JP2016053329A - 燃料フィルタ装置 - Google Patents

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上田 満
Mitsuru Ueta
満 上田
敏幸 米本
Toshiyuki Yonemoto
敏幸 米本
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Kyosan Denki Co Ltd
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Abstract

【課題】付加的要素の取付を促進することができる燃料フィルタ装置を提供する。
【解決手段】燃料フィルタ装置2は、基本要素31と、付加的要素32とを備える。付加的要素32は、基本要素31に対して着脱可能である。スプリング26と可動部材27とは、付加的要素32を下から押し上げている。付加的要素32が装着されている場合、燃料は付加的要素32を通過した後に、フィルタエレメント42を通過して流れる。付加的要素32が装着されない場合、スプリング26は、弁体部分29がセンタパイプ45の開口47に接触するように可動部材27を押し上げる。この結果、開口47が弁体部分29によって閉じられる。これにより、燃料の流れが妨げられる。
【選択図】図1

Description

ここに開示される発明は、燃料を濾過するフィルタエレメントに加えてさらに付加的な要素を備えることができる燃料フィルタ装置に関する。
特許文献1には、燃料を濾過するフィルタエレメントと、付加的要素とを備える燃料フィルタ装置が記載されている。付加的要素の一例は、燃料中の水分を捕捉し、集める水分捕集器である。
特開2010−223028号公報
付加的要素とフィルタエレメントとが分離可能に構成されている場合、フィルタエレメントだけが燃料フィルタ装置の中に装着される場合がある。この場合、付加的要素によって提供される機能、例えば水分の捕集機能が損なわれる。このため、燃料フィルタ装置は所期の機能を発揮できないままで、長期間にわたって使用されることがある。
上述の観点において、または言及されていない他の観点において、燃料フィルタ装置にはさらなる改良が求められている。
発明の目的のひとつは、付加的要素がない場合に燃料の供給を停止または抑制することができる燃料フィルタ装置を提供することである。
発明の目的の他のひとつは、付加的要素がないことを利用者に認識させることができる燃料フィルタ装置を提供することである。
発明の目的のさらに他のひとつは、付加的要素の取付を促進することができる燃料フィルタ装置を提供することである。
ここに開示される発明は上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。なお、特許請求の範囲およびこの項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、発明の技術的範囲を限定するものではない。
開示される発明のひとつにより、燃料フィルタ装置が提供される。発明は、燃料通路に流される燃料を濾過するフィルタエレメントを含む基本要素(31)と、燃料通路に配置され、付加的な機能を提供する付加的要素(32)とを収容可能な燃料フィルタ装置において、付加的要素(32)がない場合に、燃料通路を少なくとも部分的に閉じる弁体部分(29)を備えることを特徴とする。
この構成によると、付加的要素を収容せずに燃料フィルタ装置を使用すると、燃料通路が少なくとも部分的に閉じられる。このため、付加的要素がない場合に燃料の供給を停止または抑制することができる。燃料量の減少により、付加的要素がないことを利用者に認識させることができる場合がある。さらに、付加的要素の取付を促進することができる場合がある。
発明の第1実施形態に係る燃料フィルタ装置の断面図である。 第1実施形態の付加的要素がない燃料フィルタ装置の断面図である。
図面を参照しながら、ここに開示される発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において、先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。また、後続の実施形態においては、先行する実施形態で説明した事項に対応する部分に百以上の位だけが異なる参照符号を付することにより対応関係を示し、重複する説明を省略する場合がある。各形態において、構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については他の形態の説明を参照し適用することができる。
(第1実施形態)
図1には、車両に搭載された燃料供給装置1における燃料フィルタ装置2の断面が図示されている。図中には、燃料の流れ方向が太線矢印によって示されている。燃料供給装置1は、燃料タンク3から燃料消費装置としての内燃機関(EG)4へ燃料を供給する。内燃機関4は、軽油を燃料とするディーゼルエンジンである。内燃機関4には、燃料供給装置1の一部でもある高圧燃料ポンプと、燃料噴射弁とが設けられている。
燃料供給装置1は、燃料タンク3内の燃料を組み上げる低圧ポンプ5を有する。低圧ポンプ5によって加圧された燃料は燃料フィルタ装置2に供給される。燃料フィルタ装置2は、保持ブラケット6と、フィルタユニット7とを有する。
保持ブラケット6は、アルミニウム合金製である。保持ブラケット6は、車両に固定的に設置されている。保持ブラケット6は、燃料の流路を提供する。保持ブラケット6は、燃料の入口11と、燃料の出口12とを有する。保持ブラケット6は、入口11から延びる入口通路13を有する。入口通路13は、未濾過の燃料が流れるダーティサイド領域の一部を提供する。保持ブラケット6は、出口12から延びる出口通路14を有する。出口通路14は、濾過済みの燃料が流れるクリーンサイド領域の一部を提供する。
保持ブラケット6は、フィルタユニット7を収容するケースを提供する部材でもある。保持ブラケット6は、フィルタユニット7を収容可能なケースを備える。保持ブラケット6は、ケースを提供するためのキャップ21とカップ22とを有する。キャップ21とカップ22とは、着脱可能に構成されている。キャップ21は、固定的に配置された第1ケース部分を提供する。カップ22は、着脱可能な第2ケース部分を提供する。
保持ブラケット6は、フィルタユニット7によって濾過される燃料のための通路を区画形成する部材でもある。キャップ21とカップ22とは、それらの内部に濾過される燃料の通路としての空洞を区画形成している。キャップ21とカップ22とは、ダーティサイド領域DSとクリーンサイド領域CSとを含む室を区画形成する。ダーティサイド領域DSには入口通路13が連通している。クリーンサイド領域CSには出口通路14が連通している。
キャップ21とカップ22との間には、それらを着脱可能に連結する連結機構23が設けられている。連結機構23は、キャップ21に設けられた雌ねじと、カップ22に設けられた雄ねじとを含むねじ機構によって提供されている。連結機構23は、キャップ21とカップ22との間のシールを提供するシール部材を含むことができる。図示の例では、シール部材としてOリングが採用されている。
カップ22の底部には、ドレン穴24と、ドレンプラグ25とが設けられている。ドレン穴24と、ドレンプラグ25とは、カップ22の底部に溜まる水分および異物を排出するための排出機構を提供する。
さらに、カップ22の内部には、フィルタユニット7を正規の位置に位置づけ、支持するための支持機構が設けられている。支持機構は、カップ22の底面に配置された弾性支持部材としてのスプリング26を有する。スプリング26は、コイルスプリングである。支持機構は、スプリング26によって支持されることによってカップ22内を上下方向に沿って移動可能な可動部材27を有する。スプリング26は、キャップ21とカップ22とが区画する円柱状の室内を、その軸方向に沿って伸縮可能である。よって、可動部材27も軸方向に移動可能である。スプリング26の内径は、ドレン穴24より十分に大きい。スプリング26とカップ22とは、連結されている。スプリング26と可動部材27とは連結されている。
スプリング26は、付加的要素32がない場合、可動部材27をセンタパイプ45に接触させるように押し上げることが可能な自由長をもっている。スプリング26は、フィルタユニット7がない場合に、可動部材27を保持ブラケット6の上面に接触させるように押し上げることが可能な自由長をもっていてもよい。
可動部材27は、円板状の板状部材である。可動部材27は、付加的要素32に接触可能に配置されている。可動部材27は、径方向外側の縁に設けられた傘状の外縁28を有する。外縁28は、上から下へ向けて広がるように形成されている。外縁28は、カップ22内において、水分および異物を上から下へ滑らかに流れ下す。その一方で、外縁28は、可動部材27より下から、可動部材27より上への水分および異物の吹き上げを抑制する。
可動部材27は、その全体または一部によってフィルタユニット7の下部を受け止め、支持する支持部材を提供する。図示の例では、可動部材27は、その円板状の部分によってフィルタユニット7を受け止めている。
可動部材27は、後述するセンタパイプ45の開口47を少なくとも部分的に閉鎖することができる弁体部分29を有する。弁体部分29は、開口47を完全に閉鎖することができる。弁体部分29は、開口47と対向する位置に設けられている。弁体部分29は、スプリング26によって開口47に向けて付勢されている。弁体部分29は、可動部材27の一部に設けられている円錐状の突起を含む。円錐状の突起は、開口47内に部分的に差し込むことができるプラグを提供する。弁体部分29は、可動部材27の中央に設けられている。弁体部分29は、付加的要素32と接触可能に配置されている。弁体部分29は、第1位置と第2位置との間で移動可能に構成されている。弁体部分29は、付加的要素32がある場合にスプリング26に抗して開口47から離れる。弁体部分29は、付加的要素32と接触することにより燃料通路を開く第1位置に移動する。弁体部分29は、付加的要素32がなく付加的要素32と接触しないときに燃料通路を少なくとも部分的に閉じる第2位置に移動する。この構成は、付加的要素32によって直接的に弁体部分29を操作することによって燃料通路の開閉を可能とする。
フィルタユニット7は、保持ブラケット6に対して着脱可能に装着されている。フィルタユニット7は、交換可能である。フィルタユニット7は、カップ22の開口端に装着される。フィルタユニット7が装着されたカップ22が、キャップ21内に挿入され、連結機構23によってキャップ21とカップ22とが連結されることにより、フィルタユニット7は正規の位置に位置付けられる。正規の位置において、フィルタユニット7は、ダーティサイド領域DSとクリーンサイド領域CSとを仕切るようにキャップ21とカップ22との間に収容されている。
フィルタユニット7は、燃料フィルタ装置2の基本機能を提供する基本要素31と、付加的な機能を提供する付加的要素32とを有する。基本要素31は、燃料を濾過することにより異物を除去するフィルタである。付加的要素32は、ダーティサイド領域DS内の燃料から水分を捕捉し、集め、水滴を沈降させる水分補足器である。
基本要素31は、フレーム41を有する。フレーム41は、キャップ21とカップ22との間に配置された場合に、ダーティサイド領域DSとクリーンサイド領域CSとを仕切る部材である。さらに、フレーム41は、ダーティサイド領域DSからクリーンサイド領域CSへの燃料の流れを許容する濾過通路を区画形成する部材でもある。
フレーム41は、フィルタエレメント42を支持するための部材でもある。フィルタエレメント42は、燃料を濾過するための濾材によって形成されている。フィルタエレメント42は、濾過通路を横切るように配置されている。フィルタエレメント42は、濾過通路を流れる燃料を濾過する。フィルタエレメント42は、ほぼ円柱状に形成されている。フィルタエレメント42は、濾材によって形成された多数の筒を含む。多数の筒は、円柱状に束ねられている。多数の筒は、円柱の軸方向に沿って燃料を流すことにより燃料を濾過する。フィルタエレメント42は、軸方向流型のフィルタである。図示の例では、フィルタエレメント42の下端から上端へ燃料が流れる。
フレーム41は、カバー部分43と、接続部分44と、センタパイプ45とを有する。カバー部分43は、フィルタエレメント42の流出端を覆うようにフィルタエレメント42と連結されている。カバー部分43の径方向外側の縁は、キャップ21およびカップ22によって提供されるケースとシール状態で接触している。
接続部分44は、保持ブラケット6の壁面にシール状態で連結されている。接続部分44には、シール部材としてのOリングが設けられている。接続部分44は、保持ブラケット6における入口通路13の開口端と出口通路14の開口端との間に位置づけられている。接続部分44は、ダーティサイド領域DSとクリーンサイド領域CSとを仕切る部材でもある。
センタパイプ45は、フィルタエレメント42の中心部を軸方向に沿って貫通するように延びる筒状部材である。センタパイプ45は、その内部に、接続部分44の径方向内側から軸方向に延びる入口通路を区画形成している。センタパイプ45は、付加的要素32と連結される連結部46を有する。連結部46は、フィルタエレメント42から突出するセンタパイプ45の突出部分の外側面に設けられている。さらに、センタパイプ45は、その先端に開口47を有する。センタパイプ45は、ケースにおいて燃料通路としての開口47を区画する開口区画部材でもある。開口47は、キャップ21とカップ22とが区画形成するケースの中央部に開口している。開口47は、スプリング26の伸縮方向、すなわち可動部材27の移動方向と直交する縁によって囲まれている。
カバー部分43の径方向外側の縁と、カップ22との間には、フィルタユニット7をカップ22に対して仮固定するための連結機構48が設けられている。連結機構48は、仮固定機構または係止機構とも呼ぶことができる。連結機構48は、カップ22の開口端と、カバー部分43とが係合することにより、フィルタユニット7がカップ22内に仮固定されることを可能とする。連結機構48は、スプリング26を圧縮状態に置きながら、フィルタユニット7をカップ22内に位置づけることを可能とする。連結機構48は、基本要素31と付加的要素32とをスプリング26に抗してカップ22内に収容し、カップ22に仮固定することを可能とする。
連結機構48は、フィルタユニット7を軸方向に沿ってわずかに移動可能に仮固定する。連結機構48は、カバー部分43を回転させることにより、カバー部分43とカップ22とを係合させる回転ロック機構によって提供される。この構成により、キャップ21からカップ22を分離したときに、フィルタユニット7の飛び出しが回避される。また、キャップ21にカップ22を連結する作業がフィルタユニット7によって妨げられることが回避される。
付加的要素32は、円筒状の容器として形成されている。付加的要素32は、開口47から燃料を受け入れ、燃料に物理的および/または化学的作用を及ぼす。付加的要素32はセンタパイプ45と弁体部分29との間に配置可能である。
付加的要素32は、燃料の中に分散する微小な水滴を捕捉し、凝集させる繊維層51を有する。繊維層51は、水滴を捕捉するために適した物理的特性と、化学的特性とを有する繊維によって形成されている。繊維層51は、水分を捕捉し、水滴の大きさを成長させる。繊維層51は、水滴を凝集させる。さらに、繊維層51は、凝集して大きく成長した水滴を分離させ、カップ22内において沈降させる。繊維層51の構成については特許文献1を参照することができる。この場合、特許文献1の記載内容は参照によって、この明細書に導入される。
付加的要素32は、繊維層51を収容するためのケースを形成するアッパボディ52とロワボディ53とを有する。繊維層51は、アッパボディ52とロワボディ53との間に保持されている。アッパボディ52とロワボディ53とは、部材の弾性変形を利用した嵌合機構であるスナップフィットによって連結されている。
アッパボディ52は、下端が大きく開口した筒状の部材である。アッパボディ52は、センタパイプ45から燃料を受け入れる入口54を区画形成する。アッパボディ52は、繊維層51を通過した燃料を流し出すための複数の出口を、その径方向外側に区画形成する。
アッパボディ52は、付加的要素32をセンタパイプ45に連結するための連結部材56を有する。連結部材56は、アッパボディ52の容器状の本体部分から上方向へ、すなわちセンタパイプ45の軸方向に沿って延び出している。連結部材56は、センタパイプ45の連結部46を受け入れるように連結部46より大きい内径を提供している。
連結部46と連結部材56とは、基本要素31と付加的要素32とを着脱可能に連結する連結機構57を提供する。連結部46は、円筒状の外面に係止突起を有する。連結部材56は、その内面に係止突起を有する。これらの係止突起は互いに係合可能である。連結部46と連結部材56とは、部材の弾性変形を利用して両者を嵌め合わせるスナップフィット機構を提供している。連結部46と連結部材56とは、センタパイプ45の軸方向に沿う付加的要素32の移動をわずかに許容する。連結部46と連結部材56とは、付加的要素32が基本要素31に向けて押されても、センタパイプ45の先端部分に付加的要素32を位置づけるように構成されている。
この構成では、基本要素31はケース、すなわちカップ22に支持されている。付加的要素32は、基本要素31に着脱可能であって、基本要素31を介してケースに支持されているといえる。可動部材27とスプリング26とは、付加的要素32を下から上へ押し上げている。この構成によると、基本要素31なしでは付加的要素32は取り付けることができない。一方で、付加的要素32なしでも基本要素31は取付可能である。よって、付加的要素32なしで基本要素31が取り付けられる場合がある。このような構成では、付加的要素32がないことを利用者に知らせることが重要である。
ロワボディ53は、アッパボディ52の開口端を閉塞するように形成され、配置されている。ロワボディ53の中央部には、燃料を繊維層51に向けて案内する案内部58が形成されている。案内部58は、アッパボディ52とロワボディ53とが形成するケースの内部に向けて突出するように***した円錐台部分によって提供されている。案内部58がロワボディ53の外面に提供する凹部は、弁体部分29を提供する円錐状の突起を収容できる形状である。凹部と突起とは、付加的要素32を可動部材27上の正規の位置に位置付ける位置決め機構を提供する。
保持ブラケット6、キャップ21、カップ22、ドレンプラグ25、可動部材27、フレーム41、アッパボディ52、およびロワボディ53は、樹脂材料、またはアルミニウムなどの金属によって形成することができる。好適な実施形態において、フレーム41、アッパボディ52、およびロワボディ53は、樹脂製である。
図示される正規の装着状態において、フレーム41は、保持ブラケット6とカップ22との間に支持されている。基本要素31と付加的要素32とは、連結部46と連結部材56とによって連結されている。付加的要素32は、可動部材27に接触している。スプリング26は、付加的要素32と可動部材27とによって圧縮状態に置かれている。よって、スプリング26は、可動部材27を付加的要素32に向けて押し上げている。言い換えると、スプリング26は、付加的要素32をセンタパイプ45に向けて押し上げている。この結果、フィルタユニット7が保持ブラケット6に収容されている状態では、付加的要素32はセンタパイプ45に押し付けられ、安定的に支持されている。
正規の装着状態において、燃料は、入口11から、入口通路13を通り、センタパイプ45内に供給される。燃料は、センタパイプ45の開口47から付加的要素32内に流れこむ。燃料は、繊維層51内を通過する。このとき、燃料の中の水分が捕捉される。燃料は、付加的要素32から径方向外側へ流れ出す。燃料は、カップ22内を下から上へ流れる。このとき、燃料はフィルタエレメント42によって濾過される。燃料は、フィルタエレメント42の下側の端面から、フィルタエレメント42内に流入する。燃料は、フィルタエレメント42の上側の端面から、カバー部分43に形成された図示されない通路を経由して、流れる。燃料は、カバー部分43と保持ブラケット6との間の室を経由して、出口通路14に流出し、出口12から内燃機関4に供給される。
図2は、付加的要素32がない状態を示す。付加的要素32は、フィルタユニット7から分離可能である。このため、付加的要素32を装着することなく、基本要素31だけが保持ブラケット6に装着される場合がある。
付加的要素32が装着されない場合、スプリング26は、可動部材27をセンタパイプ45に衝突するように押し上げる。弁体部分29は、開口47を塞ぐ。このとき、円錐状の突起は、弁体部分29と開口47との自己調芯を提供する。よって、弁体部分29によって開口47は確実に閉じられる。
付加的要素32がない場合、入口11と出口12との間は、開口47と弁体部分29とによって提供される弁機構によって閉じられる。燃料の流れが阻止される。燃料が流れない場合、内燃機関4は運転されるための十分な燃料を供給されない。よって、利用者は内燃機関4の運転状態から異常を知ることができる。特に、付加的要素32がないことを知ることができる。また、内燃機関4の運転状態は、利用者に対して付加的要素32の装着を促す。
この実施形態によると、キャップ21およびカップ22により、基本要素31と付加的要素32とを収容可能なケースが構成される。キャップ21とカップ22とは、互いに着脱可能である。ケース内には、センタパイプ45が配置されている。センタパイプ45は、キャップ21からカップ22内を延びる燃料通路を形成するとともに、カップ22内において開口47を区画形成する。カップ22内にはスプリング26が設けられている。スプリング26は、カップ22内において弁体部分29を移動可能に支持するとともに、弁体部分29を開口47を閉じる方向に向けて付勢する。
付加的要素32は、センタパイプ45の先端部に対して着脱可能であることによって、開口47と弁体部分29との間に配置可能である。この結果、弁体部分29は、付加的要素32がある場合に付加的要素32によって開口47を開く第1位置に移動する。弁体部分29は、付加的要素32がない場合に開口47を少なくとも部分的に閉じる第2位置へ移動する。これにより、付加的要素32がない場合には、燃料通路における燃料の流れを抑制または停止することができる。
基本要素31は、フィルタエレメント42を支持し、ケースに接触することによりダーティサイド領域DSとクリーンサイド領域CSとを区画するフレーム41を備える。基本要素31とカップ22との間には、基本要素31をスプリング26に抗してカップ22内に収容するように基本要素31とカップ22とを連結する連結機構48が設けられている。ここで、センタパイプ45はフレーム41の一部であり、基本要素31と付加的要素32とは連結可能である。
基本要素31は、センタパイプ45を弁体部分29に接触させることにより弁体部分29を第2位置に位置づけながら、スプリング26を圧縮することにより、基本要素31それ単独をカップ22内に収容可能である。基本要素31と付加的要素32とが連結されたフィルタユニット7は、付加的要素32によって弁体部分29を第1位置に位置づけながら、スプリング26を圧縮することにより、フィルタユニット7の全体をカップ22内に収容可能である。これにより、付加的要素32の有無に応じて弁体部分29を移動させることができる。
(他の実施形態)
ここに開示される発明は、その発明を実施するための実施形態に何ら制限されることなく、種々変形して実施することが可能である。開示される発明は、実施形態において示された組み合わせに限定されることなく、種々の組み合わせによって実施可能である。実施形態は追加的な部分をもつことができる。実施形態の部分は、省略される場合がある。実施形態の部分は、他の実施形態の部分と置き換え、または組み合わせることも可能である。実施形態の構造、作用、効果は、あくまで例示である。開示される発明の技術的範囲は、実施形態の記載に限定されない。開示される発明のいくつかの技術的範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むものと解されるべきである。
上記実施形態では、付加的要素として水分捕集器を採用した。これに代えて、燃料フィルタ装置に基本要素における濾過機能以外の付加的な機能を与える多様な要素を採用することができる。例えば、付加的要素は、燃料に対して、濾過以外の物理的および/または化学的作用を及ぼす要素である。例えば、燃料フィルタ装置内において燃料に添加剤を付与する部材、付加的なフィルタエレメント、燃料フィルタ装置の中における燃料の流れを案内する部材などを付加的要素として採用することができる。
上記実施形態では、弁体部分29は、開口47を完全に閉鎖する。これに代えて、弁体部分29が開口47を部分的に閉鎖するように弁体部分29および開口47を形成してもよい。このような構成は、付加的要素がない状態でも抑制された量の燃料が流れることを許容する。
上記実施形態では、弁体部分29を可動部材27の一部分に形成した。これに代えて、弁体部分29だけを提供するように可動部材27を形成してもよい。
上記実施形態では、弁体部分29を開口47に向けて付勢するためにコイルスプリングを採用した。これに代えて、板ばね、渦巻きばねなど、多様なスプリングを採用することができる。
上記実施形態では、開口47を開閉するための弁体部分29をカップ22に設けている。これに代えて、弁体部分29をセンタパイプ45上に設けてもよい。弁体部分29は、付加的要素32によって操作されるように構成することができる。例えば、弁体部分29は、付加的要素32が装着されている場合に開口47を開く位置に移動し、付加的要素32が装着されていない場合に開口47を閉じる位置に移動するように構成することができる。
上記実施形態では、基本要素31と付加的要素32との間の連結機構57として、連結部46と連結部材56とによるスナップフィット機構を採用した。これに代えて、周方向の溝と、溝内に嵌め込み可能な爪とを含むバヨネット機構を採用してもよい。また、連結機構57に代えて、ねじ機構を採用してもよい。
上記実施形態では、ケースの連結機構23としてねじ機構を採用した。これに代えて、連結機構23として、周方向の溝と、溝内に嵌め込み可能な爪とを含むバヨネット機構を採用してもよい。また、連結機構23として、キャップ21とカップ22とをボルトによって締結する締め付け機構を採用してもよい。
上記実施形態では、フィルタユニット7をカップ22内に仮固定する連結機構48を採用した。図示される連結機構48に代えて、部材の弾性変形を利用したスナップフィット機構を連結機構48に採用してもよい。また、連結機構48は、カップ22にカバー部分43を係止するリテーナリングによって提供されてもよい。
また、連結機構48に代えて、カップ22内へのフィルタユニット7の仮固定を可能とする程度に、スプリング26のばね定数を小さく設定してもよい。例えば、基本要素31と付加的要素32との両方を含むフィルタユニット7がカップ22内に装着された場合に、それらの重量に屈してスプリング26が収縮し、フィルタユニット7がカップ22内に収容され、仮保持されることを許容する程度の比較的小さいばね定数を有するスプリング26を採用してもよい。この構成でも、キャップ21からカップ22を分離したときにフィルタユニット7が飛び出すことが回避される。また、キャップ21にカップ22を連結する作業がフィルタユニット7によって妨げられることが回避される。
上記実施形態では、軸流型のフィルタエレメント42が採用されている。これに代えて、濾材を襞状に折り曲げて形成され、菊花型またはコルゲート型と呼ばれるフィルタエレメントを採用してもよい。
上記実施形態では、燃料フィルタ装置2より上流側に低圧ポンプ5を有する正圧システムを採用した。これに代えて、燃料フィルタ装置2より下流側にのみポンプを有する負圧システムにここに開示される燃料フィルタ装置2を適用してもよい。
1 燃料供給装置、2 燃料フィルタ装置、3 燃料タンク、4 内燃機関、
5 低圧ポンプ、6 保持ブラケット、7 フィルタユニット、
11 入口、12 出口、13 入口通路、14 出口通路、
21 キャップ、22 カップ、23 連結機構、
24 ドレン穴、25 ドレンプラグ、
26 スプリング、27 可動部材、28 外縁、29 弁体部分、
31 基本要素、32 付加的要素、
41 フレーム、42 フィルタエレメント、43 カバー部分、
44 接続部分、45 センタパイプ、46 連結部、
47 開口、48 連結機構、
51 繊維層、52 アッパボディ、53 ロワボディ、
54 開口、56 連結部材、57 連結機構、58 案内部。

Claims (10)

  1. 燃料通路に流される燃料を濾過するフィルタエレメントを含む基本要素(31)と、前記燃料通路に配置され、付加的な機能を提供する付加的要素(32)とを収容可能な燃料フィルタ装置において、
    前記付加的要素(32)がない場合に、前記燃料通路を少なくとも部分的に閉じる弁体部分(29)を備えることを特徴とする燃料フィルタ装置。
  2. 前記弁体部分(29)は、前記付加的要素と接触可能に配置されており、前記付加的要素(32)と接触することにより前記燃料通路を開く第1位置に移動し、前記付加的要素がなく前記付加的要素と接触しないときに前記燃料通路を少なくとも部分的に閉じる第2位置に移動するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料フィルタ装置。
  3. さらに、前記基本要素と前記付加的要素とを収容可能なケース(21、22)を備え、
    前記基本要素は前記ケースに支持されており、
    前記付加的要素は、前記基本要素に着脱可能であって、前記基本要素を介して前記ケースに支持されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料フィルタ装置。
  4. さらに、前記ケース内において前記燃料通路としての開口(47)を区画する開口区画部材(45)と、
    前記弁体部分を前記開口に向けて付勢するスプリング(26)とを備え、
    前記弁体部分は、前記付加的要素がある場合に前記スプリングに抗して前記開口から離れ、前記付加的要素がない場合に前記開口を少なくとも部分的に閉じる位置に移動するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の燃料フィルタ装置。
  5. 前記開口区画部材は、前記基本要素の一部であって、前記付加的要素が連結される連結部(46)を有し、前記ケース内に配置されるセンタパイプ(45)であり、
    前記付加的要素は前記センタパイプと前記弁体部分との間に配置可能であることを特徴とする請求項4に記載の燃料フィルタ装置。
  6. さらに、前記ケースを構成する互いに着脱可能なキャップ(21)とカップ(22)とを備え、
    前記弁体部分と前記スプリングとは前記カップ内に設けられており、
    前記基本要素と前記付加的要素とを前記スプリングに抗して前記カップに仮固定する連結機構(48)を備えることを特徴とする請求項5に記載の燃料フィルタ装置。
  7. 前記基本要素と前記付加的要素とを収容可能なケース(21、22)を構成する互いに着脱可能なキャップ(21)およびカップ(22)と、
    前記キャップから前記カップ内を延びる前記燃料通路を形成するとともに、前記カップ内において開口(47)を区画形成するセンタパイプ(45)と、
    前記カップ内において前記弁体部分を移動可能に支持するとともに、前記弁体部分を前記開口を閉じる方向に向けて付勢するスプリング(26)と、
    前記付加的要素は、前記センタパイプの先端部に対して着脱可能であることによって、前記開口と前記弁体部分との間に配置可能であり、
    前記弁体部分は、前記付加的要素がある場合に前記付加的要素によって前記開口を開く第1位置に移動し、前記付加的要素がない場合に前記開口を少なくとも部分的に閉じる第2位置へ移動することを特徴とする請求項1に記載の燃料フィルタ装置。
  8. 前記基本要素は、前記フィルタエレメント(42)を支持し、前記ケースに接触することによりダーティサイド領域(DS)とクリーンサイド領域(CS)とを区画するフレーム(41)と、
    前記基本要素を前記スプリングに抗して前記カップ内に収容するように前記基本要素を前記カップに仮固定する連結機構(48)とを備え、
    前記センタパイプは前記フレームの一部であり、
    前記基本要素と前記付加的要素とは連結可能であり、
    前記基本要素は、前記センタパイプを前記弁体部分に接触させることにより前記弁体部分を前記第2位置に位置づけながら、前記スプリングを圧縮することにより、前記基本要素それ単独を前記カップ内に収容可能であり、
    前記基本要素と前記付加的要素とが連結されたフィルタユニット(7)は、前記付加的要素によって前記弁体部分を前記第1位置に位置づけながら、前記スプリングを圧縮することにより、前記フィルタユニットの全体を前記カップ内に収容可能であることを特徴とする請求項7に記載の燃料フィルタ装置。
  9. 前記付加的要素は燃料中の水分を捕集する水分捕集器であることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の燃料フィルタ装置。
  10. 前記弁体部分は、前記付加的要素に接触可能に配置された板状部材(27)の一部に設けられている円錐状の突起を含むことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載の燃料フィルタ装置。
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