JP2016052032A - ネットワークシステム、仮想化方法および仮想化プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】各端末の要求に対応しつつ、仮想ホームゲートウエイにかかる負荷を低減する。【解決手段】実施形態のネットワークシステムは、複数の端末とネットワークを介して接続し、複数の仮想マシンが動作する情報処理装置を有し、複数の端末の各々に対し、ホームゲートウエイの機能を仮想化した仮想ホームゲートウエイを提供する複数の第1仮想マシンと、複数の端末からの信号に応じて、端末に対応する仮想ホームゲートウエイを起動させる第2仮想マシンとを有する。複数の第1仮想マシンの各々は、端末から使用されていない未使用の仮想ホームゲートウエイを、端末から使用されている仮想ホームゲートウエイが動作している第1仮想マシンへ移行して未使用の仮想ホームゲートウエイを停止する。【選択図】図2

Description

本発明は、ネットワークシステム、仮想化方法および仮想化プログラムに関する。
従来、ユーザ宅などのCPE(Customer Premises Equipment)エリアにおいて、PC等のIP(Internet Protocol)装置や、家電製品やセンサ装置などの非IP(Internet Protocol)装置が接続されたホームネットワーク(HNW:Home Network)の構築が普及している。かかるHNWは、同一セグメントのLAN(Local Area Network)であることにより、IPブロードキャストやIPマルチキャストによって接続機器を発見するUPnP(Universal Plug and Play)や、DLNA(Digital Living Network Alliance)、ECHONET、ECHONET Lite、Bonjourなどを容易に適用させることができる。
例えば、上述した規格に対応した装置がHNWに接続されると、接続された装置や、当該装置が提供可能なサービスの発見、HNW上の装置間の相互接続を自動的に行うことが可能となるため、HNWに接続される種々の装置の接続設定にかかるユーザの負担を大きく低減させることができる。
さらに、近年、HNWにおける新たなサービスを実現するためにHGW(Home Gateway)が利用されている。例えば、HGWは、OSGi(Open Services Gateway initiative)を利用した制御プログラムが組み込まれ、HNW上の家電製品やセンサ装置を制御するサービスを実現する。これにより、ユーザ又はサービス提供者は、遠隔からHNW上の装置を制御することができるようになる。
しかしながら、上述したように、HNWに対して提供されるサービスが高性能、高機能になるに従い、また提供されるサービスの数が増加するに従い、HGWに求められるハード・ソフトの性能や機能の要求条件が高まる。ここで、HGWは、構成が1つの筐体に収められ、ユーザ宅内に設置されている場合、上述した要求条件が高まると、ユーザは、要求条件を満たすスペックを備えたHGWに交換する必要があり、ユーザにとって大きな負担となる。
そこで、近年、HNW内の非IP装置(例えば、家電製品やセンサ装置など)の処理及び制御をCPEエリア内のHGWに実行させず、ネットワーク機能仮想化(NFV:Network Functions Virtualization)によって、インターネットを介して接続されたクラウド側(エッジエリア側)でプロトコル変換などを実行させるHGWの仮想化が知られている。NFVにより仮想化されたHGW(以下、vHGW(virtual Home Gateway:仮想ホームゲートウエイ)と呼ぶ)では、エッジエリアに用意した汎用サーバの仮想マシン(VM:Virtual Machine)上でHGWとしての機能が実現される。このため、vHGWでは、HGWとしての機能や性能に関するリソースをエッジエリアの仮想マシン上で容易に拡充することができ、HNWに対して種々のサービスを提供することができる。
「ETSI GS NFV 001 V1.1.1(2013-10) Network Functions Virtualisation(NFV); Use Cases」、[平成26年8月22日検索]、インターネット<URL:http://www.etsi.org/deliver/etsi_gs/NFV/001_099/001/01.01.01_60/gs_NFV001v010101p.pdf>
ファイアーウオール(FW:Firewall)などのネットワークサービスは、各端末が一つのFWに多重に収容可能であり、動的にFWを選択可能である。このため、仮想化されたFW(以下、vFW(virtual Firewall)と呼ぶ)は、端末数の増減に対して、緩やかに増減設することが可能である。しかしながら、vHGWは、原則として端末とvHGWとは1:1(固定)であることから、端末数の増減に対して、即時対応が求められる。
図8は、従来のネットワークシステム200を例示するブロック図である。図8に示すように、ネットワークシステム200では、CPEエリアにおける複数の端末201が、アクセスエリアのスイッチ202を介し、仮想マシン203上のvHGWのそれぞれに接続されている。
これらのvHGWについては、常に全てのvHGWが使用されているわけではない。言い換えると、全vHGW配下の全ての端末201が立ち上がっているわけではないので、端末201の数に対応したvHGWを用意すると、使用されないvHGWが生じる場合がある。ここで、エッジエリアに用意するvHGWの数が数百〜数千万となった場合、常時、全vHGWを立ち上げ状態にすると、使用されていないvHGW分の負荷が、他の使用されているvHGWの負荷に影響を及ぼす。また、使用されていないvHGW分の余分な電力を消費することとなる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、各端末の要求に対応しつつ、仮想ホームゲートウエイにかかる負荷を低減することを可能とするネットワークシステム、仮想化方法および仮想化プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、実施形態にかかるネットワークシステムは、複数の端末とネットワークを介して接続し、複数の仮想マシンが動作する情報処理装置を有するネットワークシステムであって、前記情報処理装置は、前記複数の端末の各々に対し、ホームゲートウエイの機能を仮想化した仮想ホームゲートウエイを提供する複数の第1仮想マシンと、前記複数の端末からの信号に応じて、当該端末に対応する仮想ホームゲートウエイを起動させる第2仮想マシンとを有し、前記複数の第1仮想マシンの各々は、前記端末から使用されていない未使用の仮想ホームゲートウエイを、前記端末から使用されている仮想ホームゲートウエイが動作している第1仮想マシンへ移行して前記未使用の仮想ホームゲートウエイを停止することを特徴とする。
実施形態にかかるネットワークシステムによれば、各端末の要求に対応しつつ、仮想ホームゲートウエイにかかる負荷を低減することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態にかかるネットワークシステムを例示するブロック図である。 図2は、vHGWにかかるネットワーク構成を説明する説明図である。 図3は、端末とvHGWとの接続を説明する説明図である。 図4は、接続方式の比較例を説明する説明図である。 図5は、仮想マシンにおけるリソース開放を説明する説明図である。 図6は、vHGWの立ち上げにかかる動作を示すラダーチャートである。 図7は、仮想マシンにかかるプログラムを実行するコンピュータを示す図である。 図8は、従来のネットワークシステムを例示するブロック図である。
以下、添付図面を参照して実施形態にかかるネットワークシステム、仮想化方法および仮想化プログラムを詳細に説明する。なお、以下の説明において、同様の構成要素には共通の符号を付与するとともに、重複する説明を省略する。
図1は、実施形態にかかるネットワークシステム100を例示するブロック図である。図1に示すように、ネットワークシステム100は、仮想マシンVM、VM…が動作する物理マシンである情報処理装置1を有する。情報処理装置1は、アクセスエリアに設けられたスイッチ2などのネットワーク機器を介してCPEエリアに設けられた複数の端末3と接続する。なお、複数の端末3の各々は、互いに異なるHNWに属するものであり、互いに異なるHGWと接続するものとする。
情報処理装置1は、仮想マシンVM、VM…の生成や制御を行うハイパーバイザ11と、種々のハードウエア10とを有する。かかる情報処理装置1は、2重化されていてもよい。また、ハイパーバイザ11は、1台の物理マシン(情報処理装置1)を論理的(仮想的)に複数のマシンに見せるための土台となる制御プログラムであり、仮想マシンモニタ(VMM:Virtual Machine Monitor)等と呼ばれることがある。このハイパーバイザ11により、仮想マシンVM、VM…は、論理的には異なるマシンとして構成することができ、例えば、仮想MAC、仮想IPアドレスを設定してLinux(登録商標)などの仮想のOS12(Operating System)をインストールすることができる。
また、ハイパーバイザ11は、メモリ上にある仮想マシンVM、VM…の情報をコピーすることで、物理マシン間において仮想マシンVM、VM…を無瞬断で移行できるライブマイグレーション機能を有する。このライブマイグレーション機能を用いることで、仮想マシンVM、VMが提供するサービス(例えば仮想ホームゲートウエイ)は、例えば2重化されている情報処理装置1の間などにおいて、無瞬断で移行することができる。
仮想マシンVM、VM…は、利用者に提供するサービスであるAP13(AP:Application)と、ハイパーバイザ11によって制御されるOS12とを含む。なお、情報処理装置1に含まれる仮想マシン(VM)の数は、図示のものに限られない。
仮想マシンVM、VM…は、AP13によって、複数の端末3の各々に対し、ホームゲートウエイの機能を仮想化した仮想ホームゲートウエイ(vHGW)を提供する。また、仮想マシンVM、VM…は、AP13によって、複数の端末3からの信号に応じて、端末3に対応するホームゲートウエイを起動させる仮想サーバとしての機能を提供する。なお、本実施形態では、一例として、仮想マシンVMが仮想サーバとしての機能を提供し、仮想マシンVM…がvHGWを提供するものとする。
図2は、vHGW30にかかるネットワーク構成を説明する説明図である。図2に示すように、仮想マシンVMは、複数の端末3からの信号に応じて、端末3に対応するvHGW30を起動させる仮想サーバ20を有する。仮想マシンVMは、各端末3に対応したvHGW30を有する。
複数の端末3と、仮想サーバ20と、各端末3に対応したvHGW30とは、ID(VLANID=1、2…)等で識別可能なVLAN(Virtual Local Area Network)を介したネットワークNWにより互いに接続される。具体的には、各端末3と、その端末3に対応するvHGW30とは、VLANIDで識別可能なVLANを介して、1:1(固定)に接続される。
図3は、端末3とvHGW30との接続を説明する説明図である。図3に示すように、仮想マシンVMは、スイッチ2としての機能を仮想化した仮想スイッチ31を有する。例えば、VLANID=2で識別されるVLANについては、スイッチ2において端末3が接続するVLANポートと、仮想スイッチ31においてvHGW30が接続するVLANポートとがVLANID=2として固定的に括り付けられている。これにより、端末3と、その端末3に対応するvHGW30とは、例えばVLANID=2で識別されるVLANを介して、1:1(固定)に接続される。
また、仮想サーバ20は、ネットワークNWにおける全VLANに接続される。このため、仮想サーバ20では、VLANIDで識別可能なVLANを介して、各端末3からの信号を受信することができる。また、仮想サーバ20は、端末3の起動時などに送信される信号をVLANを介して受信した場合、端末3が属するVLANと接続するvHGW30を起動させる。具体的には、仮想サーバ20は、端末3ごとに、端末3が属するVLANのVLANIDと、そのVLANを介して接続するvHGW30を識別する情報(例えばプロセスID)との対応関係が記述されたテーブルデータが予め設定されている。そして、仮想サーバ20は、端末3からの信号を受信した場合に、上述したテーブルデータを参照することで、端末3に対応したvHGW30を識別し、仮想マシンVMに対してvHGW30の起動にかかる立ち上げ要求を通知する。これにより、仮想サーバ20は、端末3からの信号をもとに、端末3に対応するvHGW30を起動させることができる。
なお、本実施形態では、仮想サーバ20は、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)にかかるDHCPDISCOVERなどの端末3からの信号に応じて、その端末3の属するVLANのIDに対応したvHGW30を立ち上げる。
図4は、接続方式の比較例を説明する説明図である。図4に示すように、VLAN方式では、CPEエリアの端末3からエッジエリアのvHGW30までL2(レイア2)なので、DHCPDISCOVERなどの信号は端末3からvHGW30まで到達可能である。同様に、端末3からのDHCPDISCOVER信号は、仮想サーバ20まで到達可能である。
なお、GRE(IPinIP)方式やL3NW(L3(レイヤ3)装置を介したネットワーク)方式では、DHCPはL3を超えることができないので、DHCPDISCOVERなどの信号は端末3からvHGW30まで不到達である。同様に、端末3からのDHCPDISCOVER信号は、仮想サーバ20まで不到達である。したがって、ネットワークNWについては、VLAN方式とすることで、端末3からのDHCPDISCOVER信号に応じた、仮想サーバ20でのvHGW30の立ち上げを可能としている。
仮想マシンVMは、前述したライブマイグレーション機能を用いることで、端末3から使用されていない未使用のvHGW30を検知し、その未使用のvHGW30を別の仮想マシンに片寄してからshutdown(停止)することで、リソースを開放する。具体的には、仮想マシンVMは、vHGW30に対応した端末3との通信セッションを監視し、その通信セッションが終了している場合にvHGW30が未使用であると検知する。そして、仮想マシンVMは、各仮想マシンにおけるプロセス状態を確認し、未使用のvHGW30を、端末3から使用されているvHGW30が動作している仮想マシンへ移行して未使用のvHGW30を停止する。
図5は、仮想マシンVM〜VMにおけるリソース開放を説明する説明図である。図5に示すように、仮想マシンVM〜VMは、情報処理装置1において動作し、vHGW30を提供する仮想マシンである。ここで、仮想マシンVM〜VM内の一つの四角形は、一つのvHGW30についてのプロセスを示し、内部の数値は負荷を示すものとする。また、仮想マシンVM〜VMの負荷容量は「10」とする。
初期状態であるS1において、仮想マシンVM〜VMの各々には、ユーザ使用中の2つのvHGW30と、ユーザ未使用の3つのvHGW30とが動作している。ここで、仮想マシンVM〜VMは、VMを識別する番号の若い順などの所定の規則に従い、vHGW30にかかるプロセスを使用中のvHGW30が動作している仮想マシンへ片寄せして集約する。
具体的には、仮想マシンの負荷容量の範囲内となるように、仮想マシンVMは未使用のvHGW30を仮想マシンVMに片寄せし、仮想マシンVMは未使用のvHGW30を仮想マシンVMに片寄せする。また、仮想マシンVMは、使用中のvHGW30を仮想マシンVMへ片寄せする。そして、仮想マシンVMは、未使用のvHGW30が片寄せされたところでvHGW30をshutdown(停止)する(S2)。
また、仮想マシンVM、VMには負荷容量に空きがあることから、仮想マシンVMは、使用中のvHGW30を仮想マシンVM、VMへ片寄せする。そして、仮想マシンVM、VMは、未使用のvHGW30が片寄せされたところでvHGW30をshutdown(停止)する(S3)。
このように片寄せを行うことで、仮想マシンVM、VMは、vHGW30にかかるプロセスがなくなることから、停止することができる。したがって、複数の端末3に対応したvHGW30のために、多くの仮想マシンを立ち上げておく必要がなくなることから、vHGW30にかかる負荷を低減することができる。
また、上述した片寄せを行うことで、shutdown(停止)状態のvHGW30は、動作中の仮想マシンVM、VMに移行している。したがって、shutdown(停止)状態のvHGW30は、端末3の起動などによって立ち上げが要求された場合において、即時立ち上げに対応することができる。
図6は、vHGW30の立ち上げにかかる動作を示すラダーチャートである。図6に示すように、端末3は、起動時などにおいてネットワークNWへ接続した際に、DHCPDISCOVERなどの信号を送信する(S10)。この信号は、端末3が所属するVLANを介して仮想サーバ20で受信される。仮想サーバ20では、端末3からのDHCPDISCOVERを受けて、端末3が所属するVLANのvHGW30を起動するための立ち上げ要求を仮想マシンVMへ送信する(S11)。この立ち上げ要求をもとに、仮想マシンVMは、vHGW30を立ち上げる(S12)。
また、仮想サーバ20では、端末3からのDHCPDISCOVERに対して、DHCPOFFERを応答する(S13)。これにより、端末3では、vHGW30が立ち上がる間、仮想サーバ20からのDHCPOFFERをもとにDHCP処理を継続して行うことができる。このため、DHCP処理がタイムアウトすることを防止でき、DHCP処理がタイムアウトした場合に生じるタイムラグの発生を抑止できる。
以上のように、実施形態にかかるネットワークシステム100は、複数の端末3とネットワークNWを介して接続し、複数の仮想マシンVM、VM…が動作する情報処理装置1を有する。情報処理装置1は、複数の端末3の各々に対し、ホームゲートウエイの機能を仮想化したvHGW30を提供する複数の仮想マシンVM、VM…と、複数の端末3からの信号に応じて、端末3に対応するvHGW30を起動させる仮想サーバ20を提供する仮想マシンVMとを有する。複数の仮想マシンVM、VMの各々は、端末3から使用されていない未使用のvHGW30を、端末3から使用されているvHGW30が動作している仮想マシンへ移行して未使用のvHGW30を停止する。したがって、ネットワークシステム100は、各端末3の要求に対応しつつ、vHGW30にかかる負荷を低減することができる、という効果を奏する。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、実施形態に記載した手法は、計算機(コンピュータ)に実行させることができるプログラム(ソフトウエア手段)として、例えば磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD、MO等)、半導体メモリ(ROM、RAM、フラッシュメモリ等)等の記録媒体に格納し、また通信媒体により伝送して頒布することもできる。なお、媒体側に格納されるプログラムには、計算機に実行させるソフトウエア手段(実行プログラムのみならずテーブルやデータ構造も含む)を計算機内に構成させる設定プログラムをも含む。本装置を実現する計算機は、記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、また場合により設定プログラムによりソフトウエア手段を構築し、このソフトウエア手段によって動作が制御されることにより上述した処理を実行する。なお、本明細書でいう記録媒体は、頒布用に限らず、計算機内部あるいはネットワークを介して接続される機器に設けられた磁気ディスクや半導体メモリ等の記憶媒体を含むものである。
例えば、上述した実施形態で説明したハイパーバイザ11、仮想マシンVM、VM…は、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータで実行することで実現することもできる。そこで、以下では、ハイパーバイザ11、仮想マシンVM、VM…の機能を実現するプログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。
図7は、仮想マシンにかかるプログラムを実行するコンピュータ1000を示す図である。図7に示すように、コンピュータ1000は、例えば、メモリ1010と、CPU(Central Processing Unit)1020と、ハードディスクドライブインタフェース1030と、ディスクドライブインタフェース1040と、シリアルポートインタフェース1050と、ビデオアダプタ1060と、ネットワークインタフェース1070とを有する。これらの各部は、バス1080によって接続される。
メモリ1010は、ROM(Read Only Memory)1011およびRAM(Random Access Memory)1012を含む。ROM1011は、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース1030は、ハードディスクドライブ1090に接続される。ディスクドライブインタフェース1040は、ディスクドライブ1100に接続される。ディスクドライブ1100には、例えば、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が挿入される。シリアルポートインタフェース1050には、例えば、マウス1110およびキーボード1120が接続される。ビデオアダプタ1060には、例えば、ディスプレイ1130が接続される。
ここで、ハードディスクドライブ1090は、例えば、OS1091、アプリケーションプログラム1092、プログムモジュール1093およびプログラムデータ1094を記憶する。そして、CPU1020が、ハードディスクドライブ1090に記憶されたプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094を必要に応じてRAM1012に読み出して実行することで、上述したハイパーバイザ11、仮想マシンVM、VM…としての機能を実現する。
なお、プログラムにかかるプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ハードディスクドライブ1090に記憶される場合に限られず、例えば、着脱可能な記憶媒体に記憶されて、ディスクドライブ1100等を介してCPU1020によって読み出されてもよい。あるいは、プログラムにかかるプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等のネットワークを介して接続された他のコンピュータに記憶され、ネットワークインタフェース1070を介してCPU1020によって読み出されてもよい。
これらの実施形態やその変形は、本願が開示する技術に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
例えば、本実施形態では、端末3からの信号としてDHCPにかかるDHCPDISCOVER信号を例示し、DHCPDISCOVER信号に応じてvHGW30を立ち上げる構成を例示した。しかしながら、vHGW30の立ち上げにかかる端末3からの信号は、DHCPDISCOVER信号だけでなく、ARP(Address Resolution Protocol)などであってもよく、特に限定しない。
100…ネットワークシステム
1…情報処理装置
2、202…スイッチ
3…端末
10…ハードウエア
11…ハイパーバイザ
12…OS
13…AP
20…仮想サーバ
30…vHGW
31…仮想スイッチ
NW…ネットワーク
VM〜VM、203…仮想マシン
1000…コンピュータ
200…従来のネットワークシステム

Claims (4)

  1. 複数の端末とネットワークを介して接続し、複数の仮想マシンが動作する情報処理装置を有するネットワークシステムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記複数の端末の各々に対し、ホームゲートウエイの機能を仮想化した仮想ホームゲートウエイを提供する複数の第1仮想マシンと、
    前記複数の端末からの信号に応じて、当該端末に対応する仮想ホームゲートウエイを起動させる第2仮想マシンとを有し、
    前記複数の第1仮想マシンの各々は、前記端末から使用されていない未使用の仮想ホームゲートウエイを、前記端末から使用されている仮想ホームゲートウエイが動作している第1仮想マシンへ移行して前記未使用の仮想ホームゲートウエイを停止する
    ことを特徴とするネットワークシステム。
  2. 前記複数の端末ごとに、前記端末と、当該端末に対応する仮想ホームゲートウエイと、前記第2仮想マシンとがVLAN(Virtual Local Area Network)を介して1:1(固定)に接続し、
    前記第2仮想マシンは、前記端末からのDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)にかかる信号を前記仮想ホームゲートウエイに代わって代理受信し、前記仮想ホームゲートウエイを起動させるとともに、前記端末とのDHCPにかかる信号処理する
    ことを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。
  3. 複数の端末とネットワークを介して接続し、複数の仮想マシンが動作する情報処理装置を有するネットワークシステムで実行される仮想化方法であって、
    複数の第1仮想マシンが、前記複数の端末の各々に対し、ホームゲートウエイの機能を仮想化した仮想ホームゲートウエイを提供する工程と、
    第2仮想マシンが、前記複数の端末からの信号に応じて、当該端末に対応する仮想ホームゲートウエイを起動させる工程と、
    前記複数の第1仮想マシンの各々は、前記端末から使用されていない未使用の仮想ホームゲートウエイを、前記端末から使用されている仮想ホームゲートウエイが動作している第1仮想マシンへ移行して前記未使用の仮想ホームゲートウエイを停止する工程と
    を含んだことを特徴とする仮想化方法。
  4. 複数の第1仮想マシンが、前記複数の端末の各々に対し、ホームゲートウエイの機能を仮想化した仮想ホームゲートウエイを提供するステップと、
    第2仮想マシンが、前記複数の端末からの信号に応じて、当該端末に対応する仮想ホームゲートウエイを起動させるステップと、
    前記複数の第1仮想マシンの各々は、前記端末から使用されていない未使用の仮想ホームゲートウエイを、前記端末から使用されている仮想ホームゲートウエイが動作している第1仮想マシンへ移行して前記未使用の仮想ホームゲートウエイを停止するステップと
    をコンピュータに実行させるための仮想化プログラム。
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