JP2016053841A - 電源状態制御装置およびプログラム - Google Patents

電源状態制御装置およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2016053841A
JP2016053841A JP2014179524A JP2014179524A JP2016053841A JP 2016053841 A JP2016053841 A JP 2016053841A JP 2014179524 A JP2014179524 A JP 2014179524A JP 2014179524 A JP2014179524 A JP 2014179524A JP 2016053841 A JP2016053841 A JP 2016053841A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
state
power supply
switching
score
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014179524A
Other languages
English (en)
Inventor
彦俊 中里
Hikotoshi Nakazato
彦俊 中里
光穂 田原
Mitsuo Tawara
光穂 田原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2014179524A priority Critical patent/JP2016053841A/ja
Publication of JP2016053841A publication Critical patent/JP2016053841A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Power Sources (AREA)

Abstract

【課題】保守者のポリシーに従った各種装置の電源制御を実現する。【解決手段】少なくとも電源オンおよび電源オフの電源状態をそれぞれが有する複数の被制御装置(20−1〜20−n)の電源状態を制御する電源状態制御装置であって、各被制御装置について、性能スペック値、消費電力、電源切替上限回数、使用可能残年数、使用を開始した後の経過年数である使用年数、直近の所定期間内の連続稼働時間、故障率、使用を開始した後の電源切替累計回数、直近の所定期間内の電源切替回数、または負荷の大きさを表す装置負荷情報のうち少なくとも一のパラメータを記憶する記憶手段(130)と、該記憶手段に記憶されたパラメータの中から保守者に指定された種類のパラメータに基づいて、各被制御装置の電源状態を切り替える処理手段(110)とを備えた。【選択図】図1

Description

本発明は、サーバ仮想化システム、その他複数の装置を協同させるシステムに用いて好適な電源状態制御装置およびプログラムに関する。
近年、データセンタ等においては、サーバ仮想化技術によるサーバ集約が実現されている。サーバ仮想化技術においては、複数の物理サーバに対して、各々一または複数の仮想マシンが割り当てられ、これら仮想マシンによって様々な処理が実行される。データセンタ等において、所期のシステム性能を担保しつつ、可能な限り消費電力を削減するため、システム負荷に応じて仮想マシンの配置構成を変更し、それに伴い物理サーバの電源状態を変更する技術が知られている。すなわち、現時点で配置すべき仮想マシンに必要な処理能力を求め、その処理能力を確保できる数の物理サーバのみ電源をオンにしておき、残りの物理サーバの電源はオフにされる。このような技術は、例えば特許文献1に開示されている。
特開2010−61278号公報
ところで、特許文献1においては、何れかの物理サーバの電源をオンにする必要が生じた場合、あるいは何れかの物理サーバの電源をオフにする必要が生じた場合、具体的にどの物理サーバを電源オン/オフの対象として選択するのか、その基準は開示されていない。
しかし、例えばある物理サーバの電源切替頻度が高くなると、その物理サーバにおいてハードディスク等の故障率が高くなるという問題が生じる。また、旧型の物理サーバは、処理能力に対して消費電力が大きくなる傾向がある。その際、消費電力の低減を優先するのであれば、なるべく新型の物理サーバを優先的に使用することが望ましいと言える。一方、旧型の物理サーバを早期に消耗させるためには、旧型の物理サーバを優先的に使用することが望ましいと言える。このように、各装置の電源切替頻度や装置特性を考慮しつつ、装置全体の寿命延長や旧装置からの順番消耗等、保守者のポリシーに従った電源制御を行えるようにすることが望ましい。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、保守者のポリシーに従った電源制御を実現できる電源状態制御装置およびプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本発明にあっては、下記構成を有することを特徴とする。
請求項1記載の電源状態制御装置にあっては、少なくとも電源オンおよび電源オフの電源状態をそれぞれが有する複数の被制御装置の前記電源状態を制御する電源状態制御装置であって、前記各被制御装置について、性能スペック値、消費電力、電源切替上限回数、使用可能残年数、使用を開始した後の経過年数である使用年数、直近の所定期間内の連続稼働時間、故障率、使用を開始した後の電源切替累計回数、直近の所定期間内の電源切替回数、または負荷の大きさを表す装置負荷情報のうち少なくとも一のパラメータを記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶されたパラメータの中から保守者に指定された種類のパラメータに基づいて、前記各被制御装置の電源状態を切り替える処理手段とを有することを特徴とする。
この構成によれば、処理手段においては、保守者に指定された種類のパラメータに基づいて被制御装置の電源状態を切り替えることができるから、保守者のポリシーに従った電源制御を実現することができる。
さらに、請求項2記載の構成にあっては、請求項1記載の電源状態制御装置において、前記処理手段は、何れか一または複数種類の前記パラメータと保守者に指定された電源切替スコア算出ルールとに基づいて前記各被制御装置の電源切替スコアを算出する装置電源切替情報管理手段をさらに有し、該電源切替スコアに基づいて前記各被制御装置の電源状態を切り替えることを特徴とする。
この構成によれば、保守者に指定された電源切替スコア算出ルールに基づいて、装置電源切替情報管理手段において電源切替スコアが算出され、該電源切替スコアに基づいて処理手段は各被制御装置の電源状態を切り替えるから、保守者のポリシーに従った電源制御を実現することができる。
さらに、請求項3記載の構成にあっては、請求項2記載の電源状態制御装置において、前記各被制御装置は、所期の動作を実行する電源オン現用状態、電源をオンにしつつ前記所期の動作を実行しない電源オン予備状態、および電源がオフにされている電源オフ予備状態のうち一の状態を取り得るものであり、前記処理手段は、前記電源オフ予備状態の被制御装置のうち前記電源切替スコアの低いものを優先して前記電源オン予備状態に遷移させ、前記電源オン予備状態の被制御装置のうち前記電源切替スコアの低いものを優先して前記電源オン現用状態に遷移させ、前記電源オン現用状態の被制御装置のうち前記電源切替スコアの高いものを優先して前記電源オン予備状態に遷移させ、前記電源オン予備状態の被制御装置のうち前記電源切替スコアの高いものを優先して前記電源オフ予備状態に遷移させる装置電源状態管理手段をさらに有することを特徴とする。
この構成によれば、電源切替スコアの低い被制御装置ほど稼働側に(電源オフ予備状態は電源オン予備状態に、電源オン予備状態は電源オン現用状態に)遷移させることができ、電源切替スコアの高い被制御装置ほど待機側に(電源オン現用状態は電源オン予備状態に、電源オン予備状態は電源オフ予備状態に)遷移させることができる。
さらに、請求項4記載の構成にあっては、請求項3に記載の電源状態制御装置において、前記被制御装置は、一または複数の仮想マシンを配置できる物理サーバであり、前記電源オン現用状態とは、現に一または複数の仮想マシンが配置されている状態であり、前記電源オン予備状態とは、現に仮想マシンは配置されていないが仮想マシンを配置することが可能になっている状態であり、前記処理手段は、前記何れかのパラメータに基づいて、前記各仮想マシンが配置される被制御装置の配置構成を決定する仮想マシン配置構成決定手段と、前記仮想マシン配置構成決定手段にて決定した配置構成に基づいて、前記各仮想マシンを、対応する被制御装置に配置する仮想マシン配置構成変更実行手段とを有することを特徴とする。
この構成によれば、一または複数の仮想マシンを配置できる物理サーバに対して、保守者のポリシーに従った電源制御を実現することができる。
さらに、請求項5記載の構成にあっては、請求項3または4に記載の電源状態制御装置において、前記装置電源状態管理手段は、前記電源オン予備状態の被制御装置の規模と前記電源オン現用状態の被制御装置の規模との比率である予備・現用比率が所定の第1の値未満であるとき、電源切替スコアが最低である電源オフ予備状態の被制御装置の電源をオンにし、電源オン予備状態に遷移させるとともに、前記予備・現用比率が所定の第2の値を超えるとき、電源切替スコアが最高である電源オン予備状態の被制御装置の電源をオフにし、電源オフ予備状態に遷移させるものであることを特徴とする。
この構成によれば、予備・現用比率が第1の値以上かつ第2の値以下になるように、被制御装置の電源状態を自動制御することができる。
さらに、請求項6記載の構成にあっては、請求項3記載の電源状態制御装置において、前記装置電源状態管理手段は、定期的に定常的電源制御を実行するものであり、該定常的電源制御においては、前記電源オン現用状態である被制御装置のうち、電源切替スコアが最高である被制御装置の状態を電源オフ予備状態に遷移させるとともに、前記電源オン予備状態である被制御装置のうち、電源切替スコアが最高である被制御装置の状態を電源オフ予備状態に遷移させることを特徴とする。
この構成によれば、電源切替スコアの高い被制御装置を、速やかに電源オフ予備状態に遷移させることができる。
さらに、請求項7記載の構成にあっては、請求項2記載の電源状態制御装置において、前記各被制御装置は、所期の動作を実行する電源オン現用状態、電源をオンにしつつ前記所期の動作を実行しない電源オン予備状態、および電源がオフにされている電源オフ予備状態のうち一の状態を取り得るものであり、前記処理手段は、前記電源オン現用状態の被制御装置のうち前記電源切替スコアの低いものを優先して前記電源オン予備状態に遷移させ、前記電源オン予備状態の被制御装置のうち前記電源切替スコアの低いものを優先して前記電源オフ予備状態に遷移させる装置電源状態管理手段をさらに有することを特徴とする。
この構成によれば、電源切替スコアの低い被制御装置を優先して電源状態を切り替えるから、電源切替スコアの高い被制御装置ほど現状を維持させることができる。
また、請求項8記載のプログラムにあっては、少なくとも電源オンおよび電源オフの電源状態をそれぞれが有する複数の被制御装置の前記電源状態を制御し、記憶手段を有する電源状態制御装置としてのコンピュータに、前記記憶手段に対して、性能スペック値、消費電力、電源切替上限回数、使用可能残年数、使用を開始した後の経過年数である使用年数、直近の所定期間内の連続稼働時間、故障率、使用を開始した後の電源切替累計回数、直近の所定期間内の電源切替回数、または負荷の大きさを表す装置負荷情報のうち少なくとも一のパラメータを記憶させる手順、該記憶手段に記憶されたパラメータの中から保守者に指定された種類のパラメータに基づいて、前記各被制御装置の電源状態を切り替える手順、を実行させるためのものであることを特徴とする。
この構成によれば、請求項1の構成と同様に、保守者に指定された種類のパラメータに基づいて被制御装置の電源状態を切り替えることができるから、保守者のポリシーに従った電源制御を実現することができる。
このように、本発明によれば、被制御装置に対して、保守者のポリシーに従った電源制御を実現できる。
本発明の第1実施形態のサーバ仮想化システムの概略構成図である。 第1実施形態にて実行される予備・現用比率対応処理ルーチンのフローチャートである。 第1実施形態にて実行される負荷対応処理ルーチンのフローチャートである。 第1実施形態の動作説明図である。 第2実施形態の動作説明図である。 第3実施形態にて実行される待機状態遷移ルーチンのフローチャートである。 第3実施形態の動作説明図である。 第4実施形態にて実行される高スコア現状維持ルーチンのフローチャートである。 第4実施形態の動作説明図である。
[第1実施形態の構成]
<実施形態の全体構成>
次に、本発明の第1実施形態によるサーバ仮想化システムの構成について、図1を参照しつつ説明する。なお、図1では、本発明に直接関係する構成および機能のみを記載し、その他の記載を省略している。
サーバ仮想化システムは、管理サーバ(コンピュータ)100と、複数の物理サーバ20−1,20−2,…,20−nと、これらを接続するネットワーク10とによって構成されている。そして、各物理サーバ20−1,20−2,…,20−nにおいては、一または複数の仮想マシン30−1,30−2,…,30−mが配置される。
管理サーバ100には、処理部110、通信部120および記憶部130が設けられている。
処理部110は、後述する各種の処理を行うものであり、記憶部130は処理に用いられる各種データを記憶するものである。また、通信部120は、処理部110の制御の下、ネットワーク10を介して、物理サーバ20−1〜20−nとの間で各種データを入出力する。
また、物理サーバ20−1の内部において装置情報収集部21−1は、当該物理サーバ20−1の内部状態を収集し記憶するとともに、管理サーバ100から要求があった場合には、これらの内部情報を通信部22−1、ネットワーク10を介して管理サーバ100に供給する。管理サーバ100に供給される内部情報を、装置使用状況情報D_STおよび装置負荷情報D_LDという。これら情報の詳細については後述する。他の物理サーバ20−2〜20−nも物理サーバ20−1と同様に、装置情報収集部21−2〜21−nおよび通信部22−2〜22−nをそれぞれ有している。
各物理サーバ20−1〜20−nは、「電源オン現用系」、「電源オン予備系」または「電源オフ予備系」の3つの状態のうち何れかの状態を取り得る。ここで「電源オン現用系」とは、当該物理サーバが稼働中であり、原則として当該物理サーバ上に一または複数の仮想マシンが配置されている状態をいう。また、「電源オン予備系」とは、当該物理サーバは稼働中であるが、仮想マシンは配置されておらず、管理サーバ100の要求に応じて仮想マシンを直ちに配置することが可能な状態をいう。また、「電源オフ予備系」とは、当該物理サーバの電源がオフ状態であり、管理サーバ100の要求に応じて電源をオンにし得る状態をいう。
<記憶部130>
(装置諸元情報D_SPC)
次に、管理サーバ100の記憶部130にて記憶されるデータについて説明する。
記憶部130においては、各物理サーバ20−1〜20−n毎に、装置諸元情報D_SPC、装置使用状況情報D_ST、装置負荷情報D_LDを記憶する。ここで、装置諸元情報D_SPCとは以下のようなものであり、物理サーバが改修されない限り、変化しない情報である。
・性能スペック値:これは、当該物理サーバのCPUのコア数やクロック周波数などである。
・消費電力:これは、当該物理サーバの稼働時の消費電力である。
・電源切替上限回数D_PCNT:これは、当該物理サーバの電源切替回数の上限値である。
電源切替上限回数D_PCNTは、主としてハードディスクドライブの寿命に関係するものである。ハードディスクにおいては、その電源がオン/オフされる毎にディスクとヘッドとの衝突が生じるため、ハードディスクの消耗状態を管理するためには、電源切替上限回数D_PCNTを定めておくことが望ましい。装置諸元情報D_SPCは、物理サーバが改修されない限り変化しない情報であるため、保守者が所定の操作を行うことによって記憶部130に記憶される。
(装置使用状況情報D_ST)
また、装置使用状況情報D_STとは、当該物理サーバについての以下のような情報である。
・使用可能残年数D_YREM
・使用年数D_YPST
・直近連続稼働時間D_WTIM
・故障率D_FRT
・電源切替累計回数D_CNTL
・直近電源切替回数D_CNTS
ここで、使用可能残年数D_YREMおよび使用年数D_YPSTについて説明する。
各物理サーバには、「最大使用年数」が定められている。これは、物理サーバがリースされたものである場合は「リース契約期間」である。また、物理サーバが保守者によって購入されたものである場合は「税法上の耐用年数」であってもよく、「実際に使用に耐えなくなるまでの年数」であってもよい。使用年数D_YPSTとは、最大使用年数のうち既に使用した年数であり、使用可能残年数D_YREMとは、最大使用年数から使用年数D_YPSTを減算した値である。
また、直近連続稼働時間D_WTIMとは、当該物理サーバの電源がオン状態であれば、最後にオン状態にされた後の経過時間であり、物理サーバの電源がオフ状態であれば、最後にオン状態にされた後、オフ状態にされるまでの時間を指す。また、故障率D_FRTとは、当該物理サーバに過去に起こった故障回数を使用年数D_YPSTで除算した値である。また、電源切替累計回数D_CNTLとは、当該物理サーバの電源切替が生じた累計回数であり、直近電源切替回数D_CNTSとは、直近の所定期間(例えば1週間)内において電源切替が生じた累計回数である。ここで「電源切替」とは、「オン/オフ状態の切替」のみならず、「スリープ状態/スリープ状態からの復帰」も含む概念である。ここで「スリープ状態」とは、物理サーバを構成する部品のうち、CPU、ハードディスク、ファンなどに対して給電を停止した状態を指す。電源の国際標準規格であるACPIのG1・G2がこれに該当し、電源オン状態に比べ消費電力量が非常に少ない。また、「スリープ状態からの復帰」とは、CPU、ハードディスク、ファンなどに対して給電を再開し、通常の稼働状態に戻すことを指す。
(装置負荷情報D_LD)
装置負荷情報D_LDとは、当該物理サーバにおけるリソース使用率であり、例えば「CPUの使用率」である。但し、「CPUの使用率」に加えて、メモリ、ディスクI/O部、通信部22−1〜22−n等の使用率を装置負荷情報D_LDに加えてもよい。装置使用状況情報D_STおよび装置負荷情報D_LDは、各物理サーバ20−1〜20−nの稼働中に変化するパラメータであるから、各物理サーバ20−1〜20−nからネットワーク10を介して通信部120に供給され、記憶部130に記憶される。
<装置情報受信制御部111>
処理部110の内部において装置情報受信制御部111は、各物理サーバ20−1〜20−nから、定期的に装置使用状況情報D_STおよび装置負荷情報D_LDを受信し、これらのデータを記憶部130に記憶させるものであある。
<装置電源切替情報管理部112>
装置電源切替情報管理部112は、装置諸元情報D_SPC、装置使用状況情報D_ST、および装置負荷情報D_LDに基づき、保守者に指定された電源切替スコア算出ルールに従って、各物理サーバ20−1〜20−nの電源切替スコアSCを算出するものである。また、装置電源切替情報管理部112は、物理サーバ20−1〜20−nにおいて電源状態の切替が発生する毎に、上述した電源切替累計回数D_CNTLおよび直近電源切替回数D_CNTSを更新する。(「1」だけインクリメントする)。
<仮想マシン配置構成決定部113>
次に、仮想マシン配置構成決定部113は、各物理サーバ20−1〜20−nの装置使用状況情報D_ST,装置負荷情報D_LD等に基づいて、各仮想マシン30−1〜30−mの配置先の物理サーバを決定する。また、仮想マシン配置構成決定部113は、各仮想マシンの配置構成変更に伴い、各物理サーバ20−1〜20−nの電源状態を変更する。上述したように、「電源状態」とは、オン/オフ状態に加え、「スリープ状態」および「スリープ状態からの復帰」も含む。
<装置電源状態管理部114>
装置電源状態管理部114は、各物理サーバ20−1〜20−nの電源状態(オン,オフ,スリープ)を管理するとともに、定期的に現用系および予備系物理サーバの規模および電源状態が適切であるか否かを調査し、不適切な場合は、装置の電源状態を変更する。具体的には、装置電源状態管理部114においては、「電源オン予備系の物理サーバ数/電源オン現用系の物理サーバ数」(以下、予備・現用比率Rという)が定期的に監視され、この予備・現用比率Rが「1/2」以上かつ「2/3」以下になるように管理される。また、装置電源状態管理部114においては、以下の電源制御(A),(B)のうち何れかが実行され、その際には各物理サーバ20−1〜20−nの電源切替スコアSCに基づいて、これら物理サーバの電源状態が遷移される。
(A)予備・現用比率調整時の電源制御:
上述した予備・現用比率Rを管理する動作をより詳細に述べると、「予備・現用比率Rが1/2未満になったとき、何れかの電源オフ予備系物理サーバの電源をオンにする」ということであり、かつ、「予備・現用比率Rが2/3超になったとき、何れかの電源オン予備系物理サーバの電源をオフにする」ということである。このような動作を行うにあたって、
・電源オフ予備系の物理サーバのうち電源切替スコアSCの低いものを優先して電源オン予備系に遷移させ、
・電源オン予備系の物理サーバのうち電源切替スコアSCの低いものを優先して電源オン現用系に遷移させ、
・電源オン現用系の物理サーバのうち電源切替スコアSCの高いものを優先して電源オン予備系に遷移させ、
・電源オン予備系の物理サーバのうち電源切替スコアSCの高いものを優先して電源オフ予備系に遷移させる、
という制御を行うと、電源切替スコアSCが低い物理サーバほど稼働側に(電源オフ予備系は電源オン予備系に、電源オン予備系は電源オン現用系に)遷移させ、電源切替スコアSCが高い物理サーバほど、待機側に(電源オン現用系は電源オン予備系に、電源オン予備系は電源オフ予備系に)遷移させるような電源制御を実現することができる。
(B)定常的電源制御:
「定常的電源制御」は、所定時間毎に定期的に実行される動作であり、特に電源切替スコアSCの高い物理サーバの状態を管理するものである。この電源制御は、上述した「(A)予備・現用比率調整時の電源制御」とは独立して実行される。すなわち、(A),(B)の電源制御はそれぞれ単独で実行してもよく、両者を組み合わせて実行してもよい。「(B)定常的電源制御」において、電源切替スコアSCの高い物理サーバの取扱については、次の2つの動作モードがある。
(B−1)当該物理サーバをできるだけ待機側(電源OFF含む)に遷移させ、稼働優先度を低く設定する。その際、当該物理サーバ上の仮想マシンを必要に応じて他の物理サーバ上に再配置する。
(B−2)当該物理サーバの電源状態をなるべく現状維持し、状態遷移の優先度を低く設定する。
<仮想マシン配置構成変更実行部115>
仮想マシン配置構成変更実行部115は、仮想マシン配置構成決定部113にて決定した仮想マシン配置構成に基づいて、物理サーバ20−1〜20−n対して、仮想マシン30−1〜30−mの再配置を実行する。
<装置電源切替実行部116>
装置電源切替実行部116は、仮想マシンの構成変更や、装置電源状態管理部114における管理結果に基づいて、物理サーバ20−1〜20−nの電源状態の変更を実行する。
[第1実施形態の動作]
<電源切替スコアSCの算出>
(基礎となるパラメータの種類)
次に、第1実施形態の動作を説明するが、最初に装置電源切替情報管理部112において電源切替スコアSCを算出する動作の詳細を説明する。各物理サーバ20−1〜20−nの電源切替スコアSCを算出するにあたって、算出の基礎になるパラメータの種類は、例えば以下の通りである。
・電源切替累計回数D_CNTL
・直近電源切替回数D_CNTS
・電源切替頻度D_CNTF
・稼働効率D_WR
・直近連続稼働時間D_WTIM
・装置諸元情報D_SPC(性能スペック値、消費電力、電源切替上限回数D_PCNT)
・使用可能残年数D_YREM
・故障率D_FRT
・装置負荷情報D_LD(リソース使用率)
ここで、電源切替頻度D_CNTFおよび稼働効率D_WRについて説明しておく。
電源切替頻度D_CNTFは、電源切替上限回数D_PCNT/(使用年数D_YPST+使用可能残年数D_YREM)に対して、電源切替累計回数D_CNTL/使用年数D_YPSTがどの程度上回っているかを示す指標であり、{電源切替累計回数D_CNTL/使用年数D_YPST}/{電源切替上限回数D_PCNT/(使用年数D_YPST+使用可能残年数D_YREM)}=D_CNTL・(D_YPST+D_YREM)/(D_YPST・D_PCNT)として表すことができる。また、稼働効率D_WRは、「性能スペック値/消費電力」を表す指標である。
(電源切替スコア算出ルールの具体例1)
装置電源切替情報管理部112においては、上述の各パラメータのうち、一または複数種類のパラメータに基づいて電源切替スコアSCが求められる。この電源切替スコアSCを求めるための関数を「電源切替スコア算出ルール」と呼び、これは保守者によって指定されるものである。複数のパラメータを適用する場合には、各パラメータ毎の部分スコアが算出され、これら部分スコアに対して重みづけが施されることにより、電源切替スコアSCが算出される。一例として、直近電源切替回数D_CNTS(直近一週間の電源切替回数)に基づいて部分スコアSCaを算出し、電源切替頻度D_CNTFに基づいて部分スコアSCbを算出することを想定すると、部分スコアSCa,SCbは、例えば下表のようにして求めることができる。
Figure 2016053841
また、トータルの電源切替スコアSCを算出するにあたって、部分スコアSCaよりも部分スコアSCbのほうを重視するのであれば、後者の重み付けを大きくし、例えば「SC=0.3・SCa+0.7・SCb」によって電源切替スコアSCを求めるとよい。ここで、物理サーバ20−1〜20−4について、直近電源切替回数D_CNTS、電源切替累計回数D_CNTL、使用年数D_YPST、電源切替上限回数D_PCNTおよび使用可能残年数D_YREMが下表の通りであったと仮定する。
Figure 2016053841
この例において物理サーバ20−1について検討すると、直近電源切替回数D_CNTSが「50」であるから、部分スコアSCaは「3」である。また、電源切替頻度D_CNTFは、「D_CNTL・(D_YPST+D_YREM)/(D_YPST・D_PCNT)=3000・(10+5)/(10・5000)=0.9」であるから、部分スコアSCbは「2」である。これにより、物理サーバ20−1の電源切替スコアSCは、「0.3・3+0.7・2=2.3」になる。同様にして、物理サーバ20−2,20−3,20−4の電源切替スコアSCは、それぞれ「1.3」,「2.4」,「1.6」である。これら物理サーバ20−1〜20−4の電源が全てオフ状態であり、何れかの物理サーバの電源をオンにする必要が生じた場合は、物理サーバ20−2→20−4→20−1→20−3の優先順位で、オン状態にすべき物理サーバが選択される。
(電源切替スコア算出ルールの具体例2)
次に、他の算出例として、電源切替累計回数D_CNTL、稼働効率D_WR,直近連続稼働時間D_WTIMに基づいて、部分スコアSCc,SCd,SCeをそれぞれ算出することを想定すると、各部分スコアSCc,SCd,SCeは、例えば下表のようにして求めることができる。但し、この例において稼働効率D_WRは、「CPUコア数×周波数[GHz]/稼働時の消費電力[kW]」で求められるものとする。
Figure 2016053841
また、トータルの電源切替スコアSCを算出するにあたって、部分スコアSCc,SCd,SCeを均等に重み付けするのであれば、「SC=SCc/3+SCd/3+SCe/3」によって電源切替スコアSCを求めるとよい。ここで、物理サーバ20−1〜20−4について、電源切替累計回数D_CNTL、CPUコア数×周波数[GHz]、稼働時の消費電力消費電力および直近連続稼働時間D_WTIM [h]が次の通りであったと仮定する。
Figure 2016053841
この例において物理サーバ20−1について検討すると、電源切替累計回数D_CNTLは「4000」であるから、部分スコアSCcは「3」である。また、稼働効率D_WRは「36/2=18」であるから、部分スコアSCdは「2」である。また、直近連続稼働時間D_WTIMは「150」であるから、部分スコアSCeは「3」である。これにより、物理サーバ20−1の電源切替スコアSCは、「3/3+2/3+3/3=2.7」になる。同様にして、物理サーバ20−2,20−3,20−4の電源切替スコアSCは、それぞれ「1.7」,「2.3」,「1.7」である。これら物理サーバ20−1〜20−4の電源が全てオフ状態であり、何れかの物理サーバの電源をオンにする必要が生じた場合は、物理サーバ20−2または20−4→20−3→20−1の優先順位で、オン状態にすべき物理サーバが選択される。
<予備・現用比率対応処理>
装置電源状態管理部114においては、図2に示す予備・現用比率対応処理ルーチンが定期的に起動される。図2において処理がステップS2に進むと、予備・現用比率R(本実施形態の例では、電源オン予備系の物理サーバ数/電源オン現用系の物理サーバ数)が「1/2」未満であるか否かが判定される。ここで「Yes」と判定されると、処理はステップS6に進み、現時点で電源オフ予備系である物理サーバのうち、電源切替スコアSCの最も低い物理サーバの電源がオンにされる。これにより、当該物理サーバの状態は、「電源オン予備系」に遷移し、本ルーチンの処理が終了する。
一方、ステップS2において「No」と判定されると、処理はステップS4に進み、予備・現用比率Rが「2/3」超であるか否かが判定される。ここで「Yes」と判定されると処理はステップS8に進み、「電源オン予備系」の物理サーバの中から最も電源切替スコアSCの高い物理サーバの電源がオフにされる。これにより、当該物理サーバの状態は、「電源オフ予備系」に遷移し、本ルーチンの処理が終了する。なお、ステップS4において「No」と判定された場合には、実質的な処理が行われることなく、本ルーチンの処理が終了する。このように、予備・現用比率対応処理ルーチン(図2)が定期的に実行されることにより、予備・現用比率Rが「1/2以上、2/3以下」の範囲になるように、物理サーバの電源状態が管理される。但し、ステップS8の処理は、併用するルーチンとの間で不整合が生じる場合には、“「電源オン予備系」の物理サーバの中から最も電源切替スコアSCの「低い」物理サーバの電源をオフする”という処理に変更される。その詳細については後述する。
<負荷対応処理>
また、仮想マシン配置構成決定部113においては、図3に示す負荷対応処理ルーチンが定期的に起動される。図3において処理がステップS20に進むと、電源オン現用系の物理サーバの装置負荷情報D_LDに基づいて、これら物理サーバのうち、「負荷上限閾値超過状態」のものが存在するか否かが判定される。ここで、「負荷上限閾値超過状態」とは、例えば「CPUの使用率が80%超であること」としてもよく、さらに、メモリ、ディスクI/O部、通信部22−1〜22−nの使用率を加味して判定してもよい。負荷上限閾値超過状態になると、仮想マシンの性能の劣化を招く可能性が高くなるため、仮想マシンを他の物理サーバに再配置することが望ましい。
そこで、ステップS20において「Yes」と判定されると処理はステップS22に進み、当該物理サーバ上の仮想マシンを他の電源オン現用系の物理サーバに再配置可能か否かが判定される。なお、「再配置可能」とは、再配置先の物理サーバが負荷上限閾値超過状態にならない状態で再配置できる、という意味である。ここで「Yes」と判定されると処理はステップS26に進む。ここでは、負荷上限閾値超過状態になった物理サーバ上の仮想マシンが、他の物理サーバに再配置される。一方、現状の電源オン現用系物理サーバに仮想マシンの再配置が不可能である場合は、ステップS22において「No」と判定され処理はステップS24に進む。ここでは、電源オン予備系物理サーバのうち、最も電源切替スコアSCの低いものの状態が「電源オン現用系」に変更される。次に、処理がステップS26に進むと、負荷上限閾値超過状態になった物理サーバ上の仮想マシンが、新たに電源オン現用系にされた物理サーバに再配置される。このように、ステップS26における再配置が完了すると、本ルーチンの処理が終了する。
一方、上記ステップS20において「No」(何れの物理サーバも負荷上限閾値超過状態ではない)と判定されると、処理はステップS28に進み、電源オン現用系物理サーバのうち「負荷下限閾値未満状態」のものが存在するか否かが判定される。ここで、「負荷下限閾値未満状態」とは、例えば「CPUの使用率が10%未満である」状態である。このような物理サーバが存在した場合、もし可能であれば、当該物理サーバ上の仮想マシンを他の物理サーバに再配置し、当該物理サーバの電源をオフにしたほうが消費電力削減の観点から望ましいと考えられる。
そこで、ステップS28において「Yes」と判定されると処理はステップS30に進み、仮想マシンの再配置が可能であるか否かが判定される。なお、「再配置可能」とは、上述のステップS26と同様に、再配置先の物理サーバが負荷上限閾値超過状態にならない状態で再配置できる、という意味である。ステップS28あるいはステップS30において「No」と判定されると、実質的な処理が行われないまま本ルーチンの処理が終了する。一方、ステップS30において「Yes」と判定されると処理はステップS32に進み、負荷下限閾値未満状態の物理サーバ上の仮想マシンが、他の電源オン現用系物理サーバに再配置される。そして、処理がステップS34に進むと、この仮想マシンが配置されなくなった物理サーバが電源オフ予備系に変更され本ルーチンの処理が終了する。
<動作の具体例>
次に、本実施形態による動作の具体例を図4(a)〜(c)を参照し説明する。
図4(a)において、二重線枠で示した物理サーバ20−1〜20−3は電源オン現用系であることを表し、実線で示した物理サーバ20−4,20−5は電源オン予備系であることを表し、破線で示した物理サーバ20−6,20−7は電源オフ予備系であることを表す。このような物理サーバの表記の仕方は以降の図においても同様である。また、各物理サーバの電源切替スコアSCを「高」「中」「低」の三段階に区分して示す。
図4(a)において、仮想マシン30−1,30−2は物理サーバ20−1に、仮想マシン30−3,30−4は物理サーバ20−2に、また仮想マシン30−5,30−6は物理サーバ20−3に、それぞれ配置されている。ここで、物理サーバ20−2は負荷上限閾値超過状態になっている(例えば、CPU使用率が80%を超過している)。そして、現在の電源オン現用系物理サーバのみでは仮想マシンの再配置は不可能になっている。すなわち、仮に仮想マシン30−3,30−4の何れかを物理サーバ20−1,20−3の何れかに再配置すると、再配置先の物理サーバが負荷上限閾値超過状態になる。
このような場合、上述したように、負荷対応処理ルーチン(図3)のステップS20、S22を介してステップS24が実行される。すなわち、電源オン予備系の物理サーバ20−4,20−5のうち、最も電源切替スコアSCの低い物理サーバ20−5が電源オン現用系に変更される。そして、次のステップS26では、仮想マシン30−3,30−4の何れかが、新たに電源オン現用系になった物理サーバ20−5に再配置される。この状態を図4(b)に示す。
ところで、図4(b)の状態では、電源オン現用系の物理サーバ数が「4」であるのに対して電源オン予備系の物理サーバ数が「1」であるから、予備・現用比率Rは「1/4」であり、適正な範囲である「1/2以上、2/3以下」から外れている。従って、次に予備・現用比率対応処理ルーチン(図2)が起動された際には、ステップS6が実行される。すなわち、電源オフ予備系の物理サーバ20−6,20−7のうち最も電源切替スコアSCの低い物理サーバ20−6の電源がオンにされ、該物理サーバ20−6の状態は電源オン予備系に遷移する。その状態を図4(c)に示す。
なお、図4(a)〜(c)において、電源切替スコアSCは、装置負荷情報D_LD以外のパラメータに基づいて算出されていることとする。装置負荷情報D_LDは電源オン現用系の物理サーバにおいて短時間のうちに大きく変化する可能性がある。しかし、他のパラメータは、物理サーバの電源状態に関わらず、短時間のうちに大きく変化するものではない。このため、図4(a)〜(c)において、各物理サーバ20−1〜20−7の電源切替スコアSCの区分(「高」「中」「低」)には、変化が生じていない。
以上のように、本実施形態によれば、ステップS6,S24の処理により、電源切替スコアSCの低い物理サーバほど稼働側に(電源オフ予備系は電源オン予備系に、電源オン予備系は電源オン現用系に)遷移させることができ、ステップS8の処理により、電源切替スコアSCの高い物理サーバほど待機側に(電源オン予備状態は電源オフ予備状態に)遷移させることができる。従って、保守者は、電源切替スコア算出ルールを設定することによって、保守者のポリシーに従った電源制御を実現できる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態のハードウエア構成およびソフトウェア構成は第1実施形態のもの(図1〜図3)と同様であるが、本実施形態において電源切替スコア算出ルールは、第1実施形態のものとは異なっている。まず、本実施形態において、電源オン現用系物理サーバの電源切替スコアSCは、装置負荷情報D_LD(リソース使用率)に基づいて決定される。すなわち、装置負荷情報D_LDが上昇するに従って、電源切替スコアSCの区分は「高」→「中」→「低」の順に遷移する。これは、装置負荷情報D_LDが低い物理サーバは、消費電力あたりの処理負荷が低くなる傾向があるため、なるべく他の物理サーバに仮想マシンを再配置し、予備系に遷移させることが消費電力を削減するために有利であると考えられるためである。一方、電源オン予備系および電源オフ予備系の電源切替スコアSCは、使用年数D_YPSTに基づいて決定される。ここで、旧式の物理サーバを優先的に使用したい(消耗させたい)場合は、使用年数D_YPSTが長くなるほど、電源切替スコアSCが低くなるようにするとよい。一方、新型の物理サーバを優先的に使用したい場合は、使用年数D_YPSTが長くなるほど、電源切替スコアSCが高くなるようにするとよい。
次に、本実施形態による動作の具体例を図5(a)〜(c)を参照し説明する。
図5(a)において、仮想マシン30−1,30−2は物理サーバ20−1に、仮想マシン30−3,30−4は物理サーバ20−2に、また仮想マシン30−5は物理サーバ20−3に、それぞれ配置されている。ここで、物理サーバ20−3は負荷下限閾値未満状態になっている(例えば、CPU使用率が10%未満になっている)。そして、現在の電源オン現用系物理サーバにて仮想マシンの再配置が可能になっている。
このような場合、上述したように、負荷対応処理ルーチン(図3)のステップS28、S30を介してステップS32,S34の処理が実行される。すなわち、物理サーバ20−3上の仮想マシン30−5が、他の電源オン現用系物理サーバに再配置され、物理サーバ20−3は電源オン予備系に変更される。この状態を図5(b)に示す。図5(a),(b)を比較すると、物理サーバ20−2の電源切替スコアSCの区分が「中」から「低」に変化している。これは、配置されている仮想マシンの数が増加し、装置負荷情報D_LDが上昇したためである。また、物理サーバ20−3の電源切替スコアSCの区分が「高」から「中」に変化している。「高」の区分は、元々電源オン現用系物理サーバであったときの装置負荷情報D_LDに基づいた区分であり、「中」の区分は予備系物理サーバとしての使用年数D_YPSTに基づいた区分であるから、両者に特段の関係は無い。
ここで、図5(b)の状態では、電源オン現用系の物理サーバ数が「2」であるのに対して電源オン予備系の物理サーバ数が「3」であるから、予備・現用比率Rは「3/2」であり、適正な範囲である「1/2以上、2/3以下」から外れている。従って、次に予備・現用比率対応処理ルーチン(図2)が起動された際には、ステップS8が実行され、電源オフ予備系の物理サーバ20−3〜20−5のうち最も電源切替スコアSCの高い物理サーバ20−4の電源がオフにされ、さらにステップS8が再び実行されると、次に電源切替スコアSCの高い物理サーバ20−3の電源がオフにされる。その状態を図5(c)に示す。
以上のように、本実施形態によれば、電源状態に応じて電源切替スコア算出ルールを切り替えたため、例えば電源オン現用系物理サーバは装置負荷情報D_LDに基づいて電源切替スコアSCを算出し、電源オン予備系および電源オフ予備系物理サーバは使用年数D_YPSTに基づいて電源切替スコアSCを算出することができる。これにより、保守者のポリシーに一層従った電源制御を実現できる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態のハードウエア構成は第1実施形態のもの(図1)と同様であるが、本実施形態においては、予備・現用比率対応処理ルーチン(図2)および負荷対応処理ルーチン(図3)に代えて、図6に示す待機状態遷移ルーチンが仮想マシン配置構成決定部113において定期的に起動される。なお、本ルーチンは、電源切替スコアSCの高い物理サーバをできるだけオフにしようとするものである。
図6において処理がステップS40に進むと、電源オン現用系物理サーバの電源切替スコアSCが求められ、その中から電源切替スコアSCが最高であるものが検索され、当該物理サーバ上の全ての仮想マシンを他の電源オン現用系物理サーバに再配置することが可能であるか否かが判定される。ここで、他の電源オン現用系物理サーバのリソースに余裕が無い場合は「No」(再配置不可能)と判定され、処理はステップS44に進む。
ステップS44においては、電源オン予備系物理サーバの電源切替スコアSCが求められ、その中から電源切替スコアSCが最低であるものが検索され、検索された物理サーバが「電源オン現用系」に変更される。これにより、電源オン現用系物理サーバのリソース不足が解消され、処理はステップS40に戻る。そして、ステップS40において「Yes」(再配置可能)と判定されると処理はステップS42に進み、電源切替スコアSCが最高である物理サーバ上の仮想マシンが、他の電源オン現用系物理サーバ上に再配置される。次に、処理がステップS45に進むと、この電源切替スコアSCが最高である物理サーバの電源がオフにされる。
次に、処理がステップS46に進むと、電源オン予備系物理サーバのうち電源切替スコアSCが最高であるものの電源をオフにすることが可能であるか否かが判定される。ここで、仮に当該物理サーバの電源をオフにすると、予備・現用比率Rが1/2未満になる場合には「No」と判定され処理はステップS52に進む。ここでは、電源オフ予備系物理サーバのうち、電源切替スコアSCの最も低いものの電源がオンにされ、これによって電源オン予備系物理サーバの数が一台増加され、処理はステップS46に戻る。
このように、ステップS52が必要に応じて一または複数回実行されることにより、電源切替スコアSCが最高である電源オン予備系物理サーバの電源をオフにする準備が整う。そして、ステップS46において「Yes」と判定されると、処理はステップS48に進み、電源オン予備系物理サーバのうち最高の電源切替スコアSCを有するものの電源がオフにされる。
次に、本実施形態による動作の具体例を図7(a)〜(c)を参照し説明する。
図7(a)において、物理サーバ20−1〜20−3は電源オン現用系であり、その中で電源切替スコアSCが最高のものは物理サーバ20−1である。そして、仮想マシン30−1,30−2は物理サーバ20−1に、仮想マシン30−3,30−4は物理サーバ20−2に、また仮想マシン30−5は物理サーバ20−3に、それぞれ配置されている。また、物理サーバ20−4,20−5は電源オン予備系であり、物理サーバ20−6,20−7は電源オフ予備系である。
このような場合、待機状態遷移ルーチン(図6)が実行されると、物理サーバ20−1上の仮想マシン30−1,30−2を他の電源オン現用系物理サーバ20−2,20−3に再配置可能であるか否かが判定され、「Yes」と判定された場合には、図7(b)に示すように、これら仮想マシン30−1,30−2が物理サーバ20−2,20−3に再配置される(ステップS40,S42)とともに、物理サーバ20−1の電源がオフにされる(ステップS50)。
また、図7(b)において電源オン予備系物理サーバのうち電源切替スコアSCが最高のものは物理サーバ20−4である。待機状態遷移ルーチン(図6)のステップS46においては、この物理サーバ20−4の電源をオフにすることが可能であるか否か(予備・現用比率Rを適正範囲に維持できるか否か)が判定され、「Yes」と判定された場合には、図7(c)に示すように、当該物理サーバ20−4の電源がオフにされる(ステップS46,S48)。
以上のように、本実施形態によれば、電源切替スコアSCが最高である電源オン現用系物理サーバに配置されている仮想マシンを他の物理サーバ上に再配置し(S42)その電源をオフにする(S45)とともに、電源切替スコアSCが最高である電源オン予備系物理サーバの電源もオフにする(S48)から、電源切替スコアSCの高い物理サーバの電源を速やかにオフにすることができる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態について説明する。本実施形態のハードウエア構成は第1実施形態のもの(図1)と同様であるが、本実施形態においては、予備・現用比率対応処理ルーチン(図2)および負荷対応処理ルーチン(図3)に代えて、図8に示す高スコア現状維持ルーチンが仮想マシン配置構成決定部113にて定期的に起動される。なお、本ルーチンは、電源切替スコアSCの高い物理サーバの状態をできるだけ維持しようとするものである。
図8において処理がステップS60に進むと、電源オン現用系物理サーバの電源切替スコアSCが求められ、その中から電源切替スコアSCが最低であるものが検索され、当該物理サーバ上の仮想マシンを他の電源オン現用系物理サーバに再配置可能であるか否かが判定される。なお、「再配置可能」とは、再配置先の物理サーバが負荷上限閾値超過状態にならない状態で再配置できる、という意味である。ここで「Yes」と判定されると処理はステップS62に進み、この電源切替スコアSCが最低である物理サーバ上の仮想マシンが他の電源オン現用系物理サーバ上に再配置される。次に、処理がステップS64に進むと、この電源切替スコアSCが最低である物理サーバが電源オン予備系に変更される。なお、上記ステップS60において「No」(再配置は不可能)と判定されると、本ルーチンの処理は直ちに終了する。
ステップS64の後、処理はステップS70に進み、予備・現用比率Rが「2/3」超であるか否かが判定される。ここで「Yes」と判定されると処理はステップS72に進み、「電源オン予備系」の物理サーバの中から最も電源切替スコアSCの低い物理サーバの電源がオフにされる。これにより、当該物理サーバの状態は、「電源オフ予備系」に遷移し、本ルーチンの処理が終了する。
次に、本実施形態による動作の具体例を図9(a)〜(c)を参照し説明する。
図9(a)において、物理サーバ20−1〜20−3は電源オン現用系であり、その中で電源切替スコアSCが最高のものは物理サーバ20−1である。そして、仮想マシン30−1,30−2は物理サーバ20−1に、仮想マシン30−3,30−4は物理サーバ20−2に、また仮想マシン30−5は物理サーバ20−3に、それぞれ配置されている。また、物理サーバ20−4,20−5は電源オン予備系であり、その中で電源切替スコアSCが最高のものは物理サーバ20−4である。また、物理サーバ20−6,20−7は電源オフ予備系である。
このような場合、高スコア現状維持ルーチン(図8)が実行されると、物理サーバ20−3上の仮想マシン30−5を他の電源オン現用系物理サーバ20−1,20−2に再配置可能であるか否かが判定され、「Yes」と判定された場合には、ステップS62において該仮想マシン30−5が再配置される。図9(b)の例においては、仮想マシン30−5は、物理サーバ20−2に再配置され、物理サーバ20−3は電源オン予備系に変更されている。また、図9(b)の状態では、予備・現用比率Rが3/2であるから、次にステップS72が実行された際に、電源オン予備系物理サーバの中で電源切替スコアSCが最低である物理サーバ20−3,20−4がオフにされる。この状態を図9(c)に示す。
以上のように、本実施形態によれば、電源切替スコアSCが低い電源オン現用系物理サーバ上の仮想マシンを他の物理サーバに再配置した上で当該物理サーバの電源をオフにする(S62,S64)とともに、電源切替スコアSCが低い物理サーバの電源状態を優先的に切り替える(ステップS72)から、電源切替スコアSCの高い物理サーバの電源状態を維持することができる。図9の例においては、電源オン現用系および電源オン予備系にて電源切替スコアSCが最高である物理サーバは、物理サーバ20−1,20−5であるが、それぞれ現状の(図9(a)の)電源状態が維持できていることが解る。
但し、本実施形態を第1,第2実施形態と同時に実行すると、予備・現用比率対応処理ルーチン(図2)のステップS8と、高スコア現状維持ルーチン(図8)のステップS72との間で不整合が発生する。この場合は、ステップS8の動作を変更し、ステップS72と同一の動作を実行させるとよい。
[変形例]
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように種々の変形が可能である。
(1)上記各実施形態においては、「被制御装置」の具体例として、仮想マシンを配置する物理サーバを適用した例を説明したが、本発明にいう「被制御装置」は物理サーバに限定されるものではなく、本発明はディスプレイやスイッチャーなども含めた様々な「装置」に適用することが可能である。例えば、複数のコンピュータを協同させて分散処理を実行する技術が知られており、必要な処理能力に応じて分散処理に使用するコンピュータの台数を増減する(コンピュータの電源をオン/オフする)することも考えられる。その際、各コンピュータの電源切替スコアを求め、電源切替スコアに応じて電源をオン/オフするコンピュータを選択することは、当然、本発明の範疇に属することである。
(2)上記各実施形態においては、予備・現用比率Rとして、「電源オン予備系の物理サーバ数/電源オン現用系の物理サーバ数」を適用したが、「物理サーバ数」以外の「規模」を表す指標を適用して予備・現用比率Rを求めてもよい。例えば、「電源オン予備系物理サーバのスループットの合計値/電源オン現用系物理サーバのスループットの合計値」を予備・現用比率Rとして定義してもよい。
(3)また、上記各実施形態で用いたプログラムのみを各種記憶媒体に格納し、あるいは伝送路を通じて頒布することも本発明の範疇に属することである。
10 ネットワーク
20−1〜20−n 物理サーバ(被制御装置)
21−1〜21−n 装置情報収集部(装置情報収集手段)
22−1〜22−n 通信部(送信手段)
30−1〜30−m 仮想マシン
100 管理サーバ(電源状態制御装置、コンピュータ)
110 処理部(処理手段)
111 装置情報受信制御部
112 装置電源切替情報管理部(装置電源切替情報管理手段)
113 仮想マシン配置構成決定部(仮想マシン配置構成決定手段)
114 装置電源状態管理部(装置電源状態管理手段)
115 仮想マシン配置構成変更実行部(仮想マシン配置構成変更実行手段)
116 装置電源切替実行部
120 通信部(受信手段)
130 記憶部(記憶手段)

Claims (8)

  1. 少なくとも電源オンおよび電源オフの電源状態をそれぞれが有する複数の被制御装置の前記電源状態を制御する電源状態制御装置であって、
    前記各被制御装置について、性能スペック値、消費電力、電源切替上限回数、使用可能残年数、使用を開始した後の経過年数である使用年数、直近の所定期間内の連続稼働時間、故障率、使用を開始した後の電源切替累計回数、直近の所定期間内の電源切替回数、または負荷の大きさを表す装置負荷情報のうち少なくとも一のパラメータを記憶する記憶手段と、
    該記憶手段に記憶されたパラメータの中から保守者に指定された種類のパラメータに基づいて、前記各被制御装置の電源状態を切り替える処理手段と
    を有することを特徴とする電源状態制御装置。
  2. 前記処理手段は、
    何れか一または複数種類の前記パラメータと保守者に指定された電源切替スコア算出ルールとに基づいて前記各被制御装置の電源切替スコアを算出する装置電源切替情報管理手段
    をさらに有し、該電源切替スコアに基づいて前記各被制御装置の電源状態を切り替えることを特徴とする請求項1記載の電源状態制御装置。
  3. 前記各被制御装置は、所期の動作を実行する電源オン現用状態、電源をオンにしつつ前記所期の動作を実行しない電源オン予備状態、および電源がオフにされている電源オフ予備状態のうち一の状態を取り得るものであり、
    前記処理手段は、
    前記電源オフ予備状態の被制御装置のうち前記電源切替スコアの低いものを優先して前記電源オン予備状態に遷移させ、前記電源オン予備状態の被制御装置のうち前記電源切替スコアの低いものを優先して前記電源オン現用状態に遷移させ、前記電源オン現用状態の被制御装置のうち前記電源切替スコアの高いものを優先して前記電源オン予備状態に遷移させ、前記電源オン予備状態の被制御装置のうち前記電源切替スコアの高いものを優先して前記電源オフ予備状態に遷移させる装置電源状態管理手段
    をさらに有することを特徴とする請求項2記載の電源状態制御装置。
  4. 前記被制御装置は、一または複数の仮想マシンを配置できる物理サーバであり、
    前記電源オン現用状態とは、現に一または複数の仮想マシンが配置されている状態であり、
    前記電源オン予備状態とは、現に仮想マシンは配置されていないが仮想マシンを配置することが可能になっている状態であり、
    前記処理手段は、
    前記何れかのパラメータに基づいて、前記各仮想マシンが配置される被制御装置の配置構成を決定する仮想マシン配置構成決定手段と、
    前記仮想マシン配置構成決定手段にて決定した配置構成に基づいて、前記各仮想マシンを、対応する被制御装置に配置する仮想マシン配置構成変更実行手段と
    を有することを特徴とする請求項3に記載の電源状態制御装置。
  5. 前記装置電源状態管理手段は、前記電源オン予備状態の被制御装置の規模と前記電源オン現用状態の被制御装置の規模との比率である予備・現用比率が所定の第1の値未満であるとき、電源切替スコアが最低である電源オフ予備状態の被制御装置の電源をオンにし、電源オン予備状態に遷移させるとともに、前記予備・現用比率が所定の第2の値を超えるとき、電源切替スコアが最高である電源オン予備状態の被制御装置の電源をオフにし、電源オフ予備状態に遷移させるものである
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の電源状態制御装置。
  6. 前記装置電源状態管理手段は、定期的に定常的電源制御を実行するものであり、該定常的電源制御においては、前記電源オン現用状態である被制御装置のうち、電源切替スコアが最高である被制御装置の状態を電源オフ予備状態に遷移させるとともに、前記電源オン予備状態である被制御装置のうち、電源切替スコアが最高である被制御装置の状態を電源オフ予備状態に遷移させることを特徴とする請求項3記載の電源状態制御装置。
  7. 前記各被制御装置は、所期の動作を実行する電源オン現用状態、電源をオンにしつつ前記所期の動作を実行しない電源オン予備状態、および電源がオフにされている電源オフ予備状態のうち一の状態を取り得るものであり、
    前記処理手段は、
    前記電源オン現用状態の被制御装置のうち前記電源切替スコアの低いものを優先して前記電源オン予備状態に遷移させ、前記電源オン予備状態の被制御装置のうち前記電源切替スコアの低いものを優先して前記電源オフ予備状態に遷移させる装置電源状態管理手段
    をさらに有することを特徴とする請求項2記載の電源状態制御装置。
  8. 少なくとも電源オンおよび電源オフの電源状態をそれぞれが有する複数の被制御装置の前記電源状態を制御し、記憶手段を有する電源状態制御装置としてのコンピュータに、
    前記記憶手段に対して、性能スペック値、消費電力、電源切替上限回数、使用可能残年数、使用を開始した後の経過年数である使用年数、直近の所定期間内の連続稼働時間、故障率、使用を開始した後の電源切替累計回数、直近の所定期間内の電源切替回数、または負荷の大きさを表す装置負荷情報のうち少なくとも一のパラメータを記憶させる手順、
    該記憶手段に記憶されたパラメータの中から保守者に指定された種類のパラメータに基づいて、前記各被制御装置の電源状態を切り替える手順、
    を実行させるためのプログラム。
JP2014179524A 2014-09-03 2014-09-03 電源状態制御装置およびプログラム Pending JP2016053841A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014179524A JP2016053841A (ja) 2014-09-03 2014-09-03 電源状態制御装置およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014179524A JP2016053841A (ja) 2014-09-03 2014-09-03 電源状態制御装置およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016053841A true JP2016053841A (ja) 2016-04-14

Family

ID=55744347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014179524A Pending JP2016053841A (ja) 2014-09-03 2014-09-03 電源状態制御装置およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016053841A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020008964A (ja) * 2018-07-03 2020-01-16 富士通株式会社 マイグレーション管理プログラム、マイグレーション方法およびマイグレーションシステム
JP7332280B2 (ja) 2018-09-10 2023-08-23 横河電機株式会社 冗長化システム、冗長化プログラム、及び情報処理装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006508445A (ja) * 2002-11-27 2006-03-09 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション アプリケーション固有の冗長特性に基づく自動電力制御ポリシー
JP2007310791A (ja) * 2006-05-22 2007-11-29 Hitachi Ltd 計算機システムの消費電力低減方法、及びそのプログラム
JP2008225642A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Fujitsu Ltd 負荷分散処理システム
WO2010050041A1 (ja) * 2008-10-31 2010-05-06 株式会社日立製作所 計算機システム
JP2011013822A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Nec Corp 情報システム、制御装置、そのデータ処理方法およびプログラム
JP2011204110A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Nomura Research Institute Ltd 情報処理システムおよび情報処理方法
JP2013239095A (ja) * 2012-05-17 2013-11-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 仮想マシン配置装置および仮想マシン配置方法
JP2014075027A (ja) * 2012-10-04 2014-04-24 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 仮想マシン配置装置および仮想マシン配置方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006508445A (ja) * 2002-11-27 2006-03-09 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション アプリケーション固有の冗長特性に基づく自動電力制御ポリシー
JP2007310791A (ja) * 2006-05-22 2007-11-29 Hitachi Ltd 計算機システムの消費電力低減方法、及びそのプログラム
JP2008225642A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Fujitsu Ltd 負荷分散処理システム
WO2010050041A1 (ja) * 2008-10-31 2010-05-06 株式会社日立製作所 計算機システム
JP2011013822A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Nec Corp 情報システム、制御装置、そのデータ処理方法およびプログラム
JP2011204110A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Nomura Research Institute Ltd 情報処理システムおよび情報処理方法
JP2013239095A (ja) * 2012-05-17 2013-11-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 仮想マシン配置装置および仮想マシン配置方法
JP2014075027A (ja) * 2012-10-04 2014-04-24 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 仮想マシン配置装置および仮想マシン配置方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020008964A (ja) * 2018-07-03 2020-01-16 富士通株式会社 マイグレーション管理プログラム、マイグレーション方法およびマイグレーションシステム
JP7035858B2 (ja) 2018-07-03 2022-03-15 富士通株式会社 マイグレーション管理プログラム、マイグレーション方法およびマイグレーションシステム
JP7332280B2 (ja) 2018-09-10 2023-08-23 横河電機株式会社 冗長化システム、冗長化プログラム、及び情報処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110196851B (zh) 一种数据存储方法、装置、设备及存储介质
JP4620722B2 (ja) データ配置制御プログラム、データ配置制御装置、データ配置制御方法、およびマルチノードストレージシステム
CN104238712B (zh) 分布式功率输送
US9264334B1 (en) Managing power consumption in a data center
JP5332065B2 (ja) クラスタ構成管理方法、管理装置及びプログラム
US9183102B2 (en) Hardware consumption architecture
JP2009193577A (ja) 集中電力管理方法、装置側エージェント、集中電力管理コントローラ及び集中電源管理システム
JP2011118525A (ja) サーバ管理装置とサーバ管理方法およびサーバ管理プログラム
JP5385458B2 (ja) 計算機システムおよびその更改方法
JP2014515526A (ja) デュアル動作システムに対する複数のリソースのためのリソース割り当て
JP2016053841A (ja) 電源状態制御装置およびプログラム
JP5585651B2 (ja) マルチコアシステム、スケジューリング方法およびスケジューリングプログラム
JP2017129988A (ja) バッチ制御システム、バッチ制御プログラム、及びバッチ制御方法
JP5667506B2 (ja) クラスタシステムおよびソフトウェアアップデート方法
CN105577756A (zh) 采用交叉备份的分布式数据库日志收集与负载调节***及其方法
JP6259388B2 (ja) 電源制御装置、サーバ仮想化システム、および、電源制御方法
JP6308580B2 (ja) 管理装置、ワーク実行システム、管理方法及びプログラム
WO2011118424A1 (ja) マシン稼動計画作成装置、マシン稼動計画作成方法、及びマシン稼動計画作成用プログラム
JP6959506B2 (ja) 並列処理システムのシステム管理装置、並列処理システムおよび電力制御方法
JP2019040343A (ja) 情報処理装置、プロセス管理方法およびプロセス管理プログラム
JP2014219859A (ja) 分散処理システムおよび分散処理方法
JP5699589B2 (ja) 処理割り当て装置、処理割り当てシステム、処理割り当て方法、処理割り当てプログラム
JP2016057851A (ja) 仮想マシン配置変更装置
JP2010170168A (ja) 流量制御方法およびシステム
JP5543653B2 (ja) 管理計算機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170704

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170630

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171017

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171211

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180123