JP2016058044A - プローブカーシステムおよび情報収集方法 - Google Patents

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毅 遠山
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陽介 前川
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英樹 後藤
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Tomokazu Moriya
友和 守谷
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Abstract

【課題】車両から情報を収集するプローブカーシステムにおいて、情報を送信する車両のプライバシーを保護しつつ、品質の高い情報を収集可能とする。【解決手段】センサ情報を取得して情報収集サーバへ送信する車両と、センサ情報を収集する情報収集サーバとからなるプローブカーシステムであって、前記車両は、センサ情報を取得するセンシング手段と、センサ情報を情報収集サーバへ送信する送信手段と、情報収集サーバからトークンを受信する受信手段と、を備え、情報収集サーバは、車両からセンサ情報を受信する受信手段と、センサ情報を記憶する記憶手段と、サービス提供サーバから所定のサービスを受ける際に必要となるトークンを生成または取得するトークン取得手段と、センサ情報の品質を評価する評価手段と、品質が所定の閾値以上である場合に、車両に対してトークンを送信する送信手段と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、プローブカーシステムおよび情報収集方法に関する。
車両によってセンシングされた情報を情報収集サーバにおいて収集し、収集した情報に基づいてサービス提供を行うシステムが検討されている。このようなシステムにおいては、質の高い情報をより多く収集することで、質の高いサービスを提供することが可能となる。質の高い情報を車両から多く収集するために、情報を提供した車両に対して報酬を与えることが提案されている。
特許文献1では、品質の高い情報を送信した車両に対してはリアルタイム性の高い交通情報を提供し、品質の低い情報を送信した車両に対してはリアルタイム性に欠ける交通情報を提供することが記載されている。特許文献1では、車両から送信された情報のリアルタイム性、収集頻度、データ量などを評価し、これらの評価に応じて車両(ユーザ)を分類して、分類結果に応じてリアルタイム性の高い交通情報を提供するかリアルタイム性の低い交通情報を提供するかを決定している。
また、特許文献2では、走行履歴情報を送信した車両と送信しない車両との間で、異なるサービスを提供することが開示されている。例えば、走行履歴情報を送信した車両に対してのみ、他のプローブカーから得られる情報に基づく交通情報を提供することが記載されている。また、走行履歴情報を送信した車両に対して、クーポンやポイントを提供することも記載されている。
このように、情報送信行為自体あるいは品質の高い情報の送信にインセンティブを与えることで、情報収集サーバは、より多くの、また、より品質の高い情報を収集することが期待できる。
特開2008−310396号公報 特開2004−280320号公報
しかしながら、上記のような従来技術には問題点も存在する。
第1に、これらの従来技術では情報を送信する車両のプライバシーを考慮していない。センサ情報を送信した車両に対してコンテンツのダウンロードの権利などを与える場合には、サーバ側にて車両を管理する必要が生じる。この場合、サーバ側にてセンシングデータと車両情報との紐付けが可能であり、どの車両がどのようなセンシングデータを送信したかをサーバは判断できる。例えば、センシングデータとして位置情報と時刻情報を送信している場合には、ある特定の車両がどの時刻にどこに位置していたかをサーバは把握できてしまう。
第2に、これらの従来技術では、車両から送信される情報の品質を保つことが考慮されていない。特許文献2では情報を送信すれば報酬が得られ、特許文献1では情報のリアルタイム性やデータ量などは考慮しているが送信データ内容が偽造されたものであっても報
酬が得られてしまう。
上記のような課題を考慮し、本発明は、車両から情報を収集するプローブカーシステムにおいて、情報を送信する車両のプライバシーを保護しつつ、品質の高い情報を収集可能な技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかるプローブカーシステムは、センサ情報を取得して情報収集サーバへ送信する車両と、前記車両から前記センサ情報を収集する情報収集サーバと、からなるプローブカーシステムであって、前記車両は、センサ情報を取得するセンサ情報取得手段と、前記センサ情報を前記情報収集サーバへ送信する送信手段と、前記情報収集サーバからトークンを受信する受信手段と、を備え、前記情報収集サーバは、前記車両から前記センサ情報を受信する受信手段と、前記センサ情報を記憶する記憶手段と、サービス提供サーバから所定のサービスを受ける際に必要となるトークンを取得するトークン取得手段と、前記センサ情報の品質を評価する評価手段と、前記品質が所定の閾値以上である場合に、前記車両に対して前記トークンを送信する送信手段と、を備える。
このように、車両から送信されたセンシングデータの品質を評価し品質が閾値以上である場合にトークンを送信することで、品質の低いデータの送信を抑制できる。また、車両はトークンがあればサービスの提供が受けられるので、情報収集サーバにおいては車両とトークンとの関連付けが不要であるので、車両を特定可能な情報(車両情報)を送信する必要がない。すなわち、車両のプライバシーが守られる。また、それぞれの車両を情報収集サーバにおいて管理する必要がないので、管理のための処理やコストを削減できる。
本発明におけるセンサ情報は、車両が取得可能な情報であれば任意の情報であってよい。センサ情報の一例として、車両の状態情報(速度、加速度、操舵情報、アクセルペダル操作情報、ブレーキペダル操作情報、ワイパー操作情報)、位置情報、車両外の環境情報(周囲に存在する車両の台数、前方車両との車間距離、明るさ)などが挙げられる。センサ情報は、ある特定の時刻においてセンサから取得された情報そのものであってもよいし、ある期間内にセンサから取得された複数の情報に処理を施して得られる情報であってもよい。
本発明におけるトークンは、サービス提供サーバから所定のサービスを受ける際に必要となるデータである。所定のサービスとは、例えば、交通情報や店舗情報など任意の情報の受信、駐車場その他の施設の利用、有料サービスの割引、オンラインアカウントへの入金などが挙げられる。また、このトークンが利用可能なサービスを提供するサーバ装置は、情報収集サーバ自体であってもよいし、情報収集サーバと異なるサーバであってもよい。
本発明においてセンサ情報の品質は例えば、次のようにして決定することができる。センサ情報の品質は、その情報が偽造されたものであったり、情報収集目的に合致しないデータであったりする場合に低く判定されることが好ましい。偽造されたもの以外に、明らかに異常な情報も品質が低く判定されることが好ましい。例えば、センサ情報として位置情報と時刻情報を送信する場合に、車両が移動可能な速度以上で移動するようなデータは異常あるいは偽造されたものであると判定して、低い品質であると判定することができる。また、センサ情報として速度とステアリング操作を送信する場合に、車速が非常に高速であるにもかかわらずステアリングを大きく切っている場合も異常あるいは偽造されたものであると判定し、低い品質であると判定することができる。また、広い範囲で取得されたセンサ情報が必要な場合は、長い期間同じ位置に停止していたり狭い範囲内のみで移動
している車両が取得するセンサ情報は低い品質であると判定することもできる。
本発明において、車両の送信手段は、車両を特定する情報を付加せずにセンサ情報を送信することができる。上述のように、トークンと車両情報とを関連付ける必要がないので、情報収集サーバは車両情報が不要である。これによって、車両のプライバシーを保つことができる。
また、車両の送信手段は、複数のセンサ情報をまとめて前記情報収集サーバへ送信し、前記評価手段は、まとめて送信される複数のセンサ情報を対象として、当該センサ情報の品質を評価することも好ましい。複数のセンサ情報に基づいてその品質を評価することで、より正確な評価が行える。
本発明において、情報収集サーバは、車両から品質の高いセンサ情報を受け取った場合に即座に利用可能なトークンを送信してもよいし、未アクティベート状態(利用不可能状態)のトークンを一旦送信してから、その後でアクティベート(利用可能状態にすること)をしてもよい。
すなわち、本発明において、前記トークン取得手段は、利用可能状態のトークンを取得し、前記情報収集サーバの送信手段は、前記車両に対して当該利用可能状態のトークンを送信する、ことができる。
また、本発明において、前記情報収集サーバは、前記車両から受信したセンサ情報の前記品質が所定の品質以上である場合に、前記トークン取得手段が未アクティベート状態のトークンを取得し、前記送信手段から前記未アクティベート状態のトークンを送信するともに、受信したセンサ情報と送信した未アクティベート状態のトークンとを関連付けて、前記記憶手段に記憶する、ことができる。さらに、前記車両は、前記情報収集サーバから受信した未アクティベート状態のトークンを記憶する記憶手段を有し、前記センサ情報を未アクティベート状態のトークンとともに送信し、前記情報収集サーバは、センサ情報と未アクティベート状態のトークンとを受信した際に、当該未アクティベート状態のトークンと関連付けて前記記憶手段に記憶されているセンサ情報と、受信したセンサ情報とに基づいてセンサ情報の品質を評価し、前記品質が所定の閾値以上である場合に、受信した未アクティベート状態のトークンをアクティベートする、ことができる。
この方法によれば、2回にわたって送信されるセンサ情報全体について、その品質が高い場合に、トークンが利用可能となる(アクティベートされる)。したがって、送信されるセンサ情報が継続的に品質が高い場合に、利用可能なトークンが入手できることになるので、情報収集サーバには品質のよい情報が送信されることが期待できる。
本発明は、上記の処理を実行するための手段の少なくとも一部を備えるプローブカーシステム、あるいは車両または情報収集サーバとしても捉えることができる。上記の処理の少なくとも一部を含む情報収集システムとして捉えることもできる。また、本発明は、当該情報収集方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム、あるいはこのコンピュータプログラムを非一時的に記憶したコンピュータ可読記憶媒体として捉えることもできる。上記手段および処理の各々は可能な限り互いに組み合わせて本発明を構成することができる。
本発明によれば、車両から情報を収集するプローブカーシステムにおいて、情報を送信する車両のプライバシーを保護しつつ、品質の高い情報を収集できる。
第1の実施形態に係るプローブカーシステムのシステム概要を示す図。 第1の実施形態に係るプローブカーシステムの機能ブロックを示す図。 第1の実施形態における処理の流れを示すフローチャート。 第2の実施形態に係るプローブカーシステムの機能ブロックを示す図。 第2の実施形態において車両が未アクティベート状態のトークンを保有していない場合に行われる処理の流れを示すフローチャート。 第2の実施形態において車両が未アクティベート状態のトークンを保有している場合に行われる処理の流れを示すフローチャート。
<第1の実施形態>
(システム概要)
本実施形態に係るプローブカーシステムの概要について、図1を参照して説明する。図1に示すように、本実施形態に係るプローブカーシステムは車両10、情報収集サーバ20、コンテンツサーバ30から構成される。本実施形態において、車両10は走行中にセンサ情報を取得し、取得したセンサ情報を情報収集サーバ20に送信する。情報収集サーバ20は車両10から受信したセンサ情報の品質を評価して、その品質が高ければトークンを車両10へ送信する。車両10は、このトークンを使用してコンテンツサーバ30の所定のコンテンツにアクセスする。コンテンツサーバ30は、トークンを使用してアクセスされた場合には、トークンが無ければアクセスできないようなコンテンツ(サービスを含む)を車両に対して提供する。
このように車両ユーザは、品質の高いセンサ情報を情報収集サーバに送信することで、所定のコンテンツへのアクセスができるようになるという報酬が得られるため、品質の高い情報を送信するというインセンティブが働く。
トークンをコンテンツサーバに提示すれば、車両はコンテンツへのアクセスが許可される。したがって、トークンと車両との間の関連付けは不要である。すなわち、車両が情報収集サーバにセンサ情報を送信する際に、車両を特定する情報を送信する必要が無く、車両のプライバシーを保つことができる。また、情報収集サーバは個々の車両を管理する必要がないので、管理のための処理やコストを削減できる。
(構成)
以下で、本実施形態に係るプローブカーシステムの構成についてより詳細に説明する。図2は、本実施形態に係るプローブカーシステムを構成する車両10、情報収集サーバ20、コンテンツサーバ30の機能ブロックを示す図である。
[車両]
車両10は、そのハードウェア構成として、CPU(中央演算処理装置)などのプロセッサ、RAMなどの主記憶装置、HDDやSDDやフラッシュメモリなどの補助記憶装置、無線通信手段、各種のセンサ、ディスプレイやスピーカーなどの出力装置、タッチパネルやボタンやキーボードなどの入力装置などを含んで構成される。補助記憶装置に格納されたコンピュータプログラムをプロセッサが読み出して実行することにより、図2に示される車両10の各種の機能が実現される。なお、車両10の一部または全部の機能が専用のハードウェア回路によって実現されても構わない。
センサ情報取得部11は、車両10が有するセンサからその検出情報を取得し、センサ情報記憶部12に格納する。センサ情報は、本発明において特に限定されない。例えば、車両の速度、加速度、走行方向、ステアリング操作、アクセルペダル操作、ブレーキペダ
ル操作、パーキングブレーキ操作、ワイパー操作、位置(例えば、緯度・経度・高度)、エネルギー残量(ガソリン残量またはバッテリー充電レベル)、燃費、温度、湿度、明るさ、車外カメラ画像、無線通信の干渉レベル、周囲に存在する車両台数、車両安全システム(エアバッグ装置やABSなど)の稼働状況などを例示することができる。なお、本実施形態において、センサ情報とは、ある特定時刻においてセンサから取得された情報を指すだけでなく、複数の期間において取得されたセンサに対して処理を施して得られる情報も含まれる。また、複数のセンサから取得される複数の情報に対して処理を施して得られる情報も、本実施形態におけるセンサ情報に含まれる。センサ情報記憶部12には、センサ情報取得部11が取得したセンサ情報が、センサ情報の取得日時と関連付けて記憶される。
センサ情報送信部13は、センサ情報記憶部12から複数のセンサ情報を取得して、無線通信によって情報収集サーバ20へ送信する。センサ情報送信部13がセンサ情報の送信を行うタイミングは、本発明では特に限定されず、例えばユーザが明示的に指示をしたタイミングや、あらかじめ定められたタイミングなどで送信すればよい。また、センサ情報送信部13がどのセンサ情報を選択するかも、本発明では特に限定されず、例えばユーザが明示的に選択してもよいし、センサ情報送信部13が所定の選択アルゴリズムにしたがって選択してもよい。また、センサ情報を送信する際の無線通信方式は任意の方式であってよく、例えば、無線LAN(IEEE802.11シリーズ)、携帯電話通信(3G、4G、LTEなど)、DSRC、ミリ波通信などを採用できる。
センサ情報送信部13がセンサ情報を送信する際には、車両10を特定可能な情報を含めずに送信する。車両を特定可能な情報を送信すること、どの車両(ユーザ)がいつどこにいたかなどの情報が情報収集サーバなどで把握可能となるが、車両を特定する情報を送信しないことでこのような特定を避けることができる。
トークン受信部14は、情報収集サーバ20から無線通信によってトークンを受信する。詳しくは後ほど説明するが、トークンはセンサ情報送信に対する報酬として情報収集サーバ20から送信されるものである。本実施形態ではそのまま利用可能な状態のトークンが情報収集サーバ20から送信される。トークン受信部14によって受信されたトークンは、トークン記憶部15に格納される。
コンテンツサーバアクセス部16は、コンテンツサーバ30にアクセスするための機能部である。コンテンツサーバアクセス部16は、トークン記憶部15に格納されているトークンとともにアクセス要求をコンテンツサーバ30に送信することで、トークンが無ければアクセスできないコンテンツを受信したり、特別なサービスを受けたりすることができる。
[情報収集サーバ]
情報収集サーバ20は、無線通信および有線通信が可能なコンピュータとして構成される。情報収集サーバ20は、複数の車両10からセンサ情報を収集し、収集したセンサ情報に対して統計処理やその他の処理を施して、交通情報などの有用な情報を生成する。あるいは情報収集サーバ20は、情報の収集のみを行い、収集した情報に対する別の装置に対して収集した情報を送信してもよい。ここでは、情報収集サーバ20の機能のうち、情報を収集する際に必要となる機能について主に説明する。
情報収集サーバ20のプロセッサがコンピュータプログラムを実行することにより、センサ情報受信部21、センサ情報品質判定部22、トークン送信部23、トークン取得部24の機能が実現される。
センサ情報受信部21は、車両10から送信されるセンサ情報を受信する。センサ情報品質判定部22は、センサ情報の品質を判定する機能部である。センサ情報品質判定部22は、センサ情報の真正性およびセンサ情報の有用性に基づいて、センサ情報の品質を判定する。センサ情報品質判定部22は、センサ情報を高品質/低品質の2段階で評価してもよいし、5段階や10段階などより詳細に評価してもよい。
センサ情報品質判定部22は、センサ情報の内容が明らかに正しくない場合には、そのセンサ情報の品質を低く評価する。例えば、センサ情報の真正性の判定例として次のようなものがある。送信されたセンサ情報のそれぞれに時刻情報と位置情報が含まれる場合に、位置情報の変化(移動速度)が大きすぎる場合は、センサ情報が正しくないと考えられるので、低い品質であると判定する。また、センサ情報に速度情報とステアリング操作情報が含まれる場合に、車速が非常に高速であるにもかかわらずステアリングを大きく切っている場合にも同様に低い品質であると判定する。また、天気情報のようにある程度広い範囲で同じ結果が得られるセンサ情報であって他の車両と異なる内容のセンサ情報は品質が低いと判断することもできる。このような判断基準はあらかじめ定義しておくことができる。
また、センサ情報の有用性の判定例として次のようなものがある。例えば、広い範囲で取得されたセンサ情報ほど品質が高いと判断することができる。あるいは、より最近に取得されたセンサ情報ほど品質が高いと判断することもできる。センサ情報の有用性は、センサ情報に基づいてどのような情報を生成するかに依存するので種々の定義が考えられる。いずれにしても、このような判断基準はあらかじめ定めておくことができる。
センサ情報品質判定部22は、真正性に基づく判定結果と有用性に基づく判定結果のいずれか一方のみを判定結果として決定してもよいし、これら両方の判定結果を組み合わせて最終的な判定結果を決定してもよい。
トークン取得部24は、コンテンツサーバ30の所定のコンテンツにアクセスするために必要となるトークンを取得する機能部である。トークン取得部24は、トークン送信部23からトークンが要求される度にコンテンツサーバ30にアクセスしてトークンの発行を受けてもよいし、あらかじめ複数のトークンの発行を受け情報収集サーバ20内に記憶しておいてもよい。複数のトークンの発行を受ける場合には、データ通信をおこなってトークンを取得してもよいし、記憶媒体を介してトークンを取得してもよい。なお、トークン取得部24が取得するトークンは、そのままの状態で利用可能なものであってもよいし、別途アクティベーションを行わないと利用可能にならないものであってもよい。未アクティベーション状態のトークンを記憶しておく場合には、トークン取得部24にトークンを渡す前にコンテンツサーバ30に対してアクティベーション処理を行う。
トークン送信部23は、車両10から送信されたセンサ情報の品質が所定の閾値以上であると判定された場合に、トークン取得部24が取得したトークンを車両10に送信する機能部である。センサ情報品質判定部22が判定した品質が所定の閾値以上(例えば、5段階評価中の3以上、2段階評価中の高判定)である場合にその旨の通知がトークン送信部23になされ、トークン送信部23はトークン送信部23からトークンを取得して、無線通信により車両10に送信する。
[コンテンツサーバ]
コンテンツサーバ30は、車両10などからのアクセスに対して所定のコンテンツ(サービスを含む)を提供するコンピュータである。コンテンツサーバ30は、例えば、交通情報や店舗情報などの情報を提供するサーバである。コンテンツサーバ30は、車両10からのアクセス要求にトークンが含まれるか否かによって車両10に提供するコンテンツ
の内容を変えてもよい。例えば、トークンがある場合にはより詳細な交通情報を提供したり店舗におけるセール情報を提供したりすることができる。
コンテンツサーバ30は、無線通信および有線通信が可能なコンピュータとして構成される。コンテンツサーバ30のプロセッサがコンピュータプログラムを実行することにより、コンテンツ配信部31およびトークン管理部32として機能する。
コンテンツ配信部31は、車両10からのアクセス要求を受信し、アクセス要求に応じたコンテンツを車両10に配信する。コンテンツ配信部31は、車両10から送信されるアクセス要求にトークンが含まれる場合には、トークン管理部32にこのトークンが有効なものであるか問合せをし、トークンが有効であれば、トークンに対応したコンテンツを車両10に配信する。例えば、交通情報を配信する場合に、トークンの有無によって情報の詳細度を変えることができる。また、あるコンテンツについてはトークンがなければ配信しないようにしてもよい。
トークン管理部32は、このコンテンツサーバ30で利用可能なトークンの管理を行う機能部である。具体的には、トークンの発行処理や、トークンのアクティベーション状態の管理、トークンの有効無効の判定などを行う。トークンは、一意のデータである。トークンは、暗号化や署名付与などの技術を用いて生成することで、偽造を防止することが好ましい。
(処理内容)
本実施形態において行われる処理の流れについて図3のフローチャートを参照して説明する。
車両10は、走行中にセンサ情報取得部11によってセンサ情報の取得を行い、センサ情報記憶部12に蓄積する(S101)。所定のタイミングが到来したりユーザが明示的に指示したタイミングで、センサ情報送信部13は、センサ情報記憶部12から複数のセンサ情報を取得して情報収集サーバ20に送信する(S102)。
情報収集サーバ20のセンサ情報受信部21が車両10から送信されたセンサ情報を受信する(S103)と、受信されたセンサ情報はセンサ情報品質判定部22によってその品質が判定される(S104)。センサ情報品質判定部22による品質判定結果が閾値以上である場合(S105−YES)は、ステップS106以降のトークン発行処理に進み、閾値未満である場合(S105−NO)は処理を終了する。この際は、車両10に対してセンサ情報の品質が低くトークンを発行しない旨の通知を行ってもよい。
センサ情報の品質判定結果が閾値以上であれば(S105−YES)、トークン取得部24がトークンの取得をコンテンツサーバ30に要求し(S106)、コンテンツサーバ30がトークンを発行する(S107)。トークン取得部24は取得したトークンをトークン送信部23に渡す。なお、トークン取得部24は、ステップS106において、コンテンツサーバ30にトークンの発行を要求して得られたトークンをトークン送信部23に渡す代わりに、あらかじめ保持していたトークンをトークン送信部23に渡してもよい。また、トークンが未アクティベート状態であれば、この時点でアクティベート要求をコンテンツサーバ30へ送信する。トークン送信部23は、トークン取得部24から渡されたトークンを車両10へ送信する(S108)。
情報収集サーバ20のトークン送信部23によって送信されたトークンは、車両10のトークン受信部14によって受信され、トークン記憶部15に記憶される(S109)。車両10は、その後の任意のタイミングにおいて、トークンを使ってコンテンツサーバ30へのアクセスをする(S110)。具体的には、コンテンツサーバアクセス部16が、
トークンを含むアクセス要求をコンテンツサーバ30へ送信する。コンテンツサーバ30のコンテンツ配信部31がトークンを含むアクセス要求を受信すると(S111)、トークンをトークン管理部32に渡してその有効性を確認する(S112)。コンテンツ配信部31は、トークンが有効であるか無効であるかに応じて配信するコンテンツを決定して、決定したコンテンツを車両10に送信する(S113)。車両10は、コンテンツサーバ30からコンテンツを受信し(S114)、例えば、ユーザに対して表示する。なお、ステップS112においてトークンが無効であると判定された場合に、コンテンツ配信部31はエラー通知を行ってもよい。
(本実施形態の利点)
本実施形態によれば、情報収集サーバにおいて送信されたセンサ情報の真正性および有用性に基づいて品質を判断し、その品質が高い場合のみトークンを発行するようにしている。したがって、車両に正しくかつ有用な情報を送信することに対するインセンティブが働き、情報収集サーバは正しくかつ有用な情報を多く収集できることが期待できる。また、偽造されたセンサ情報などが送信された場合に、トークン発行を行わないようにできる。
また、本実施形態では、トークンと車両との間の関連を管理しておく必要がない。したがって、車両はセンサ情報を送信する際に車両を特定できる情報を送信する必要が無く、車両のプライバシーが守れる。また、情報収集サーバではそれぞれの車両を管理する必要がないので管理のための処理やコストを省略できる。
<第2の実施形態>
本実施形態に係るプローブカーシステムの基本的な構成は第1の実施形態と同様である。ただし本実施形態においては、1回目のセンサ情報送信の応答として未アクティベート状態のトークンを送信し、その後の2回目のセンサ情報の応答として未アクティベーション状態のトークンをアクティベートする。以下、第1の実施形態との相違点について主に説明する。
(構成)
図4は、本実施形態に係るプローブカーシステムを構成する車両10、情報収集サーバ20,コンテンツサーバ30の機能ブロックを示す図である。なお、第1の実施形態と同様の構成については同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
車両10は、第1の実施形態と同様に、センサ情報取得部11、センサ情報記憶部12、センサ情報送信部13、トークン受信部14、トークン記憶部15、コンテンツサーバアクセス部16を機能ブロックとして有する。
本実施形態におけるセンサ情報送信部13は、センサ情報を送信する際に、それよりも前に情報収集サーバ20から送信された未アクティベート状態のトークンをトークン記憶部15から取得して、センサ情報と関連付けて送信する。センサ情報と未アクティベート状態のトークンを送信すると、情報収集サーバ20においてセンサ情報の品質が判定され、十分な品質があると判断されると、未アクティベート状態のトークンがアクティベートされるとともに、新たな未アクティベート状態のトークンが情報収集サーバ20から車両10に送信される。トークン記憶部15には、情報収集サーバ20から受信したトークンが、その状態(アクティベート済み/未アクティベート)が分かるように格納される。コンテンツサーバアクセス部16は、コンテンツサーバ30にアクセスする際にトークン記憶部15からアクティベート済みのトークンを取得して、取得したトークンをアクセス要求に含めてコンテンツサーバ30にアクセスする。
情報収集サーバ20は、センサ情報受信部21、センサ情報品質判定部22、トークン送信部23、トークン取得部24、トークン・センサ情報記憶部25、アクティベーション要求部26を機能ブロックとして有する。
本実施形態において、センサ情報受信部21が受信したセンサ情報が所定の品質以上である場合に、トークン取得部24がトークンを取得して車両10に送信する点は第1の実施形態と同様である。ただし、本実施形態においては、トークン取得部24は、未アクティベート状態のトークンを取得して車両10に送信する。そして、トークン・センサ情報記憶部25には、センサ情報受信部21が車両10から受信したセンサ情報と、これに対応して車両10に送信した未アクティベート状態のトークンとが互いに関連付けて記憶される。
また、車両10からセンサ情報と共に未アクティベート状態のトークンが送信されるので、センサ情報品質判定部22は、受信したセンサ情報と、受信したトークンに対応してトークン・センサ情報記憶部25に記憶されているセンサ情報とに基づいてセンサ情報の品質を判定する。判定の基準は、第1の実施形態と同様に種々の手法が考えられる。センサ情報の品質が所定の閾値以上であれば、トークン取得部24が未アクティベート状態のトークンをコンテンツサーバ30から取得するとともに、車両10から受信した未アクティベート状態のトークンのアクティベートするようにアクティベーション要求部26がコンテンツサーバ30に対して要求する。トークン送信部23は、トークン取得部24が取得した未アクティベート状態のトークンと、車両10から受信したトークンをアクティベートした旨の通知とを車両10に送信する。
コンテンツサーバ30の構成は第1の実施形態と同様である。コンテンツサーバ30が車両10からトークンを含むアクセス要求を受信した場合は、このトークンが正しいものでありかつアクティベーション済みであることを確認してから、コンテンツを車両10に対して提供する。
(処理内容)
本実施形態において行われる処理の流れについて図5、図6のフローチャートを参照して説明する。なお、図5、図6では、コンテンツサーバ30において行われる処理については省略している。
図5は、車両10が未アクティベート状態のトークンを保有していない場合に行われる処理である。図5におけるステップS201〜S205の処理は、第1の実施形態における図3のフローチャートのステップS101〜S105の処理と同様である。車両10から受信したセンサ情報の品質が所定の閾値以上である場合(S205−YES)、情報収集サーバ20のトークン取得部24がコンテンツサーバ30から未アクティベート状態のトークンを取得し(S206)、トークン送信部23がこのトークンを車両10に送信する(S207)。コンテンツサーバ30では、ステップS203に置いて車両10から受信したセンサ情報と、ステップS206においてコンテンツサーバ30から取得した未アクティベート状態のトークンとを関連付けてトークン・センサ情報記憶部25に記憶する(S209)。また、車両10では、情報収集サーバ20から未アクティベート状態のトークンを受信すると(S208)、このトークンをトークン記憶部15に記憶する(S210)。
図6は、車両が未アクティベート状態のトークンの保有している場合に行われる処理である。車両10は、走行中にセンサ情報取得部11によってセンサ情報の取得を行い、センサ情報記憶部12に蓄積する(S301)。センサ情報を送信する際に、センサ情報送信部13は、トークン記憶部15に記憶されている未アクティベート状態のトークンを取
得し(S302)、センサ情報と未アクティベート状態のトークンとを関連付けて情報収集サーバ20に送信する(S303)。以下では、センサ情報と関連付けて送信される未アクティベート状態のトークンの「トークンA」と称する。
情報収集サーバ20のセンサ情報受信部21が車両から送信されたセンサ情報とトークンAとを受信する(S304)と、受信されたセンサ情報はセンサ情報品質判定部22に渡される。また、センサ情報品質判定部22は、トークンAと関連付けてトークン・センサ情報記憶部25に記憶されているセンサ情報を取得する(S305)。そして、センサ情報品質判定部22は、受信したセンサ情報と、トークンAに関連付けて保存されていたセンサ情報の両方に基づいて、センサ情報の品質を判定する(S306)。品質判定処理においては、これらのセンサ情報全体に対して第1の実施形態と同様の判定処理を施すことが望ましい。ただし、受信したセンサ情報と、トークンAに対応するセンサ情報のそれぞれに対して第1の実施形態と同様の品質判定処理を施し、得られた結果から最終的な品質を決定するようにしてもよい。
センサ情報の品質が所定の閾値未満である場合(S307−NO)は処理を終了する。この際、車両10に対してセンサ情報の品質が低かった旨や、トークンAのアクティベーション処理が行われていない旨の通知を行ってもよい。
センサ情報の品質が所定の閾値以上である場合(S307−YES)は、ステップS308以降のトークン発行処理に進む。まず、アクティベーション要求部26が、コンテンツサーバ30に対してトークンAをアクティベートするように要求する(S308)。この処理によりトークンはアクティベートされて利用可能な状態になる。また、トークン取得部24は、コンテンツサーバ30から未アクティベート状態の新しいトークンBを取得する(S309)。そして、トークン送信部23が、車両に対してトークンBを送信する(S310)。この際、トークンAがアクティベートされたことも通知するとよい。情報収集サーバ20においては、ステップS304で車両10から受信したセンサ情報と、ステップS309でコンテンツサーバ30から取得したトークンBとを関連付けて、トークン・センサ情報記憶部25に記憶する(S312)。
情報収集サーバ20のトークン送信部23によって送信されたトークンBは、車両10のトークン受信部によって受信され(S312)、トークン記憶部15に記憶される(S313)。また、トークンAがアクティベートされた通知に基づいて、トークン記憶部15に反映させる。これにより、車両10がコンテンツサーバアクセス部16がトークンを用いてコンテンツサーバ30にアクセスする際に、アクティベート済みのトークンをトークン記憶部15から取り出してアクセスすることができる(S314)。トークンを用いたコンテンツサーバへのアクセス処理については、第1の実施形態と同様であるため、その説明は省略する。
(本実施形態の利点)
本実施形態によれば、情報収集サーバは2回にわたって送信されるセンサ情報に基づいてその品質を評価し、これらセンサ情報全体の品質が高い場合に車両は利用可能な(アクティベートされた)トークンを取得できる。したがって、情報収集サーバはより適確にセンサ情報の真正性や有用性を確認することができる。
また、本実施形態においても第1の実施形態と同様に、情報収集サーバにおいて個々の車両を管理する必要がないので、車両のプライバシー保護や管理コストの削減などの効果も得られる。
<変形例>
上記の説明は、本発明を例示的に説明したものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その技術的思想の範囲内で、種々の変形が可能である。
上記の説明では、情報収集サーバとコンテンツサーバが異なる装置として構成されている例を説明したが、情報収集サーバとコンテンツサーバは同一のサーバであってもよい。すなわち、一つのサーバが、車両からセンサ情報の収集を行うとともに、車両に対してサービス情報の提供を行うものであってもよい。また逆に、情報収集サーバやコンテンツサーバは、それぞれ複数のサーバから構成されてもよい。例えば、トークンの発行管理を行う個別のサーバが存在しても構わない。
また、複数の車両同士でアクティベート状態のトークンを交換したり、トークンをトークン以外の別のもの(情報などの無体物を含む)と交換したりすることも好ましい。これにより、車両のプライバシーをより一層保つことができる。情報収集サーバにおいては、トークンを発行した対象の車両を特定することはできないが、センサ情報とトークンの関連付けは可能である。したがって、例えばセンサ情報に位置情報が含まれる場合には、あるトークンを使ってコンテンツにアクセスした車両とその車両の移動経路を紐付けることができる。しかしながら、車両同士でトークンを交換することによって、このような追跡を不可能にし、車両のプライバシーをより一層保つことができる。
また、トークンとともにアクセスすることによって得られる特典は情報コンテンツのみに限られず任意のサービスであって構わない。すなわち、上記の実施形態に記載したコンテンツサーバの代わりに次のようなサービス提供サーバを用いることができる。例えば、駐車場やホテルなどの施設の利用予約を行うためのサービス提供サーバを利用して、トークンの有無によって利用できる施設の種類を変えたり、利用料金を変えたりすることができる。また、オンラインショッピング用のサービス提供サーバを利用して、トークンの有無によって購入できる物品の種類や料金を変えるものであってもよい。また、ショッピングサイトにおいてユーザが自らのアカウントにあらかじめ入金を行うものであれば、トークンを入力することでアカウントの残高を増やすようにしてもよい。このように、トークンとともにアクセスをすることによって、ユーザが何らかの特典やサービスを受けられるものであれば、サービス提供サーバの内容は特に限定されない。
10 車両
11 センサ情報取得部 12 センサ情報記憶部 13 センサ情報送信部
14 トークン受信部 15 トークン記憶部 16 コンテンツサーバアクセス部
20 情報収集サーバ
21 センサ情報受信部 22 センサ情報品質判定部 23 トークン送信部24 トークン取得部 25 トークン・センサ情報記憶部 26 アクティベーション要求部
30 コンテンツサーバ
31 コンテンツ配信部 32 トークン管理部

Claims (12)

  1. センサ情報を取得して情報収集サーバへ送信する車両と、前記車両から前記センサ情報を収集する情報収集サーバと、からなるプローブカーシステムであって、
    前記車両は、
    センサ情報を取得するセンサ情報取得手段と、
    前記センサ情報を前記情報収集サーバへ送信する送信手段と、
    前記情報収集サーバからトークンを受信する受信手段と、
    を備え、
    前記情報収集サーバは、
    前記車両から前記センサ情報を受信する受信手段と、
    前記センサ情報を記憶する記憶手段と、
    サービス提供サーバから所定のサービスを受ける際に必要となるトークンを取得するトークン取得手段と、
    前記センサ情報の品質を評価する評価手段と、
    前記品質が所定の閾値以上である場合に、前記車両に対して前記トークンを送信する送信手段と、
    を備える、プローブカーシステム。
  2. 前記車両の送信手段は、当該車両を特定する情報を付加せずに、前記センサ情報を前記情報収集サーバへ送信する、
    請求項1に記載のプローブカーシステム。
  3. 前記車両の送信手段は、複数のセンサ情報をまとめて前記情報収集サーバへ送信し、
    前記評価手段は、まとめて送信される複数のセンサ情報を対象として、当該センサ情報の品質を評価する、
    請求項1または2に記載のプローブカーシステム。
  4. 前記トークン取得手段は、利用可能状態のトークンを取得し、
    前記情報収集サーバの送信手段は、前記車両に対して当該利用可能状態のトークンを送信する、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のプローブカーシステム。
  5. 前記情報収集サーバは、前記車両から受信したセンサ情報の前記品質が所定の閾値以上である場合に、
    前記トークン取得手段が未アクティベート状態のトークンを取得し、前記送信手段から前記未アクティベート状態のトークンを送信するとともに、受信したセンサ情報と送信した未アクティベート状態のトークンとを関連付けて、前記記憶手段に記憶する、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のプローブカーシステム。
  6. 前記車両は、前記情報収集サーバから受信した未アクティベート状態のトークンを記憶する記憶手段を有し、前記センサ情報を未アクティベート状態のトークンとともに送信し、
    前記情報収集サーバは、センサ情報と未アクティベート状態のトークンとを受信した際に、当該未アクティベート状態のトークンと関連付けて前記記憶手段に記憶されているセンサ情報と、受信したセンサ情報とに基づいてセンサ情報の品質を評価し、前記品質が所定の閾値以上である場合に、受信した未アクティベート状態のトークンをアクティベートする、
    請求項5に記載のプローブカーシステム。
  7. センサ情報を取得して情報収集サーバへ送信する車両と、前記車両から前記センサ情報を収集する情報収集サーバと、からなるプローブカーシステムにおける情報収集方法であって、
    前記車両が、センサ情報を取得するセンサ情報取得ステップと、
    前記車両が、前記センサ情報を前記情報収集サーバへ送信する第1送信ステップと、
    前記情報収集サーバが、前記車両から前記センサ情報を受信する第1受信ステップと、
    前記情報収集サーバが、前記センサ情報を記憶する記憶ステップと、
    前記情報収集サーバが、前記センサ情報の品質を評価する評価ステップと、
    前記評価ステップにおいて評価された前記品質が所定の閾値以上である場合に、前記情報収集サーバが、サービス提供サーバから所定のサービスを受ける際に際に必要となるトークンを取得して、前記車両に送信する第2送信ステップと、
    前記車両が、前記情報収集サーバから前記トークンを受信する第2受信ステップと、
    からなる、情報収集方法。
  8. 前記第1送信ステップにおいて、前記車両は、当該車両を特定する情報を付加せずに、前記センサ情報を前記情報収集サーバへ送信する、
    請求項7に記載の情報収集方法。
  9. 前記第1送信ステップにおいて、前記車両は、複数のセンサ情報をまとめて前記情報収集サーバへ送信し、
    前記評価ステップにおいて、前記情報収集サーバは、まとめて送信される複数のセンサ情報を対象として、当該センサ情報の品質を評価する、
    請求項7または8に記載の情報収集方法。
  10. 前記第2送信ステップにおいて、前記情報収集サーバは、前記車両に対して利用可能状態のトークンを送信する、
    請求項7〜9のいずれか1項に記載の情報収集方法。
  11. 前記第2送信ステップにおいて、前記情報収集サーバは、未アクティベート状態のトークンを取得し、前記車両に対して当該未アクティベート状態のトークンを送信するとともに、前記車両から受信したセンサ情報と送信した未アクティベート状態のトークンとを関連付けて記憶する、
    請求項7〜9のいずれか1項に記載の情報収集方法。
  12. 前記第2受信ステップにおいて、前記車両は、情報収集サーバから受信した未アクティベート状態のトークンを記憶し、
    前記第1送信ステップにおいて、前記車両は、センサ情報を未アクティベート状態のトークンとともに前記情報収集サーバに送信し、
    前記評価ステップにおいて、前記情報収集サーバは、前記第1受信ステップにおいて受信したセンサ情報と、前記第1受信ステップにおいて受信した未アクティベート状態のトークンに関連付けて記憶したセンサ情報とに基づいて、センサ情報の品質を評価し、
    前記評価ステップにおいて、前記第1受信ステップにおいて受信したセンサ情報と前記第1受信ステップにおいて受信した未アクティベート状態のトークンに関連付けて記憶したセンサ情報の品質が所定の閾値以上である場合に、前記情報収集サーバが、前記第1受信ステップにおいて受信した未アクティベート状態のトークンをアクティベートするとともに、新たな未アクティベート状態のトークンを前記車両に送信する、
    請求項11に記載の情報収集方法。
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