JP2016050543A - 可変容量圧縮機の吐出容量制御システム - Google Patents

可変容量圧縮機の吐出容量制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】変位手段を有することなく簡易な構成で、冷媒不足状態における大きな吐出容量での運転を回避可能な可変容量圧縮機の吐出容量制御システムを提供する。
【解決手段】制御圧力室140の圧力の変化に基づいて吐出容量が変化する可変容量圧縮機100の吐出容量を制御するものであって、吐出室142と制御圧力室140とを連通する圧力供給通路145の開度を調整して制御圧力室140内の圧力を変化させる制御弁300と、冷媒循環路の低圧領域における圧力を検知する圧力検知手段と、前記冷媒循環路の低圧領域における圧力が予め設定された下限値を下回る場合には吐出容量を減少させるように制御電流を設定してアクチュエータに供給する制御電流供給手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷凍サイクルを構成すべく冷媒循環路に介挿される可変容量圧縮機の吐出容量制御システムに関し、特に、車両エアコンシステム等に使用される可変容量圧縮機の吐出容量制御システムに関する。
特許文献1には、吐出圧領域における2地点間の差圧で可変容量圧縮機の吐出容量を制御する制御弁に、吸入圧領域の圧力が予め設定された基準圧力を下回ると制御弁の弁開度を増大させる変位手段を付加し、冷媒不足状態における大きな吐出容量での運転を回避する技術が開示されている。
特開2006−177300号公報
しかし、前記技術においては、冷媒不足状態における大きな吐出容量での運転を回避するために変位手段を制御弁に付加しており、これにより、制御弁のコストが増大すると共に制御弁が大型化して可変容量圧縮機における制御弁のレイアウトが困難となるという問題があった。
そこで、本発明は、前記変位手段を有することなく簡易な構成で、冷媒不足状態における大きな吐出容量での運転を回避可能な可変容量圧縮機の吐出容量制御システムを提供することを目的とする。
本発明による可変容量圧縮機の吐出容量制御システムは、エアコンシステムの冷凍サイクルを構成すべく冷媒が循環する冷媒循環路に放熱器、膨張器及び蒸発器と共に介挿され、制御圧力室の圧力の変化に基づいて吐出容量が変化する可変容量圧縮機の吐出容量を制御するシステムであって、前記可変容量圧縮機内部における冷媒循環路の2地点間の差圧に応答して弁体の開閉方向に変位する感圧部材と、供給された制御電流に応じて前記弁体に閉弁方向の付勢力を作用させるアクチュエータと、を有し、前記2地点間の差圧及び前記アクチュエータの付勢力に応じて前記弁体が変位し、吐出室と前記制御圧力室とを連通する圧力供給通路の開度を調整して前記制御圧力室内の圧力を変化させる制御弁と、前記冷媒循環路の低圧領域における圧力を検知する圧力検知手段と、前記冷媒循環路の低圧領域における圧力が予め設定された下限値を下回る場合には吐出容量を減少させるように前記制御電流を設定して前記アクチュエータに供給する制御電流供給手段と、を備える。
前記吐出容量制御システムによれば、冷媒が不足して冷媒循環路の低圧領域の圧力が予め設定された下限値を下回ったときに、アクチュエータに供給される制御電流を変更して、吐出容量を減少させることができ、冷媒不足状態における大きな吐出容量での運転を回避することができる。そして、制御弁が感圧部材とアクチュエータとを有する簡易な構成となっているので、制御弁のコストを抑えることができると共に、制御弁のレイアウトが容易となる。
本発明が適用された可変容量圧縮機及び制御弁の断面図である。 前記制御弁の断面図である。 前記制御弁の特性を示す図である。 本発明に係る吐出容量制御システムの構成を示したブロック図である。 吸入圧力領域の圧力の目標値の下限値と可変容量圧縮機の回転数との関係を示す図である。 本発明に係る吐出容量制御システムの制御フローを示す図である。 前記制御フローの起動制御における制御電流特性を示す図である。 前記制御フローにおける空調制御フローを示す図である。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明が適用された一例である可変容量圧縮機100及び制御弁300の断面図である。
この可変容量圧縮機100は、車両エアコンシステムの冷凍サイクルを構成すべく冷媒が循環する冷媒循環路に放熱器、膨張器及び蒸発器と共に介挿されている。
図1に示すように、可変容量圧縮機100は、複数のシリンダボア101aが形成されたシリンダブロック101と、シリンダブロック101の一端に設けられたフロントハウジング102と、シリンダブロック101の他端にバルブプレート103を介して設けられたシリンダヘッド104と、を備えている。
シリンダブロック101とフロントハウジング102とによって制御圧力室140が形成され、この制御圧力室140内を横断するように駆動軸110が設けられている。
制御圧力室140内には、斜板111が配置されている。この斜板111の中央部には貫通孔111bが形成されており、駆動軸110はこの貫通孔111bを挿通している。また、斜板111は、駆動軸110に固定されたロータ112と連結手段としてのリンク機構120を介して連結されている。これにより、斜板111は駆動軸110と共に回転し、また、駆動軸110に沿ってその傾斜角が変更可能となっている。
リンク機構120は、ロータ112に突設された第1アーム112aと、斜板111に突設された第2アーム111aと、一端が第1連結ピン122を介して第1アーム112aに回動可能に連結されると共に他端が第2連結ピン123を介して第2アーム111aに回動可能に連結されたリンクアーム121と、を含む。
斜板111の貫通孔111bは、斜板111が最大傾斜角から最小傾斜角の範囲で傾動可能な形状に形成されている。本実施形態において、貫通孔111bには、駆動軸110と当接することによって傾斜角を小さくする方向への斜板111の傾斜角変位(傾動)を規制する最小傾角規制部が形成されている。例えば、斜板111が駆動軸110に対して直交するときの斜板の傾角を0度(最小傾斜角)とした場合、前記最小傾斜角規制部は、斜板111の傾斜角がほぼ0度となるまでの傾斜角変位(傾動)を許容するように形成されている。また、傾斜角を増大させる方向の斜板111の傾斜角変位(傾動)は、斜板111がロータ112に当接することによって規制される。したがって、斜板111の傾斜角は、斜板111がロータ112に当接したときに最大傾斜角となる。
駆動軸110には、傾斜角を減少させる方向に斜板111を付勢する傾斜角減少バネ114と、傾斜角を増大させる方向に斜板111を付勢する傾斜角増大バネとが、斜板111を挟んで装着されている。具体的には、傾斜角減少バネ114は、斜板111とロータ112との間に装着されており、傾斜角増大バネ115は、斜板111と駆動軸110に固定又は形成されたバネ支持部材116との間に装着されている。
ここで、斜板111の傾斜角が最小傾斜角であるときに、傾斜角増大バネ115の付勢力の方が傾斜角減少バネ114の付勢力よりも大きくなるように設定されている。このため、駆動軸110が回転していないとき、すなわち、可変容量圧縮機100が停止しているときに、斜板111は、傾斜角減少バネ114の付勢力と傾斜角増大バネ115の付勢力とがバランスする傾斜角(>最小傾斜角)に位置する。この傾斜角減少バネ114の付勢力と傾斜角増大バネ115の付勢力とがバランスする傾斜角は、ピストン136による圧縮動作が確保される最小の傾斜角範囲として設定されており、例えば1〜3度の範囲に設定することができる。
駆動軸110の一端は、フロントハウジング102のボス部102aを貫通してフロントハウジング102の外側まで延在して、図示省略した動力伝達装置に連結されている。なお、駆動軸110とボス部102aとの間には軸封装置130が挿入されており、制御圧力室140内部は外部空間から遮断されている。
駆動軸110及びロータ112は、ラジアル方向においては軸受131、132によって支持され、スラスト方向においては軸受133及びスラストプレート134によって支持されている。なお、駆動軸110のスラストプレート134側の端部とスラストプレート134とは、調整ネジ135によって所定の隙間を有するように調整されている。
そして、駆動軸110は、図示省略した外部駆動源からの動力が前記動力伝達装置に伝達されることにより、前記動力伝達装置と同期して回転する。
シリンダボア101a内には、ピストン136が配置され、ピストン136の一端部は制御圧力室140側に突出している。この端部は内側に空間が形成され、その空間に斜板111の外周部が収容され、この斜板111の周縁部近傍部を挟んで一対のシュー137が配設されている。すなわち、斜板111は、一対のシュー137を介して、ピストン136と連動する構成となっている。このため、斜板111の回転によりピストン136がシリンダボア101a内を往復動することが可能となる。
シリンダヘッド104には、中央部に配置された吸入室141と、吸入室141を環状に取り囲むように配置された吐出室142と、が形成されている。吸入室141は、バルブプレート103に形成された連通孔103a及び吸入弁(図示省略)を介して、各シリンダボア101aと連通する。吐出室142は、バルブプレート103に形成された連通孔103b及び吐出弁(図示省略)を介して、対応するシリンダボア101aと連通する。
ここで、フロントハウジング102、シリンダブロック101、バルブプレート103、シリンダヘッド104が図示しないガスケットを介して複数の通しボルト105によって締結されて圧縮機ハウジングが形成される。
また、シリンダブロック101の上部には吐出マフラが設けられている。吐出マフラは、吐出ポート106aが形成された蓋部材106と、シリンダブロック101上部に区画形成された形成壁101bと、が図示省略したシール部材を介してボルトによって締結されて形成される。吐出マフラ内のマフラ室143は、絞り通路144を介して吐出室142と連通される。これにより、吐出室142は、絞り通路144、マフラ室143及び吐出ポート106aで形成される吐出通路を介してエアコンシステムの吐出側冷媒循環路と接続されている。
シリンダヘッド104には、吸入ポート104a、連通路104bが形成される。そして、吸入室141は、吸入ポート104a及び連通路104bで形成される吸入通路を介してエアコンシステムの吸入側冷媒循環路と接続されている。また、吸入通路は、シリンダヘッド104の外側から吸入室141に向かって吐出室142の一部を横切るように直線状に延設される。ここで、吐出室142、吸入室141、吐出通路、吸入通路は冷凍サイクルの冷媒循環路の一部を構成している。
シリンダヘッド104には、さらに制御弁300が設けられている。
制御弁300は、吐出室142と制御圧力室140とを、絞り通路144、マフラ室143を介して連通する圧力供給通路145に介挿される。制御弁300は、絞り通路144の上流側(吐出室142)と下流側(マフラ室143)との圧力差及びソレノイドに流れる電流によって発生する電磁力に応答して圧力供給通路145の開度を調整し、制御圧力室140への吐出ガス導入量を制御する。また、制御圧力室140内の冷媒は、連通路101c、空間101d、バルブプレート103に形成されたオリフィス103cによって構成される放圧通路146を介して吸入室141へ流れるようになっている。このように、圧力供給通路145と放圧通路146とは可変容量圧縮機100内部における冷媒の循環路を形成している。このため、制御弁300が供給通路145の開度を調整することで制御圧力室140の圧力が変化する。そして、制御圧力室140の圧力の変化により、斜板111の傾斜角、すなわちピストン136のストロークが変化して、可変容量圧縮機100における吐出容量の可変制御が可能となる。
次に、図2及び図3を参照して、前記制御弁300について、より具体的に説明する。
図2は、制御弁300の断面図であり、図3は、制御弁300の特性を示す図である。
この制御弁300は、バルブハウジング301内に形成されて連通孔301aを介して圧力導入通路147により吐出室142と連通する第1感圧室302と、連通孔301bを介してマフラ室143側の圧力供給通路145によりマフラ室143と連通する第2感圧室303と、連通孔301cを介して制御圧力室140側の圧力供給通路145により制御圧力室140と連通する弁室304と、第2感圧室303と弁室304とを連通する弁孔301dと、一端側が弁孔301dの周囲の弁座301eに接離して弁孔301dを開閉する弁体305と、第1感圧室302と第2感圧室303とを区画し、第1感圧室302側から吐出室142の圧力Pd1を受け、第2感圧室303側からマフラ室143の圧力Pd2を受けて、吐出圧力領域における2地点間の差圧(Pd1−Pd2)に応答して弁体305の開閉方向に変位する感圧部材306と、一端側が弁体305に固定され他端側が感圧部材306に接離可能に連結して感圧部材306の変位を弁体304に伝達する感圧ロッド307と、一端側が弁体305と一体形成されたソレノイドロッド309と、供給された制御電流に応じて弁体305に閉弁方向の付勢力を作用させるアクチュエータ310と、を備えて構成される。このように構成された制御弁300において、制御弁305が吐出圧力領域の差圧及びアクチュエータ310の付勢力に応じて変位する。この制御弁305の変位により供給通路145の開度が調整され、これにより、制御圧力室140内の圧力が変化する。
アクチュエータ310は、ソレノイドロッド309の弁体305と一体形成された端の反対側の端に圧入固定された可動鉄心311と、ソレノイドロッド309が内挿され所定の隙間を隔てて可動鉄心311と対向配置された固定鉄心312と、固定鉄心312と可動鉄心311との間に配置されて可動鉄心311を開弁方向に付勢する強制開放バネ313と、有底筒状であり、固定鉄心312と可動鉄心311とを収容して開口端側がソレノイドハウジング314に固定された収容部材315と、収容部材315を内挿してソレノイドハウジング314に収容され表面が樹脂で覆われたコイル316と、を有する。
可動鉄心311、固定鉄心312、ソレノイドハウジング314は、いずれも磁性体材料で形成されており、磁気回路を構成している。また、収容部材315は、非磁性材料で形成されている。コイル316に電流が流れると、可動鉄心311と固定鉄心312との間に電磁力が作用する。この電磁力は、ソレノイドロッド309を介して弁体305を閉弁方向に付勢する。
ここで、感圧部材306の弁体305の開閉方向の圧力受圧面積Sb、弁体305が弁孔301d側から受ける圧力Pd1の圧力受圧面積Sv、制御圧力室140内の圧力をPc、アクチュエータ310の強制開放バネ313の付勢力をf、コイル316に流れる電流をI、アクチュエータ310による付勢力をF(I)とすると、弁体305に作用する力は下記の式(1)で表される。
したがって、感圧部材306、感圧ロッド307、弁体305、ソレノイドロッド309及び可動鉄心311との連結体によって、制御弁300は、吐出圧力領域の2地点間の差圧(Pd1−Pd2)がコイル316に流れる電流Iに基づいて設定された設定差圧より小さくなると吐出容量を増大すべく圧力供給通路145の開度を小さくして制御圧力室140の圧力を低下させる。一方、吐出圧力領域の2地点間の差圧(Pd1−Pd2)が設定差圧より大きくなると吐出容量を減少すべく圧力供給通路145の開度を大きくして制御圧力室140の圧力を上昇させる。このようにして、制御圧力室140の圧力を低下させた場合には吐出圧力領域の2地点間の差圧が大きくなり設定差圧に近づき、制御圧力室の圧力を上昇させた場合には吐出圧力領域の2地点間の差圧が小さくなり設定差圧に近づく。すなわち、前記連結体を有する制御弁300は、吐出圧力領域の2地点間の差圧(Pd1−Pd2)が設定差圧に近づくように圧力供給通路145の開度を自律制御する。また、吐出圧力領域の2地点が絞り通路144を挟んだ冷媒循環路(吐出通路)に設定されているので、上記のように制御弁300が吐出圧力領域の2地点間の差圧を設定差圧に近づけることによって冷媒循環量が調整される。
なお、上記の式(1)において右辺第2項(Pd2−Pc)・Sv/Sbを考慮すると、左辺の設定差圧(Pd1−Pd2)は、Pd2−Pcの影響を受けるが、Sb≫Svであるので、その影響は小さい。
また、コイル316へ通電すると、弁体305にはソレノイドロッド309を介して電磁力が閉弁方向に作用する、すなわち、圧力供給通路145の開度を小さくするように力が作用する。コイル316への通電量が増大すると、圧力供給通路145の開度を小さくする力が増大するので、図3に示すように、設定差圧が増大する方向に変化する。
なお、本実施形態におけるアクチュエータ310としては、例えば400Hz〜500Hzの範囲の所定の周波数でパルス幅変調(PWM制御)により駆動されて、コイル316の電流値が所望の値となるようにパルス幅(デューティ比)が変更されるものを適用することができる。
次に、図4を参照して本発明の一実施形態である吐出容量制御システム400について説明する。
図4は、吐出容量制御システム400の構成を示したブロック図である。
吐出容量制御システム400は、可変容量圧縮機100の吐出容量を制御するもので、本実施形態においては、制御弁300と、A/Cスイッチ401と、回転センサ404と、温度検知手段としての温度センサ402と、圧力検知手段としての圧力センサ403と、制御電流供給手段410と、を備える。
A/Cスイッチ401は、吐出容量制御システム400の作動(ON)、非作動(OFF)を設定する。このA/Cスイッチ401は後述の制御電流供給手段410の制御電流設定手段413に信号接続されている。
温度センサ402は、蒸発器出口に設置され、蒸発器出口空気温度Teを検知する。この温度センサ402は、後述の圧力設定手段412に信号接続されており、検知した蒸発器出口空気温度Teを圧力設定手段412に出力する。
圧力センサ403は、冷媒循環路におけるエアコンシステムの蒸発器出口から可変容量圧縮機100に至る低圧領域の圧力を検知する。例えば圧力センサ403は、吸入圧力領域の圧力Psを検知する。ここで、吸入圧力領域とは、吸入室141、連通路104b、吸入ポート104a及び可変容量圧縮機100の近傍の外部冷媒循環路を指す。この圧力センサ403は、後述の制御電流設定手段413に信号接続されており、検知した吸入圧力領域の圧力Psを制御電流設定手段413に出力する。また、吸入圧力領域の圧力Psを検知するので吐出容量変化に対しても圧力センサ403が素早く応答できる。
制御電流供給手段410は、制御弁300における制御電流を設定してアクチュエータ310に供給するものであり、蒸発器出口空気温度の目標値を設定する蒸発器目標温度設定手段411と、吸入圧力領域の圧力の目標値を設定する圧力設定手段412と、アクチュエータ310のコイル316に流れる制御電流Iを設定する制御電流設定手段413と、コイル316に流れる電流を検知する電流検知手段415と、コイル316に流れる制御電流Iを調整する駆動手段414と、コイル316と並列に配置されたダイオード416と、を有する。
蒸発器目標温度設定手段411は、図示省略した空調設定手段や外気温度センサ等と信号接続されており、これらから出力された車室内温度設定等の空調設定や外気温度等の種々の外部情報に基づいて、吐出容量制御の最終的な目標となる蒸発器出口空気温度の目標値Tesを設定する。また、蒸発器目標温度設定手段411は、後述の圧力設定手段412に信号接続されており、目標値Tesを圧力設定手段412に出力する。
圧力設定手段412は、蒸発器目標温度設定手段411で設定された目標値Tesと、温度センサ402で検知された実際の蒸発器出口空気温度Teとの偏差ΔTに基づいて、例えばPI制御によって、その偏差ΔTが小さくなるように吸入圧力領域の圧力の目標値Pssを設定する。また、圧力設定手段412は、制御電流設定手段413と信号接続されており、吸入圧力領域の圧力の目標値Pssを制御電流設定手段413に出力する。
ここで、圧力設定手段412において、吸入圧力領域の圧力の目標値Pssには上限値PssH及び下限値PssLが設定されている。また、圧力設定手段412は、例えば図5に示すように、可変容量圧縮機100の回転数を検知する回転センサ404の出力により、回転数Ncが所定値Nc1を超えた高回転数領域になると下限値PssLをPssL1からPssL2に上昇させることができる。これにより、高回転数領域での吐出容量の増大を回避することが可能である。所定値Nc1は、例えば常用回転数の上限(5000rpm程度)として設定される。なお、本発明に係る吐出容量制御システムにおいては、回転センサを備えずに、可変容量圧縮機100の回転数を車両エンジンの回転数から算出しても良い。
また、圧力設定手段412は、上記のようにして回転センサ404の出力値Ncに応じて下限値としてPssL1又はPssL2のいずれか一方を設定しているが、3以上の下限値を有し回転センサ404の出力値Ncが高くなるにつれ、より高い下限値を選択しても良い。さらに、圧力設定手段412は、回転センサ404の出力値Nc又は車両エンジンの回転数から算出された可変容量圧縮機の回転数に基づいて演算した値を下限値として用いても良い。そして、圧力設定手段412において、下限値PssLは可変容量圧縮機の回転数に基づいて変更可能としたが、これに加えて外気温度等の他の外部情報やエアコンシステムの運転条件に基づいて変更可能としても良い。
制御電流設定手段413は、信号接続されているA/Cスイッチ401がOFFからONに切り替わった場合に、ONとなったときからの経過時間tの関数として制御電流Iを設定する起動制御を行う。そして、制御電流設定手段413は、所定時間が経過すると起動制御を終了し、エアコンシステムの運転条件に基づいて制御電流Iを設定する空調制御を行う。エアコンシステムの運転条件とは、例えば、吸入圧力領域の圧力、吸入圧力領域の圧力の目標値、蒸発器空気温度、蒸発器の目標空気温度、その他各種エアコンシステムで検知したデータや各種目標値等である。前記空調制御は、例えば、圧力センサ403で検知された吸入圧力領域の圧力Psと圧力設定手段412で設定された吸入圧力領域の圧力の目標値Pssとの偏差ΔPsに基づいて、例えばPI制御によって、その偏差ΔPsが小さくなるように制御電流Iを設定する。また、蒸発器目標温度設定手段411で設定された目標値Tesと、温度センサ402で検知された蒸発器出口空気温度Teとの偏差ΔTから直接その偏差ΔTが小さくなるように制御電流Iを設定しても良い。
駆動手段414は、所定の駆動周波数(例えば400〜500Hz)でパルス幅変調制御により駆動されるスイッチング素子を備え、このスイッチング素子を用いて、制御電流設定手段413で設定された制御電流Iに基づいて、電流検知手段415で検知されたコイル316に流れる電流が制御電流Iに近づくようにデューティ比を調整する。
以上のように構成された制御電流供給手段410は、エアコンシステムの運転条件に基づいて制御電流を設定してアクチュエータ310に供給している。また、制御電流供給手段410には上述のように吸入圧力領域の圧力の目標値Pssに下限値PssLが設定されている。これにより、制御電流供給手段410は、冷媒循環路の低圧領域である吸入圧力領域における圧力が予め設定された下限値PssLを下回る場合には吸入圧力領域の目標値をPssL以上となる値に設定し、制御圧力室140の圧力を上昇させて吸入圧力領域の圧力を上昇させるべく制御電流を設定する。そして、制御圧力室140の圧力が上昇することにより吐出容量が減少する。すなわち、制御電流供給手段410は、吸入圧力領域の圧力が予め設定された下限値PssLを下回る場合には吐出容量を減少させるように制御電流を設定してアクチュエータ310に供給する。
ここで、上記にて説明した吐出容量制御システム400の動作を図6〜図8を参照して説明する。
図6は、吐出容量制御システム400の制御フローを示したものである。
吐出容量制御システム400は、変数F1を有し、タイマで時間tを計測することができ、予め初期条件F1=0、t=0が設定されている。
吐出容量制御システム400は、まず、A/Cスイッチ401のON、OFFを判定する(S101)。A/Cスイッチ401がONであれば吐出容量制御システム400に接続された各センサの出力値や外部装置で設定されるエアコン設定等を読み込む(S102)。次にF1が1か否か判定する(S103)。初期条件ではF1=0であるのでNoとなり、S104に処理を進ませる。S104ではタイマをスタートしA/Cスイッチ401がONとなってからの時間tを計測する。
次に、吐出容量制御システム400は、S105で起動制御によってコイル316の制御電流Iを設定する。起動制御による制御電流Iは、例えば図7に示すように、タイマで計測される時間tの関数として設定される。また、時間t=0のときの制御電流の初期値I0は、制御電流の下限値Iminとして設定される。そして、吐出容量制御システム400は、時間tがt1未満であるか否かを判定し(S106)、時間tがt1未満であれば時間tがt1となる又はt1を超える(タイムアップする)まで後述のS108〜S112、及びS101〜S103を繰り返して起動制御を継続する。吐出容量制御システム400は、タイマがタイムアップすると、起動制御を終了し(S106)、F1=1、t=0とする(S107)。起動制御を終了した後、S103でF1が1であるかを判定し、F1=1であるのでS200に進み、後に詳述する空調制御によって制御電流Iを設定する。
なお、吐出容量制御システム400は、A/Cスイッチ401がOFFとなると(S101)、F1=0、t=0とし、すなわちF1と時間tの値を初期化して(S114)、制御フローを終了させる。
ここで、上記起動制御及び空調制御において、吐出容量制御システム400は、それぞれの制御において演算された制御電流を予め設定された下限値Iminと比較判定し(S108)、下限値Imin以下であれば、下限値Iminを制御電流Iとして設定する(S109)。また、演算された制御電流が下限値Iminより大きい場合は、演算された制御電流を予め設定された上限値Imax(>Imin)と比較判定し(S110)、演算された制御電流が上限値Imax以上であれば、上限値Imaxを制御電流Iとして設定する(S111)。演算された制御電流が下限値Iminと上限Imaxとの間にあるときは演算された制御電流を制御電流Iとして設定する(S112)。次に、設定された制御電流Iを制御弁300のコイル316に出力する(S113)。そして、前述のステップ101に戻る。このようにして、吐出容量制御システム400は、電源がOFFされて終了するまで、以上の制御を繰り返す。
ここで、S200における空調制御について図8を参照して以下に詳述する。
図8は、図6の制御フローにおける空調制御フロー(S200)を示す図である。
まず、吐出容量制御システム400は、S200における空調制御で設定された蒸発器出口空気温度の目標値Tesと温度センサ402で検知され読み込んだ蒸発器出口空気温度Teとの偏差ΔTを演算し(S201)、その偏差ΔTに基づいて、例えばPI制御によって、その偏差ΔTが小さくなるように制御目標となる吸入圧力領域の圧力の目標圧力値を演算する(S202)。
吐出容量制御システム400においては、上述のように、吸入圧力領域の圧力の目標値Pssには予め下限値PssLと上限値PssHとが設定されている。そして、吐出容量制御システム400は、S202で演算された目標圧力値を予め設定された下限値PssLと比較判定し(S203)、演算された目標圧力値が下限値PssL以下である場合には、下限値PssLを目標値Pssとして設定する(S204)。なお、下限値PssLには図5に示すように、回転センサ404の出力値Ncに応じてPssL1又はPssL2のいずれか一方が設定される。
また、吐出容量制御システム400は、S202で演算された目標圧力値が下限値PssLより大きい場合には、予め設定された上限値PssHと比較判定し(S205)、演算された目標圧力値が上限値PssH以上であれば、上限値PssHを吸入圧力領域の圧力の目標値Pssとして設定する(S206)。
そして、吐出容量制御システム400は、S202で演算された目標値が下限値PssLと上限PssHとの間にある場合は、演算された目標値を吸入圧力領域の圧力の目標値Pssとして設定する(S207)。
次に、圧力センサ403で検知された吸入圧力領域の圧力Psと圧力設定手段412で設定された吸入圧力領域の圧力の目標値Pssとの偏差ΔPsを演算し(S208)、偏差ΔPsの絶対値の大きさを判定する(S209)。偏差ΔPsの絶対値が予め設定されている値αと同等か、又はαより小さければ現状の制御電流Iを制御電流Iとして設定する(S210)。つまり、現状の制御電流Iを維持する。偏差ΔPsの絶対値が値αより大きければ、例えばPI制御によって、偏差ΔPsが小さくなるように制御電流Iを設定する(S211)。
以上説明した吐出容量制御システム400の作用を説明する。
容量制御システム400は、A/CスイッチがOFFからONに切り替わった場合は時間t1に至るまで起動制御を実行し、制御弁300は吐出圧力領域の2地点間の差圧(Pd1−Pd2)が制御電流Iで設定された設定差圧に近づくように圧力供給通路145の開度を自律制御する。このような制御において、制御電流Iは、時間tが増大すると比例的に増大するので、吐出容量が時間と共に最小容量側から徐々に増大するように制御される。そして、タイマがタイムアップして起動制御が終了すると空調制御が実行される。この空調制御では、蒸発器目標温度設定手段411で設定された目標温度Tesと、温度センサ402で検知された蒸発器出口空気温度Teとの偏差量ΔTに基づいて、その偏差ΔTが小さくなるように制御目標となる吸入圧力領域の圧力の目標値が演算される。この演算された吸入圧力領域の圧力の目標値は下限値PssL、上限値PssHと比較され、上記のように吸入圧力領域の圧力の目標値Pssは下限値PssLから上限値PssHの間で設定される。次に、圧力センサ403で検知された吸入圧力領域の圧力Psが吸入圧力領域の圧力の目標値Pssに近づくように吐出容量が調整される。その結果として、蒸発器出口空気温度Teが目標値Tesに近づく。なお、吸入圧力領域の圧力Psは吸入圧力領域の圧力の目標値Pssに対して±αの範囲に制御される。
上述のように、吸入圧力領域の圧力の目標値Pssには、予め下限値PssLが設定されているので、吸入圧力領域の圧力Psが下限値を下回る場合は、制御電流を調整して圧力供給通路145の開度を大きくし、制御圧力室140の圧力を上昇させることにより吐出容量が確実に減少される。これにより、冷媒不足状態における大容量運転を確実に回避できる。そして、常用回転数を超えて高回転数領域になると下限値PssLをより高い値に変更することにより、吸入圧領域の圧力の下限値を高くして、高回転数領域での吐出容量の増大を回避する。
また、吸入圧力領域の圧力の目標値Pssには、予め上限値PssHが設定されているので、吸入圧力領域の圧力Psが上限値を上回る場合は吐出容量が増大されて過度に吸入圧力領域の圧力Psが上昇することが回避される。
なお、空調制御において、任意の制御電流Iが設定されている状態では、吐出圧力領域の2地点間の差圧(Pd1−Pd2)がコイル316に供給される制御電流Iにより設定された設定差圧となるように吐出容量が自律的に制御される。これにより、吐出容量は制御弁300の自律調整機能により安定に制御され、不安定となることがない。本発明による吐出容量制御システム400は、電気的に吸入圧力領域の圧力Psを検知し、2地点間の差圧(Pd1−Pd2)がコイル316に供給される制御電流Iにより設定された設定差圧となるように弁孔を開閉する制御弁300を使用して吐出容量を制御するので、可変容量圧縮機100の最小容量から最大容量の範囲で自在に吐出容量を制御することが可能となる。
本実施形態における制御弁300は、吐出圧力領域の2地点間の差圧に応答する弁体を有する構造であるが、これを吸入圧力領域の2地点間の差圧、吐出圧力領域と吸入圧力領域との2地点間の差圧、吐出圧力領域と制御圧力室との2地点間の差圧あるいは制御圧力室と吸入圧力領域との2地点間の差圧等の、可変容量圧縮機内部における冷媒循環路の2地点間の差圧に応答する弁体を有する制御弁としても良い。また感圧部材は、べローズ、ダイアフラム等の感圧手段ではなく、両端に異なる圧力を受ける円柱状の部材でも良い。また弁体と感圧部材が一体に形成された構造であっても良い。
また、本実施形態における可変容量圧縮機は往復動圧縮機としたが、ベーン、スクロール等の可変容量圧縮機としても良い。
さらに、本発明における冷媒は、従来から用いられているR134aのみでなく、R1234yfや二酸化炭素等の冷媒であっても良い。
100…可変容量圧縮機、140…制御圧力室、142…吐出室、145…圧力供給通路、305…弁体、306…感圧部材、310…アクチュエータ、403…圧力検知手段(圧力センサ)、410…制御電流供給手段

Claims (5)

  1. エアコンシステムの冷凍サイクルを構成すべく冷媒が循環する冷媒循環路に放熱器、膨張器及び蒸発器と共に介挿され、制御圧力室の圧力の変化に基づいて吐出容量が変化する可変容量圧縮機の吐出容量を制御するシステムであって、
    前記可変容量圧縮機内部における冷媒循環路の2地点間の差圧に応答して弁体の開閉方向に変位する感圧部材と、供給された制御電流に応じて前記弁体に閉弁方向の付勢力を作用させるアクチュエータと、を有し、前記2地点間の差圧及び前記アクチュエータの付勢力に応じて前記弁体が変位し、吐出室と前記制御圧力室とを連通する圧力供給通路の開度を調整して前記制御圧力室内の圧力を変化させる制御弁と、
    前記冷媒循環路の低圧領域における圧力を検知する圧力検知手段と、
    前記冷媒循環路の低圧領域における圧力が予め設定された下限値を下回る場合には吐出容量を減少させるように前記制御電流を設定して前記アクチュエータに供給する制御電流供給手段と、
    を備える可変容量圧縮機の吐出容量制御システム。
  2. 前記下限値は、前記可変容量圧縮機の回転数に応じて変更される請求項1に記載の可変容量圧縮機の吐出容量制御システム。
  3. 前記制御電流供給手段は、
    前記エアコンシステムの運転条件に基づき前記低圧領域の目標圧力値を演算し、演算された前記目標圧力値が前記下限値より小さい場合には前記下限値を前記低圧領域の圧力の目標値として設定し、前記演算された目標圧力値が前記下限値以上である場合には前記演算された目標圧力値を前記低圧領域の圧力の目標値として設定する圧力設定手段を備え、
    検知した前記低圧領域の圧力と設定された前記低圧領域の圧力の目標値との偏差に基づき前記制御電流を設定する、請求項1又は2に記載の可変容量圧縮機の吐出容量制御システム。
  4. 前記制御電流供給手段は、前記偏差が予め設定された値より小さい場合は現状の制御電流を維持する、請求項3に記載の可変容量圧縮機の吐出容量制御システム。
  5. 前記冷媒は二酸化炭素である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の可変容量圧縮機の吐出容量制御システム。
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