JP2016045812A - タッチパッドシステム及びタッチパッド制御用プログラム - Google Patents

タッチパッドシステム及びタッチパッド制御用プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2016045812A
JP2016045812A JP2014170981A JP2014170981A JP2016045812A JP 2016045812 A JP2016045812 A JP 2016045812A JP 2014170981 A JP2014170981 A JP 2014170981A JP 2014170981 A JP2014170981 A JP 2014170981A JP 2016045812 A JP2016045812 A JP 2016045812A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
function
pressing operation
pressing
coordinate output
touch pad
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2014170981A
Other languages
English (en)
Inventor
渡邊 賢治
Kenji Watanabe
賢治 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP2014170981A priority Critical patent/JP2016045812A/ja
Priority to US14/703,680 priority patent/US20160054843A1/en
Publication of JP2016045812A publication Critical patent/JP2016045812A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
    • G06F3/0354Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor with detection of 2D relative movements between the device, or an operating part thereof, and a plane or surface, e.g. 2D mice, trackballs, pens or pucks
    • G06F3/03547Touch pads, in which fingers can move on a surface
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0487Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser
    • G06F3/0488Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using a touch-screen or digitiser, e.g. input of commands through traced gestures

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)

Abstract

【課題】スライド操作を行った後に押圧操作を行う際に、押圧操作のために指を一端止めた位置にかかわらず意図しない右ボタン操作が行われたり改めてスライド操作をやり直したりする必要がなく、操作性の良いタッチパッドシステム及びタッチパッド制御用プログラムを提供する。【解決手段】タッチパッドシステム100では、操作部材10と、座標出力手段20と、押圧検出手段30と、制御手段40と、を備え、制御手段40は、座標出力手段20から出力される座標出力の変化からスライド操作の有無を判断し、操作部材10に押圧操作が行われた際に第1機能の実行を判断する第1領域と、押圧操作が行われた際に第1機能または第2機能の実行を判断する第2領域を設定し、第2領域に押圧操作が行われた際に、押圧操作の前にスライド操作が行われていた場合には第1機能を実行し、スライド操作が行われていない場合には第2機能を実行する。【選択図】図1

Description

本発明は、タッチパッドシステム及びタッチパッド制御用プログラムに関し、特に、操作性の良いタッチパッドシステム及びタッチパッド制御用プログラムに関する。
従来から、ノートブック型携帯式コンピュータ(以下、ノートPCという。)では、入力装置として操作者の手指等の操作体によって近接操作が可能なタッチパッドと右ボタン及び左ボタンが組み合わされたタッチパッド装置が広く用いられている。
近年、複数の手指による操作入力等、入力操作の多様化に伴ってタッチパッドの面積を拡大するため、従来の右ボタン及び左ボタンをタッチパッド上に設定された擬似ボタンに置き換えた入力装置が提案されている。
従来のタッチパッドとしては、下記の特許文献1に記載のタッチパッドが知られている。以下、図7を用いて、特許文献1に記載のタッチパッド900について説明する。図7は、タッチパッド900の構造を説明する図で、図7(a)はタッチパッド900の平面図で、図7(b)は、図7(a)に示すW−W断面図である。
タッチパッド900は、図7(a)に示すように、平坦部901の表面に、擬似ボタン領域905〜913が定義されている。擬似ボタン領域905〜913を含む平坦部901のいずれの場所を押下しても図7(b)に示すスイッチ925は動作する。
擬似ボタン領域905〜913のいずれかの領域を指が押下するとデバイス・ドライバが押下された位置の座標を計算して押下のために指が接触した領域がいずれの擬似ボタン領域かを判断する。
擬似ボタン領域911、913は、タッチパッド900のポインタ移動機能と併用することを目的にしており、それぞれ従来のノートPCに実装されていたマウス・ボタンの左ボタン及び右ボタンに対応させる技術が開示されている。
特開2013‐25422号公報
しかしながら、上述した従来技術のタッチパッドでは、ポインタを移動させるために、タッチパッドの表面を指で軽くなぞるスライド操作を行った後に押圧操作を行う際に、指を一端止めた位置がマウス・ボタンの右ボタンに対応する疑似ボタン領域となった場合、左ボタン操作をすることができない。このため、意図しない右ボタン操作が行われてしまうことや、改めてスライド操作をやり直す必要がある等、操作性が良くないという課題があった。
本発明は、上述した課題を解決するもので、スライド操作を行った後に押圧操作を行う際に、押圧操作のために指を一端止めた位置にかかわらず意図しない右ボタン操作が行われたり改めてスライド操作をやり直したりする必要がなく、操作性の良いタッチパッドシステム及びタッチパッド制御用プログラムを提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明のタッチパッドシステムは、操作部材と、前記操作部材に対する操作体の近接操作を検出し座標出力を行う座標出力手段と、前記操作部材に対する押圧操作を検出する押圧検出手段と、前記座標出力手段及び前記押圧検出手段の検出結果に基づき、近接操作及び押圧操作に対応した制御を行う制御手段と、を備え、前記制御手段は、近接操作によって座標出力手段から出力される座標出力の変化からスライド操作の有無を判断するとともに、前記操作部材に押圧操作が行われた際に第1機能の実行を判断する第1領域と、押圧操作が行われた際に第1機能または第2機能の実行を判断する第2領域を設定し、前記第2領域に押圧操作が行われた際に、押圧操作の前にスライド操作が行われていた場合には第1機能を実行し、スライド操作が行われていない場合には第2機能を実行することを特徴とする。
これによれば、第2領域に押圧操作が行われた際に、押圧操作の前にスライド操作が行われていた場合には第1機能を実行し、スライド操作が行われていない場合には第2機能を実行する。このため、第1機能をマウス・ボタンの左ボタン機能とし、第2機能を右ボタン機能とすることで、スライド操作を行った後に押圧操作を行う際に、押圧操作のために指を一端止めた位置にかかわらず左ボタン操作を行うことができる。これにより、意図しない右ボタン操作が行われたり改めてスライド操作をやり直したりする必要がなくなり、操作性の良いタッチパッドシステムを提供することができる。
また、本発明のタッチパッド制御用プログラムは、座標出力手段の検出結果と押圧検出手段の検出結果と、に基づき、近接操作及び押圧操作に対応した制御を行うタッチパッド制御用プログラムであって、前記タッチパッド制御用プログラムは、座標出力手段の検出結果の変化からスライド操作の有無を判断するとともに、前記近接操作及び前記押圧操作に対応して第1機能の実行を判断する第1領域と、押圧操作が行われた際に第1機能または第2機能の実行を判断する第2領域を設定し、前記第2領域に押圧操作が行われたと判断した際に、押圧操作の前にスライド操作が行われていると判断される場合には第1機能を実行し、スライド操作が行われていないと判断される場合には第2機能を実行することを特徴とする。
これによれば、第2領域に押圧操作が行われたと判断した際に、押圧操作の前にスライド操作が行われていると判断される場合には第1機能を実行し、スライド操作が行われていないと判断される場合には第2機能を実行する。このため、第1機能をマウス・ボタンの左ボタン機能とし、第2機能を右ボタン機能とすることで、スライド操作を行った後に押圧操作を行う際に、押圧操作のために指を一端止めた位置にかかわらず左ボタン操作に対応した制御をすることができる。このように制御することにより、意図しない右ボタン操作が行われたり改めてスライド操作をやり直したりする必要がなくなり、操作性の良いタッチパッド制御プログラムを提供することができる。
本発明によれば、スライド操作を行った後に押圧操作を行う際に、押圧操作のために指を一端止めた位置にかかわらず意図しない右ボタン操作が行われたり改めてスライド操作をやり直したりする必要がなく、操作性の良いタッチパッドシステムを提供することができる。
本発明の実施形態に係るタッチパッドシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るタッチパッドシステムが適用された機器の外観模式図である。 本発明の実施形態に係るタッチパッドシステムの操作部材の説明図である。 本発明の実施形態に係るタッチパッドシステムの押圧検出手段を説明する図である。 操作部材に設定される第1領域及び第2領域を示す模式図である。 本発明の実施形態に係るタッチパッドシステムのタッチパッド制御用プログラムによる動作を示すフローチャートである。 従来技術のタッチパッドの構造を説明する図である。
[第1実施形態]
以下に第1実施形態におけるタッチパッドシステム及びタッチパッド制御用プログラムについて説明する。
まず始めに本実施形態におけるタッチパッドシステム100の構成について図1から図3を用いて説明する。図1はタッチパッドシステム100の構成を示すブロック図である。図2は、タッチパッドシステム100が適用された機器200の外観模式図である。図3はタッチパッドシステム100の操作部材10を説明する図で、図3(a)は操作部材10の平面模式図であり、図3(b)は図3(a)に示すA−A断面図である。図4は、タッチパッドシステム100の押圧検出手段30を説明する図で、図4(a)は押圧操作が行われていない状態を示す模式図であり、図4(b)は押圧操作が行われている状態を示す模式図である。
タッチパッドシステム100は、図1に示すように、操作部材10と、座標出力手段20と、押圧検出手段30と、制御手段40と、を備えている。また、図2に示すようにタッチパッドシステム100が適用された機器200では、操作部材10がキーボード210の手前に設けられたパームレスト部分の中央に操作面10aが露出した状態で取り付けられている。
操作部材10はガラスエポキシ等の樹脂やガラスなどからなる基材11に、図3(a)に示すようにX1‐X2方向に延設された複数の検出電極12が形成されている。また検出電極12との間に図2(b)に示すように絶縁層13を介して、検出電極12と直交するY1‐Y2方向に延設された複数の駆動電極14が形成されている。さらに、検出電極12や駆動電極14が形成された面を覆う保護部材15が設けられ、この保護部材15の表面が操作部材10の操作面10aとなる。
座標出力手段20はASIC等で構成され、複数の配線を介して操作部材10に設けられた複数の検出電極12と複数の駆動電極14に接続されている。座標出力手段20は、操作部材10に設けられた駆動電極14への電圧印加状況及び検出電極12の電圧検出状況に基づき駆動電極14と検出電極12との間の静電容量の変化から、操作部材10に対して操作体Fが近接操作を行っている座標を検出し、座標出力を行う。
押圧検出手段30は、押圧操作が可能なプッシュスイッチが用いられ、図4に示すように操作部材10の下(図4に示すZ2)側に配置されている。操作体Fが操作部材10に対して押圧操作を行っていない状態では、図4(a)に示すように、操作部材10は押圧検出手段30の上(Z1)側で支持された状態となっている。この場合、押圧検出手段30であるプッシュスイッチはオフとなっている。操作体Fが操作部材10に対して押圧操作を行うと、図4(b)に示すように操作部材10が下(Z2)側に移動し押圧検出手段30であるプッシュスイッチがオンとなる。このように押圧検出手段30であるプッシュスイッチは、操作部材10に対する押圧操作の有無をオン、オフの状態と対応して検出することができる。
制御手段40は、図示しないCPU(Central Processing Unit)と、メモリやタイマ機能が備えられ、図1に示すように座標出力手段20と、押圧検出手段30にそれぞれ接続されている。制御手段40は、予めメモリに書き込まれたタッチパッド制御用プログラムに従って座標出力手段20及び押圧検出手段30の検出結果に基づき、近接操作及び押圧操作に対応した制御を行う。また、制御手段40は、タイマ機能による制御間隔の管理や、座標出力手段20や押圧検出手段30の検出結果及びそれらを演算した結果を記憶することなどを行うことができる。
次に本実施形態におけるタッチパッド制御用プログラムによるタッチパッドシステム100の動作について図5及び図6を用いて説明する。図5は操作部材10を示す平面図で、制御手段40が設定する第1領域10b及び第2領域10cを示す模式図である。図6は本実施形態に係るタッチパッドシステム100のタッチパッド制御用プログラムによる動作を示すフローチャートである。図6のフローチャートで示された処理手順は、制御手段40に内蔵されているタイマ機能などによって定期的に繰り返して行われる。
制御手段40は図5に示すように、操作部材10の操作面10aの範囲に押圧操作が行われた際に第1機能の実行を判断する第1領域10bと第1機能または第2機能の実行を判断する第2領域10cを、座標出力手段20から出力される座標出力に対応させて予め設定する。尚、第1機能にはマウス・ボタンの左ボタン機能が割り当てられ、第2機能はマウス・ボタンの右ボタン機能が割り当てられるものとする。
操作体Fによって操作部材10に近接操作が行われ、座標出力手段20から近接操作を行っている座標を検出した結果が、座標出力として出力されると制御手段40は図6のフローチャートに示す動作を開始する。制御手段40は、図6に示すフローチャートの手順S1で、座標出力手段20から座標出力P1(t)を取得し、手順S2へ移行する。
手順S2で制御手段40は、手順S1で取得した座標出力P1(t)をメモリに記憶して手順S3へ移行する。尚、メモリには座標出力を記憶する座標出力記憶領域が設定され、少なくとも所定の初期値または前回取得した座標出力P1(t−1)が記憶されている。
手順S3で制御手段40は、前回取得した座標出力P1(t−1)と今回取得した座標出力P1(t)から操作体Fの移動距離Lを算出して、手順S4へ移行する。尚、前回取得した座標出力に初期値が設定されている場合には移動距離Lを”0” (零)に設定する。
手順S4で制御手段40は、手順S3で算出した移動距離Lを、前回までに算出した累計移動距離ΣLに合算して累計移動距離ΣLを更新して、手順S5へ移行する。
手順S5で制御手段40は、押圧検出手段30の検出結果から押圧操作の有無を判断し、押圧操作が行われていると判断した場合には手順S6へ移行する。また押圧操作されていないと判断した場合には、手順S11へ移行する。
手順S6で制御手段40は、座標出力手段20から座標出力P2を取得し、手順S7へ移行する。
手順S7で制御手段40は、手順S6で取得した座標出力P2が予め設定した第2領域10cの内側か外側かを判断し、第2領域10cの内側と判断した場合には手順S7へ移行し、第2領域10cの外側と判断した場合には手順S10へ移行する。
手順S8で制御手段40は、予め設定されて記憶しているスライド操作が行われことを判断する閾値Kと手順S4で算出した累計移動距離ΣLとを比較する。比較した結果、累計移動距離ΣLが閾値K未満の場合にはスライド操作がされていないと判断して手順S9へ移行し、累計移動距離ΣLが閾値K以上の場合にはスライド操作が行われたと判断し手順S10へ移行する。このように、制御手段40は、近接操作によって座標出力20手段から出力される座標出力P1(t)の変化から累計移動距離ΣLを算出し、予め設定した閾値Kと比較することでスライド操作の有無を判断する。
手順S9では、手順S7で押圧操作が行われたのが第2領域10cの内側であると判断され、手順S8で押圧操作の前にスライド操作が行われていないと判断された場合である。このため制御手段40は、第2機能としてマウス・ボタンの右ボタン機能を実行して手順S12に移行する。
手順S10では、手順S7で押圧操作が行われたのが第2領域10cの外側であると判断された場合と、手順S7で押圧操作が行われたのが第2領域10cの内側であると判断され手順S8で押圧操作の前にスライド操作が行われていたと判断された場合である。このため制御手段40は、第1機能としてマウス・ボタンの左ボタン機能を実行して手順S12に移行する。
手順S11では、手順S5で押圧操作されていないと判断されたので、座標出力が継続して出力されているかを判断し、座標出力が継続して出力されている場合には接触操作が継続しているため、一端処理を終了する。座標出力が継続して出力されていない場合、接触操作が中断されたこととなるため手順12へ移行する。
手順S12では、手順S9または手順S10で第1機能または第2機能が実行された場合、または手順S11で接触操作が中断された場合となる。このため、制御手段40は次の押圧操作時にスライド操作の有無を誤判定しないために、累計移動距離ΣLの値を”0”(零)に消去して処理を終了する。
以下、本実施形態としたことによる効果について説明する。
本実施形態のタッチパッドシステム100では、操作部材10と、操作部材10に対する操作体Fの近接操作を検出し座標出力を行う座標出力手段20と、操作部材10に対する押圧操作を検出する押圧検出手段30と、座標出力手段20及び押圧検出手段30の検出結果に基づき、近接操作及び押圧操作に対応した制御を行う制御手段40と、を備え、制御手段40は、近接操作によって座標出力手段20から出力される座標出力の変化からスライド操作の有無を判断するとともに、操作部材10に押圧操作が行われた際に第1機能の実行を判断する第1領域10bと、押圧操作が行われた際に第1機能または第2機能の実行を判断する第2領域10cを設定し、第2領域10cに押圧操作が行われた際に、押圧操作の前にスライド操作が行われていた場合には第1機能を実行し、スライド操作が行われていない場合には第2機能を実行するように構成した。
これにより、第2領域10cに押圧操作が行われた際に、押圧操作の前にスライド操作が行われていた場合には第1機能を実行し、スライド操作が行われていない場合には第2機能を実行するように動作する。このため、第1機能をマウス・ボタンの左ボタン機能とし、第2機能を右ボタン機能とすることで、スライド操作を行った後に押圧操作を行う際に、押圧操作のために指を一端止めた位置にかかわらず左ボタン操作を行うことができる。これにより、意図しない右ボタン操作が行われたり改めてスライド操作をやり直したりする必要がなくなり、操作性の良いタッチパッドシステムを提供することができる。
また、本実施形態におけるタッチパッド制御用プログラムは、座標出力手段20の検出結果と押圧検出手段30の検出結果と、に基づき、近接操作及び押圧操作に対応した制御を行い、座標出力手段20の検出結果の変化からスライド操作の有無を判断するとともに、近接操作及び押圧操作に対応して第1機能の実行を判断する第1領域10bと、押圧操作が行われた際に第1機能または第2機能の実行を判断する第2領域10cを設定し、第2領域10cに押圧操作が行われたと判断した際に、押圧操作の前にスライド操作が行われていると判断される場合には第1機能を実行し、スライド操作が行われていないと判断される場合には第2機能を実行するように構成した。
これにより、第2領域10cに押圧操作が行われたと判断した際に、押圧操作の前にスライド操作が行われていると判断される場合には第1機能を実行し、スライド操作が行われていないと判断される場合には第2機能を実行する。このため、第1機能をマウス・ボタンの左ボタン機能とし、第2機能を右ボタン機能とすることで、スライド操作を行った後に押圧操作を行う際に、押圧操作のために指を一端止めた位置にかかわらず左ボタン操作に対応した制御をすることができる。このように制御することにより、意図しない右ボタン操作が行われたり改めてスライド操作をやり直したりする必要がなくなり、操作性の良いタッチパッド制御プログラムを提供することができる。
以上のように、本発明の実施形態に係るタッチパッドシステム及びタッチパッド制御用プログラムについて具体的に説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することが可能である。例えば次のように変形して実施することができ、これらの実施形態も本発明の技術的範囲に属する。
(1)本実施形態において、制御手段40は、CPUと、メモリやタイマ機能が備えられている例で説明を行ったが、MPU(Micro Processing Unit)を用いて構成されても良い。このような場合には、タッチパッド制御用プログラムがファームウエアとして実装されるのが好適である。また、制御手段はノートPCの演算装置や記憶装置に該当するもので、タッチパッド制御用プログラムが、ノートPCの演算装置が実行するドライバのプログラムとして構成しても良い。
(2)本実施形態において、操作部材10の操作面10aの範囲に押圧操作が行われた際に第1機能の実行を判断する第1領域10bと第1機能または第2機能の実行を判断する第2領域10cを、設定する例を示して説明を行ったが、2つの機能及び2つの領域に限定されるものではなく3つ以上の機能及び領域が設定されても良い。
(3)本実施形態において、第1機能にはマウス・ボタンの左ボタン機能が割り当てられ、第2機能はマウス・ボタンの右ボタン機能が割り当てられる例を示して説明を行ったが、タッチパッドシステムが適用される機器に対応して機能を変更して実施しても良い。
10 操作部材
10a 操作面
10b 第1領域
10c 第2領域
11 基材
12 検出電極
13 絶縁層
14 駆動電極
15 保護部材
20 座標出力手段
30 押圧検出手段
100 タッチパッドシステム
F 操作体
K 閾値
L 移動距離
ΣL 累計移動距離


Claims (2)

  1. 操作部材と、
    前記操作部材に対する操作体の近接操作を検出し座標出力を行う座標出力手段と、
    前記操作部材に対する押圧操作を検出する押圧検出手段と、
    前記座標出力手段及び前記押圧検出手段の検出結果に基づき、近接操作及び押圧操作に対応した制御を行う制御手段と、を備えたタッチパッドシステムであって、
    前記制御手段は、近接操作によって座標出力手段から出力される座標出力の変化からスライド操作の有無を判断するとともに、
    前記操作部材に押圧操作が行われた際に第1機能の実行を判断する第1領域と、押圧操作が行われた際に第1機能または第2機能の実行を判断する第2領域を設定し、
    前記第2領域に押圧操作が行われた際に、押圧操作の前にスライド操作が行われていた場合には第1機能を実行し、スライド操作が行われていない場合には第2機能を実行することを特徴とするタッチパッドシステム。
  2. 座標出力手段の検出結果と押圧検出手段の検出結果と、に基づき、近接操作及び押圧操作に対応した制御を行うタッチパッド制御用プログラムであって、
    前記タッチパッド制御用プログラムは、座標出力手段の検出結果の変化からスライド操作の有無を判断するとともに、
    前記近接操作及び前記押圧操作に対応して第1機能の実行を判断する第1領域と、押圧操作が行われた際に第1機能または第2機能の実行を判断する第2領域を設定し、
    前記第2領域に押圧操作が行われたと判断した際に、押圧操作の前にスライド操作が行われていると判断される場合には第1機能を実行し、スライド操作が行われていないと判断される場合には第2機能を実行することを特徴とするタッチパッド制御用プログラム。


JP2014170981A 2014-08-25 2014-08-25 タッチパッドシステム及びタッチパッド制御用プログラム Withdrawn JP2016045812A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014170981A JP2016045812A (ja) 2014-08-25 2014-08-25 タッチパッドシステム及びタッチパッド制御用プログラム
US14/703,680 US20160054843A1 (en) 2014-08-25 2015-05-04 Touch pad system and program for touch pad control

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014170981A JP2016045812A (ja) 2014-08-25 2014-08-25 タッチパッドシステム及びタッチパッド制御用プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016045812A true JP2016045812A (ja) 2016-04-04

Family

ID=55348308

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014170981A Withdrawn JP2016045812A (ja) 2014-08-25 2014-08-25 タッチパッドシステム及びタッチパッド制御用プログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20160054843A1 (ja)
JP (1) JP2016045812A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101776803B1 (ko) * 2016-03-15 2017-09-19 현대자동차주식회사 터치 입력장치 및 이를 포함하는 차량
CN109710162B (zh) * 2018-09-03 2021-06-04 天翼电子商务有限公司 一种利用压力感应触摸屏快速操作选择器组的方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003276525A (ja) * 2002-03-22 2003-10-02 Toyota Motor Corp タッチパネル複合スイッチ
JP2005128700A (ja) * 2003-10-22 2005-05-19 Clarion Co Ltd 電子機器、及び、その制御方法
JP2009217814A (ja) * 2008-01-04 2009-09-24 Apple Inc タッチ表面の端部領域におけるタッチ接触の選択的拒否
US20100001967A1 (en) * 2008-07-07 2010-01-07 Yoo Young Jin Mobile terminal and operation control method thereof

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7911456B2 (en) * 1992-06-08 2011-03-22 Synaptics Incorporated Object position detector with edge motion feature and gesture recognition
GB2446702A (en) * 2007-02-13 2008-08-20 Qrg Ltd Touch Control Panel with Pressure Sensor

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003276525A (ja) * 2002-03-22 2003-10-02 Toyota Motor Corp タッチパネル複合スイッチ
JP2005128700A (ja) * 2003-10-22 2005-05-19 Clarion Co Ltd 電子機器、及び、その制御方法
JP2009217814A (ja) * 2008-01-04 2009-09-24 Apple Inc タッチ表面の端部領域におけるタッチ接触の選択的拒否
US20100001967A1 (en) * 2008-07-07 2010-01-07 Yoo Young Jin Mobile terminal and operation control method thereof

Also Published As

Publication number Publication date
US20160054843A1 (en) 2016-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5950597B2 (ja) 情報処理装置およびその制御方法
JP5640486B2 (ja) 情報表示装置
US20150242017A1 (en) Capacitive finger navigation module and manufacturing method thereof
JP5659254B2 (ja) 入力操作受付装置、および閾値調整方法
US10649555B2 (en) Input interface device, control method and non-transitory computer-readable medium
US9069431B2 (en) Touch pad
JP6245641B2 (ja) タッチパッド入力装置およびタッチパッド制御プログラム
JP6236640B2 (ja) 静電容量式センサを用いた検出方法と電子機器
WO2012111227A1 (ja) タッチ式入力装置、電子機器および入力方法
JP2015230693A (ja) 情報処理装置、入力方法、コンピュータプログラム、及び記録媒体
JP2016045812A (ja) タッチパッドシステム及びタッチパッド制御用プログラム
JP6647901B2 (ja) 静電入力装置、静電入力装置用プログラム
JP2012164047A (ja) 情報処理装置
JP5998085B2 (ja) 入力装置
JP6308528B2 (ja) 静電容量式入力装置
WO2020195835A1 (ja) タッチ位置検出システム
TWI709891B (zh) 觸控裝置及其操作方法
US20130300685A1 (en) Operation method of touch panel
JP6292621B2 (ja) 入力装置
JP5914419B2 (ja) 入力装置、電子機器
KR101711754B1 (ko) 원단과 일체로 형성된 텍스타일형 제어 장치
JP2015011610A (ja) ボタン兼用型タッチパッド入力装置
TW201349046A (zh) 觸控感應輸入系統
JP6079857B2 (ja) 情報処理装置
JP2016218543A (ja) 検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171031

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20171225