラットケーブル(第1フレキシブルフラットケーブル)
15 フレキシブルフラットケーブル(第2フレキシブルフラットケーブル)
45 接続具(フレキシブルフラットケーブル用接続具)
50 第1バスバー群
51 バスバー
52 第1ケーブル接続部
53 端子部
54 屈曲部
61 バスバー
62 第2ケーブル接続部
63 端子部
64 屈曲部
70 モールド部
71 第1溶接部
72 第2溶接部
73 突出部

Claims (7)

  1. 第1フレキシブルフラットケーブルの導体部と溶接される第1ケーブル接続部と、外部の導体と接続される端子部と、を有する複数のバスバーから構成される第1バスバー群と、
    第2フレキシブルフラットケーブルの導体部と溶接される第2ケーブル接続部と、外部の導体と接続される端子部と、を有する複数のバスバーから構成される第2バスバー群と、
    一体的な部材で構成され、前記第1バスバー群及び前記第2バスバー群をまとめて覆うモールド部と、
    を備えることを特徴とするフレキシブルフラットケーブル用接続具。
  2. 請求項1に記載のフレキシブルフラットケーブル用接続具であって、
    前記第1バスバー群のバスバーと前記第2バスバー群のバスバーが同一形状であることを特徴とするフレキシブルフラットケーブル用接続具。
  3. 請求項1又は2に記載のフレキシブルフラットケーブル用接続具であって、
    前記第1バスバー群のバスバー、及び、前記第2バスバー群のバスバーには、それぞれ屈曲部が形成されていることを特徴とするフレキシブルフラットケーブル用接続具。
  4. 請求項3に記載のフレキシブルフラットケーブル用接続具であって、
    前記第1バスバー群及び前記第2バスバー群の周りに前記モールド部がインサート成形されていることを特徴とするフレキシブルフラットケーブル用接続具。
  5. 請求項3又は4に記載のフレキシブルフラットケーブル用接続具であって、
    前記第1バスバー群の前記端子部、及び、前記第2バスバー群の前記端子部は、並べられた状態かつ同じ向きで前記モールド部により固定されていることを特徴とするフレキシブルフラットケーブル用接続具。
  6. 請求項5に記載のフレキシブルフラットケーブル用接続具であって、
    前記第1バスバー群及び前記第2バスバー群の前記屈曲部がともに略直角であることを特徴とするフレキシブルフラットケーブル用接続具。
  7. 請求項1から6までの何れか一項に記載のフレキシブルフラットケーブル用接続具を備えることを特徴とする回転コネクタ装置。
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