JP2016048318A - 撮影システム、レンズ装置、カメラ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光透過率変更素子を有する撮影システムにおいて、露出量を一定に保ちながら、被写体背景がボケた状態から、ボケのない状態となるような映像効果を得る場合、リハーサル等なしに、撮影者が、事前にボケの変化具合のイメージを確認できる撮影システムを提供すること。【解決手段】光透過率変更部と光学レンズ部および撮像部を備え、前記光学レンズ部の機械絞り部と前記光透過率変更部をそれぞれ駆動することで、露出量を一定に保つ露出一定制御部を有する撮影システムであって、前記露出一定制御部が、露出量を一定に保つ制御時の被写界深度または被写界深度の変化を演算する深度演算部を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、光透過率変更素子を有する撮影システム、レンズ装置、撮影装置に関する。
光透過率変更素子を有する撮影システムにおいて、露出量を一定に保ちながら、被写体背景がボケた状態から、ボケのない状態となるような映像効果を得る場合、リハーサル等なしに、撮影者が、事前にボケの変化具合のイメージを確認したいという要望があった。特に、動画撮影時、連続的に変化するボケを映像効果として利用したい場合、この変化を事前に確認したいという要望が強かった。
なお、一般的な露出量一定を保つ技術は、特許文献1および特許文献2において開示されている。また、光路に光透過率変更素子としてエレクトロクロミック素子を使用することが、特許文献3に開示されている。
特開2010−152150号公報 特開2009−194820号公報 特開2004−279556号公報
しかしながら、上述の特許文献に開示された従来技術では、事前にボケのイメージを撮影者に明示するような技術の開示はなく、リハーサルや被写体深度の計算などを行うことなく、撮影前にボケの変化具合のイメージが得られなかった。特に、予定調和ではない番組収録などでは、構図や被写***置などがリハーサルと大きく変わるため、撮影しながら、ボケの変化具合のイメージを得たい要望があったが、従来、この要望を解決する技術開示は無かった。
そこで、本発明の目的は、光透過率変更部と光学レンズ部および撮像部を有する撮影システムにおいて、前記光学レンズ部の機械絞り部と前記光透過率変更部をそれぞれ駆動することで、露出量を一定に保つ露出一定制御部を有する撮影システムであって、前記露出一定制御部が露出量を一定に保つ制御時の被写界深度または、被写界深度の変化を演算する深度演算部を有すること特徴とする撮影システムを提供することにある。また、上記目的を実現するレンズ装置やカメラ装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、光透過率変更部と光学レンズ部および撮像部を備え、前記光学レンズ部の機械絞り部と前記光透過率変更部をそれぞれ駆動することで、露出量を一定に保つ露出一定制御部を有する撮影システムであって、前記露出一定制御部が、露出量を一定に保つ制御時の被写界深度または被写界深度の変化を演算する深度演算部を有すること特徴とする。
本発明によれば、光透過率変更素子を有する撮影システムにおいて、露出量を一定に保ちながら、被写体背景がボケた状態から、ボケのない状態となるような映像効果を得る場合、撮影者は、煩雑な作業なしに、ボケの変化具合のイメージを確認できる。
実施例1に用いる撮影システムの機能ブロック図。 実施例1のレンズ装置1の光学レンズ部10の機能ブロック図。 実施例1の露出一定制御を説明した露出表。 実施例1の露出一定制御を説明した露出表。 実施例1の露出一定制御を説明した撮影映像概念図。 実施例1の露出一定制御を説明した撮影映像概念図。 実施例1のモニタ表示装置4のモニタ画面概念図。 実施例1のモニタ表示装置4の情報表示部41の概念図。 実施例1の撮影システムに関わる処理および操作を説明したフローチャート。 実施例2に用いる撮影システムの機能ブロック図。 実施例2のモニタ表示装置4のモニタ画面概念図(AF測距点あり)。 実施例2のモニタ表示装置4の情報表示部41の概念図。 実施例2の撮影システムに関わる処理および操作を説明したフローチャート。 実施例3に用いる撮影システムの機能ブロック図。 実施例3のモニタ表示装置6の情報表示部61の概念図(タッチパネルあり)。 実施例3の撮影システムに関わる処理および操作を説明したフローチャート。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
(実施例1)
図1〜9を用いて、本発明の一実施例を説明する。まず、図1を用いて、本実施例に用いる撮影システムの概要について説明する。図1は、本発明の撮影システムの機能ブロック図である。図1に示す撮影システムは、主として、レンズ装置1、フォーカスデマンド装置2、カメラ装置3、モニタ表示装置4より構成される。
レンズ装置1は、光学レンズ部10、光透過率変更部11、駆動部12〜14、状態検出部15〜17、駆動部18、CPU19、アイリスボリューム20(以下、IrisVR20)、SW21、深度演算部22、メモリ23、通信部24より構成される。
図2は、光学レンズ部10の機能ブロック図である。光学レンズ部10は、主として、アイリス部101(機械絞り)、ズーム部102、フォーカス部103より構成される。また、光透過率変更部11は、光透過率変更素子の一種であるエレクトロクロミック素子を使用するものとする。なお、本実施例では、光学レンズ部10を通過する光路に対して、配置状態と非配置状態が手動で選択可能となっており、回転型のNDフィルタのように、回転ディスク上に、光路がスルー穴を通過する状態と光透過率変更部を通過する状態と切換えられる構成をとるものとする。
駆動部12〜14は、公知公用のモータ駆動回路とモータにて構成され、駆動部12、駆動部13、駆動部14は、それぞれ、アイリス部101、ズーム部102、フォーカス部103をギアを介して駆動する。また、状態検出部15〜17は、公知公用の位置検出用のポテンショメータ(以下POT)にて構成され、状態検出部15、状態検出部16、状態検出部17は、それぞれ、アイリス部101、ズーム部102、フォーカス部103をギアを介して接続され、アイリス絞り、ズーム焦点位置、フォーカス距離を検出する。
駆動部18は、光透過率変更部11の減光率を変更するための駆動回路である。CPU19は、レンズ装置1の演算部であリ、後紀する露出一定制御を行うための制御信号などを生成する。また、以下で説明する深度演算部22が生成する被写体深度に関する情報を入力し、通信部24を介してカメラ装置3へ出力する。
なお、本実施例では、あるピント位置(被写体深度位置と表記)における被写体深度の幅を被写体深度幅と表記し、深度演算部22が生成する被写体深度に関する情報とは、この被写体深度幅と被写体深度位置を指すものとする。
IrisVR20は、アイリス部101の絞り値を決定する公知公用の機械式ボリューム(VR)であり、SW21は、未決定、決定、リセットの3値を選択可能な公知公用の機械的スイッチにて構成される。
深度演算部22は、撮影映像の被写体深度に関する情報を算出する演算器であり、CPU19や通信部24を介して、この被写体深度に関する情報をカメラ装置3へ出力する。メモリ23は公知公用の記憶手段である。また、通信部24は、カメラ装置3との間で通信する通信手段である。
次に、フォーカスデマンド装置2は、主として、フォーカスの位置指令信号を出力する、POTおよび操作部材としてのノブで構成されるフォーカスノブ25にて構成される。また、カメラ装置3は、主として、撮像部31、駆動部32、CPU33、通信部34、シャッタVR35、撮影感度VR36にて構成される。撮像部31は、レンズ装置1にて結像した被写体像を撮像する撮像素子であり、駆動部32は、所定の蓄積時間(シャッタ速度)や撮影感度ISOで撮像部31を駆動する駆動手段である。
CPU33は、カメラ装置3の演算手段であり、駆動部32へ、撮像部31の駆動信号を出力する。さらに、撮像部31で撮影された映像と、通信部34を介して得られたレンズ装置1が出力する被写体深度に関する情報を入力し、これらをモニタ表示装置4へ出力する。
通信部34は、レンズ装置1との通信を行う通信手段であり、シャッタVR35や撮影感度VR36は、撮像部31のシャッタ速度や撮影感度ISOを設定する公知公用の機械式ボリューム(VR)にて構成される。
シャッタVR35や撮影感度VR36は、撮像部31におけるシャッタ速度や撮影感度ISOを設定するための公知公用の機械式ボリューム(VR)であり、CPU33はこの設定値に基づいて、駆動部32を介して撮像部31を駆動し、撮像部31は被写体像を撮影する。更に、撮像部31が撮影する撮影映像と、レンズ装置1が出力する被写体深度に関する情報を取り込み、モニタ表示装置4へ出力する。なお、このモニタ表示装置4へ出力する映像に関しては、別途説明する。
次に、図1〜6を用いて、レンズ装置1の露出一定制御の詳細について説明する。図3は、シャッタスピードと絞り値の組み合わせで構成される露出値(EV)表であり、図4は、図3の横軸を光透過率変更部の減光率に置き換えた露出値表である。
まず、本実施例では、カメラ装置3のシャッタ速度が1/125、撮影感度ISO100と仮定する。光透過率変更部11が光路に対して非配置の状態で、撮影者がレンズ装置1のIrisVR20を操作し、仮に、アイリス値F11で適正露出と判断した場合、同撮影者がSW21を未決定から決定に操作する。その結果、適正露出値は14EVに設定される。本実施例では、適正露出値をこの14EVと仮定する。
次に、図4に示すように、光透過率変更部11の最小減光率(最も少ない光の抑制状態)が、1/2の場合、手動で光透過率変更部11を光路に配置すると、最小減光率でも露出値が1つ下がるので、14EVを維持するために、アイリス値はF11からF8へ自動的に変更される。
今、光学レンズ部10のアイリス開放値がF2.0と仮定すると、露出一定制御によって、IrisVR20の操作に応じて、アイリス部101はF8.0〜2.0の間で駆動され、このアイリスの動作により変化する光量を補うように、光透過率変更部11の減光率が1/2〜1/32まで変化する。
図5〜6は、露出一定制御による映像効果を説明した模式図であり、撮影システムとの距離が近い順に、被写体1乃至3が配置されているものとする。なお、図5ではアイリス値はF8.0の状態で、全ての被写体1乃至3が被写体深度内にあり、図6では同F2.0の状態で、被写体1のみ被写体深度内に配置されている状態を説明している。
以下、図3、4、7乃至9を用いて、撮影システムの表示装置4の詳細について、説明する。図7は、モニタ表示装置4のモニタ画面の表示内容の模式図であり、情報表示部41を撮影映像に重畳して表示している。図8は、情報表示部41の表示内容の模式図であり、主として、撮影パラメータ部411、深度イメージ部412の2つの表示部で構成される。
撮影パラメータ部411では、ズーム位置(Zoom)、フォーカス位置(Focus)、アイリスの変化範囲(Iris)、シャッタスピード(Speed)、撮影感度(ISO)、光透過率変更部11の減光率の変化範囲(LIQ)を表示している。
深度イメージ部412は、F8.0、F4.0、F2.0の3つのアイリス値における、フォーカス位置と被写体深度の変化の関係を模式的に説明した図であり、L1がフォーカス位置である(本実施例では、被写***置と同一)。
次に、図9を用いて、本実施例の撮影システムに関わる動作および操作の詳細について説明する。図9は、本実施例の撮影システムに関わる動作および操作について説明したフローチャートである。まずステップST01で、光透過率変更部11を光路に対して非配置状態にして、SW21を未決定状態にする(初期化)。次に、ステップST02では、撮影者がアイリスを操作し、ステップST03では、露出が決定されれば(SW21が決定)、露出量が決まり(図3において、F11、1/125)、ステップST04へ進み、決定されなければ(SW21が未決定)、ステップST02へ戻る。
ステップST04では、光透過率変更部11が光路に対して配置状態となった場合を仮定し、最小減光率を考慮したアイリスの可動範囲を算出する(図4において、F11⇒F8.0)。ステップST05では、レンズ装置1のアイリス部101、ズーム部102、フォーカス部103、カメラ装置2の撮影感度ISO、シャッタスピードの各状態を、通信部24、通信部34、CPU19などを介して、レンズ装置1の深度演算部22が取得する。
ステップST06では、上記の取得結果に基づいて、ステップST04で算出したアイリスの可動範囲における被写体深度を算出する。次に、ステップST07では、フォーカスデマンド装置2によってピント位置を調整し、ステップST08では、メモリ23において、このピント位置(距離)を記憶する。
次に、ステップST09では、SW21をリセット後、ステップST08で記憶した距離を、被写***置とする場合(SW21が決定)、ステップST10へ進み、被写***置としない場合(SW21が未決定)、ステップST07へ戻る。また、ステップST10では、ステップST08で記憶し距離を、被写***置に設定する。
さらに、ステップST11では、SW21をリセット後、ステップST10で設定したフォーカス位置における被写体深度の位置を、被写体深度位置とする場合(SW21が決定)、ステップST13へ進み、被写体深度位置としない場合(SW21が未決定)、ステップST12へ進む。また、ステップST12では、撮影者がフォーカスノブ25を操作して、被写体深度位置を調整し、ステップST13では、この調整後のフォーカス位置を検出し、ステップST14では、このフォーカス位置に基づいて、被写体深度を算出し、ステップST11へ戻る。そして、ステップST15では、被写体深度位置を設定する。
最後に、ステップST16では、上記で算出・設定した被写体深度および被写体深度位置の位置関係を算出し、ステップST17では、この関係をモニタ表示装置4で表示する。以上の構成により、リハーサルや被写体深度の計算などを行うことなく、撮影しながら、ボケの変化具合のイメージを得ることができる。
なお、本実施例では、光透過率変更部は、公知公用のエレクトロクロミック素子を使用する例で説明したが、グラディエーションND等でも構わない。
被写体深度の表示は、ズームやフォーカスの変更に伴い、随時、表示を変更しても構わない。さらに、図8では、深度イメージ部412で表示する深度イメージを、F8.0、F4.0、F2.0の3つのアイリス値の場合に関して説明したが、撮影者等設定する任意のF値に対する深度イメージを表示しても構わない。また、アイリスの動作範囲も、撮影者等設定する任意のF値で制限しても構わない。
また、本実施例のように、レンズ装置とカメラ装置間で通信を行うことで、撮影者の煩雑な作業なく、被写体深度幅、被写体深度位置、被写体の位置関係を逐次更新して表示することができる。この効果は、レンズ装置とカメラ装置が別体型の場合に顕著となる。すなわち、レンズ装置とカメラ装置のセットが常に同一とは限らない場合、互いの状態(ズーム、フォーカス、アイリス、光透過率変更部、シャッタ速度、撮影感度等の状態)も不明である。この場合、上記のように通信を行わないと、互いの状態が分からず、本実施例のように、自動的に被写体深度や被写体深度の変化を表示することはできない。
更に、互いのスペック(ズーム、フォーカス、アイリス、光透過率変更部、シャッタ速度、撮影感度等の設定可能な範囲)も分からず、被写体深度が変わる範囲も自動的に算出することができない。例えば、カメラ装置が、レンズ装置の開放アイリス値(絞り値)を把握できない場合、被写体深度をどこまで浅くできるのか、被写体深度を表示することができない。
以上のように、カメラ装置、レンズ装置、表示装置の間で互いに通信を行い、上記のように各種状態やスペックを互いに把握することは、本発明を実施する場合、重要となる。
(実施例2)
以下、図1、9、10〜13を用いて、本発明の他の一実施例を説明する。本実施例では、実施例1に対して、被写体の距離を、AFセンサにより測距している点と、複数の被写体と被写体深度の関係を表示可能とした点が異なる。以下、主として、この差異の詳細について説明する。
図10は、本発明の撮影システムの機能ブロック図である。図10に示す撮影システムは、図1の実施例1のレンズ装置1に対して、レンズ装置5を用いた点が異なり、レンズ装置5は、レンズ装置1に対して、測距部55を追加した点が異なる。測距部55は、公知公用の位相差センサおよび、被写体距離演算器等で構成されたAF処理部であり、撮影画面上の複数の位置における被写体距離を算出可能な構成をしている。そして、この算出結果は、随時、CPU19へ出力される。
次に、図11を用いて、測距部55における測距のイメージを説明する。図11は、モニタ表示装置4の画面に表示された被写体と、測距部55における測距点を併せて表示した模式図である。図11に示すように、本実施例では、モニタ表示装置4の画面上には、複数のAF測距点が用意されており、被写体1乃至3と重なったAF測距点における距離情報が、測距部55にて演算され、演算結果は、適宜、CPU19へ出力される。
図12は、本実施例における情報表示部41の表示内容の模式図であり、実施例1の情報表示部41の表示内容と比較して、複数の被写体1乃至3を表示している点が異なる。
次に、図13を用いて、本実施例の撮影システムに関わる動作および操作の詳細について説明する。図13は、本実施例のレンズ装置1に関わる動作および操作について説明したフローチャートである。図13に示す本実施例のフローチャートは、図9に示す実施例1のフローチャートと比較して、ステップST07「フォーカス調整」を、ステップST18「AF測距」に入れ替えた点と、ステップST10の後に、ステップST19「設定繰り返し完」の処理を挿入し、ステップST10「被写***置設定」が完了の場合は、ステップST11へ進み、完了していない場合は、ステップST18へ戻る点が異なる。
すなわち、実施例1においては、フォーカス調整により、撮影者のマニュアル操作で被写体距離を検出していたが、本実施例では、AF測距により、自動で被写体距離を検出できるため、撮影者の作業をより一層軽減することができる。また、被写***置設定の設定を繰り返す構成にしたことで、複数の被写***置と被写体深度位置の関係を表示することを可能にしている。
(実施例3)
以下、図10、14〜16を用いて、本発明の更に他の一実施例を説明する。本実施例では、実施例2に対して、モニタ表示装置をタッチパネル式の表示パネルを採用した点と、このタッチパネルに表示されている被写体深度を直接操作することで、撮影者が所望する被写体深度へ、露出値等の煩雑な計算なく、適宜、変更可能とした点が異なる。
以下、主として、この差異の詳細について説明する。図14は、本発明の撮影システムの機能ブロック図である。図14に示す撮影システムは、図10の実施例2のモニタ表示装置4に対して、モニタ表示装置6を用いた点が異なり、モニタ表示装置6は、上記の通り、タッチパネル式の表示装置であり、表示部を直接操作した情報は、適宜、CPU33へ出力される。また、モニタ表示装置6は、情報表示部41の代わりに、情報表示部61を用いている。この点については、以下で説明する。
次に、図15を用いて、モニタ表示装置6の情報表示部のタッチパネル操作について説明する。図15は、モニタ表示装置6の情報表示部61の模式図であり、(A)が、タッチパネル操作前の状態、(B)が、タッチパネル操作後の状態を示す。
(A)のタッチパネル操作前の状態では、アイリス値がF8.0〜F2.0まで変化する場合の深度変化を表示している。ここで、深度が変化する中で、仮に、撮影者が被写体(3)を被写体深度内に入る状態を作りたい考えた場合、一例として、深度イメージ部612のF8.0の深度バーL3を上方向へ指で操作する。その結果、L3がL3’まで上昇し、自動的にアイリス値がF16に変更される。この結果、F8.0⇒F16へ光量が減るため、光量一定を保つために、撮影感度ISOも自動的に、100⇒200へ引き上げられる。
このように、最初に設定された被写体深度位置(幅)では、撮影者の所望の映像効果が得られない場合であっても、本実施例では、上記の通り、タッチパネルを操作するだけで、所望の被写体深度位置(幅)に変更できる。更に、この変更に伴って生じる撮影光量変化も、自動的に対応(撮影感度ISOの変更)することができるという特徴を有する。
以上より、本実施例では、撮影者は、煩雑な作業なしに、ボケの変化具合のイメージを確認できるだけではなく、事前のリハーサルや煩雑な計算をすることなく、一度表示された変化具合のイメージを、その場で修正することも可能としている。
本発明において、表示装置は、レンズ装置、カメラ装置に内包されていても問題なく、また、カメラ装置に、機械絞り部や光透過率可変部があっても構わず、レンズ装置に、シャッタ部などがあっても構わない。さらに、さらに、シャッタは、撮像素子の蓄積時間、機械式シャッタ、液晶シャッタ等、その種類を問わない。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1 レンズ装置、2 フォーカスデマンド装置、3 カメラ装置、
4 モニタ表示装置、5 レンズ装置、6 モニタ表示装置

Claims (8)

  1. 光透過率変更部と光学レンズ部および撮像部を備え、
    前記光学レンズ部の機械絞り部と前記光透過率変更部をそれぞれ駆動することで、露出量を一定に保つ露出一定制御部を有する撮影システムであって、
    前記露出一定制御部が、露出量を一定に保つ制御時の被写界深度または被写界深度の変化を演算する深度演算部を有すること特徴とする撮影システム。
  2. 前記深度演算部は、前記光透過率変更部の調整状態または、前記光学レンズ部の機械絞り部またはズーム部またはフォーカス部の調整状態または、前記撮像部の撮影感度またはシャッタ速度の調整状態のいずれかの調整状態に基づいて、被写界深度または被写界深度の変化を演算することを特徴とする請求項1に記載の撮影システム。
  3. 前記深度演算部は、前記光透過率変更部の調整範囲または、前記光学レンズ部の機械絞り部またはズーム部またはフォーカス部の調整範囲または、前記撮像部の撮影感度またはシャッタ速度の調整範囲のいずれかの調整範囲に基づいて、被写界深度または被写界深度の変化範囲を演算することを特徴とする請求項2に記載の撮影システム。
  4. 前記被写界深度または被写界深度の変化に関する情報を表示する表示部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の撮影システム。
  5. 前記撮影システムの被写体距離を計測する距離計測部を有し、
    前記表示部は、前記被写界深度または、被写界深度の変化に関する情報と被写体距離の関係を表示することを特徴とする請求項4に記載の撮影システム。
  6. 前記距離計測部は、AFセンサの測定結果、もしくはフォーカス位置のいずれかに基づいて、距離を計測することを特徴とする請求項5に記載の撮影システム。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の撮影システムにおけるレンズ装置。
  8. 請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の撮影システムにおけるカメラ装置。
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